JP2777814B2 - 感光材料処理装置 - Google Patents
感光材料処理装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明は、感光材料処理装置に関し、詳しくは露光
済みの感光材料を、処理槽の一つから次の処理槽へ搬送
する渡りローラを自動的に洗浄することが可能な感光材
料処理装置に関する。
済みの感光材料を、処理槽の一つから次の処理槽へ搬送
する渡りローラを自動的に洗浄することが可能な感光材
料処理装置に関する。
[従来の技術] 一般に、感光材料処理装置には、露光済みの感光材料
を現像処理するために、複数の処理槽を配置し、これら
各処理槽には処理液中で感光材料を搬送する液中ローラ
の他に、液外で処理槽間を渡す渡りローラが設けられて
いる。
を現像処理するために、複数の処理槽を配置し、これら
各処理槽には処理液中で感光材料を搬送する液中ローラ
の他に、液外で処理槽間を渡す渡りローラが設けられて
いる。
この液外の渡りローラには処理液中を通って濡れた感
光材料が運んできた処理液が付着するため、現像処理を
終了した後、その噛み込み部に表面張力により液溜りが
でき、この液が装置の休止中に酸化して結晶化状態とな
る。従って、この結晶物が、次に感光材料を通したとき
に汚れとして感光材料に転写されるという問題があっ
た。
光材料が運んできた処理液が付着するため、現像処理を
終了した後、その噛み込み部に表面張力により液溜りが
でき、この液が装置の休止中に酸化して結晶化状態とな
る。従って、この結晶物が、次に感光材料を通したとき
に汚れとして感光材料に転写されるという問題があっ
た。
このため、例えば特開昭62−273538号や同62−287252
号公報に開示されるように、洗浄水を渡りローラに噴射
して洗浄するものがある。
号公報に開示されるように、洗浄水を渡りローラに噴射
して洗浄するものがある。
[発明が解決しようとする課題] このように、洗浄水を渡りローラに噴射して洗浄する
と、渡りローラに付着した処理液と洗浄水とが、混合さ
れた状態で飛散り、これが感光材料に付着して処理ムラ
ができる。
と、渡りローラに付着した処理液と洗浄水とが、混合さ
れた状態で飛散り、これが感光材料に付着して処理ムラ
ができる。
また、この飛散る処理液と洗浄水との混合液が、渡り
ローラ近傍の駆動機構等に付着すると、酸化して結晶化
状態となり、これにより駆動機構が破損したり、これが
負荷となって搬送トルクが増加する原因となる。
ローラ近傍の駆動機構等に付着すると、酸化して結晶化
状態となり、これにより駆動機構が破損したり、これが
負荷となって搬送トルクが増加する原因となる。
このため、駆動機構のメンテナンスや洗浄が必要にな
る。また、処理液と洗浄水との混合液が駆動機構側等へ
飛散しないように、特別な隔壁等の手段を設ける必要が
生じる不具合がある。
る。また、処理液と洗浄水との混合液が駆動機構側等へ
飛散しないように、特別な隔壁等の手段を設ける必要が
生じる不具合がある。
この発明は、前記の課題を解決するもので、渡りロー
ラに付着した処理液を洗浄し、処理液の結晶物が残らな
いようにすると共に、次工程への前工程からの処理液の
持ち込みを軽減して処理液の安定性を確保し、さらに渡
りローラの洗浄によって駆動機構等が汚れることがない
感光材料処理装置を提供することを目的としている。
ラに付着した処理液を洗浄し、処理液の結晶物が残らな
いようにすると共に、次工程への前工程からの処理液の
持ち込みを軽減して処理液の安定性を確保し、さらに渡
りローラの洗浄によって駆動機構等が汚れることがない
感光材料処理装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、画
像露光済みの感光材料を現像処理する複数の処理槽を設
け、この処理槽の一つから次の処理槽へ感光材料を搬送
する渡りローラを備える感光材料処理装置において、前
記感光材料を挟んで搬送する前記渡りローラが搬送方向
へ複数並列に配置され、この渡りローラに洗浄水タンク
から転写により洗浄水を供給して洗浄すると共に、前記
洗浄水タンクに搬送方向出側から洗浄水を供給して搬送
方向入側へ送り、排出することを特徴としている。
像露光済みの感光材料を現像処理する複数の処理槽を設
け、この処理槽の一つから次の処理槽へ感光材料を搬送
する渡りローラを備える感光材料処理装置において、前
記感光材料を挟んで搬送する前記渡りローラが搬送方向
へ複数並列に配置され、この渡りローラに洗浄水タンク
から転写により洗浄水を供給して洗浄すると共に、前記
洗浄水タンクに搬送方向出側から洗浄水を供給して搬送
方向入側へ送り、排出することを特徴としている。
請求項1記載の発明では、渡りローラに洗浄水を転写
で供給して、渡りローラに付着した処理液を洗浄し、処
理液の結晶物が残らないようになり、汚れ転写、黒筋や
段ムラ等のない写真画像を得ることができる。
で供給して、渡りローラに付着した処理液を洗浄し、処
理液の結晶物が残らないようになり、汚れ転写、黒筋や
段ムラ等のない写真画像を得ることができる。
また、渡りローラに洗浄水を転写して洗浄するため、
この洗浄の際に飛散することがなく、駆動機構等が汚れ
ることを防止し、簡単な構造で洗浄することができる。
この洗浄の際に飛散することがなく、駆動機構等が汚れ
ることを防止し、簡単な構造で洗浄することができる。
さらに、搬送ローラが搬送方向へ複数並列に配置さ
れ、この搬送ローラに洗浄水タンクから転写により洗浄
水を供給して洗浄するが、この洗浄水タンクに搬送方向
出側から洗浄水を供給し、この洗浄水を搬送方向の入側
へ送って排出するため、搬送方向出側の渡りローラから
汚れのない洗浄水で洗浄される。従って、搬送方向出側
の渡りローラ程汚れのない状態になり、感光材料に汚れ
が付着することが規制できる。
れ、この搬送ローラに洗浄水タンクから転写により洗浄
水を供給して洗浄するが、この洗浄水タンクに搬送方向
出側から洗浄水を供給し、この洗浄水を搬送方向の入側
へ送って排出するため、搬送方向出側の渡りローラから
汚れのない洗浄水で洗浄される。従って、搬送方向出側
の渡りローラ程汚れのない状態になり、感光材料に汚れ
が付着することが規制できる。
また、次工程の処理に前工程の処理液の持ち込みが格
段に少なくなり。処理液の安定性を確保できる。
段に少なくなり。処理液の安定性を確保できる。
[発明の実施の形態] 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は感光材料処理装置の概略図、第2図は渡り部
の断面図、第3図は渡り部の洗浄水タンクの斜視図、第
4図は洗浄水供給タイミングチャートである。
の断面図、第3図は渡り部の洗浄水タンクの斜視図、第
4図は洗浄水供給タイミングチャートである。
図において、符号Aは露光された感光材料を搬入する
感光材料搬入部、Bは搬入された感光材料を処理する処
理部、Cは処理された感光材料をスクイズするスクイズ
部、Dは処理された感光材料を乾燥する乾燥部、Eは処
理済の感光材料を搬出する感光材料搬出部である。
感光材料搬入部、Bは搬入された感光材料を処理する処
理部、Cは処理された感光材料をスクイズするスクイズ
部、Dは処理された感光材料を乾燥する乾燥部、Eは処
理済の感光材料を搬出する感光材料搬出部である。
感光材料搬入部A 撮影済の感光材料Fは、装置本体1の上方位置に設け
られた挿入口20から1枚づつ挿入され、この挿入口20に
は挿入検知センサ21が設けられ、感光材料の挿入を検知
して制御部に入力される。これにより、装置本体1の搬
送系を駆動すると共に、乾燥部Dを駆動して、乾燥温度
を上昇させるようになっている。また、感光材料Fの挿
入を検知して、処理時間に応じた挿入間隔を設定する。
られた挿入口20から1枚づつ挿入され、この挿入口20に
は挿入検知センサ21が設けられ、感光材料の挿入を検知
して制御部に入力される。これにより、装置本体1の搬
送系を駆動すると共に、乾燥部Dを駆動して、乾燥温度
を上昇させるようになっている。また、感光材料Fの挿
入を検知して、処理時間に応じた挿入間隔を設定する。
この感光材料搬入部Aには、図示しない感光材料幅検
出手段が設けられ、感光材料の幅を検出して、その情報
を制御部に出力するようになっており、制御部ではこの
情報から感光材料の面積演算を行ない、処理液補充の基
準としている。
出手段が設けられ、感光材料の幅を検出して、その情報
を制御部に出力するようになっており、制御部ではこの
情報から感光材料の面積演算を行ない、処理液補充の基
準としている。
処理部B 処理部Bには現像槽30、定着槽31、水洗槽32等の処理
槽が備えられ、それぞれに送りローラ群を有する搬送ラ
ック33,34,35,36が着脱可能に設けられており、処理槽
や搬送ラックの洗浄のとき取り外すことができるように
なっている。この搬送ラック33〜36はそれぞれ感光材料
の搬送方向を変えるターン33a〜36aを有しており、処理
槽の底部で下方から上方へ搬送方向を変えるようになっ
ている。
槽が備えられ、それぞれに送りローラ群を有する搬送ラ
ック33,34,35,36が着脱可能に設けられており、処理槽
や搬送ラックの洗浄のとき取り外すことができるように
なっている。この搬送ラック33〜36はそれぞれ感光材料
の搬送方向を変えるターン33a〜36aを有しており、処理
槽の底部で下方から上方へ搬送方向を変えるようになっ
ている。
現像槽30と定着槽31との間、定着槽31と水洗槽32との
間には渡り部37,38が備えられ、現像槽30の搬送ラック3
3,34で搬送される感光材料は現像液中から渡り部37に送
られ、この渡り部37のローラ群によって現像液をスクイ
ズして定着槽32へ送る。定着槽31では感光材料が搬送ラ
ック35で搬送されて、定着液中から渡り部38へ送り、こ
の渡り部38で定着液をスクイズして水洗槽32へ送り、そ
れぞれ後段の処理槽へ処理液が持込まれることを防止し
ている。
間には渡り部37,38が備えられ、現像槽30の搬送ラック3
3,34で搬送される感光材料は現像液中から渡り部37に送
られ、この渡り部37のローラ群によって現像液をスクイ
ズして定着槽32へ送る。定着槽31では感光材料が搬送ラ
ック35で搬送されて、定着液中から渡り部38へ送り、こ
の渡り部38で定着液をスクイズして水洗槽32へ送り、そ
れぞれ後段の処理槽へ処理液が持込まれることを防止し
ている。
この渡り部37,38は第2図及び第3図に示すように同
様に構成されている。
様に構成されている。
一対の渡りローラ80が搬送方向へ複数並列に配置さ
れ、これらは一対の上下ローラ80a,80bで構成されてい
る。下ローラ80aに設けられたギヤ81が図示しない駆動
機構に連結され、この駆動機構によって下ローラ80aが
回転し、この回転で上ローラ80bが連動して回転し、こ
の上下ローラ80a,80bの間で感光材料を挟んで搬送す
る。
れ、これらは一対の上下ローラ80a,80bで構成されてい
る。下ローラ80aに設けられたギヤ81が図示しない駆動
機構に連結され、この駆動機構によって下ローラ80aが
回転し、この回転で上ローラ80bが連動して回転し、こ
の上下ローラ80a,80bの間で感光材料を挟んで搬送す
る。
渡りローラ80の下ローラ80aは洗浄水タンク82に貯溜
された洗浄水に浸水しており、洗浄水が下ローラ80aか
ら上ローラ80bに転写して供給され、上下ローラ80a,80b
を洗浄するようになっている。
された洗浄水に浸水しており、洗浄水が下ローラ80aか
ら上ローラ80bに転写して供給され、上下ローラ80a,80b
を洗浄するようになっている。
このように、渡りローラ80は、洗浄水を転写で供給し
て洗浄する洗浄手段によって洗浄されるから、渡りロー
ラ80に付着した処理液を洗浄する際に、洗浄水や付着し
た処理液が外部に飛散することなく、渡りローラ80の洗
浄を行なうことができる。
て洗浄する洗浄手段によって洗浄されるから、渡りロー
ラ80に付着した処理液を洗浄する際に、洗浄水や付着し
た処理液が外部に飛散することなく、渡りローラ80の洗
浄を行なうことができる。
洗浄水タンク82は隔壁82aによって搬送方向出側部82b
と搬送方向入側部82cとに区画され、供給パイプ83から
搬送方向出側部82bへ供給された洗浄水は、隔壁82aに形
成された循環口82dからオーバーフローして搬送方向出
側部80cへ送られる。隔壁82aには循環口82dより低い位
置に排出口82eが設けられ、搬送方向出側部82cに供給さ
れた洗浄水が、この排出口82eからオーバーフローして
外部に排出される。このようにして、搬送方向入側部82
bに溜る洗浄水を、搬送方向出側部82cに溜る洗浄水より
汚れないようにして、搬送方向出側部82cの渡りローラ8
0をよりきれいな洗浄水で洗浄し、感光材料に汚れの転
写ムラがない状態で、次工程へ搬送するようになってい
る。このように、次工程の処理に前工程の処理液の持ち
込みが格段に少なくなり、処理液の安定性を確保でき
る。
と搬送方向入側部82cとに区画され、供給パイプ83から
搬送方向出側部82bへ供給された洗浄水は、隔壁82aに形
成された循環口82dからオーバーフローして搬送方向出
側部80cへ送られる。隔壁82aには循環口82dより低い位
置に排出口82eが設けられ、搬送方向出側部82cに供給さ
れた洗浄水が、この排出口82eからオーバーフローして
外部に排出される。このようにして、搬送方向入側部82
bに溜る洗浄水を、搬送方向出側部82cに溜る洗浄水より
汚れないようにして、搬送方向出側部82cの渡りローラ8
0をよりきれいな洗浄水で洗浄し、感光材料に汚れの転
写ムラがない状態で、次工程へ搬送するようになってい
る。このように、次工程の処理に前工程の処理液の持ち
込みが格段に少なくなり、処理液の安定性を確保でき
る。
洗浄水タンク82への洗浄水の供給を、第4図のタイミ
ングチャートに示す。
ングチャートに示す。
装置の運転スイッチが入力されると同時に、規定量の
洗浄水を供給する洗浄水補充が開始し、感光材料が順次
挿入され、この処理中に所定のタイミングで洗浄水を洗
浄水タンクへ供給する。
洗浄水を供給する洗浄水補充が開始し、感光材料が順次
挿入され、この処理中に所定のタイミングで洗浄水を洗
浄水タンクへ供給する。
また、装置の運転スイッチが入力されているが、感光
材料の挿入が行なわれていないスタンバイ状態でも、所
定のタイミングで洗浄水補充が行なわれ、スタンバイ状
態でも、渡りローラ80の洗浄が行なわれている。
材料の挿入が行なわれていないスタンバイ状態でも、所
定のタイミングで洗浄水補充が行なわれ、スタンバイ状
態でも、渡りローラ80の洗浄が行なわれている。
この実施例では、所定時間が経過すると、自動的に洗
浄水を補充しているが、洗浄水タンク82に液面センサを
設けて、洗浄水の液面レベルを検出して補充するように
してもよい。
浄水を補充しているが、洗浄水タンク82に液面センサを
設けて、洗浄水の液面レベルを検出して補充するように
してもよい。
また、この実施例では、渡りローラ80の下ローラ80a
を洗浄水タンク82に浸水させているが、下ローラ80aを
浸水させないで、別の転写ローラを設けて、これを浸水
させて下ローラ80aに転写して供給し、さらに下ローラ8
0aから上ローラ80bに転写して供給するようにしてもよ
い。
を洗浄水タンク82に浸水させているが、下ローラ80aを
浸水させないで、別の転写ローラを設けて、これを浸水
させて下ローラ80aに転写して供給し、さらに下ローラ8
0aから上ローラ80bに転写して供給するようにしてもよ
い。
スクイズ部C スクイズ部Cはそのローラ群40によって、感光材料F
の洗浄水を絞り落したり、吸い取って乾燥部Dに送る。
の洗浄水を絞り落したり、吸い取って乾燥部Dに送る。
乾燥部D 乾燥部Dでは感光材料Fが送りローラ群50によって送
られ、乾燥部Dの前段部には赤外線ヒータ51からの赤外
線を入射して乾燥する赤外線乾燥部D1と、スリットノズ
ル52から水分不飽和加熱空気が感光材料Fへ吹き付けて
乾燥する温風乾燥部D2とから構成されている。
られ、乾燥部Dの前段部には赤外線ヒータ51からの赤外
線を入射して乾燥する赤外線乾燥部D1と、スリットノズ
ル52から水分不飽和加熱空気が感光材料Fへ吹き付けて
乾燥する温風乾燥部D2とから構成されている。
赤外線乾燥部D1では黒化部の方が白抜け部よりも保有
水分の多い前段部では、感光材料に主として赤外線を入
射して黒化部を白抜け部よりも速い乾燥速度で乾燥し、
そして黒化部と白抜け部の残留水分がほぼ同じになった
ら、後段部の温風乾燥部D2では黒化部と白抜け部とをほ
ぼ同じ速度で乾燥し、黒化部と白抜け部の水分をほぼ同
時に0にして、黒化部や白抜け部にゼラチン槽の硬化等
の変質を生じないようにして十分な乾燥を行なうように
なっている。
水分の多い前段部では、感光材料に主として赤外線を入
射して黒化部を白抜け部よりも速い乾燥速度で乾燥し、
そして黒化部と白抜け部の残留水分がほぼ同じになった
ら、後段部の温風乾燥部D2では黒化部と白抜け部とをほ
ぼ同じ速度で乾燥し、黒化部と白抜け部の水分をほぼ同
時に0にして、黒化部や白抜け部にゼラチン槽の硬化等
の変質を生じないようにして十分な乾燥を行なうように
なっている。
乾燥部Dで蒸発した水分は排気ダクト60を介して、処
理部Bの排気ダクト61からの排気と共に、排気ファン62
の駆動によって外部へ排出される。
理部Bの排気ダクト61からの排気と共に、排気ファン62
の駆動によって外部へ排出される。
感光材料搬出部E 装置本体1の感光材料搬入部Aと反対側には、感光材
料排出部Eが設けられ、そのバスケット70内に現像処理
された後、乾燥された処理済の感光材料Fが排出され
る。
料排出部Eが設けられ、そのバスケット70内に現像処理
された後、乾燥された処理済の感光材料Fが排出され
る。
[発明の効果] 前記したように、請求項1記載の発明では、洗浄手段
によって、渡りローラに洗浄水を転写で供給して、渡り
ローラに付着した処理液を洗浄するから、渡りローラに
処理液の結晶物が残らないようになり、汚れ転写、黒筋
や段ムラ等のない写真画像を得ることができる。
によって、渡りローラに洗浄水を転写で供給して、渡り
ローラに付着した処理液を洗浄するから、渡りローラに
処理液の結晶物が残らないようになり、汚れ転写、黒筋
や段ムラ等のない写真画像を得ることができる。
また、渡りローラに洗浄水を転写して洗浄するため、
この洗浄の際に飛散することがなく、駆動機構等が汚れ
ることを防止し、簡単な構造で洗浄することができる。
この洗浄の際に飛散することがなく、駆動機構等が汚れ
ることを防止し、簡単な構造で洗浄することができる。
さらに、渡りローラが搬送方向へ複数並列に配置さ
れ、この渡りローラに洗浄水タンクから転写により洗浄
水を供給して洗浄し、しかも洗浄水タンクに搬送方向出
側から洗浄水を供給し、この洗浄水を搬送方向の入側へ
送って排出するため、搬送方向出側の渡りローラから汚
れのない洗浄水で洗浄される。従って、搬送方向出側の
渡りローラ程汚れのない状態になり、感光材料に汚れが
付着することが規制できる。
れ、この渡りローラに洗浄水タンクから転写により洗浄
水を供給して洗浄し、しかも洗浄水タンクに搬送方向出
側から洗浄水を供給し、この洗浄水を搬送方向の入側へ
送って排出するため、搬送方向出側の渡りローラから汚
れのない洗浄水で洗浄される。従って、搬送方向出側の
渡りローラ程汚れのない状態になり、感光材料に汚れが
付着することが規制できる。
また、次工程の処理に前工程の処理液の持ち込みが格
段に少なくなり、処理液の安定性を確保できる。
段に少なくなり、処理液の安定性を確保できる。
第1図は感光材料処理装置の概略図、第2図は渡り部の
断面図、第3図は渡り部の洗浄水タンクの斜視図、第4
図は洗浄水供給タイミングチャートである。 図中符号Bは処理部、30は現像槽、37,38は渡り部、80
は渡りローラ、80aは下ローラ、80bは上ローラ、81はギ
ヤ、82は洗浄水タンクである。
断面図、第3図は渡り部の洗浄水タンクの斜視図、第4
図は洗浄水供給タイミングチャートである。 図中符号Bは処理部、30は現像槽、37,38は渡り部、80
は渡りローラ、80aは下ローラ、80bは上ローラ、81はギ
ヤ、82は洗浄水タンクである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤阪 登志男 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−60526(JP,A) 特開 昭54−51530(JP,A) 特開 昭63−187243(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】画像露光済みの感光材料を現像処理する複
数の処理槽を設け、この処理槽の一つから次の処理槽へ
感光材料を搬送する渡りローラを備える感光材料処理装
置において、前記感光材料を挟んで搬送する前記渡りロ
ーラが搬送方向へ複数並列に配置され、この渡りローラ
に洗浄水タンクから転写により洗浄水を供給して洗浄す
ると共に、前記洗浄水タンクに搬送方向出側から洗浄水
を供給して搬送方向入側へ送り、排出することを特徴と
する感光材料処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1081777A JP2777814B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 感光材料処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1081777A JP2777814B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 感光材料処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02259756A JPH02259756A (ja) | 1990-10-22 |
JP2777814B2 true JP2777814B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=13755911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1081777A Expired - Lifetime JP2777814B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 感光材料処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2777814B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2445503B2 (de) * | 1974-09-24 | 1979-02-08 | Heinrich 6054 Rodgau Huss | Einrichtung zur Durchlaufentwicklung band- oder blattförmiger, fotografischer Schichtträger |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1081777A patent/JP2777814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02259756A (ja) | 1990-10-22 |
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