JP2763846B2 - プリント基板用コネクタ - Google Patents
プリント基板用コネクタInfo
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
れた端子と外部とを接続するためのプリント基板用コネ
クタに関する。
は、例えば、図14に示すようなものがある。すなわ
ち、プリント基板用コネクタ1は、ハウジング2および
これにインサート成形等により一体に支持された複数の
ターミナル導体3からなるものであり、ターミナル導体
3の一端側は外部接続用ターミナル3aとされ、ハウジ
ング2の下面側には図示しない基板用ターミナルが突出
されるように形成されている。
基板Aに取付ける場合には、基板用ターミナルをプリン
ト基板Aの接続孔部に挿入し、ハンダ付などによりプリ
ント基板Aに形成された電極と電気的に接続し、また、
ハウジング2を、プリント基板Aと対向する面側に形成
されたねじ穴に、プリント基板Aを挟んだ状態で取付孔
aを介してねじ4を取り付けて固定すようになってい
る。これにより、プリント基板用コネクタ1をプリント
基板Aに固定した状態とし、ターミナル導体3の外部接
続用ターミナル3aに外部から接続端子を接続すること
ができるものである。
を取付金具5を用いてプリント基板Aに取り付けるもの
もある。すなわち、ハウジング2にあらかじめ外周部に
溝部2aを形成しておき、その溝部2aにコ字状に折曲
形成した取付金具5でハウジング2を取り囲むようにし
て取着し、その両端部に形成したかしめ部5a,5aを
プリント基板Aに挿入固定し、もってプリント基板用コ
ネクタ1をプリント基板Aに取り付けるものである。
ような従来構成のものでは、いずれのものにおいても、
プリント基板用コネクタ1をプリント基板Aに固定する
場合には、プリント基板用コネクタ1とは別に、ねじ4
あるいは取付金具5を用いる必要があり、全体として部
品点数が多くなると共に、製造コストが高くなる不具合
がある。
で、その目的は、プリント基板に取り付ける際に別途に
取り付け金具を用いる必要がなく、したがって、部品点
数を低減することができるプリント基板用コネクタを提
供するにある。
ーミナルとプリント基板に接続される基板用ターミナル
とを一体に有したターミナル導体を複数備え、これら複
数のターミナル導体を絶縁材製のハウジングにより支持
するようにしたプリント基板用コネクタを対象とするも
のであり、前記複数のターミナル導体のうちの少なくと
も両端部に位置する2個のターミナル導体を、その側部
にプリント基板へのかしめ部を一体に有する構成とした
ところに特徴を有する。
数のターミナル導体のうち少なくとも両端部に位置する
2個のターミナル導体の側部にプリント基板へのかしめ
部を一体に有するので、プリント基板に対して別途に取
付金具やねじ等を用いることなく固定することができる
ので、部品点数が低減される。
ないし図6を参照しながら説明する。図1は全体構成を
下方側から示すもので、プリント基板用コネクタ11
は、樹脂等の絶縁材により矩形状に形成されたハウジン
グ12と、このハウジング12にインサート成形により
一体に取着された複数例えば5本のターミナル導体13
aないし13eから構成されている。ターミナル導体1
3aないし13eのそれぞれは、外部接続用ターミナル
14およびプリント基板15(図4参照)に接続される
基板用ターミナル16を一体に有したもので、基板用タ
ーミナル16は直角に折曲されており、ハウジング12
の背面部12aに突出するように設けられている。ま
た、両端に位置する2本のターミナル導体13aよび1
3eの側部には、それぞれ外側に向けて直角方向にかし
め部17a,17bが一体に形成されており(図2参
照)、このかしめ部17a,17bのそれぞれも下方に
直角に折曲された状態で、ハウジング12の背面側12
aに突出するように設けられている。
11は、図4に示すように、プリント基板15の対応す
る取付孔15aに、5本の基板用ターミナル16がそれ
ぞれ挿入された状態でハンダ付け等により電気的に接続
される。そして、2本のかしめ部17a,17bのそれ
ぞれは、プリント基板15の対応する取付孔15bに挿
入された状態で、互いに外側あるいは内側に折曲された
り、ねじったり、あるいはそれぞれの先端部を互い違い
に割りかしめすることにより固定されるようになってい
る。これにより、外部から接続端子をそれぞれ該当する
外部接続用ターミナル14に接続することにより、プリ
ント基板15に配設された図示しない回路の端子と外部
の接続端子とを電気的に接続することができる。
11は、次のようにして製作される。すなわち、図2は
5本のターミナル導体13aないし13eが連結導体1
8および19により一体に接続された状態の導体板20
を展開状態で示すもので、各ターミナル導体13aない
し13eの基板用ターミナル16の先端部は連結導体1
8により共通に接続されており、且つ隣接する外部接続
用ターミナル14の間はそれぞれ連結導体19により接
続した状態とされている。また、ターミナル導体13a
および13eの両者には中央付近に外側に向けて直角方
向にかしめ部17aおよび17bが一体に設けられてい
る。各ターミナル導体13aないし13eの基部には成
形時にハウジング12に対する密着性を向上させるた
め、樹脂を回り込ませる孔部20aが形成されている。
ターミナル16の部分で連結導体18と共に下方に向け
て直角に折曲加工すると共に、かしめ部17a,17b
を同じく下方に向けて直角に折曲加工する。続いて、成
形型内に配置して絶縁性を有する樹脂によりインサート
成形を行ってハウジング12を形成する。この場合、各
ターミナル導体13aないし13eの基部は、ハウジン
グ12内に位置して固定されるように形成される(図3
ないし図5参照)。この後、連結導体18および19の
それぞれをプレス加工等により切断加工して各ターミナ
ル導体13aないし13eを分離した状態に形成するこ
とにより、図1に示すプリント基板用コネクタ11が形
成される。
板用コネクタ11と従来のプリント基板用コネクタ1と
の大きさを比較して示しているが、本実施例のものは、
上述のようにターミナル導体13aおよび13eの外側
の一体にかしめ部17a,17bを設けたので、従来の
ねじ孔2aを設けて取付ねじ4により取り付ける構成の
ものの幅寸法L′に比べてその幅寸法Lを小さくするこ
とができる。
導体13aおよび13eのそれぞれに一体にかしめ部1
7a,17bを設けたので、プリント基板15の取付孔
15bにかしめ部17a,17bを挿入して折曲するだ
けでプリント基板15への固定を行うことができ、別途
に取付金具等を使用する必要がなくなり、部品点数を低
減して低コスト化を図れると共に、小形化も図ることが
できる。
で、以下、第1の実施例と異なる部分について説明す
る。すなわち、図7に示すように、本実施例におけるプ
リント基板用コネクタ21は、第1の実施例のものより
も多くのターミナル導体22を設けた構成のものであ
る。多数のターミナル導体22のうち、両端部に位置す
るターミナル導体22aおよび22bには第1の実施例
と同様のかしめ部23a,23bが形成されており、ま
た、中央部に位置するターミナル導体22cは、その基
板用ターミナル24の先端部がかしめ部23a,23b
と同様の形状のかしめ部25として形成されている。
は、プリント基板15の対応する取付孔に、各ターミナ
ル導体22の基板用ターミナル24およびかしめ部23
a,23b,25を挿入し、かしめ部23a,23b,
25を第1の実施例と同様にして曲げ,ねじり等の方法
により固定し、各基板用ターミナル24をハンダ付けな
どにより電気的に接続し、もってプリント基板15に取
り付けられる。
にもかしめ部25を形成しているので、例えば、ターミ
ナル導体22の配置寸法とプリント基板15の取付孔と
の寸法との誤差により、プリント基板用コネクタ21を
プリント基板15に取り付けたときにハウジング12の
中央部がプリント基板15から浮き上がって隙間ができ
るなどの不具合がなく、確実に固定することができる。
で、以下、第1の実施例と異なる部分について説明す
る。すなわち、図8には第1の実施例における導体板2
0に相当する導体板26を展開状態で示している。この
導体板26は、第1の実施例における連結導体18を省
略し、代って、各ターミナル導体13aないし13eと
の間に、連結導体19と隣接する位置にもう一つの連結
導体27をそれぞれ接続した状態に形成したものであ
る。したがって、このような導体板26を用いた場合で
もハウジング12の形成後に連結導体19と共に連結導
体26を切断することによりプリント基板用コネクタ1
1を形成することができ、第1の実施例と同様の効果を
得ることができると共に、使用する導体板26の面積を
小形化できるものである。
で、以下、第3の実施例と異なる部分について説明す
る。すなわち、導体板28は、両端に位置するターミナ
ル導体13aおよび13eの基板用ターミナル16を省
略した状態に形成したものである。そして、プリント基
板15に対する各ターミナル導体13a,13eの電気
的な接続は、それぞれかしめ部17aおよび17bによ
り兼用して接続するようにしたものである。したがっ
て、このような第4の実施例によっても第3の実施例と
同様の効果を得ることができると共に、使用する導体板
28の面積をさらに小形化できるものである。
施例を示すもので、以下、第1の実施例と異なる部分に
ついて説明する。すなわち、プリント基板用コネクタ2
9は、図11に示すような導体板30を用いており、こ
の導体板30をあらかじめ形成されたハウジング31に
圧入することにより導体板30をハウジング31に固定
する構成のものである。
おける導体板20の連結導体18を省略した状態に形成
されると共に、各ターミナル導体13aないし13eの
それぞれには孔部20aを設けない構成のものである。
また、ハウジング31は、あらかじめ樹脂成形されたも
のを用いる。つまり、ハウジング31は、導体板30を
下方から挿入可能とするように、かしめ部17a,17
bに対応する側部に溝部31a,31bが形成され、基
板用ターミナル16が挿入される部分に孔部が形成され
ている。
下方から挿入された後、基板用ターミナル16およびか
しめ部17a,17bがそれぞれ背面側に折曲加工さ
れ、図12ないし図14に示すような状態に形成され
る。なお、この場合に、連結導体19は、前述同様にし
てプリント基板用コネクタ29がプリント基板15に固
定された後に切断してターミナル導体13aないし13
eを電気的に分離するようになっている。そして、この
ような本実施例においても、第1の実施例と同様の効果
を得ることができるものである。
ーミナル導体13あるいは7本のターミナル導体22を
有するものに適用した場合について述べたが、これに限
らず、2本以上の複数本のターミナル導体を有するプリ
ント基板用コネクタ全般に適用できるものである。
17a,17bをそれぞれ両端のターミナル導体13
a,13eに一体に形成した場合あるいは、中央部のタ
ーミナル導体22にもかしめ部25を形成した場合につ
いて述べたが、これに限らず、4個以上のかしめ部を設
ける構成としても良いし、必要に応じて適宜の個数のか
しめ部を設けることができる。
基板用コネクタによれば、複数のターミナル導体のうち
の少なくとも両端部に位置する2個のターミナル導体
を、その側部にプリント基板へのかしめ部を一体に有す
る構成としたので、プリント基板に取付ける際に、かし
め部により直接取付けることができるようになり、した
がって、従来と異なり、別途に取付金具等を使用する必
要がなくなり、部品点数を低減することができて総じて
安価に製作できるという優れた効果を奏する。
から見た斜視図
1はハウジング、13aないし13e,22,22a,
22b,22cはターミナル導体、14は外部接続用タ
ーミナル、15はプリント基板、16,24は基板用タ
ーミナル、17a,17b,23a,23b,25はか
しめ部、18,19,27は連結導体、20,26,2
8,30は導体板である。
Claims (1)
- 【請求項1】 外部接続用ターミナルとプリント基板に
接続される基板用ターミナルとを一体に有したターミナ
ル導体を複数備え、これら複数のターミナル導体を絶縁
材製のハウジングにより支持するようにしたプリント基
板用コネクタにおいて、 前記複数のターミナル導体のうちの少なくとも両端部に
位置する2個のターミナル導体は、その側部にプリント
基板へのかしめ部を一体に有することを特徴とするプリ
ント基板用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334213A JP2763846B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | プリント基板用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334213A JP2763846B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | プリント基板用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06188035A JPH06188035A (ja) | 1994-07-08 |
JP2763846B2 true JP2763846B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=18274812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4334213A Expired - Fee Related JP2763846B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | プリント基板用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2763846B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100512214B1 (ko) * | 1997-06-11 | 2005-09-26 | 에프씨아이 | 전기커넥터 |
JP2007287621A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Tokai Rika Co Ltd | コネクタ |
KR101959950B1 (ko) * | 2017-08-29 | 2019-03-19 | 주식회사 코아비스 | 연료펌프모듈 플랜지의 터미널 구조 및 이를 이용한 연료펌프모듈 플랜지의 제조방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52158862U (ja) * | 1976-05-27 | 1977-12-02 | ||
JPH029510Y2 (ja) * | 1986-10-18 | 1990-03-08 | ||
JPH01155667U (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-25 |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP4334213A patent/JP2763846B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06188035A (ja) | 1994-07-08 |
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