JP2751194B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JP2751194B2 JP2751194B2 JP63080859A JP8085988A JP2751194B2 JP 2751194 B2 JP2751194 B2 JP 2751194B2 JP 63080859 A JP63080859 A JP 63080859A JP 8085988 A JP8085988 A JP 8085988A JP 2751194 B2 JP2751194 B2 JP 2751194B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカセットテープレコーダ(以下VTR
と称する)などの磁気記録再生装置に関するものであ
る。
と称する)などの磁気記録再生装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、VTRにおいては、磁気テープの位置情報を得る
手段として、供給リールと巻取りリールの回転により得
られる信号から、この回転数比等によりテープの位置、
あるいは残量表示を行うテープカウンタ(タイマ)が知
られている。また、最近のVTRの一部には磁気テープの
コントロールトラックに記録されたコントロールパルス
をVTR内部のA/Cヘッドで読み取り計数することによっ
て、テープの位置情報を得るようなVTRやコントロール
トラックに頭出し信号や、番地コードを記録するような
VTRが出現してきている。
手段として、供給リールと巻取りリールの回転により得
られる信号から、この回転数比等によりテープの位置、
あるいは残量表示を行うテープカウンタ(タイマ)が知
られている。また、最近のVTRの一部には磁気テープの
コントロールトラックに記録されたコントロールパルス
をVTR内部のA/Cヘッドで読み取り計数することによっ
て、テープの位置情報を得るようなVTRやコントロール
トラックに頭出し信号や、番地コードを記録するような
VTRが出現してきている。
発明が解決しようとする課題 しかし、前記した構成では、頭出し信号や番地コード
をどのテープのどの位置に記録したかは、使用者が記憶
しておかなければならない、同一テープに同じ番地コー
ドを記録する可能性がある。また頭出し信号や番地コー
ド記録した箇所のそのカセットにおける絶対位置がわか
らない等、実使用上不便であるという問題点があった。
をどのテープのどの位置に記録したかは、使用者が記憶
しておかなければならない、同一テープに同じ番地コー
ドを記録する可能性がある。また頭出し信号や番地コー
ド記録した箇所のそのカセットにおける絶対位置がわか
らない等、実使用上不便であるという問題点があった。
本発明はかかる点に鑑み、頭出し信号や番地コード記
録した箇所のそのカセットの位置情報を迅速に知ること
ができる磁気記録再生装置を提供せんとするものであ
る。
録した箇所のそのカセットの位置情報を迅速に知ること
ができる磁気記録再生装置を提供せんとするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、テープ位置情
報に対応したアドレスデータを得る検出手段と、磁気テ
ープ上に信号を記録再生する信号記録再生手段と、磁気
テープ上に頭出し信号を記録再生する頭出し信号記録再
生手段と、頭出し信号記録再生手段によって頭出し信号
を記録した時のアドレスデータを記憶する記憶手段と、
頭出し信号記録再生手段によって頭出し信号を再生した
時のアドレスデータに記憶手段に既に記憶されている複
数個のカセットのアドレスデータと比較することによっ
て該当するカセットを識別する識別手段とから構成した
ものである。
報に対応したアドレスデータを得る検出手段と、磁気テ
ープ上に信号を記録再生する信号記録再生手段と、磁気
テープ上に頭出し信号を記録再生する頭出し信号記録再
生手段と、頭出し信号記録再生手段によって頭出し信号
を記録した時のアドレスデータを記憶する記憶手段と、
頭出し信号記録再生手段によって頭出し信号を再生した
時のアドレスデータに記憶手段に既に記憶されている複
数個のカセットのアドレスデータと比較することによっ
て該当するカセットを識別する識別手段とから構成した
ものである。
作 用 本発明は上記した構成により、カセットをVTRに装着
して頭出し信号や、番地コードが記録してある位置にま
で一度走行させ、頭出し信号や番地コードが記録されて
いるアドレスデータを読み取ることによって、そのアド
レスデータと、VTR本体内にあるいはVTRと連結動作しう
るように設けられた記憶装置に記憶されているアドレス
データとを比較することによって、現在VTRに装着され
ているカセットのどの位置に頭出し信号や、番地コード
が記録されているかを判断し、装着されたカセットの頭
出し信号や記録した箇所の位置情報を迅速に知ることが
できる。
して頭出し信号や、番地コードが記録してある位置にま
で一度走行させ、頭出し信号や番地コードが記録されて
いるアドレスデータを読み取ることによって、そのアド
レスデータと、VTR本体内にあるいはVTRと連結動作しう
るように設けられた記憶装置に記憶されているアドレス
データとを比較することによって、現在VTRに装着され
ているカセットのどの位置に頭出し信号や、番地コード
が記録されているかを判断し、装着されたカセットの頭
出し信号や記録した箇所の位置情報を迅速に知ることが
できる。
実施例 以下、本発明の一実施例における磁気記録再生装置に
ついて図面を参照にしながら説明する。第1図,第2図
は本発明の磁気記録再生装置の一実施例の平面図、第3
図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例のブロック系
統図、第4図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例の
フロントパネルである。
ついて図面を参照にしながら説明する。第1図,第2図
は本発明の磁気記録再生装置の一実施例の平面図、第3
図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例のブロック系
統図、第4図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例の
フロントパネルである。
第1図において、VTR本体1の機構部2は、磁気テー
プ3に映像信号、あるいは音声信号を記録再生するため
の回転ヘッドシリンダ4と、ピンチローラ5を磁気テー
プ3を介して圧着することによって磁気テープ3を一定
速度で駆動するキャプスタンモータ6と、キャプスタン
モータ6から上流側の磁気テープ3を巻取るための巻取
りリール7と、キャプスタンモータ6の下流側に磁気テ
ープ3を供給するための供給リール8と、回転ヘッドシ
リンダ4に所定の角度だけ磁気テープ3を巻回させるた
めのローディング手段9と、磁気テープ3の一部に頭出
し信号と番地コードを記録したり、読み取ったり、ある
いは消去したりするためのヘッド10とからなっている。
プ3に映像信号、あるいは音声信号を記録再生するため
の回転ヘッドシリンダ4と、ピンチローラ5を磁気テー
プ3を介して圧着することによって磁気テープ3を一定
速度で駆動するキャプスタンモータ6と、キャプスタン
モータ6から上流側の磁気テープ3を巻取るための巻取
りリール7と、キャプスタンモータ6の下流側に磁気テ
ープ3を供給するための供給リール8と、回転ヘッドシ
リンダ4に所定の角度だけ磁気テープ3を巻回させるた
めのローディング手段9と、磁気テープ3の一部に頭出
し信号と番地コードを記録したり、読み取ったり、ある
いは消去したりするためのヘッド10とからなっている。
またここで巻取りリール7には、巻取りリール7の回
転数を検出する検出回路11が設けてあり、その検出回路
11からの信号を計数する計数回路12と、計数回路12によ
って計数された値をアドレスデータに変換する変換回路
13と、その変換されたアドレスデータを記憶する記憶手
段14と、変換回路13から得られたアドレスデータと記憶
手段14に既に記憶されている複数個のカセットのアドレ
スデータとを比較することによって該当するカセットを
識別する識別回路15と、これらの動作とVTRとしての基
本動作を制御する制御回路16とがVTR本体1内にある。
転数を検出する検出回路11が設けてあり、その検出回路
11からの信号を計数する計数回路12と、計数回路12によ
って計数された値をアドレスデータに変換する変換回路
13と、その変換されたアドレスデータを記憶する記憶手
段14と、変換回路13から得られたアドレスデータと記憶
手段14に既に記憶されている複数個のカセットのアドレ
スデータとを比較することによって該当するカセットを
識別する識別回路15と、これらの動作とVTRとしての基
本動作を制御する制御回路16とがVTR本体1内にある。
また、第4図に示すようにVTR本体1のフロントパネ
ルに、頭出し信号(あるいは番地コード)を打ち込むた
めの頭出し信号記録ボタン17と、VTRの機能(記録,再
生,早送り,巻戻し,サーチ,停止など)を行うための
操作ボタン18とが設けてある。また、頭出し信号が記録
されているアドレスデータを表示する表示部19と表示さ
せるための表示回路20とが設けられている。
ルに、頭出し信号(あるいは番地コード)を打ち込むた
めの頭出し信号記録ボタン17と、VTRの機能(記録,再
生,早送り,巻戻し,サーチ,停止など)を行うための
操作ボタン18とが設けてある。また、頭出し信号が記録
されているアドレスデータを表示する表示部19と表示さ
せるための表示回路20とが設けられている。
以下、第1図,第2図,第3図及び第4図を用いてそ
の動作を説明する。
の動作を説明する。
最初に、磁気テープ3上に信号が記録されていない磁
気テープを使用した場合を説明する。カセットをVTR本
体1内に装着すると、カセットは所定の位置に移動され
る。使用者が操作ボタン18を(記録、あるいは再生)操
作することによって(タイマーなどを使用してVTR本体
1内に組み込まれている制御回路16によって操作される
場合をも含む)、ローディング手段9が、カセット内の
磁気テープ3をカセットハーフ内から引き出した後、磁
気テープ3を回転ヘッドシリンダ4に所定の角度だけ巻
回し、かつヘッド10と接触するような第1図に示すよう
な磁気テープ走行系を形成する。回転ヘッドシリンダ4
によって磁気テープ3に信号の記録が開始されると、ま
ずヘッド10によって頭出し信号が記録されると共に、巻
取りるリール6の回転数が検出され、計数回路12によっ
て巻取りリール6の回転数が計数される。ここで、計数
回路12から得られる値は次のような原理でアドレスデー
タに変換する変換回路13によって変換される。
気テープを使用した場合を説明する。カセットをVTR本
体1内に装着すると、カセットは所定の位置に移動され
る。使用者が操作ボタン18を(記録、あるいは再生)操
作することによって(タイマーなどを使用してVTR本体
1内に組み込まれている制御回路16によって操作される
場合をも含む)、ローディング手段9が、カセット内の
磁気テープ3をカセットハーフ内から引き出した後、磁
気テープ3を回転ヘッドシリンダ4に所定の角度だけ巻
回し、かつヘッド10と接触するような第1図に示すよう
な磁気テープ走行系を形成する。回転ヘッドシリンダ4
によって磁気テープ3に信号の記録が開始されると、ま
ずヘッド10によって頭出し信号が記録されると共に、巻
取りるリール6の回転数が検出され、計数回路12によっ
て巻取りリール6の回転数が計数される。ここで、計数
回路12から得られる値は次のような原理でアドレスデー
タに変換する変換回路13によって変換される。
その原理は、巻取りリール6のハブの半径をr(cm)
とし、磁気テープ3が巻回されているときの巻取りリー
ル6の半径をR(cm)とし、また磁気テープ3の厚さを
t(cm)、巻取りリール6の一回当りに発生するリール
の回転パルスをPr,回転開始から現在までのリールの回
転パルス数をPaとすると、半径Rとrとの間のテープ巻
数PnはPa/Prで表され、さらに半径Rは、 R=Rn*t+r ……(1) で表される。これにより、巻取りリール6が巻き取った
磁気テープ3の長さをlとすると、lは l=π*(Pn2*2Pn*r) ……(2) で表される。これにより、巻取りリール6の磁気テープ
3の巻数Pnとテープ長さlの関係が求められる。
とし、磁気テープ3が巻回されているときの巻取りリー
ル6の半径をR(cm)とし、また磁気テープ3の厚さを
t(cm)、巻取りリール6の一回当りに発生するリール
の回転パルスをPr,回転開始から現在までのリールの回
転パルス数をPaとすると、半径Rとrとの間のテープ巻
数PnはPa/Prで表され、さらに半径Rは、 R=Rn*t+r ……(1) で表される。これにより、巻取りリール6が巻き取った
磁気テープ3の長さをlとすると、lは l=π*(Pn2*2Pn*r) ……(2) で表される。これにより、巻取りリール6の磁気テープ
3の巻数Pnとテープ長さlの関係が求められる。
また、計数回路12が検出回路11によって検出された巻
取りリールの回転パルスを計数することによって、Paが
求められた。次に、リール一回転当りのパルス数は一定
であり、しかも既知であることから、アドレスデータ
は、上記に基づいて算出したテープ長さlをテープの走
行速度vで除した値l/vで示される。つまり、アドレス
データAは、次式で求めることができる。
取りリールの回転パルスを計数することによって、Paが
求められた。次に、リール一回転当りのパルス数は一定
であり、しかも既知であることから、アドレスデータ
は、上記に基づいて算出したテープ長さlをテープの走
行速度vで除した値l/vで示される。つまり、アドレス
データAは、次式で求めることができる。
A=π*(Pn2*t+2Pn*r)/v ……(3) 以上のようにして変換回路13によって磁気テープ3の
位置情報、すなわちアドレスデータが得られる。
位置情報、すなわちアドレスデータが得られる。
ここで、使用者が頭出し信号記録ボタン17を使用して
頭出し信号を記録する場合、頭出し信号はヘッド10によ
って磁気テープ3上に記録され、その時の磁気テープ3
の位置情報は、変換回路13によってアドレスデータに変
換され、アドレスデータとして記憶手段14に記憶する。
以下この操作を繰り返すことによって磁気テープ3上に
頭出し信号が記憶され、それに対応したアドレスデータ
が記憶手段14に同一テープのデータとして記憶するよう
に制御回路16が制御する。またここで、使用者が操作ボ
タン18を(停止あるいは一時停止)操作して磁気テープ
3に映像信号あるいは音声信号を記録するのを停止(あ
るいは一時停止)する時、制御回路16は磁気テープ3上
にヘッド10によって頭出し信号を記録し、その時のアド
レスデータを変換回路13から得た後、磁気テープ3の走
行を停止し、そのアドレスデータを記憶手段14に記憶す
るように制御する。なお、カセットがVTR本体1内から
一度排出されると、そのカセットのアドレスデータとし
て記憶手段14に記憶するのを防止する。
頭出し信号を記録する場合、頭出し信号はヘッド10によ
って磁気テープ3上に記録され、その時の磁気テープ3
の位置情報は、変換回路13によってアドレスデータに変
換され、アドレスデータとして記憶手段14に記憶する。
以下この操作を繰り返すことによって磁気テープ3上に
頭出し信号が記憶され、それに対応したアドレスデータ
が記憶手段14に同一テープのデータとして記憶するよう
に制御回路16が制御する。またここで、使用者が操作ボ
タン18を(停止あるいは一時停止)操作して磁気テープ
3に映像信号あるいは音声信号を記録するのを停止(あ
るいは一時停止)する時、制御回路16は磁気テープ3上
にヘッド10によって頭出し信号を記録し、その時のアド
レスデータを変換回路13から得た後、磁気テープ3の走
行を停止し、そのアドレスデータを記憶手段14に記憶す
るように制御する。なお、カセットがVTR本体1内から
一度排出されると、そのカセットのアドレスデータとし
て記憶手段14に記憶するのを防止する。
次に、磁気テープ3上に信号が記録されている磁気テ
ープ使用した場合を説明する。
ープ使用した場合を説明する。
カセットをVTR本体1内に装着すると、カセットは所
定の位置に移動される。使用者が操作ボタン17を(サー
チ)操作すると、制御回路16は次のような制御を行う。
まず、ローディング手段9がカセット内の磁気テープ3
をカセットハーフ内から引き出して、磁気テープ3がヘ
ッド10と接触するような第2図に示すようなテープ走行
系を形成する。その後、カセットを装着した時のテープ
の位置を表すために、ヘッド10によって頭出し信号が磁
気テープ3上に記録する。そして、磁気テープ3上に頭
出し信号が記録されている位置にまで、すなわち、ヘッ
ド10が頭出し信号を読み取る位置にまで巻戻される。
定の位置に移動される。使用者が操作ボタン17を(サー
チ)操作すると、制御回路16は次のような制御を行う。
まず、ローディング手段9がカセット内の磁気テープ3
をカセットハーフ内から引き出して、磁気テープ3がヘ
ッド10と接触するような第2図に示すようなテープ走行
系を形成する。その後、カセットを装着した時のテープ
の位置を表すために、ヘッド10によって頭出し信号が磁
気テープ3上に記録する。そして、磁気テープ3上に頭
出し信号が記録されている位置にまで、すなわち、ヘッ
ド10が頭出し信号を読み取る位置にまで巻戻される。
まず、この動作中に磁気テープ3に頭出し信号が記録
されている場合、制御回路16がどのような制御を行うか
を説明する。まず、ヘッド10によって頭出し信号が読み
取られた位置で巻戻し動作を停止する。次に、第1図に
示すようにローディング手段9によって磁気テープ3を
回転ヘッドシリンダ4に所定の角度だけ巻回させ、一定
速度で走行させる。磁気テープ3が一定速度で走行し始
めると、巻取りリール6の回転数が検出され、計数回路
12によって計数され、その値は先に述べたような原理で
アドレスデータに変換する変換回路13によってアドレス
データに変換される。そのようにして求められた頭出し
信号が記録されている箇所のアドレスデータと記憶手段
14に既に記憶されている複数個のカセットのアドレスデ
ータとを識別回路15によって比較することによって、該
当するカセットを検索し、識別する。その後、そのカセ
ットがVTR本体1内から一度排出されない限り、頭出し
信号が記録されると、該当するカセットがある場合はそ
の該当するカセットとしてアドレスデータを、該当する
カセットがなかった場合は新規のカセットとしてアドレ
スデータを記憶手段14に記憶するように、記憶手段14の
記憶方法を決定する。そして、VTR本体1は、早送り動
作になり、カセット挿入後最初に頭出し信号を記録した
位置にまで磁気テープ3を早送り動作を行い、カセット
装着後最初に記録した頭出し信号を消去して停止する。
されている場合、制御回路16がどのような制御を行うか
を説明する。まず、ヘッド10によって頭出し信号が読み
取られた位置で巻戻し動作を停止する。次に、第1図に
示すようにローディング手段9によって磁気テープ3を
回転ヘッドシリンダ4に所定の角度だけ巻回させ、一定
速度で走行させる。磁気テープ3が一定速度で走行し始
めると、巻取りリール6の回転数が検出され、計数回路
12によって計数され、その値は先に述べたような原理で
アドレスデータに変換する変換回路13によってアドレス
データに変換される。そのようにして求められた頭出し
信号が記録されている箇所のアドレスデータと記憶手段
14に既に記憶されている複数個のカセットのアドレスデ
ータとを識別回路15によって比較することによって、該
当するカセットを検索し、識別する。その後、そのカセ
ットがVTR本体1内から一度排出されない限り、頭出し
信号が記録されると、該当するカセットがある場合はそ
の該当するカセットとしてアドレスデータを、該当する
カセットがなかった場合は新規のカセットとしてアドレ
スデータを記憶手段14に記憶するように、記憶手段14の
記憶方法を決定する。そして、VTR本体1は、早送り動
作になり、カセット挿入後最初に頭出し信号を記録した
位置にまで磁気テープ3を早送り動作を行い、カセット
装着後最初に記録した頭出し信号を消去して停止する。
次に、磁気テープ3上に頭出し信号が存在しなかった
場合、すなわちテープのトップまで巻戻しても頭出し信
号がなかった場合、制御回路16がどのような制御を行う
かを説明する。VTR本体1は巻戻し動作を停止した後、
早送り動作に切り替えられる。カセットがVTR本体1内
に装着された後最初にヘッド10が記録した頭出し信号の
ほかに頭出し信号があった場合、つまり早送り状態にな
ってから2番目の頭出し信号がヘッド10によって検出さ
れた場合、先に述べたように、磁気テープ3をローディ
ング手段9によって第1図に示すように回転ヘッドシリ
ンダ4に所定の角度だけ巻回した後、磁気テープ3を一
定速度で走行させて変換回路13によって変換された頭出
し信号が記録されている箇所のアドレスデータと、記憶
手段14に既に記憶されている複数個のカセットのアドレ
スデータとを識別回路15によって比較することによって
該当するカセットを検索し、識別する。制御回路16は該
当するカセットを識別した後、カセットがVTR本体1内
から一度排出されない限り頭出し信号がそのカセットに
記録されるときは、該当するカセットがあった場合はそ
の該当するカセットとしたアドレスデータを、該当する
カセットがなかった場合は新規のカセットとしてアドレ
スデータを記憶手段14に記憶するように制御する。以上
のように、記憶手段14の記憶方法を決定すると、VTR本
体1は、巻戻し動作になり、カセット挿入後最初に頭出
し信号を記録した位置にまで磁気テープ3を巻戻した
後、カセット装着後最初に記録した頭出し信号をヘッド
10によって消去して停止する。
場合、すなわちテープのトップまで巻戻しても頭出し信
号がなかった場合、制御回路16がどのような制御を行う
かを説明する。VTR本体1は巻戻し動作を停止した後、
早送り動作に切り替えられる。カセットがVTR本体1内
に装着された後最初にヘッド10が記録した頭出し信号の
ほかに頭出し信号があった場合、つまり早送り状態にな
ってから2番目の頭出し信号がヘッド10によって検出さ
れた場合、先に述べたように、磁気テープ3をローディ
ング手段9によって第1図に示すように回転ヘッドシリ
ンダ4に所定の角度だけ巻回した後、磁気テープ3を一
定速度で走行させて変換回路13によって変換された頭出
し信号が記録されている箇所のアドレスデータと、記憶
手段14に既に記憶されている複数個のカセットのアドレ
スデータとを識別回路15によって比較することによって
該当するカセットを検索し、識別する。制御回路16は該
当するカセットを識別した後、カセットがVTR本体1内
から一度排出されない限り頭出し信号がそのカセットに
記録されるときは、該当するカセットがあった場合はそ
の該当するカセットとしたアドレスデータを、該当する
カセットがなかった場合は新規のカセットとしてアドレ
スデータを記憶手段14に記憶するように制御する。以上
のように、記憶手段14の記憶方法を決定すると、VTR本
体1は、巻戻し動作になり、カセット挿入後最初に頭出
し信号を記録した位置にまで磁気テープ3を巻戻した
後、カセット装着後最初に記録した頭出し信号をヘッド
10によって消去して停止する。
また、ヘッド10によって再生される頭出し信号のアド
レスデータと、記憶手段14に既に記憶されている複数個
のカセットのアドレスデータとを識別回路15によって比
較した結果、該当するカセットが複数個存在した場合、
そのカセットを確実に識別するために制御回路16は、VT
R本体1を巻き戻し、あるいは早送り動作をさせること
によってそのとき再生された頭出し信号のアドレスデー
タと異なるアドレスデータを持つ頭出し信号を捜し、そ
の頭出し信号のアドレスデータとさきに識別された複数
個のカセットの複数のアドレスデータとを比較すること
によって該当するカセットを識別する。その結果、該当
するカセットが複数個に存在した場合は以上述べてきた
動作を繰り返すことによって該当するカセットを確実に
識別する。制御回路16は、該当するカセットを識別した
後頭出し信号がそのカセットに記録されるときは、カセ
ットがVTR本体1内から一度排出されない限り、該当す
るカセットとしてアドレスデータを記憶手段14に記憶す
るように制御する。
レスデータと、記憶手段14に既に記憶されている複数個
のカセットのアドレスデータとを識別回路15によって比
較した結果、該当するカセットが複数個存在した場合、
そのカセットを確実に識別するために制御回路16は、VT
R本体1を巻き戻し、あるいは早送り動作をさせること
によってそのとき再生された頭出し信号のアドレスデー
タと異なるアドレスデータを持つ頭出し信号を捜し、そ
の頭出し信号のアドレスデータとさきに識別された複数
個のカセットの複数のアドレスデータとを比較すること
によって該当するカセットを識別する。その結果、該当
するカセットが複数個に存在した場合は以上述べてきた
動作を繰り返すことによって該当するカセットを確実に
識別する。制御回路16は、該当するカセットを識別した
後頭出し信号がそのカセットに記録されるときは、カセ
ットがVTR本体1内から一度排出されない限り、該当す
るカセットとしてアドレスデータを記憶手段14に記憶す
るように制御する。
最後に、挿入されたカセットに頭出し信号が全く記録
されていなかった場合、すなわちテープエンドまで早送
り動作を行ってもカセット挿入後最初に記録した頭出し
信号以外に頭出し信号が記録されていなかった場合、制
御回路16は次のようにVTR本体1の動作を制御する。早
送り動作を終了した後、巻戻し動作を行い、カセット挿
入後最初に記録した頭出し信号の位置までテープを巻戻
した後、その頭出し信号をヘッド10によって消去して停
止し、今後頭出し信号を記録した場合は、新規のカセッ
トとしてカセットがVTR本体1内から一度排出されない
限り、同一カセットのアドレスデータとして記憶手段14
に記憶するように制御する。
されていなかった場合、すなわちテープエンドまで早送
り動作を行ってもカセット挿入後最初に記録した頭出し
信号以外に頭出し信号が記録されていなかった場合、制
御回路16は次のようにVTR本体1の動作を制御する。早
送り動作を終了した後、巻戻し動作を行い、カセット挿
入後最初に記録した頭出し信号の位置までテープを巻戻
した後、その頭出し信号をヘッド10によって消去して停
止し、今後頭出し信号を記録した場合は、新規のカセッ
トとしてカセットがVTR本体1内から一度排出されない
限り、同一カセットのアドレスデータとして記憶手段14
に記憶するように制御する。
このようにして、該当するカセットを識別し、使用者
が頭出し信号記録ボタン17を使用して頭出し信号を記録
する場合、頭出し信号はヘッド10によって磁気テープ3
上に記録される。その時の磁気テープ3の位置情報は、
変換回路13によってアドレスデータに変換され、アドレ
スデータとして記憶手段14に記憶する。以下この操作を
繰り返すことによって磁気テープ3上に頭出し信号が記
録され、それに対応したアドレスデータが記憶手段14に
同一テープのデータとして記憶するように制御回路16が
制御する。またここで、使用者が操作ボタン18を(停止
あるいは一時停止)操作して磁気テープ3に映像信号あ
るいは音声信号を記録するのを停止(あるいは一時停
止)する時、制御回路16は磁気テープ3上にヘッド10に
よって頭出し信号を記録し、その時のアドレスデータを
変換回路13から得た後、磁気テープ3の走行を停止し、
そのアドレスデータを記憶手段14に記憶するように制御
する。なお、カセットがVTR本体1内から一度排出され
ると、そのカセットのアドレスデータとして記録するの
を停止する。
が頭出し信号記録ボタン17を使用して頭出し信号を記録
する場合、頭出し信号はヘッド10によって磁気テープ3
上に記録される。その時の磁気テープ3の位置情報は、
変換回路13によってアドレスデータに変換され、アドレ
スデータとして記憶手段14に記憶する。以下この操作を
繰り返すことによって磁気テープ3上に頭出し信号が記
録され、それに対応したアドレスデータが記憶手段14に
同一テープのデータとして記憶するように制御回路16が
制御する。またここで、使用者が操作ボタン18を(停止
あるいは一時停止)操作して磁気テープ3に映像信号あ
るいは音声信号を記録するのを停止(あるいは一時停
止)する時、制御回路16は磁気テープ3上にヘッド10に
よって頭出し信号を記録し、その時のアドレスデータを
変換回路13から得た後、磁気テープ3の走行を停止し、
そのアドレスデータを記憶手段14に記憶するように制御
する。なお、カセットがVTR本体1内から一度排出され
ると、そのカセットのアドレスデータとして記録するの
を停止する。
以上のように、識別回路15によって識別された結果
(装着されたテープのどの位置に頭出し信号が記録され
ているか)は、表示回路20によってVTR本体1のフロン
トパネルに設けられた表示部19に表示する。
(装着されたテープのどの位置に頭出し信号が記録され
ているか)は、表示回路20によってVTR本体1のフロン
トパネルに設けられた表示部19に表示する。
なお、本実施例では、頭出し信号を専用のヘッドで磁
気テープ上に記録するように構成してあるが、頭出し信
号を記録する方法は、本実施例に限ったわけではなく、
例えば走行系にコントロール信号を記録するためのコン
トロールヘッドが存在するような装置の場合、コントロ
ールヘッドによって記録されるコントロールパルスを正
規の幅で記録するのではなく、互換性を保つ範囲内でコ
ントロールパルスの幅を変更したものを磁気テープ上に
一定時間記録することによって、頭出し信号とするもの
や回転ヘッドシリンダ上のヘッドで頭出し信号を記録す
るもの(回転ヘッドシリンダ上のヘッドで頭出し信号を
記録したり、映像信号や音声信号を記録している領域に
重畳して頭出し信号を記録するもの)でも良く、本実施
例に限ったものではない。
気テープ上に記録するように構成してあるが、頭出し信
号を記録する方法は、本実施例に限ったわけではなく、
例えば走行系にコントロール信号を記録するためのコン
トロールヘッドが存在するような装置の場合、コントロ
ールヘッドによって記録されるコントロールパルスを正
規の幅で記録するのではなく、互換性を保つ範囲内でコ
ントロールパルスの幅を変更したものを磁気テープ上に
一定時間記録することによって、頭出し信号とするもの
や回転ヘッドシリンダ上のヘッドで頭出し信号を記録す
るもの(回転ヘッドシリンダ上のヘッドで頭出し信号を
記録したり、映像信号や音声信号を記録している領域に
重畳して頭出し信号を記録するもの)でも良く、本実施
例に限ったものではない。
また、本実施例では、VTRを使用して説明を行った
が、VTRに限るものではなくDAT、データストリーマなど
でもよく、応用機器は本実施例に限ったものではない。
が、VTRに限るものではなくDAT、データストリーマなど
でもよく、応用機器は本実施例に限ったものではない。
また、本実施例では、回転ヘッドシリンダを使用して
磁気テープに記録しているが、記録方法は回転ヘッド方
式に限るものではなく、固定ヘッド方式でもよく本実施
例に限ったものではない。
磁気テープに記録しているが、記録方法は回転ヘッド方
式に限るものではなく、固定ヘッド方式でもよく本実施
例に限ったものではない。
また、本実施例では、アドレスデータを記憶する記憶
手段をVTR本体内に設けているが記憶手段を設ける場所
は本実施例に限るものではなくVTR本体と連結動作でき
るように構成されたものであればよい。
手段をVTR本体内に設けているが記憶手段を設ける場所
は本実施例に限るものではなくVTR本体と連結動作でき
るように構成されたものであればよい。
また、本実施例に用いる記憶手段は、半導体素子、磁
気媒体を用いたもの、光ディスクを用いたものでもよく
記憶媒体になんらとらわれるものではない。
気媒体を用いたもの、光ディスクを用いたものでもよく
記憶媒体になんらとらわれるものではない。
また、本実施例では、識別回路によって識別された結
果をVTR本体のフロントパネルに表示するように構成し
てあるが、識別結果を映像信号あるいは音声信号に変換
して標示してもよく、表示方法は本実施例に限るもので
はない。
果をVTR本体のフロントパネルに表示するように構成し
てあるが、識別結果を映像信号あるいは音声信号に変換
して標示してもよく、表示方法は本実施例に限るもので
はない。
また、本実施例では、頭出し信号を読み取った後、ロ
ーディング手段によって磁気テープを回転ヘッドシリン
ダに所定の角度だけ巻回させた後、磁気テープを一定速
度で走行させることによって巻取りリールの回転パルス
を検出して頭出し信号が記録されている箇所のアドレス
データを算出するように構成しているが、磁気テープを
回転ヘッドシリンダに巻回させることなくキップスタン
モータによって一定速度で駆動するようにVTRの機構部
を構成し、そのキップスタンモータによって磁気テープ
を駆動し、巻取りリールの回転パルスを得ることによっ
てアドレスデータを得るようにしてもよい。
ーディング手段によって磁気テープを回転ヘッドシリン
ダに所定の角度だけ巻回させた後、磁気テープを一定速
度で走行させることによって巻取りリールの回転パルス
を検出して頭出し信号が記録されている箇所のアドレス
データを算出するように構成しているが、磁気テープを
回転ヘッドシリンダに巻回させることなくキップスタン
モータによって一定速度で駆動するようにVTRの機構部
を構成し、そのキップスタンモータによって磁気テープ
を駆動し、巻取りリールの回転パルスを得ることによっ
てアドレスデータを得るようにしてもよい。
また、本実施例では、巻取りリールの回転パルスから
アドレスデータを算出するように構成しているが、供給
リールの回転パルスからアドレスデータを算出するよう
に構成してもよい。
アドレスデータを算出するように構成しているが、供給
リールの回転パルスからアドレスデータを算出するよう
に構成してもよい。
また、本実施例では、再生あるいは記録時にアドレス
データが得られるように構成しているが、巻戻し、ある
いは早送り時や巻戻し時の巻取りリールや供給リールの
回転数からアドレスデータを算出するように構成しても
よい。
データが得られるように構成しているが、巻戻し、ある
いは早送り時や巻戻し時の巻取りリールや供給リールの
回転数からアドレスデータを算出するように構成しても
よい。
また、本実施例では、カセット装着後最初に記録した
頭出し信号を消去するように構成しているが、頭出し信
号を消去するようにその時のアドレスデータを識別回路
によって識別された後そのカセットのデータとして記憶
手段に記憶するようにしてもよい。
頭出し信号を消去するように構成しているが、頭出し信
号を消去するようにその時のアドレスデータを識別回路
によって識別された後そのカセットのデータとして記憶
手段に記憶するようにしてもよい。
また、本実施例では、カセット装着後、まず頭出し信
号を記録するような構成になっているが、カセットを識
別した後、カセットを装着した時のテープの位置に戻れ
ればよく、例えばコントロール信号を記録するような機
器の場合はコントロールパルスの数を計数することによ
って元の位置に戻すような構成にしてもよく、本実施例
のような構成に限るものではない。
号を記録するような構成になっているが、カセットを識
別した後、カセットを装着した時のテープの位置に戻れ
ればよく、例えばコントロール信号を記録するような機
器の場合はコントロールパルスの数を計数することによ
って元の位置に戻すような構成にしてもよく、本実施例
のような構成に限るものではない。
また、本実施例では、装着するカセットが記録済みの
ものか否かを使用者が判断して操作ボタンを操作するこ
とによって行っていたが、この操作を装置内で判断して
もよい(例えば、ローディング後テープを走行させて回
転ヘッドシリンダのヘッドが信号を読み取るか否かによ
って判断させる。あるいは、コントロール信号を記録す
るような装置の場合は、コントロールヘッドがコントロ
ール信号を読み取るか否かによって判断させる)。
ものか否かを使用者が判断して操作ボタンを操作するこ
とによって行っていたが、この操作を装置内で判断して
もよい(例えば、ローディング後テープを走行させて回
転ヘッドシリンダのヘッドが信号を読み取るか否かによ
って判断させる。あるいは、コントロール信号を記録す
るような装置の場合は、コントロールヘッドがコントロ
ール信号を読み取るか否かによって判断させる)。
以上のように、テープ位置情報に対応したアドレスデ
ータを得る検出手段と、磁気テープ上に信号を記録再生
する信号記録再生手段と、磁気テープ上に頭出し信号を
記録再生する頭出し信号記録再生手段と、頭出し信号記
録再生手段によって頭出し信号を記録した時のアドレス
データを記録する記憶手段と、頭出し信号記録再生手段
によって頭出し信号を再生した時のアドレスデータを記
憶手段に既に記憶されている複数個のカセットのアドレ
スデータと比較することによって該当するカセットを識
別する識別手段とから構成したことによって、従来のよ
うにテープのどの位置に頭出し信号や、番地コードを記
録したかを使用者が記憶しておく必要がなく、カセット
をVTRに装着して頭出し信号や、番地コードが記録して
ある位置にまで一度走行させ、頭出し信号や番地コード
が記録されているアドレスデータを読み取ることによっ
て、そのアドレスデータと、VTR本体内に、あるいはVTR
と連結動作しうるように設けられた記録装置に記憶され
ているアドレスデータと比較することによって、現在VT
Rに装着されているカセットには、テープのどの位置に
頭出し信号や、番地コードが記録されているかを判断
し、VTR内のディスプレイや、映像信号に変換してテレ
ビ画面に表示することによって、装着されたカセットの
頭出し信号を記録した箇所の位置情報を迅速に知ること
のできる磁気記録再生装置を提供するものである。
ータを得る検出手段と、磁気テープ上に信号を記録再生
する信号記録再生手段と、磁気テープ上に頭出し信号を
記録再生する頭出し信号記録再生手段と、頭出し信号記
録再生手段によって頭出し信号を記録した時のアドレス
データを記録する記憶手段と、頭出し信号記録再生手段
によって頭出し信号を再生した時のアドレスデータを記
憶手段に既に記憶されている複数個のカセットのアドレ
スデータと比較することによって該当するカセットを識
別する識別手段とから構成したことによって、従来のよ
うにテープのどの位置に頭出し信号や、番地コードを記
録したかを使用者が記憶しておく必要がなく、カセット
をVTRに装着して頭出し信号や、番地コードが記録して
ある位置にまで一度走行させ、頭出し信号や番地コード
が記録されているアドレスデータを読み取ることによっ
て、そのアドレスデータと、VTR本体内に、あるいはVTR
と連結動作しうるように設けられた記録装置に記憶され
ているアドレスデータと比較することによって、現在VT
Rに装着されているカセットには、テープのどの位置に
頭出し信号や、番地コードが記録されているかを判断
し、VTR内のディスプレイや、映像信号に変換してテレ
ビ画面に表示することによって、装着されたカセットの
頭出し信号を記録した箇所の位置情報を迅速に知ること
のできる磁気記録再生装置を提供するものである。
発明の効果 以上のように、テープ位置情報に対応したアドレスデ
ータを得る検出手段と、磁気テープ上に信号を記録再生
する信号記録再生手段と、磁気テープ上に頭出し信号を
記録再生する頭出し信号記録再生手段と、頭出し信号記
録再生手段によって頭出し信号を記録した時のアドレス
データを記憶する記憶手段と、頭出し信号記録再生手段
によって頭出信号を再生した時のアドレスデータを記憶
手段に既に記憶されている複数個のカセットのアドレス
データと比較することによって該当するカセット識別す
る識別手段とから構成したことによって、従来のように
テープのどの位置に頭出し信号や、番地コードを記録し
たかを使用者が記憶しておく必要がなく、カセットを本
発明の装置に装着して頭出し信号や、番地コードが記録
してある位置にまで一度走行させ、頭出し信号や便値コ
ードが記録されているアドレスデータを読み取ることに
よって、そのアドレスデータと、本発明の装置内に、あ
るいは本発明の装置と連結動作しうるように設けられた
記憶装置に記憶されているアドレスデータと比較するこ
とによって、現在装置に装着されているカセットには、
テープのどの位置に頭出し信号や、番地コードが記録さ
れているかを判断し表示することによって、装着された
カセットの頭出し信号を記録した箇所の位置情報を迅速
に知ることができ、その実用的効果は非常に大きいもの
がある。
ータを得る検出手段と、磁気テープ上に信号を記録再生
する信号記録再生手段と、磁気テープ上に頭出し信号を
記録再生する頭出し信号記録再生手段と、頭出し信号記
録再生手段によって頭出し信号を記録した時のアドレス
データを記憶する記憶手段と、頭出し信号記録再生手段
によって頭出信号を再生した時のアドレスデータを記憶
手段に既に記憶されている複数個のカセットのアドレス
データと比較することによって該当するカセット識別す
る識別手段とから構成したことによって、従来のように
テープのどの位置に頭出し信号や、番地コードを記録し
たかを使用者が記憶しておく必要がなく、カセットを本
発明の装置に装着して頭出し信号や、番地コードが記録
してある位置にまで一度走行させ、頭出し信号や便値コ
ードが記録されているアドレスデータを読み取ることに
よって、そのアドレスデータと、本発明の装置内に、あ
るいは本発明の装置と連結動作しうるように設けられた
記憶装置に記憶されているアドレスデータと比較するこ
とによって、現在装置に装着されているカセットには、
テープのどの位置に頭出し信号や、番地コードが記録さ
れているかを判断し表示することによって、装着された
カセットの頭出し信号を記録した箇所の位置情報を迅速
に知ることができ、その実用的効果は非常に大きいもの
がある。
第1図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例の平面
図、第2図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例の動
作説明図、第3図は本発明の磁気記録再生装置の一実施
例のブロック系統図、第4図は本発明の磁気記録再生装
置の一実施例のフロントパネルの略正面図である。 4……回転ヘッドシリンダ、10……ヘッド、12……計数
回路、13……変換回路、14……記憶手段、15……識別回
路。
図、第2図は本発明の磁気記録再生装置の一実施例の動
作説明図、第3図は本発明の磁気記録再生装置の一実施
例のブロック系統図、第4図は本発明の磁気記録再生装
置の一実施例のフロントパネルの略正面図である。 4……回転ヘッドシリンダ、10……ヘッド、12……計数
回路、13……変換回路、14……記憶手段、15……識別回
路。
Claims (1)
- 【請求項1】テープ位置情報に対応したアドレスデータ
を得る検出手段と、前記磁気テープ上に信号を記録再生
する信号記録再生手段と、前記磁気テープ上に頭出し信
号を記録再生する頭出し信号記録再生手段と、前記頭出
し信号記録再生手段によって頭出し信号を記録した時の
アドレスデータを記憶する記憶手段と、前記頭出し信号
記録再生手段によって頭出し信号を再生した時のアドレ
スデータを前記記憶手段に既に記憶されている複数個の
カセットのアドレスデータと比較することによって該当
するカセットを識別する識別手段と、識別されたカセッ
トと該カセットのアドレスデータを表示する表示手段と
を具備する磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080859A JP2751194B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080859A JP2751194B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01253887A JPH01253887A (ja) | 1989-10-11 |
JP2751194B2 true JP2751194B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13730066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63080859A Expired - Fee Related JP2751194B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751194B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59191160A (ja) * | 1983-04-12 | 1984-10-30 | Arupain Kk | カセツトデツキ |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63080859A patent/JP2751194B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01253887A (ja) | 1989-10-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |