JP2757212B2 - 緊急遮断弁 - Google Patents
緊急遮断弁Info
- Publication number
- JP2757212B2 JP2757212B2 JP1237979A JP23797989A JP2757212B2 JP 2757212 B2 JP2757212 B2 JP 2757212B2 JP 1237979 A JP1237979 A JP 1237979A JP 23797989 A JP23797989 A JP 23797989A JP 2757212 B2 JP2757212 B2 JP 2757212B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- fluid
- pressure
- pilot
- main valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流量が異常に増大した際に管路を遮断する
緊急遮断弁に関する。
緊急遮断弁に関する。
従来から、上水道等の配管の損傷により下流側の流量
が異常に増大した場合には、その増加を流量計等で感知
してバタフライ弁等からなる元栓を閉じて対処してい
る。この元栓の開閉は、一般に、該元栓の弁体を電動機
や電磁石,スプリング等、その他の駆動手段で機械的に
作動させて行われている。
が異常に増大した場合には、その増加を流量計等で感知
してバタフライ弁等からなる元栓を閉じて対処してい
る。この元栓の開閉は、一般に、該元栓の弁体を電動機
や電磁石,スプリング等、その他の駆動手段で機械的に
作動させて行われている。
しかしながら、機械的な作動により弁体を閉じて緊急
遮断するものでは、機械摩擦による動作のバラツキが発
生するために、確実な遮断が行えない場合があった。
遮断するものでは、機械摩擦による動作のバラツキが発
生するために、確実な遮断が行えない場合があった。
そこで本発明は、機械的な作動を廃して管路を流れる
液体の圧力により無動力,無電源で確実に弁体を閉じる
ことのできる緊急遮断弁を提供することを目的としてい
る。
液体の圧力により無動力,無電源で確実に弁体を閉じる
ことのできる緊急遮断弁を提供することを目的としてい
る。
上記目的を達成するために、本発明の緊急遮断弁は、
主弁の弁口を開閉する主弁体と、主弁の1次側の流体が
1次側パイロット配管を介して導入される圧力室と、該
圧力室の流体を主弁の2次側に導出する2次側パイロッ
ト配管とを備え、前記圧力室の流体を2次側パイロット
配管を介して主弁の2次側に導出して圧力室の圧力を変
化させることにより、前記主弁体を開閉する緊急遮断弁
であって、前記主弁の1次側にオリフィスを設け、該オ
リフィスの前後の差圧が上昇したときに開弁して1次側
の流体を通過させる差圧パイロット弁を設けるととも
に、該差圧パイロット弁を通過した流体の圧力により閉
弁して前記2次側パイロット配管を閉塞する遮断パイロ
ット弁を設けたことを特徴としている。
主弁の弁口を開閉する主弁体と、主弁の1次側の流体が
1次側パイロット配管を介して導入される圧力室と、該
圧力室の流体を主弁の2次側に導出する2次側パイロッ
ト配管とを備え、前記圧力室の流体を2次側パイロット
配管を介して主弁の2次側に導出して圧力室の圧力を変
化させることにより、前記主弁体を開閉する緊急遮断弁
であって、前記主弁の1次側にオリフィスを設け、該オ
リフィスの前後の差圧が上昇したときに開弁して1次側
の流体を通過させる差圧パイロット弁を設けるととも
に、該差圧パイロット弁を通過した流体の圧力により閉
弁して前記2次側パイロット配管を閉塞する遮断パイロ
ット弁を設けたことを特徴としている。
以上のように構成することにより、管路内の流体の流
量が異常に高まり、オリフィス前後の圧力差が上昇する
と、差圧パイロット弁が開いて1次側の流体を遮断パイ
ロット弁に導入してパイロット配管を遮断するため、圧
力室内の流体の導出が遮断されて圧力室内の圧力が高ま
り、主弁体を閉じ方向に作動させて管路の緊急遮断を行
う。
量が異常に高まり、オリフィス前後の圧力差が上昇する
と、差圧パイロット弁が開いて1次側の流体を遮断パイ
ロット弁に導入してパイロット配管を遮断するため、圧
力室内の流体の導出が遮断されて圧力室内の圧力が高ま
り、主弁体を閉じ方向に作動させて管路の緊急遮断を行
う。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
上水道の給水管路等に設けられる緊急遮断弁1は、主
弁2と、該主弁2の開閉を制御する制御部分とからなる
もので、主弁2は、弁箱3の内部が隔壁4により1次側
弁室5と2次側弁室6とに区画形成されており、該隔壁
4に1次側弁室5と2次側弁室6とを連通する弁口7が
設けられ、該弁口7に主弁体8が垂直方向に摺動可能に
嵌挿されている。さらに弁箱3の上部には、上記主弁体
8を開閉させるための圧力室9を画成するダイヤフラム
10が設けけられており、該ダイヤフラム10を、主弁体8
とダイヤフラム押え11とで挟持している。
弁2と、該主弁2の開閉を制御する制御部分とからなる
もので、主弁2は、弁箱3の内部が隔壁4により1次側
弁室5と2次側弁室6とに区画形成されており、該隔壁
4に1次側弁室5と2次側弁室6とを連通する弁口7が
設けられ、該弁口7に主弁体8が垂直方向に摺動可能に
嵌挿されている。さらに弁箱3の上部には、上記主弁体
8を開閉させるための圧力室9を画成するダイヤフラム
10が設けけられており、該ダイヤフラム10を、主弁体8
とダイヤフラム押え11とで挟持している。
また、前記主弁2の1次側弁室5と圧力室9とは、間
にストレーナ21を配した1次側パイロット配管22を介し
て連通しており、圧力室9と主弁2の2次側弁室6と
は、遮断パイロット弁31を備えた2次側パイロット配管
32を介して接続されている。従って、1次側弁室5の流
体の一部は、1次側パイロット配管22から圧力室9内に
流入するとともに、該圧力室9内から2次側パイロット
配管32により2次側弁室6に流出している。この圧力室
9内への1次側流体の流入量及び圧力室9から2次側へ
の流体の流出量は、両配管路22,32に設けられたニード
ル弁23,33の開度を調節することにより制御することが
でき、圧力室9の流入流出量を適宜に設定することによ
り、圧力室9内の圧力を変化させて主弁体8の開度、即
ち主弁2を通過する流体の流量を任意に調節できるよう
に形成されている。
にストレーナ21を配した1次側パイロット配管22を介し
て連通しており、圧力室9と主弁2の2次側弁室6と
は、遮断パイロット弁31を備えた2次側パイロット配管
32を介して接続されている。従って、1次側弁室5の流
体の一部は、1次側パイロット配管22から圧力室9内に
流入するとともに、該圧力室9内から2次側パイロット
配管32により2次側弁室6に流出している。この圧力室
9内への1次側流体の流入量及び圧力室9から2次側へ
の流体の流出量は、両配管路22,32に設けられたニード
ル弁23,33の開度を調節することにより制御することが
でき、圧力室9の流入流出量を適宜に設定することによ
り、圧力室9内の圧力を変化させて主弁体8の開度、即
ち主弁2を通過する流体の流量を任意に調節できるよう
に形成されている。
このように形成された主弁2を緊急遮断する回路は、
主弁2の1次側に設けられたオリフイス41と、該オリフ
ィス41の前後の差圧が上昇したときに開弁して1次側の
流体を通過させる差圧パイロット弁51と、該差圧パイロ
ット弁51を通過した流体の圧力により閉弁して前記2次
側パイロット配管32を閉塞する前述の遮断パイロット弁
31とから構成されている。
主弁2の1次側に設けられたオリフイス41と、該オリフ
ィス41の前後の差圧が上昇したときに開弁して1次側の
流体を通過させる差圧パイロット弁51と、該差圧パイロ
ット弁51を通過した流体の圧力により閉弁して前記2次
側パイロット配管32を閉塞する前述の遮断パイロット弁
31とから構成されている。
上記差圧パイロット弁51は、弁室52と作動室53とから
構成されており、弁室52には、前記オリフィス41の上流
側42の流体を導入するオリフィス上流側管路54と、前記
遮断パイロット弁31に至る遮断作動用管路34とが接続さ
れており、その内部には、オリフィス上流側管路54の出
口端を開閉する弁体55が収納されている。一方の作動室
53は、内部がダイヤフラム56で区画されており、上記弁
室52側の上流側室53a内にはオリフィス上流側管路54か
らオリフィス上流側42の流体が導入され、他方の下流側
室53b内にはオリフィス下流側管路57からオリフィス41
の下流側43の流体が導入されている。さらに該下流側室
53b内には、前記ダイヤフラム56を弁体55の閉じ方向に
押圧する調整スプリング58を設けるとともに、該調整ス
プリング58の押圧力を調節する調節ねじ59が設けられて
いる。前記弁55の弁棒55aは、隔壁51aを貫通して前記作
動室53内のダイヤフラム56に接続されており、ダイヤフ
ラム56の動きに連動して前記オリフィス上流側管路54の
出口端を開閉するように構成されている。
構成されており、弁室52には、前記オリフィス41の上流
側42の流体を導入するオリフィス上流側管路54と、前記
遮断パイロット弁31に至る遮断作動用管路34とが接続さ
れており、その内部には、オリフィス上流側管路54の出
口端を開閉する弁体55が収納されている。一方の作動室
53は、内部がダイヤフラム56で区画されており、上記弁
室52側の上流側室53a内にはオリフィス上流側管路54か
らオリフィス上流側42の流体が導入され、他方の下流側
室53b内にはオリフィス下流側管路57からオリフィス41
の下流側43の流体が導入されている。さらに該下流側室
53b内には、前記ダイヤフラム56を弁体55の閉じ方向に
押圧する調整スプリング58を設けるとともに、該調整ス
プリング58の押圧力を調節する調節ねじ59が設けられて
いる。前記弁55の弁棒55aは、隔壁51aを貫通して前記作
動室53内のダイヤフラム56に接続されており、ダイヤフ
ラム56の動きに連動して前記オリフィス上流側管路54の
出口端を開閉するように構成されている。
また、前記遮断パイロット弁31は、2次側パイロット
配管32を開閉する弁体35を備えたダイヤフラム36により
区画されており、該ダイヤフラム36の背面側36aに前記
差圧パイロット弁51の弁室52に連通する遮断作動用管路
34が接続されている。この遮断パイロット弁31は、差圧
パイロット弁51から遮断作動用管路34を介して主弁1次
側の流体がダイヤフラム背面側36aに導入されると、そ
の圧力でダイヤフラム36が作動して弁体35を移動させて
2次側パイロット配管32を閉塞するように構成されてい
る。尚、上記遮断作動用管路34には、該管路34内の圧
力、即ち遮断パイロット弁31のダイヤフラム背面側36a
の流体圧力を開放する解除弁37が設けられている。
配管32を開閉する弁体35を備えたダイヤフラム36により
区画されており、該ダイヤフラム36の背面側36aに前記
差圧パイロット弁51の弁室52に連通する遮断作動用管路
34が接続されている。この遮断パイロット弁31は、差圧
パイロット弁51から遮断作動用管路34を介して主弁1次
側の流体がダイヤフラム背面側36aに導入されると、そ
の圧力でダイヤフラム36が作動して弁体35を移動させて
2次側パイロット配管32を閉塞するように構成されてい
る。尚、上記遮断作動用管路34には、該管路34内の圧
力、即ち遮断パイロット弁31のダイヤフラム背面側36a
の流体圧力を開放する解除弁37が設けられている。
次に、第2図を参照しながら、上記のように構成され
た緊急遮断弁1の作動状態を、オリフィス41の上流側42
の流体圧力P1とオリフィス下流側43の流体圧力P2の差圧
(P1−P2)をΔP、前記調整スプリング58を調整して設
定した遮断設定差圧をΔPcとし、主弁2を通過する流体
の流量をQとして説明する。
た緊急遮断弁1の作動状態を、オリフィス41の上流側42
の流体圧力P1とオリフィス下流側43の流体圧力P2の差圧
(P1−P2)をΔP、前記調整スプリング58を調整して設
定した遮断設定差圧をΔPcとし、主弁2を通過する流体
の流量をQとして説明する。
オリフィス41前後の流体圧力P1,P2の差圧ΔPは、公
知のごとく流量Qの変化に伴い変化し、流量Qが増加す
れば、差圧ΔPも増加する。即ち差圧ΔPは、流量Qの
関数、ΔP=f(Q)なる式で示される。
知のごとく流量Qの変化に伴い変化し、流量Qが増加す
れば、差圧ΔPも増加する。即ち差圧ΔPは、流量Qの
関数、ΔP=f(Q)なる式で示される。
流量Qが所定流量以下の場合、即ち差圧ΔPが小さ
く、[差圧ΔP<遮断設定差圧ΔPc]の関係が成立する
場合には、前記差圧パイロット弁51の弁体55が、調整ス
プリング58の作用によりダイヤフラム56を介してオリフ
ィス上流側管路54の出口端を閉塞する。従って、遮断パ
イロット弁31には主弁1次側の流体が導入されないた
め、圧力室9内の流体が遮断パイロット弁31を通過して
主弁2次側に流出するため、圧力室9内の圧力が低下
し、主弁体8が上昇して主弁2を開放する。
く、[差圧ΔP<遮断設定差圧ΔPc]の関係が成立する
場合には、前記差圧パイロット弁51の弁体55が、調整ス
プリング58の作用によりダイヤフラム56を介してオリフ
ィス上流側管路54の出口端を閉塞する。従って、遮断パ
イロット弁31には主弁1次側の流体が導入されないた
め、圧力室9内の流体が遮断パイロット弁31を通過して
主弁2次側に流出するため、圧力室9内の圧力が低下
し、主弁体8が上昇して主弁2を開放する。
そして、下流側の配管の損傷等により流体の流量が異
常に高まった場合には、流速の上昇とともにオリフィス
41前後の差圧ΔPが大きくなり、[差圧ΔP>遮断設定
差圧ΔPc]となる。これにより、差圧パイロット弁51の
ダイヤフラム56は、オリフィス上流側42の流体圧力P1に
より、調整スプリング58の押圧力及びオリフィス下流側
43の流体圧力P2に抗して移動し、弁体55を開方向に移動
させてオリフィス上流側管路54の出口端を開放する。こ
れにより、主弁1次側の流体が遮断作動用管路34から遮
断パイロット弁31に導入され、ダイヤフラム36を介して
弁体35を2次側パイロット配管32の閉塞方向に押圧移動
させて2次側パイロット配管32を閉じる。この2次側パ
イロット配管32の閉じ作動により圧力室9内の流体の2
次側への流出が止まり、該圧力室9内の圧力が1次側パ
イロット配管22から流出する流体により高まり、主弁体
8が弁口7の閉じ方向に移動して主弁2を閉塞する。
常に高まった場合には、流速の上昇とともにオリフィス
41前後の差圧ΔPが大きくなり、[差圧ΔP>遮断設定
差圧ΔPc]となる。これにより、差圧パイロット弁51の
ダイヤフラム56は、オリフィス上流側42の流体圧力P1に
より、調整スプリング58の押圧力及びオリフィス下流側
43の流体圧力P2に抗して移動し、弁体55を開方向に移動
させてオリフィス上流側管路54の出口端を開放する。こ
れにより、主弁1次側の流体が遮断作動用管路34から遮
断パイロット弁31に導入され、ダイヤフラム36を介して
弁体35を2次側パイロット配管32の閉塞方向に押圧移動
させて2次側パイロット配管32を閉じる。この2次側パ
イロット配管32の閉じ作動により圧力室9内の流体の2
次側への流出が止まり、該圧力室9内の圧力が1次側パ
イロット配管22から流出する流体により高まり、主弁体
8が弁口7の閉じ方向に移動して主弁2を閉塞する。
上記のごとく、本実施例の緊急遮断弁1は、該弁1を
通過する流体の流量の異常増加を検知し、該流体の圧力
を利用して主弁体8を閉じ方向に作動させるので、他の
機能的な閉塞手段を用いたものに比べて機械摩擦による
動作のバラつきが極めて少なく、確実な緊急遮断動作を
行うことができる。また、動力費等も不要であり、停電
時などでも確実に作動する。
通過する流体の流量の異常増加を検知し、該流体の圧力
を利用して主弁体8を閉じ方向に作動させるので、他の
機能的な閉塞手段を用いたものに比べて機械摩擦による
動作のバラつきが極めて少なく、確実な緊急遮断動作を
行うことができる。また、動力費等も不要であり、停電
時などでも確実に作動する。
このようにして緊急遮断を行った緊急遮断弁1は、遮
断パイロット弁31のダイヤフラム背面側36aに流体圧力
が保持されるので、流体流量の異常増加の原因を確認
し、所定の作業を終了するまで遮断状態を維持できる。
断パイロット弁31のダイヤフラム背面側36aに流体圧力
が保持されるので、流体流量の異常増加の原因を確認
し、所定の作業を終了するまで遮断状態を維持できる。
緊急遮断弁1を流体の流通状態に復帰させるには、前
記遮断作動用管路34の解除弁37を開き、遮断パイロット
弁31のダイヤフラム背面側36aの圧力を抜くことにより
行うことができる。
記遮断作動用管路34の解除弁37を開き、遮断パイロット
弁31のダイヤフラム背面側36aの圧力を抜くことにより
行うことができる。
尚、主弁体の開閉は、ダイヤフラムによらずピストン
型式にても行うことができ、各配管等も弁の設置場所等
により適宜決定することができる。
型式にても行うことができ、各配管等も弁の設置場所等
により適宜決定することができる。
以上説明したように、本発明の緊急遮断弁は、主弁の
1次側に設けたオリフィスの前後の差圧が上昇したとき
に開弁して1次側の流体を通過させる差圧パイロット弁
を設けるとともに、該差圧パイロット弁を通過した流体
の圧力により閉弁して2次側パイロット配管を閉塞する
遮断パイロット弁を設けて、該緊急遮断弁を通過する流
体の圧力で緊急遮断を行うようにしたので、機械的な閉
塞手段を用いたものに比べて機械摩擦による動作のバラ
つきが極めて少なく、しかも、1次側の圧力にて遮断パ
イロット弁を閉塞させて緊急遮断弁を閉弁するのみの簡
単な構成で、確実な緊急遮断動作を行うことができる。
1次側に設けたオリフィスの前後の差圧が上昇したとき
に開弁して1次側の流体を通過させる差圧パイロット弁
を設けるとともに、該差圧パイロット弁を通過した流体
の圧力により閉弁して2次側パイロット配管を閉塞する
遮断パイロット弁を設けて、該緊急遮断弁を通過する流
体の圧力で緊急遮断を行うようにしたので、機械的な閉
塞手段を用いたものに比べて機械摩擦による動作のバラ
つきが極めて少なく、しかも、1次側の圧力にて遮断パ
イロット弁を閉塞させて緊急遮断弁を閉弁するのみの簡
単な構成で、確実な緊急遮断動作を行うことができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す緊急遮断弁の説明
図、第2図は緊急遮断弁の作動を説明するフローシート
である。 1……緊急遮断弁、2……主弁、5……1次側弁室、6
……2次側弁室、8……主弁体、9……圧力室、22……
1次側パイロット配管、31……遮断パイロット弁、32…
…2次側パイロット配管、41……オリフィス、51……差
圧パイロット弁
図、第2図は緊急遮断弁の作動を説明するフローシート
である。 1……緊急遮断弁、2……主弁、5……1次側弁室、6
……2次側弁室、8……主弁体、9……圧力室、22……
1次側パイロット配管、31……遮断パイロット弁、32…
…2次側パイロット配管、41……オリフィス、51……差
圧パイロット弁
Claims (1)
- 【請求項1】主弁の弁口を開閉する主弁体と、主弁の1
次側の流体が1次側パイロット配管を介して導入される
圧力室と、該圧力室の流体を主弁の2次側に導出する2
次側パイロット配管とを備え、前記圧力室の流体を2次
側パイロット配管を介して主弁の2次側に導出して圧力
室の圧力を変化させることにより、前記主弁体を開閉す
る緊急遮断弁であって、前記主弁の1次側にオリフィス
を設け、該オリフィスの前後の差圧が上昇したときに開
弁して1次側の流体を通過させる差圧パイロット弁を設
けるとともに、該差圧パイロット弁を通過した流体の圧
力により閉弁して前記2次側パイロット配管を閉塞する
遮断パイロット弁を設けたことを特徴とする緊急遮断
弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237979A JP2757212B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 緊急遮断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237979A JP2757212B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 緊急遮断弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03103678A JPH03103678A (ja) | 1991-04-30 |
JP2757212B2 true JP2757212B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=17023313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1237979A Expired - Fee Related JP2757212B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 緊急遮断弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2757212B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3298437B2 (ja) | 1996-12-18 | 2002-07-02 | セイコーエプソン株式会社 | 光学素子、偏光照明装置および投写型表示装置 |
KR101654254B1 (ko) * | 2015-07-28 | 2016-09-05 | 한화탈레스 주식회사 | 3d프린터에 의하여 제조되는 액체 냉각식 하우징 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132821A (en) * | 1978-04-04 | 1979-10-16 | Hiroshi Morita | Emergency cuttoff system type reducing valve |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP1237979A patent/JP2757212B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03103678A (ja) | 1991-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3957244A (en) | Valve | |
US9298190B2 (en) | Automatic flow control system and apparatus | |
US2694408A (en) | Valve control mechanism | |
WO1997045665A1 (fr) | Dispositif a soupape de commande | |
EP0302446A2 (en) | Gas control apparatus | |
JP2757212B2 (ja) | 緊急遮断弁 | |
US2566773A (en) | Safety control valve | |
US2912997A (en) | Flow control valve | |
JP4462835B2 (ja) | 自動調整弁装置 | |
US2749080A (en) | Surge pressure control means | |
JPS60184907A (ja) | 弁装置 | |
JP4017280B2 (ja) | 流体供給遮断設備 | |
JP3352147B2 (ja) | パイロット型電磁弁 | |
US20180112794A1 (en) | Safety valve | |
JPS582349B2 (ja) | ミズセイギヨキ | |
JPH0615292Y2 (ja) | 緊急遮断弁 | |
JP2000161529A (ja) | 自動調整弁装置 | |
JP3356917B2 (ja) | 緊急開放機能付き緊急遮断弁 | |
JPS6228353B2 (ja) | ||
JPS583128Y2 (ja) | 緊急遮断兼自動調圧弁装置 | |
JPS5814290Y2 (ja) | 液化ガス通路の緊急遮断装置 | |
JPS6119838B2 (ja) | ||
JPH09317916A (ja) | 自動調整弁装置 | |
JPH0531395Y2 (ja) | ||
JP3111274B2 (ja) | 自動定圧弁装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |