JP2634288B2 - 水生動物収容容器 - Google Patents
水生動物収容容器Info
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- JP2634288B2 JP2634288B2 JP2094084A JP9408490A JP2634288B2 JP 2634288 B2 JP2634288 B2 JP 2634288B2 JP 2094084 A JP2094084 A JP 2094084A JP 9408490 A JP9408490 A JP 9408490A JP 2634288 B2 JP2634288 B2 JP 2634288B2
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- Japan
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- container
- fish
- water
- oxygen
- air
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は魚貝類等の水生動物の畜養、輸送に供する収
容容器に関する。
容容器に関する。
従来、魚貝類等の水生動物を蓄養したり、輸送したり
する容器には第10図及び第11図に示すような構成のもの
があった。
する容器には第10図及び第11図に示すような構成のもの
があった。
即ち、従来の容器は、水流は水平方向に流れることが
自然の状態に近いとの考えに立ち、魚も水平に泳ぐべき
との前提からこれに応じた構造をなしていた。
自然の状態に近いとの考えに立ち、魚も水平に泳ぐべき
との前提からこれに応じた構造をなしていた。
第10図は畜用、輸送の両用に用いられる容器を示し、
魚10に必要な酸素を供給する酸素源(空気ブロワーや酸
素ガスボンベ)3より空気や酸素を水中に導びき、水中
に気泡状に溶入させる端部つまり散気部4を有する最も
一般的な容器で魚01は箱本体1やふた2(ないものもあ
る)により囲われた水中で水平に位置し、鰓5呼吸によ
り前方より水を吸引し、鰓5により水中の酸素を体内に
とりこむ。その際、鰓5の他にも胸びれ6や尻びれ7を
動かして水の流れを魚01の運動により作り出す。その理
由は底生魚は鰓のみで呼吸可能であるが遊泳魚は、酸素
消費量が大きいため遊泳し水流が大量に鰓に流入しなけ
れば酸素欠乏をおこす危険性があるからである。このた
め、水槽は一般に魚が自由行動する余地を残しておく必
要があり、水量に比し魚量は5〜10%程度を限度として
いた。
魚10に必要な酸素を供給する酸素源(空気ブロワーや酸
素ガスボンベ)3より空気や酸素を水中に導びき、水中
に気泡状に溶入させる端部つまり散気部4を有する最も
一般的な容器で魚01は箱本体1やふた2(ないものもあ
る)により囲われた水中で水平に位置し、鰓5呼吸によ
り前方より水を吸引し、鰓5により水中の酸素を体内に
とりこむ。その際、鰓5の他にも胸びれ6や尻びれ7を
動かして水の流れを魚01の運動により作り出す。その理
由は底生魚は鰓のみで呼吸可能であるが遊泳魚は、酸素
消費量が大きいため遊泳し水流が大量に鰓に流入しなけ
れば酸素欠乏をおこす危険性があるからである。このた
め、水槽は一般に魚が自由行動する余地を残しておく必
要があり、水量に比し魚量は5〜10%程度を限度として
いた。
次に第11図は輸送用に用いられる容器でプラスチック
袋8により酸素ガス9を密閉し、主として、底生魚(ヒ
ラメ、カレイ、ウナギ等)に用いられる。酸素ガス9と
の接触水面を、大きくとるため輸送時、水の動揺が著し
く遊泳魚の収容は困難である。底生魚については底面に
はりつくので、上方の空間が利用できないというデメリ
ットがある。
袋8により酸素ガス9を密閉し、主として、底生魚(ヒ
ラメ、カレイ、ウナギ等)に用いられる。酸素ガス9と
の接触水面を、大きくとるため輸送時、水の動揺が著し
く遊泳魚の収容は困難である。底生魚については底面に
はりつくので、上方の空間が利用できないというデメリ
ットがある。
上記従来の魚貝類等の収容容器には解決すべき次の課
題があった。
題があった。
即ち、水量に比し魚収容量が小さいため相対的に重量
が重くなった。これは、魚の遊泳行動による鰓呼吸に期
待するため行動スペースを広くとる必要があるためで従
来の容器では止むを得なかった。
が重くなった。これは、魚の遊泳行動による鰓呼吸に期
待するため行動スペースを広くとる必要があるためで従
来の容器では止むを得なかった。
また、魚の遊泳に必要な水面積が必要なため相対的に
水面が広くなり、水の揺れが著しく、魚が損傷したり、
疲弊したりしやすかった。
水面が広くなり、水の揺れが著しく、魚が損傷したり、
疲弊したりしやすかった。
また、深さに比して容器が広い(水面積が大きい)た
め水が円滑に循環せず、かつ、水槽コーナー部で水平流
による渦が生じ、酸素を含んだ水と酸欠水とが十分に置
換されず、魚が死に易いという不具合もあった。
め水が円滑に循環せず、かつ、水槽コーナー部で水平流
による渦が生じ、酸素を含んだ水と酸欠水とが十分に置
換されず、魚が死に易いという不具合もあった。
本発明は上記課題の解決手段として、魚貝類等の水生
動物を畜養ないしは生きた状態で輸送する収容容器にお
いて、上記魚類を垂直方向に拘束保持する拘束手段と、
上記収容容器の下部に設けられた酸素供給手段とを具備
してなることを特徴とする水生動物収容容器を提供しよ
うとするものである。
動物を畜養ないしは生きた状態で輸送する収容容器にお
いて、上記魚類を垂直方向に拘束保持する拘束手段と、
上記収容容器の下部に設けられた酸素供給手段とを具備
してなることを特徴とする水生動物収容容器を提供しよ
うとするものである。
本発明は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。
る。
即ち、収容容器内に、拘束手段によって垂直方向に魚
類を拘束保持し、収容容器の下部に設けた酸素供給手段
によって、拘束保持した魚類に酸素を供給するので、魚
類は常に酸素が豊富に溶解された水流内にあり、水の溶
存酸素の摂取が容易で、長時間、生命を維持できる。
類を拘束保持し、収容容器の下部に設けた酸素供給手段
によって、拘束保持した魚類に酸素を供給するので、魚
類は常に酸素が豊富に溶解された水流内にあり、水の溶
存酸素の摂取が容易で、長時間、生命を維持できる。
また、魚類は、垂直方向に拘束保持するので、魚等は
身動きができず、従って、無駄な疲労を生ぜず、酸素摂
取量も減るので、これに相応して長時間、生命を保つこ
とができる。また、身動きできないことにより、表皮等
が損傷されることなく、美麗さが維持される。
身動きができず、従って、無駄な疲労を生ぜず、酸素摂
取量も減るので、これに相応して長時間、生命を保つこ
とができる。また、身動きできないことにより、表皮等
が損傷されることなく、美麗さが維持される。
また、魚類は垂直方向に拘束されるので、狭小なスペ
ースに大量収容でき、スペース効率が高まる。
ースに大量収容でき、スペース効率が高まる。
また、酸素供給手段を収容容器の下部に設けたので、
気体状の酸素の供給によって、水流は収容容器内を下か
ら上にむかって発生する、いわゆる、気泡の上昇に伴う
随伴流が得られるため、格別の水流発生装置を設けなく
ても済み、かつ、水流には多量の酸素が溶解し、魚類を
賦活する溶存酸素濃度の高い水流が同時に得られる。
気体状の酸素の供給によって、水流は収容容器内を下か
ら上にむかって発生する、いわゆる、気泡の上昇に伴う
随伴流が得られるため、格別の水流発生装置を設けなく
ても済み、かつ、水流には多量の酸素が溶解し、魚類を
賦活する溶存酸素濃度の高い水流が同時に得られる。
本発明の第1実施例を第1図により説明する。なお、
従来例と同様の部材には同符号を付し、説明を省略す
る。
従来例と同様の部材には同符号を付し、説明を省略す
る。
図において、魚01を拘束する拘束手段としての容器11
は、筒形をなし、断面は魚01の形状にあわせ矩形、円
形、楕円、長円、三角形等所望の形状をなしている。容
器11の材質は、プラスチック、金属、木材等よりなり、
水密に保たれ、必要に応じ断熱材料が用いられることも
ある。酸素供給手段を構成する酸素源3には空気ブロワ
ー(又は酸素ボンベ)等が用いられ、容器11の底部に設
ける酸素源3とともに酸素供給手段を構成する散気部4
にはエアーストーン(多孔質材料)等が用いられてホー
ス10により酸素源3から空気又は酸素を送る。ホース10
の通り道は容器11壁内、水中、容器11外のいずれでもよ
い。なお、酸素供給源としては、酸素源3、散気部4及
びホース10の代わりに酸素発生剤13を用いてもよい。図
では両方を示してある。なお、図中16は気泡を、12はホ
ース10のホース接続具を各々示す。
は、筒形をなし、断面は魚01の形状にあわせ矩形、円
形、楕円、長円、三角形等所望の形状をなしている。容
器11の材質は、プラスチック、金属、木材等よりなり、
水密に保たれ、必要に応じ断熱材料が用いられることも
ある。酸素供給手段を構成する酸素源3には空気ブロワ
ー(又は酸素ボンベ)等が用いられ、容器11の底部に設
ける酸素源3とともに酸素供給手段を構成する散気部4
にはエアーストーン(多孔質材料)等が用いられてホー
ス10により酸素源3から空気又は酸素を送る。ホース10
の通り道は容器11壁内、水中、容器11外のいずれでもよ
い。なお、酸素供給源としては、酸素源3、散気部4及
びホース10の代わりに酸素発生剤13を用いてもよい。図
では両方を示してある。なお、図中16は気泡を、12はホ
ース10のホース接続具を各々示す。
次に上記構成の作用について説明する。酸素源3より
送られた空気または酸素は散気部4より、或は酸素が酸
素発生剤13より気泡16となって発生し、浮力により上昇
流をおこし、頭を下方にして、垂直方向に拘束された魚
01の鰓呼吸を助ける。即ち、魚01の鰓近傍を常に溶存酸
素濃度の高い水流が通過し、魚01を賦活する。14は保冷
剤で、保冷剤14(氷でも可)を用いると容器11内を低水
温に維持できるので魚01の沈静化に効果がある。
送られた空気または酸素は散気部4より、或は酸素が酸
素発生剤13より気泡16となって発生し、浮力により上昇
流をおこし、頭を下方にして、垂直方向に拘束された魚
01の鰓呼吸を助ける。即ち、魚01の鰓近傍を常に溶存酸
素濃度の高い水流が通過し、魚01を賦活する。14は保冷
剤で、保冷剤14(氷でも可)を用いると容器11内を低水
温に維持できるので魚01の沈静化に効果がある。
その他、本実施例によれば容器11内の水面積が小さい
ので水が動揺しにくく、魚01が疲弊、損傷しにくいとい
う利点がある。また、容器11の一部に明かりとり又は点
光源15を設けたので、魚種によっては沈静効果がある。
因みに光の色は青又は緑色光が好ましい。
ので水が動揺しにくく、魚01が疲弊、損傷しにくいとい
う利点がある。また、容器11の一部に明かりとり又は点
光源15を設けたので、魚種によっては沈静効果がある。
因みに光の色は青又は緑色光が好ましい。
次に本発明の第2実施例を第2図により説明する。な
お、第一実施例と同様部材には同符号を付し、説明を省
略する。以降、各実施例についても同様とする。
お、第一実施例と同様部材には同符号を付し、説明を省
略する。以降、各実施例についても同様とする。
第2図において、容器11の下方には水流の底面出口19
および側面出口20が設けられており、それらの各々は図
示のように送水パイプ23a,23bによって容器11の上方に
連通され、送水パイプ23aの中途には水を循環させるた
めのポンプ等移送装置18が水浄化用のフィルタ17と直列
に介装され、送水パイプ23bの中途には水流加勢ポンプ2
4が介装されている。容器11の上部は容器ふた21が固縛
金具21cによって水密状に閉じており、容器ふた21には
魚01の排泄する、排泄ガスや汚れた泡を排出するための
空気抜きパイプ22が設けられている。
および側面出口20が設けられており、それらの各々は図
示のように送水パイプ23a,23bによって容器11の上方に
連通され、送水パイプ23aの中途には水を循環させるた
めのポンプ等移送装置18が水浄化用のフィルタ17と直列
に介装され、送水パイプ23bの中途には水流加勢ポンプ2
4が介装されている。容器11の上部は容器ふた21が固縛
金具21cによって水密状に閉じており、容器ふた21には
魚01の排泄する、排泄ガスや汚れた泡を排出するための
空気抜きパイプ22が設けられている。
次に上記構成の作用について説明する。ポンプ等移送
装置18を運転すると容器11と送水パイプ23aとが水流の
環路を形成して矢印の向きに底面出口19から魚01の頭部
近傍に水の噴流が生じ、水流は魚01の全周を通過して上
方に至り、送水パイプ23aに吸込まれてフィルタ17で不
浄物を過され再び底面出口19から噴き出すことを繰返
す。従って、魚01は単に鰓呼吸をするのみで、泳いでい
る場合と同様の水流に鰓を曝すことができ、十分な酸素
摂取が保証されるので長く生命を維持することができ
る。
装置18を運転すると容器11と送水パイプ23aとが水流の
環路を形成して矢印の向きに底面出口19から魚01の頭部
近傍に水の噴流が生じ、水流は魚01の全周を通過して上
方に至り、送水パイプ23aに吸込まれてフィルタ17で不
浄物を過され再び底面出口19から噴き出すことを繰返
す。従って、魚01は単に鰓呼吸をするのみで、泳いでい
る場合と同様の水流に鰓を曝すことができ、十分な酸素
摂取が保証されるので長く生命を維持することができ
る。
魚01の収容初期、魚01を容器11に慣らすため、水流加
勢ポンプ24を運転すると送水パイプ23bと容器11とに水
流の環路が形成され、ポンプ等移送装置18の形成する水
流と重畳して容器11内には下から上へと強い水流が生じ
るため、魚はこれに抗して泳ごうとすることに全力を費
し、環境の変化に対する抵抗感が薄らいで魚01が沈静化
するという効果がある。
勢ポンプ24を運転すると送水パイプ23bと容器11とに水
流の環路が形成され、ポンプ等移送装置18の形成する水
流と重畳して容器11内には下から上へと強い水流が生じ
るため、魚はこれに抗して泳ごうとすることに全力を費
し、環境の変化に対する抵抗感が薄らいで魚01が沈静化
するという効果がある。
本実施例の場合、容器ふた21によって上方が密閉され
ているので容器11を横置きとすることもできるという利
点もある。
ているので容器11を横置きとすることもできるという利
点もある。
次に本発明の第3実施例を第3図により説明する。本
実施例は容器11の内周にスポンジ状等の柔軟な保護材を
内張して魚01を保護することを目的の一つにするもの
で、図において容器11の内周面にはスポンジ状または柔
軟な材質のプラスチック、ゴム等によりなる内面保護材
26が内張されており、容器11の底部はヒンジ33によって
開閉可能な容器底ふた32によって密閉されており、その
内側は上記保護材26と類似の端部保護材25が厚く内張さ
れている。容器底ふた32の中央には外部下方から内部に
むかって逆止弁30が設けられており、酸素源3より連通
されたホース35より分岐したホース枝管31が外部へ着脱
可能に連結されている。即ち、ホース枝管31が連結され
た場合は第3図(b)にその縦断面を示すように逆止弁
30の内部の球状の栓36をホース枝管31が押し上げて空気
ないしは酸素を容器11内に吹き込み、ホース枝管31を抜
去した場合は第3図(c)に示すように栓36が容器11内
の水を逆止して漏れ止めする。なお、逆止弁30の上端に
は散気部4が設けられ、気泡を発生する。容器11の上部
は上下に2重の容器状をなす容器ふた21aによって閉ざ
されており、容器ふた21aの中央には上部近傍に側孔と
して泡通路28aを有し、上端が塞がれ、下端は容器11内
にむかって開放した泡管28が設けられている。容器ふた
21aの天井、即ち外掩には泡管28を外れた位置に、上記
泡通路28aを潜った泡の空気が出てゆくための空気出口2
9が穿設されている。2重の容器ふた21a内には消泡剤を
しみこませた消泡マット27が充填されており、容器11内
の水面上に発生した汚れ泡が泡管28、泡通路28aを通っ
て消泡マット27に触れると、泡は消泡剤によって液化
し、中の空気(または酸素)のみが空気出口29から出て
ゆき、汚れた泡は容器11の外へ排出されないよう構成さ
れている。
実施例は容器11の内周にスポンジ状等の柔軟な保護材を
内張して魚01を保護することを目的の一つにするもの
で、図において容器11の内周面にはスポンジ状または柔
軟な材質のプラスチック、ゴム等によりなる内面保護材
26が内張されており、容器11の底部はヒンジ33によって
開閉可能な容器底ふた32によって密閉されており、その
内側は上記保護材26と類似の端部保護材25が厚く内張さ
れている。容器底ふた32の中央には外部下方から内部に
むかって逆止弁30が設けられており、酸素源3より連通
されたホース35より分岐したホース枝管31が外部へ着脱
可能に連結されている。即ち、ホース枝管31が連結され
た場合は第3図(b)にその縦断面を示すように逆止弁
30の内部の球状の栓36をホース枝管31が押し上げて空気
ないしは酸素を容器11内に吹き込み、ホース枝管31を抜
去した場合は第3図(c)に示すように栓36が容器11内
の水を逆止して漏れ止めする。なお、逆止弁30の上端に
は散気部4が設けられ、気泡を発生する。容器11の上部
は上下に2重の容器状をなす容器ふた21aによって閉ざ
されており、容器ふた21aの中央には上部近傍に側孔と
して泡通路28aを有し、上端が塞がれ、下端は容器11内
にむかって開放した泡管28が設けられている。容器ふた
21aの天井、即ち外掩には泡管28を外れた位置に、上記
泡通路28aを潜った泡の空気が出てゆくための空気出口2
9が穿設されている。2重の容器ふた21a内には消泡剤を
しみこませた消泡マット27が充填されており、容器11内
の水面上に発生した汚れ泡が泡管28、泡通路28aを通っ
て消泡マット27に触れると、泡は消泡剤によって液化
し、中の空気(または酸素)のみが空気出口29から出て
ゆき、汚れた泡は容器11の外へ排出されないよう構成さ
れている。
次に上記構成の作用について説明する。魚01が容器11
内に収容され、暴れても、内面保護材26によって側部
が、端部保護材25によって頭部がそれぞれ保護されるの
で魚01は損傷せず、かつ、容器11から受ける衝撃が小さ
く触感もソフトなので沈静化が迅速で、相応して延命効
果が高く、かつ、美麗な魚体を保つことができる。散気
部4からは空気または酸素の気泡が吹き出されて水中を
上昇するので第1実施例と同様、鰓呼吸による酸素摂取
が助長され、生命を長く維持できる。水面上に浮上した
泡は上述の通り、泡管28、泡通路28aを経て消泡マット2
7に入り、消泡された後、泡内の気体のみが空気出口29
から排出されてゆくので、泡が容器11の周囲を汚す懸念
がない。
内に収容され、暴れても、内面保護材26によって側部
が、端部保護材25によって頭部がそれぞれ保護されるの
で魚01は損傷せず、かつ、容器11から受ける衝撃が小さ
く触感もソフトなので沈静化が迅速で、相応して延命効
果が高く、かつ、美麗な魚体を保つことができる。散気
部4からは空気または酸素の気泡が吹き出されて水中を
上昇するので第1実施例と同様、鰓呼吸による酸素摂取
が助長され、生命を長く維持できる。水面上に浮上した
泡は上述の通り、泡管28、泡通路28aを経て消泡マット2
7に入り、消泡された後、泡内の気体のみが空気出口29
から排出されてゆくので、泡が容器11の周囲を汚す懸念
がない。
なお、魚01の出し入れはヒンジ33とクランプ34とによ
って開閉容易な容器底ふた32を開閉して行なってもよ
く、或は容器21aを開閉して行なってもよい。
って開閉容易な容器底ふた32を開閉して行なってもよ
く、或は容器21aを開閉して行なってもよい。
次に本発明の第4実施例を第4図により説明する。な
お、以降は冗長を避けるため、上記第1〜第3実施例と
相違する点のみについて説明する。
お、以降は冗長を避けるため、上記第1〜第3実施例と
相違する点のみについて説明する。
第4図において容器11の3内部には側面を(a)に、
平面を(b)に示すように水流ガイド壁37が立設されて
いて、その下端は容器底ふた32aの上に設けられた端部
保護材25aに当接し、上端は水面より下方に位置してい
る。容器底ふた32aは第3実施例の容器底ふた32と同様
の構成でもよいが、本実施例では蝶ナット38で容器11に
着脱する構成としてある。また、端部保護材25aも上記
端部保護材25と基本的に同様の構成であるが、端部保護
材25aの場合は第4図(a)及び第4図(c)に矢印で
示すように水が循環するための水みち40を設けた点が相
違する。
平面を(b)に示すように水流ガイド壁37が立設されて
いて、その下端は容器底ふた32aの上に設けられた端部
保護材25aに当接し、上端は水面より下方に位置してい
る。容器底ふた32aは第3実施例の容器底ふた32と同様
の構成でもよいが、本実施例では蝶ナット38で容器11に
着脱する構成としてある。また、端部保護材25aも上記
端部保護材25と基本的に同様の構成であるが、端部保護
材25aの場合は第4図(a)及び第4図(c)に矢印で
示すように水が循環するための水みち40を設けた点が相
違する。
次に上記構成の作用について説明する。図示しない酸
素源から空気または酸素が送られて来て散気部4から泡
となって出てゆくと、水流ガイド壁37内には矢印の向き
に(上方にむかって)水流が発生し、その水流は水流ガ
イド壁37の上端を越えて、水流ガイド壁37の容器11との
間を下降し、端部保護材25aの水みち40を通って還流と
なり再び上昇してゆく。このように散気部4によって水
流ガイド壁37内に常に上昇流が形成されるので、その中
に第3図と同様、魚01を収容すれば、同様の効果が得ら
れる。
素源から空気または酸素が送られて来て散気部4から泡
となって出てゆくと、水流ガイド壁37内には矢印の向き
に(上方にむかって)水流が発生し、その水流は水流ガ
イド壁37の上端を越えて、水流ガイド壁37の容器11との
間を下降し、端部保護材25aの水みち40を通って還流と
なり再び上昇してゆく。このように散気部4によって水
流ガイド壁37内に常に上昇流が形成されるので、その中
に第3図と同様、魚01を収容すれば、同様の効果が得ら
れる。
次に本発明の第5実施例を第5図により説明する。図
において、大型の水槽である箱本体1の底部近傍には指
示棚41が架けられ、その上には複数個の容器11が並べら
れている。容器11の上端は水面より下方に位置し、下端
は通気、通水可能な小穴が多数設けられて通水下端43を
形成している。容器11の載置される部位には、支持棚41
に通気、通水用の小穴が多数穿設されている。なお、支
持棚41には容器11が定位置に収まるよう容器ガイド44が
配設されている(但し、図では代表的に1個のみ示
す)。図では水流必要度の高い魚01が収容された容器11
の直下に散気部4を設け、生命力の強いゴカイ02の下に
は設けない例を示したが、それを設けるか否かは自由で
ある。
において、大型の水槽である箱本体1の底部近傍には指
示棚41が架けられ、その上には複数個の容器11が並べら
れている。容器11の上端は水面より下方に位置し、下端
は通気、通水可能な小穴が多数設けられて通水下端43を
形成している。容器11の載置される部位には、支持棚41
に通気、通水用の小穴が多数穿設されている。なお、支
持棚41には容器11が定位置に収まるよう容器ガイド44が
配設されている(但し、図では代表的に1個のみ示
す)。図では水流必要度の高い魚01が収容された容器11
の直下に散気部4を設け、生命力の強いゴカイ02の下に
は設けない例を示したが、それを設けるか否かは自由で
ある。
次に上記構成の作用について説明する。ポンプ等移送
装置18を運転し、矢印の向きに箱本体1内の水を循環さ
せると同時に散気部4より泡を発生させる。すると通水
部42、通水下端43を経て矢印の向きに水が還流する。な
お、ポンプ等移送装置18によって吸上げられた水はフィ
ルタ17で過され、送水パイプ23によって支持棚41の下
方に返され、強い還流を形成するが、散気部4によって
も還流は形成されるので、状況に応じ、ポンプ等移送装
置18の運転は水の浄化を果たすに必要な程度の間歇運転
に留めることは自由である。なお、図ではポンプ等移送
装置18の後流に水冷却器45を介装し、水を冷却して、水
の溶存酸素濃度を高め、かつ、魚01、ゴカイ02の代謝を
低める例を示したが、水冷却器45の設置を必須とするも
のではない。
装置18を運転し、矢印の向きに箱本体1内の水を循環さ
せると同時に散気部4より泡を発生させる。すると通水
部42、通水下端43を経て矢印の向きに水が還流する。な
お、ポンプ等移送装置18によって吸上げられた水はフィ
ルタ17で過され、送水パイプ23によって支持棚41の下
方に返され、強い還流を形成するが、散気部4によって
も還流は形成されるので、状況に応じ、ポンプ等移送装
置18の運転は水の浄化を果たすに必要な程度の間歇運転
に留めることは自由である。なお、図ではポンプ等移送
装置18の後流に水冷却器45を介装し、水を冷却して、水
の溶存酸素濃度を高め、かつ、魚01、ゴカイ02の代謝を
低める例を示したが、水冷却器45の設置を必須とするも
のではない。
以上の通り、本実施例によれば、箱本体1を水槽と
し、その中に複数の容器11を載置するので水量に比し、
収容する水生動物の量を高められるという利点がある。
また、水生動物を種類毎に分けて収容した多くの容器11
を一括、同時管理できるので、在庫管理が容易になると
いう利点もある。
し、その中に複数の容器11を載置するので水量に比し、
収容する水生動物の量を高められるという利点がある。
また、水生動物を種類毎に分けて収容した多くの容器11
を一括、同時管理できるので、在庫管理が容易になると
いう利点もある。
次に本発明の第6実施例を第6図により説明する。図
において、容器11の内側には、塩化ビニル樹脂等よりな
る比較的軟質の押さえ板46が、その下端をヒンジ状の押
さえ板止め47aによって回動可能に設けられている。押
さえ板46には水の貫流を妨げないよう径20mm程度の穴が
多数設けられている。押さえ板止め47aと反対側の上方
には押さえ板46を倒した際、その上端を止めるためのク
ランプ47bが設けられて魚01を拘束する際の押さえ板46
を係止する。
において、容器11の内側には、塩化ビニル樹脂等よりな
る比較的軟質の押さえ板46が、その下端をヒンジ状の押
さえ板止め47aによって回動可能に設けられている。押
さえ板46には水の貫流を妨げないよう径20mm程度の穴が
多数設けられている。押さえ板止め47aと反対側の上方
には押さえ板46を倒した際、その上端を止めるためのク
ランプ47bが設けられて魚01を拘束する際の押さえ板46
を係止する。
次に上記構成の作用について説明する。魚01は図示の
如く押さえ板46によって拘束され押さえ板46の上端はク
ランプ47bに止められる。このように魚01は殆ど完全に
自由に拘束されるので代謝は著しく低下し、必要酸素量
が減ると同時に損傷確率が極端に小さくなって、生命と
同時に美形を保つことができる。図では保冷剤14を用い
る例を示したが、その採否は自由である。散気部4等は
必要に応じて使用する。押さえ板46には軟質材を用いる
ので魚01を傷めないが、要すれば、容器11内及び押さえ
板46の魚01側にスポンジ等を水の貫流を妨げない程度に
張ってもよい。
如く押さえ板46によって拘束され押さえ板46の上端はク
ランプ47bに止められる。このように魚01は殆ど完全に
自由に拘束されるので代謝は著しく低下し、必要酸素量
が減ると同時に損傷確率が極端に小さくなって、生命と
同時に美形を保つことができる。図では保冷剤14を用い
る例を示したが、その採否は自由である。散気部4等は
必要に応じて使用する。押さえ板46には軟質材を用いる
ので魚01を傷めないが、要すれば、容器11内及び押さえ
板46の魚01側にスポンジ等を水の貫流を妨げない程度に
張ってもよい。
次に本発明の第7実施例を第7図により説明する。図
において、魚01は押さえパッド48によって拘束されてい
る。押さえパッド48はその斜視図を(b)に示すよう
に、水に沈みやすい金属等、比重の高い材料よりなるフ
レーム49に、魚01を傷めないよう、かつ、水の貫流を妨
げないよう、軟質プラスチック、ゴム等よりなるパッド
50を張って構成されている。本実施例も上記第6実施例
と同様の作用及び効果があるが、本実施例では魚01を拘
束する押さえパッド48が容器11より独立した部材なので
容器11の洗滌や保守が容易であり、かつ、押さえパッド
48は別部材として調達、交換が容易に行なえるという利
点がある。
において、魚01は押さえパッド48によって拘束されてい
る。押さえパッド48はその斜視図を(b)に示すよう
に、水に沈みやすい金属等、比重の高い材料よりなるフ
レーム49に、魚01を傷めないよう、かつ、水の貫流を妨
げないよう、軟質プラスチック、ゴム等よりなるパッド
50を張って構成されている。本実施例も上記第6実施例
と同様の作用及び効果があるが、本実施例では魚01を拘
束する押さえパッド48が容器11より独立した部材なので
容器11の洗滌や保守が容易であり、かつ、押さえパッド
48は別部材として調達、交換が容易に行なえるという利
点がある。
次に本発明の第8実施例を第8図により説明する。本
実施例は上記諸実施例に用いた容器11を移送に便なるよ
うオートバイ等の輸送車に装着しやすくしたもので、図
において、容器11にはオートバイ101の荷台102等に装着
しやすいようフック状の取付具51が上部に設けられ、別
に、止めバンド53が用意されている。これを用いる場合
は取付具51を荷台102等に引掛け、たとえば図示のよう
に荷台102の支持具103に容器11の中間部を止めバンド53
によって固縛する。本実施例によれば魚その他の水生動
物を安全に輸送することができる。
実施例は上記諸実施例に用いた容器11を移送に便なるよ
うオートバイ等の輸送車に装着しやすくしたもので、図
において、容器11にはオートバイ101の荷台102等に装着
しやすいようフック状の取付具51が上部に設けられ、別
に、止めバンド53が用意されている。これを用いる場合
は取付具51を荷台102等に引掛け、たとえば図示のよう
に荷台102の支持具103に容器11の中間部を止めバンド53
によって固縛する。本実施例によれば魚その他の水生動
物を安全に輸送することができる。
次に本発明の第9実施例を第9図により説明する。図
において55は魚カバーで、スポンジ状ないしは繊維状等
の表面の軟かい、たとえばプラシチック、ゴム等よりな
り、その詳細を(b)に示すように所要個所にマジック
テープ56等の止め具を設け、魚01を包むようにして接合
する。魚01の頭部の位置する部位には切欠部57を設け、
魚01の鰓呼吸に便なるようにする。
において55は魚カバーで、スポンジ状ないしは繊維状等
の表面の軟かい、たとえばプラシチック、ゴム等よりな
り、その詳細を(b)に示すように所要個所にマジック
テープ56等の止め具を設け、魚01を包むようにして接合
する。魚01の頭部の位置する部位には切欠部57を設け、
魚01の鰓呼吸に便なるようにする。
次に上記構成の作用について説明する。魚01を魚カバ
ー55で包み、複数個を第9図(a)に示すように接近さ
せて容器11に収容する。このように近接収容することに
よって魚01相互は動きを拘束され、かつ、軟かい魚カバ
ー55によって表面が美麗に保護される。その他について
は上記諸実施例と同様である。
ー55で包み、複数個を第9図(a)に示すように接近さ
せて容器11に収容する。このように近接収容することに
よって魚01相互は動きを拘束され、かつ、軟かい魚カバ
ー55によって表面が美麗に保護される。その他について
は上記諸実施例と同様である。
本実施例によれば魚01を一匹ごとに魚カバー55で包ん
で容器に複数収容するので、拘束と保護によって魚01が
容器11や人の手指によって傷つくことがなく、かつ、魚
01自身の取扱いも容易となるので一般の流通貨物と同様
に取扱うことができ、魚01の販路が拡大するという利点
がある。
で容器に複数収容するので、拘束と保護によって魚01が
容器11や人の手指によって傷つくことがなく、かつ、魚
01自身の取扱いも容易となるので一般の流通貨物と同様
に取扱うことができ、魚01の販路が拡大するという利点
がある。
本発明は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
る。
即ち、水流内に水生動物が拘束保持されるため、酸素
の摂取が容易で、長時間、生きた状態で、維持できる。
また、拘束保持により魚等にあっては身動きができず、
美麗な魚形を保つことができる。また拘束保持するため
遊泳スペースを必要とせず、小さい容器に多量収容でき
るのでスペース効率が高く、相応してコストが低減す
る。
の摂取が容易で、長時間、生きた状態で、維持できる。
また、拘束保持により魚等にあっては身動きができず、
美麗な魚形を保つことができる。また拘束保持するため
遊泳スペースを必要とせず、小さい容器に多量収容でき
るのでスペース効率が高く、相応してコストが低減す
る。
以上の通りであるから、活魚等にあっっては生きがよ
く、かつ美麗な魚を商品として提供できるので利益率が
格段に向上する。
く、かつ美麗な魚を商品として提供できるので利益率が
格段に向上する。
第1図は本発明の第1実施例に係る側断面図、第2図は
本発明の第2実施例に係る側断面図、第3図は本発明の
第3実施例に係る図で(a)は側断面図、(b)は
(a)に示される逆止弁30の拡大縦断面図で、ホース枝
管31が挿入された状態を示す図、(c)は同じくホース
枝管31が抜去された状態を示す図、第4図は本発明の第
4実施例に係る図で、(a)は側断面図、(b)は
(a)の模式的平面図、(c)は(a)に示される端部
保護材25aの斜視図、第5図は本発明の第5実施例に係
る側断面図、第6図は本発明の第6実施例に係る側断面
図、第7図は本発明の第7実施例に係る図で、(a)は
側断面図、(b)は(a)に示される押さえパッド48の
詳細斜視図、第8図は本発明の第8実施例に係る斜視
図、第9図は本発明の第9実施例に係る図で、(a)は
側断面図、(b)は(a)に示される魚カバー55の詳細
斜視図、第10図は従来例の側断面図、第11図は別の従来
例の側断面図である。 1……箱本体、3……酸素源、 4……散気部、10……ホース、 11……容器、12……ホース接続具、 13……酸素発生剤、14……保冷剤、 15……明かりとり又は点光源、16……気泡、 17……フィルタ、18……ポンプ等移送装置、 19……底面出口、20……側面出口、 21,21a……容器ふた、21c……固縛金具、 22……空気抜きパイプ、23,23a,23b……送水パイプ、 24……水流加勢ポンプ、25,25a……端部保護材、 26……内面保護材、27……消泡マット、 28……泡管、28a……泡通路、 29……空気出口、30……逆止弁、 31……ホース枝管、32,32a……容器底ふた、 33……ヒンジ、34……クランプ、 35……ホース、36……栓、 37……水流ガイド壁、38……蝶ナット、 39……底部当て金、40……水みち、 41……支持棚、42……通水部、 43……通水下端、44……容器ガイド、 45……水冷却器、46……押さえ板、 47a……押さえ板止め、47b……クランプ、 48……押さえパッド、49……フレーム、 50……パッド、51……取付具、 53……止めバンド、55……魚カバー、 56……マジックテープ、57……切欠部。
本発明の第2実施例に係る側断面図、第3図は本発明の
第3実施例に係る図で(a)は側断面図、(b)は
(a)に示される逆止弁30の拡大縦断面図で、ホース枝
管31が挿入された状態を示す図、(c)は同じくホース
枝管31が抜去された状態を示す図、第4図は本発明の第
4実施例に係る図で、(a)は側断面図、(b)は
(a)の模式的平面図、(c)は(a)に示される端部
保護材25aの斜視図、第5図は本発明の第5実施例に係
る側断面図、第6図は本発明の第6実施例に係る側断面
図、第7図は本発明の第7実施例に係る図で、(a)は
側断面図、(b)は(a)に示される押さえパッド48の
詳細斜視図、第8図は本発明の第8実施例に係る斜視
図、第9図は本発明の第9実施例に係る図で、(a)は
側断面図、(b)は(a)に示される魚カバー55の詳細
斜視図、第10図は従来例の側断面図、第11図は別の従来
例の側断面図である。 1……箱本体、3……酸素源、 4……散気部、10……ホース、 11……容器、12……ホース接続具、 13……酸素発生剤、14……保冷剤、 15……明かりとり又は点光源、16……気泡、 17……フィルタ、18……ポンプ等移送装置、 19……底面出口、20……側面出口、 21,21a……容器ふた、21c……固縛金具、 22……空気抜きパイプ、23,23a,23b……送水パイプ、 24……水流加勢ポンプ、25,25a……端部保護材、 26……内面保護材、27……消泡マット、 28……泡管、28a……泡通路、 29……空気出口、30……逆止弁、 31……ホース枝管、32,32a……容器底ふた、 33……ヒンジ、34……クランプ、 35……ホース、36……栓、 37……水流ガイド壁、38……蝶ナット、 39……底部当て金、40……水みち、 41……支持棚、42……通水部、 43……通水下端、44……容器ガイド、 45……水冷却器、46……押さえ板、 47a……押さえ板止め、47b……クランプ、 48……押さえパッド、49……フレーム、 50……パッド、51……取付具、 53……止めバンド、55……魚カバー、 56……マジックテープ、57……切欠部。
Claims (1)
- 【請求項1】魚貝類等の水生動物を畜養ないしは生きた
状態で輸送する収容容器において、上記魚類を垂直方向
に拘束保持する拘束手段と、上記収容容器の下部に設け
られた酸素供給手段とを具備してなることを特徴とする
水生動物収容容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2094084A JP2634288B2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 水生動物収容容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2094084A JP2634288B2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 水生動物収容容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03292840A JPH03292840A (ja) | 1991-12-24 |
JP2634288B2 true JP2634288B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=14100607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2094084A Expired - Lifetime JP2634288B2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 水生動物収容容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2634288B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136244A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Toshiro Urabe | 魚介類収容チューブ、魚介類陳列装置および魚介類輸送方法 |
JP2009062144A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Tornado:Kk | 移送ポンプシステム |
JP2012166007A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-09-06 | Mamiya Op Co Ltd | 泡発生役物を備えた遊技台 |
US10750732B2 (en) * | 2016-01-08 | 2020-08-25 | Joseph Michael Simko | Horizontal bait tube |
JP6891141B2 (ja) * | 2018-03-29 | 2021-06-18 | 積水化成品工業株式会社 | 低呼吸状態の誘導装置 |
CN111493003A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-08-07 | 佛山精迅能冷链科技有限公司 | 一种半浸润式活体水产存储方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53998B2 (ja) * | 1974-01-28 | 1978-01-13 | ||
JPS5424800A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-24 | Shigeyoshi Kaneko | Water tank for live fish transport |
JPS6283836A (ja) * | 1985-05-23 | 1987-04-17 | ニユ−ジ−ランド ガバメント プロパテイ コ−ポレイシヨン | 生きた魚の輸送方法および装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53998U (ja) * | 1976-06-22 | 1978-01-07 | ||
JPS59178060U (ja) * | 1983-05-17 | 1984-11-28 | 株式会社 東洋製作所 | 魚輸送箱 |
-
1990
- 1990-04-11 JP JP2094084A patent/JP2634288B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53998B2 (ja) * | 1974-01-28 | 1978-01-13 | ||
JPS5424800A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-24 | Shigeyoshi Kaneko | Water tank for live fish transport |
JPS6283836A (ja) * | 1985-05-23 | 1987-04-17 | ニユ−ジ−ランド ガバメント プロパテイ コ−ポレイシヨン | 生きた魚の輸送方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03292840A (ja) | 1991-12-24 |
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