JP2758725B2 - 超音波検知装置 - Google Patents
超音波検知装置Info
- Publication number
- JP2758725B2 JP2758725B2 JP3008091A JP809191A JP2758725B2 JP 2758725 B2 JP2758725 B2 JP 2758725B2 JP 3008091 A JP3008091 A JP 3008091A JP 809191 A JP809191 A JP 809191A JP 2758725 B2 JP2758725 B2 JP 2758725B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- noise
- monitoring section
- noise monitoring
- ratio
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波パルスを用いて
物体を検知する超音波検知装置に関するものである。
物体を検知する超音波検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波パルスを送波して、物体からの反
射波を検出し、物体の有無を検知する超音波検知器に、
従来、市街地ノイズなどの雑音等による誤検知を防ぐた
めに、ノイズ監視区間を時間的に設けている。従来は、
図3に示すように複数の超音波検知器(図3の(a)〜
(d)の4つの超音波検知器)を使用する場合には、4
つの超音波検知器を同時に動作させていたので、送波及
び残響波形1、受波検知時間2の後のノイズ監視区間3
がTn確保することができた。
射波を検出し、物体の有無を検知する超音波検知器に、
従来、市街地ノイズなどの雑音等による誤検知を防ぐた
めに、ノイズ監視区間を時間的に設けている。従来は、
図3に示すように複数の超音波検知器(図3の(a)〜
(d)の4つの超音波検知器)を使用する場合には、4
つの超音波検知器を同時に動作させていたので、送波及
び残響波形1、受波検知時間2の後のノイズ監視区間3
がTn確保することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、部品点数を少
なくするために、各々の超音波検知器を順次単独で駆動
させるスキャニングで動作させる場合には、図4に示す
ように、同時に動作させる時と同じ応答時間Tが要求さ
れるので、自ずからノイズ監視区間3はTn′と短くな
り、ノイズ監視能力が低下するという問題があった。
なくするために、各々の超音波検知器を順次単独で駆動
させるスキャニングで動作させる場合には、図4に示す
ように、同時に動作させる時と同じ応答時間Tが要求さ
れるので、自ずからノイズ監視区間3はTn′と短くな
り、ノイズ監視能力が低下するという問題があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、複数の超音波検知器を各々、順次単独で駆動さ
せるスキャニングで動作させる場合においても、ノイズ
監視能力を確保できる超音波検知装置を提供することを
目的としたものである。
あって、複数の超音波検知器を各々、順次単独で駆動さ
せるスキャニングで動作させる場合においても、ノイズ
監視能力を確保できる超音波検知装置を提供することを
目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、超音波パルス
を送波し、物体からの反射波を検出して物体の有無を検
知すると共に、ノイズ監視区間内に占めるノイズの割合
を検出する超音波検知器を複数設け、各超音波検知器を
順次単独で駆動させるスキャニング方式で動作させる超
音波検知装置において、ノイズ監視区間内に占めるノイ
ズの割合が予め設定した値を越えた超音波検知器をスキ
ャニング方式から外して専用に回路系を固定する制御部
を備えたものである。
を送波し、物体からの反射波を検出して物体の有無を検
知すると共に、ノイズ監視区間内に占めるノイズの割合
を検出する超音波検知器を複数設け、各超音波検知器を
順次単独で駆動させるスキャニング方式で動作させる超
音波検知装置において、ノイズ監視区間内に占めるノイ
ズの割合が予め設定した値を越えた超音波検知器をスキ
ャニング方式から外して専用に回路系を固定する制御部
を備えたものである。
【0006】
【作 用】而して、制御部により、ノイズ監視区間内に
占めるノイズの割合が予め設定した値を越えた超音波検
知器をスキャニング方式から外して専用に回路系を固定
するようにし、同時に動作させる時と同じ応答時間を保
ちつつ、ノイズ監視区間を確保するようにしている。
占めるノイズの割合が予め設定した値を越えた超音波検
知器をスキャニング方式から外して専用に回路系を固定
するようにし、同時に動作させる時と同じ応答時間を保
ちつつ、ノイズ監視区間を確保するようにしている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は装置全体のブロック図を示し、本実施例で
は4つの超音波検知器を構成した場合を示している。
尚、超音波検知器の数は4に限定されない。まず、制御
部11内の送波パルス生成部12から、送波制御部13
により切換部7で選択された送波部51 〜54 を介して
超音波振動子41 〜44 により超音波パルスが送波され
る。
する。図1は装置全体のブロック図を示し、本実施例で
は4つの超音波検知器を構成した場合を示している。
尚、超音波検知器の数は4に限定されない。まず、制御
部11内の送波パルス生成部12から、送波制御部13
により切換部7で選択された送波部51 〜54 を介して
超音波振動子41 〜44 により超音波パルスが送波され
る。
【0008】物体からの反射波は超音波振動子41 〜4
4 により受波され、受波増幅部61 〜64 で増幅後、受
波制御部14により切換部8で選択された超音波検知器
の信号だけ受波検波部91 ,92 、受波整形部101 ,
102 で波形整形されて、受波割合検出部151 ,15
2 で、ある一定時間内のノイズの割合が計算される。こ
こで、図4の(a)のノイズ監視区間3に占める割合を
受波割合検出部15 1 ,152 で計算された値が予め設
定した値を越えたときには、図2(a)に示すように、
同超音波検知器に受波検波部91 、受波整形部101 を
固定することで、ノイズ監視区間3を図4に示すTn′
から図2(a)に示すTnにしてノイズ監視区間3を確
保するようにしている。
4 により受波され、受波増幅部61 〜64 で増幅後、受
波制御部14により切換部8で選択された超音波検知器
の信号だけ受波検波部91 ,92 、受波整形部101 ,
102 で波形整形されて、受波割合検出部151 ,15
2 で、ある一定時間内のノイズの割合が計算される。こ
こで、図4の(a)のノイズ監視区間3に占める割合を
受波割合検出部15 1 ,152 で計算された値が予め設
定した値を越えたときには、図2(a)に示すように、
同超音波検知器に受波検波部91 、受波整形部101 を
固定することで、ノイズ監視区間3を図4に示すTn′
から図2(a)に示すTnにしてノイズ監視区間3を確
保するようにしている。
【0009】一方、残りの超音波検知器は図2(b)
(c)(d)のように、受波検波部9 2 、受波整形部1
02 を使ってスキャニング方式で動作させることで、応
答時間Tを保ちつつ、ノイズ監視区間3を確保すること
ができるものである。
(c)(d)のように、受波検波部9 2 、受波整形部1
02 を使ってスキャニング方式で動作させることで、応
答時間Tを保ちつつ、ノイズ監視区間3を確保すること
ができるものである。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述のように、超音波パルスを
送波し、物体からの反射波を検出して物体の有無を検知
すると共に、ノイズ監視区間内に占めるノイズの割合を
検出する超音波検知器を複数設け、各超音波検知器を順
次単独で駆動させるスキャニング方式で動作させる超音
波検知装置において、ノイズ監視区間内に占めるノイズ
の割合が予め設定した値を越えた超音波検知器をスキャ
ニング方式から外して専用に回路系を固定する制御部を
備えたものであるから、制御部により、ノイズ監視区間
内に占めるノイズの割合が予め設定した値を越えた超音
波検知器をスキャニング方式から外して専用に回路系を
固定することで、同時に動作させる時と同じ応答時間を
保ちつつ、ノイズ監視区間を確保することができる効果
を奏するものである。
送波し、物体からの反射波を検出して物体の有無を検知
すると共に、ノイズ監視区間内に占めるノイズの割合を
検出する超音波検知器を複数設け、各超音波検知器を順
次単独で駆動させるスキャニング方式で動作させる超音
波検知装置において、ノイズ監視区間内に占めるノイズ
の割合が予め設定した値を越えた超音波検知器をスキャ
ニング方式から外して専用に回路系を固定する制御部を
備えたものであるから、制御部により、ノイズ監視区間
内に占めるノイズの割合が予め設定した値を越えた超音
波検知器をスキャニング方式から外して専用に回路系を
固定することで、同時に動作させる時と同じ応答時間を
保ちつつ、ノイズ監視区間を確保することができる効果
を奏するものである。
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】動作波形図である。
【図3】従来例の動作波形図である。
【図4】従来例のスキャニング方式の場合の動作波形図
である。
である。
11 制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 3/80 - 3/86 G01S 5/18 - 5/30 G01S 7/52 - 7/66 G01S 15/00 - 15/96
Claims (1)
- 【請求項1】 超音波パルスを送波し、物体からの反射
波を検出して物体の有無を検知すると共に、ノイズ監視
区間内に占めるノイズの割合を検出する超音波検知器を
複数設け、各超音波検知器を順次単独で駆動させるスキ
ャニング方式で動作させる超音波検知装置において、ノ
イズ監視区間内に占めるノイズの割合が予め設定した値
を越えた超音波検知器をスキャニング方式から外して専
用に回路系を固定する制御部を備えたことを特徴とする
超音波検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3008091A JP2758725B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 超音波検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3008091A JP2758725B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 超音波検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04250386A JPH04250386A (ja) | 1992-09-07 |
JP2758725B2 true JP2758725B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=11683654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3008091A Expired - Lifetime JP2758725B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 超音波検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2758725B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008089505A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP3008091A patent/JP2758725B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04250386A (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980224 |