JP2752016B2 - 電気接続箱とリレーユニットの取付構造 - Google Patents
電気接続箱とリレーユニットの取付構造Info
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- JP2752016B2 JP2752016B2 JP3324330A JP32433091A JP2752016B2 JP 2752016 B2 JP2752016 B2 JP 2752016B2 JP 3324330 A JP3324330 A JP 3324330A JP 32433091 A JP32433091 A JP 32433091A JP 2752016 B2 JP2752016 B2 JP 2752016B2
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- Japan
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスの相互
接続などに用いられる電気接続箱とオプション回路用の
リレーを装着したリレーユニットとの取付構造に関す
る。
接続などに用いられる電気接続箱とオプション回路用の
リレーを装着したリレーユニットとの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気接続箱は、一般に図6に示すよう
に、上,下ケース1,1′内に印刷配線板、ブスバー配
線板などの回路板(図示せず)を収容し、上ケース1の
外面にヒューズ用コネクタ2A、リレー用コネクタ2
B、ワイヤハーネス接続用コネクタ2Cなどの各種コネ
クタを設け、これらのコネクタ内に前記回路板の回路導
体と導通するコネクタ端子を突出させ、ヒューズ3、リ
レー4、ハーネス端末のコネクタ5と嵌合接続するよう
にした構成を有する。
に、上,下ケース1,1′内に印刷配線板、ブスバー配
線板などの回路板(図示せず)を収容し、上ケース1の
外面にヒューズ用コネクタ2A、リレー用コネクタ2
B、ワイヤハーネス接続用コネクタ2Cなどの各種コネ
クタを設け、これらのコネクタ内に前記回路板の回路導
体と導通するコネクタ端子を突出させ、ヒューズ3、リ
レー4、ハーネス端末のコネクタ5と嵌合接続するよう
にした構成を有する。
【0003】上ケース1の外面には、オプション回路の
追加や内部回路の一部変更などに備えるため、予備コネ
クタ2X,2X′を設けると共に、上ケース1の側面1
aには係止部6を設けておく。そして、例えばリレーを
含むオプション回路を新に形成接続する場合には、上面
にリレー4′を接続したカセット式リレーユニット7の
嵌合部材6′を前記係止部6に係合させて固定すると共
に、該ユニット7の下面から導出した電線8の端末のコ
ネクタ5′を上記予備コネクタ2Xに接続して電源を取
り出している。8′はリレー4′の出力用の電線であ
る。また、8″は別のオプション回路の電線、5″はそ
の端末コネクタである。
追加や内部回路の一部変更などに備えるため、予備コネ
クタ2X,2X′を設けると共に、上ケース1の側面1
aには係止部6を設けておく。そして、例えばリレーを
含むオプション回路を新に形成接続する場合には、上面
にリレー4′を接続したカセット式リレーユニット7の
嵌合部材6′を前記係止部6に係合させて固定すると共
に、該ユニット7の下面から導出した電線8の端末のコ
ネクタ5′を上記予備コネクタ2Xに接続して電源を取
り出している。8′はリレー4′の出力用の電線であ
る。また、8″は別のオプション回路の電線、5″はそ
の端末コネクタである。
【0004】図7は上記カセット式リレーユニット7と
電気接続箱Jの接続部分の配線図を示し、実線は電気接
続箱内部の回路導体としてのブスバー9を、破線は電線
8,8′,8″を表わしている。
電気接続箱Jの接続部分の配線図を示し、実線は電気接
続箱内部の回路導体としてのブスバー9を、破線は電線
8,8′,8″を表わしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のリレーユニット
7の取付および接続構造では、電気接続箱Jとの接続の
ためにユニット7の他に電線8とコネクタ5′で構成さ
れる枝ハーネスw1 を必要とするうえに、この枝ハーネ
スw1 は電気接続箱Jの下面から上面側に回し込んで接
続しなければならず、作業が面倒であり、見映えも悪
い。さらに、別のオプション回路を取出し形成するため
には、もう一つの予備コネクタ2X′に接続する電線
8″とコネクタ5″からなる枝ハーネスw2 の製造が必
要となる。
7の取付および接続構造では、電気接続箱Jとの接続の
ためにユニット7の他に電線8とコネクタ5′で構成さ
れる枝ハーネスw1 を必要とするうえに、この枝ハーネ
スw1 は電気接続箱Jの下面から上面側に回し込んで接
続しなければならず、作業が面倒であり、見映えも悪
い。さらに、別のオプション回路を取出し形成するため
には、もう一つの予備コネクタ2X′に接続する電線
8″とコネクタ5″からなる枝ハーネスw2 の製造が必
要となる。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たもので、電気接続箱にリレーを含むオプション回路と
リレーを含まないオプション回路を追加する際に、箱内
部の回路構成を変えることなく、電線およびコネクタな
どの部品点数と共にこれらの接続作業の工数を減らすこ
とができる電気接続箱とリレーユニットの取付構造を提
供とする。
たもので、電気接続箱にリレーを含むオプション回路と
リレーを含まないオプション回路を追加する際に、箱内
部の回路構成を変えることなく、電線およびコネクタな
どの部品点数と共にこれらの接続作業の工数を減らすこ
とができる電気接続箱とリレーユニットの取付構造を提
供とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本考案の電気接続箱とリレーユニットの取付構造
は、請求項1に記載のように、ケース内に回路板を収容
し、ケースの外面にヒューズ、リレーなどの電気部品や
ワイヤハーネスを接続するための各種のコネクタを設け
ると共に電源分配用の予備コネクタをケースの側面に沿
って設け、前記各コネクタには前記回路板と導通するコ
ネクタ端子を収容して成る電気接続箱(JB)と、前記
予備コネクタに嵌合されるJB結合用コネクタとオプシ
ョン用リレーを接続搭載するリレー装着部とを一体に形
成してなるリレーユニットとからなり、前記JB結合用
コネクタとリレー装着部の間に、一端に前記予備コネク
タのリレー用コネクタ端子に接続される端子接続部を設
け、他端にリレーの電源端子に接続される電源端子接続
部を設けたブスバーを配設すると共に、前記予備コネク
タが設けられたケースの側面にコネクタ挿着方向に2条
のガイド突条を突設し、前記リレー装着部より前記JB
結合用コネクタと並行して前記ガイド突条に案内されて
嵌合する脚板を設け、また前記JB用結合用コネクタに
予備端子収容室を設けて前記予備コネクタのオプション
用コネクタ端子に接続される電線端末の端子を挿着し、
さらに、前記予備コネクタとJB結合用コネクタとの間
にロック手段を設け、両コネクタの嵌合ロック時に電気
接続箱とリレーユニットの電気的および機械的結合を同
時に行う構造としたことを特徴とする。
め、本考案の電気接続箱とリレーユニットの取付構造
は、請求項1に記載のように、ケース内に回路板を収容
し、ケースの外面にヒューズ、リレーなどの電気部品や
ワイヤハーネスを接続するための各種のコネクタを設け
ると共に電源分配用の予備コネクタをケースの側面に沿
って設け、前記各コネクタには前記回路板と導通するコ
ネクタ端子を収容して成る電気接続箱(JB)と、前記
予備コネクタに嵌合されるJB結合用コネクタとオプシ
ョン用リレーを接続搭載するリレー装着部とを一体に形
成してなるリレーユニットとからなり、前記JB結合用
コネクタとリレー装着部の間に、一端に前記予備コネク
タのリレー用コネクタ端子に接続される端子接続部を設
け、他端にリレーの電源端子に接続される電源端子接続
部を設けたブスバーを配設すると共に、前記予備コネク
タが設けられたケースの側面にコネクタ挿着方向に2条
のガイド突条を突設し、前記リレー装着部より前記JB
結合用コネクタと並行して前記ガイド突条に案内されて
嵌合する脚板を設け、また前記JB用結合用コネクタに
予備端子収容室を設けて前記予備コネクタのオプション
用コネクタ端子に接続される電線端末の端子を挿着し、
さらに、前記予備コネクタとJB結合用コネクタとの間
にロック手段を設け、両コネクタの嵌合ロック時に電気
接続箱とリレーユニットの電気的および機械的結合を同
時に行う構造としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】リレーユニットのJB結合用コネクタを電気接
続箱の予備コネクタに嵌合すると、両者はワンタッチで
電気的および機械的に結合される。リレーユニットに
は、ブスバーによりリレーを含むオプション回路および
別のオプション回路の形成に必要な回路部分が内蔵さ
れ、該ブスバーから導出される電源端子接続部とこれと
は別のオプション回路に接続される電線端末の端子とが
JB結合用コネクタを構成している。従って、電気接続
箱内部の回路構成を変える必要はなく、また、リレーユ
ニットの電気接続箱への接続に従来のような枝ハーネス
が不要となり、部品点数と共に接続作業工数が減少し、
コスト軽減を図ることができる。
続箱の予備コネクタに嵌合すると、両者はワンタッチで
電気的および機械的に結合される。リレーユニットに
は、ブスバーによりリレーを含むオプション回路および
別のオプション回路の形成に必要な回路部分が内蔵さ
れ、該ブスバーから導出される電源端子接続部とこれと
は別のオプション回路に接続される電線端末の端子とが
JB結合用コネクタを構成している。従って、電気接続
箱内部の回路構成を変える必要はなく、また、リレーユ
ニットの電気接続箱への接続に従来のような枝ハーネス
が不要となり、部品点数と共に接続作業工数が減少し、
コスト軽減を図ることができる。
【0009】
【実施例】図1は電気接続箱AとリレーユニットBの分
離状態の斜視図を示す。なお、電気接続箱Aにおける従
来と同様の構成部材には図6と同一の符号を用いて詳細
な説明を省略する。
離状態の斜視図を示す。なお、電気接続箱Aにおける従
来と同様の構成部材には図6と同一の符号を用いて詳細
な説明を省略する。
【0010】電気接続箱Aの上ケース1の上面には、そ
の側面1aに沿って予備コネクタ10を設けると共に側
面1aには2条のガイド突条11を突設してある。予備
コネクタ10内には内部のブスバー配線板(図示せず)
から起立連成した計4本の端子、即ち一対のリレー用コ
ネクタ端子12,12と一対のオプション用コネクタ端
子12′,12′とが収容され、それぞれ電源およびア
ースに接続される4極コネクタとして形成されている。
予備コネクタ10の囲い壁のうち長手方向の一方(上記
側面1a側)は開放されて三方囲いとされ、他方の側壁
にはロック受13が設けてある。
の側面1aに沿って予備コネクタ10を設けると共に側
面1aには2条のガイド突条11を突設してある。予備
コネクタ10内には内部のブスバー配線板(図示せず)
から起立連成した計4本の端子、即ち一対のリレー用コ
ネクタ端子12,12と一対のオプション用コネクタ端
子12′,12′とが収容され、それぞれ電源およびア
ースに接続される4極コネクタとして形成されている。
予備コネクタ10の囲い壁のうち長手方向の一方(上記
側面1a側)は開放されて三方囲いとされ、他方の側壁
にはロック受13が設けてある。
【0011】リレーユニットBは、オプション用リレー
4′を接続搭載するリレー装着部B 1 とJB結合用コネ
クタB2 とが架橋部B3 を介して一体に形成されてい
る。図2はリレーユニットBの分解斜視図、図3はその
底面図、図4はリレーユニットBと電気接続箱Aの接続
部の部分断面図を示す。これらの図に示すように、リレ
ーユニットBの外郭を構成する絶縁ケース14はリレー
装着部分14A、コネクタ部分14Bおよび両者をつな
ぐ架橋部分14Cとから成る。
4′を接続搭載するリレー装着部B 1 とJB結合用コネ
クタB2 とが架橋部B3 を介して一体に形成されてい
る。図2はリレーユニットBの分解斜視図、図3はその
底面図、図4はリレーユニットBと電気接続箱Aの接続
部の部分断面図を示す。これらの図に示すように、リレ
ーユニットBの外郭を構成する絶縁ケース14はリレー
装着部分14A、コネクタ部分14Bおよび両者をつな
ぐ架橋部分14Cとから成る。
【0012】リレー装着部分14Aは上下に開口する大
小二種の端子収容室151 〜155 と16を有し、これ
らの上端開口側からリレー4′の端子4aが差し込まれ
る。また、下端開口側(図3参照)からは、電線8′の
端末の端子17,18が挿着される。また、リレー装着
部分14Aの上端開口側には電線係止用のフック19を
立設し、下端開口側には両側に前記ガイド突条11に外
接する脚板20,20を垂設してある。
小二種の端子収容室151 〜155 と16を有し、これ
らの上端開口側からリレー4′の端子4aが差し込まれ
る。また、下端開口側(図3参照)からは、電線8′の
端末の端子17,18が挿着される。また、リレー装着
部分14Aの上端開口側には電線係止用のフック19を
立設し、下端開口側には両側に前記ガイド突条11に外
接する脚板20,20を垂設してある。
【0013】コネクタ部分14Bは、外側に前記ロック
受13に係合する可撓ロック腕21を有し、内部には上
端部が閉じた一対の端子収容室22と上下が開口した一
対の予備端子収容室23が形成され、4極のJB結合用
コネクタB2 として形成されている。即ち、コネクタ部
分14Bの端子収容室22とリレー装着部分14Aの端
子収容室151 (152 )間には、図3および図4に示
すようにブスバー収容溝24を設け、該溝24の対向す
る溝壁には好ましくは互い違いの係止爪25を設けて、
挿入したブスバー26の脱落を防止している。ブスバー
26は一端に上向きのタブ27を、他端に下向きのタブ
27′を突設し、それぞれ雌−雌型中継端子28を嵌挿
することにより、一方をリレー4′の(電源)端子4a
に対する電源端子接続部29とし、他方を予備コネクタ
10のリレー用コネクタ端子12に対する端子接続部2
9′としたものである。また、上下開口の予備端子収容
室23には、前記上端開口側から別のオプション回路接
続用の電線8″の端末の端子17が挿着される。また、
30はコネクタ部分14Bに被せるコネクタカバーを示
す。
受13に係合する可撓ロック腕21を有し、内部には上
端部が閉じた一対の端子収容室22と上下が開口した一
対の予備端子収容室23が形成され、4極のJB結合用
コネクタB2 として形成されている。即ち、コネクタ部
分14Bの端子収容室22とリレー装着部分14Aの端
子収容室151 (152 )間には、図3および図4に示
すようにブスバー収容溝24を設け、該溝24の対向す
る溝壁には好ましくは互い違いの係止爪25を設けて、
挿入したブスバー26の脱落を防止している。ブスバー
26は一端に上向きのタブ27を、他端に下向きのタブ
27′を突設し、それぞれ雌−雌型中継端子28を嵌挿
することにより、一方をリレー4′の(電源)端子4a
に対する電源端子接続部29とし、他方を予備コネクタ
10のリレー用コネクタ端子12に対する端子接続部2
9′としたものである。また、上下開口の予備端子収容
室23には、前記上端開口側から別のオプション回路接
続用の電線8″の端末の端子17が挿着される。また、
30はコネクタ部分14Bに被せるコネクタカバーを示
す。
【0014】上記構成において、リレー4′を装着した
リレーユニットBのJB結合用コネクタB2 を電気接続
箱Aの予備コネクタ10に挿入すると、リレー装着部B
1 の脚板20,20もガイド突条11,11により案内
されるから両コネクタB2 ,10は円滑に嵌合され、可
撓ロック腕21とロック受13の係合によりロックされ
る。また、リレーユニットBは、上記ガイド突条11に
外接する脚板20により左右への動きが規制されるの
で、外力に対して安定である。
リレーユニットBのJB結合用コネクタB2 を電気接続
箱Aの予備コネクタ10に挿入すると、リレー装着部B
1 の脚板20,20もガイド突条11,11により案内
されるから両コネクタB2 ,10は円滑に嵌合され、可
撓ロック腕21とロック受13の係合によりロックされ
る。また、リレーユニットBは、上記ガイド突条11に
外接する脚板20により左右への動きが規制されるの
で、外力に対して安定である。
【0015】また、JB結合用コネクタB2 と予備コネ
クタ10との嵌合ロックにより、リレー4′の(電源)
端子4aがブスバー26を介してコネクタ結合(リレー
用コネクタ端子12,端子接続部29′,電源端子接続
部29)されるから、図5と図7に示す配線図の比較か
ら明らかなように、リレー4′の従来の電源接続用の枝
ハーネスw1 が不要となり、部品点数の削減と省線化を
図ることができる。
クタ10との嵌合ロックにより、リレー4′の(電源)
端子4aがブスバー26を介してコネクタ結合(リレー
用コネクタ端子12,端子接続部29′,電源端子接続
部29)されるから、図5と図7に示す配線図の比較か
ら明らかなように、リレー4′の従来の電源接続用の枝
ハーネスw1 が不要となり、部品点数の削減と省線化を
図ることができる。
【0016】さらに、リレー4′を含むオプション回路
の他に別のオプション回路用の電源を必要とする場合
は、JB結合用コネクタB2 の予備端子収容室23に電
線8″の端子17を挿着して、予備コネクタ10内のオ
プション用コネクタ端子12′と接続させればよく、極
めて簡単に取り出すことができる。なお、リレーユニッ
トBに接続される電線8′,8″群はフック19に係止
することにより端子抜けなどを未然に防止することがで
きる。
の他に別のオプション回路用の電源を必要とする場合
は、JB結合用コネクタB2 の予備端子収容室23に電
線8″の端子17を挿着して、予備コネクタ10内のオ
プション用コネクタ端子12′と接続させればよく、極
めて簡単に取り出すことができる。なお、リレーユニッ
トBに接続される電線8′,8″群はフック19に係止
することにより端子抜けなどを未然に防止することがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気接続箱にリレーを含むオプション回路およびリレー
を含まないオプション回路を追加接続する際に、箱内部
の回路構成を全く変える必要がなく、電線およびコネク
タなどの部品点数の削減と接続作業の工数を減らすこと
ができ、コストの軽減を図ることができる。また予備コ
ネクタをケースの側面に設けると共に該側面にコネクタ
挿着方式に2条のガイド突条を設け、リレー装着部より
JB結合用コネクタと並行して前記ガイド突条に案内さ
れて嵌合する脚板を設けるようにしたので、リレーユニ
ットはガイド突条と嵌合した脚板によって左右の動きが
規制されて、外力に対して安定となる。
電気接続箱にリレーを含むオプション回路およびリレー
を含まないオプション回路を追加接続する際に、箱内部
の回路構成を全く変える必要がなく、電線およびコネク
タなどの部品点数の削減と接続作業の工数を減らすこと
ができ、コストの軽減を図ることができる。また予備コ
ネクタをケースの側面に設けると共に該側面にコネクタ
挿着方式に2条のガイド突条を設け、リレー装着部より
JB結合用コネクタと並行して前記ガイド突条に案内さ
れて嵌合する脚板を設けるようにしたので、リレーユニ
ットはガイド突条と嵌合した脚板によって左右の動きが
規制されて、外力に対して安定となる。
【図1】本発明の一実施例を示す電気接続箱とリレーユ
ニットを分離した状態の斜視図である。
ニットを分離した状態の斜視図である。
【図2】同上のリレーユニットの分解斜視図である。
【図3】同上のリレーユニットの底面図である。
【図4】図1のリレーユニットと電気接続箱の接続部の
部分断面図である。
部分断面図である。
【図5】図4の接続部の配線図である。
【図6】従来の電気接続箱とカセット式リレーユニット
の取付構造を示す分離した状態の斜視図である。
の取付構造を示す分離した状態の斜視図である。
【図7】図6の電気接続箱とカセット式リレーユニット
の接続部の配線図である。
の接続部の配線図である。
A 電気接続箱 B リレーユニット B1 リレー装着部 B2 JB結合用コネクタ 1 上ケース 1′ 下ケース 2A,2B… コネクタ 3 ヒューズ 4 リレー 5 コネクタ 8,8′,8″ 電線 9 ブスバー 10 予備コネクタ 12 リレー用コネクタ端子 12′ オプション用コネクタ端子 13 ロック受 151 ,152 … 端子収容室 16 端子収容室 17,18 端子 21 可撓ロック腕 22 端子収容室 23 予備端子収容室 26 ブスバー 29 電源端子接続部 29′ 端子接続部
Claims (2)
- 【請求項1】 ケース内に回路板を収容し、ケースの外
面にヒューズ、リレーなどの電気部品やワイヤハーネス
を接続するための各種のコネクタを設けると共に電源分
配用の予備コネクタをケースの側面に沿って設け、前記
各コネクタには前記回路板と導通するコネクタ端子を収
容して成る電気接続箱(JB)と、前記予備コネクタに
嵌合されるJB結合用コネクタとオプション用リレーを
接続搭載するリレー装着部とを一体に形成してなるリレ
ーユニットとからなり、前記JB結合用コネクタとリレ
ー装着部の間に、一端に前記予備コネクタのリレー用コ
ネクタ端子に接続される端子接続部を設け、他端にリレ
ーの電源端子に接続される電源端子接続部を設けたブス
バーを配設すると共に、前記予備コネクタが設けられた
ケースの側面にコネクタ挿着方向に2条のガイド突条を
突設し、前記リレー装着部より前記JB結合用コネクタ
と並行して前記ガイド突条に案内されて嵌合する脚板を
設け、また前記JB用結合用コネクタに予備端子収容室
を設けて前記予備コネクタのオプション用コネクタ端子
に接続される電線端末の端子を挿着し、さらに、前記予
備コネクタとJB結合用コネクタとの間にロック手段を
設け、両コネクタの嵌合ロック時に電気接続箱とリレー
ユニットの電気的および機械的結合を同時に行う構造と
したことを特徴とする電気接続箱とリレーユニットの取
付構造。 - 【請求項2】 前記リレーユニットよりオプション用リ
レーのオン/オフ制御、オプション用リレーの接点でオ
ン/オフされ信号線等のワイヤハーネスが接続されてい
ることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱とリレー
ユニットの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324330A JP2752016B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 電気接続箱とリレーユニットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324330A JP2752016B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 電気接続箱とリレーユニットの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05168125A JPH05168125A (ja) | 1993-07-02 |
JP2752016B2 true JP2752016B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=18164585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3324330A Expired - Fee Related JP2752016B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 電気接続箱とリレーユニットの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752016B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08126158A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-17 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587216A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-17 | 松下電器産業株式会社 | ジユ−サ |
JPH051939Y2 (ja) * | 1986-10-28 | 1993-01-19 | ||
JPH01143054U (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP3324330A patent/JP2752016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05168125A (ja) | 1993-07-02 |
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