JP2799577B2 - 抗カビエアゾール剤 - Google Patents
抗カビエアゾール剤Info
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-
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- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q17/00—Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
- A61Q17/005—Antimicrobial preparations
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特定のカビに対する抗カビエアゾール剤、よ
り詳しくは1種以上のヒノキ科植物から得られる精油を
含有することを特徴とするペニシリウム、リゾープス及
びクラドスポリウムより選ばれる1種以上のカビに対す
る抗カビエアゾール剤に関する。
り詳しくは1種以上のヒノキ科植物から得られる精油を
含有することを特徴とするペニシリウム、リゾープス及
びクラドスポリウムより選ばれる1種以上のカビに対す
る抗カビエアゾール剤に関する。
周知の通り、我が国はカビの増殖に好適な高温多湿地
域であるため、カビ汚染による食品・飼料の腐敗,変敗
をはじめ、化粧品,繊維,革,電子機器製品等の品質劣
化や浴室,冷蔵庫,室内の壁,靴箱,物置等にも増殖
し、環境汚染を生じ易く社会的に大きな問題となってい
る。
域であるため、カビ汚染による食品・飼料の腐敗,変敗
をはじめ、化粧品,繊維,革,電子機器製品等の品質劣
化や浴室,冷蔵庫,室内の壁,靴箱,物置等にも増殖
し、環境汚染を生じ易く社会的に大きな問題となってい
る。
従来、これらのカビによる被害を防止するため種々の
抗カビエアゾール剤が市販されているが、使用される抗
カビ物質は、有機水銀剤,PCP,パラクロロメタキシドー
ル等の合成薬剤やアルコール等であった。
抗カビエアゾール剤が市販されているが、使用される抗
カビ物質は、有機水銀剤,PCP,パラクロロメタキシドー
ル等の合成薬剤やアルコール等であった。
これら抗カビエアゾール剤は、使用が簡便である反
面、浴室や冷蔵庫あるいは室内等へ噴霧の際、抗カビ物
質の人体への直接吸入や、食品,食器等への付着による
人体への間接的取り込みを生じ易く、その安全性が問題
視されている。またアルコール類を有効成分とする抗カ
ビエアゾール剤は、食品にアルコール臭が残るため、食
品の品質劣化を招く等の欠点がある。
面、浴室や冷蔵庫あるいは室内等へ噴霧の際、抗カビ物
質の人体への直接吸入や、食品,食器等への付着による
人体への間接的取り込みを生じ易く、その安全性が問題
視されている。またアルコール類を有効成分とする抗カ
ビエアゾール剤は、食品にアルコール臭が残るため、食
品の品質劣化を招く等の欠点がある。
本発明は、上述の実状に鑑み、効果が強く安全性の極
めて高い抗カビエアゾール剤を提供することを目的とす
る。
めて高い抗カビエアゾール剤を提供することを目的とす
る。
本発明者等は、安全性の点から化学合成品より望まし
いと考えられる天然資源の抗カビ物質について検討した
結果、アスナロ属のアスナロ(Thujopsis dolabrat
a),ヒノキアスナロ(Thujopsis dorabrata var. hon
dai),ネズミサシ属のイブキ(Juniperus chinensi
s),ハイネズ(Juniperus coneferta),クロベ属の
クロベ(Thuja standishii),ウェスタン・レッド・
シーダー(Thuja plicata),インセンスシーダー属の
インセンスシーダー(Libocednus decurrens),ヒノ
キ類のタイワンヒノキ(Chamaecyparis obtusa var. f
ormosand)等のヒノキ科植物から得られる精油が高い抗
カビ活性を示し、これを含有する抗カビエアゾール剤が
優れた抗カビ効果を示すことを見い出し、本発明を完成
した。
いと考えられる天然資源の抗カビ物質について検討した
結果、アスナロ属のアスナロ(Thujopsis dolabrat
a),ヒノキアスナロ(Thujopsis dorabrata var. hon
dai),ネズミサシ属のイブキ(Juniperus chinensi
s),ハイネズ(Juniperus coneferta),クロベ属の
クロベ(Thuja standishii),ウェスタン・レッド・
シーダー(Thuja plicata),インセンスシーダー属の
インセンスシーダー(Libocednus decurrens),ヒノ
キ類のタイワンヒノキ(Chamaecyparis obtusa var. f
ormosand)等のヒノキ科植物から得られる精油が高い抗
カビ活性を示し、これを含有する抗カビエアゾール剤が
優れた抗カビ効果を示すことを見い出し、本発明を完成
した。
以下、本発明につき詳述する。
即ち、本発明は1種以上のヒノキ科植物から得られる
精油を含有することを特徴とする抗カビエアゾール剤で
ある。
精油を含有することを特徴とする抗カビエアゾール剤で
ある。
本発明に使用する精油は、1種以上のヒノキ科の植物
体を原料として水蒸気蒸留あるいは有機溶媒抽出等の方
法により得られる精油を指し、樹木,枝葉,根及び種子
等その抽出部位及び製法については何ら限定するもので
はない。
体を原料として水蒸気蒸留あるいは有機溶媒抽出等の方
法により得られる精油を指し、樹木,枝葉,根及び種子
等その抽出部位及び製法については何ら限定するもので
はない。
例えば、石鹸香料製造原料やヒノキチオール原料とし
て水蒸気蒸留法により工業的に製造されるヒノキ科植物
の精油等は好適に使用できる。
て水蒸気蒸留法により工業的に製造されるヒノキ科植物
の精油等は好適に使用できる。
有機溶媒抽出に使用する有機溶媒としては、メタノー
ル,エタノール,プロパノール等のアルコール類;メチ
ルエーテル,エチルエーテル等のエーテル類;メチルエ
チルケトン,アセトン等のケトン類;酢酸エチル等のエ
ステル類;クロロホルム,ジクロロメタン等のハロゲン
化炭化水素類;ヘキサン,ベンゼン,トルエン等の炭化
水素類等が好適に使われる。
ル,エタノール,プロパノール等のアルコール類;メチ
ルエーテル,エチルエーテル等のエーテル類;メチルエ
チルケトン,アセトン等のケトン類;酢酸エチル等のエ
ステル類;クロロホルム,ジクロロメタン等のハロゲン
化炭化水素類;ヘキサン,ベンゼン,トルエン等の炭化
水素類等が好適に使われる。
尚、これら精油は古来、建築用材あるいは食器用材と
して使用されているヒノキ科植物を原料として製造され
る精油であり、その安全性が高い。
して使用されているヒノキ科植物を原料として製造され
る精油であり、その安全性が高い。
本発明の抗カビエアゾール剤は、1種以上のヒノキ科
植物の精油を溶剤に溶解または乳化または分散した原液
をエアゾール容器に入れ、噴射剤を添加することにより
得られる。原液には必要に応じて他の有効成分,界面活
性剤,香料等を添加することができる。
植物の精油を溶剤に溶解または乳化または分散した原液
をエアゾール容器に入れ、噴射剤を添加することにより
得られる。原液には必要に応じて他の有効成分,界面活
性剤,香料等を添加することができる。
本発明の抗カビエアゾール剤に含有される有効成分の
量は、その使用目的に応じ適宜選択できるが、一般には
0.1〜85重量%の範囲が実用性の面で好ましい。
量は、その使用目的に応じ適宜選択できるが、一般には
0.1〜85重量%の範囲が実用性の面で好ましい。
溶剤としては、特に限定するものではないが、エタノ
ール,プロパノール,イソプロパノール,ケロシン,ア
セトン,水等及びこれらの混合物が好適に使用できる。
ール,プロパノール,イソプロパノール,ケロシン,ア
セトン,水等及びこれらの混合物が好適に使用できる。
噴射剤としては、液化石油ガス,ジメチルエーテル,
フロン,窒素,二酸化炭素等を用いることができる。こ
れらの噴射剤は該噴射剤の圧力が通常20℃で1.0〜7.4Kg
/cm2であり、好ましくは2.0〜6.0Kg/cm2となるようにす
るためエアゾール剤中に通常使用する濃度範囲で用いら
れる。また前記エアゾール容器は、公知のエアゾール容
器の他に圧縮ガス容器等を用いることもできる。
フロン,窒素,二酸化炭素等を用いることができる。こ
れらの噴射剤は該噴射剤の圧力が通常20℃で1.0〜7.4Kg
/cm2であり、好ましくは2.0〜6.0Kg/cm2となるようにす
るためエアゾール剤中に通常使用する濃度範囲で用いら
れる。また前記エアゾール容器は、公知のエアゾール容
器の他に圧縮ガス容器等を用いることもできる。
本発明の抗カビエアゾール剤は、他の抗菌性物質を有
効成分として併用することができる。
効成分として併用することができる。
抗菌性物質としては、エチルアルコール等のアルコー
ル類及び動植物由来の抵菌性物質等をあげることができ
る。その場合の添加量は、使用目的に応じて適宜に決定
される。
ル類及び動植物由来の抵菌性物質等をあげることができ
る。その場合の添加量は、使用目的に応じて適宜に決定
される。
界面活性剤としては、各種石鹸類,高級アルコール硫
酸エステル,ポリオキシエチレン樹脂アルコールエーテ
ル,ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル,ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル,脂肪酸グリセリド,
ソルビタン脂肪酸エステル,アルキルアリルスルホン酸
塩等をあげることができる。
酸エステル,ポリオキシエチレン樹脂アルコールエーテ
ル,ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル,ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル,脂肪酸グリセリド,
ソルビタン脂肪酸エステル,アルキルアリルスルホン酸
塩等をあげることができる。
本発明の抗カビエアゾール剤は、安全性が極めて高
く、各種の抗カビ用途に使用できる。例えば、食品はも
ちろん人が接触する可能性の高い、浴室,室内,冷蔵庫
内,物置,靴箱,カーペット,畳等に使用してカビによ
る被害を防ぐことができる。
く、各種の抗カビ用途に使用できる。例えば、食品はも
ちろん人が接触する可能性の高い、浴室,室内,冷蔵庫
内,物置,靴箱,カーペット,畳等に使用してカビによ
る被害を防ぐことができる。
以下に実施例,参考例および試験例により本発明を説
明する。実施例および参考例に使用した精油は、ヒノキ
アスナロから得られた精油である。
明する。実施例および参考例に使用した精油は、ヒノキ
アスナロから得られた精油である。
実施例1. 精油100重量部と液化石油ガス20重量部とをエアゾー
ル用耐圧缶に充填し、本発明の抗カビエアゾール剤を得
た。
ル用耐圧缶に充填し、本発明の抗カビエアゾール剤を得
た。
実施例2. 精油100重量部とエタノール10重量部を混合した。こ
れとフロン20重量部とをエアゾール用耐圧缶に充填し、
本発明の抗カビエアゾール剤を得た。
れとフロン20重量部とをエアゾール用耐圧缶に充填し、
本発明の抗カビエアゾール剤を得た。
参考例1.各種カビ類に対する精油の抗カビ活性の測定 ガス検定法を用いて活性を測定した。まず、ポリエチ
レン製蓋付きアイスクリームカップ(リスパック株式会
社製,60ml容)を70%アルコールで殺菌し、その中にあ
らかじめオートクレーブ(120℃,15分間)したポテトデ
キストロース寒天培地(栄研化学株式会社製)10mlを添
加し、寒天平板を作製する。その寒天平板上に試験カビ
を1白金耳植菌する。植菌類1白金耳当り、約1×104
個である。
レン製蓋付きアイスクリームカップ(リスパック株式会
社製,60ml容)を70%アルコールで殺菌し、その中にあ
らかじめオートクレーブ(120℃,15分間)したポテトデ
キストロース寒天培地(栄研化学株式会社製)10mlを添
加し、寒天平板を作製する。その寒天平板上に試験カビ
を1白金耳植菌する。植菌類1白金耳当り、約1×104
個である。
次にカップの蓋上に小型シャーレ(直径32mm,深さ10m
m)を置き、その中に所定量の精油を添加し、さらに植
菌済アイスクリームカップを逆さまにして蓋を密着させ
る。
m)を置き、その中に所定量の精油を添加し、さらに植
菌済アイスクリームカップを逆さまにして蓋を密着させ
る。
次に蓋付きアイスクリームカップを逆さまにしたま
ま、25℃,4日間培養後、容積50ml当りの気体最小発育阻
止濃度(mg/50ml)として精油の抗カビ活性を測定し、
容積1当りの気体最小発育阻止濃度MIC(g/)に換
算し表示した。
ま、25℃,4日間培養後、容積50ml当りの気体最小発育阻
止濃度(mg/50ml)として精油の抗カビ活性を測定し、
容積1当りの気体最小発育阻止濃度MIC(g/)に換
算し表示した。
測定結果を第1表に示す。
参考例2.空中浮遊菌に対する精油の抗カビ活性 参考例1と同様にアイスクリームカップを用い寒天平
板を作製する。
板を作製する。
次に、このアイスクリームカップを室内に1時間開放
したまま放置し、さらに参考例1と同様に精油を添加
後、25℃,4日間培養し、寒天平板上に発育したカビ数を
測定した。
したまま放置し、さらに参考例1と同様に精油を添加
後、25℃,4日間培養し、寒天平板上に発育したカビ数を
測定した。
結果を第2表に示す。
試験例1. 実施例1で調製した抗カビエアゾール剤を用いて、室
内及び冷蔵庫内浮遊菌に対する効果を試験した。
内及び冷蔵庫内浮遊菌に対する効果を試験した。
まず、丸型シャーレにポテトデキストロース寒天培地
の寒天平板を作製し、室内及び冷蔵庫内で1時間開放
し、空中浮遊菌を捕集した。
の寒天平板を作製し、室内及び冷蔵庫内で1時間開放
し、空中浮遊菌を捕集した。
次に、本発明抗カビエアゾール剤を寒天平板より50cm
の距離から4秒間スプレーし、風乾後25℃,4日間培養
し、カビ数を測定した。
の距離から4秒間スプレーし、風乾後25℃,4日間培養
し、カビ数を測定した。
対照として精製水100重量部と液化石油ガス20重量部
とをエアゾール用耐圧缶に充填したものをスプレーして
同様の測定を行った。
とをエアゾール用耐圧缶に充填したものをスプレーして
同様の測定を行った。
結果を第3表に示す。
表中の数値は、各区3枚の寒天平板に発育したカビ数
の平均値を示す。
の平均値を示す。
試験例2. 実施例2で調製した抗カビエアゾール剤用いて靴箱内
壁の付着菌に対する効果を試験した。まず家庭用靴箱に
抗カビエアゾール剤をくまなくスプレーし、スプレーす
る前とスプレーした後の1時間経過後の内壁のカビ数を
測定した。測定に供したのは、真菌用「フードスタン
プ」(日本製薬株式会社製)であり、組成は次の通りで
ある。
壁の付着菌に対する効果を試験した。まず家庭用靴箱に
抗カビエアゾール剤をくまなくスプレーし、スプレーす
る前とスプレーした後の1時間経過後の内壁のカビ数を
測定した。測定に供したのは、真菌用「フードスタン
プ」(日本製薬株式会社製)であり、組成は次の通りで
ある。
ブドウ糖4%,ペプトン1%,寒天1.5%,pH6.0。
カビの採取位置は、靴箱内壁の3箇所から採取し、25
℃,4日間培養後、フードスタンプ(断面積10cm2)上に
発育したカビ数を計り3箇所の平均から内壁10cm2当り
のカビ数を測定した。
℃,4日間培養後、フードスタンプ(断面積10cm2)上に
発育したカビ数を計り3箇所の平均から内壁10cm2当り
のカビ数を測定した。
結果を第4表に示す。
表中の数値は、採取した3箇所の平均から内壁10cm2
当りのカビ数を示す。
当りのカビ数を示す。
以上の実施例、試験例から明らかなようにヒノキ科植
物から得られる精油を含有する本発明の抗カビエアゾー
ル剤は空中遊離菌及び壁の付着菌等に対して高い抗カビ
効果を示す。
物から得られる精油を含有する本発明の抗カビエアゾー
ル剤は空中遊離菌及び壁の付着菌等に対して高い抗カビ
効果を示す。
また本発明の有効成分である、ヒノキ科植物の精油は
安全性が極めて高く、さらにはこの精油が豊富な天然資
源であるというヒノキ科植物を原料として安価に入手で
きるという特長を有する。
安全性が極めて高く、さらにはこの精油が豊富な天然資
源であるというヒノキ科植物を原料として安価に入手で
きるという特長を有する。
また本発明の抗カビエアゾール剤は、その使用方法が
簡単であることから、食品・飼料,化粧品,衣料品等の
各種製品の保存性向上に貢献することは勿論、住環境の
衛生上、極めて有用である。
簡単であることから、食品・飼料,化粧品,衣料品等の
各種製品の保存性向上に貢献することは勿論、住環境の
衛生上、極めて有用である。
フロントページの続き (72)発明者 山崎 長孝 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽 化学株式会社内 審査官 大久保 元治 (56)参考文献 特開 昭49−85230(JP,A) 特開 昭61−279247(JP,A) 特開 昭50−46843(JP,A) 特開 昭62−194909(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 65/00 A01N 25/06
Claims (1)
- 【請求項1】1種以上のヒノキ科植物から得られる精油
を含有することを特徴とするペニシリウム、リゾープス
及びクラドスポリウムより選ばれる1種以上のカビに対
する抗カビエアゾール剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63261098A JP2799577B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 抗カビエアゾール剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63261098A JP2799577B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 抗カビエアゾール剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02108610A JPH02108610A (ja) | 1990-04-20 |
JP2799577B2 true JP2799577B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=17357058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63261098A Expired - Fee Related JP2799577B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 抗カビエアゾール剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799577B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100687299B1 (ko) | 2005-09-15 | 2007-05-10 | 충남대학교산학협력단 | 휘산된 에센셜 오일의 처리에 의한 저장병해 방제 방법 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640834A (ja) * | 1991-01-30 | 1994-02-15 | Calfa Chem Kk | 天然制菌物質より成るスプレー及びその製法 |
JP2770211B2 (ja) * | 1993-12-21 | 1998-06-25 | 北清技研有限会社 | 天然ヒバ油系防カビ剤及びその製造方法 |
AU709959B2 (en) * | 1997-01-22 | 1999-09-09 | Bretts Pty Limited | Pesticide formulation |
CN105771827A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-07-20 | 上海应用技术学院 | 一种水溶性植物精油纳米粒的制备方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4985230A (ja) * | 1972-12-21 | 1974-08-15 | ||
CA976481A (en) * | 1973-01-15 | 1975-10-21 | The Dow Chemical Company | Spray disinfectant aerosol |
JPS61279247A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-10 | 日本エフディ株式会社 | ヒバ油等の中性成分を含有する清拭剤 |
JPH0232241B2 (ja) * | 1987-08-05 | 1990-07-19 | Aomoriken | Tennenseishodoku*satsukinzai |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP63261098A patent/JP2799577B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100687299B1 (ko) | 2005-09-15 | 2007-05-10 | 충남대학교산학협력단 | 휘산된 에센셜 오일의 처리에 의한 저장병해 방제 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02108610A (ja) | 1990-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |