JP2764614B2 - ロードチェック機能付き流量制御装置 - Google Patents
ロードチェック機能付き流量制御装置Info
- Publication number
- JP2764614B2 JP2764614B2 JP16373589A JP16373589A JP2764614B2 JP 2764614 B2 JP2764614 B2 JP 2764614B2 JP 16373589 A JP16373589 A JP 16373589A JP 16373589 A JP16373589 A JP 16373589A JP 2764614 B2 JP2764614 B2 JP 2764614B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- outlet port
- sleeve
- flow control
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sliding Valves (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロードチェック機能を有する流量制御装置
に関する。
に関する。
ロードチェック機能を有する流量制御装置としては、
例えば流量制御弁とロードチェック弁とを備え、第１ポ
ートから第２ポートへの圧油流れを流量制御弁でコント
ロールし、第２ポート側から第１ポート側に圧油が流通
することをロードチェック弁で阻止するようにしたもの
が知られている。
例えば流量制御弁とロードチェック弁とを備え、第１ポ
ートから第２ポートへの圧油流れを流量制御弁でコント
ロールし、第２ポート側から第１ポート側に圧油が流通
することをロードチェック弁で阻止するようにしたもの
が知られている。
かかる流量制御装置であると、流量制御弁とロードチ
ェック弁を必要とするから部品点数が多くコストが高く
なると共に、組立作業も大変面倒となるばかりか、弁本
体に流量制御弁用の取付孔とロードチェック弁用の取付
孔を形成する必要があり、加工作業も大変面倒となる。
ェック弁を必要とするから部品点数が多くコストが高く
なると共に、組立作業も大変面倒となるばかりか、弁本
体に流量制御弁用の取付孔とロードチェック弁用の取付
孔を形成する必要があり、加工作業も大変面倒となる。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
ロードチェック機能付き流量制御装置を提供することを
目的とする。
ロードチェック機能付き流量制御装置を提供することを
目的とする。
弁本体１の孔２内に、入口ポート８と出口ポート９を
有するスリーブ３を嵌合し、このスリーブ３内に、その
入口ポート８と出口ポート９を連通・遮断するスプール
10を嵌挿し、そのスプール10をバネ力で遮断位置に保持
し、かつ外部信号によって連通位置に向けて移動し、 前記入口ポート８を弁本体１の第１ポート６に連通
し、出口ポート９を弁本体１の第２ポート７に連通し、
前記スリーブ３の外周における出口ポート９部分に、そ
の出口ポート９に開口連通した受圧部17を有するリング
15を摺動自在に設け、そのリング15をバネ16でスリーブ
３の外周シート座４に圧着して出口ポート９と第２ポー
ト７を遮断位置に保持し、かつ受圧部17に作用する出口
ポート９の圧力で出口ポート９と第２ポート７を連通す
る位置に移動する構造としたことを特徴とするロードチ
ェック機能付き流量制御弁であり、これによって、入口
ポート８より出口ポート９に流量制御して圧油を供給で
きると共に、出口ポート９より圧油が逆流することをリ
ング15で阻止できる。
有するスリーブ３を嵌合し、このスリーブ３内に、その
入口ポート８と出口ポート９を連通・遮断するスプール
10を嵌挿し、そのスプール10をバネ力で遮断位置に保持
し、かつ外部信号によって連通位置に向けて移動し、 前記入口ポート８を弁本体１の第１ポート６に連通
し、出口ポート９を弁本体１の第２ポート７に連通し、
前記スリーブ３の外周における出口ポート９部分に、そ
の出口ポート９に開口連通した受圧部17を有するリング
15を摺動自在に設け、そのリング15をバネ16でスリーブ
３の外周シート座４に圧着して出口ポート９と第２ポー
ト７を遮断位置に保持し、かつ受圧部17に作用する出口
ポート９の圧力で出口ポート９と第２ポート７を連通す
る位置に移動する構造としたことを特徴とするロードチ
ェック機能付き流量制御弁であり、これによって、入口
ポート８より出口ポート９に流量制御して圧油を供給で
きると共に、出口ポート９より圧油が逆流することをリ
ング15で阻止できる。
第１図に示すように、弁本体１の孔２にはスリーブ３
が嵌合され、このスリーブ３は先端小径部3aと基端大径
部3bを有し、先端小径部3aと基端大径部3bとの境界部分
に外周シート座４が形成してあり、先端小径部3aが孔２
の小径部2aに嵌合し、かつ先端小径部3aと孔２の大径部
2bとの間に環状空間５を形成していると共に、基端大径
部3bが孔２の大径部2bに嵌合し、弁本体１に第１ポート
６と第２ポート７が形成してあり、第１ポート６はスリ
ーブ３の入口ポート８に開口し、第２ポート７は出口ポ
ート９に開口している。
が嵌合され、このスリーブ３は先端小径部3aと基端大径
部3bを有し、先端小径部3aと基端大径部3bとの境界部分
に外周シート座４が形成してあり、先端小径部3aが孔２
の小径部2aに嵌合し、かつ先端小径部3aと孔２の大径部
2bとの間に環状空間５を形成していると共に、基端大径
部3bが孔２の大径部2bに嵌合し、弁本体１に第１ポート
６と第２ポート７が形成してあり、第１ポート６はスリ
ーブ３の入口ポート８に開口し、第２ポート７は出口ポ
ート９に開口している。
前記スリーブ３内には入口ポート８と出口ポート９を
連通・遮断するスプール10が摺動自在に嵌合され、この
スプール10は先端中実部10aと基端中空部10bを備え、そ
の基端中空部10bにスリット状の溝11が形成されてい
る。スプール10にはバネ受け18が固着され、このバネ受
け18と前記基端大径部3bとの間にバネ12を設け、このバ
ネ12でスプール10は右方に移動されて遮断位置に保持さ
れる。ポート13より受圧室14にパイロット圧油を供給す
ると、そのパイロット圧油はバネ受け18の右側面18aに
作用してスプール10を連通位置に向けて左方に移動す
る。
連通・遮断するスプール10が摺動自在に嵌合され、この
スプール10は先端中実部10aと基端中空部10bを備え、そ
の基端中空部10bにスリット状の溝11が形成されてい
る。スプール10にはバネ受け18が固着され、このバネ受
け18と前記基端大径部3bとの間にバネ12を設け、このバ
ネ12でスプール10は右方に移動されて遮断位置に保持さ
れる。ポート13より受圧室14にパイロット圧油を供給す
ると、そのパイロット圧油はバネ受け18の右側面18aに
作用してスプール10を連通位置に向けて左方に移動す
る。
前記スリーブ３の先端小径部3aにはリング15が嵌合さ
れ、このリング15はバネ16で外周シート座４に圧着され
て出口ポート９と第２ポート７を遮断していると共に、
リング15に出口ポート９に開口連通する受圧部17が形成
してある。
れ、このリング15はバネ16で外周シート座４に圧着され
て出口ポート９と第２ポート７を遮断していると共に、
リング15に出口ポート９に開口連通する受圧部17が形成
してある。
しかして、出口ポート９より受圧部17に圧油が作用し
ない時にはリング15はバネ16で外周シート座４に圧着し
て出口ポート９と第２ポート７を遮断し、第２ポート７
から第１ポート６に圧油が流れないようにする。
ない時にはリング15はバネ16で外周シート座４に圧着し
て出口ポート９と第２ポート７を遮断し、第２ポート７
から第１ポート６に圧油が流れないようにする。
この状態で受圧室14がパイロット圧油を供給すると、
スプール10がバネ12に孔して左方に移動されて溝11が出
口ポート９に開口し、第１ポート６の圧油は入口ポート
８、溝11、出口ポート９に流れ、リング15の受圧部17に
作用して出口ポート９と第２ポート７が連通し、その圧
油は第２ポート７に流れ、受圧室14に供給されるパイロ
ット圧油の圧力で第１ポート６から第２ポート７に流れ
る流量を制御できる。
スプール10がバネ12に孔して左方に移動されて溝11が出
口ポート９に開口し、第１ポート６の圧油は入口ポート
８、溝11、出口ポート９に流れ、リング15の受圧部17に
作用して出口ポート９と第２ポート７が連通し、その圧
油は第２ポート７に流れ、受圧室14に供給されるパイロ
ット圧油の圧力で第１ポート６から第２ポート７に流れ
る流量を制御できる。
このようであるから、第１ポート６をポンプ吐出側に
接続し、第２ポート６を作業機シリンダのシリンダ室に
接続してメータインバルブとした場合に、第１ポート６
より第２ポート７を通って作業機シリンダのシリンダ室
に圧油を流量制御して供給でき、作業機シリンダのシリ
ンダ室側から圧油が逆流することを防止できる。
接続し、第２ポート６を作業機シリンダのシリンダ室に
接続してメータインバルブとした場合に、第１ポート６
より第２ポート７を通って作業機シリンダのシリンダ室
に圧油を流量制御して供給でき、作業機シリンダのシリ
ンダ室側から圧油が逆流することを防止できる。
外部信号によりスプール10を連通位置とすれば第１ポ
ート６の圧油を入口ポート８より出口ポート９に供給
し、その圧力でリング15を連通位置に移動して第２ポー
ト７に供給できるから、第１ポート６の圧油を流量制御
して第２ポート７に供給でき、出口ポート９に圧油が供
給されない時にはリング15が遮断位置となって第２ポー
ト７から第１ポート６への圧油流れを阻止でき、ロード
チェック機能を有する流量制御装置となる。
ート６の圧油を入口ポート８より出口ポート９に供給
し、その圧力でリング15を連通位置に移動して第２ポー
ト７に供給できるから、第１ポート６の圧油を流量制御
して第２ポート７に供給でき、出口ポート９に圧油が供
給されない時にはリング15が遮断位置となって第２ポー
ト７から第１ポート６への圧油流れを阻止でき、ロード
チェック機能を有する流量制御装置となる。
また、スリーブ３内にスプール10を嵌挿し、そのスリ
ーブ３にリング15を嵌合したので、部品点数が少なくな
ってコストが安くなると共に、組立作業が容易となり、
しかもスリーブ３を取付ける孔を形成すれば良いから加
工も容易となる。
ーブ３にリング15を嵌合したので、部品点数が少なくな
ってコストが安くなると共に、組立作業が容易となり、
しかもスリーブ３を取付ける孔を形成すれば良いから加
工も容易となる。
第１図は本発明の実施例を示す断面図である。 ３はスリーブ、６は第１ポート、７は第２ポート、８は
入口ポート、９は出口ポート、10はスプール、15はリン
グ。
入口ポート、９は出口ポート、10はスプール、15はリン
グ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 年郎 神奈川県川崎市川崎区中瀬３―20―１ 株式会社小松製作所川崎工場内 (72)発明者 遠藤 弘 神奈川県川崎市川崎区中瀬３―20―１ 株式会社小松製作所川崎工場内 (56)参考文献 実開 平１−65402（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16K 3/24 - 3/26 F16K 15/02 - 15/12
Claims (1)
- 【請求項１】弁本体１の孔２内に、入口ポート８と出口
ポート９を有するスリーブ３を嵌合し、このスリーブ３
内に、その入口ポート８と出口ポート９を連通・遮断す
るスプール10を嵌挿し、そのスプール10をバネ力で遮断
位置に保持し、かつ外部信号によって連通位置に向けて
移動し、 前記入口ポート８を弁本体１の第１ポート６に連通し、
出口ポート９を弁本体１の第２ポート７に連通し、前記
スリーブ３の外周における出口ポート９部分に、その出
口ポート９に開口連通した受圧部17を有するリング15を
摺動自在に設け、そのリング15をバネ16でスリーブ３の
外周シート座４に圧着して出口ポート９と第２ポート７
を遮断位置に保持し、かつ受圧部17に作用する出口ポー
ト９の圧力で出口ポート９と第２ポート７を連通する位
置に移動する構造としたことを特徴とするロードチェッ
ク機能付き流量制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16373589A JP2764614B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | ロードチェック機能付き流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16373589A JP2764614B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | ロードチェック機能付き流量制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0333568A JPH0333568A (ja) | 1991-02-13 |
| JP2764614B2 true JP2764614B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=15779677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16373589A Expired - Lifetime JP2764614B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | ロードチェック機能付き流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2764614B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010009599A (ko) * | 1999-07-12 | 2001-02-05 | 양재신 | 로직밸브 |
| CN117478610B (zh) * | 2023-12-27 | 2024-03-12 | 成都新希望金融信息有限公司 | 全局流量控制方法、装置、电子设备及存储介质 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP16373589A patent/JP2764614B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0333568A (ja) | 1991-02-13 |
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