JP2638556B2 - プローブカードチェッカー - Google Patents
プローブカードチェッカーInfo
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- JP2638556B2 JP2638556B2 JP9525295A JP9525295A JP2638556B2 JP 2638556 B2 JP2638556 B2 JP 2638556B2 JP 9525295 A JP9525295 A JP 9525295A JP 9525295 A JP9525295 A JP 9525295A JP 2638556 B2 JP2638556 B2 JP 2638556B2
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- probe
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- Measuring Leads Or Probes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプローブカードチェッカ
ーに関し、特に半導体装置の検査に用いるプローカード
のチェック装置に関する。
ーに関し、特に半導体装置の検査に用いるプローカード
のチェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置の電気的検査工程に
おいては、複数のプローブ針(接触針)を備えたプロー
ブカードが用いられている。しかし、このプローブカー
ドが不良であると、半導体装置そのものの検査ができな
いことになる。従って、このプローブカードの良否を判
定する検査装置としてのチェッカーが必要になる。
おいては、複数のプローブ針(接触針)を備えたプロー
ブカードが用いられている。しかし、このプローブカー
ドが不良であると、半導体装置そのものの検査ができな
いことになる。従って、このプローブカードの良否を判
定する検査装置としてのチェッカーが必要になる。
【0003】かかるプローブカードの良否を判定するチ
ェッカーの検査項目としては、プローブ針の接触高さ位
置、高さ位置の均一性、プローブ針の平面方向の位置、
プローブ針先端と他金属との間の接触抵抗値、プローブ
針間あるいはカードのパターン間のリークおよびショー
ト状態、プローブ針の針圧値などがある。通常、チェッ
カーでは、これらの検査項目の全部または必要とする一
部を行っている。
ェッカーの検査項目としては、プローブ針の接触高さ位
置、高さ位置の均一性、プローブ針の平面方向の位置、
プローブ針先端と他金属との間の接触抵抗値、プローブ
針間あるいはカードのパターン間のリークおよびショー
ト状態、プローブ針の針圧値などがある。通常、チェッ
カーでは、これらの検査項目の全部または必要とする一
部を行っている。
【0004】図3はかかる従来の一例を示すプローブカ
ードチェッカーの構成図である。図3に示すように、こ
のプローブカードチェッカーは、複数のプローブ針4を
備えたプローブカード3を下向きに保持するためのマザ
ーボード12と、このマザーボード12の下側に対抗し
て位置するとともに上下方向(Z軸方向)に昇降可能な
ステージ1と、このステージ1上に固定された円盤状の
金属材からなるプローブ接触トップ2と、マザーボード
12およびプローブ接触トップ2にケーブル7を介して
接続される表示部5および接触判定を行う判定部6とを
備えている。
ードチェッカーの構成図である。図3に示すように、こ
のプローブカードチェッカーは、複数のプローブ針4を
備えたプローブカード3を下向きに保持するためのマザ
ーボード12と、このマザーボード12の下側に対抗し
て位置するとともに上下方向(Z軸方向)に昇降可能な
ステージ1と、このステージ1上に固定された円盤状の
金属材からなるプローブ接触トップ2と、マザーボード
12およびプローブ接触トップ2にケーブル7を介して
接続される表示部5および接触判定を行う判定部6とを
備えている。
【0005】かかるチェッカーにおいては、ステージ1
の上方でプローブカード3をマザーボード12に水平に
取付けた後、プローブカード3とはコネクタ(図示省
略)で接続しているマザーボード12からコネクタ付き
ケオーブル7を介して接触判定部6の接地ソケットAに
接続する一方、ステージ1の上面に固定されたプローブ
接触トップ2からもケーブル7を介して接触判定部6の
接地ソケットBに接続する。
の上方でプローブカード3をマザーボード12に水平に
取付けた後、プローブカード3とはコネクタ(図示省
略)で接続しているマザーボード12からコネクタ付き
ケオーブル7を介して接触判定部6の接地ソケットAに
接続する一方、ステージ1の上面に固定されたプローブ
接触トップ2からもケーブル7を介して接触判定部6の
接地ソケットBに接続する。
【0006】ついで、このセット状態からステージ1と
ともにプローブ接触トップ2を上方(Z軸方向)に、例
えば1μmのピッチで上昇させて行く。これにより、プ
ローブカード3の中央に形成した孔(図示省略)に臨ん
で放射状に配設してある複数本のプローブ針4がプロー
ブ接触トップ2の表面に接触し、その接触したプローブ
針4に対応した番号または記号を接触判定部6と一体に
設けられた表示部5に表示する。なお、この表示はラン
プ点灯でもよい。
ともにプローブ接触トップ2を上方(Z軸方向)に、例
えば1μmのピッチで上昇させて行く。これにより、プ
ローブカード3の中央に形成した孔(図示省略)に臨ん
で放射状に配設してある複数本のプローブ針4がプロー
ブ接触トップ2の表面に接触し、その接触したプローブ
針4に対応した番号または記号を接触判定部6と一体に
設けられた表示部5に表示する。なお、この表示はラン
プ点灯でもよい。
【0007】さらに、全部のプローブ針4に対応する表
示番号または記号の表示もしくはランプの点灯があるま
で、プローブ接触トップ2を所定ピッチ毎に間欠的に上
昇させて行く。これにより、プローブカード3における
各プローブ針4の接触高さ位置、高さ位置の均一性、プ
ローブ針の平面方向の位置、接触抵抗値、針圧などを検
査する。
示番号または記号の表示もしくはランプの点灯があるま
で、プローブ接触トップ2を所定ピッチ毎に間欠的に上
昇させて行く。これにより、プローブカード3における
各プローブ針4の接触高さ位置、高さ位置の均一性、プ
ローブ針の平面方向の位置、接触抵抗値、針圧などを検
査する。
【0008】また、プローブ針間あるいはカードのパタ
ーン間のリークおよびショート検査に関しては、プロー
ブ接触トップ2とプローブ針4を接触させずに接触抵抗
測定と同様の判定を行う。すなわち、リークもしくはシ
ョートしているプローブ針4またはプローブカードパタ
ーンに関しては、閉会路が形成されるため、その対応す
る番号または記号の表示あるいはランプが点灯されるの
で、直ちに検査することができる。
ーン間のリークおよびショート検査に関しては、プロー
ブ接触トップ2とプローブ針4を接触させずに接触抵抗
測定と同様の判定を行う。すなわち、リークもしくはシ
ョートしているプローブ針4またはプローブカードパタ
ーンに関しては、閉会路が形成されるため、その対応す
る番号または記号の表示あるいはランプが点灯されるの
で、直ちに検査することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプロー
ブカードチェッカーは、プローブ針の接触高さ位置およ
び高さ位置の均一性と各針の接触抵抗値、または接触高
さ位置および高さ位置の均一性と各針の針圧を同一のチ
ェッカーで測定することはできるが、接触抵抗値と針圧
を同一のチェッカーで測定することはできない。
ブカードチェッカーは、プローブ針の接触高さ位置およ
び高さ位置の均一性と各針の接触抵抗値、または接触高
さ位置および高さ位置の均一性と各針の針圧を同一のチ
ェッカーで測定することはできるが、接触抵抗値と針圧
を同一のチェッカーで測定することはできない。
【0010】すなわち、針圧測定は或るプローブ針1本
を単に接触させたときの針圧を測定するというものであ
り、他の針と同時に接触面に接触させたときの或る針1
本の針圧を測定するというものではない。要するに、他
の針の影響を受けたときの針圧を測定することはできな
い。
を単に接触させたときの針圧を測定するというものであ
り、他の針と同時に接触面に接触させたときの或る針1
本の針圧を測定するというものではない。要するに、他
の針の影響を受けたときの針圧を測定することはできな
い。
【0011】従って、上述した接触抵抗値と針圧という
2つの検査項目を同一のチェッカーで測定しようとして
も、接触抵抗値が基準値を見たさない場合、その原因が
針先端の汚れによるものなのか、接触高さ位置および高
さ位置の均一性の悪さによるものなのか、針全部が接触
面に接したときの針圧の少なさによるものなのかを追求
することが困難となり、プローブカードの修理に支障を
きたすというという欠点がある。
2つの検査項目を同一のチェッカーで測定しようとして
も、接触抵抗値が基準値を見たさない場合、その原因が
針先端の汚れによるものなのか、接触高さ位置および高
さ位置の均一性の悪さによるものなのか、針全部が接触
面に接したときの針圧の少なさによるものなのかを追求
することが困難となり、プローブカードの修理に支障を
きたすというという欠点がある。
【0012】本発明の目的は、かかる接触抵抗値や針圧
を同一の装置でチェックできるようにし、不良解析時間
を短縮するとともに、プローブカードの不良原因を明確
にすることのできるプローブカードチェッカーを提供す
ることにある。
を同一の装置でチェックできるようにし、不良解析時間
を短縮するとともに、プローブカードの不良原因を明確
にすることのできるプローブカードチェッカーを提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のプローブカード
チェッカーは、複数のプローブ針を備えたプローブカー
ドを保持するマザーボードと、前記マザーボードに対向
して位置するとともに上下および左右方向に移動可能な
ステージと、前記ステージ上に固定された円盤状の金属
材からなり且つダイヤフラム部を備えた圧力センサを表
面が同一の高さになるように埋め込んでなるプローブ接
触トップと、前記圧力センサに接続される圧力測定部
と、前記ステージを可動させるための制御を行うステー
ジ制御部と、表示部を備えるとともに前記マザーボード
および前記プローブ接触トップにケーブルを介して接続
される接触判定部とを有して構成される。
チェッカーは、複数のプローブ針を備えたプローブカー
ドを保持するマザーボードと、前記マザーボードに対向
して位置するとともに上下および左右方向に移動可能な
ステージと、前記ステージ上に固定された円盤状の金属
材からなり且つダイヤフラム部を備えた圧力センサを表
面が同一の高さになるように埋め込んでなるプローブ接
触トップと、前記圧力センサに接続される圧力測定部
と、前記ステージを可動させるための制御を行うステー
ジ制御部と、表示部を備えるとともに前記マザーボード
および前記プローブ接触トップにケーブルを介して接続
される接触判定部とを有して構成される。
【0014】また、本発明のチェッカーにおける圧力セ
ンサは、前記プローブカードの前記プローブ針が前記ダ
イヤフラム部に接触したときに針圧を検出するととも
に、前記接触判定部で接触抵抗値を判定するように構成
される。
ンサは、前記プローブカードの前記プローブ針が前記ダ
イヤフラム部に接触したときに針圧を検出するととも
に、前記接触判定部で接触抵抗値を判定するように構成
される。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示すプローブカ
ードチェッカーの構成図である。図1に示すように、本
実施例はマザーボード12に複数のプローブ針4を備え
たプローブカード3を下向きに保持し、このマザーボー
ド12の下側に対向して上下(Z軸)および左右(XY
軸)方向に移動可能なステージ1を配置する。このステ
ージ1はステージ制御部11により可動制御され、その
上部には円盤状の金属材からなるプローブ接触トップ2
が固定される。しかも、プローブ接触トップ2はダイヤ
フラム部8を備えた圧力センサ9を埋め込んでおり、そ
のダイヤフラム部8の表面と接触トップ2の表面が同じ
高さになるようにしている。また、この圧力センサ9は
プローブ針4がダイヤフラム部8の表面に接触したとき
の針圧を測定するための圧力測定部10に接続されると
ともに、ケーブル7を介して接触抵抗などを測定する表
示部5を備えた接触判定部6に接続される。同様に、接
触判定部6はケーブル7を介してマザーボード12に保
持されたプローブカード3とも接続される。
て説明する。図1は本発明の一実施例を示すプローブカ
ードチェッカーの構成図である。図1に示すように、本
実施例はマザーボード12に複数のプローブ針4を備え
たプローブカード3を下向きに保持し、このマザーボー
ド12の下側に対向して上下(Z軸)および左右(XY
軸)方向に移動可能なステージ1を配置する。このステ
ージ1はステージ制御部11により可動制御され、その
上部には円盤状の金属材からなるプローブ接触トップ2
が固定される。しかも、プローブ接触トップ2はダイヤ
フラム部8を備えた圧力センサ9を埋め込んでおり、そ
のダイヤフラム部8の表面と接触トップ2の表面が同じ
高さになるようにしている。また、この圧力センサ9は
プローブ針4がダイヤフラム部8の表面に接触したとき
の針圧を測定するための圧力測定部10に接続されると
ともに、ケーブル7を介して接触抵抗などを測定する表
示部5を備えた接触判定部6に接続される。同様に、接
触判定部6はケーブル7を介してマザーボード12に保
持されたプローブカード3とも接続される。
【0016】実際の測定にあたっては、まずステージ制
御部11によりXYZ軸方向に移動可能なステージ1の
上方でプローブカード3をマザーボード12に取付ける
とともに、プローブカード3とコネクタで接続している
マザーボード12からコネクタ付きケーブル7を介して
接触判定部6の接地ソケットAに接続する。同様に、接
触トップ2からケーブル7を介して接触判定部6の接地
ソケットBに接続し、検査準備状態になる。
御部11によりXYZ軸方向に移動可能なステージ1の
上方でプローブカード3をマザーボード12に取付ける
とともに、プローブカード3とコネクタで接続している
マザーボード12からコネクタ付きケーブル7を介して
接触判定部6の接地ソケットAに接続する。同様に、接
触トップ2からケーブル7を介して接触判定部6の接地
ソケットBに接続し、検査準備状態になる。
【0017】ついで、ステージ1の上面に設けた接触ト
ップ2の中に圧力センサ9を埋め込み、ダイヤフラム部
8の上面が接触トップ2の上面と同じ高さになるように
設置するとともに、圧力センサ9と圧力測定部10とを
接続する。なお、ダイヤフラム部8の上面の露出形状
は、プローブ針4のピッチに合わせて可変できるよう
に、接触トップ2の開口部の大きさが異なるスペアを用
意しておくか、あるいは開口部を可変できるようなシャ
ッター機構の接触トップにしておく。
ップ2の中に圧力センサ9を埋め込み、ダイヤフラム部
8の上面が接触トップ2の上面と同じ高さになるように
設置するとともに、圧力センサ9と圧力測定部10とを
接続する。なお、ダイヤフラム部8の上面の露出形状
は、プローブ針4のピッチに合わせて可変できるよう
に、接触トップ2の開口部の大きさが異なるスペアを用
意しておくか、あるいは開口部を可変できるようなシャ
ッター機構の接触トップにしておく。
【0018】この状態でステージ1を制御し、プローブ
接触トップ2をステージ1とともにZ軸方向に上昇させ
ていく。しかる後、コンピュータによる検査フローに基
いて各種の検査パターンを実行する。
接触トップ2をステージ1とともにZ軸方向に上昇させ
ていく。しかる後、コンピュータによる検査フローに基
いて各種の検査パターンを実行する。
【0019】図2は図1に示すステージとプローブ接触
トップの拡大斜視図である。図2に示すように、プロー
ブ接触針4はプローブ接触トップ2に埋め込む圧力セン
サ9の表面であるダイヤフラム部8に接触するまで上昇
すると、このときダイヤフラム部8に接触してない他の
プローブ接触針4はプローブ接触トップ2の上面と接触
する。
トップの拡大斜視図である。図2に示すように、プロー
ブ接触針4はプローブ接触トップ2に埋め込む圧力セン
サ9の表面であるダイヤフラム部8に接触するまで上昇
すると、このときダイヤフラム部8に接触してない他の
プローブ接触針4はプローブ接触トップ2の上面と接触
する。
【0020】ここで、詳細な検査パターンについて2つ
説明する。まず、第1のパターン例としては、上述した
セット状態からステージ1とともにプローブ接触トップ
2をZ軸方向に上昇させていく。このとき、プローブ針
4が接触トップ2の圧力センサ9上に接触しないように
ステージ1を制御し、従来通りの接触高さ位置および高
さ位置の均一性について測定する。
説明する。まず、第1のパターン例としては、上述した
セット状態からステージ1とともにプローブ接触トップ
2をZ軸方向に上昇させていく。このとき、プローブ針
4が接触トップ2の圧力センサ9上に接触しないように
ステージ1を制御し、従来通りの接触高さ位置および高
さ位置の均一性について測定する。
【0021】ついで、接触判定部6であらかじめ設定し
ておいた接触抵抗基準値と比較して各針の合否を判定
し、表示部5に表示する。このとき、同時に否となった
針の番号が検査統括用のコンピュータ(ここでは、図示
省略)に送出される。
ておいた接触抵抗基準値と比較して各針の合否を判定
し、表示部5に表示する。このとき、同時に否となった
針の番号が検査統括用のコンピュータ(ここでは、図示
省略)に送出される。
【0022】さらに、ステージ1は接触トップ2ととも
に、一旦プローブ針4のいずれとも接触しない状態まで
下降する。
に、一旦プローブ針4のいずれとも接触しない状態まで
下降する。
【0023】しかる後、ステージ制御部11へあらかじ
め入力しておいた各針の座標位置のうち、否となったプ
ローブ針4の座標位置の下に圧力センサ9のダイヤフラ
ム部8がくるようにステージ1を移動させ、否となった
プローブ針4の先端とダイヤフラム部8が接触するまで
ステージ1を上昇させる。
め入力しておいた各針の座標位置のうち、否となったプ
ローブ針4の座標位置の下に圧力センサ9のダイヤフラ
ム部8がくるようにステージ1を移動させ、否となった
プローブ針4の先端とダイヤフラム部8が接触するまで
ステージ1を上昇させる。
【0024】次に、接触した高さ位置から予め設定され
た高さ、例えば50μmだけ圧力センサ9を上昇させ、
この設定高さにおける圧力センサ9の圧力、すなわち否
となったプローブ針4の針圧を検査する。このときの針
圧は、他の針のステージ1に対する反作用の力が影響し
ており、実際の針圧とほぼ同じ値を得ることができ、前
述した従来例における1本のみで針圧検査する場合と比
較して精度が高くなる。この際、否となった針が2本以
上存在するときは、前述の検査を同様に繰返し行う。
た高さ、例えば50μmだけ圧力センサ9を上昇させ、
この設定高さにおける圧力センサ9の圧力、すなわち否
となったプローブ針4の針圧を検査する。このときの針
圧は、他の針のステージ1に対する反作用の力が影響し
ており、実際の針圧とほぼ同じ値を得ることができ、前
述した従来例における1本のみで針圧検査する場合と比
較して精度が高くなる。この際、否となった針が2本以
上存在するときは、前述の検査を同様に繰返し行う。
【0025】以上の順で検査することにより、接触抵抗
値で不合格となったプローブ針4の不合格原因が接触高
さ位置によるものか、針圧によるものか、あるいは針先
端の汚れによるものかを判断するデータが得られる。
値で不合格となったプローブ針4の不合格原因が接触高
さ位置によるものか、針圧によるものか、あるいは針先
端の汚れによるものかを判断するデータが得られる。
【0026】一方、第2のパターン例としては、ステー
ジ制御部11へ予め入力しておいた各針の座標位置に対
してダイヤフラム部8を移動させた後、プローブ針4の
先端とダイヤフラム部8が接触するようにステージ1を
上昇させる。ついで、接触した高さ位置から予め設定さ
れた高さ、例えば50μmだけ圧力センサ9を上昇さ
せ、この設定高さにおける圧力センサ9の圧力、つまり
プローブ針4の針圧を検査する。同時に、ダイヤフラム
部8に接触した針以外の針の接触抵抗値を測定する。
ジ制御部11へ予め入力しておいた各針の座標位置に対
してダイヤフラム部8を移動させた後、プローブ針4の
先端とダイヤフラム部8が接触するようにステージ1を
上昇させる。ついで、接触した高さ位置から予め設定さ
れた高さ、例えば50μmだけ圧力センサ9を上昇さ
せ、この設定高さにおける圧力センサ9の圧力、つまり
プローブ針4の針圧を検査する。同時に、ダイヤフラム
部8に接触した針以外の針の接触抵抗値を測定する。
【0027】以下、ダイヤフラム部8に接触させる針を
順に変えていき、同様の検査を繰返す。
順に変えていき、同様の検査を繰返す。
【0028】かかる検査パターンでは、各針の針圧と
(針の本数−1)の数の接触抵抗値がデータとして得ら
れる。また、接触抵抗値としては、複数回接触させたと
きの変動を見ることにより、より精度が向上する。
(針の本数−1)の数の接触抵抗値がデータとして得ら
れる。また、接触抵抗値としては、複数回接触させたと
きの変動を見ることにより、より精度が向上する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプローブ
カードチェッカーは、XYZ軸方向に移動可能なステー
ジ上のプローブ接触トップに圧力センサを埋め込むこと
により、プローブ針の接触高さ位置と平面方向の位置の
検査、ならびに接触高さ位置から所定の高さだけ圧力セ
ンサを上昇させたときの他の針のステージに対する反作
用の力の影響を受けたときの針圧と接触抵抗値の測定を
同一の装置で実現でき、プローブカードの不良原因を明
確にすることができるという効果がある。
カードチェッカーは、XYZ軸方向に移動可能なステー
ジ上のプローブ接触トップに圧力センサを埋め込むこと
により、プローブ針の接触高さ位置と平面方向の位置の
検査、ならびに接触高さ位置から所定の高さだけ圧力セ
ンサを上昇させたときの他の針のステージに対する反作
用の力の影響を受けたときの針圧と接触抵抗値の測定を
同一の装置で実現でき、プローブカードの不良原因を明
確にすることができるという効果がある。
【0030】また、本発明は針圧と接触抵抗値を1台の
装置で検査することができるので、真の不良原因を解明
する際の解析時間を短縮できるとともに、設備も低減す
ることができるという効果がある。
装置で検査することができるので、真の不良原因を解明
する際の解析時間を短縮できるとともに、設備も低減す
ることができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すプローブカードチェッ
カーの構成図である。
カーの構成図である。
【図2】図1に示すステージとプローブ接触トップの拡
大斜視図である。
大斜視図である。
【図3】従来の一例を示すプローブカードチェッカーの
構成図である。
構成図である。
1 ステージ 2 プローブ接触トップ 3 プローブカード 4 プローブ針 5 表示部 6 判定部 8 ダイヤフラム部 9 圧力センサ 10 圧力計測部 11 ステージ制御部 12 マザーボード
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のプローブ針を備えたプローブカー
ドを保持するマザーボードと、前記マザーボードに対向
して位置するとともに上下および左右方向に移動可能な
ステージと、前記ステージ上に固定された円盤状の金属
材からなり且つダイヤフラム部を備えた圧力センサを表
面が同一の高さになるように埋め込んでなるプローブ接
触トップと、前記圧力センサに接続される圧力測定部
と、前記ステージを可動させるための制御を行うステー
ジ制御部と、表示部を備えるとともに前記マザーボード
および前記プローブ接触トップにケーブルを介して接続
される接触判定部とを有することを特徴とするプローブ
カードチェッカー。 - 【請求項2】 前記圧力センサは、前記プローブカード
の前記プローブ針が前記ダイヤフラム部に接触したとき
に針圧を検出するとともに、前記接触判定部で接触抵抗
値を判定する請求項1記載のプローブカードチェッカ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9525295A JP2638556B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | プローブカードチェッカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9525295A JP2638556B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | プローブカードチェッカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08292210A JPH08292210A (ja) | 1996-11-05 |
JP2638556B2 true JP2638556B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14132573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9525295A Expired - Lifetime JP2638556B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | プローブカードチェッカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638556B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5098417B2 (ja) * | 2007-04-26 | 2012-12-12 | 株式会社ニコン | 位置精度測定装置 |
JP5391130B2 (ja) * | 2010-04-05 | 2014-01-15 | 株式会社日本マイクロニクス | プローブカードの検査装置 |
JP5462060B2 (ja) * | 2010-04-16 | 2014-04-02 | 株式会社日本マイクロニクス | 圧力感知装置及びこれを用いるプローブカードの検査装置 |
CN103135022B (zh) * | 2011-11-23 | 2016-01-20 | 上海华虹宏力半导体制造有限公司 | 在测试程序中自动检测探针卡接触特性的方法 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP9525295A patent/JP2638556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08292210A (ja) | 1996-11-05 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970318 |