JP2777650B2 - リボン形同軸ケーブル - Google Patents
リボン形同軸ケーブルInfo
- Publication number
- JP2777650B2 JP2777650B2 JP60282187A JP28218785A JP2777650B2 JP 2777650 B2 JP2777650 B2 JP 2777650B2 JP 60282187 A JP60282187 A JP 60282187A JP 28218785 A JP28218785 A JP 28218785A JP 2777650 B2 JP2777650 B2 JP 2777650B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- dielectric sheath
- drain
- material layer
- conductive material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B11/00—Communication cables or conductors
- H01B11/18—Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
- H01B11/20—Cables having a multiplicity of coaxial lines
- H01B11/203—Cables having a multiplicity of coaxial lines forming a flat arrangement
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/08—Flat or ribbon cables
- H01B7/0823—Parallel wires, incorporated in a flat insulating profile
Landscapes
- Communication Cables (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は電気的な同軸ケーブルに係り、特に安定し
たインピーダンスを有するリボン形同軸ケーブルに関す
る。 従来の技術 リボン形同軸ケーブルは米国特許第3,775,552号に記
載され、電気信号を電子装置へ、および電子装置から伝
送するに用いられる。このケーブルは、電気信号を伝送
するための長形の信号導体と、それぞれの信号導体を取
巻く誘電シースと、それぞれの誘電シースを取巻き内部
導体を電磁障害から遮蔽する外部導体と、対応する外部
導体に連続的に係合する長形のドレン導体とを包含す
る。ドレン導体はドレン導体位置と電気導体の電気端子
の位置との整合を保証するケーブル内予想位置に延在す
る。これによりドレン導体は大量成端可能すなわちすべ
てのドレン導体のそれぞれの端子への同時成端が可能で
ある。 発明が解決しようとする問題点 リボン形同軸ケーブルの一要件として各ドレン線はそ
の全長で対応する外部導体と連続的に接触していなけれ
ばならない。ドレン線の長さの沿った接触の不連続は対
応する外部導体およびドレン線と関連する内部導体の電
気的インピーダンスに対応する変化を生じる。インピー
ダンスの変化は関連する信号導体を伝送される電気信号
の対応する減衰を生じる。望まれない不連続は、ケーブ
ルの撓み、ケーブルに加えるねじり力、震動或いは圧力
や温度の変化に起因するドレン線の位置ずれによって生
じ得る。 問題点を解決するための手段 本発明によれば、信号伝送導体を個別に包囲する誘電
シースと、該誘電シースの長手方向に沿って接触して配
置されるドレン導体と、該ドレン導体の全長に亘って電
気的に係合すると共に前記誘電シースを包囲する導電材
層と、該導電材層の上にモールド成形された非導電ジャ
ケットと、を具えたリボン形同軸ケーブルにおいて、前
記導電材層の外周をシート状のエラストマ部材により係
合包囲して、前記導電材層が、前記誘電シース及び前記
ドレン導体の夫々に外接する共通接線より内側の前記誘
電シース及び前記ドレン導体の夫々の表面を密接包囲す
るよう、前記導電材層を内側に圧迫し、これにより前記
導電材層、前記ドレン導体、及び前記誘電シースを互い
に密着係合の状態に保つことを特徴とするリボン形同軸
ケーブルが提供される。 実施例 第1図および第2図にリボン形同軸ケーブル(10)を
示す。ケーブル(10)は個々の同軸ケーブルユニット
(12)を含みこれらのユニットが非導電ジャケト(1
4)、すなわち外部誘電ジャケット(14)に包囲されて
ほぼ一平面状に配列している。同軸ケーブルユニット
(12)の数は代表的な数として2ないし50の範囲で可変
である。 各同軸ケーブルユニット(12)は中心導体(16)、信
号伝送導体(16)、すなわち中心導体を被覆する誘電シ
ース(18)、ドレン導体(20)、導電材層(22)、すな
わち外部導体およびエラストマ部材(24)を含む。中心
導体(16)は軸線が同軸ケーブルユニットの軸線と一致
する円柱状金属線であるが、螺旋状ないしねじれ中心導
体を用いることもできる。製造プロセスで中心導体を構
成する種々の既知材料はたとえば銅、アルミニウム、銅
覆アルミニウムなどいずれも使用できる。 誘電シース(18)は中心導体(16)を取巻きその全長
を外部導体(22)から隔離する。誘電シース(18)は在
来の既知誘電材から成り在来の製造プロセスによって作
られる。誘電シース(18)は、たとえば、ポリテトラフ
ルオロエチレンやポリエチレンなど、発泡または非発泡
の積層物となし得る重合物などの物質のほか誘電体およ
び同軸ケーブルの構成に普通に用いられる物質および製
造プロセスの任意の組合せで作られる。 外部導体(22)は同軸または多導体ケーブルにおいて
外部導体またはシールドに用いられる在来の物質から構
成され、銅、アルミニウムまたは金属とプラスチックの
積層物で製造することができる。その外部導体(22)は
テープ、リボンまたは筒状構造物などの螺旋巻または長
手巻付け構造物の形をとることができる。その外部導体
(22)は商業的に手に入れられる接着剤を使って隣接す
るケーブル部品に接合することができる。 第1図および第2図に示す外部導体(22)は、誘電シ
ース(18)およびドレン導体(20)を包囲して長手方向
に延びる「シガレット巻」積層物であって、全長に亘り
誘電シース(18)に接着されている。 ドレン導体(20)は中心導体(16)と平行に配置さ
れ、また中心導体と共通の平面上に或いは他の同軸ケー
ブルユニットのドレン導体(20)と共通の平面上に位置
させることができる。大切なことは、ドレン導体(複
数)(20)がケーブル(10)の全長にわたって中心導体
(複数)(16)と平行に配置されていて、電気コネクタ
内の電気端子のそれぞれの成端部分に大量成端するため
にケーブルを剥離して中心導体(16)およびドレン導体
(20)を露出させたときドレン導体(20)がいつでもか
ような大量成端用の特定位置にあることである。 ドレン導体(20)とそれぞれの外部導体(22)とが常
にケーブル(10)の全長で電気的に係合していることを
確実にするために、第1図および第2図に示すに、エラ
ストマ部材(24)が対応する一セットのドレン導体(2
0)および対応外部導体(22)の周りに配置され、エラ
ストマ部材(24)の弾性特性によりケーブル(10)の全
長にわたってドレン導体(20)がそれぞれの誘電シース
(18)と係合状態に保たれ外部導体(22)がそれぞれの
ドレン導体(20)と密接触の状態に保たれる。 このような構成のために、ケーブル(10)の曲げ、ね
じり、振動および圧力や温度の変化中も、ケーブル(1
0)の全長にわたって外部導体(22)とそれぞれのドレ
ン導体(20)との間には不連続が全く起らないで、いつ
でも安定インピーダンスのリボン形同軸ケーブルが供せ
られる。 エラストマ部材(24)は温度変化および曲げに耐える
商業的に手に入れるシリコーン材であり、クリープ性が
低く、圧力に影響されず、非吸湿性である。 外部誘電ジャケット(14)はポリエチレンまたは他の
適当な誘電体であってその中に同軸ケーブルユニット
(12)が等間隔に配置されてリボン状を呈しているの
で、中心導体(16)およびドレン導体(20)は電気コネ
クタの電気端子のそれぞれの成端部分で大量成端可能で
ある。 リボン形同軸ケーブル(10)の製造は在来のケーブル
製造技術に従って行われる。誘電シース(18)が中心導
体(16)状に押出されたのち、ドレン導体(20)が、中
心導体(16)と同一平面または他のドレン導体(20)と
同一平面になるように、誘電シース(18)に接する予め
選ばれた位置に配置され、外部導体(22)が誘電シース
(18)に「シガレット巻き」状に接着されてドレン導体
(20)に電気的に係合しドレン導体(20)をシース(1
8)に当てて定置する。次にエラストマ部材(24)が外
部導体(22)上に押出されてエラストマ部材(24)の弾
性により外部導体(22)がドレン導体(20)に圧着さ
れ、エラストマ部材(24)の弾力は同軸ケーブルユニッ
ト(12)の全長にわたって外部導体(22)のドレン導体
(20)との電気的係合を保つと共に外部導体(22)を誘
電シース(18)との密係合の状態に保ち、外部導体(2
2)はドレン導体(20)を誘電シース(18)と係合の状
態に保つ。外部誘電ジャケット(14)は同軸ケーブルユ
ニット(複数)(12)上に押出されてケーブル(10)を
そのリボン形同軸構造に形成するが、中心導体(16)の
中心は等間隔に置かれてドレン導体(20)をも等間隔に
位置させる。ドレン導体(20)はケーブルの全長にわた
って中心導体(16)と平行であってケーブル(10)の長
手位置いかんにかかわらず常に同じ位置に配置されてい
る。 発明の効果 以上のように、本発明のリボン形同軸ケーブルは、導
電材層の外周をシート状のエラストマ部材により係合包
囲して、導電材層が、誘電シース及びドレン導体の夫々
に外接する共通接線より内側の誘電シース及びドレン導
体の夫々の表面を密接包囲するよう、導電材層を内側に
圧迫し、導電材層、ドレン導体、及び誘電シースを互い
に密着係合の状態に保つように構成した。 このような構成としたので、導電材層が内側に圧迫さ
れると、この導電材層が誘電シース及びドレン導体の夫
々に外接する共通接線より内側の誘電シース及びドレン
導体の夫々の表面を密接包囲し、導電材層、誘電シース
及びドレン導体が互いに強く密着することになる。この
結果以下の効果を奏する。 ケーブルの長さ方向に亘ってインピーダンスマッチン
グの優れたリボン形同軸ケーブルを得ることができる。
また、誘電シース、ドレン導体、導電材層は極めて密接
した状態に圧迫されているのでケーブルのねじれ、温度
変化、震動等の外的な影響に対し位置ずれしにくく安定
した電気的性能を維持することができる。
たインピーダンスを有するリボン形同軸ケーブルに関す
る。 従来の技術 リボン形同軸ケーブルは米国特許第3,775,552号に記
載され、電気信号を電子装置へ、および電子装置から伝
送するに用いられる。このケーブルは、電気信号を伝送
するための長形の信号導体と、それぞれの信号導体を取
巻く誘電シースと、それぞれの誘電シースを取巻き内部
導体を電磁障害から遮蔽する外部導体と、対応する外部
導体に連続的に係合する長形のドレン導体とを包含す
る。ドレン導体はドレン導体位置と電気導体の電気端子
の位置との整合を保証するケーブル内予想位置に延在す
る。これによりドレン導体は大量成端可能すなわちすべ
てのドレン導体のそれぞれの端子への同時成端が可能で
ある。 発明が解決しようとする問題点 リボン形同軸ケーブルの一要件として各ドレン線はそ
の全長で対応する外部導体と連続的に接触していなけれ
ばならない。ドレン線の長さの沿った接触の不連続は対
応する外部導体およびドレン線と関連する内部導体の電
気的インピーダンスに対応する変化を生じる。インピー
ダンスの変化は関連する信号導体を伝送される電気信号
の対応する減衰を生じる。望まれない不連続は、ケーブ
ルの撓み、ケーブルに加えるねじり力、震動或いは圧力
や温度の変化に起因するドレン線の位置ずれによって生
じ得る。 問題点を解決するための手段 本発明によれば、信号伝送導体を個別に包囲する誘電
シースと、該誘電シースの長手方向に沿って接触して配
置されるドレン導体と、該ドレン導体の全長に亘って電
気的に係合すると共に前記誘電シースを包囲する導電材
層と、該導電材層の上にモールド成形された非導電ジャ
ケットと、を具えたリボン形同軸ケーブルにおいて、前
記導電材層の外周をシート状のエラストマ部材により係
合包囲して、前記導電材層が、前記誘電シース及び前記
ドレン導体の夫々に外接する共通接線より内側の前記誘
電シース及び前記ドレン導体の夫々の表面を密接包囲す
るよう、前記導電材層を内側に圧迫し、これにより前記
導電材層、前記ドレン導体、及び前記誘電シースを互い
に密着係合の状態に保つことを特徴とするリボン形同軸
ケーブルが提供される。 実施例 第1図および第2図にリボン形同軸ケーブル(10)を
示す。ケーブル(10)は個々の同軸ケーブルユニット
(12)を含みこれらのユニットが非導電ジャケト(1
4)、すなわち外部誘電ジャケット(14)に包囲されて
ほぼ一平面状に配列している。同軸ケーブルユニット
(12)の数は代表的な数として2ないし50の範囲で可変
である。 各同軸ケーブルユニット(12)は中心導体(16)、信
号伝送導体(16)、すなわち中心導体を被覆する誘電シ
ース(18)、ドレン導体(20)、導電材層(22)、すな
わち外部導体およびエラストマ部材(24)を含む。中心
導体(16)は軸線が同軸ケーブルユニットの軸線と一致
する円柱状金属線であるが、螺旋状ないしねじれ中心導
体を用いることもできる。製造プロセスで中心導体を構
成する種々の既知材料はたとえば銅、アルミニウム、銅
覆アルミニウムなどいずれも使用できる。 誘電シース(18)は中心導体(16)を取巻きその全長
を外部導体(22)から隔離する。誘電シース(18)は在
来の既知誘電材から成り在来の製造プロセスによって作
られる。誘電シース(18)は、たとえば、ポリテトラフ
ルオロエチレンやポリエチレンなど、発泡または非発泡
の積層物となし得る重合物などの物質のほか誘電体およ
び同軸ケーブルの構成に普通に用いられる物質および製
造プロセスの任意の組合せで作られる。 外部導体(22)は同軸または多導体ケーブルにおいて
外部導体またはシールドに用いられる在来の物質から構
成され、銅、アルミニウムまたは金属とプラスチックの
積層物で製造することができる。その外部導体(22)は
テープ、リボンまたは筒状構造物などの螺旋巻または長
手巻付け構造物の形をとることができる。その外部導体
(22)は商業的に手に入れられる接着剤を使って隣接す
るケーブル部品に接合することができる。 第1図および第2図に示す外部導体(22)は、誘電シ
ース(18)およびドレン導体(20)を包囲して長手方向
に延びる「シガレット巻」積層物であって、全長に亘り
誘電シース(18)に接着されている。 ドレン導体(20)は中心導体(16)と平行に配置さ
れ、また中心導体と共通の平面上に或いは他の同軸ケー
ブルユニットのドレン導体(20)と共通の平面上に位置
させることができる。大切なことは、ドレン導体(複
数)(20)がケーブル(10)の全長にわたって中心導体
(複数)(16)と平行に配置されていて、電気コネクタ
内の電気端子のそれぞれの成端部分に大量成端するため
にケーブルを剥離して中心導体(16)およびドレン導体
(20)を露出させたときドレン導体(20)がいつでもか
ような大量成端用の特定位置にあることである。 ドレン導体(20)とそれぞれの外部導体(22)とが常
にケーブル(10)の全長で電気的に係合していることを
確実にするために、第1図および第2図に示すに、エラ
ストマ部材(24)が対応する一セットのドレン導体(2
0)および対応外部導体(22)の周りに配置され、エラ
ストマ部材(24)の弾性特性によりケーブル(10)の全
長にわたってドレン導体(20)がそれぞれの誘電シース
(18)と係合状態に保たれ外部導体(22)がそれぞれの
ドレン導体(20)と密接触の状態に保たれる。 このような構成のために、ケーブル(10)の曲げ、ね
じり、振動および圧力や温度の変化中も、ケーブル(1
0)の全長にわたって外部導体(22)とそれぞれのドレ
ン導体(20)との間には不連続が全く起らないで、いつ
でも安定インピーダンスのリボン形同軸ケーブルが供せ
られる。 エラストマ部材(24)は温度変化および曲げに耐える
商業的に手に入れるシリコーン材であり、クリープ性が
低く、圧力に影響されず、非吸湿性である。 外部誘電ジャケット(14)はポリエチレンまたは他の
適当な誘電体であってその中に同軸ケーブルユニット
(12)が等間隔に配置されてリボン状を呈しているの
で、中心導体(16)およびドレン導体(20)は電気コネ
クタの電気端子のそれぞれの成端部分で大量成端可能で
ある。 リボン形同軸ケーブル(10)の製造は在来のケーブル
製造技術に従って行われる。誘電シース(18)が中心導
体(16)状に押出されたのち、ドレン導体(20)が、中
心導体(16)と同一平面または他のドレン導体(20)と
同一平面になるように、誘電シース(18)に接する予め
選ばれた位置に配置され、外部導体(22)が誘電シース
(18)に「シガレット巻き」状に接着されてドレン導体
(20)に電気的に係合しドレン導体(20)をシース(1
8)に当てて定置する。次にエラストマ部材(24)が外
部導体(22)上に押出されてエラストマ部材(24)の弾
性により外部導体(22)がドレン導体(20)に圧着さ
れ、エラストマ部材(24)の弾力は同軸ケーブルユニッ
ト(12)の全長にわたって外部導体(22)のドレン導体
(20)との電気的係合を保つと共に外部導体(22)を誘
電シース(18)との密係合の状態に保ち、外部導体(2
2)はドレン導体(20)を誘電シース(18)と係合の状
態に保つ。外部誘電ジャケット(14)は同軸ケーブルユ
ニット(複数)(12)上に押出されてケーブル(10)を
そのリボン形同軸構造に形成するが、中心導体(16)の
中心は等間隔に置かれてドレン導体(20)をも等間隔に
位置させる。ドレン導体(20)はケーブルの全長にわた
って中心導体(16)と平行であってケーブル(10)の長
手位置いかんにかかわらず常に同じ位置に配置されてい
る。 発明の効果 以上のように、本発明のリボン形同軸ケーブルは、導
電材層の外周をシート状のエラストマ部材により係合包
囲して、導電材層が、誘電シース及びドレン導体の夫々
に外接する共通接線より内側の誘電シース及びドレン導
体の夫々の表面を密接包囲するよう、導電材層を内側に
圧迫し、導電材層、ドレン導体、及び誘電シースを互い
に密着係合の状態に保つように構成した。 このような構成としたので、導電材層が内側に圧迫さ
れると、この導電材層が誘電シース及びドレン導体の夫
々に外接する共通接線より内側の誘電シース及びドレン
導体の夫々の表面を密接包囲し、導電材層、誘電シース
及びドレン導体が互いに強く密着することになる。この
結果以下の効果を奏する。 ケーブルの長さ方向に亘ってインピーダンスマッチン
グの優れたリボン形同軸ケーブルを得ることができる。
また、誘電シース、ドレン導体、導電材層は極めて密接
した状態に圧迫されているのでケーブルのねじれ、温度
変化、震動等の外的な影響に対し位置ずれしにくく安定
した電気的性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切り欠いたリボン形同軸ケーブルの断面
斜視図、第2図は第1図の断面の前立面図である。 10……リボン形同軸ケーブル 14……非導電ジャケット(外部誘電ジャケット) 16……信号伝送導体(中心導体) 18……誘電シース 20……ドレン導体 22……導電材層(外部導体) 24……エラストマ部材
斜視図、第2図は第1図の断面の前立面図である。 10……リボン形同軸ケーブル 14……非導電ジャケット(外部誘電ジャケット) 16……信号伝送導体(中心導体) 18……誘電シース 20……ドレン導体 22……導電材層(外部導体) 24……エラストマ部材
フロントページの続き
(72)発明者 ジエフエリー・キース・フイツシヤー
アメリカ合衆国ペンシルバニア州ハリス
バーグ、ウオルナツト・ストリート
2533
(56)参考文献 特開 昭57−65608(JP,A)
実開 昭57−182827(JP,U)
実開 昭58−133217(JP,U)
実開 昭58−19423(JP,U)
実開 昭58−26116(JP,U)
実開 昭56−138415(JP,U)
実開 昭59−188629(JP,U)
実開 昭57−179213(JP,U)
実開 昭59−115119(JP,U)
実開 昭57−135007(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
H01B 11/00 - 11/22
H01B 9/00 - 9/06
H01B 7/08
5G319,5G317
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.信号伝送導体を個別に包囲する誘電シースと、該誘
電シースの長手方向に沿って接触して配置されるドレン
導体と、該ドレン導体の全長に亘って電気的に係合する
と共に前記誘電シースを包囲する導電材層と、該導電材
層の上にモールド成形された非導電ジャケットと、を具
えたリボン形同軸ケーブルにおいて、 前記導電材層の外周をシート状のエラストマ部材により
係合包囲して、前記導電材層が、前記誘電シース及び前
記ドレン導体の夫々に外接する共通接線より内側の前記
誘電シース及び前記ドレン導体の夫々の表面を密接包囲
するよう、前記導電材層を内側に圧迫し、これにより前
記導電材層、前記ドレン導体、及び前記誘電シースを互
いに密着係合の状態に保つことを特徴とするリボン形同
軸ケーブル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/684,527 US4588852A (en) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | Stable impedance ribbon coax cable |
US684527 | 1991-04-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148709A JPS61148709A (ja) | 1986-07-07 |
JP2777650B2 true JP2777650B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=24748411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60282187A Expired - Lifetime JP2777650B2 (ja) | 1984-12-21 | 1985-12-17 | リボン形同軸ケーブル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4588852A (ja) |
JP (1) | JP2777650B2 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61281406A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-11 | 株式会社 潤工社 | 伝送線路 |
US4719319A (en) * | 1986-03-11 | 1988-01-12 | Amp Incorporated | Spiral configuration ribbon coaxial cable |
US4800236A (en) * | 1986-08-04 | 1989-01-24 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Cable having a corrugated septum |
JPS63141211A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-13 | 日立電線株式会社 | フラツトケ−ブル |
JPH064500Y2 (ja) * | 1987-05-26 | 1994-02-02 | 日立電線株式会社 | 一括圧接コネクタ用同軸リボンケ−ブル |
US4973794A (en) * | 1987-07-31 | 1990-11-27 | General Electric Company | Cable assembly for an electrical signal transmission system |
JPH01211809A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 | Hitachi Cable Ltd | フラットケーブル |
US4943688A (en) * | 1988-11-04 | 1990-07-24 | W. L. Gore & Assocites, Inc. | Ribbon coaxial cable with offset drain wires |
US4952020A (en) * | 1989-08-09 | 1990-08-28 | Amp Incorporated | Ribbon cable with optical fibers and electrical conductors |
JPH03103517U (ja) * | 1990-02-09 | 1991-10-28 | ||
US5037999A (en) * | 1990-03-08 | 1991-08-06 | W. L. Gore & Associates | Conductively-jacketed coaxial cable |
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