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JP2776247B2 - 半導体集積回路及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路及びその製造方法

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JP2776247B2
JP2776247B2 JP6119931A JP11993194A JP2776247B2 JP 2776247 B2 JP2776247 B2 JP 2776247B2 JP 6119931 A JP6119931 A JP 6119931A JP 11993194 A JP11993194 A JP 11993194A JP 2776247 B2 JP2776247 B2 JP 2776247B2
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克典 内田
勝太郎 小林
達浩 福島
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路及びその
製造方法に関し、特に品種識別等のコード設定を行う半
導体集積回路及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路においては、図8
に示すように、IDコードレジスタ22〜25及びマル
チプレクサ26〜28によって品種識別等のコードを設
定する設定部及び出力部が構成されている。この例では
識別コードを4ビットで表しており、ここでは識別コー
ドを“1010”とする。
【0003】図8に示す例ではIDコード出力用端子の
増加を防ぐために、識別コードをIDコード出力用パッ
ド29からシリアルに1ビットずつ出力するシフトレジ
スタ形式となっている。
【0004】IDコードレジスタ22〜25はDフリッ
プフロップで構成され、シフトクロック用パッド21か
らのシフトクロックの立上りで、D端子入力のレベルを
Q端子に出力する。
【0005】マルチプレクサ26〜28はS端子がハイ
レベルのときにA端子のレベルをO端子に出力し、S端
子がローレベルのときにB端子のレベルをO端子に出力
する。ここで、A端子は品種のIDコードによって電源
線Vccあるいは接地線GNDに接続されている。
【0006】また、マルチプレクサ26〜28各々のB
端子はIDコードレジスタ22〜24各々のQ端子出力
に接続されており、O端子出力はIDコードレジスタ2
3〜25各々のD端子に接続されている。
【0007】コードを設定する設定部及び出力部が上記
のように構成された半導体集積回路からは、図9に示す
ような動作でIDコードが出力される。この場合、ま
ず、識別コード設定信号用パッド30からの識別コード
設定信号をハイレベルとし、シフトクロック用パッド2
1からのシフトクロックをハイレベルとする。
【0008】次に、識別コード設定信号用パッド30か
らの識別コード設定信号をローレベルとし、シフトクロ
ック用パッド21にシフトクロックを入力することによ
って順次、ローレベル、ハイレベル、ローレベル、ハイ
レベルがIDコード出力用パッド29から出力される。
【0009】ここで、IDコード出力用パッド29から
は最下位ビット(LSB)から最上位ビット(MSB)
の順序でIDコードが出力されるものとしておけば、I
Dコードとして“1010”が出力されることとなる。
【0010】一方、図10に示すように、ICチップ9
1自身にチップの品種コードを得るための手段を内蔵し
たものとしてマスタースライス方式の半導体集積回路が
ある。この半導体集積回路ではICチップ91上のRO
M94に識別コードが設定されるようになっている。
【0011】ここで、ICチップ91上には機能回路部
92が搭載され、機能回路部92には複数の機能回路部
用パッド99が接続されている。また、ROM94にア
ドレスを供給するカウンタ93には電源用パッド95と
カウンタインクリメント用パッド96とが接続され、R
OM94には出力用パッド97とグランド用パッド98
とが接続されている。
【0012】チップの品種が変わる場合には拡散工程に
おける配線工程でROM94の内容を変更する。ROM
94から識別コードを出力するときにはカウンタ93か
ら順次アドレスを発生させ、このアドレスでROM94
から読出された情報を出力用パッド97に出力する。
【0013】上記の半導体集積回路については、特開平
1−100943号公報に詳述されている。
【0014】上記の半導体集積回路以外にも、図11に
示すように、ICチップ111自身にチップの品種コー
ドを得るための手段を内蔵したものがある。この例で
は、100Ωの抵抗113を9個直列に接続し、これら
の抵抗113各々の両端から10個のタップ114を引
出している。
【0015】この10個のタップ中の4個のタップを外
部に引出すために、ボンディングパッド115〜118
が設けられている。尚、ICチップ111上には機能回
路部112が搭載され、機能回路部112には複数の機
能回路部用パッド119が接続されている。
【0016】上記のボンディングパッド115〜118
のうちボンディングパッド116,117を拡散工程の
配線工程で10個のタップのうちのいずれに接続するか
によって、ICチップ111の製品名を示す識別コード
を変えることができる。
【0017】また、図12に示すように、ICチップ1
21自身にチップの品種コードを得るための手段として
ROMを内蔵したものがある。この例では、ICチップ
121上に通常の信号や演算を行うためのロジック領域
122以外にROM領域123を設けている。
【0018】このROM領域123にはICチップ12
1をテストする場合にテストシステムに対応して最適の
テストプログラムを設定するための情報、例えば品種名
やIC作成に使用したマスク名等がコード化されて書込
まれている。
【0019】ROM領域123はロジック領域122と
同様に電源電圧Vccを印加するための端子124及び
接地線GNDに接続された端子125に接続され、さら
に入力ポート126と出力ポート127とアドレスポー
ト128とデータバス129とが設けられている。
【0020】上記のような構成のICチップ121をテ
ストする場合、LSIテストシステム(図示せず)にI
Cチップ121が測定対象ICとしてセットされると、
ROM領域123に書込まれたテストプログラム選択の
ための情報がアドレスポート128に入力される。
【0021】この情報を入力するためにアドレスポート
128がアクセスされると、ROM領域123に格納さ
れた情報が読出されてデータバス129を介してLSI
テストシステムに供給される。LSIテストシステムは
ROM領域123から読出された情報を判別し、その情
報に該当するICテストプログラムを実行する。
【0022】上記の図12に示す半導体集積回路につい
ては、特開昭62−51234号公報に詳述されてい
る。
【0023】上述したように、従来の半導体集積回路で
は、品種識別コードの設定を拡散工程やROMへの書込
みで行っている。そのため、特に品種識別コードの設定
を拡散工程で行う方法では、組立工程において初めて品
種名が決定するボンディングオプション品のような品種
に対する品種識別コードの設定が不可能となる。また、
プログラムによるROMへの識別コードの書込みでは、
プログラムの書換え等によって識別コードが消えてしま
う可能性がある。
【0024】ここで、ボンディングオプション品とは基
本機能が同じで、ある一部の機能のみが若干異なる複数
種類の品種のことである。
【0025】この品種においては、基本機能と、各品種
の有する固有の機能の回路全てと、製品の仕様に存在す
る端子のボンディングパットとは別に設けられた品種分
類用の複数個のボンディングパッドと、これら複数個の
ボンディングパッド各々がVccレベルに接続されてい
るかまたはGNDレベルに接続されているかを判別し、
各品種固有の機能回路のうちいずれを機能させるかを判
断する回路とがチップ上に搭載されている。
【0026】上記のボンディングオプション品では、拡
散工程において1つのマスクパターンのみで拡散し、組
立工程において各品種に対応して複数個のボンディング
パッド各々をVccピンあるいはGNDピンにボンディ
ングすることで、品種展開をしている。
【0027】また、上記のボンディングオプション品の
利点としては拡散工程においてマスクパターンが1種類
であるために拡散工程の全ての工程を行っておき、品種
別の需要に応じて組立工程で品種の振り分けを行うこと
が可能であるため、工期を短縮することができるという
点が挙げられる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の識別コ
ード設定を行う半導体集積回路では、拡散工程で品種毎
の識別コードが設定されるため、組立工程で品種が決定
されるボンディングオプション品の識別コードの設定に
対応することができないという問題がある。
【0029】また、拡散工程後にP/W(ペレット/ウ
ェハ)選別によってウェハのグレードが選別される派生
品等の識別コードの設定においても、組立工程でグレー
ド別に異なる識別コードを付与しなければならないの
で、従来の識別コード設定では対応することができな
い。
【0030】特に、ボンディングオプション品や派生品
等でありかつIEEE1149.1に準拠したバウンダ
リスキャンテスト回路を搭載した半導体集積回路では、
上記の点が大きな問題となる。
【0031】バウンダリスキャンテスト回路は装置のボ
ード試験のために専用の回路を半導体集積回路に搭載す
るものであるが、その試験の1つに半導体集積回路の識
別コードであるIDコードを出力するものがある。
【0032】この場合、IDコードはIEEEの規定に
よって品種名に1対1に対応していなければならない。
したがって、ボンディングオプション品や派生品等のよ
うに組立工程で品種名が分類されて決定される品種で
は、上記のバウンダリスキャンテスト回路を搭載した半
導体集積回路に対応することができない。
【0033】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、組立工程で品種変更する場合にも品種に対応した
識別コードを設定することができる半導体集積回路及び
その製造方法を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体集積
回路は、識別コードを有する半導体集積回路であって、
拡散工程及びボンディング工程である組立工程の併用に
より決定される電圧レベルを判定する判定手段と、前記
判定手段の判定結果に対応する前記識別コードを設定す
る設定手段と、前記設定手段で設定された前記識別コー
ドを保持する保持手段とを備えている。
【0035】本発明による他の半導体集積回路は、上記
の構成のほかに、前記電圧レベルを設定するためのヒュ
ーズ回路を前記判定手段に具備している。
【0036】本発明による半導体集積回路の製造方法
は、同一回路内に複数種の機能を含む機能回路と、前記
複数種の機能のうち一つを規定する信号を入力する入力
端子とを有するボンディングオプション用の半導体集積
回路の製造方法であって、前記入力端子からの信号のレ
ベルを判定する判定手段を形成するステップと、前記判
定手段の判定結果に対応する前記識別コードを設定する
設定手段を形成するステップと、前記設定手段で設定さ
れた前記識別コードを保持する保持手段を形成するステ
ップと、前記半導体集積回路の組立工程において前記入
力端子を所定電圧レベル及びグランドレベルのうちの一
方に接続するステップとからなっている。
【0037】
【作用】品種変更用のボンディングオプション用パッド
のGNDピンへのボンディングの有無を判定し、その判
定結果に応じてIDコードレジスタに設定されるIDコ
ードを変更する。
【0038】これによって、ボンディングオプション品
のように組立工程のボンディングで品種変更する半導体
集積回路においても品種に対応したIDコードを設定す
ることができる。
【0039】また、ヒューズのカットまたは入力信号パ
ッドへの信号レベルの設定によってIDコードレジスタ
に設定するIDコードを変更自在とする。
【0040】これによって、ヒューズオプションや入力
信号のレベルによってIDコードや製品名の変更を可能
とすることができる。したがって、組立工程で品種が決
定されるボンディングオプション品や拡散工程後にP/
W選別によってウェハのグレードが選別される派生品等
の識別コードの設定に対応することができる。
【0041】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0042】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、ICチップ1上には機能回路部2と、
ボンディング判定部3と、IDコード設定部4と、ID
コードレジスタ5とが搭載されている。
【0043】機能回路部2は基本機能が同じで、ある一
部の機能のみが異なる4品種分の回路を備えており、複
数の機能回路部用パッド11に接続されている。また、
機能回路部2ではボンディングオプション用パッド6,
7がGNDピンにボンディングされているかどうかによ
って、これら4品種分の回路のうちの一つの回路が動作
するようになっている。
【0044】ボンディング判定部3はICチップ1に電
源が投入されたとき、ボンディングオプション用パッド
6,7がGNDピンにボンディングされていればローレ
ベルを、ボンディングオプション用パッド6,7がGN
Dピンにボンディングされていなければハイレベルを夫
々機能回路部2及びIDコード設定部4に出力する。
【0045】IDコード設定部4はIDコード設定用パ
ッド10に接続されており、ボンディング判定部3が出
力したレベルに応じて4品種のうちいずれか1つのID
コードを選択する。
【0046】IDコードレジスタ5はDフリップフロッ
プで構成されたシフトレジスタであり、IDコード設定
部4で選択されるIDコードのビット数分のDフリップ
フロップを有している。また、IDコードレジスタ5に
はIDコード出力用パッド8と、シフトクロックを供給
するためのシフトクロック用パッド9とが接続されてい
る。
【0047】図2は図1のボンディング判定部3とID
コード設定部4とIDコードレジスタ5との詳細な具体
例を示す図である。この図2に示す例では、ボンディン
グオプションによって1つのICチップ1が組立工程に
よって4つの品種に分類され、この分類された4つの品
種各々に異なったIDコード(本例では4ビット)が設
定される。
【0048】図において、ボンディング判定部3はPチ
ャネルトランジスタ31,32から構成されている。P
チャネルトランジスタ31,32はその電流能力が小さ
く設定されており、ゲートをGNDレベルに接続するこ
とでボンディングオプション用パッド6,7から機能回
路部2及びIDコード設定部4への信号線101,10
2のプルアップ抵抗として用いられる。
【0049】IDコード設定部4はマルチプレクサ41
〜43で構成されている。マルチプレクサ41〜43は
IDコード設定用パッド10からS端子への信号がハイ
レベルのときにA端子のレベルをO端子に出力し、S端
子への信号がローレベルのときにB端子のレベルをO端
子に出力する。
【0050】ここで、マルチプレクサ41〜43各々の
A端子は品種のIDコードによって電源線Vccあるい
は接地線GNDに接続されている。また、B端子はID
コードレジスタ5のDフリップフロップ(以下、F/F
とする)51〜53各々のQ端子出力に接続されてお
り、O端子出力はF/F52〜54各々のD端子に接続
されている。
【0051】IDコードレジスタ5はF/F51〜54
で構成され、シフトクロック用パッド9からのシフトク
ロックの立上りで、F/F51〜54各々のD端子入力
のレベルをQ端子に出力する。尚、IDコード出力用パ
ッド8にはIDコードレジスタ5の最終段のF/F54
のQ端子が接続されている。
【0052】図3は本発明の一実施例による半導体集積
回路の製造工程を示す図である。図において、1種類の
マスクパターンで拡散工程の全ての工程を行い(図3の
S1)、ダイシングの工程でウェハから各ICチップ1
を切離す(図3のS2)。この切離したICチップ1各
々には複数の機能回路部用パッド11がボンディングさ
れる(図3のS3)。
【0053】通常、ボンディングオプション品では同じ
基本機能を有していることから、4つの品種各々のID
コードは上位ビットが同じで、下位ビットのみが異なる
ように設定される。
【0054】例えば、拡散工程ではIDコードが“10
××”となる。このIDコードにおいて、×は“0”ま
たは“1”であり、組立工程においてボンディングオプ
ション用パッド6,7がGNDピンにボンディングされ
るかどうかによって決定される。
【0055】ボンディングオプション用パッド6,7が
ともにGNDピンにボンディングされれば(図3のS
4)、ICチップ1は品種Aとなり(図3のS5)、I
Dコードは“1000”となる。
【0056】また、ボンディングオプション用パッド6
のみがGNDピンにボンディングされれば(図3のS
6)、ICチップ1は品種Bとなり(図3のS7)、I
Dコードは“1010”となる。
【0057】さらに、ボンディングオプション用パッド
7のみがGNDピンにボンディングされれば(図3のS
8)、ICチップ1は品種Cとなり(図3のS9)、I
Dコードは“1001”となる。
【0058】さらにまた、ボンディングオプション用パ
ッド6,7がともにGNDピンにボンディングされなけ
れば(図3のS10)、ICチップ1は品種Dとなり
(図3のS11)、IDコードは“1011”となる。
【0059】図4は本発明の一実施例によるIDコード
出力時の動作を示すタイミングチャートである。図にお
いてはボンディングオプション用パッド7のみがGND
ピンにボンディングされた品種CのIDコード“100
1”の出力動作を示している。以下、図2及び図4を用
いてIDコードの出力動作について説明する。
【0060】Pチャネルトランジスタ31,32はその
電流能力が小さく設定されており、ゲートをGNDレベ
ルに接続することでボンディングオプション用パッド
6,7から機能回路部2及びIDコード設定部4への信
号線101,102のプルアップ抵抗として用いられ
る。
【0061】したがって、ボンディングオプション用パ
ッド6,7がいずれもGMDピンにボンディングされな
ければ、電源投入によって信号線101,102はハイ
レベルとなる。
【0062】品種Cではボンディングオプション用パッ
ド7のみがGNDピンにボンディングされているため、
電源投入によって信号線101はハイレベルに、信号線
102はローレベルになる。
【0063】ここで、IDコード設定用パッド10への
信号をハイレベルにすると、マルチプレクサ41〜43
はA端子のレベルをO端子に出力する。次に、シフトク
ロック用パッド9へのシフトクロックをハイレベルにす
ると、F/F51にはハイレベルが、F/F52にはロ
ーレベルが、F/F53にはローレベルが、F/F54
にはハイレベルが夫々保持され、IDコード出力用パッ
ド8からはハイレベルが出力される。
【0064】IDコード設定用パッド10への信号をロ
ーレベルにした後に、シフトクロック用パッド9に3ク
ロック分だけシフトクロックを入力すると、IDコード
出力用パッド8からは順次、ローレベル、ローレベル、
ハイレベルが出力される。
【0065】このとき、IDコードが最下位ビット(L
SB)から最上位ビット(MSB)の順序で出力される
ようにしておけば、品種CのIDコードとして“100
1”が出力されることとなる。
【0066】同様に、残りの品種A,B,Dについても
ボンディングオプション用パッド6,7のGNDピンへ
のボンディングの有無によって、夫々に対応したIDコ
ードを出力させることができる。
【0067】図5は本発明の他の実施例におけるボンデ
ィング判定部とIDコード設定部とIDコードレジスタ
との詳細な具体例を示す図である。図において、インバ
ータ61,62とノアゲート63〜66とは2−4デコ
ーダを構成しており、信号線101,102のレベルに
よって信号線103〜106のうちいずれか1つがハイ
レベルとなる。
【0068】信号線103〜106各々にはNチャネル
トランジスタ67〜82のゲートが接続されており、N
チャネルトランジスタ67,69,70,73,77〜
79のドレインがVccレベルに、Nチャネルトランジ
スタ68,71,72,74〜76,80〜82のドレ
インがGNDレベルに夫々接続されている。また、Nチ
ャネルトランジスタ67〜82のソースは信号線107
〜110のうちの1つずつに共通に接続されている。
【0069】これによって、信号線101,102のレ
ベルによって信号線103〜106のうちいずれか1つ
がハイレベルになると、ハイレベルとなった信号線10
3〜106のいずれかにゲートが接続されたNチャネル
トランジスタ67〜82がオンする。
【0070】すると、オンしたNチャネルトランジスタ
67〜82のドレインに接続されたVccレベルまたは
GNDレベルが信号線107〜110に伝達される。信
号線107〜110は夫々対応するマルチプレクサ41
〜44のA端子に入力されているので、上述した本発明
の一実施例の手順と同様の手順で、信号線107〜11
0のレベルがIDコードレジスタ5を構成するF/F5
1〜54に設定され、IDコード出力用パッド8からI
Dコードが出力される。
【0071】上記の本発明の他の実施例では、品種A〜
DのIDコードがまったく独立な場合にも適用すること
ができるという利点がある。
【0072】図6は本発明の別の実施例におけるボンデ
ィング判定部とIDコード設定部とIDコードレジスタ
との詳細な具体例を示す図である。図において、ボンデ
ィング判定部3はヒューズ33〜36とデコーダ(DE
C)37とから構成されている。
【0073】ヒューズ33,35の一端には電源線Vc
cが、ヒューズ34,36の一端には接地線GNDが夫
々接続されており、ヒューズ33〜36各々の他端は互
いに接続されている。
【0074】また、ヒューズ33〜36各々の他端同士
の接続部はデコーダ37のA端子及びB端子に接続され
ている。デコーダ37の出力はF/F51のD端子とマ
ルチプレクサ41〜43各々のA端子とに夫々接続され
ている。
【0075】このボンディング判定部3では品種のID
コードに応じてヒューズ33,35またはヒューズ3
4,36をカットすることによってデコーダ34のA端
子及びB端子が電源線Vccあるいは接地線GNDに接
続されるようになっている。
【0076】ここで、IDコードの設定について説明す
る。尚、ヒューズ33,36をカットした場合、デコー
ダ37のA端子にはローレベルが与えられ、B端子には
ハイレベルが与えられ、デコーダ37から“1001”
が出力されるものとする。
【0077】まず、IDコード設定用パッド10からI
Dコード設定部4のマルチプレクサ41〜43のS端子
への信号をハイレベルとし、マルチプレクサ41〜43
のO端子から出力する信号をA端子に入力された信号に
切換える。
【0078】すると、IDコードレジスタ5のF/F5
1のD端子にはデコーダ37からの出力“1”が与えら
れる。また、F/F52のD端子にはマルチプレクサ4
1を介してデコーダ37からの出力“0”が、F/F5
3のD端子にはマルチプレクサ42を介してデコーダ3
7からの出力“0”が、F/F54のD端子にはマルチ
プレクサ43を介してデコーダ37からの出力“1”が
夫々与えられる。
【0079】その後、シフトクロック用パッド9からの
シフトクロックの立上りで、F/F51〜54各々はD
端子に与えられた信号を取込み、F/F51のQ端子か
ら“1”が、F/F52のQ端子から“0”が、F/F
53のQ端子から“0”が、F/F54のQ端子から
“1”が夫々出力される。よって、IDコード出力用パ
ッド8からは“1”が出力される。
【0080】このIDコード出力用パッド8から“1”
が出力された後に、IDコード設定用パッド10からI
Dコード設定部4のマルチプレクサ41〜43のS端子
への信号をローレベルとし、マルチプレクサ41〜43
のO端子から出力する信号をB端子に入力された信号に
切換える。
【0081】したがって、IDコードレジスタ5のF/
F52のD端子にはF/F51のQ端子からの出力
“1”が、F/F53のD端子にはF/F52のQ端子
からの出力“0”が、F/F54のD端子にはF/F5
3のQ端子からの出力“0”が夫々与えられる。
【0082】この後、シフトクロック用パッド9からの
シフトクロックの立上りで、F/F52〜54各々はD
端子に与えられた信号を取込み、F/F52のQ端子か
ら“1”が、F/F53のQ端子から“0”が、F/F
54のQ端子から“0”が夫々出力される。よって、I
Dコード出力用パッド8からは“0”が出力される。
【0083】また、シフトクロック用パッド9からの次
のシフトクロックの立上りで、F/F53はD端子に与
えられたF/F52のQ端子からの“1”を、F/F5
4はD端子に与えられたF/F53のQ端子からの
“0”を取込み、F/F53のQ端子から“1”が、F
/F54のQ端子から“0”が夫々出力される。よっ
て、IDコード出力用パッド8からは“0”が出力され
る。
【0084】さらに、シフトクロック用パッド9からの
次のシフトクロックの立上りで、F/F54はD端子に
与えられたF/F53のQ端子からの“1”を取込み、
F/F54のQ端子から“1”が出力される。よって、
IDコード出力用パッド8からは“1”が出力される。
【0085】上述した動作によって、ヒューズ33,3
6をカットして設定されたIDコード“1001”が最
下位ビット(LSB)側から最上位ビット(MSB)側
に出力されると決めておけば、シフトクロック用パッド
9からのシフトクロックの3回の立上りでIDコード出
力用パッド8から“1001”が出力される。
【0086】本発明の別の実施例ではヒューズ33,3
6をカットすることでデコーダ37から“1001”が
出力される場合について述べたが、ヒューズ33〜36
のいずれをカットするかによって他の4ビットのIDコ
ードも選択的に出力させることができる。
【0087】また、ボンディング判定部3をレベル判定
部として使用すれば、本発明の別の実施例は、拡散工程
後にP/W選別によってウェハのグレードが選別される
派生品等の識別コードの設定に適用可能である。
【0088】図7は本発明のさらに別の実施例における
ボンディング判定部とIDコード設定部とIDコードレ
ジスタとの詳細な具体例を示す図である。図において、
ボンディング判定部3はデコーダ(DEC)37から構
成されている。
【0089】入力信号パット12はデコーダ37のA端
子に、入力信号パット13はデコーダ37のB端子に夫
々接続されている。デコーダ37の出力はF/F51の
D端子とマルチプレクサ41〜43各々のA端子とに夫
々接続されている。
【0090】本発明のさらに別の実施例では、デコーダ
37が入力信号パッド12,13に入力される信号のレ
ベルに応じてIDコードを出力するようになっており、
入力信号パッド12,13に入力される信号のレベルに
よって製品名等のIDコードの設定が可能となってい
る。
【0091】ここで、IDコードの設定について説明す
る。尚、入力信号パッド12にローレベルが、入力信号
パッド13にハイレベルが与えられた場合、デコーダ3
7から“1001”が出力されるものとする。
【0092】まず、IDコード設定用パッド10からI
Dコード設定部4のマルチプレクサ41〜43のS端子
への信号をハイレベルとし、マルチプレクサ41〜43
のO端子から出力する信号をA端子に入力された信号に
切換える。
【0093】すると、IDコードレジスタ5のF/F5
1のD端子にはデコーダ37からの出力“1”が与えら
れる。また、F/F52のD端子にはマルチプレクサ4
1を介してデコーダ37からの出力“0”が、F/F5
3のD端子にはマルチプレクサ42を介してデコーダ3
7からの出力“0”が、F/F54のD端子にはマルチ
プレクサ43を介してデコーダ37からの出力“1”が
夫々与えられる。
【0094】この後、シフトクロック用パッド9からの
シフトクロックの立上りで、F/F51〜54各々はD
端子に与えられた信号を取込み、F/F51のQ端子か
ら“1”が、F/F52のQ端子から“0”が、F/F
53のQ端子から“0”が、F/F54のQ端子から
“1”が夫々出力される。よって、IDコード出力用パ
ッド8からは“1”が出力される。
【0095】このIDコード出力用パッド8から“1”
が出力された後に、IDコード設定用パッド10からI
Dコード設定部4のマルチプレクサ41〜43のS端子
への信号をローレベルとし、マルチプレクサ41〜43
のO端子から出力する信号をB端子に入力された信号に
切換える。
【0096】したがって、IDコードレジスタ5のF/
F52のD端子にはF/F51のQ端子からの出力
“1”が、F/F53のD端子にはF/F52のQ端子
からの出力“0”が、F/F54のD端子にはF/F5
3のQ端子からの出力“0”が夫々与えられる。
【0097】この後、シフトクロック用パッド9からの
シフトクロックの立上りで、F/F52〜54各々はD
端子に与えられた信号を取込み、F/F52のQ端子か
ら“1”が、F/F53のQ端子から“0”が、F/F
54のQ端子から“0”が夫々出力される。よって、I
Dコード出力用パッド8からは“0”が出力される。
【0098】また、シフトクロック用パッド9からの次
のシフトクロックの立上りで、F/F53はD端子に与
えられたF/F52のQ端子からの“1”を、F/F5
4はD端子に与えられたF/F53のQ端子からの
“0”を取込み、F/F53のQ端子から“1”が、F
/F54のQ端子から“0”が夫々出力される。よっ
て、IDコード出力用パッド8からは“0”が出力され
る。
【0099】さらに、シフトクロック用パッド9からの
次のシフトクロックの立上りで、F/F54はD端子に
与えられたF/F53のQ端子からの“1”を取込み、
F/F54のQ端子から“1”が出力される。よって、
IDコード出力用パッド8からは“1”が出力される。
【0100】上述した動作によって、入力信号パッド1
2,13に夫々ローレベル及びハイレベルを入力して設
定されたIDコード“1001”が最下位ビット(LS
B)側から最上位ビット(MSB)側に出力されると決
めておけば、シフトクロック用パッド9からのシフトク
ロックの3回の立上りでIDコード出力用パッド8から
“1001”が出力される。
【0101】本発明のさらに別の実施例では入力信号パ
ッド12,13に夫々ローレベル及びハイレベルを入力
することでデコーダ37から“1001”が出力される
場合について述べたが、入力信号パッド12,13に入
力する信号のレベルの組合せを変えることによって他の
4ビットのIDコードも選択的に出力させることができ
る。
【0102】また、ボンディング判定部3をレベル判定
部として使用すれば、本発明のさらに別の実施例は、拡
散工程後にP/W選別によってウェハのグレードが選別
される派生品等の識別コードの設定に適用可能である。
【0103】このように、品種変更用のボンディングオ
プション用パッド6,7のGNDピンへのボンディング
の有無に応じてIDコードレジスタ5に設定されるID
コードを変更することによって、ボンディングオプショ
ン品のように組立工程のボンディングで品種変更する半
導体集積回路においても品種に対応したIDコードを設
定することができる。
【0104】また、ヒューズ33〜36のカットまたは
入力信号パッド12,13への信号レベルの設定によっ
てデコーダ37から出力されてIDコードレジスタ5に
設定されるIDコードを変更することによって、ヒュー
ズオプションや入力信号のレベルによってIDコードや
製品名の変更を可能とすることができる。
【0105】よって、組立工程で品種が決定されるボン
ディングオプション品や拡散工程後にP/W選別によっ
てウェハのグレードが選別される派生品等の識別コード
の設定に対応することができる。
【0106】例えば、ボード上の実装テストの効率化の
ため、IEEE1149.1で標準化されたバウンダリ
スキャンテスト回路を搭載した半導体集積回路では品種
名と1対1に対応した識別コードであるIDコードを設
定することが規定されているが、このような組立工程に
おいて品種名が決定される半導体集積回路にも対応する
ことが可能となる。
【0107】尚、請求項の記載に関連して本発明はさら
に次の態様をとりうる。
【0108】(1)同一回路内に複数種の機能を含む機
能回路と、前記複数種の機能のうち一つを規定する信号
を入力する入力端子とを有するボンディングオプション
用の半導体集積回路であって、前記入力端子から入力さ
れた信号に対応する前記機能回路の機能を特定するため
の識別コードを出力する識別コード出力手段を有するこ
とを特徴とする半導体集積回路。
【0109】(2)同一回路内に複数種の機能を含む機
能回路と、前記複数種の機能のうち一つを規定する信号
を入力する入力端子とを有するボンディングオプション
用の半導体集積回路であって、前記入力端子からの信号
のレベルを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結
果に対応する前記識別コードを設定する設定手段と、前
記設定手段で設定された前記識別コードを保持する保持
手段とを含むことを特徴とする半導体集積回路。
【0110】(3)同一回路内に複数種の機能を含む機
能回路と、前記複数種の機能のうち一つを規定する信号
を入力する入力端子とを有するボンディングオプション
用の半導体集積回路の製造方法であって、前記入力端子
から入力された信号に対応する前記機能回路の機能を特
定するための識別コードを出力する識別コード出力手段
を形成する第1のステップと、前記半導体集積回路の組
立工程において前記入力端子を所定電圧レベル及びグラ
ンドレベルのうちの一方に接続する第2のステップとか
らなることを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
【0111】(4)同一回路内に複数種の機能を含む機
能回路と、前記複数種の機能のうち一つを規定する信号
を入力する入力端子とを有するボンディングオプション
用の半導体集積回路の製造方法であって、前記入力端子
からの信号のレベルを判定する判定手段を形成するステ
ップと、前記判定手段の判定結果に対応する前記識別コ
ードを設定する設定手段を形成するステップと、前記設
定手段で設定された前記識別コードを保持する保持手段
を形成するステップと、前記半導体集積回路の組立工程
において前記入力端子を所定電圧レベル及びグランドレ
ベルのうちの一方に接続するステップとからなることを
特徴とする半導体集積回路の製造方法。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体集積
回路によれば、組立工程後に設定されて入力される入力
信号に対応する識別コードを出力することによって、組
立工程で品種変更する場合にも品種に対応した識別コー
ドを設定することができるという効果がある。
【0113】また、本発明の他の半導体集積回路によれ
ば、複数種の機能のうち一つを規定する信号に応答して
当該信号に対応する機能回路の機能を特定するための識
別コードを出力することによって、組立工程のボンディ
ングで品種変更する場合にも品種に対応した識別コード
を設定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1のボンディング判定部とIDコード設定部
とIDコードレジスタとの詳細な具体例を示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例による半導体集積回路の製造
工程を示す図である。
【図4】本発明の一実施例によるIDコード出力時の動
作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の他の実施例におけるボンディング判定
部とIDコード設定部とIDコードレジスタとの詳細な
具体例を示す図である。
【図6】本発明の別の実施例におけるボンディング判定
部とIDコード設定部とIDコードレジスタとの詳細な
具体例を示す図である。
【図7】本発明のさらに別の実施例におけるボンディン
グ判定部とIDコード設定部とIDコードレジスタとの
詳細な具体例を示す図である。
【図8】従来例におけるボンディング判定部とIDコー
ド設定部とIDコードレジスタとの詳細な具体例を示す
図である。
【図9】従来例によるIDコード出力時の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図10】従来例を示す構成図である。
【図11】従来例を示す構成図である。
【図12】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ICチップ 2 機能回路部 3 ボンディング判定部 4 IDコード設定部 5 IDコードレジスタ 6,7 ボンディングオプション用パッド 8 IDコード出力用パッド 9 シフトクロック用パッド 10 IDコード設定用パッド 11 機能回路部用パッド 12,13 入力信号パッド 31,32 Pチャネルトランジスタ 33〜36 ヒューズ 37 デコーダ 41〜44 マルチプレクサ 51〜54 Dフリップフロップ 61,62 インバータ 63〜66 ノアゲート 67〜82 Nチャネルトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−48054(JP,A) 特開 昭61−256647(JP,A) 特開 平1−262419(JP,A) 特開 平4−111438(JP,A) 特開 平3−3343(JP,A) 特開 平2−27747(JP,A) 特開 平5−211214(JP,A) 特開 平5−47862(JP,A) 特開 昭64−37847(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/04 H01L 21/02 H01L 21/822

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別コードを有する半導体集積回路であ
    って、拡散工程及びボンディング工程である組立工程の
    併用により決定される電圧レベルを判定する判定手段
    と、前記判定手段の判定結果に対応する前記識別コード
    を設定する設定手段と、前記設定手段で設定された前記
    識別コードを保持する保持手段とを有することを特徴と
    する半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記判定手段に与える電圧レベルは、
    ンディングオプショク用パットがグランドピンにボンデ
    ィングされるかどうかによって設定されることを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧レベルを設定するためのヒュー
    ズ回路を前記判定手段に含むことを特徴とする請求項1
    記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 識別コードを有する半導体集積回路であ
    って、ボンディングオプショク用パットのグランドピン
    へのボンディングの有無によって与えられる電圧レベル
    を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に対応
    する前記識別コードを設定する設定手段と、前記設定手
    段で設定された前記識別コードを保持する保持手段とを
    有することを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、前記電圧レベルに応じ
    た信号を出力するデコーダを有することを特徴とする請
    求項1から請求項4のいずれか記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 同一回路内に複数種の機能を含む機能回
    路と、前記複数種の機能のうち一つを規定する信号を入
    力する入力端子とを有するボンディングオプション用の
    半導体集積回路の製造方法であって、前記入力端子から
    の信号のレベルを判定する判定手段を形成するステップ
    と、前記判定手段の判定結果に対応する前記識別コード
    を設定する設定手段を形成するステップと、前記設定手
    段で設定された前記識別コードを保持する保持手段を形
    成するステップと、前記半導体集積回路の組立工程にお
    いて前記入力端子を所定電圧レベル及びグランドレベル
    のうちの一方に接続するステップとからなることを特徴
    とする半導体集積回路の製造方法。
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