JP2632383B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JP2632383B2 JP2632383B2 JP63226173A JP22617388A JP2632383B2 JP 2632383 B2 JP2632383 B2 JP 2632383B2 JP 63226173 A JP63226173 A JP 63226173A JP 22617388 A JP22617388 A JP 22617388A JP 2632383 B2 JP2632383 B2 JP 2632383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- cartridge
- peripheral portion
- recording
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ディスク状記録媒体を収納した状態で、ド
ライブ装置に装着するようにカセット化されたディスク
カートリッジに関するものである。
ライブ装置に装着するようにカセット化されたディスク
カートリッジに関するものである。
[従来の技術] 近年、情報記録媒体として光学的ディスクが情報・デ
ータ管理の分野で利用されている。光学的ディスクはそ
の表面に記録面を有し、両面を保護被膜で覆っている
が、ディスクの記録面からの情報の読み取りにレーザー
光等の光学信号を用いるため、保護被膜面に傷、塵埃、
汚れ等が付着した場合には、情報の読み取りが不可能と
なる。そこで、ディスクをケースに収納することが考え
られるが、使用の度にケースから出し入れすることは不
便であり、直接手で触れるので傷、塵埃、汚れが付着す
る可能性がある。このようなことは防止するために、現
在ではディスクを出し入れすることなく使用できるシャ
ッタ機能付ディスクカートリッジが使用されている。
ータ管理の分野で利用されている。光学的ディスクはそ
の表面に記録面を有し、両面を保護被膜で覆っている
が、ディスクの記録面からの情報の読み取りにレーザー
光等の光学信号を用いるため、保護被膜面に傷、塵埃、
汚れ等が付着した場合には、情報の読み取りが不可能と
なる。そこで、ディスクをケースに収納することが考え
られるが、使用の度にケースから出し入れすることは不
便であり、直接手で触れるので傷、塵埃、汚れが付着す
る可能性がある。このようなことは防止するために、現
在ではディスクを出し入れすることなく使用できるシャ
ッタ機能付ディスクカートリッジが使用されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述の従来例で、光学的ディスクはデ
ィスクカートリッジに収納された状態で回転するため、
ディスクと記録再生装置の回転部の偏心分等を考慮し
て、ディスク収納部の内壁寸法をディスク外径寸法より
も充分に大きくしなければならない。また、カートリッ
ジの運搬時等にディスクカートリッジの内面と摺接し、
ディスクに傷が付いたり、ディスク及びカートリッジの
削り粉が発生して、情報の読み取りが不可能になってし
まう虞れがある。
ィスクカートリッジに収納された状態で回転するため、
ディスクと記録再生装置の回転部の偏心分等を考慮し
て、ディスク収納部の内壁寸法をディスク外径寸法より
も充分に大きくしなければならない。また、カートリッ
ジの運搬時等にディスクカートリッジの内面と摺接し、
ディスクに傷が付いたり、ディスク及びカートリッジの
削り粉が発生して、情報の読み取りが不可能になってし
まう虞れがある。
この問題を解決する方法として、無記録部分であるデ
ィスクの内周部及び端部だけに当接するような位置のデ
ィスク収納部の内面に段部を周設して、ディスクをカー
トリッジの内面から浮上させて保持する方法が考えられ
る。しかし、内周部と外周部の段部を同じ高さにする
と、ディスクを内面と並行に保持することにより、外周
部の段部とディスクの外周部が摺接してディスクに傷が
付き、外周部に記録されている情報が読み取れなくなる
虞れがある。
ィスクの内周部及び端部だけに当接するような位置のデ
ィスク収納部の内面に段部を周設して、ディスクをカー
トリッジの内面から浮上させて保持する方法が考えられ
る。しかし、内周部と外周部の段部を同じ高さにする
と、ディスクを内面と並行に保持することにより、外周
部の段部とディスクの外周部が摺接してディスクに傷が
付き、外周部に記録されている情報が読み取れなくなる
虞れがある。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の欠点を解消し、ディスクの記
録部分にカートリッジの内面が接触せずにディスクを収
納でき、内部構造を簡単化し低コストで製造できるディ
スクカートリッジを提供することにある。
録部分にカートリッジの内面が接触せずにディスクを収
納でき、内部構造を簡単化し低コストで製造できるディ
スクカートリッジを提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、内周部
及び外周部に無記録部分を持つディスク状記憶媒体を収
納するディスクカートリッジにおいて、円形のディスク
収納部の外周部分及び内周部分に、前記ディスクを前記
カートリッジの内面から浮上させるための段部を設け、
前記内周部の段部を前記外周部の段部よりも高くしたこ
とを特徴とするディスクカートリッジである。
及び外周部に無記録部分を持つディスク状記憶媒体を収
納するディスクカートリッジにおいて、円形のディスク
収納部の外周部分及び内周部分に、前記ディスクを前記
カートリッジの内面から浮上させるための段部を設け、
前記内周部の段部を前記外周部の段部よりも高くしたこ
とを特徴とするディスクカートリッジである。
[発明の実施例] 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図はディスクカートリッジを略解した分解斜視図
であり、ほぼ同形の下ケース1aと上ケース1bが光学的デ
ィスクDを挟んで接着又はねじ止めされ、円形状の内壁
2の内側のケース収納部にディスクDが収納されてい
る。なお、下ケース1aと上ケース1bには、ディスクDに
対し情報の記録・読み取りを行う開口部3が設けられて
いる。また、円形状の内壁2の内側に沿った内面4上に
段部5が設けられ、開口部3の周囲に半弧状の壁部6が
設けられ、壁部6は段部5よりも高くされている。
であり、ほぼ同形の下ケース1aと上ケース1bが光学的デ
ィスクDを挟んで接着又はねじ止めされ、円形状の内壁
2の内側のケース収納部にディスクDが収納されてい
る。なお、下ケース1aと上ケース1bには、ディスクDに
対し情報の記録・読み取りを行う開口部3が設けられて
いる。また、円形状の内壁2の内側に沿った内面4上に
段部5が設けられ、開口部3の周囲に半弧状の壁部6が
設けられ、壁部6は段部5よりも高くされている。
第2図、第3図はディスクDを収納した状態の断面図
であり、第2図は通常時、第3図は衝撃印加時を示し、
第4図は上ケース1bの角部の拡大断面図である。第2図
において、壁部6がディスクDの内周部の無記録部分Da
と接しているだけで、通常状態において記録部分Dbは内
面4が接触しないことを示している。
であり、第2図は通常時、第3図は衝撃印加時を示し、
第4図は上ケース1bの角部の拡大断面図である。第2図
において、壁部6がディスクDの内周部の無記録部分Da
と接しているだけで、通常状態において記録部分Dbは内
面4が接触しないことを示している。
第3図に示すように、上ケース1bに外部からの衝撃が
加わると、上ケース1b自体が歪み、同時にディスクDも
瞬間的に歪むことになる。そこで、内面4とディスクD
の端部の無記録部分Dcが衝突し、ディスクDの表面に傷
が付くことが考えられるが、内面4に内周部の壁部6よ
りも低い段部5を周設することにより、ディスクDと内
面4とが角度を有し、第4図に示すようにディスクDの
端縁の無記録部分Dcの衝突のみに留まる。
加わると、上ケース1b自体が歪み、同時にディスクDも
瞬間的に歪むことになる。そこで、内面4とディスクD
の端部の無記録部分Dcが衝突し、ディスクDの表面に傷
が付くことが考えられるが、内面4に内周部の壁部6よ
りも低い段部5を周設することにより、ディスクDと内
面4とが角度を有し、第4図に示すようにディスクDの
端縁の無記録部分Dcの衝突のみに留まる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るディスクカートリッ
ジは、ディスク収納部の外周部内側に段部を、中心部近
傍に段部よりも高い壁部を設けることにより、常にディ
スクの記録部分とカートリッジの内面を接触させずにデ
ィスクを収納しておくことが可能になり、ディスクに傷
を付け難くする効果がある。
ジは、ディスク収納部の外周部内側に段部を、中心部近
傍に段部よりも高い壁部を設けることにより、常にディ
スクの記録部分とカートリッジの内面を接触させずにデ
ィスクを収納しておくことが可能になり、ディスクに傷
を付け難くする効果がある。
図面は本発明に係るディスクカートリッジの実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図、第3図はカートリッ
ジの断面図、第4図は一部拡大断面図である。 符号1aは下ケース、1bは上ケース、2は内壁、3は開口
部、4は内面、5は段部、6は壁部である。
し、第1図は分解斜視図、第2図、第3図はカートリッ
ジの断面図、第4図は一部拡大断面図である。 符号1aは下ケース、1bは上ケース、2は内壁、3は開口
部、4は内面、5は段部、6は壁部である。
Claims (1)
- 【請求項1】内周部及び外周部に無記録部分を持つディ
スク状記録媒体を収納するディスクカートリッジにおい
て、円形のディスク収納部の外周部分及び内周部分に、
前記ディスクを前記カートリッジの内面から浮上させる
ための段部を設け、前記内周部の段部を前記外周部の段
部よりも高くしたことを特徴とするディスクカートリッ
ジ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63226173A JP2632383B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | ディスクカートリッジ |
DE1989621270 DE68921270T2 (de) | 1988-09-09 | 1989-09-05 | Plattenkassette. |
EP19890308962 EP0358442B1 (en) | 1988-09-09 | 1989-09-05 | Disk cartridge |
US07/742,156 US5175726A (en) | 1988-09-09 | 1991-08-01 | Disk cartridge which allows media within to tilt |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63226173A JP2632383B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | ディスクカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0273584A JPH0273584A (ja) | 1990-03-13 |
JP2632383B2 true JP2632383B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=16841025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63226173A Expired - Fee Related JP2632383B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2632383B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6233385A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-13 | Teijin Ltd | 磁気デイスク用カ−トリツジ |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP63226173A patent/JP2632383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0273584A (ja) | 1990-03-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |