JP2638564B2 - 遠隔レジューム方式 - Google Patents
遠隔レジューム方式Info
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- JP2638564B2 JP2638564B2 JP7123472A JP12347295A JP2638564B2 JP 2638564 B2 JP2638564 B2 JP 2638564B2 JP 7123472 A JP7123472 A JP 7123472A JP 12347295 A JP12347295 A JP 12347295A JP 2638564 B2 JP2638564 B2 JP 2638564B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠隔レジューム方式に係
り、特に作業終了時あるいは中断時のホストコンピュー
タの作業状態をファイル上に保存しておき、作業移行後
ホストコンピュータでファイルの情報を読み込むことで
作業終了時点あるいは作業中断時点からの作業再開を行
う遠隔レジューム方式に関する。
り、特に作業終了時あるいは中断時のホストコンピュー
タの作業状態をファイル上に保存しておき、作業移行後
ホストコンピュータでファイルの情報を読み込むことで
作業終了時点あるいは作業中断時点からの作業再開を行
う遠隔レジューム方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレジューム方式として、単一のホ
ストコンピュータの場合は、不揮発性のランダム・アク
セス・メモリ(RAM)などのメモリ上やファイル上
に、電源オフ直前のホストコンピュータの作業状態を保
存しておき、電源再投入時に電源オフ直前の作業状態を
再現するようにしている(例えば、特開平5−2500
61号公報)。
ストコンピュータの場合は、不揮発性のランダム・アク
セス・メモリ(RAM)などのメモリ上やファイル上
に、電源オフ直前のホストコンピュータの作業状態を保
存しておき、電源再投入時に電源オフ直前の作業状態を
再現するようにしている(例えば、特開平5−2500
61号公報)。
【0003】また、作業ホストコンピュータを変更しな
ければならない場合の従来のレジューム方式としては、
作業終了時あるいは中断時のホストコンピュータの作業
状態をファイル上に保存しておき、移行先である他ホス
トコンピュータへログインした後で以前作業を行ってい
たホストコンピュータから作業状態を保存してあるファ
イルを転送し、その内容に基づいてタスクを一つずつ手
作業で起動させることで、移行前の作業ホストコンピュ
ータの作業終了時あるいは中断時の作業状態を再現させ
ているものがある。
ければならない場合の従来のレジューム方式としては、
作業終了時あるいは中断時のホストコンピュータの作業
状態をファイル上に保存しておき、移行先である他ホス
トコンピュータへログインした後で以前作業を行ってい
たホストコンピュータから作業状態を保存してあるファ
イルを転送し、その内容に基づいてタスクを一つずつ手
作業で起動させることで、移行前の作業ホストコンピュ
ータの作業終了時あるいは中断時の作業状態を再現させ
ているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、作業中にホ
ストコンピュータを移行しなければならない場合、前記
単一のホストコンピュータを用いた前者の従来のレジュ
ーム方式では対処できず、また、後者の従来方式では、
移行先のホストコンピュータで移行前のホストコンピュ
ータでの作業中断状態からの作業を再開させるには、作
業中断時に起動していたタスクを覚えておかなければな
らず、また、移行先のホストコンピュータでそれらのタ
スクを手作業で一つ一つ起動させなければならず、作業
の移行が円滑に行えないという問題がある。
ストコンピュータを移行しなければならない場合、前記
単一のホストコンピュータを用いた前者の従来のレジュ
ーム方式では対処できず、また、後者の従来方式では、
移行先のホストコンピュータで移行前のホストコンピュ
ータでの作業中断状態からの作業を再開させるには、作
業中断時に起動していたタスクを覚えておかなければな
らず、また、移行先のホストコンピュータでそれらのタ
スクを手作業で一つ一つ起動させなければならず、作業
の移行が円滑に行えないという問題がある。
【0005】また、従来方式では、作業移行前のホスト
コンピュータのディスプレイ上に表示されている画面イ
メージをそのまま作業移行後のホストコンピュータに引
き継がせることができないという問題もある。
コンピュータのディスプレイ上に表示されている画面イ
メージをそのまま作業移行後のホストコンピュータに引
き継がせることができないという問題もある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
作業中のホストコンピュータの画面データを作業履歴と
し、これを作業中のホストコンピュータ上で起動してい
るタスクの状態と共にファイル上に格納し、作業中のホ
ストコンピュータから他のホストコンピュータへ作業を
移行する際に、作業移行のためにログインしたホストコ
ンピュータで上記のファイルの情報を読み込むことで作
業移行前のホストコンピュータでの作業中断時点でのシ
ステムの状態をログイン直後に再現させ、作業のやり直
しという無駄な作業を無くし得る遠隔レジューム方式を
提供することを目的とする。
作業中のホストコンピュータの画面データを作業履歴と
し、これを作業中のホストコンピュータ上で起動してい
るタスクの状態と共にファイル上に格納し、作業中のホ
ストコンピュータから他のホストコンピュータへ作業を
移行する際に、作業移行のためにログインしたホストコ
ンピュータで上記のファイルの情報を読み込むことで作
業移行前のホストコンピュータでの作業中断時点でのシ
ステムの状態をログイン直後に再現させ、作業のやり直
しという無駄な作業を無くし得る遠隔レジューム方式を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、互いにデータの送受信が可能であるネット
ワークを構成する複数のホストコンピュータのうち、第
1のホストコンピュータの作業途中に作業を中断して第
2のホストコンピュータに作業を移行する場合の遠隔レ
ジューム方式において、第1のホストコンピュータは、
そのディスプレイに表示している画面データ及び実行さ
れているタスクの状態を第1の履歴保存ファイルに保存
する履歴保存手段と、履歴保存手段により保存される画
面データの持ち主であるユーザのユーザアカウントと、
第1の履歴保存ファイルの更新日時の管理を行う履歴画
面ユーザ管理手段とを有する。
成するため、互いにデータの送受信が可能であるネット
ワークを構成する複数のホストコンピュータのうち、第
1のホストコンピュータの作業途中に作業を中断して第
2のホストコンピュータに作業を移行する場合の遠隔レ
ジューム方式において、第1のホストコンピュータは、
そのディスプレイに表示している画面データ及び実行さ
れているタスクの状態を第1の履歴保存ファイルに保存
する履歴保存手段と、履歴保存手段により保存される画
面データの持ち主であるユーザのユーザアカウントと、
第1の履歴保存ファイルの更新日時の管理を行う履歴画
面ユーザ管理手段とを有する。
【0008】また、本発明における第2のホストコンピ
ュータは、ネットワークを構成する他のホストコンピュ
ータに対しユーザアカウントの問い合わせ要求を送信
し、これに応答して履歴画面ユーザ管理手段が送信した
ユーザアカウント情報と履歴保存ファイル更新日時情報
とを受信する送受信手段と、第2のホストコンピュータ
にログインしたユーザと送受信手段で得られたユーザア
カウント情報とを照らし合わせ、ユーザアカウントが一
致したホストコンピュータ名又はホストコンピュータ所
在を得るユーザアカウント照合手段と、ユーザアカウン
ト照合手段でユーザアカウントの照合がとれた場合に、
送受信手段で得られた履歴保存ファイル更新日時情報か
ら最新の更新日時を調べ、最新更新履歴を持つホストコ
ンピュータ名又はホストコンピュータ所在を得る最新履
歴照合手段と、最新履歴照合手段で照合がとれたのを契
機に起動され、第1の履歴保存ファイルをファイルシス
テムに第2の履歴保存ファイルとしてマウントするオー
トマウント手段と、第2の履歴保存ファイルから画面デ
ータ及びタスクの状態情報とを読み出す履歴保存ファイ
ルアクセス手段と、履歴保存ファイルアクセス手段によ
り読み出されたタスクの状態情報から同じタスクを起動
させるタスク実行手段と、タスク実行手段によるタスク
起動後に、履歴保存ファイルアクセス手段により読み出
された画面データからそのディスプレイに同じ画面を表
示させるディスプレイ表示手段とを有する構成としたも
のである。
ュータは、ネットワークを構成する他のホストコンピュ
ータに対しユーザアカウントの問い合わせ要求を送信
し、これに応答して履歴画面ユーザ管理手段が送信した
ユーザアカウント情報と履歴保存ファイル更新日時情報
とを受信する送受信手段と、第2のホストコンピュータ
にログインしたユーザと送受信手段で得られたユーザア
カウント情報とを照らし合わせ、ユーザアカウントが一
致したホストコンピュータ名又はホストコンピュータ所
在を得るユーザアカウント照合手段と、ユーザアカウン
ト照合手段でユーザアカウントの照合がとれた場合に、
送受信手段で得られた履歴保存ファイル更新日時情報か
ら最新の更新日時を調べ、最新更新履歴を持つホストコ
ンピュータ名又はホストコンピュータ所在を得る最新履
歴照合手段と、最新履歴照合手段で照合がとれたのを契
機に起動され、第1の履歴保存ファイルをファイルシス
テムに第2の履歴保存ファイルとしてマウントするオー
トマウント手段と、第2の履歴保存ファイルから画面デ
ータ及びタスクの状態情報とを読み出す履歴保存ファイ
ルアクセス手段と、履歴保存ファイルアクセス手段によ
り読み出されたタスクの状態情報から同じタスクを起動
させるタスク実行手段と、タスク実行手段によるタスク
起動後に、履歴保存ファイルアクセス手段により読み出
された画面データからそのディスプレイに同じ画面を表
示させるディスプレイ表示手段とを有する構成としたも
のである。
【0009】
【作用】本発明では、作業が中断される第1のホストコ
ンピュータは、ディスプレイに表示している画面データ
及び実行されているタスクの状態を第1の履歴保存ファ
イルに保存すると共に、画面データの持ち主であるユー
ザのユーザアカウントと第1の履歴保存ファイルの更新
日時を管理し、作業を移行する第2のホストコンピュー
タは、第1のホストコンピュータから受信したユーザの
ユーザアカウント情報との照合がとれた場合に、受信し
た履歴保存ファイル更新日時情報から最新更新履歴を持
つホストコンピュータ名又はホストコンピュータ所在を
得て、第1の履歴保存ファイルをファイルシステムに第
2の履歴保存ファイルとしてマウントする。
ンピュータは、ディスプレイに表示している画面データ
及び実行されているタスクの状態を第1の履歴保存ファ
イルに保存すると共に、画面データの持ち主であるユー
ザのユーザアカウントと第1の履歴保存ファイルの更新
日時を管理し、作業を移行する第2のホストコンピュー
タは、第1のホストコンピュータから受信したユーザの
ユーザアカウント情報との照合がとれた場合に、受信し
た履歴保存ファイル更新日時情報から最新更新履歴を持
つホストコンピュータ名又はホストコンピュータ所在を
得て、第1の履歴保存ファイルをファイルシステムに第
2の履歴保存ファイルとしてマウントする。
【0010】その後、第2のホストコンピュータは第2
の履歴保存ファイルから画面データ及びタスクの状態情
報とを読み出して、タスクを起動した後にディスプレイ
に画面を表示させるようにしたため、作業の途中で第1
のホストコンピュータから第2のホストコンピュータへ
移行しなければならなくなった場合に、移行後の第2の
ホストコンピュータで移行前の第1のホストコンピュー
タでの作業画面を表示させることができ、また、タスク
の状態もそのまま移行後の第2のホストコンピュータに
移行させることができる。
の履歴保存ファイルから画面データ及びタスクの状態情
報とを読み出して、タスクを起動した後にディスプレイ
に画面を表示させるようにしたため、作業の途中で第1
のホストコンピュータから第2のホストコンピュータへ
移行しなければならなくなった場合に、移行後の第2の
ホストコンピュータで移行前の第1のホストコンピュー
タでの作業画面を表示させることができ、また、タスク
の状態もそのまま移行後の第2のホストコンピュータに
移行させることができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面と共に説
明する。図1は本発明になる遠隔レジューム方式の一実
施例のシステム構成図を示す。本実施例はホストコンピ
ュータ(以下、「ホスト」ともいう)1及び2を有する
マルチホストシステムの例である。
明する。図1は本発明になる遠隔レジューム方式の一実
施例のシステム構成図を示す。本実施例はホストコンピ
ュータ(以下、「ホスト」ともいう)1及び2を有する
マルチホストシステムの例である。
【0012】ホスト1及び2はローカルエリアネットワ
ーク内の互いに独立した第1及び第2のホストコンピュ
ータであり、それぞれが通信によってデータの受渡しを
行うことができる。また、本実施例ではホスト1は図2
に示すフローチャートに従う動作を行い、ホスト2は図
3に示すフローチャートに従う動作を行う。ホスト1は
ファイルシステム及びディスプレイ3を有し、同様にホ
スト2もファイルシステム及びディスプレイ4を有す
る。
ーク内の互いに独立した第1及び第2のホストコンピュ
ータであり、それぞれが通信によってデータの受渡しを
行うことができる。また、本実施例ではホスト1は図2
に示すフローチャートに従う動作を行い、ホスト2は図
3に示すフローチャートに従う動作を行う。ホスト1は
ファイルシステム及びディスプレイ3を有し、同様にホ
スト2もファイルシステム及びディスプレイ4を有す
る。
【0013】次に、図1の本実施例の動作について図2
及び図3を併せ参照して説明する。いま、ホスト1上で
の作業を中断して、ホスト2へ作業を切り換える場合に
ついて説明する。ホスト1上の履歴保存手段7は、ホス
ト1にユーザがログインしているかどうか監視しており
(図2(A)のステップ21)、ログインしたのを契機
として起動され、ディスプレイ3上に表示されている画
面データ及びその画面の持ち主であるユーザが起動して
いるタスクと、ルート(root)によって起動されて
いるタスクとの状態を履歴保存ファイル5に一定時間間
隔毎に保存を行う(ステップ22)。これは、作業の中
断がいつ発生するか予測できないからである。
及び図3を併せ参照して説明する。いま、ホスト1上で
の作業を中断して、ホスト2へ作業を切り換える場合に
ついて説明する。ホスト1上の履歴保存手段7は、ホス
ト1にユーザがログインしているかどうか監視しており
(図2(A)のステップ21)、ログインしたのを契機
として起動され、ディスプレイ3上に表示されている画
面データ及びその画面の持ち主であるユーザが起動して
いるタスクと、ルート(root)によって起動されて
いるタスクとの状態を履歴保存ファイル5に一定時間間
隔毎に保存を行う(ステップ22)。これは、作業の中
断がいつ発生するか予測できないからである。
【0014】続いて、ホスト1上の履歴画面ユーザ管理
手段8は、ディスプレイ3に表示されている画面データ
の持ち主であるユーザのユーザアカウントと、履歴保存
ファイル5の更新日時の管理とを行う(図2(A)のス
テップ23)。
手段8は、ディスプレイ3に表示されている画面データ
の持ち主であるユーザのユーザアカウントと、履歴保存
ファイル5の更新日時の管理とを行う(図2(A)のス
テップ23)。
【0015】その後、ユーザがホスト1からホスト2へ
作業を切り換えた場合、ホスト2上のユーザアカウント
照合手段9は、ユーザがホスト2にログインした際にデ
ータ送受信手段10を介してホスト1上の履歴画面ユー
ザ管理手段8にユーザアカウントの問い合わせを行う
(図3のステップ41)。この時、ローカルエリアネッ
トワーク内にホスト1以外に複数のホストが存在する場
合には、ホスト2のユーザアカウント照合手段9は、そ
れらすべてのホストに対して、ユーザアカウントの問い
合わせを行う。
作業を切り換えた場合、ホスト2上のユーザアカウント
照合手段9は、ユーザがホスト2にログインした際にデ
ータ送受信手段10を介してホスト1上の履歴画面ユー
ザ管理手段8にユーザアカウントの問い合わせを行う
(図3のステップ41)。この時、ローカルエリアネッ
トワーク内にホスト1以外に複数のホストが存在する場
合には、ホスト2のユーザアカウント照合手段9は、そ
れらすべてのホストに対して、ユーザアカウントの問い
合わせを行う。
【0016】ホスト1上の履歴画面ユーザ管理手段8
は、ホスト2からのユーザアカウント情報及び履歴保存
ファイル更新日時情報の問い合わせ要求を受信すると
(図2(B)のステップ31)、ユーザアカウント情報
及びその履歴保存ファイル5の更新日時情報とをホスト
2へ送信する(図2(B)のステップ32)。
は、ホスト2からのユーザアカウント情報及び履歴保存
ファイル更新日時情報の問い合わせ要求を受信すると
(図2(B)のステップ31)、ユーザアカウント情報
及びその履歴保存ファイル5の更新日時情報とをホスト
2へ送信する(図2(B)のステップ32)。
【0017】ホスト2のユーザアカウント照合手段9
は、上記のホスト1から送信されたユーザアカウント情
報及び履歴保存ファイル更新日時情報をデータ送受信手
段10を介して受信すると(図3のステップ42)、ユ
ーザアカウントを照合し(同、ステップ43)、ユーザ
アカウントが一致するかどうか判定する(同、ステップ
44)。
は、上記のホスト1から送信されたユーザアカウント情
報及び履歴保存ファイル更新日時情報をデータ送受信手
段10を介して受信すると(図3のステップ42)、ユ
ーザアカウントを照合し(同、ステップ43)、ユーザ
アカウントが一致するかどうか判定する(同、ステップ
44)。
【0018】ホスト2の最新履歴照合手段11は、ユー
ザアカウント照合手段9によりユーザアカウントの一致
するホスト名又はホスト所在結果が得られた場合に、そ
の一致ホスト名又はホスト所在結果から、履歴保存ファ
イルの最新更新日時を照合し、履歴保存ファイルの最新
の更新記録を持つホスト名又はホスト所在を獲得する
(図3のステップ45)。ここでは、最新の履歴更新日
時の履歴保存ファイルを持つホストは、ホスト1である
ものとする。
ザアカウント照合手段9によりユーザアカウントの一致
するホスト名又はホスト所在結果が得られた場合に、そ
の一致ホスト名又はホスト所在結果から、履歴保存ファ
イルの最新更新日時を照合し、履歴保存ファイルの最新
の更新記録を持つホスト名又はホスト所在を獲得する
(図3のステップ45)。ここでは、最新の履歴更新日
時の履歴保存ファイルを持つホストは、ホスト1である
ものとする。
【0019】続いて、ホスト2のオートマウント手段1
2は、最新履歴照合手段11で得られた最新の履歴更新
日時のホスト1の履歴保存ファイル5を、ホスト2上の
ファイルシステムに履歴保存ファイル6として自動的に
マウントする(図3のステップ46)。
2は、最新履歴照合手段11で得られた最新の履歴更新
日時のホスト1の履歴保存ファイル5を、ホスト2上の
ファイルシステムに履歴保存ファイル6として自動的に
マウントする(図3のステップ46)。
【0020】次に、ホスト2上の履歴保存ファイルアク
セス手段13は、オートマウント手段12によってマウ
ントされた履歴保存ファイル6からホスト1上のディス
プレイ3に表示されていた作業移行前ホスト1の画面デ
ータと起動タスク状態のデータを読み出す(図3のステ
ップ47)。
セス手段13は、オートマウント手段12によってマウ
ントされた履歴保存ファイル6からホスト1上のディス
プレイ3に表示されていた作業移行前ホスト1の画面デ
ータと起動タスク状態のデータを読み出す(図3のステ
ップ47)。
【0021】すると、ホスト2上のタスク実行手段14
は、履歴保存ファイルアクセス手段13により履歴保存
ファイル6から読み出された作業移行前ホスト1の起動
タスク状態のデータから、作業移行後ホスト2上で同じ
タスクを起動する(図3のステップ48)。
は、履歴保存ファイルアクセス手段13により履歴保存
ファイル6から読み出された作業移行前ホスト1の起動
タスク状態のデータから、作業移行後ホスト2上で同じ
タスクを起動する(図3のステップ48)。
【0022】上記起動タスクの実行後、ホスト2上のデ
ィスプレイ表示手段15は、履歴保存ファイルアクセス
手段13により履歴保存ファイル6から読み出された作
業移行前ホスト2の画面データをホスト2上のディスプ
レイ4に表示させる(図3のステップ49)。従って、
作業移行後ホスト2上のディスプレイ4には、作業移行
前ホスト1のディスプレイ3に表示されていた画面と同
一の画面が表示される。
ィスプレイ表示手段15は、履歴保存ファイルアクセス
手段13により履歴保存ファイル6から読み出された作
業移行前ホスト2の画面データをホスト2上のディスプ
レイ4に表示させる(図3のステップ49)。従って、
作業移行後ホスト2上のディスプレイ4には、作業移行
前ホスト1のディスプレイ3に表示されていた画面と同
一の画面が表示される。
【0023】そして、ディスプレイ4に画面データが表
示されると、ホスト2上のオートマウント手段12は履
歴保存ファイル6のマウントを解除する(図3のステッ
プ50)。これは、上記の画面データの表示によってマ
ウントが不要になり、また、マウントはネットワークの
負荷となるのでできるだけ早く解除する必要があるから
である。
示されると、ホスト2上のオートマウント手段12は履
歴保存ファイル6のマウントを解除する(図3のステッ
プ50)。これは、上記の画面データの表示によってマ
ウントが不要になり、また、マウントはネットワークの
負荷となるのでできるだけ早く解除する必要があるから
である。
【0024】このように、本実施例によれば、作業の途
中でホスト1をホスト2に変更しなければならなくなっ
た場合でも、作業移行後のホスト2で作業移行前のホス
ト1での作業画面と同一の画面をディスプレイ4に表示
できると共に、タスクの状態もそのままホスト1からホ
スト2へ移行させて起動させることができる。
中でホスト1をホスト2に変更しなければならなくなっ
た場合でも、作業移行後のホスト2で作業移行前のホス
ト1での作業画面と同一の画面をディスプレイ4に表示
できると共に、タスクの状態もそのままホスト1からホ
スト2へ移行させて起動させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
作業の途中で第1のホストコンピュータから第2のホス
トコンピュータへ移行しなければならなくなった場合
に、移行後の第2のホストコンピュータで移行前の第1
のホストコンピュータでの作業画面を表示させることが
でき、また、タスクの状態もそのまま移行後の第2のホ
ストコンピュータに移行させることができるため、移行
後の第2のホストコンピュータで初めから作業をやり直
す必要がなくなり、移行前の第1のホストコンピュータ
の作業中断点からの作業の再開を自動的にスムーズに行
うことができ、よって作業効率を従来よりも向上させる
ことができる。
作業の途中で第1のホストコンピュータから第2のホス
トコンピュータへ移行しなければならなくなった場合
に、移行後の第2のホストコンピュータで移行前の第1
のホストコンピュータでの作業画面を表示させることが
でき、また、タスクの状態もそのまま移行後の第2のホ
ストコンピュータに移行させることができるため、移行
後の第2のホストコンピュータで初めから作業をやり直
す必要がなくなり、移行前の第1のホストコンピュータ
の作業中断点からの作業の再開を自動的にスムーズに行
うことができ、よって作業効率を従来よりも向上させる
ことができる。
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】図1の要部の一実施例の処理説明用フローチャ
ートである。
ートである。
【図3】図1の他の要部の一実施例の処理説明用フロー
チャートである。
チャートである。
1 第1のホストコンピュータ(ホスト) 2 第2のホストコンピュータ(ホスト) 3、4 ディスプレイ 5 第1の履歴保存ファイル 6 第2の履歴保存ファイル 7 履歴保存手段 8 履歴画面ユーザ管理手段 9 ユーザアカウント照合手段 10 データ送受信手段 11 最新履歴照合手段 12 オートマウント手段 13 履歴保存ファイルアクセス手段 14 タスク実行手段 15 ディスプレイ表示手段
Claims (3)
- 【請求項1】 互いにデータの送受信が可能であるネッ
トワークを構成する複数のホストコンピュータのうち、
第1のホストコンピュータの作業途中に作業を中断して
第2のホストコンピュータに作業を移行する場合の遠隔
レジューム方式において、 前記第1のホストコンピュータは、 そのディスプレイに表示している画面データ及び実行さ
れているタスクの状態を第1の履歴保存ファイルに保存
する履歴保存手段と、 前記履歴保存手段により保存される前記画面データの持
ち主であるユーザのユーザアカウントと、前記第1の履
歴保存ファイルの更新日時の管理を行う履歴画面ユーザ
管理手段とを有し、前記第2のホストコンピュータは、 前記ネットワークを構成する他のホストコンピュータに
対しユーザアカウントの問い合わせ要求を送信し、これ
に応答して前記履歴画面ユーザ管理手段が送信した前記
ユーザアカウント情報と履歴保存ファイル更新日時情報
とを受信する送受信手段と、 前記第2のホストコンピュータにログインしたユーザと
前記送受信手段で得られたユーザアカウント情報とを照
らし合わせ、ユーザアカウントが一致したホストコンピ
ュータ名又はホストコンピュータ所在を得るユーザアカ
ウント照合手段と、 前記ユーザアカウント照合手段でユーザアカウントの照
合がとれた場合に、前記送受信手段で得られた前記履歴
保存ファイル更新日時情報から最新の更新日時を調べ、
最新更新履歴を持つホストコンピュータ名又はホストコ
ンピュータ所在を得る最新履歴照合手段と、 前記最新履歴照合手段で照合がとれたのを契機に起動さ
れ、前記第1の履歴保存ファイルをファイルシステムに
第2の履歴保存ファイルとしてマウントするオートマウ
ント手段と、 前記第2の履歴保存ファイルから前記画面データ及びタ
スクの状態情報とを読み出す履歴保存ファイルアクセス
手段と、 前記履歴保存ファイルアクセス手段により読み出された
前記タスクの状態情報から同じタスクを起動させるタス
ク実行手段と、 前記タスク実行手段によるタスク起動後に、前記履歴保
存ファイルアクセス手段により読み出された前記画面デ
ータからそのディスプレイに同じ画面を表示させるディ
スプレイ表示手段とを有することを特徴とする遠隔レジ
ューム方式。 - 【請求項2】 前記オートマウント手段は、前記ディス
プレイ表示手段による画面表示後に前記第2の履歴保存
ファイルのマウントを解除することを特徴とする請求項
1記載の遠隔レジューム方式。 - 【請求項3】 前記第1のホストコンピュータの履歴保
存手段は、そのディスプレイに表示している画面データ
及び実行されているタスクの状態を第1の履歴保存ファ
イルに一定時間間隔で保存することを特徴とする請求項
1記載の遠隔レジューム方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7123472A JP2638564B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 遠隔レジューム方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7123472A JP2638564B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 遠隔レジューム方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08314824A JPH08314824A (ja) | 1996-11-29 |
JP2638564B2 true JP2638564B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14861477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7123472A Expired - Fee Related JP2638564B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 遠隔レジューム方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638564B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1044420A1 (en) | 1997-11-28 | 2000-10-18 | International Business Machines Corporation | Processing extended transactions in a client-server system |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP7123472A patent/JP2638564B2/ja not_active Expired - Fee Related
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