JP2790429B2 - ガラス板の移載装置 - Google Patents
ガラス板の移載装置Info
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- JP2790429B2 JP2790429B2 JP6009709A JP970994A JP2790429B2 JP 2790429 B2 JP2790429 B2 JP 2790429B2 JP 6009709 A JP6009709 A JP 6009709A JP 970994 A JP970994 A JP 970994A JP 2790429 B2 JP2790429 B2 JP 2790429B2
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- glass plate
- traveling
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- guide
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G49/00—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
- B65G49/05—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
- B65G49/06—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
- B65G49/061—Lifting, gripping, or carrying means, for one or more sheets forming independent means of transport, e.g. suction cups, transport frames
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65G49/063—Transporting devices for sheet glass
- B65G49/064—Transporting devices for sheet glass in a horizontal position
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス板を他の位置に
移乗せしめるガラス板の移載装置に関し、詳細には位置
決めしたガラス板を検査型に移乗せしめるのに最適な移
載装置に係るものである。
移乗せしめるガラス板の移載装置に関し、詳細には位置
決めしたガラス板を検査型に移乗せしめるのに最適な移
載装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の移載装置としては色々の提案
があり、例えば特公昭53−17609号の公報には、
底部間隔孔を有する曲げ型を搬送するコンベア機構、該
コンベアの下方に設けられ、該コンベアと前記曲げ型を
通して昇降可能にのびる硝子板受け機構、および、この
受け機構上に硝子板を吊下げ移乗させるホイスト機構を
有する曲げ型への硝子板自動移乗装置、また自動車、航
空機、船舶等の窓ガラスに使用されるガラス板は特異の
形状で弯曲されたガラス板が所望の形状に成形されてい
るか否かを判断する為に、該ガラスを寸法基準面と曲率
基準面を備えた専用の弯曲ガラスの基準検査型上に移載
するものとして、先に本出願人が提案した特願平4−2
27119号では、傾斜させた検査型に2枚のガラス板
を浮揚アームに装着して前方に押圧する前面案内プッシ
ャ手段と、前記検査型側に設け起立の前記弯曲ガラス側
へ突出入する背面案内押圧手段とを配設した弯曲ガラス
の移載装置を提案した。
があり、例えば特公昭53−17609号の公報には、
底部間隔孔を有する曲げ型を搬送するコンベア機構、該
コンベアの下方に設けられ、該コンベアと前記曲げ型を
通して昇降可能にのびる硝子板受け機構、および、この
受け機構上に硝子板を吊下げ移乗させるホイスト機構を
有する曲げ型への硝子板自動移乗装置、また自動車、航
空機、船舶等の窓ガラスに使用されるガラス板は特異の
形状で弯曲されたガラス板が所望の形状に成形されてい
るか否かを判断する為に、該ガラスを寸法基準面と曲率
基準面を備えた専用の弯曲ガラスの基準検査型上に移載
するものとして、先に本出願人が提案した特願平4−2
27119号では、傾斜させた検査型に2枚のガラス板
を浮揚アームに装着して前方に押圧する前面案内プッシ
ャ手段と、前記検査型側に設け起立の前記弯曲ガラス側
へ突出入する背面案内押圧手段とを配設した弯曲ガラス
の移載装置を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】特公昭53−176
09号の公報のものは、搬送されるガラス板に加え曲げ
型の搬送移動から構成されるため、両者の移動により位
置決め精度が低く、上下動による受渡しからタクトタイ
ムに時間を要す受渡し装置となることが懸念され、特願
平4−227119号の場合には、傾いて配設された検
査型に移載する装置と限定されて、例えば特開昭58−
198710号の公報、特開昭61−47510号の公
報、さらには実開昭63−96406号の公報等に記載
されている水平状に置かれた通常の検査型では採用する
ことは出来ず、水平に置かれた該検査型への移乗の場合
には、位置決めされたガラス板をロボットのアームで吸
着し移動により移乗せしめる場合が多く、検査型への移
乗には該アームのタクト時間、位置決めと移載との複雑
な機構を配設しなければ成らず、機構間のタクトタイム
あるいは位置ずれ、さらにはその装置の過大な費用に問
題があった。
09号の公報のものは、搬送されるガラス板に加え曲げ
型の搬送移動から構成されるため、両者の移動により位
置決め精度が低く、上下動による受渡しからタクトタイ
ムに時間を要す受渡し装置となることが懸念され、特願
平4−227119号の場合には、傾いて配設された検
査型に移載する装置と限定されて、例えば特開昭58−
198710号の公報、特開昭61−47510号の公
報、さらには実開昭63−96406号の公報等に記載
されている水平状に置かれた通常の検査型では採用する
ことは出来ず、水平に置かれた該検査型への移乗の場合
には、位置決めされたガラス板をロボットのアームで吸
着し移動により移乗せしめる場合が多く、検査型への移
乗には該アームのタクト時間、位置決めと移載との複雑
な機構を配設しなければ成らず、機構間のタクトタイム
あるいは位置ずれ、さらにはその装置の過大な費用に問
題があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、水平状に置
かれた検査型への移載を位置決めと兼用した簡易な機構
で、位置ずれを起こすこと無く、素早く確実に移載する
装置の提供を目的として、架台上の並列のレールに沿い
前後動自在な板状の走行台の四隅に、立設するガイドに
沿って上下動自在な板状のヘッド支持台を設け、該ヘッ
ド支持台上に前後方向に延設し固着する走行ガイドを並
設し、該走行ガイドに沿って前後動自在でガラス板を支
持するビーム状の走行ヘッドに、前方と後方あるいはそ
の逆方向に遠近し該ガラス板の対向端縁と当接挟持ある
いは開放し、かつ前後方向の位置決めを兼ねる上方に突
起した一対のロールを設け、前記走行台と前記走行ヘッ
ドと前記ロールとの前後動および上下動する前記ヘッド
支持台の駆動手段は、リニア・ガイドとボールねじとサ
ーボモーターとの組み合わせからなるガラス板の移載装
置を提供する。
かれた検査型への移載を位置決めと兼用した簡易な機構
で、位置ずれを起こすこと無く、素早く確実に移載する
装置の提供を目的として、架台上の並列のレールに沿い
前後動自在な板状の走行台の四隅に、立設するガイドに
沿って上下動自在な板状のヘッド支持台を設け、該ヘッ
ド支持台上に前後方向に延設し固着する走行ガイドを並
設し、該走行ガイドに沿って前後動自在でガラス板を支
持するビーム状の走行ヘッドに、前方と後方あるいはそ
の逆方向に遠近し該ガラス板の対向端縁と当接挟持ある
いは開放し、かつ前後方向の位置決めを兼ねる上方に突
起した一対のロールを設け、前記走行台と前記走行ヘッ
ドと前記ロールとの前後動および上下動する前記ヘッド
支持台の駆動手段は、リニア・ガイドとボールねじとサ
ーボモーターとの組み合わせからなるガラス板の移載装
置を提供する。
【0005】
【作用】前後方向の所定の位置と所定の高さに留まり、
左右を他の手段で、前後をロールにより挟持して位置決
めされた走行ヘッド上のガラス板を、走行ガイドに沿っ
て所定の位置まで前進し、前方に配設する三分割した検
査型上に突入後ガラス板を挟持したロールの開放と連動
してガイドに沿って降下し後退すれば該検査型上にガラ
ス板を載置するもので、前後、上下動の駆動手段を数値
制御することにより走行ヘッド上に位置決めされた前記
ガラス板を検査型の決められた位置に移載するように
し、走行ヘッド上にガラス板を位置決めしその移乗せし
める移動を挟持しながら走行ヘッド自身が行うのでより
確実でより短いタクトタイムとなり、大型ガラス板によ
り走行ヘッドの前方へのストローク不足の場合には、レ
ールに沿って数値制御される前後動の走行台と前記走行
ヘッドの前後動とを組み合わせればよくい。
左右を他の手段で、前後をロールにより挟持して位置決
めされた走行ヘッド上のガラス板を、走行ガイドに沿っ
て所定の位置まで前進し、前方に配設する三分割した検
査型上に突入後ガラス板を挟持したロールの開放と連動
してガイドに沿って降下し後退すれば該検査型上にガラ
ス板を載置するもので、前後、上下動の駆動手段を数値
制御することにより走行ヘッド上に位置決めされた前記
ガラス板を検査型の決められた位置に移載するように
し、走行ヘッド上にガラス板を位置決めしその移乗せし
める移動を挟持しながら走行ヘッド自身が行うのでより
確実でより短いタクトタイムとなり、大型ガラス板によ
り走行ヘッドの前方へのストローク不足の場合には、レ
ールに沿って数値制御される前後動の走行台と前記走行
ヘッドの前後動とを組み合わせればよくい。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係わるガラス板の移載装置の
構成について図面に基づき詳細に説明する。
構成について図面に基づき詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の実施例を説明する移載状
態を示す一部を切欠省略した斜視図で、図2は、図1の
A−A切断した断面部分を前方検査型方向から見た一部
を切欠した断面図を示す。
態を示す一部を切欠省略した斜視図で、図2は、図1の
A−A切断した断面部分を前方検査型方向から見た一部
を切欠した断面図を示す。
【0008】図1において、前方に、三分割して空間部
20を設けた検査型21に被検査材を移乗せしめる本発
明の移載装置2は、架台3上の両サイドに対で前後方向
に延設のレール4、4と、該架台の切欠部分に配設する
走行駆動モータ5から延設の走行用ボールネジ6と、該
ボールネジと螺合する図示されないナットとをもって、
前記レール4、4上に前後動自在で位置決め可能な板状
体からなる走行台7を配設し、該走行台上の四隅に立設
したガイド8、8、8、8には図示されない上下駆動モ
ータと上方に延設の上下用ボールネジ9と図示されない
ナットにより上下動自在に昇降する板状のヘッド支持台
10を設け、該ヘッド支持台上には左右に間隔をあけて
走行ガイド11、11を固着並設し、該走行ガイドには
ヘッド走行台10上に着座する前後動モータ15からベ
ルト16を介して前後動用ボールネジ19、19を回動
せしめ、該ボールネジに螺合のナット23を介して走行
レール25に沿って前後方向に移動、かつ長辺と短辺と
からなる略四辺形の載置したガラス板17を支持するビ
ーム状の走行ヘッド14、14を支持状に設け、該走行
ヘッドにはその端部に配設する位置決めモータ12と連
結しその中心を挟んで両側に逆ネジを設けたボールねじ
24により台座27を介し挟持用レール26に沿って遠
近移動し、該台座に前記ガラス板17の前後端部を挟持
してその前後方向の位置決めをするロール13をそれぞ
れ二個ずつ備え、該ガラス板の左右の位置決め用に移載
装置2を逆凹状に架設する図示されない支持枠から懸吊
し左右に摺動自在かつ位置決め可能で、位置決めを目的
とした略ラッパ状の位置決め部材18、18とを配設す
るものである。
20を設けた検査型21に被検査材を移乗せしめる本発
明の移載装置2は、架台3上の両サイドに対で前後方向
に延設のレール4、4と、該架台の切欠部分に配設する
走行駆動モータ5から延設の走行用ボールネジ6と、該
ボールネジと螺合する図示されないナットとをもって、
前記レール4、4上に前後動自在で位置決め可能な板状
体からなる走行台7を配設し、該走行台上の四隅に立設
したガイド8、8、8、8には図示されない上下駆動モ
ータと上方に延設の上下用ボールネジ9と図示されない
ナットにより上下動自在に昇降する板状のヘッド支持台
10を設け、該ヘッド支持台上には左右に間隔をあけて
走行ガイド11、11を固着並設し、該走行ガイドには
ヘッド走行台10上に着座する前後動モータ15からベ
ルト16を介して前後動用ボールネジ19、19を回動
せしめ、該ボールネジに螺合のナット23を介して走行
レール25に沿って前後方向に移動、かつ長辺と短辺と
からなる略四辺形の載置したガラス板17を支持するビ
ーム状の走行ヘッド14、14を支持状に設け、該走行
ヘッドにはその端部に配設する位置決めモータ12と連
結しその中心を挟んで両側に逆ネジを設けたボールねじ
24により台座27を介し挟持用レール26に沿って遠
近移動し、該台座に前記ガラス板17の前後端部を挟持
してその前後方向の位置決めをするロール13をそれぞ
れ二個ずつ備え、該ガラス板の左右の位置決め用に移載
装置2を逆凹状に架設する図示されない支持枠から懸吊
し左右に摺動自在かつ位置決め可能で、位置決めを目的
とした略ラッパ状の位置決め部材18、18とを配設す
るものである。
【0009】レール4、4、ガイド8、8・・、走行レ
ール25、25、挟持用レール26、26は、走行台
7、ヘッド支持台10、走行ヘッド14、14、あるい
はロール13、13・・の運動を、正確な動きを保持す
るリニア・ガイドで案内し、走行台7、ヘッド支持台1
0、あるいは走行ヘッド14、14、さらにはロール1
3、13・・の運動を伝達するボールネジ6、9、1
9、19、24、24は、分割回転可能なサーボモータ
からなる走行駆動モータ5、前後動モータ15、位置決
めモータ12、12等と連結すれば、走行ヘッド上のガ
ラス板17に対して前後方向のX座標と高さのZ座標の
精密位置決め移動が可能となり、左右方向のY座標は他
の位置決めを目的とした位置決め部材18、18によっ
て行うものである。
ール25、25、挟持用レール26、26は、走行台
7、ヘッド支持台10、走行ヘッド14、14、あるい
はロール13、13・・の運動を、正確な動きを保持す
るリニア・ガイドで案内し、走行台7、ヘッド支持台1
0、あるいは走行ヘッド14、14、さらにはロール1
3、13・・の運動を伝達するボールネジ6、9、1
9、19、24、24は、分割回転可能なサーボモータ
からなる走行駆動モータ5、前後動モータ15、位置決
めモータ12、12等と連結すれば、走行ヘッド上のガ
ラス板17に対して前後方向のX座標と高さのZ座標の
精密位置決め移動が可能となり、左右方向のY座標は他
の位置決めを目的とした位置決め部材18、18によっ
て行うものである。
【0010】ガラス板17を位置決め挟持するロール1
3、13・・は、該ガラス板の端面に生じ易い欠け等の
トラブルを解消するため当接表面が硬質なゴム材等で、
立設する図示されない軸に軸着すればガラス板17の左
右の横行に追従して回転し、また走行ヘッド14、14
のガラス板17の支持面にも、擦り傷防止用の硬質樹脂
等を貼着したものが望ましい。
3、13・・は、該ガラス板の端面に生じ易い欠け等の
トラブルを解消するため当接表面が硬質なゴム材等で、
立設する図示されない軸に軸着すればガラス板17の左
右の横行に追従して回転し、また走行ヘッド14、14
のガラス板17の支持面にも、擦り傷防止用の硬質樹脂
等を貼着したものが望ましい。
【0011】以下、本発明の作動を説明する。位置決め
部材18、18により左右方向を所定の位置に位置決め
し、前後方向を位置決めモータ12、12の作動により
遠近動自在な対向のロール13、13・・が近づき、走
行ヘッド14、14上で前後方向の端縁を挟持してX、
Y軸方向の位置決めされたガラス板17は所定の高さで
待機し、前後動モータ15の作動によりボールねじ1
9、19を回動し、該ネジに螺合するナット23を介し
て走行ヘッド14、14を前進せしめ、前進した該走行
ヘッドは三分割した検査型21の空間部20、20に突
入して所定の位置に停止後、位置決めモータ12、12
の作動により台座27、27を介して挟持中のロール1
3、13・・はガラス板17の端縁から離れ、図示され
ない上下動モータの作動により上下用ボールネジ9を回
動せしめるとヘッド支持台10はガイド8、8・・に沿
って降下し、続いて走行ヘッド14、14を後退させる
と、該走行ヘッド上のガラス板17は検査型21の型面
の規定された位置に移乗し、その状態を保持して該ガラ
ス板を検査型21と型合せして形状の適否を測定すれば
よく、測定後、検査型上のガラス板17の取り出しを該
検査型の後方に配設の移載装置2、すなわち後退して該
検査型の後方で待機している走行ヘッド14、14は前
後動モーター15、15の作動により前方に前進して所
定の位置に停止し、続いて図示されない上下動モーター
の作動と共にヘッド支持台10を介して所定の高さまで
上昇すると検査型21上のガラス板17を持ち上げ、位
置決めモーター12、12の作動と共にロール13、1
3・・の移動により一対の該ロールはガラス板17の端
縁を挟持し、引き続き前後動モータ15の復回動により
ガラス板を支持した走行ヘッド14、14は所定の位置
まで後退し、停止後位置決めモータ12、12の作動に
よりロール13、13・・がガラス板の端縁から離れれ
ば、図示されない他の移載装置により走行ヘッド14、
14上のガラス板17を次の工程に移乗させるが、検査
型21上のガラス板17の取り出しを移載装置2に代わ
り該検査型に隣接する他の移載装置、例えば位置決めを
必要としない構成のロボット等を別途配設してもよく、
該ロボットによる移載であれば、検査型上に置かれたガ
ラス板17の測定中に後退した移載装置2の走行ヘッド
14、14に次のガラス板を載置し、精密位置決めをし
て待機させれば、より短いタクトで検査型21上のガラ
ス板の入替えを可能とする。
部材18、18により左右方向を所定の位置に位置決め
し、前後方向を位置決めモータ12、12の作動により
遠近動自在な対向のロール13、13・・が近づき、走
行ヘッド14、14上で前後方向の端縁を挟持してX、
Y軸方向の位置決めされたガラス板17は所定の高さで
待機し、前後動モータ15の作動によりボールねじ1
9、19を回動し、該ネジに螺合するナット23を介し
て走行ヘッド14、14を前進せしめ、前進した該走行
ヘッドは三分割した検査型21の空間部20、20に突
入して所定の位置に停止後、位置決めモータ12、12
の作動により台座27、27を介して挟持中のロール1
3、13・・はガラス板17の端縁から離れ、図示され
ない上下動モータの作動により上下用ボールネジ9を回
動せしめるとヘッド支持台10はガイド8、8・・に沿
って降下し、続いて走行ヘッド14、14を後退させる
と、該走行ヘッド上のガラス板17は検査型21の型面
の規定された位置に移乗し、その状態を保持して該ガラ
ス板を検査型21と型合せして形状の適否を測定すれば
よく、測定後、検査型上のガラス板17の取り出しを該
検査型の後方に配設の移載装置2、すなわち後退して該
検査型の後方で待機している走行ヘッド14、14は前
後動モーター15、15の作動により前方に前進して所
定の位置に停止し、続いて図示されない上下動モーター
の作動と共にヘッド支持台10を介して所定の高さまで
上昇すると検査型21上のガラス板17を持ち上げ、位
置決めモーター12、12の作動と共にロール13、1
3・・の移動により一対の該ロールはガラス板17の端
縁を挟持し、引き続き前後動モータ15の復回動により
ガラス板を支持した走行ヘッド14、14は所定の位置
まで後退し、停止後位置決めモータ12、12の作動に
よりロール13、13・・がガラス板の端縁から離れれ
ば、図示されない他の移載装置により走行ヘッド14、
14上のガラス板17を次の工程に移乗させるが、検査
型21上のガラス板17の取り出しを移載装置2に代わ
り該検査型に隣接する他の移載装置、例えば位置決めを
必要としない構成のロボット等を別途配設してもよく、
該ロボットによる移載であれば、検査型上に置かれたガ
ラス板17の測定中に後退した移載装置2の走行ヘッド
14、14に次のガラス板を載置し、精密位置決めをし
て待機させれば、より短いタクトで検査型21上のガラ
ス板の入替えを可能とする。
【0012】検査型21へ移動する走行ヘッド14、1
4の前進に到達不足を生じた場合には、走行用ボールネ
ジ6の作動による走行台7の前進動を加えてもよく、ガ
ラス板17の短長寸法の変化については数値制御のプロ
グラムデーターを入れ換えれば容易に対応することがで
きることは言うまでもない。
4の前進に到達不足を生じた場合には、走行用ボールネ
ジ6の作動による走行台7の前進動を加えてもよく、ガ
ラス板17の短長寸法の変化については数値制御のプロ
グラムデーターを入れ換えれば容易に対応することがで
きることは言うまでもない。
【0013】ガラス板17をロール13、13・・で挟
持して走行ヘッド14、14を前後動せしめるため、位
置決め部材18、18により左右の位置決めされたガラ
ス板17は、素早い移動に対しても位置ずれを起こすこ
と無く確実に検査型21に移乗させる。
持して走行ヘッド14、14を前後動せしめるため、位
置決め部材18、18により左右の位置決めされたガラ
ス板17は、素早い移動に対しても位置ずれを起こすこ
と無く確実に検査型21に移乗させる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、検査型にガラス板を移乗せし
めるに際し、位置決め用ロールを設け前後動、上下動自
在な位置決め移動可能な走行ヘッドにガラス板の端縁を
挟持し支持しながら移動せしめることにより、ガラス板
を位置決めと移乗とを同一機材で実施可能とし、タクト
タイムの素早い移動においても前記ロールの挟持により
位置ずれも無く、位置決めと挟持とを兼ねたロールによ
り簡易な構成となり、かつ移動範囲も容易に対応可能で
ある。
めるに際し、位置決め用ロールを設け前後動、上下動自
在な位置決め移動可能な走行ヘッドにガラス板の端縁を
挟持し支持しながら移動せしめることにより、ガラス板
を位置決めと移乗とを同一機材で実施可能とし、タクト
タイムの素早い移動においても前記ロールの挟持により
位置ずれも無く、位置決めと挟持とを兼ねたロールによ
り簡易な構成となり、かつ移動範囲も容易に対応可能で
ある。
【図1】本発明の実施例を説明する移載状態を示す一部
を切欠省略した斜視図である。
を切欠省略した斜視図である。
【図2】図1のA−A切断した断面部分を前方検査型方
向から見た一部を切欠した断面図を示す。
向から見た一部を切欠した断面図を示す。
【符号の説明】2 ・・・・・移載装置 3・・・・・架台 4・・・・・レール 7・・・・・走行台 8・・・・・ガイド 10・・・・・ヘッド支持台 11・・・・・走行ガイド 13・・・・・ロール 14・・・・・走行ヘッド 17・・・・・ガラス板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 61/00 B65G 61/00 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 19/00 B65G 47/88 B65G 47/90 B65G 49/06
Claims (2)
- 【請求項1】架台上の並列のレールに沿い前後動自在な
板状の走行台の四隅に、立設するガイドに沿って上下動
自在な板状のヘッド支持台を設け、該ヘッド支持台上に
前後方向に延設し固着する走行ガイドを並設し、該走行
ガイドに沿って前後動自在でガラス板を支持するビーム
状の走行ヘッドに、前方と後方あるいはその逆方向に遠
近し該ガラス板の対向端縁と当接挟持あるいは開放し、
かつ前後方向の位置決めを兼ねる上方に突起した一対の
ロールを設けたことを特徴とするガラス板の移載装置。 - 【請求項2】前記走行台と前記走行ヘッドと前記ロール
との前後動および上下動する前記ヘッド支持台の駆動手
段は、リニア・ガイドとボールねじとサーボモーターと
の組み合わせからなることを特徴とする請求項1記載の
ガラス板の移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6009709A JP2790429B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | ガラス板の移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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