JP2741394B2 - 筒状体への中空糸束収納装置 - Google Patents
筒状体への中空糸束収納装置Info
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- JP2741394B2 JP2741394B2 JP6142489A JP6142489A JP2741394B2 JP 2741394 B2 JP2741394 B2 JP 2741394B2 JP 6142489 A JP6142489 A JP 6142489A JP 6142489 A JP6142489 A JP 6142489A JP 2741394 B2 JP2741394 B2 JP 2741394B2
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- fiber bundle
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は中空糸膜濾過モジユールの製造に適した膜モ
ジユール用筒状体への中空糸束の挿入装置に関する。
ジユール用筒状体への中空糸束の挿入装置に関する。
中空糸束を筒状体内にループ状に挿入する場合、従来
は人手によつて中空糸束を綛に巻き付け、その中間部を
鋏等で切ることにより中空糸束をループ状に加工し、そ
れらを筒状体内に挿入する方法が採用されていた。
は人手によつて中空糸束を綛に巻き付け、その中間部を
鋏等で切ることにより中空糸束をループ状に加工し、そ
れらを筒状体内に挿入する方法が採用されていた。
しかし、人手による中空糸束のループ状加工及び筒状
体内への挿入はカートリツジが小型になるにつれて非常
に困難になり生産性も低い点が問題であった。
体内への挿入はカートリツジが小型になるにつれて非常
に困難になり生産性も低い点が問題であった。
本発明における装置はこのように人手では困難な中空
糸束のループ状加工及びカートリツジへの挿入を自動的
に行い、生産性の向上を計ろうとするものである。
糸束のループ状加工及びカートリツジへの挿入を自動的
に行い、生産性の向上を計ろうとするものである。
この問題を解決のために本発明では、定長送り機構、
吸引機構、ニツプ機構、切断機構及び挿入機構を連動さ
せ問題の解決に当つている。
吸引機構、ニツプ機構、切断機構及び挿入機構を連動さ
せ問題の解決に当つている。
即ち、本発明の要旨は中空糸のフイード装置1、フイ
ード装置1から送られた多数本の中空糸を集束して下方
に導くための集束部2、集束部2の下方にあつて上下方
向に移動可能なストローガイド3、吸引装置4、ストロ
ーガイド3の下方にあつてその上端が最下方移動時のス
トローガイド3の下端と密封接続可能であつてかつ吸引
装置4に接続された固定筒状体5、固定筒状体5の内側
上端近傍に配置された中空糸束把持用ニツプ6、最上方
移動時のストローガイド3の下端よ下方の水平面内であ
つて、かつ中空糸束走行部の側方に配置された移動カツ
ター7、垂直方向の位置は移動カツター7の位置と中空
糸束把持用ニツプ6との中間にあり中空糸束走行路の側
方において水平方向に配置された膜モジユール用筒状体
把持部8、静止時においては中空糸束走行路に対して膜
モジユール用筒状体把持部8と反対側にあつて、移動カ
ツターで切断された所定長の中空糸束をその側方から押
して膜モジユール用筒状把持部内へ挿入するための挿入
棒9、及び、固定筒状体5の上方であつてその上端部は
移動カツター7が始動する水平面より下方であり、かつ
最下方移動時のストローガイド3をその中空部に収納可
能な中空体であつて挿入棒9の移動水平面で上下方向に
分割された一対のブーツガイド10,10′からなる膜モジ
ユール用筒状体への中空糸束収納装置にある。
ード装置1から送られた多数本の中空糸を集束して下方
に導くための集束部2、集束部2の下方にあつて上下方
向に移動可能なストローガイド3、吸引装置4、ストロ
ーガイド3の下方にあつてその上端が最下方移動時のス
トローガイド3の下端と密封接続可能であつてかつ吸引
装置4に接続された固定筒状体5、固定筒状体5の内側
上端近傍に配置された中空糸束把持用ニツプ6、最上方
移動時のストローガイド3の下端よ下方の水平面内であ
つて、かつ中空糸束走行部の側方に配置された移動カツ
ター7、垂直方向の位置は移動カツター7の位置と中空
糸束把持用ニツプ6との中間にあり中空糸束走行路の側
方において水平方向に配置された膜モジユール用筒状体
把持部8、静止時においては中空糸束走行路に対して膜
モジユール用筒状体把持部8と反対側にあつて、移動カ
ツターで切断された所定長の中空糸束をその側方から押
して膜モジユール用筒状把持部内へ挿入するための挿入
棒9、及び、固定筒状体5の上方であつてその上端部は
移動カツター7が始動する水平面より下方であり、かつ
最下方移動時のストローガイド3をその中空部に収納可
能な中空体であつて挿入棒9の移動水平面で上下方向に
分割された一対のブーツガイド10,10′からなる膜モジ
ユール用筒状体への中空糸束収納装置にある。
以下図面を参照しつつ本発明の装置を説明する。
第1図は本発明の膜モジユール用筒状体への中空糸束
収納装置の一実施態様を示す模式図である。
収納装置の一実施態様を示す模式図である。
まずストローガイド3が最下方まで移動してその下端
が固定筒状体5の上端と密封接続され、続いて吸引装置
4が作動する。この状態でフイード装置1から中空糸束
が供給される。中空糸束は集束部2を通つてストローガ
イド3の上方から吸引されつつストローガイド内に入り
中空糸束の下端(即ち最先端)がニツプ6の位置まで到
達した時点でフイード装置1が停止する。
が固定筒状体5の上端と密封接続され、続いて吸引装置
4が作動する。この状態でフイード装置1から中空糸束
が供給される。中空糸束は集束部2を通つてストローガ
イド3の上方から吸引されつつストローガイド内に入り
中空糸束の下端(即ち最先端)がニツプ6の位置まで到
達した時点でフイード装置1が停止する。
続いてニツプ6が作動して中空糸束の下端を把持し、
吸引装置4が停止する。次にストローガイド3が最上方
まで移動した後移動カツター7が中空糸束走行路を横切
つて中空糸束を切断する。
吸引装置4が停止する。次にストローガイド3が最上方
まで移動した後移動カツター7が中空糸束走行路を横切
つて中空糸束を切断する。
続いて挿入棒9が移動して切断された中空糸束のほぼ
中央部を押しながら膜モジユール用筒状体把持部8内へ
中空糸束を挿入する。
中央部を押しながら膜モジユール用筒状体把持部8内へ
中空糸束を挿入する。
このような操作で一工程が終了する。
中空糸束のフイード装置1としてはフイードローラ等
が使用でき、クリールから供給された中空糸束はサーボ
モータ等で作動するフイードローラによつて定長長さだ
け集束部2へ送られる。フイードローラの表面はゴム製
等にして中空糸の損傷防止とすべり防止を図ることが好
ましい。
が使用でき、クリールから供給された中空糸束はサーボ
モータ等で作動するフイードローラによつて定長長さだ
け集束部2へ送られる。フイードローラの表面はゴム製
等にして中空糸の損傷防止とすべり防止を図ることが好
ましい。
集束部2としては通常は筒状体が用いられ、フイード
装置1から送られた中空糸束は集束部2を通つて下方に
供給される。集束部2の入口側は中空糸束の導入を円滑
に行なうため漏斗状にすることが好ましく、又集束部を
形成する筒状体は透明体として外から内部が見えるよう
にすることが好ましい。
装置1から送られた中空糸束は集束部2を通つて下方に
供給される。集束部2の入口側は中空糸束の導入を円滑
に行なうため漏斗状にすることが好ましく、又集束部を
形成する筒状体は透明体として外から内部が見えるよう
にすることが好ましい。
ストローガイド3は中空糸束を損傷することなく中空
糸束の先端部をニツプ6の位置に円滑に導びくためのガ
イドであり、オートスイツチ付のエアシリンダー等によ
つて上下移動される。
糸束の先端部をニツプ6の位置に円滑に導びくためのガ
イドであり、オートスイツチ付のエアシリンダー等によ
つて上下移動される。
吸引装置4は中空糸束をたるませることなく下方に導
びくために用いられるものであつて回転真空ポンプ等を
用いることができる。
びくために用いられるものであつて回転真空ポンプ等を
用いることができる。
固定筒状体5は上部内側に中空糸束把持用ニツプ6を
収納できる空間があり、吸引装置4によつて吸引可能な
構造であればよいが、ニツプ解除時に中空糸束が万一落
下しても大丈夫なように、吸引装置に導びかれる通路の
径は小さい方が好ましい。又、ニツプ6より下方の位置
には必要に応じてニツプ解除時の中空糸束を下からささ
えるための網状物等を配置してもよい。
収納できる空間があり、吸引装置4によつて吸引可能な
構造であればよいが、ニツプ解除時に中空糸束が万一落
下しても大丈夫なように、吸引装置に導びかれる通路の
径は小さい方が好ましい。又、ニツプ6より下方の位置
には必要に応じてニツプ解除時の中空糸束を下からささ
えるための網状物等を配置してもよい。
ニツプ6は中空糸束の先端部をその外周から把持する
ためのものであつて、中空糸を損傷しない材質であるこ
とが好ましく、たとえばゴム状物とすることができる。
このニツプで中空糸束を把持することによつてストロー
ガイド上昇時の中空糸束の乱れを防止することができ
る。又、移動カツターによる中空糸束の切断を容易に行
なうことができる。
ためのものであつて、中空糸を損傷しない材質であるこ
とが好ましく、たとえばゴム状物とすることができる。
このニツプで中空糸束を把持することによつてストロー
ガイド上昇時の中空糸束の乱れを防止することができ
る。又、移動カツターによる中空糸束の切断を容易に行
なうことができる。
移動カツター7は中空糸束の走行部を横切る方向に移
動可能な構造であつて静止状態の中空糸束を切断する機
能を有している。
動可能な構造であつて静止状態の中空糸束を切断する機
能を有している。
膜モジユール用筒状体把持部8はその部分に膜モジユ
ール用筒状体を収納配置するためのものであり、自動又
は手動で移動可能な構造とすることができる。又、上面
側を長手方向に分割して開閉可能な構造として膜モジユ
ール用筒状体が収納、取りはずしできるようにしてもよ
い。
ール用筒状体を収納配置するためのものであり、自動又
は手動で移動可能な構造とすることができる。又、上面
側を長手方向に分割して開閉可能な構造として膜モジユ
ール用筒状体が収納、取りはずしできるようにしてもよ
い。
挿入棒9は切断された所定長の中空糸束のほぼ中央部
を側方から押して膜モジユール用筒状体把持部8の内側
に収納された膜モジユール用筒状体の中へ挿入するため
のものである。挿入を容易にするため中空糸束と接触す
る先端部はU字状もしくはV字状の溝を切つた構造とす
ることが好ましい。
を側方から押して膜モジユール用筒状体把持部8の内側
に収納された膜モジユール用筒状体の中へ挿入するため
のものである。挿入を容易にするため中空糸束と接触す
る先端部はU字状もしくはV字状の溝を切つた構造とす
ることが好ましい。
ブーツガイド10,10′は主に移動カツターで切断され
た中空糸束を側方から軽くささえて中空糸束の落下を防
止するため及び膜モジユール用筒状体内への中空糸束の
挿入を容易に行なうために設けられているものである。
従つてその内径はストローガイド3の外径より若干大き
い程度とすればよい。又、損傷防止の点から膜モジユー
ル用筒状体内へ中空糸束を挿入する際に中空糸束が接触
する面(第1図中の15及び15′)はある程度丸みを帯び
た構造とすることが好ましい。
た中空糸束を側方から軽くささえて中空糸束の落下を防
止するため及び膜モジユール用筒状体内への中空糸束の
挿入を容易に行なうために設けられているものである。
従つてその内径はストローガイド3の外径より若干大き
い程度とすればよい。又、損傷防止の点から膜モジユー
ル用筒状体内へ中空糸束を挿入する際に中空糸束が接触
する面(第1図中の15及び15′)はある程度丸みを帯び
た構造とすることが好ましい。
本発明において用いられる膜モジユール用筒状体のサ
イズは特に限定されないが、通常は外径が80mm以下程度
で全長が200mm以下程度の比較的小型のものが対象とな
り、集束部2やストローガイド3等のサイズはその目的
に応じて適宜変更することができる。
イズは特に限定されないが、通常は外径が80mm以下程度
で全長が200mm以下程度の比較的小型のものが対象とな
り、集束部2やストローガイド3等のサイズはその目的
に応じて適宜変更することができる。
又、本発明の中空糸束収納装置はポリエチレン、ポリ
スルホン、セルロースを始め公知の中空糸膜に適用する
ことができる。
スルホン、セルロースを始め公知の中空糸膜に適用する
ことができる。
尚、本発明の中空糸束収納装置においては、膜モジユ
ール用筒状体内への中空糸束の挿入を確実に行なうため
に膜モジユール用筒状体把持部を挿入用吸引装置11に接
続することもできる。第3図はこのような構造の一例を
示すものであり、膜モジユール用筒状体把持部を8と
8′の2つに分割してその一方に挿入用真空装置11が接
続されている。又、この場合右側の把持部8′を固定し
左側の把持部8′を左右方向に移動可能として把持部
8′の右側から膜モジユール用筒状体の取り付けと取り
はずしが可能な構造とすることができる。
ール用筒状体内への中空糸束の挿入を確実に行なうため
に膜モジユール用筒状体把持部を挿入用吸引装置11に接
続することもできる。第3図はこのような構造の一例を
示すものであり、膜モジユール用筒状体把持部を8と
8′の2つに分割してその一方に挿入用真空装置11が接
続されている。又、この場合右側の把持部8′を固定し
左側の把持部8′を左右方向に移動可能として把持部
8′の右側から膜モジユール用筒状体の取り付けと取り
はずしが可能な構造とすることができる。
本発明の装置によつて膜モジユール用筒状体内に収納
されたループ状の中空糸束はその中空糸束の開口端部を
ウレタン、エポキシ樹脂等の公知のポツテイング剤で固
定することにより、濾過用膜モジユールとすることがで
きる。
されたループ状の中空糸束はその中空糸束の開口端部を
ウレタン、エポキシ樹脂等の公知のポツテイング剤で固
定することにより、濾過用膜モジユールとすることがで
きる。
以下実施例により本発明の装置を説明する。
実施例1 膜モジユール用筒状体把持部の構造は第3図のものと
しその他は第1図の構造の中空糸束収納装置を製作し
た。
しその他は第1図の構造の中空糸束収納装置を製作し
た。
中空糸膜として外径0.38mmの多孔質ポリエチレン製中
空糸膜を用い、膜モジユール用筒状体12として内径8.5m
mφ、長さ51mmのポリカーボネート製円筒を用いた。
空糸膜を用い、膜モジユール用筒状体12として内径8.5m
mφ、長さ51mmのポリカーボネート製円筒を用いた。
16本の中空糸膜が一束となつて巻かれているリール6
本をクリールにセツトして供給しスネールガイドを介し
てフイードローラに送つた。フイードローラはサーボモ
ータで作動させ−バツチの中空糸束の送り長さを120mm
とした。集束部2の入口は中空糸束が管内に入りやすい
ように漏斗状とし、それに続く円管は管内が外からも見
えるようにアクリルパイプとした。ストローガイドの外
径は10mmφとし、ブーツガイドの内径は10.2mmφとし
た。又、上下のブーツガイド10,10′の間隔は8mmとし
た。又、挿入棒9の先端部にはV字の切り込みを設け
た。
本をクリールにセツトして供給しスネールガイドを介し
てフイードローラに送つた。フイードローラはサーボモ
ータで作動させ−バツチの中空糸束の送り長さを120mm
とした。集束部2の入口は中空糸束が管内に入りやすい
ように漏斗状とし、それに続く円管は管内が外からも見
えるようにアクリルパイプとした。ストローガイドの外
径は10mmφとし、ブーツガイドの内径は10.2mmφとし
た。又、上下のブーツガイド10,10′の間隔は8mmとし
た。又、挿入棒9の先端部にはV字の切り込みを設け
た。
ストローガイド3、移動カツター7、挿入棒9及び膜
モジユール用筒状体把持部8の移動にはオートスイツチ
付のSMC(株)製のエアシリンダを用い、吸引装置4及
び挿入用吸引装置11のエア吸引は回転真空ポンプで行つ
た。
モジユール用筒状体把持部8の移動にはオートスイツチ
付のSMC(株)製のエアシリンダを用い、吸引装置4及
び挿入用吸引装置11のエア吸引は回転真空ポンプで行つ
た。
このようにして各工程が連続的に作動するような機構
とし、膜モジユール用筒状体の取り付けと取りはずし作
業のみを手動とした。
とし、膜モジユール用筒状体の取り付けと取りはずし作
業のみを手動とした。
又、作業の安全を図るため以下の安全機構を設けた。
即ち、一連の工程が終了した後は把持部8内に中空糸が
未挿入の膜モジユール用筒状体が新たにセツトされない
限り次の工程が始まらない機構とし、又、固定筒状体5
の中に中空糸束が無いときには移動カツターが作動しな
い機構とした。これらの筒状体と中空糸束の検出には立
石電機(株)製の光電スイツチを用いた。
即ち、一連の工程が終了した後は把持部8内に中空糸が
未挿入の膜モジユール用筒状体が新たにセツトされない
限り次の工程が始まらない機構とし、又、固定筒状体5
の中に中空糸束が無いときには移動カツターが作動しな
い機構とした。これらの筒状体と中空糸束の検出には立
石電機(株)製の光電スイツチを用いた。
又、ストローガイド3の下降時には移動カツター7と
挿入棒9が作動しない機構を設けた。
挿入棒9が作動しない機構を設けた。
このようにして中空糸束の収納を行なつたところ、中
空糸束を損傷することなく1分間に5〜6本分の収納が
可能であり、ポツテイング後のリークテストの結果も良
好であつた。
空糸束を損傷することなく1分間に5〜6本分の収納が
可能であり、ポツテイング後のリークテストの結果も良
好であつた。
本発明の装置によれば筒状体への中空糸束の収納作業
をほぼ自動的に行なうことが可能であり、大幅な生産性
の向上が図れる。
をほぼ自動的に行なうことが可能であり、大幅な生産性
の向上が図れる。
第1図は本発明の膜モジユール用筒状体への中空糸束収
納装置の一態様を示す模式図である。第2図は固定用筒
状体5と移動カツター7等の配置関係を示す模式図であ
り、ストローガイド3が最下方へ移動して中空糸束13が
ニツプ6で把持された状態を示している。 第3図は他の実施態様の一部を示すものであり、膜モジ
ユール用筒状体把持部(8及び8′)を2つに分割して
その一方に挿入用吸引装置11が接続された状態が示され
ている。 1……中空糸のフイード装置 2……集束部 3……ストローガイド 4……吸引装置 5……固定筒状体 6……中空糸把持用ニツプ 7……移動カツター 8……膜モジユール用筒状体把持部 9……挿入棒 10……ブーツガイド 11……挿入用吸引装置 12……膜モジユール用筒状体 13……中空糸束 14……ストローガイド駆動部 15及び15′……中空糸束の接触面
納装置の一態様を示す模式図である。第2図は固定用筒
状体5と移動カツター7等の配置関係を示す模式図であ
り、ストローガイド3が最下方へ移動して中空糸束13が
ニツプ6で把持された状態を示している。 第3図は他の実施態様の一部を示すものであり、膜モジ
ユール用筒状体把持部(8及び8′)を2つに分割して
その一方に挿入用吸引装置11が接続された状態が示され
ている。 1……中空糸のフイード装置 2……集束部 3……ストローガイド 4……吸引装置 5……固定筒状体 6……中空糸把持用ニツプ 7……移動カツター 8……膜モジユール用筒状体把持部 9……挿入棒 10……ブーツガイド 11……挿入用吸引装置 12……膜モジユール用筒状体 13……中空糸束 14……ストローガイド駆動部 15及び15′……中空糸束の接触面
Claims (1)
- 【請求項1】中空糸のフイード装置(1)、フイード装
置(1)から送られた多数本の中空糸を集束して下方に
導くための集束部(2)、集束部(2)の下方にあつて
上下方向に移動可能なストローガイド(3)、吸引装置
(4)、ストローガイド(3)の下方にあつてその上端
が最下方移動時のストローガイド(3)の下端と密封接
続可能であつてかつ吸引装置(4)に接続された固定筒
状体(5)、固定筒状体(5)の内側上端近傍に配置さ
れた中空糸束把持用ニツプ(6)、最上方移動時のスト
ローガイド(3)の下端より下方の水平面内であつてか
つ中空糸束走行部の側方に配置された移動カツター
(7)、垂直方向の位置は移動カツター(7)の位置と
中空糸束把持用ニツプ(6)との中間にあり中空糸束走
行路の側方において水平方向に配置された膜モジユール
用筒状体把持部(8)、静止時においては中空糸束走行
路に対して膜モジユール用筒状体把持部(8)と反対側
にあつて、移動カツターで切断された所定長の中空糸束
をその側方から押して膜モジユール用筒状体把持部内へ
挿入するための挿入棒(9)、及び、固定筒状体(5)
の上方であつて、その上端部は移動カツター(7)が移
動する水平面より下方でありかつ最下方移動時のストロ
ーガイド(3)をその中空部に収納可能な中空体であつ
て、挿入棒(9)の移動水平面で上下方向に分割された
一対のブーツガイド(10),(10′)からなる膜モジユ
ール用筒状体への中空糸束収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6142489A JP2741394B2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 筒状体への中空糸束収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6142489A JP2741394B2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 筒状体への中空糸束収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02241521A JPH02241521A (ja) | 1990-09-26 |
JP2741394B2 true JP2741394B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=13170687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6142489A Expired - Lifetime JP2741394B2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 筒状体への中空糸束収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2741394B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008035673A1 (fr) * | 2006-09-20 | 2008-03-27 | Toray Industries, Inc. | Procédé permettant de produire un module de membrane à fibres creuses et appareil associé |
-
1989
- 1989-03-14 JP JP6142489A patent/JP2741394B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02241521A (ja) | 1990-09-26 |
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