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JP2763154B2 - 媒体収容量検知装置および媒体収容量検知方法 - Google Patents

媒体収容量検知装置および媒体収容量検知方法

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Publication number
JP2763154B2
JP2763154B2 JP1252298A JP25229889A JP2763154B2 JP 2763154 B2 JP2763154 B2 JP 2763154B2 JP 1252298 A JP1252298 A JP 1252298A JP 25229889 A JP25229889 A JP 25229889A JP 2763154 B2 JP2763154 B2 JP 2763154B2
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努 福井
照和 浦野
伸一 須藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙幣入出金装置等の紙葉類を収容する収納
庫を有する媒体取扱い装置において、該収納庫の媒体収
納量を検知する媒体の収容量検知装置およびその検知方
法に関する。
〔従来の技術〕
金融機関において、窓口取引や自動取引に使用される
紙幣入出金装置に用いられている紙幣収納庫の従来例を
図面を用いて以下に説明する。
第8図はその概略側面図、第9図はその正面図であ
り、図面において、1は収納庫枠体、2はその上に収納
紙幣10を積層するステージであり、両側に取り付けたガ
イドローラ3を収納庫枠体1の側板4にある溝部5に嵌
めてガイドされ上下移動可能となっている。
また、ステージ2の上下移動は図示しない装置側から
の動力を収納庫枠体1内のカップリング部8で受け、シ
ャフト9、ローラ11,12およびベルト13を介して、ベル
トに固定されたステージ2に伝えて行われる。
つぎに、このような紙幣収納庫に取り付けてある媒体
収容量検知装置の従来例を図面を用いて説明する。第10
図は正面図、第11図は側面図であり、図面において、14
〜17は光センサであって発光ダイオード14a〜17aと受光
トランジスタ14b〜17bとから成り立っており、収納庫枠
体1およびステージ2に部分的にあけられた通孔によっ
て、互いに光軸が合うように対向配置されている。
前記光センサ14〜17は図示しない回路によって、これ
も図示しない制御部で該光センサ14〜17のON/OFF状態
(媒体ありをON、媒体なしをOFFと定義する。)を読み
取り可能となっている。ここで光センサ14は媒体のフル
(以下フルセンサ)を検知し、光センサ15は媒体のニア
フル(以下ニアフルセンサ)を検知し、光センサ16は媒
体のニアエンド(以下ニアエンドセンサ)を検知し、光
センサ17は媒体のエンド(以下エンドセンサ)を検知す
るものである。
しかし、ステージ2が下限いっぱいまで下降している
状態で、ステージ2に集積された媒体が、 (1)フルセンサ14、ニアフルセンサ15、ニアエンドセ
ンサ16、エンドセンサ17のすべてがONのとき、 (2)フルセンサ14がOFF、ニアフルセンサ15、ニアエ
ンドセンサ16、エンドセンサ17がONのとき、 (3)フルセンサ14、ニアフルセンサ15がOFF、ニアエ
ンドセンサ16、エンドセンサ17がONのとき、 (4)フルセンサ14、ニアフルセンサ15、ニアエンドセ
ンサ16がOFF、エンドセンサ17がONのとき、 (5)フルセンサ14、ニアフルセンサ15、ニアエンドセ
ンサ16、エンドセンサ17のすべてがOFFのときの5つの
収容量状態を検知することが可能となる。
第12図は図示しないテラー操作パネルに付設された媒
体収容量表示装置で、18〜21は図示しない制御部からの
信号により、点滅可能なインジケーターランプである。
しかして、前記5つの収容量状態に応じて、前記
(1)の収容量状態のときインジケーターランプ18〜21
をすべて点燈、前記(2)の収容量状態のときインジケ
ーターランプ18を消燈、インジケーターランプ19〜21を
点燈、前記(3)の収容量状態のときインジケーターラ
ンプ18,19を消燈、インジケーターランプ20,21を点燈、
前記(4)の収容量状態のときインジケーターランプ18
〜20を消燈、インジケーターランプ21を点燈、前記
(5)の収容量状態のときインジケーターランプ18〜21
をすべて消燈することによりテラーに各収納庫の媒体収
納量を知らせることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記構成の媒体収容量検知装置では、
各収納庫の収容量を検査する度に、ステージを下限まで
下降させなければならず、取引時間の冗長を招くおそれ
があった。
さらに前記構成においてニアフルまたはニアエンドの
検出量を変更する場合は、光センサの取り付け位置を変
えなければならず、テラーがその日の現金有高に応じて
ニアフル、ニアエンドを変更することは不可能であっ
た。
また、収容残量表示を細分化したり、前記ニアフル、
ニアエンドを変更する場合には、光センサを多数付設し
なければならず、光センサの実装の困難と共に価格の高
騰を招く問題がある。
本発明は以上述べた取引時間の短縮、ニアフル又はニ
アエンド検出量を可変可能とするだけでなく、きめ細か
い収容残量表示を可能とした優れた媒体収容量検知装置
を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、媒体取扱い装置の収納庫に収納された媒体
の収納量を検知する媒体収納量検知装置において、収納
庫に配置され、収納された媒体を集積して上下動するス
テージと、このステージを移動させる回転量に応じてパ
ルス信号を出力するエンコーダと、このエンコーダが出
力するパルス信号を回転方向信号と回転変位信号とに変
換する変換回路と、この変換回路からの回転方向信号と
回転変位信号とによりカウント値をアップまたはダウン
するアップ・ダウンカウンタと、上記ステージの移動範
囲の下限を検出する第1の検出手段と、上記ステージの
移動範囲の上限でステージ上に媒体無しを検出する第2
の検出手段と、上記第1の検出手段がステージを検出す
る位置から上記第2の検出手段がステージ上に媒体無し
を検出するまでのステージの移動量をアップ・ダウンカ
ウンタの基準カウント値として求めると共に第1の検出
手段がステージを検出したときのアップ・ダウンカウン
タのカウント値をリセットし、その後、媒体の取引に伴
うステージの上昇、下降に応じてアップ・ダウンカウン
タのカウント値をアップまたはダウンさせると共に基準
カウント値から媒体の取引に伴うステージの停止時のカ
ウント値を減算した値と基準カウント値との割合で媒体
収納量を算出する制御手段とを有することを特徴とし、
さらには、上記構成に収納庫の媒体収納量のニアエンド
値とニアフル値とを割合値で設定する設定装置とを設
け、ニアエンド値およびニアフル値と媒体収納量とを比
較演算することによりニアエンドとニアフルとを検出す
るように構成したことを特徴とする。
〔作用〕
以上の構成によると、検知動作の少くとも初回は、ス
テージに媒体がない状態で、上記第1の検出手段がステ
ージの移動範囲の下限を検出するまでステージを移動さ
せて上記アップ・ダウンカウンタのカウント値をリセッ
トし、つぎに上記第2の検出手段がステージ上に媒体無
しを検出するまでステージを移動させて基準カウント値
を求め、その後、媒体の取引に伴うステージの上昇、下
降に応じてアップ・ダウンカウンタのカウント値をアッ
プまたはダウンさせると共に媒体の取引に伴うステージ
停止時のカウント値を基準カウント値から減算して基準
カウント値に対する割合で媒体収容量を算出し、ステー
ジ停止時のカウント値が基準カウント値以上で、ステー
ジ上に媒体が無い場合には媒体収納量「0」にし、ステ
ージ上に媒体が有る場合にはカウント値を基準カウント
値−1として媒体収納量を算出することができる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
なお、以下の説明において上記従来技術と同様の部位
は同一符号を用いて説明する。
第1図は機構概略図であり、図において1は収納庫枠
体、2はその上に収納媒体を積層させるステージであ
り、このステージ2にはステージ2上に媒体がなくかつ
ステージが最上部に位置するときに、後述する光センサ
30の光軸を遮らないように穴2aが開けられている。3は
ステージ2の両側に取り付けたガイドローラ、4は収納
庫枠体1の側板、5は前記側板4に開けられた溝部であ
り、上記ガイドローラ3が移動可能に嵌めてある。
13はステージ2と連結されたベルト、11,12は上記ベ
ルト13が渡してあるローラ、9はローラ12を圧入したシ
ャフト、8はこのシャフト9を回転させる動力を収納庫
枠体1の外に取りつけられた動力を伝達するためのカッ
プリング部、24は収納庫枠体1の外に取りつけられたDC
モータ、23はこのDCモータ24の動力を伝達するためのシ
ャフト、22はこのシャフト23の先端に取りつけられたカ
ップリングである。
25はDCモータ24とカップリング22の間のシャフト23に
取り付けられたエンコーダ円板、26は後述するエンコー
ダセンサである。
しかして、ステージ2は、DCモータ24の動力をシャフ
ト23、カップリング22,カップリング部8、シャフト
9、ローラ12,11、ベルト13を介して上下移動すること
になる。
さらに、29はマイクロスイッチであり、収納庫枠体1
の外側に取り付けられ、ステージ2が最下限まで下降し
たときにONするようになっている。
30は光センサであり、発光ダイオード30aと受光トラ
ンジスタ30bで構成され、これらを収納庫枠体1の外側
から対向させて配置し、発光ダイオード30aの光軸が遮
られたか否かによってステージ2上の媒体の有無(媒体
ありならばON、ないならばOFF)を検知するようになっ
ている。
第2図はエンコーダの斜視図、第3図は動作説明図で
あり、エンコーダ円板25は、該円板の外周部に不透過部
25aとスリット25bが交互に形成されており、エンコーダ
センサ26は発光トランジスタ27、受光トランジスタ28a,
28bが内蔵されている。しかし受光トランジスタ28aと受
光トランジスタ28bと発光トランジスタ27がなす光軸は
前記不透過部25aとスリット25b間隔に対して1/2のピッ
チで形成されている。さらに発光トランジスタ27はバイ
アス電源Vccから直列に接続された抵抗RDにより発光電
流IDが流れて点燈し、受光トランジスタ28a,28bはこれ
もバイアス電源Vccから直列に接続された抵抗RC1,RC2
により発光トランジスタ27からの受光量に応じて受光電
流IC1,IC2が変化するので、A相,B相の各電圧は受光量
が多いとき不透過部25aはほぼ0V、受光量が少ないとき
スリット部分25bはほぼVccに変化する。
第4図は本発明の回路ブロック図である。
31はエンコーダ部であり、DCモータ24の回転により前
述A相,B相の信号を出力する。
33は信号生成回路で、前記A相,B相の信号からエンコ
ーダ円板25の回転方向すなわち、本実施例ではステージ
2の上方移動(アップ)、下方移動(ダウン)と、回転
量をアップダウン信号とクロック信号として生成する。
34はカウント変換回路であり、具体的にはアップ・ダ
ウンカウントを形成し、前記クロック信号でカウント
し、前記アップ・ダウン信号がアップのとき+カウント
し、ダウンのとき−カウントするものとする。さらに、
前記アップ・ダウンカウントは前記アップ・ダウン信
号、クロック信号にかかわらず、ステージ2が下降して
マイクロスイッチ29がONするとカウント値をクリア(初
期設定)し、ステージ2が上昇して光センサ30がONする
とカウントをストップする構成となっている。
しかしてカウントのビット数をnとすると、カウント
範囲は0〜2n−1まで可能となっている。
35は予め設定された動作をするようプログラムされた
制御回路部、36はテラーが媒体残留状態等を視認できる
ようにしたテラー操作部、37は制御回路部35からの制御
信号によりモータに電力を供給するドライバ部でありDC
モータ24へ電力を供給する。
しかして制御回路部35はカウント変換回路部34からの
エンコーダのカウント値と、マイクロスイッチ29、光セ
ンサ30のON/OFF状態を読むと共に、テラー操作部36へ後
述する媒体残量表示信号等を出力し、さらに収納庫上の
媒体のニアフル、ニアエンド設定キー等のON/OFF状態を
読むように構成されている。
第5図は、前記テラー操作部36の外観図である。
38は収納庫のニアフル検知量を設定するためのニアフ
ル設定キー、39は収納庫のニアエンド検知量を設定する
ためのニアエンド設定キー、40は前記各検知量を入力す
るための入力キー、41は前記各検知量を初期設定するた
めのクリアキー、42は前記各検知量の設定値等を表示す
るための液晶パネルディスプレイ、43〜52は各収納庫の
媒体収容量を表示するインジケータランプであり、例え
ば本実施例では、各収納庫の媒体収納量を各収納庫が満
杯のときを100%とし、それを10%きざみごとに表示で
きるようにしてある。
第6図は本実施例の媒体収容量検知装置の収容量チェ
ック動作を示すフローチャートであり、以下にこのフロ
ーチャートを用いて第1図〜第5図を引用しながら収容
量のチェック手順を説明する。
収納庫内の媒体収容量のチェックが開始すると、 S1 まず、初めに本媒体収容量検知装置がイニシャル動
作を実行しなければならないかを判断する。これは、イ
ニシャル未実施の場合は、カウント変換回路部34からの
カウント値(以下カウント値という。)は不定であり、
ステージ2がどの位置にあるか不明のためである。
S2 前記S1でイニシャル必要と判断された場合は、ステ
ージ2をダウンさせる。
S3 前記S2を実施しながらマイクロスイッチ29がONする
かどうかを制御回路部35が読み、マイクロスイッチ29が
ONするまでステージ2のダウンを続行する。
マイクロスイッチ29がONすると、前記カウント値は前
述のごとく初期設定される(本実施例では0になるもの
とする。)。
S4 このとき、光センサ30がONしていないかどうか判断
し、ONならばS12へ、OFFならばS5へ進む。
S5 S4でカウント値が0になったところからステージ2
をアップさせると、そのアツプした量に応じて前記カウ
ント値もアップする。
S6 ステージ2がアップ中に前記カウント値をリードす
る。このリードしたカウント値をNとする。
S7 収納庫内に媒体が無い状態で、ステージ2が最上限
までアップしたときのカウント値を固定的に基準カウン
ト値Mとし、前記S6でリードしたカウント値Nがこのカ
ウント値Mよりも小さいかを判断する。
S8 カウント値N<カウント値Mのとき、即ちステージ
2上に媒体が少なくとも一定量以上集積されているとき
は、光センサ30がONしていないかを判断し、ONしていな
ければステージ2をまだ上昇できるので、S5へ戻る。ま
た、光センサ30がONすれば、前述のごとく前記カウント
変換回路部34の該カウントアップ動作は停止する。
S9 光センサ30がONしたので、ステージ2のアップ動作
を停止する。
S10 カウント値をリードする。本カウント値Nは前述
のごとく光センサ30がONした瞬間よりカウントを停止
し、該カウント値は保持されている。
S11 インジケータ43〜52を点燈させる上で、カウント
値Nとカウント値Mで収容量P=(M−N)/M×100%
の演算を実行する。例えばN=160、M=250とすると収
容量P=(250−160)/250×100=36(%)となるの
で、表示は切り上げとすると40%となり、インジケータ
43〜48を消燈、インジケータ49〜52を点燈とする。さら
に、後述するニアフル設定値Q、ニアエンド設定値Rに
おいて、P≧Qの場合は液晶パネルディスプレイ42に例
えば「媒体が一杯になってきました。」等の表示を行
い、P≦Rの場合は同様に「媒体が少なくなってきまし
た。」等の表示を行う。
S12 S4で光センサ30がONであった場合は、ステージ2
は上昇させられないので、ステージアップ動作をただち
に停止する。
S13 マイクロスイッチ29がONでかつ光センサ30がONで
あったということは即ち収納庫の媒体収容量は満杯であ
ると判断して、液晶パネルディスプレイ42に「媒体が満
杯になりました。」等のメッセージを表示する。
S14 S13に続いて、当該収納庫のインジケータランプ43
〜52をすべて点灯する。
S15 S7でカウント値N≧カウント値Mのとき即ちステ
ージ2上に媒体がほとんどないかまたは一枚もないとき
は、光センサ30がONしていないかを判断し、ONしていれ
ばステージ2上に媒体が少なくとも一枚以上存在するの
で、カウント値N=M−1(インジケータ表示計算の
際、計算値が0または−になるのを防止する。)とし
て、S9へ進み、ONしていなければ、ステージ2上に媒体
が一枚も存在しないので、カウント値N=0としてS16
へ進む。
S16 ステージ2のアップ動作を停止する。
S17 S15で収納庫の媒体収容量は空であると判断して、
液晶パネルディスプレイ42に「媒体が無くなりまし
た。」等のメッセージを表示する。
S18 S17に続いて、当該収納庫のインジケータランプ43
〜52を全て消灯する。
S19 S1でイニシャル動作の実行が必要ないと判断した
場合は、カウント値はステージ2の動作や収納庫への媒
体の出入りの有無にかかわらず、保証されているのでま
ず光センサ30がONしていないかを判断し、ONしていなけ
ればS5へ進む。
S20 S19で光センサ30がONしていると判断したので、マ
イクロスイッチ29がONしていないかを判断し、ONしてい
ればマイクロスイッチ29がONでかつ光センサ30がONとい
う同一条件なのでS12へ進む。
S21 S20でマイクロスイッチ29はOFFしていたので、ス
テージ2をダウンさせ、S19〜S21を繰り返す。
以上の動作フローがS11またはS18またはS14を終了す
ると、収容量チェックを終了する。
第7図はニアフルまたはニアエンド検知量を設定する
ための操作フローチャートであり、第5図を引用しなが
ら設定手順を説明する。
例えば、ニアフル設定の場合は、装置のアイドル中に SA1 ニアフル設定キー38をオペレータが押下する。
SA2 SA1により前回までのニアフル設定値Qが液晶パネ
ルディスプレイ42に表示される。
SA3 次にクリアキー41が押下された場合はニアフル設
定値Q=OとしてSA4に、押下されなかった場合はSA7へ
進む。
SA4 0〜9のテンキー40を押下して新しいニアフル設
定値を入力する。
SA5 前記新しいニアフル設定値を液晶パネルディスプ
レイ42にテンキー40が押下される度に表示する。
SA6 ニアフル設定キー38が押下された場合はここで、
ニアフル設定を終了し、押下されなかった場合はSA4へ
戻る。
しかして、例えばSA4でテンキー40の8のキーを押下
→SA5→SA6→SA4でテンキー40の5のキーを押下→SA5→
SA6でニアフル設定キー38を押下とすると、ニアフル設
定値Q=85(%)と登録し、ニアフル設定を終了する。
SA7 ニアフル設定キー38が押下されると、ニアフル設
定を終了し、押下されなかった場合はSA3へ戻る。
なお、ニアエンド設定フローについては、第7図のフ
ローチャートにおいてニアフルをニアエンドに読み替え
れば同様の操作手順で実行できる。
なお、上記本実施例によると、媒体の収容量を表示し
たり、ニアフル、ニアエンドを設定するための操作部を
テラー操作部としているが、前記操作部は本装置になく
てもよく、例えばホストコンピュータの操作部とインタ
ーフェースを介して表示または設定してもよいことは無
論である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した本発明によると、媒体取扱い装置
の収納庫に収納された媒体の収納量を検知する媒体収納
量検知装置において、収納庫に配置され、収納された媒
体を集積して上下動するステージと、このステージを移
動させる回転量に応じてパルス信号を出力するエンコー
ダと、このエンコーダが出力するパルス信号を回転方向
信号と回転変位信号とに変換する変換回路と、この変換
回路からの回転方向信号と回転変位信号とによりカウン
ト値をアップまたはダウンするアップ・ダウンカウンタ
と、上記ステージの移動範囲の下限を検出する第1の検
出手段と、上記ステージの移動範囲の上限を検出する第
2の検出手段と、上記第1の検出手段がステージを検出
する位置から上記第2の検出手段がステージを検出する
までのステージの移動量をアップ・ダウンカウンタの基
準カウント値として求めると共に第1の検出手段がステ
ージを検出したときのアップ・ダウンカウンタのカウン
ト値をリセットし、その後、媒体の取引に伴うステージ
の上昇、下降に応じてアップ・ダウンカウンタのカウン
ト値をアップまたはダウンすると共に媒体の取引に伴う
ステージの停止時のカウント値と基準カウント値とによ
り媒体収納量を算出する制御手段とを設けたことによ
り、収納庫の収容量を検査する際に、短時間で検査が可
能となると共に、収容残量検知はいちじるしく細分化が
可能となり確実な検知を行うことができる効果を有する
ことになる。
また、前記カウント値と比較する設定値を可変可能な
リファレンス値とすることにより、ニアフル検知をする
収容残量とニアエンド検知をする収容残量とを任意に可
変可能とすることが可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略機構図、第2図はエ
ンコーダの斜視図、第3図はエンコーダの動作説明図、
第4図は回路ブロック図、第5図はテラー操作部の外観
図、第6図は収容量チェック動作のフローチャート、第
7図はニアフル設定のフローチャート、第8図は従来例
の側面図、第9図は同正面図、第10図は従来の媒体収容
残量検知装置の正面図、第11図は同側面図、第12図は媒
体収容量表示装置の説明図。 1……収納庫枠体 2……ステージ 22……カップリング 23……シャフト 25……エンコーダ円板 26……エンコーダセンサ 27……発行トランジスタ 28……受光トランジスタ 29……マイクロスイッチ 30……光センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−121234(JP,A) 特開 昭58−64586(JP,A) 特開 昭61−277529(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 7/04 B65H 43/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体取扱い装置の収納庫に収納された媒体
    の収納量を検知する媒体収納量検知装置において、 収納庫に配置され、収納された媒体を集積して上下動す
    るステージと、 このステージを移動させる回転量に応じてパルス信号を
    出力するエンコーダと、 このエンコーダが出力するパルス信号を回転方向信号と
    回転変位信号とに変換する変換回路と、 この変換回路からの回転方向信号と回転変位信号とによ
    りカウント値をアップまたはダウンするアップ・ダウン
    カウンタと、 上記ステージの移動範囲の下限を検出する第1の検出手
    段と、 上記ステージの移動範囲の上限でステージ上に媒体無し
    を検出する第2の検出手段と、 上記第1の検出手段がステージを検出する位置から上記
    第2の検出手段がステージ上に媒体無しを検出するまで
    のステージの移動量をアップ・ダウンカウンタの基準カ
    ウント値として求めると共に第1の検出手段がステージ
    を検出したときのアップ・ダウンカウンタのカウント値
    をリセットし、その後、媒体の取引に伴うステージの上
    昇、下降に応じてアップ・ダウンカウンタのカウント値
    をアップまたはダウンさせると共に基準カウント値から
    媒体の取引に伴うステージの停止時のカウント値を減算
    した値と基準カウント値との割合で媒体収納量を算出す
    る制御手段とを有することを特徴とする媒体収納量検知
    装置。
  2. 【請求項2】媒体取扱い装置の収納庫に収納された媒体
    の収納量を検知する媒体収納量検知装置において、 収納庫に配置され、収納された媒体を集積して上下動す
    るステージと、 このステージを移動させる回転量に応じてパルス信号を
    出力するエンコーダと、 このエンコーダが出力するパルス信号を回転方向信号と
    回転変位信号とに変換する変換回路と、 この変換回路からの回転方向信号と回転変位信号とによ
    りカウント値をアップまたはダウンするアップ・ダウン
    カウンタと、 上記ステージの移動範囲の下限を検出する第1の検出手
    段と、 上記ステージの移動範囲の上限でステージ上に媒体無し
    を検出する第2の検出手段と、 上記収納庫の媒体収納量のニアエンド値とニアフル値と
    を割合値で設定する設定装置と、 上記第1の検出手段がステージを検出する位置から上記
    第2の検出手段がステージ上に媒体無しを検出するまで
    のステージの移動量をアップ・ダウンカウンタの基準カ
    ウント値として求めると共に第1の検出手段がステージ
    を検出したときのアップ・ダウンカウンタのカウント値
    をリセットし、その後、媒体の取引に伴うステージの上
    昇、下降に応じてアップ・ダウンカウンタのカウント値
    をアップまたはダウンさせると共に基準カウント値から
    媒体の取引に伴うステージの停止時のカウント値を減算
    した値と基準カウント値との割合で媒体収納量を算出す
    る制御手段とを有することを特徴とする媒体収納量検知
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の媒体収納量
    検知装置により、検知動作の少なくとも初回は、ステー
    ジに媒体がない状態で、上記第1の検出手段がステージ
    の移動範囲の下限を検出するまでステージを移動させて
    上記アップ・ダウンカウンタのカウント値をリセット
    し、つぎに上記第2の検出手段がステージ上に媒体無し
    を検出するまでステージを移動させて基準カウント値を
    求め、その後、媒体の取引に伴うステージの上昇、下降
    に応じてアップ・ダウンカウンタのカウント値をアップ
    またはダウンさせると共に媒体の取引に伴うステージ停
    止時のカウント値を基準カウント値から減算して基準カ
    ウント値に対する割合で媒体収容量を算出し、ステージ
    停止時のカウント値が基準カウント値以上で、ステージ
    上に媒体が無い場合には媒体収納量「0」にし、ステー
    ジ上に媒体が有る場合にはカウント値を基準カウント値
    −1として媒体収納量を算出することを特徴とする媒体
    収容量検知方法。
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