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JP2638767B2 - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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Publication number
JP2638767B2
JP2638767B2 JP4101040A JP10104092A JP2638767B2 JP 2638767 B2 JP2638767 B2 JP 2638767B2 JP 4101040 A JP4101040 A JP 4101040A JP 10104092 A JP10104092 A JP 10104092A JP 2638767 B2 JP2638767 B2 JP 2638767B2
Authority
JP
Japan
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input current
instantaneous value
input
switching
reference value
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4101040A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05296538A (ja
Inventor
善朗 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP4101040A priority Critical patent/JP2638767B2/ja
Publication of JPH05296538A publication Critical patent/JPH05296538A/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Inverter Devices (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の制御方法に
係わり、さらに詳しくは、同空気調和機の力率を向上さ
せ、高調波電流を低減するための手段に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和機には、圧縮機モータをインバ
ータ制御するためのインバータ装置と、このインバータ
装置を制御するための制御回路とが設けられている。図
4はその一例を示すもので、インバータ装置は入力交流
電源21よりの交流を直流に変換するために整流素子22、
リアクタ23、コンデンサ24等で構成されたコンバータ回
路25と、このコンバータ回路25よりの直流入力をインバ
ータ制御により交流に変換して圧縮機モータ26に出力す
るインバータ回路27とで構成されている。また、制御回
路側はマイクロコンピュータ28を中心に、入力電流を検
出するための入力電流検出回路29、電源周波数の判別や
入力電流の検出ならびに室内機と室外機間の送受信のタ
イミング等に使用されるゼロクロス点を検出するための
ゼロクロス検出回路30、インバータ回路27を制御するた
めのドライブ回路31等で構成されており、マイクロコン
ピュータ28は入力電流検出回路29、ゼロクロス検出回路
30等から得る入力信号を基に、入力電流が入力交流電源
21の電流容量を超えないようにドライブ回路31を制御し
ている。図5の(B)はマイクロコンピュータ28に入力
される入力電流検出回路29の出力の一例を示しており、
丸印が付されているゼロクロスのタイミングでマイクロ
コンピュータ28内部でA/D変換し、入力電流を検出し
ている。なお、マイクロコンピュータ28内部の記憶部に
はPWM波形を生成するためのタイマデータなどが記憶
されており、マイクロコンピュータ28内部のタイマを使
用してドライブ回路31にPWM波形信号を出力し、イン
バータ回路27を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
コンバータ回路はコンデンサ入力形になっているため、
入力電流は図5の(A)に示されるようにパルス状に流
れる歪波となる。このため、入力力率が低下すると共
に、高調波電流が増大するという問題がある。したがっ
て、本発明においては、入力力率が改善され、高調波電
流の低減が図れる空気調和機の制御方法を提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、インバータ装置を有
する空気調和機で、入力交流電源と閉回路を構成する少
なくともリアクタとスイッチング素子とを有し、入力電
流が入力電圧とほぼ同位相のほぼ正弦波になるように前
記スイッチング素子をスイッチング制御すると共に、入
力電流および入力電流の瞬時値を検出し、この検出入力
電流の瞬時値が、同瞬時値の第1の基準値より大きい場
合、前記瞬時値に対応する前記スイッチング素子をスイ
ッチング制御するスイッチング信号のデューティサイク
ルのオン時間を減少させ、前記検出入力電流の瞬時値
が、同瞬時値の第2の基準値より小さい場合、前記瞬時
値に対応する前記スイッチング素子をスイッチング制御
するスイッチング信号のデューティサイクルのオン時間
を増加させるよう制御することにした。
【0005】
【作用】上記の制御方法であれば、コンバータ回路(交
流/直流変換手段)に設けたスイッチング素子を、入力
電流と入力電圧とがほぼ同位相のほぼ正弦波になるよう
にスイッチング制御するとき、入力電流および入力電流
の瞬時値を検出し、この検出入力電流の瞬時値が、同瞬
時値の第1の基準値より大きい場合、前記瞬時値に対応
する前記スイッチング素子をスイッチング制御するスイ
ッチング信号のデューティサイクルのオン時間を減少さ
せ、前記検出入力電流の瞬時値が、同瞬時値の第2の基
準値より小さい場合、前記瞬時値に対応する前記スイッ
チング素子をスイッチング制御するスイッチング信号の
デューティサイクルのオン時間を増加させるよう制御す
ることにしているので、入力電流波形を入力電圧とほぼ
同位相のほぼ正弦波にすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。空気調和機には、図1に示されるよう
に、入力交流電源1を直流に変換するコンバータ回路2
と、このコンバータ回路2からの直流が供給されるイン
バータ回路3と、入力力率を改善し、高調波を低減する
ために、コンバータ回路2に設けた電源と閉回路を構成
するリアクタ(チョークコイル)4およびスイッチング
素子(IGBT)5とからなる入力電流制御回路と、逆
阻止ダイオード6と、上記インバータ回路3で駆動され
る圧縮機モータ7と、入力電流センサ(CT)8を有し
て入力電流の瞬時値を検出する入力電流瞬時値検出回路
9と、交流のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路
10と、スイッチング素子5を駆動するドライブ回路11
と、インバータ回路3を駆動するドライブ回路12と、こ
れらを制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコン
という)13とが備えられている。
【0007】また、コンバータ回路2には、上記リアク
タ4およびスイッチング素子5の他に、交流を直流に整
流するための整流回路2aおよび直流を平滑するための
コンデンサ2bが備えられている。なお、マイコン13は
圧縮機モータ7の所望の回転数に応じたPWM波形を生
成し、このPWM波形により圧縮機モータ7をインバー
タ制御し、入力電流瞬時値検出回路9から得る入力信号
をもとに算出した入力電流に基づいて過電流保護機能を
作動し、過電流になったときには圧縮機モータ7の回転
数を低下させるように、インバータ回路3を制御する。
【0008】空気調和機には、このように入力周波数の
判別と割込み処理のために入力交流のゼロクロス点を検
出するゼロクロス検出回路10が有り、また、マイコン13
はA/D変換器、タイマ、記憶部等を内蔵しているの
で、本発明ではこれらを利用し、コンバータ回路2の入
力電流の瞬時値と、入力電流値を検出し、この検出入力
電流の瞬時値が、同瞬時値の第1の基準値より大きい場
合、前記瞬時値に対応する前記スイッチング素子をスイ
ッチング制御するスイッチング信号のデューティサイク
ルのオン時間を減少させ、前記検出入力電流の瞬時値
が、同瞬時値の第2の基準値より小さい場合、前記瞬時
値に対応する前記スイッチング素子をスイッチング制御
するスイッチング信号のデューティサイクルのオン時間
を増加させるようスイッチング素子5を制御する。
【0009】例えば、入力電流が5Aの時、図2の
(a)に示すスイッチング信号でスイッチング制御を行
うと、入力電流波形は図2の(b)に示すようになる。
この時の入力電流瞬時値検出回路9の出力は図2の
(c)に実線で示すようになる。この入力電流瞬時値検
出回路9の出力はマイコン13に入力され、t0〜t10の
タイミングでマイコン13内部でA/D変換され、瞬時値
I0〜I10が検出される。また、入力電流は瞬時値I0
〜I10から演算により検出される。なお、入力電流の検
出は前記の方法に限定するものではなく、図4に示すよ
うな従来通りの入力電流検出回路29を設けて検出しても
よい。図2の(c)に破線で示されているのは検出入力
電流の瞬時値の第1の基準値および第2の基準値であ
る。
【0010】この検出入力電流の瞬時値の第1の基準値
および第2の基準値は図3に示すように入力電流の大き
さによって変わるもので、検出入力電流から演算によっ
て求める。なお、もう一つの方法としてはマイコン13内
部の記憶部に予め入力電流に応じた第1の基準値および
第2の基準値のデータを記憶しておき、検出入力電流に
応じて記憶部から読み出して求めてもよい。入力電流は
圧縮機モータ7の回転数や負荷変動、また、使用する電
源の電源インピーダンスの影響などにより変化するた
め、図2の(c)に示すような検出した瞬時値I0〜I
10を、検出入力電流から求めた第1の基準値および第2
の基準値と比較する。そして、第1の基準値より瞬時値
の方が大きい場合、つまり、図2の(c)の瞬時値I
6,I7については、それに対応するスイッチング素子
5をスイッチング制御するスイッチング信号のデューテ
ィサイクルのオン時間D6,D7を減少させる。
【0011】また、第2の基準値より瞬時値の方が小さ
い場合、つまり、図2の(c)の瞬時値I2,I3につ
いては、それに対応するスイッチング素子5をスイッチ
ング制御するスイッチング信号のデューティサイクルの
オン時間D2,D3を増加させる。その他の瞬時値につ
いては第1の基準値以下で、第2の基準値以上なので、
変更しない。図2の(d)は上記の制御を行ったときの
スイッチング信号を表し、図2の(f)はその時の入力
電流瞬時値検出回路9の出力を表している。この図2の
(f)から分かるように、瞬時値I0〜I10は第1の基
準値以下であり、第2の基準値以上となっており、入力
電流波形は図2の(e)に示すように、入力電圧とほぼ
同位相のほぼ正弦波となる。なお、本実施例において
は、入力電流を5Aとしたが、この値に特に限定せず、
入力電流の瞬時値および入力電流を検出し、この入力電
流に応じて図3に示すように第1の基準値および第2の
基準値を求め、瞬時値と第1および第2の基準値とを比
較してスイッチング信号のオン時間を増減することで、
どのような大きさの入力電流時でも、入力電流を入力電
圧とほぼ同位相のほぼ正弦波にすることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したような制御方法で制御され
る空気調和機であるならば、空気調和機の一般的な既存
の部品を最大限に利用して部品点数の上昇を抑えてコス
トの上昇を抑えながら負荷変動や使用する電源の電源イ
ンピーダンス等の影響を受けずに確実に入力電流を入力
電圧とほぼ同位相のほぼ正弦波にすることができ、力率
を向上させ、高調波電流を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の要部回路
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための概略波形図
である。
【図3】本発明の一実施例を説明するための概略波形図
である。
【図4】従来例を示す空気調和機の要部回路ブロック図
である。
【図5】従来の制御方法でスイッチング制御したときの
概略波形図である。
【符号の説明】
1 入力交流電源 2 コンバータ回路(交流/直流変換回路) 3 インバータ回路 4 リアクタ(チョークコイル) 5 スイッチング素子(IGBT) 7 圧縮機モータ 8 入力電流センサ(CT) 9 入力電流瞬時値検出回路 10 ゼロクロス検出回路 11 ドライブ回路 12 ドライブ回路 13 マイクロコンピュータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ装置を有する空気調和機で、
    入力交流電源と閉回路を構成する少なくともリアクタと
    スイッチング素子とを有し、入力電流が入力電圧とほぼ
    同位相のほぼ正弦波になるように前記スイッチング素子
    をスイッチング制御すると共に、入力電流および入力電
    流の瞬時値を検出し、この検出入力電流の瞬時値が、同
    瞬時値の第1の基準値より大きい場合、前記瞬時値に対
    応する前記スイッチング素子をスイッチング制御するス
    イッチング信号のデューティサイクルのオン時間を減少
    させ、前記検出入力電流の瞬時値が、同瞬時値の第2の
    基準値より小さい場合、前記瞬時値に対応する前記スイ
    ッチング素子をスイッチング制御するスイッチング信号
    のデューティサイクルのオン時間を増加させるよう制御
    することを特徴とする空気調和機の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の基準値および第2の基準値を
    前記入力電流から求めてなる請求項1記載の空気調和機
    の制御方法。
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