JP2747771B2 - 間欠穴開き板状成形品の製造装置 - Google Patents
間欠穴開き板状成形品の製造装置Info
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- JP2747771B2 JP2747771B2 JP5082355A JP8235593A JP2747771B2 JP 2747771 B2 JP2747771 B2 JP 2747771B2 JP 5082355 A JP5082355 A JP 5082355A JP 8235593 A JP8235593 A JP 8235593A JP 2747771 B2 JP2747771 B2 JP 2747771B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状成形品に長手方向
に間欠的に穴が開けられている間欠穴開き板状成形品を
製造する間欠穴開き板状成形品の製造装置に関する。
に間欠的に穴が開けられている間欠穴開き板状成形品を
製造する間欠穴開き板状成形品の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すような、板状成形品1
に長手方向に間欠的に穴2が開けられている間欠穴開き
板状成形品3の製造は、図9(A)及び図10に示すよ
うに押出機4のダイス5からポリプロピレン,ポリエチ
レン等の熱可塑性樹脂の板状成形品1を押し出し成形
し、次にこの板状成形品1を冷却槽6に通して冷却し、
次にこの板状成形品1を打抜きプレス機7に通して穴2
を図9(B)及び図11に示すように長手方向に間欠的
にあけることにより行っていた。
に長手方向に間欠的に穴2が開けられている間欠穴開き
板状成形品3の製造は、図9(A)及び図10に示すよ
うに押出機4のダイス5からポリプロピレン,ポリエチ
レン等の熱可塑性樹脂の板状成形品1を押し出し成形
し、次にこの板状成形品1を冷却槽6に通して冷却し、
次にこの板状成形品1を打抜きプレス機7に通して穴2
を図9(B)及び図11に示すように長手方向に間欠的
にあけることにより行っていた。
【0003】このとき穴2を形成するため板状成形品1
から打抜かれた打抜き片8は、粉砕機にかけ1〜5mm角
に粉砕し、成形材料として再利用している。
から打抜かれた打抜き片8は、粉砕機にかけ1〜5mm角
に粉砕し、成形材料として再利用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
間欠穴開き板状成形品3は、板状成形品1の肉厚aが6
mm、幅bが90mm、連続部1a,1bの幅cが15mm、ブリ
ッジ部1cの幅dが15mm、窓2の長さeが60mmの場合で
説明すると、打抜かれた打抜き片8の量は、打抜き前の
量を100 %とすると、約30%〜60%と多く、これを粉砕
機で粉砕するため電力等のエネルギーの消費が多くな
り、コストアップを招く問題点があった。また、打抜き
プレス機7の刃と、粉砕機の刃等のメンテナンスが必要
となる問題点があった。
間欠穴開き板状成形品3は、板状成形品1の肉厚aが6
mm、幅bが90mm、連続部1a,1bの幅cが15mm、ブリ
ッジ部1cの幅dが15mm、窓2の長さeが60mmの場合で
説明すると、打抜かれた打抜き片8の量は、打抜き前の
量を100 %とすると、約30%〜60%と多く、これを粉砕
機で粉砕するため電力等のエネルギーの消費が多くな
り、コストアップを招く問題点があった。また、打抜き
プレス機7の刃と、粉砕機の刃等のメンテナンスが必要
となる問題点があった。
【0005】本発明は、打抜きを行わずに間欠穴開き板
状成形品を製造できる間欠穴開き板状成形品の製造装置
を提供することを目的としている。
状成形品を製造できる間欠穴開き板状成形品の製造装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の間欠穴開き板状成形品の製造装置において
は、複数条のロッド状体を所定間隔で隣り合わせに押し
出す押出機と、隣り合う前記ロッド状体を成形して間欠
穴開き板状成形品を成形する成形機構とを備え、前記成
形機構は周方向の一部が向い合わせになって同方向に移
動するように配置された第1,第2のエンドレス回転体
と、前記第1のエンドレス回転体にその長手方向に沿っ
て列をなして隣り合わせに取り付けられた多数の第1の
成形型と、前記第2のエンドレス回転体にその長手方向
に沿って列をなして隣り合わせに取り付けられた多数の
第2の成形型とを有し、前記第1の成形型には前記各ロ
ッド状体を通して成形する連続部成形溝と、該連続部成
形溝に対して直交する方向に設けられたブリッジ部成形
溝とが設けられ、前記第2の成形型には前記連続部成形
溝にその底面から成形品の肉厚分の位置まで嵌まり込む
連続部成形突部と前記ブリッジ部成形溝にその底面から
成形品の肉厚分の位置まで嵌まり込むブリッジ部成形突
部とが設けられて構成され、該成形機構は前記押出機が
押し出す前記各ロッド状体が前記第1の成形型と前記第
2の成形型と噛み合い開始位置で前記各連続部成形溝に
供給されるように配置して構成したものである。
に、本発明の間欠穴開き板状成形品の製造装置において
は、複数条のロッド状体を所定間隔で隣り合わせに押し
出す押出機と、隣り合う前記ロッド状体を成形して間欠
穴開き板状成形品を成形する成形機構とを備え、前記成
形機構は周方向の一部が向い合わせになって同方向に移
動するように配置された第1,第2のエンドレス回転体
と、前記第1のエンドレス回転体にその長手方向に沿っ
て列をなして隣り合わせに取り付けられた多数の第1の
成形型と、前記第2のエンドレス回転体にその長手方向
に沿って列をなして隣り合わせに取り付けられた多数の
第2の成形型とを有し、前記第1の成形型には前記各ロ
ッド状体を通して成形する連続部成形溝と、該連続部成
形溝に対して直交する方向に設けられたブリッジ部成形
溝とが設けられ、前記第2の成形型には前記連続部成形
溝にその底面から成形品の肉厚分の位置まで嵌まり込む
連続部成形突部と前記ブリッジ部成形溝にその底面から
成形品の肉厚分の位置まで嵌まり込むブリッジ部成形突
部とが設けられて構成され、該成形機構は前記押出機が
押し出す前記各ロッド状体が前記第1の成形型と前記第
2の成形型と噛み合い開始位置で前記各連続部成形溝に
供給されるように配置して構成したものである。
【0007】
【0008】
【作用】請求項1のように、複数条のロッド状体を所定
間隔で隣り合わせに押し出す押出機と、隣り合う前記ロ
ッド状体を成形して間欠穴開き板状成形品を成形する成
形機構とを用い、該成形機構は第1のエンドレス回転体
にその長手方向に沿って列をなして隣り合わせに多数の
第1の成形型を取り付け、該成形機構の第2のエンドレ
ス回転体にその長手方向に沿って列をなして隣り合わせ
に多数の第2の成形型を取り付け、第1の成形型には各
ロッド状体を通して成形する連続部成形溝と、該連続部
成形溝に対して直交する方向に設けられたブリッジ部成
形溝とを設け、第2の成形型には連続部成形溝にその底
面から成形品の肉厚分の位置まで嵌まり込む連続部成形
突部と、ブリッジ部成形溝にその底面から成形品の肉厚
分の位置まで嵌まり込むブリッジ部成形突部とを設けた
構造とすると、第1,第2のエンドレス回転体の回転に
より連続部成形溝とブリッジ部成形溝とを連続的に形成
できる。
間隔で隣り合わせに押し出す押出機と、隣り合う前記ロ
ッド状体を成形して間欠穴開き板状成形品を成形する成
形機構とを用い、該成形機構は第1のエンドレス回転体
にその長手方向に沿って列をなして隣り合わせに多数の
第1の成形型を取り付け、該成形機構の第2のエンドレ
ス回転体にその長手方向に沿って列をなして隣り合わせ
に多数の第2の成形型を取り付け、第1の成形型には各
ロッド状体を通して成形する連続部成形溝と、該連続部
成形溝に対して直交する方向に設けられたブリッジ部成
形溝とを設け、第2の成形型には連続部成形溝にその底
面から成形品の肉厚分の位置まで嵌まり込む連続部成形
突部と、ブリッジ部成形溝にその底面から成形品の肉厚
分の位置まで嵌まり込むブリッジ部成形突部とを設けた
構造とすると、第1,第2のエンドレス回転体の回転に
より連続部成形溝とブリッジ部成形溝とを連続的に形成
できる。
【0009】
【0010】
【0011】このような装置では、第1の成形型の各連
続部成形溝に各ロッド状体を通し、これら連続部成形溝
に第2の成形型の連続部成形突部を嵌め込んで連続部成
形通路を形成して各ロッド状体を圧縮すると、その圧力
で各連続部成形通路で各連続部が成形されると共に各ロ
ッド状体の一部が第1の成形型のブリッジ部成形溝と第
2の成形型のブリッジ部成形突部とで形成されているブ
リッジ部成形通路に流れ込んで連続部に直交するブリッ
ジ部が長手方向に間欠的に成形され、打抜きプレス機で
打抜きを行わずに間欠穴開き板状成形品を連続的に容易
に製造することができる。
続部成形溝に各ロッド状体を通し、これら連続部成形溝
に第2の成形型の連続部成形突部を嵌め込んで連続部成
形通路を形成して各ロッド状体を圧縮すると、その圧力
で各連続部成形通路で各連続部が成形されると共に各ロ
ッド状体の一部が第1の成形型のブリッジ部成形溝と第
2の成形型のブリッジ部成形突部とで形成されているブ
リッジ部成形通路に流れ込んで連続部に直交するブリッ
ジ部が長手方向に間欠的に成形され、打抜きプレス機で
打抜きを行わずに間欠穴開き板状成形品を連続的に容易
に製造することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る間欠穴開き板状成形品の
製造装置の実施例について説明する。
製造装置の実施例について説明する。
【0013】図1〜図4には、本発明に係る間欠穴開き
板状成形品の製造装置の一実施例が示されている。
板状成形品の製造装置の一実施例が示されている。
【0014】本実施例の間欠穴開き板状成形品の製造装
置は、第1,第2のダイス5a,5bから2条のロッド
状体9a,9bを所定間隔で隣り合わせに押し出す押出
機4と、隣り合うこれらロッド状体9a,9bを成形し
て間欠穴開き板状成形品3を成形する成形機構10とを
備えた構造になっている。
置は、第1,第2のダイス5a,5bから2条のロッド
状体9a,9bを所定間隔で隣り合わせに押し出す押出
機4と、隣り合うこれらロッド状体9a,9bを成形し
て間欠穴開き板状成形品3を成形する成形機構10とを
備えた構造になっている。
【0015】成形機構10は、周方向の一部が向い合わ
せになって同方向に移動するように配置された第1,第
2のエンドレス回転体11,12と、第1のエンドレス
回転体11にその長手方向に沿って列をなして隣り合わ
せに取り付けられた多数の第1の成形型13と、第2の
エンドレス回転体12にその長手方向に沿って列をなし
て隣り合わせに取り付けられた多数の第2の成形型14
とを有している。
せになって同方向に移動するように配置された第1,第
2のエンドレス回転体11,12と、第1のエンドレス
回転体11にその長手方向に沿って列をなして隣り合わ
せに取り付けられた多数の第1の成形型13と、第2の
エンドレス回転体12にその長手方向に沿って列をなし
て隣り合わせに取り付けられた多数の第2の成形型14
とを有している。
【0016】第1の成形型13には、各ロッド状体9
a,9bを通して成形する連続部成形溝15a,15b
と、該連続部成形溝15a,15bに対して直交する方
向に設けられたブリッジ部成形溝16とが設けられてい
る。ブリッジ部成形溝16は、第1の成形型13の長手
方向の一端部に設けられている。また、第1の成形型1
3の両側面には、ブリッジ部成形溝16に対応してオバ
ーフロー溝17a,17bが設けられている。連続部成
形溝15a,15bは、仕切り突起18で仕切られてい
る。
a,9bを通して成形する連続部成形溝15a,15b
と、該連続部成形溝15a,15bに対して直交する方
向に設けられたブリッジ部成形溝16とが設けられてい
る。ブリッジ部成形溝16は、第1の成形型13の長手
方向の一端部に設けられている。また、第1の成形型1
3の両側面には、ブリッジ部成形溝16に対応してオバ
ーフロー溝17a,17bが設けられている。連続部成
形溝15a,15bは、仕切り突起18で仕切られてい
る。
【0017】第2の成形型14には、連続部成形溝15
a,15bにその底面から成形品の肉厚分の位置まで嵌
まり込む連続部成形突部19a,19bと、ブリッジ部
成形溝16にその底面から成形品の肉厚分の位置まで嵌
まり込むブリッジ部成形突部20とが設けられて構成さ
れている。連続部成形突部19a,19bの間には、仕
切り突起18を嵌合させる嵌合溝21が設けられてい
る。
a,15bにその底面から成形品の肉厚分の位置まで嵌
まり込む連続部成形突部19a,19bと、ブリッジ部
成形溝16にその底面から成形品の肉厚分の位置まで嵌
まり込むブリッジ部成形突部20とが設けられて構成さ
れている。連続部成形突部19a,19bの間には、仕
切り突起18を嵌合させる嵌合溝21が設けられてい
る。
【0018】このような成形機構10は、押出機4が押
し出す各ロッド状体9a,9bが第1の成形型13と第
2の成形型14と噛み合い開始位置で各連続部成形溝1
5a,15bに供給されるように配置されている。
し出す各ロッド状体9a,9bが第1の成形型13と第
2の成形型14と噛み合い開始位置で各連続部成形溝1
5a,15bに供給されるように配置されている。
【0019】次に、このような間欠穴開き板状成形品の
製造装置による間欠穴開き板状成形品3の製造方法を、
該図1〜図4及び図5〜図7を参照して説明する。
製造装置による間欠穴開き板状成形品3の製造方法を、
該図1〜図4及び図5〜図7を参照して説明する。
【0020】押出機4から各ロッド状体9a,9bを図
2に示すように押し出し、これらロッド状体9a,9b
を成形機構10における第1の成形型13の各連続部成
形溝15a,15bに図1,図5に示すように第1,第
2のエンドレス回転体11,12の噛み合わせ入り口側
から通し、これら連続部成形溝15a,15bに第2の
成形型14の連続部成形突部19a,19bを嵌め込ん
で連続部成形通路を形成して各ロッド状体9a,9bを
圧縮する。かくすると、その圧力で各連続部成形通路で
各連続部1a,1bが図6(A)に示すように成形され
ると共に各ロッド状体9a,9bの一部が第1の成形型
13のブリッジ部成形溝16と第2の成形型14のブリ
ッジ部成形突部20とで形成されているブリッジ部成形
通路に図6(B)に示すように流れ込んで連続部1a,
1bに直交するブリッジ部1cが長手方向に間欠的に図
6(C)(D)に示すように成形され、打抜きプレス機
で打抜きを行わずに図7に示すような間欠穴開き板状成
形品3を連続的に容易に製造することができる。図1の
Dの部分に至ると、間欠穴開き板状成形品3は、第1,
第2の成形型13,14の放熱により冷却される。
2に示すように押し出し、これらロッド状体9a,9b
を成形機構10における第1の成形型13の各連続部成
形溝15a,15bに図1,図5に示すように第1,第
2のエンドレス回転体11,12の噛み合わせ入り口側
から通し、これら連続部成形溝15a,15bに第2の
成形型14の連続部成形突部19a,19bを嵌め込ん
で連続部成形通路を形成して各ロッド状体9a,9bを
圧縮する。かくすると、その圧力で各連続部成形通路で
各連続部1a,1bが図6(A)に示すように成形され
ると共に各ロッド状体9a,9bの一部が第1の成形型
13のブリッジ部成形溝16と第2の成形型14のブリ
ッジ部成形突部20とで形成されているブリッジ部成形
通路に図6(B)に示すように流れ込んで連続部1a,
1bに直交するブリッジ部1cが長手方向に間欠的に図
6(C)(D)に示すように成形され、打抜きプレス機
で打抜きを行わずに図7に示すような間欠穴開き板状成
形品3を連続的に容易に製造することができる。図1の
Dの部分に至ると、間欠穴開き板状成形品3は、第1,
第2の成形型13,14の放熱により冷却される。
【0021】なお、図7のイ,ロ,ハの部分は、図4の
第1,第2の成形型13,14のイ,ロ,ハの部分で成
形されるようになっている。本実施例の場合、イ,ロ,
ハの長さは、イ=ロ=ハ=75mmであり、間欠穴開き板状
成形品3の幅は90mmである。
第1,第2の成形型13,14のイ,ロ,ハの部分で成
形されるようになっている。本実施例の場合、イ,ロ,
ハの長さは、イ=ロ=ハ=75mmであり、間欠穴開き板状
成形品3の幅は90mmである。
【0022】ブリッジ部成形通路が樹脂で充満されてブ
リッジ部1cが形成されると、余分な樹脂がオバーフロ
ー溝17a,17bから外に流出し、バリ22a,22
bが形成される。これらバリ22a,22bの形成を確
認することにより、ブリッジ部1cが形成されたことを
知ることができる。これらバリ22a,22bは、問題
なければそのまま残しておいてよいが、問題とされる場
合には切除する。
リッジ部1cが形成されると、余分な樹脂がオバーフロ
ー溝17a,17bから外に流出し、バリ22a,22
bが形成される。これらバリ22a,22bの形成を確
認することにより、ブリッジ部1cが形成されたことを
知ることができる。これらバリ22a,22bは、問題
なければそのまま残しておいてよいが、問題とされる場
合には切除する。
【0023】これらバリ22a,22bは、例えば外径
が1〜3mm、長さが1cm程度の大きさであり、粉砕する
必要なく、押出し材料として再利用できる。
が1〜3mm、長さが1cm程度の大きさであり、粉砕する
必要なく、押出し材料として再利用できる。
【0024】なお、本発明は、図7に示すような1列に
穴2が設けられた間欠穴開き板状成形品3の製造に限定
されるものではなく、2列等の複数列に穴が設けられた
間欠穴開き板状成形品の製造にも同様に適用できるもの
である。
穴2が設けられた間欠穴開き板状成形品3の製造に限定
されるものではなく、2列等の複数列に穴が設けられた
間欠穴開き板状成形品の製造にも同様に適用できるもの
である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0026】
【0027】複数条のロッド状体を所定間隔で隣り合わ
せに押し出す押出機と、隣り合う前記ロッド状体を成形
して間欠穴開き板状成形品を成形する成形機構とを用
い、該成形機構は第1のエンドレス回転体にその長手方
向に沿って列をなして隣り合わせに多数の第1の成形型
を取り付け、該成形機構の第2のエンドレス回転体にそ
の長手方向に沿って列をなして隣り合わせに多数の第2
の成形型を取り付け、第1の成形型には各ロッド状体を
通して成形する連続部成形溝と、該連続部成形溝に対し
て直交する方向に設けられたブリッジ部成形溝とを設
け、第2の成形型には連続部成形溝にその底面から成形
品の肉厚分の位置まで嵌まり込む連続部成形突部と、ブ
リッジ部成形溝にその底面から成形品の肉厚分の位置ま
で嵌まり込むブリッジ部成形突部とを設けた構造として
いるので、第1,第2のエンドレス回転体の回転により
連続部成形溝とブリッジ部成形溝とを連続的に形成する
ことができる。
せに押し出す押出機と、隣り合う前記ロッド状体を成形
して間欠穴開き板状成形品を成形する成形機構とを用
い、該成形機構は第1のエンドレス回転体にその長手方
向に沿って列をなして隣り合わせに多数の第1の成形型
を取り付け、該成形機構の第2のエンドレス回転体にそ
の長手方向に沿って列をなして隣り合わせに多数の第2
の成形型を取り付け、第1の成形型には各ロッド状体を
通して成形する連続部成形溝と、該連続部成形溝に対し
て直交する方向に設けられたブリッジ部成形溝とを設
け、第2の成形型には連続部成形溝にその底面から成形
品の肉厚分の位置まで嵌まり込む連続部成形突部と、ブ
リッジ部成形溝にその底面から成形品の肉厚分の位置ま
で嵌まり込むブリッジ部成形突部とを設けた構造として
いるので、第1,第2のエンドレス回転体の回転により
連続部成形溝とブリッジ部成形溝とを連続的に形成する
ことができる。
【0028】また、このような装置によれば、第1の成
形型の各連続部成形溝に各ロッド状体を通し、これら連
続部成形溝に第2の成形型の連続部成形突部を嵌め込ん
で連続部成形通路を形成して各ロッド状体を圧縮するこ
とにより、その圧力で各連続部成形通路で各連続部が成
形されると共に各ロッド状体の一部が第1の成形型のブ
リッジ部成形溝と第2の成形型のブリッジ部成形突部と
で形成されているブリッジ部成形通路に流れ込んで連続
部に直交するブリッジ部が長手方向に間欠的に成形さ
れ、打抜きプレス機で打抜きを行わずに間欠穴開き板状
成形品を連続的に容易に製造することができる。
形型の各連続部成形溝に各ロッド状体を通し、これら連
続部成形溝に第2の成形型の連続部成形突部を嵌め込ん
で連続部成形通路を形成して各ロッド状体を圧縮するこ
とにより、その圧力で各連続部成形通路で各連続部が成
形されると共に各ロッド状体の一部が第1の成形型のブ
リッジ部成形溝と第2の成形型のブリッジ部成形突部と
で形成されているブリッジ部成形通路に流れ込んで連続
部に直交するブリッジ部が長手方向に間欠的に成形さ
れ、打抜きプレス機で打抜きを行わずに間欠穴開き板状
成形品を連続的に容易に製造することができる。
【図1】本発明に係る間欠穴開き板状成形品の製造装置
の実施例を示す側面図である。
の実施例を示す側面図である。
【図2】図1に図示の実施例で用いている押出機で2条
のロッド状体を押出し成形している状態を示す斜示図で
ある。
のロッド状体を押出し成形している状態を示す斜示図で
ある。
【図3】図1に図示の実施例で用いている第1,第2の
成形型の斜示図である。
成形型の斜示図である。
【図4】図3に示す第1,第2の成形型の相互の嵌合状
態を示す斜示図である。
態を示す斜示図である。
【図5】図4に示す第1,第2の成形型に2条のロッド
状体が供給されている状態を示す斜示図である。
状体が供給されている状態を示す斜示図である。
【図6】(A)は図1のA部での成形状態を示す説明
図、(B)は図1のB部での成形状態を示す説明図、
(C)は図1のC部での成形状態を示す説明図、(D)
は図1のD部での成形状態を示す説明図である。
図、(B)は図1のB部での成形状態を示す説明図、
(C)は図1のC部での成形状態を示す説明図、(D)
は図1のD部での成形状態を示す説明図である。
【図7】本実施例の装置で成形された間欠穴開き板状成
形品の斜示図である。
形品の斜示図である。
【図8】従来の間欠穴開き板状成形品の斜示図である。
【図9】(A)は従来の間欠穴開き板状成形品の製造装
置を示す側面図、(B)はこの図9(A)の装置で製造
される間欠穴開き板状成形品の平面図である。
置を示す側面図、(B)はこの図9(A)の装置で製造
される間欠穴開き板状成形品の平面図である。
【図10】従来の押出機で板状成形品を押出し成形して
いる状態を示す斜示図である。
いる状態を示す斜示図である。
【図11】図10で成形された板状成形品に打抜きプレ
ス機で窓をあけた状態を示す斜示図である。
ス機で窓をあけた状態を示す斜示図である。
1……………………………………………………………板
状成形品 1a,1b…………………………………………………連
続部 1c…………………………………………………………ブ
リッジ部 2……………………………………………………………穴 3……………………………………………………………間
欠穴開き板状成形品 4……………………………………………………………押
出機 5……………………………………………………………ダ
イス 5a,5b…………………………………………………第
1,第2のダイス 6……………………………………………………………冷
却槽 7……………………………………………………………打
抜きプレス機 8……………………………………………………………打
抜き片 9a,9b…………………………………………………ロ
ッド状体 10…………………………………………………………成
形機構 11…………………………………………………………第
1のエンドレス回転体 12…………………………………………………………第
2のエンドレス回転体 13…………………………………………………………第
1の成形型 14…………………………………………………………第
2の成形型 15a,15b……………………………………………連
続部成形溝 16…………………………………………………………ブ
リッジ部成形溝 17a,17b……………………………………………オ
バーフロー溝 18…………………………………………………………仕
切り突起 19a,19b……………………………………………連
続部成形突部 20…………………………………………………………ブ
リッジ部成形突部 21…………………………………………………………嵌
合溝 22a,22b……………………………………………バ
リ
状成形品 1a,1b…………………………………………………連
続部 1c…………………………………………………………ブ
リッジ部 2……………………………………………………………穴 3……………………………………………………………間
欠穴開き板状成形品 4……………………………………………………………押
出機 5……………………………………………………………ダ
イス 5a,5b…………………………………………………第
1,第2のダイス 6……………………………………………………………冷
却槽 7……………………………………………………………打
抜きプレス機 8……………………………………………………………打
抜き片 9a,9b…………………………………………………ロ
ッド状体 10…………………………………………………………成
形機構 11…………………………………………………………第
1のエンドレス回転体 12…………………………………………………………第
2のエンドレス回転体 13…………………………………………………………第
1の成形型 14…………………………………………………………第
2の成形型 15a,15b……………………………………………連
続部成形溝 16…………………………………………………………ブ
リッジ部成形溝 17a,17b……………………………………………オ
バーフロー溝 18…………………………………………………………仕
切り突起 19a,19b……………………………………………連
続部成形突部 20…………………………………………………………ブ
リッジ部成形突部 21…………………………………………………………嵌
合溝 22a,22b……………………………………………バ
リ
Claims (1)
- 【請求項1】 板状成形品に長手方向に間欠的に穴が開
けられている間欠穴開き板状成形品を製造する間欠穴開
き板状成形品の製造装置において、 複数条のロッド状体を所定間隔で隣り合わせに押し出す
押出機と、隣り合う前記ロッド状体を成形して間欠穴開
き板状成形品を成形する成形機構とを備え、 前記成形機構は周方向の一部が向い合わせになって同方
向に移動するように配置された第1,第2のエンドレス
回転体と、前記第1のエンドレス回転体にその長手方向
に沿って列をなして隣り合わせに取り付けられた多数の
第1の成形型と、前記第2のエンドレス回転体にその長
手方向に沿って列をなして隣り合わせに取り付けられた
多数の第2の成形型とを有し、前記第1の成形型には前
記各ロッド状体を通して成形する連続部成形溝と、該連
続部成形溝に対して直交する方向に設けられたブリッジ
部成形溝とが設けられ、前記第2の成形型には前記連続
部成形溝にその底面から成形品の肉厚分の位置まで嵌ま
り込む連続部成形突部と前記ブリッジ部成形溝にその底
面から成形品の肉厚分の位置まで嵌まり込むブリッジ部
成形突部とが設けられて構成され、 該成形機構は前記押出機が押し出す前記各ロッド状体が
前記第1の成形型と前記第2の成形型と噛み合い開始位
置で前記各連続部成形溝に供給されるように配置されて
いることを特徴とする間欠穴開き板状成形品の製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082355A JP2747771B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 間欠穴開き板状成形品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5082355A JP2747771B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 間欠穴開き板状成形品の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06293052A JPH06293052A (ja) | 1994-10-21 |
JP2747771B2 true JP2747771B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=13772276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5082355A Expired - Fee Related JP2747771B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 間欠穴開き板状成形品の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2747771B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI80234C (fi) * | 1988-07-05 | 1990-05-10 | Uponor Nv | Anordning foer framstaellning av gallerkonstruktioner. |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5082355A patent/JP2747771B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06293052A (ja) | 1994-10-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |