JP2772691B2 - バーコード信号転送装置 - Google Patents
バーコード信号転送装置Info
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- JP2772691B2 JP2772691B2 JP1329108A JP32910889A JP2772691B2 JP 2772691 B2 JP2772691 B2 JP 2772691B2 JP 1329108 A JP1329108 A JP 1329108A JP 32910889 A JP32910889 A JP 32910889A JP 2772691 B2 JP2772691 B2 JP 2772691B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、バーコード読み取り機と携帯型端末機とか
らなるバーコード信号転送装置に関する。
らなるバーコード信号転送装置に関する。
従来の技術 近年、商店や倉庫などの売り上げ、在庫調査、物品の
補充、発注等において、品番、数量等の情報入力手段と
してバーコードを活用する例が増えており、今後とも入
力機器としての利用がますます盛んになると考えられ
る。
補充、発注等において、品番、数量等の情報入力手段と
してバーコードを活用する例が増えており、今後とも入
力機器としての利用がますます盛んになると考えられ
る。
バーコード読み取り装置の一つとして、ハンディータ
イプのバーコード読み取り機と携帯型端末機とを組み合
わせた小型のものが知られている。バーコード読み取り
機により光電的に読み取られたバーコードは、電気信号
に変換されて電線を通じて携帯型端末機に送られ、携帯
型端末機においてしかるべき処理が行なわれ、そのデー
タが必要に応じて上位のコンピュータ等に送られる。
イプのバーコード読み取り機と携帯型端末機とを組み合
わせた小型のものが知られている。バーコード読み取り
機により光電的に読み取られたバーコードは、電気信号
に変換されて電線を通じて携帯型端末機に送られ、携帯
型端末機においてしかるべき処理が行なわれ、そのデー
タが必要に応じて上位のコンピュータ等に送られる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のこの種バーコード読み取り装置
では、バーコード読み取り機と携帯型端末機とが電線で
接続されているため、接続部分の断線が多く、使用に当
たっても電線が邪魔になるという問題があった。このた
め、バーコーダ読み取り機と携帯型端末機とを無線で接
続する装置も開発されているが、バーコード信号を転送
するに際し、輝度変調または周波数変調を行なってお
り、消費電力が大きく、回路構成も複雑になり、コスト
も高くなる問題があった。
では、バーコード読み取り機と携帯型端末機とが電線で
接続されているため、接続部分の断線が多く、使用に当
たっても電線が邪魔になるという問題があった。このた
め、バーコーダ読み取り機と携帯型端末機とを無線で接
続する装置も開発されているが、バーコード信号を転送
するに際し、輝度変調または周波数変調を行なってお
り、消費電力が大きく、回路構成も複雑になり、コスト
も高くなる問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、消費電力が小さく、回路構成が簡単で安価なバーコ
ード信号転送装置を提供することを目的とする。
り、消費電力が小さく、回路構成が簡単で安価なバーコ
ード信号転送装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、バーコード読
み取り機が読み取って得られたバーコード信号から、バ
ーコードの黒から白の立ち上がりで第１のパルスを発生
する第１のパルス発生手段と、バーコードの白から黒の
立ち下がりで第１のパルスとは異なる第２のパルスを発
生する第２のパルス発生手段と、前記第１および第２の
パルスを合成して出力する合成手段とを設け、白黒変化
信号を転送するようにしたことを要旨とするものであ
る。
み取り機が読み取って得られたバーコード信号から、バ
ーコードの黒から白の立ち上がりで第１のパルスを発生
する第１のパルス発生手段と、バーコードの白から黒の
立ち下がりで第１のパルスとは異なる第２のパルスを発
生する第２のパルス発生手段と、前記第１および第２の
パルスを合成して出力する合成手段とを設け、白黒変化
信号を転送するようにしたことを要旨とするものであ
る。
作用 したがって、本発明によれば、バーコード信号を転送
する際に、白黒変化を表すパルス信号を転送するのみで
バーコードのデータが転送されるので、信号の転送、処
理に要する消費電力を低減することができる効果を有す
る。
する際に、白黒変化を表すパルス信号を転送するのみで
バーコードのデータが転送されるので、信号の転送、処
理に要する消費電力を低減することができる効果を有す
る。
実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。
第１図において、１は携帯型端末機であり、転送受光部
２、液晶表示部３、キー操作部４および外部装置に接続
するためのコネクタ５を備えている。６はバーコード読
み取り機であり、携帯型端末機１の転送受光部２へ転送
光信号を送るための転送発光部７、およびバーコードラ
ベル９のバーコード10を読み取って電気信号に変換する
ためのバーコード読み取り部８を備えている。バーコー
ド10は、バーコード読み取り部８から光を照射され、そ
の反射光をバーコード読み取り部８で受けて電気信号に
変換し、その電気信号を転送発光部７へ送る。転送発光
部７は、送られてきた電気信号を再び光信号に変換して
携帯型端末機１に送出し、携帯型端末機１はこれを受け
て再び電気信号に変換してコンピュータ等により処理を
行なう。
第１図において、１は携帯型端末機であり、転送受光部
２、液晶表示部３、キー操作部４および外部装置に接続
するためのコネクタ５を備えている。６はバーコード読
み取り機であり、携帯型端末機１の転送受光部２へ転送
光信号を送るための転送発光部７、およびバーコードラ
ベル９のバーコード10を読み取って電気信号に変換する
ためのバーコード読み取り部８を備えている。バーコー
ド10は、バーコード読み取り部８から光を照射され、そ
の反射光をバーコード読み取り部８で受けて電気信号に
変換し、その電気信号を転送発光部７へ送る。転送発光
部７は、送られてきた電気信号を再び光信号に変換して
携帯型端末機１に送出し、携帯型端末機１はこれを受け
て再び電気信号に変換してコンピュータ等により処理を
行なう。
第２図は携帯型端末機１の内部構成を示しており、11
はCPU、12はROM、13はRAM、14はインタフェース、15は
電源である。CPU11はROM12およびRAM13に格納されたデ
ータに基づいて各種の計算を行なう。液晶表示部３は入
力および出力の表示を行ない、キー操作部４はテンキー
およびファンクションキーから必要な情報を入力するた
めに用いられる。インタフェース14はコネクタ５を通じ
て接続されたパーソナルコンピュータ等との通信を可能
にする。これら各部は、電源15から電源の供給を受けて
駆動される。
はCPU、12はROM、13はRAM、14はインタフェース、15は
電源である。CPU11はROM12およびRAM13に格納されたデ
ータに基づいて各種の計算を行なう。液晶表示部３は入
力および出力の表示を行ない、キー操作部４はテンキー
およびファンクションキーから必要な情報を入力するた
めに用いられる。インタフェース14はコネクタ５を通じ
て接続されたパーソナルコンピュータ等との通信を可能
にする。これら各部は、電源15から電源の供給を受けて
駆動される。
次にバーコード読み取り機６について第３図を参照し
て説明する。バーコード読み取り機６の読み取り部８
は、読取発光部81および読取受光部82からなる。装置全
体はバッテリ31により駆動される。スイッチ32をオンす
ると電源Vccが各部に供給される。読取発光部81は、内
部の発光素子を制御してバーコード10を照射する。そし
てバーコード読み取り部６をバーコードラベル９に対し
て相対的に移動すると、バーコード10の濃淡に比例した
光信号が読取受光部32で受光される。読取受光部82は、
受光した光信号を内部の受光素子によって電気信号33に
変換する。この電気信号33を転送発光部７によって再度
光信号34に変換して携帯型端末機１の転送受光部２へ転
送する。
て説明する。バーコード読み取り機６の読み取り部８
は、読取発光部81および読取受光部82からなる。装置全
体はバッテリ31により駆動される。スイッチ32をオンす
ると電源Vccが各部に供給される。読取発光部81は、内
部の発光素子を制御してバーコード10を照射する。そし
てバーコード読み取り部６をバーコードラベル９に対し
て相対的に移動すると、バーコード10の濃淡に比例した
光信号が読取受光部32で受光される。読取受光部82は、
受光した光信号を内部の受光素子によって電気信号33に
変換する。この電気信号33を転送発光部７によって再度
光信号34に変換して携帯型端末機１の転送受光部２へ転
送する。
次に転送発光部７について第４図を参照して説明す
る。第４図において、35は入力した電気信号33の立ち上
がりを検出する回路、36は検出された立ち上がり信号か
ら所定の幅の第１のパルスとしてのパルスＡを生成して
出力する回路、37は入力電気信号33の立ち下がりを検出
する回路、38は検出された立ち下がり信号からパルスＡ
よりも大きい幅の第２のパルスとしてのパルスＢを生成
して出力する回路、39はパルスＡ出力回路36およびパル
スＢ出力回路38からの出力を合成する回路、40は合成さ
れた電気信号を転送光信号34に変換して出力する回路で
ある。
る。第４図において、35は入力した電気信号33の立ち上
がりを検出する回路、36は検出された立ち上がり信号か
ら所定の幅の第１のパルスとしてのパルスＡを生成して
出力する回路、37は入力電気信号33の立ち下がりを検出
する回路、38は検出された立ち下がり信号からパルスＡ
よりも大きい幅の第２のパルスとしてのパルスＢを生成
して出力する回路、39はパルスＡ出力回路36およびパル
スＢ出力回路38からの出力を合成する回路、40は合成さ
れた電気信号を転送光信号34に変換して出力する回路で
ある。
次に立ち上がり、立ち下がり検出回路35、37の動作を
第５図を参照して説明する。まず、入力された電気信号
33とこれをNOT回路35aで反転した信号とを、次の正信号
AND回路35bで論理積をとってOUT1を出力し立ち上がりを
検出する。次に、入力された電気信号33とこれをNOT回
路37aで反転した信号とを次の負信号AND回路37bで論理
積をとってOUT2を出力し立ち下がりを検出する。この場
合、t1の立ち上がりタイミングでOUT1を出力し、t2の立
ち下がりタイミングでOUT2を出力している。これらの出
力をそれぞれ第４図に示すパルスＡ出力回路36およびパ
ルスＢ出力回路38に入力して、それぞれ所定幅のパルス
ＡおよびパルスＢを出力する。これらのパルスＡ、Ｂ出
力回路36、38は、ワンショットマルチ回路により構成さ
れている。そしてこれらのパルスＡ、Ｂは次の合成回路
39によって合成され、発光回路40において内部の発光素
子を制御することにより、同様なパルス幅を有するパル
スＡ′およびＢ′からなる転送光信号34が生成されて出
力される。
第５図を参照して説明する。まず、入力された電気信号
33とこれをNOT回路35aで反転した信号とを、次の正信号
AND回路35bで論理積をとってOUT1を出力し立ち上がりを
検出する。次に、入力された電気信号33とこれをNOT回
路37aで反転した信号とを次の負信号AND回路37bで論理
積をとってOUT2を出力し立ち下がりを検出する。この場
合、t1の立ち上がりタイミングでOUT1を出力し、t2の立
ち下がりタイミングでOUT2を出力している。これらの出
力をそれぞれ第４図に示すパルスＡ出力回路36およびパ
ルスＢ出力回路38に入力して、それぞれ所定幅のパルス
ＡおよびパルスＢを出力する。これらのパルスＡ、Ｂ出
力回路36、38は、ワンショットマルチ回路により構成さ
れている。そしてこれらのパルスＡ、Ｂは次の合成回路
39によって合成され、発光回路40において内部の発光素
子を制御することにより、同様なパルス幅を有するパル
スＡ′およびＢ′からなる転送光信号34が生成されて出
力される。
第６図は、この実施例における転送光信号34の波形が
示されている。すなわちバーコードが黒から白へ変化す
るときの電気信号33の立ち上がりによって生成されたパ
ルスＡに対し、バーコードの白から黒へ変化するときの
電気信号33の立ち下がりによって生成されたパルスＢ
は、パルスＡの２倍の幅を持っている。転送光信号34の
パルスＡ′およびＢ′の幅も同様である。なお、このパ
ルス幅の比率は、この実施例においては1:2であるが、
転送するバーコードに応じて最適値を選択するようにす
る。またパルス幅によらずに他の方法でパルスＡとパル
スＢとを区別するようにしてもよい。
示されている。すなわちバーコードが黒から白へ変化す
るときの電気信号33の立ち上がりによって生成されたパ
ルスＡに対し、バーコードの白から黒へ変化するときの
電気信号33の立ち下がりによって生成されたパルスＢ
は、パルスＡの２倍の幅を持っている。転送光信号34の
パルスＡ′およびＢ′の幅も同様である。なお、このパ
ルス幅の比率は、この実施例においては1:2であるが、
転送するバーコードに応じて最適値を選択するようにす
る。またパルス幅によらずに他の方法でパルスＡとパル
スＢとを区別するようにしてもよい。
次に、転送光信号34を受ける携帯型端末機１側の処理
について説明する。携帯型端末機１の転送受光部２は、
第７図に示すように、受光アンプ21、第１のパルスを検
出するパルスＡ検出回路22、第２のパルスを検出するパ
ルスＢ検出回路23、基準クロック24、およびSRフリップ
フロップ回路25を備えている。転送光信号34は、受光ア
ンプ21で光パルスＡ′、Ｂ′に応じたパルスＡ、Ｂを有
する電気信号26に変換され、その電気信号26のパルス
Ａ、ＢがそれぞれパルスＡ、Ｂ検出回路22、23で検出さ
れる。
について説明する。携帯型端末機１の転送受光部２は、
第７図に示すように、受光アンプ21、第１のパルスを検
出するパルスＡ検出回路22、第２のパルスを検出するパ
ルスＢ検出回路23、基準クロック24、およびSRフリップ
フロップ回路25を備えている。転送光信号34は、受光ア
ンプ21で光パルスＡ′、Ｂ′に応じたパルスＡ、Ｂを有
する電気信号26に変換され、その電気信号26のパルス
Ａ、ＢがそれぞれパルスＡ、Ｂ検出回路22、23で検出さ
れる。
パルスＡ、Ｂ検出回路22、23は、第８図に示すよう
に、パルスＡ、Ｂを有する入力電気信号26の立ち上がり
を検出する回路41、５進カウンタ42、入力電気信号26の
反転出力を得るためのNOT回路45、５進カウンタ42の出
力44とNOT回路45の出力46との論理積を取るためのAND回
路47、５進カウンタ42の出力44と入力電気信号26との論
理積を取るためのAND回路48とを備えている。
に、パルスＡ、Ｂを有する入力電気信号26の立ち上がり
を検出する回路41、５進カウンタ42、入力電気信号26の
反転出力を得るためのNOT回路45、５進カウンタ42の出
力44とNOT回路45の出力46との論理積を取るためのAND回
路47、５進カウンタ42の出力44と入力電気信号26との論
理積を取るためのAND回路48とを備えている。
次に上記転送受光部２の動作について第９図を参照し
ながら説明する。受光アンプ21によって変換された入力
電気信号26のパルスＡ、Ｂは、立ち上がり検出回路41に
より常に監視されており、パルスＡの立ち上がり信号43
が検出されると、基準クロック24の５パルス目で５進カ
ウンタ42がカウント信号44を出力する。５進カウンタ42
における進数は、パルスＡの場合は５パルスよりも少な
く、パルスＢの場合は５パルスよりも多くなるように選
択されている。したがって、パルスＡの場合は、５パル
スをカウントしたときは、入力電気信号26をNOT回路45
で反転した出力46は“1"になっているので、信号44と46
の論理積をAND回路47で取ることにより出力27を得るこ
とができる。またパルスＢの場合は、５パルスをカウン
トしたときに入力電気信号26はまだ“1"になっているの
で、信号44と信号26との論理積をAND回路48で取ること
により出力28を得ることができる。そして出力27と28と
をSRフリップフロップ回路25に入力することにより元の
バーコードを読み取った電気信号33と同じ特性の電気信
号29が得られる。この信号29は、第２図のCPU11によっ
て処理され、バーコードの内容が解析される。
ながら説明する。受光アンプ21によって変換された入力
電気信号26のパルスＡ、Ｂは、立ち上がり検出回路41に
より常に監視されており、パルスＡの立ち上がり信号43
が検出されると、基準クロック24の５パルス目で５進カ
ウンタ42がカウント信号44を出力する。５進カウンタ42
における進数は、パルスＡの場合は５パルスよりも少な
く、パルスＢの場合は５パルスよりも多くなるように選
択されている。したがって、パルスＡの場合は、５パル
スをカウントしたときは、入力電気信号26をNOT回路45
で反転した出力46は“1"になっているので、信号44と46
の論理積をAND回路47で取ることにより出力27を得るこ
とができる。またパルスＢの場合は、５パルスをカウン
トしたときに入力電気信号26はまだ“1"になっているの
で、信号44と信号26との論理積をAND回路48で取ること
により出力28を得ることができる。そして出力27と28と
をSRフリップフロップ回路25に入力することにより元の
バーコードを読み取った電気信号33と同じ特性の電気信
号29が得られる。この信号29は、第２図のCPU11によっ
て処理され、バーコードの内容が解析される。
上記実施例では、バーコード信号を白黒変化部分のみ
の変化光信号として転送するので、バーコードの幅が太
くなっても細くなっても消費電力の増加を防ぐことがで
きる。このような消費電力の削減効果を以下に具体的に
説明する。
の変化光信号として転送するので、バーコードの幅が太
くなっても細くなっても消費電力の増加を防ぐことがで
きる。このような消費電力の削減効果を以下に具体的に
説明する。
いまバーコードの幅を１本当たり0.3mm、送信本数を1
00本、電源電圧を5V、発光素子電流を500mA、操作速度
を500mm/s、パルスＡの幅を50μｓ、パルスＢの幅を100
μｓとすると、本発明のような処理をしない従来の転送
電力は、次のように計算することができる。
00本、電源電圧を5V、発光素子電流を500mA、操作速度
を500mm/s、パルスＡの幅を50μｓ、パルスＢの幅を100
μｓとすると、本発明のような処理をしない従来の転送
電力は、次のように計算することができる。
これに対し上記実施例の場合は次のようになる。
5V×500mA×（50＋100）μｓ×100本＝37.5mWs 両者の消費電力の比は、 37.5mWs/150mWs＝0.25 となり、消費電力は従来に比べて４分の１に削減するこ
とができる。最近では段ボール等のように大型のバーコ
ードも使用されているので、消費電力の削減効果は特に
有利な結果をもたらす。また消費電力の低下は操作時間
の延長にも繋がり、あるいは小電池により装置の軽量化
を図ることができる。
とができる。最近では段ボール等のように大型のバーコ
ードも使用されているので、消費電力の削減効果は特に
有利な結果をもたらす。また消費電力の低下は操作時間
の延長にも繋がり、あるいは小電池により装置の軽量化
を図ることができる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、バーコード信
号転送装置において、バーコード読み取り機が読み取っ
て得られたバーコード信号から、バーコードの黒から白
の立ち上がりで第１のパルスを発生する第１のパルス発
生手段と、バーコードの白から黒の立ち下がりで第１の
パルスとは異なる第２のパルスを発生する第２のパルス
発生手段と、前記第１および第２のパルスを合成して出
力する合成手段とを設け、白黒変化信号を転送するよう
にしたため、バーコード信号を転送する際に、白黒変化
を表すパルス信号を転送するのみでバーコードのデータ
が転送されることができ、信号の転送、処理に要する消
費電力を低減することができるという効果を有する。
号転送装置において、バーコード読み取り機が読み取っ
て得られたバーコード信号から、バーコードの黒から白
の立ち上がりで第１のパルスを発生する第１のパルス発
生手段と、バーコードの白から黒の立ち下がりで第１の
パルスとは異なる第２のパルスを発生する第２のパルス
発生手段と、前記第１および第２のパルスを合成して出
力する合成手段とを設け、白黒変化信号を転送するよう
にしたため、バーコード信号を転送する際に、白黒変化
を表すパルス信号を転送するのみでバーコードのデータ
が転送されることができ、信号の転送、処理に要する消
費電力を低減することができるという効果を有する。
第１図は本発明の一実施例の全体構成を示す光結合端末
装置の正面図、第２図は本発明の一実施例における携帯
型端末機の内部構成を示す概略ブロック図、第３図本発
明の一実施例におけるバーコード読み取り機の内部構成
を示す概略ブロック図、第４図は同バーコード読み取り
機における転送発光部の概略ブロック図、第５図は同転
送発光部における立ち上がり立ち下がり検出回路の概略
ブロック図、第６図は同装置におけるバーコード信号の
波形図、第７図は同携帯型端末機における転送受光部の
概略ブロック図、第８図は同転送受光部におけるパルス
Ａ、Ｂ検出回路の概略ブロック図、第９図は同転送受光
部における信号波形図である。 １……携帯型端末機、２……転送受光部、３……液晶表
示部、４……キー操作部、５……コネクタ、６……バー
コード読み取り機、７……転送発光部、８……読み取り
部、９……バーコードラベル、10……バーコード、33…
…バーコード電気信号、34……バーコード転送光信号。
装置の正面図、第２図は本発明の一実施例における携帯
型端末機の内部構成を示す概略ブロック図、第３図本発
明の一実施例におけるバーコード読み取り機の内部構成
を示す概略ブロック図、第４図は同バーコード読み取り
機における転送発光部の概略ブロック図、第５図は同転
送発光部における立ち上がり立ち下がり検出回路の概略
ブロック図、第６図は同装置におけるバーコード信号の
波形図、第７図は同携帯型端末機における転送受光部の
概略ブロック図、第８図は同転送受光部におけるパルス
Ａ、Ｂ検出回路の概略ブロック図、第９図は同転送受光
部における信号波形図である。 １……携帯型端末機、２……転送受光部、３……液晶表
示部、４……キー操作部、５……コネクタ、６……バー
コード読み取り機、７……転送発光部、８……読み取り
部、９……バーコードラベル、10……バーコード、33…
…バーコード電気信号、34……バーコード転送光信号。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G06K 7/00
Claims (4)
- 【請求項１】バーコード読み取り機と、このバーコード
読み取り機から出力された信号を受信して処理する端末
機とを備え、前記バーコード読み取り機は、バーコード
を読み取って電気信号に変換する手段と、入力した電気
信号のうち、バーコードの黒から白へ変化する部分に対
応する立ち上がりを検出する立ち上がり検出手段と、バ
ーコードの白から黒へ変化する部分に対応する立ち下が
りを検出する立ち下がり検出手段と、立ち上がり検出手
段の検出結果により第１のパルスを出力する手段と、立
ち下がり検出手段の検出結果により前記第１のパルスと
は異なる第２のパルスを出力する手段と、前記第１のパ
ルスと第２のパルスとを合成する合成手段とを備え、前
記第１のパルスおよび第２のパルスを含む信号を前記端
末機へ転送することを特徴とするバーコード信号転送装
置。 - 【請求項２】端末機は、受信したバーコード読み取り信
号から、第１のパルスを検出する手段と、第２のパルス
を検出する手段と、第１のパルスを検出する手段からの
出力によってセット第２のパルスを検出する手段換から
の出力によってリセット動作をするセット／リセット手
段とを備え、セット／リセット手段の動作によりバーコ
ードの白データまたは黒データを復調、再現することを
特徴とする請求項１記載のバーコード信号転送装置。 - 【請求項３】受信したバーコード読み取り信号から、第
１のパルスを検出する手段は、第１のパルスの入力に伴
って起動し所定の数だけカウントするカウント手段と、
このカウント手段がカウントアップしたときに前記第１
のパルス信号が終了している場合に検出パルスを出力す
る手段とを備えていることを特徴とする請求項２記載の
バーコード信号転送装置。 - 【請求項４】受信したバーコード読み取り信号から、第
２のパルスを検出する手段は、第２のパルスの入力に伴
って起動し所定の数だけカウントするカウント手段と、
このカウント手段がカウントアップしたときに前記第２
のパルス信号が終了していない場合に検出パルスを出力
する手段とを備えていることを特徴とする請求項２記載
のバーコード信号転送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1329108A JP2772691B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | バーコード信号転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1329108A JP2772691B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | バーコード信号転送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03189777A JPH03189777A (ja) | 1991-08-19 |
| JP2772691B2 true JP2772691B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=18217702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1329108A Expired - Fee Related JP2772691B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | バーコード信号転送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2772691B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116596013B (zh) * | 2023-07-18 | 2023-11-03 | 立臻科技(昆山)有限公司 | 条码提供方法、装置、电子设备及可读存储介质 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3109286C2 (de) * | 1981-03-11 | 1985-02-07 | Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart | Optische Leseeinrichtung zum manuellen Abtasten und zum Auswerten optisch lesbarer Zeichencodeschriften |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1329108A patent/JP2772691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03189777A (ja) | 1991-08-19 |
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