[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2758573B2 - 髪止め具 - Google Patents

髪止め具

Info

Publication number
JP2758573B2
JP2758573B2 JP7032279A JP3227995A JP2758573B2 JP 2758573 B2 JP2758573 B2 JP 2758573B2 JP 7032279 A JP7032279 A JP 7032279A JP 3227995 A JP3227995 A JP 3227995A JP 2758573 B2 JP2758573 B2 JP 2758573B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
holding member
stopper
hair stopper
comb teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7032279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08224118A (ja
Inventor
昌弘 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASUDA KOOHOREESHON KK
Original Assignee
YASUDA KOOHOREESHON KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YASUDA KOOHOREESHON KK filed Critical YASUDA KOOHOREESHON KK
Priority to JP7032279A priority Critical patent/JP2758573B2/ja
Priority to TW084217403U priority patent/TW330387U/zh
Priority to DE69521194T priority patent/DE69521194T2/de
Priority to EP95302832A priority patent/EP0728425B1/en
Priority to US08/429,696 priority patent/US5638836A/en
Publication of JPH08224118A publication Critical patent/JPH08224118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2758573B2 publication Critical patent/JP2758573B2/ja
Priority to HK98112937A priority patent/HK1011602A1/xx
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D24/00Hair combs for care of the hair; Accessories therefor
    • A45D24/04Multi-part combs
    • A45D24/10Multi-part combs combined with additional devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D8/00Hair-holding devices; Accessories therefor
    • A45D8/24Hair clasps, i.e. multi-part clasps with pivotal connection of parts at their ends
    • A45D8/30Hair clasps, i.e. multi-part clasps with pivotal connection of parts at their ends with comb-like prongs

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、髪止め具本体とこれ
に回動自在に枢着された髪押え部材との間で毛髪を挟み
付けて髪止めするようになされた髪止め具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の髪止め具として、内側に
やや湾曲形成された装飾片を兼ねた帯板状の髪止め具本
体と、その一端部側において回動自在に枢着され、常
時、ばねによって閉方向に付勢された髪押え部材とを備
え、該髪押え部材と前記髪止め具本体との間で毛髪を挟
み止めるようになされたものが既知である。
【0003】この種の髪止め具は、頭部の適宜箇所にお
いて毛髪を挟み付けた状態にして髪止めするという基本
的な髪止め機能を具備するものであり、かつ頭部の装飾
部材をも兼ねたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな髪止め具は、前記髪止め具本体と前記髪押え部材と
の間で毛髪を挟み付けるだけで髪止めするものであるた
め、必ずしも保持力に優れたものであるとは言い難く、
往々にして髪止め位置から下方にずれ動いたり、あるい
は傾いたりする等の不都合が起こり得るものであった。
【0005】またこの種の髪止め具は、上述のような髪
止め機能はもとより、頭飾機能をも備えたものではある
が、もとよりそれ以外の機能をも併せ持つというもので
はなかった。
【0006】この発明は、上述の課題に鑑みてなされた
もので、頭髪に対するより一層の自己保持性の向上を図
ることができると共に、髪止め具としての本来的な機能
以外の機能をも兼備した汎用性の高い実用的な髪止め具
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】而して、この発明にかか
る髪止め具は、要するところ、髪止め具本体の裏面側に
櫛歯群を設け、該櫛歯群がヘアーブラシないしは櫛(以
下、ヘアーブラシ等という。)として機能するように髪
押え部材を所定以上の開き方向への回動を可能としたも
のである。
【0008】即ち、この発明に係る髪止め具は、髪止め
具本体と、該本体の一端部側に、一端部側を回動自在に
枢着された髪押え部材とを備え、前記髪止め具本体と前
記髪押え部材とが、それらの他端部側の対応位置にそれ
ぞれ設けられた係止部によって係脱自在に係止されるも
のとなされる一方、前記髪止め具本体の裏面側に、櫛歯
群が設けられると共に、前記髪押え部材が、上記櫛歯群
から離間して該櫛歯群をヘアーブラシないしは櫛として
使用し得るように、かつ髪押え部材をヘアーブラシ等の
把持部としてより一層効果的に機能せしめることができ
るように、髪止め具本体と直線状ないしは略直線状配置
をなす開き角度まで回動可能となされ、かつその角度で
開き方向への回動が阻止されるものとなされている。
【0009】また、髪押え部材と髪止め具本体の係止
として、髪押え部材の一端部側髪止め具本体の長さ
方向にスライド自在な態様で該本体に枢着され、髪押え
部材を髪止め具本体の一端部側にスライド移動させるこ
とによって相互に係合され、逆方向にスライド移動させ
ることによって係合解除されるようになされている
【0010】上記櫛歯群がヘアーブラシ等としての機能
を確実に発揮できるようにする目的で、髪止め具本体側
に設けられた係止部を、その高さが櫛歯群の高さよりも
低くなるように設定することが望ましい。
【0011】
【作用】髪止め具本体と髪押え部材との間で毛髪が挟み
付けられる。この髪止め状態において、髪止め具本体の
裏面側に設けられた櫛歯群が、毛髪間に食い込んだ状態
となり、毛髪に対する係止作用が向上される。このため
髪止め具のずれ動きないしは傾動等が効果的に阻止され
る。
【0012】髪押え部材を開き方向に回動させることに
よって、髪止め具本体の裏面側に設けられた櫛歯群が露
出した状態となり、この状態で該櫛歯群がヘアーブラシ
等として使用され得るようになる。またこのように櫛歯
群をヘアーブラシ等として使用する際に、髪押え部材は
ヘアーブラシ等の把持部として機能し得る。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図示実施例に基づいて説明
する。
【0014】この実施例にかかる髪止め具は、髪止め具
本体(1)と、該本体(1)の一端部(1a)側に回動
自在に枢着された髪押え部材(2)とを備え、前記髪止
め具本体(1)と前記髪押え部材(2)との間で毛髪を
挟み付けるようにして使用に供されるものである。
【0015】前記髪止め具本体(1)は、内側に若干湾
曲形成された帯板状の硬質合成樹脂からなる装飾片
(3)を兼ねたものである。この装飾片(3)の裏面側
には櫛歯群(4)が設けられている。
【0016】なお、髪止め具本体(1)として、例えば
金属製等の基板とその表面側に取付けられた装飾部材等
とからなるものを用いても良い。
【0017】前記髪止め具本体(1)を構成する上記装
飾片(3)は、その裏面一端部(3a)側に前記髪押え
部材(2)の基端部(2a)側を枢着するための枢着
6)を有する
【0018】この枢着部(6)は、特に図5および図6
に示すように、ベース部(7)とその両端から延設され
た一対の対向壁(8)(8)とを有する断面コ字状を呈
するものであり、そのベース部(7)が前記装飾片
(3)に固着されている。前記対向壁(8)(8)に
は、その対応位置に装飾片(3)の長手方向に沿う細長
状の軸孔(8a)(8a)がそれぞれ穿設されている。
これら軸孔(8a)(8a)には、軸(9)がその両端
を嵌め込まれ、該軸(9)が軸孔(8a)(8a)の長
手方向に移動し得るものとなされている。
【0019】なお、この枢着部(6)は、装飾片(3)
とは別体に形成されたものであるが、これに代えて装飾
片(3)から所定間隔を隔てて軸枢着用の対向壁を一体
的に延設された軸枢着用の対向壁からなるものであっ
も良い。
【0020】一方、上記装飾片(3)の裏面他端部(3
b)側には、前記髪押え部材(2)の端部(2b)側
を係止するための係止部(10)が設けられている。こ
の係止部(10)は、特に図7および図8に示すよう
に、先端部分に装飾片(3)の他端部(3b)側に向か
って屈曲形成された屈曲部(10a)を有するものであ
る。
【0021】また上記装飾片(3)の裏面側の両端部分
を除く中間部領域には、図1に示すように、その略全域
に亘ってヘアーブラシ状の櫛歯群(4)が設けられてい
る。この実施例では、装飾片(3)の長手方向に沿う櫛
歯列が幅方向に沿って所定間隔毎に合計7列設けられる
ことによって櫛歯群(4)が構成されている。もっと
も、このような複数の櫛歯列からなる櫛歯群(4)に代
えて単一の櫛歯列のみからなる櫛歯群を採用しても良
い。
【0022】上記櫛歯群(4)は、髪止め状態において
毛髪間に入り込むことによって毛髪係止増大効果を奏す
るように機能する一方、髪押え部材(2)を開き方向に
回動させた状態においてヘアーブラシ等として機能する
ものである。この実施例のように複数の櫛歯列からなる
櫛歯群(4)の場合には、ヘアーブラシとして使用に供
され、単一の櫛歯列からなる櫛歯群(4)の場合には、
櫛として使用に供される。
【0023】上記櫛歯群(4)を構成する各櫛歯(4
a)は、この実施例のように装飾片(3)とは別体に構
成されたものであっても良く、あるいは髪止め具本体
(1)ひいては装飾片(3)から一体的に延設されたも
のであっても良い。
【0024】この櫛歯群(4)をヘアーブラシ等として
有効に機能させるようにする目的で、特に図8に示すよ
うに、前記係止部(10)の高さが櫛歯群(4)の高さ
より低く設定されている。
【0025】更に、この実施例では、上記櫛歯群(4)
の基端部側に、その略全域に亘ってゴムあるいは軟質合
成樹脂等からなる摩擦抵抗の大きな滑り止め用敷材
(5)が配設固定されている。この敷材(5)には、櫛
歯群(4)の各櫛歯(4a)に対応する位置に小孔(5
a)が穿設されており、この小孔(5a)を通じて各櫛
歯(4a)が敷材(5)に貫通配置されている。この滑
り止め用敷材(5)は、これに押え付けられる毛髪との
相互摩擦抵抗を増大させて毛髪係止作用を増強すること
によって、髪止め具が使用状態においてずれ動いたり、
傾いたりする不都合を効果的に防止するように作用する
ものである。このような作用効果を奏し得るものであれ
ば、必ずしもこの実施例に示したように全域に亘って形
成する必要もなく、部分的に形成しても良い。
【0026】もっとも、この発明にかかる髪止め具にあ
っては、前述のとおり、装飾片(3)の裏面側に櫛歯群
(4)が設けられていることより、この櫛歯群(4)が
毛髪に係止されるので充分な毛髪係止作用を奏するもの
である。従って、前記滑り止め用敷材(5)等の滑り止
め用部材は、必ずしも必要不可欠なものではなく、これ
を省略することも可能である。
【0027】また上記滑り止め用敷材(5)は、上述の
ように髪止め具を髪止めとして使用する際には毛髪係止
作用を増強させるものであるが、その摩擦抵抗があまり
に大きすぎると前記櫛歯群(4)をヘアーブラシ等とし
て使用する際に毛髪との摩擦抵抗が大きすぎてスムース
に髪をとくことができなくなる。従って、両者のバラン
スを考慮して適切な素材等を選択すべきである。
【0028】上記髪止め具本体(1)に枢着された髪押
え部材(2)は、硬質合成樹脂からなるものである。も
っとも、これに代えて金属その他の適宜材料からなるも
ので構成しても良い。
【0029】この髪押え部材(2)は、特に図1に示す
ように、前記髪止め具本体(1)に略対応する大きさの
枠状に形成されたものである。該髪押え部材(2)は、
その端部(2a)に、前記枢着部(6)の対向壁
(8)(8)に対応する一対の脚片(11)(11)を
一体的に有するものである。この脚片(11)(11)
は、前記対向壁(8)(8)に対してその外側に沿う態
様で嵌め合わされている。そして、その嵌め合わせ状態
において前記軸(9)の両端部が脚片(11)(11)
に挿通固定されて、髪押え部材(2)がその端部(2
a)側を支点として髪止め具本体(1)の長さ方向に沿
ってスライドし得る態様で開閉されるようになされてい
る。
【0030】またこの髪押え部材(2)は、図2に実線
で示すように、髪止め具本体(1)と略直線状配置をな
す開き角度でそれ以上の開き方向への回動が阻止される
ものとなされている。この開き方向への回動阻止は、髪
押え部材(2)の脚片(11)の基端膨隆部(11a)
が前記装飾片(3)の裏面に当接することにより行われ
る。この回動阻止状態において髪押え部材(2)は、前
記櫛歯群(4)をヘアーブラシ等として使用する際に、
把持部として機能するものである。従って、髪押え部材
(2)の髪止め具本体(1)に対する開き方向への回動
阻止角度は、上述のように、髪止め具本体(1)と直線
状ないしは略直線状配置をなす開き角度に設定されてい
るものである
【0031】なお、更に望ましくは、髪押え部材(2)
が開き方向への回動阻止状態となったときに、該髪押え
部材(2)が髪止め具本体(1)に対して開閉方向に回
動できない解除可能なロック機能付とすることが好まし
い。このように髪押え部材(2)をロック機能付とする
ことにより、該髪押え部材(2)が、把持部としてより
一層確実に機能するものとなる。
【0032】一方、この髪押え部材(2)の端部(2
b)側には、髪止め具本体(1)側の係止部(10)に
係止される係止部(12)が設けられている。
【0033】この髪押え部材(2)側の係止部(12)
は、図1、図7および図8に示すように、前記端部
(2b)の両側部が髪止め具本体(1)側に膨隆した膨
隆部(12a)(12a)と、それら膨隆部(12a)
(12a)の対応する頂部どおしを横架状に連結する連
結片(12b)とを有するものである。
【0034】上記係止部(12)は、図8に実線で示す
ように、髪押え部材(2)を閉方向に回動させて該部材
(2)が髪止め具本体(1)と略平行になるようにし
て、該部材(2)を髪止め具本体(1)の一端部(1
a)側にスライドさせることによって、前記連結片(1
2b)が、髪止め具本体(1)の係止部(10)の屈曲
部(10a)に係止されるものである。この係止状態の
解除は、同図に一点鎖線で示すように、髪押え部材
(2)を逆方向にスライドさせることにより簡単に完了
することができる。
【0035】もっとも、髪止め具本体(1)と髪押え部
材(2)との係止構造として、上述したような形状の係
止部(10)(12)に代えて他の適宜形状の係止部を
備えた係止構造を採用しても良い
【0036】なお、上記閉状態において、髪押え部材
(2)は、図3および図8に示すように、毛髪に対する
係止作用をより一層確実なものにする目的で、その長手
方向の中間部分が櫛歯群(4)に潜り込む状態になって
いる。このような潜り込みを可能とすべく、この実施例
では、特に図4に示すように、髪押え部材(2)に対応
する位置の櫛歯列が他の櫛歯列よりも短いものとなされ
ている。もっとも、このような長さの異なる櫛歯列の採
用に代えて、同一長さの櫛歯列を採用してこれら櫛歯列
間に髪押え部材(2)が嵌まり込むようにしても良い。
【0037】而して、この髪止め具は、髪止め具本体
(1)と髪押え部材(2)との間に毛髪を挟み付けた状
態において、櫛歯群(4)の毛髪係止作用と、そしてこ
れに加えて滑り止め敷材(5)の滑り止め作用との相互
作用で、頭部の所期する箇所においてずれ動いたり、あ
るいは傾いたりすることなく確実に係止保持されるもの
である。
【0038】一方、髪押え部材(2)を開き方向へ回動
させて、図2に実線で示すように、その回動が阻止され
る状態にすることによって、櫛歯群(4)がヘアーブラ
シ等として、また髪押え部材(2)が把持部として機能
するものとなる。
【0039】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、要するに、髪止め具本体の裏面側に櫛歯
群が設けられる一方、髪押え部材が櫛歯群から離間して
該櫛歯群をヘアーブラシ等として使用し得る程度または
それ以上に髪止め具本体に対して開き方向へ回動するよ
うになされたものであれば、他の任意の設計的変更をも
許容するものである。
【0040】
【発明の効果】この発明にかかる髪止め具は、髪止め具
本体と、該本体の一端部側に、一端部側を回動自在に枢
着された髪押え部材とを備え、前記髪止め具本体と前記
髪押え部材とが、それらの他端部側の対応位置にそれぞ
れ設けられた係止部によって係脱自在に係止されるもの
となされたものであるから、従来から汎用されている髪
止め具と全く同様に使用することができる。
【0041】また髪止め具本体は、その裏面側に櫛歯群
が設けられているから、該櫛歯群が髪止め状態におて毛
髪間に食い込んだ状態となり、毛髪との摩擦力ひいては
毛髪に対する係止作用が向上される。このため装着状態
における髪止め具のずれ動きないしは傾動等が効果的に
阻止される。
【0042】また、髪押え部材が上記櫛歯群から離間し
て該櫛歯群をヘアーブラシ等として使用し得る程度また
はそれ以上に前記髪止め具本体に対して開き方向へ回動
するようになされているから、髪押え部材を開き方向へ
回動した状態とすることにより、この髪止め具をヘアー
ブラシ等として使用することができる。また、このよう
にヘアーブラシ等として使用する際に、髪押え部材をヘ
アーブラシ等の把持部として使用することができるの
で、従来のヘアーブラシ等と同様に使用することも可能
である。
【0043】上述のとおり、この発明にかかる髪止め具
にあっては、従来の髪止め具と較べて使用状態における
毛髪係止性に優れたものである。加えて、ヘアーブラシ
等としても機能し得るものであることより、従来では髪
止め具とは別に携帯しあるいは準備しなければならなか
ったヘアーブラシ等を省略することができる。
【0044】また、髪押え部材を、髪止め具本体と直線
状ないしは略直線状配置をなす開き角度まで回動可能と
し、かつその角度で開き方向への回動が阻止されるもの
とすることにより、該髪押え部材をヘアーブラシ等の把
持部としてより一層効果的に機能せしめることができ
る。
【0045】更に、髪押え部材と髪止め具本体との係止
構造として、髪押え部材の一端部側を髪止め具本体の長
さ方向にスライド自在な態様で該本体に枢着する一方、
前記髪押え部材および前記髪止め具本体の各係止部を、
前記髪押え部材を前記髪止め具本体の前記一端部側にス
ライド移動させることによって係合されるようにし、逆
方向にスライド移動させることによって係合解除される
ようにしたものを採用することにより、櫛歯群をヘアー
ブラシ等として使用する際に髪押え部材の開き方向へ回
動を確保する一方で、髪止めとして使用する際には髪押
え部材を髪止め具本体に確実に係止することができる。
【0046】また、髪止め具本体側に設けられた係止部
を、その高さが櫛歯群の高さよりも低くなるように設定
することにより、櫛歯群をヘアーブラシ等として使用す
る場合にその機能を確実に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる髪止め具を示すもの
で、髪押え部材を解放した状態を示す斜視図である。
【図2】髪押え部材を開方向に完全に回動させた状態を
示す上記髪止め具の正面図である。
【図3】髪押え部材の係止部を髪止め具本体の係止部に
係止させた状態を示す上記髪止め具の正面図である。
【図4】図3のIV−IV線の拡大断面図である。
【図5】上記髪止め具の拡大右側面図である。
【図6】図5のVI−VI線の大断面図である。
【図7】上記髪止め具の拡大左側面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線の断面図である。
【符号の説明】
1 髪止め具本体 1a 一端部(髪止め具本体) 1b 他端部(髪止め具本体) 2 髪押え部材 2a 一端部(髪押え部材) 2b 他端部(髪押え部材) 4 櫛歯群 10 係止部(髪止め具本体) 11 係止部(髪押え部材)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−24049(JP,A) 実開 昭50−10475(JP,U) 実開 昭56−155702(JP,U) 実開 昭59−114585(JP,U) 実開 昭64−50705(JP,U) 実公 昭2−13280(JP,Y1) 実公 昭47−22394(JP,Y1) 登録実用新案3009897(JP,U) 登録実用新案3002497(JP,U) 登録実用新案3003741(JP,U) 登録実用新案3011497(JP,U) 登録実用新案3011609(JP,U) 登録実用新案3012608(JP,U) 登録実用新案3028615(JP,U) 登録実用新案4512(JP,Z1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 8/30 A45D 24/14 A46B 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 髪止め具本体(1)と、 該本体(1)の一端部(1a)側に、一端部(2a)側
    を回動自在に枢着された髪押え部材(2)とを備え、 前記髪止め具本体(1)と前記髪押え部材(2)とが、
    それらの他端部(1b)(2b)側の対応位置にそれぞ
    れ設けられた係止部(10)(12)によって係脱自在
    に係止されるものとなされる一方、 前記髪止め具本体(1)の裏面側に、櫛歯群(4)が設
    けられ、 前記髪押え部材(2)が、上記櫛歯群(4)から離間し
    て該櫛歯群(4)をヘアーブラシないしは櫛として使用
    し得るように前記髪止め具本体(1)と直線状ないしは
    略直線状配置をなす開き角度まで回動可能となされ、か
    つその角度で開き方向への回動が阻止されるものとなさ
    れると共に、 前記髪押え部材(2)は、その一端部(2a)側が前記
    髪止め具本体(1)の長さ方向にスライド自在な態様で
    該本体(1)に枢着され、 前記髪押え部材(2)および前記髪止め具本体(1)の
    各係止部(10)(12)は、前記髪押え部材(2)を
    前記髪止め具本体(1)の前記一端部(1a)側にスラ
    イド移動させることによって係合され、同他端部(1
    b)側にスライド移動させることによって係合解除され
    るようになされていることを特徴とする髪止め具。
  2. 【請求項2】 前記髪止め具本体(1)側に設けられた
    係止部(10)は、その高さが前記櫛歯群(4)の高さ
    よりも低く設定されている、請求項1に記載の髪止め
    具。
JP7032279A 1995-02-21 1995-02-21 髪止め具 Expired - Lifetime JP2758573B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7032279A JP2758573B2 (ja) 1995-02-21 1995-02-21 髪止め具
TW084217403U TW330387U (en) 1995-02-21 1995-02-28 Hair clip
DE69521194T DE69521194T2 (de) 1995-02-21 1995-04-26 Haarklip
EP95302832A EP0728425B1 (en) 1995-02-21 1995-04-26 Hair Clip
US08/429,696 US5638836A (en) 1995-02-21 1995-04-27 Hair clip
HK98112937A HK1011602A1 (en) 1995-02-21 1998-12-08 Hair clip

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7032279A JP2758573B2 (ja) 1995-02-21 1995-02-21 髪止め具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08224118A JPH08224118A (ja) 1996-09-03
JP2758573B2 true JP2758573B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=12354545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7032279A Expired - Lifetime JP2758573B2 (ja) 1995-02-21 1995-02-21 髪止め具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5638836A (ja)
EP (1) EP0728425B1 (ja)
JP (1) JP2758573B2 (ja)
DE (1) DE69521194T2 (ja)
HK (1) HK1011602A1 (ja)
TW (1) TW330387U (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996022036A1 (en) * 1995-01-17 1996-07-25 David Alan Silva Method of cutting hair using a hair clamping guide
JP3076969B2 (ja) * 1995-12-15 2000-08-14 株式会社ラッキーコーポレーション 髪止めクリップ
GB2326591A (en) * 1997-06-26 1998-12-30 Brett Allan Blackford Hair clip
US6050405A (en) * 1998-02-04 2000-04-18 Golf Lock, Inc. Golf club lock
AUPP543298A0 (en) 1998-08-24 1998-09-17 Freestyla Pty Ltd Hair grooming devices
AU748584B2 (en) * 1998-08-24 2002-06-06 Freestyla Pty Ltd Hair grooming devices
US6186151B1 (en) * 1999-08-18 2001-02-13 Diana Newlin Apparatus for grooming and decorating hair
US6446638B1 (en) 1999-12-03 2002-09-10 Remedies Trading Corporation Hair clip for fine hair
GB0021342D0 (en) * 2000-08-31 2000-10-18 Acordis Uk Ltd Improved Process
US6257251B1 (en) 2000-09-11 2001-07-10 Julie Lynn Burleson Cushion coated hair clip having low-friction surfaces
AT411205B (de) * 2001-03-15 2003-11-25 Bege Privatstiftung Haarklammer
AT410394B (de) * 2001-05-29 2003-04-25 Bege Privatstiftung Haarklammer
US20030221700A1 (en) * 2002-06-04 2003-12-04 La Fauci Mary G. Hair clip for firmly holding hair
US7753058B2 (en) * 2004-11-16 2010-07-13 Goody Products, Inc. Hair retaining clip with elastic biasing member
US7461661B2 (en) * 2005-01-12 2008-12-09 Goody Products, Inc. Hair clip with friction member
US20080127989A1 (en) * 2006-12-01 2008-06-05 Goody Products Comb for use with a flat iron
US7644717B2 (en) * 2007-03-13 2010-01-12 Wei Cheng Hsu Hair clip and hairpin combination
JP2009082690A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Jei Suru Lee ヘアークリップ
BRMU8800115U2 (pt) * 2008-01-09 2010-03-23 Deva Concept Llc disposiÇço construtiva introduzida em prendedor de cabelos
GB0900016D0 (en) * 2009-01-05 2009-02-11 Ashdown Jessica A The twist and curl hair curler
US8082930B2 (en) * 2009-06-26 2011-12-27 Shih Ling Hsu Hair clip with tines extending parallel to the enveloped hair
US20130186424A1 (en) * 2012-01-19 2013-07-25 Jennifer Dean Zachery Decorative beaded device for hair
US9788628B1 (en) * 2013-11-11 2017-10-17 Gabby, Llc Double face hair barrette
US9894984B2 (en) * 2016-06-24 2018-02-20 Crownstyler, Inc. Dual-purpose hair styling and retention device and method of use thereof
USD898997S1 (en) 2018-05-08 2020-10-13 Gabby, Llc Double snap hair clip
USD930253S1 (en) * 2019-04-04 2021-09-07 Ceven With A C, Llc Tool for removing adhesive from hair extension weft
DE102019006191B3 (de) * 2019-08-22 2021-02-18 ProAnimalCare GmbH Vorrichtung zur Aufnahme eines Sensors
USD962538S1 (en) * 2020-09-03 2022-08-30 Vardges Vick Avetisyan Hair clip
KR102461567B1 (ko) * 2022-09-06 2022-11-01 김종산 모자
US11730247B1 (en) 2023-03-01 2023-08-22 King Saud University Combination hair band and comb

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3003741U (ja) 1994-04-30 1994-11-01 株式会社アート商会アンドー 櫛付髪飾り留め

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE111907C (ja) *
DE456828C (de) * 1928-03-03 Heinrich Froede Haarspange zum Anheften langer Haare an kurze, bestehend aus einem Einsteckkamm mit Randwulst und einem in diese Wulst einschwenkbaren Verschlussriegel
US313469A (en) * 1885-03-10 Coffee-pot
US1741073A (en) * 1928-08-20 1929-12-24 George A Porter Combined barrette, comb, and hair waver
US2225454A (en) * 1939-01-27 1940-12-17 Ross M Mcfadden Curler
US2897825A (en) * 1956-11-01 1959-08-04 Mary R Wagner Devices for women's hair
US3412739A (en) * 1966-06-01 1968-11-26 Gaylord Prod Inc Hair barrette
US3628545A (en) * 1970-01-05 1971-12-21 Carl A Moody Hair-teasing comb
JPS5010475U (ja) * 1973-05-30 1975-02-03
US3998233A (en) * 1975-09-22 1976-12-21 Dorr Irene M Barrette with swiveled hinge
US5109878A (en) * 1991-06-11 1992-05-05 Kuo Hua Chou Hairclip
FR2688390B1 (fr) * 1992-03-13 1994-06-03 Delsol Ets Monture de barrette a cheveux.
US5323793A (en) * 1992-12-03 1994-06-28 Paolo Lorenzi Method and apparatus for styling hair
DE29504130U1 (de) * 1995-03-09 1995-04-27 Lin, Yeong-Bin, Long Jiing, Taichung Haarspange
FR2720236A3 (fr) * 1995-05-24 1995-12-01 Lin Chin Ju Dents disposées sur une pince à cheveux pour renforcer l'action de serrage des cheveux et susceptibles de peigner les cheveux.

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3003741U (ja) 1994-04-30 1994-11-01 株式会社アート商会アンドー 櫛付髪飾り留め

Also Published As

Publication number Publication date
TW330387U (en) 1998-04-21
DE69521194T2 (de) 2001-11-08
JPH08224118A (ja) 1996-09-03
EP0728425A1 (en) 1996-08-28
DE69521194D1 (de) 2001-07-12
HK1011602A1 (en) 1999-07-16
EP0728425B1 (en) 2001-06-06
US5638836A (en) 1997-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2758573B2 (ja) 髪止め具
US6311699B1 (en) Ponytail holder
ES2343522T3 (es) Dispositivo de sujecion del cabello ajustable.
US5996593A (en) Hair clip
US5787905A (en) Hair clip
US5148581A (en) Clip device
CA2416117A1 (en) Cranial flap clamp and instrument for use therewith
US20040226574A1 (en) Claw clip
US5988184A (en) Device for styling hair
US4753252A (en) Hair clip
US6135123A (en) Hair cutting guide
US5305502A (en) Clamp
US4811449A (en) Cleaner
JP2624635B2 (ja) 髪止め具
US20030226575A1 (en) Flossing tool
US20040055617A1 (en) Barrette for animal hair
KR970001959B1 (ko) 머리핀
JP3003741U (ja) 櫛付髪飾り留め
KR970001958B1 (ko) 헤어 클립
KR100265524B1 (ko) 칫솔
JP2002253330A (ja) 髪止め具
JP3031212U (ja) 髪止め具
JP3040656U (ja) 髪止め具
JPH0595324U (ja) 歯ブラシ
JP3096438B2 (ja) 開閉具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100313

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100313

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110313

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 16

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term