JP2628127B2 - ブリーフタイプの体液吸収用具の製造方法 - Google Patents
ブリーフタイプの体液吸収用具の製造方法Info
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Description
禁パット等の体液吸収用具およびその製造方法に関する
ものである。より詳しくは、ブリーフタイプの体液吸収
用具およびその製造方法に関するものである。
ブリーフの両脇に弾性部材を貼り付けた形式のものが特
開平2−140163号公報に、股ぐりの形状に合せて
糸ゴムを湾曲させて貼り付けた形式のものが特開平3−
33201号公報にそれぞれ開示されている。
知のブリーフタイプの体液吸収用具と対比して、製造ラ
インの高速化と材料コストの節減により製造コストの低
減をはかること、および製品の体液吸収性能を高めるこ
とを課題とする。
トギャーザーを有するバックシートに所定間隔で下方へ
の折込み部分を形成し、上記工程後のバックシートの上
面にウエストサイド弾性体と押え用不織布とを接着した
のち、下方へ折込み部分の上端でバックシートと一体化
したウエストサイド弾性体と押え用不織布とを切断し
て、所定間隔でウエストサイド弾性体を有するバックシ
ートを形成し、上記工程後のバックシートの上面にウエ
ストサイド弾性体の存在しない部分に体液吸収本体の巾
方向中央部を位置させて体液吸収本体をバックシートと
直交方向に接着し、上記工程後のバックシートに股ぐり
開口部を切除したのち股ぐり開口部の中心線で切断して
個々の中間製品に分離し、該中間製品を二折りしウエス
トサイド部を接着することにより、ブリーフタイプの体
液吸収用具を製造することを特徴とする。本願第2発明
は、ブリーフタイプの体液吸収用具において、バックシ
ートにおける股ぐり開口の近傍両側部の前面部寄り部分
および背面寄り部分と前面部および背面部の両側部に、
ウエストサイド弾性体を左右方向に接着することで、着
用者の両脇部にウエストサイド弾性体を作用させるもの
である。
いて詳細に説明する。 第1工程 図1を参照して、P・Eシート等の防水性シート、その
他不織布を素材とするバックシート1を長手方向に搬送
しつつその両縁部に弾性体(複数本の糸ゴム)2を接着
材(ホットメルト)HMで接着し、折具3によりバック
シート1の両縁端部を弾性体(複数本の糸ゴム)2の上
面に折重ねることにより、図2に示すごとく両縁部で糸
ゴム2を包み込んだ断面形状として、ウエストギャーザ
ー12を有するバックシート1Aを完成する。 第2工程 図3を参照して、ウエストギャーザー12を有するバッ
クシート1Aを所定間隔で下方へ折込んで折込部4を形
成したのち、折込部4を形成したバックシート1Aの上
面に接着材(ホットメルト)HMを塗布し、ウエストサ
イド弾性体(複数本の糸ゴム)5を伸張状態で供給し、
その上面に押え用不織布6を長手方向に供給し、つぎに
加圧ロール等の加圧手段(図示省略)でウエストサイド
弾性体5および押え用不織布6をバックシート1Aに加
圧接着することにより、下方への折込部4を除いてバッ
クシート1Aにウエストサイド弾性体5と押え用不織布
6とを接着する。
トサイド弾性体5および押え用不織布6をバックシート
の下方への折込部4の上端(図3の切断線N)で切断し
たのち、下方への折込部4を展開してバックシートをシ
ート状に戻し、所定間隔でウエストサイド弾性体を有す
るバックシート1Bを形成する。 第4工程 図5を参照して、所定間隔でウエストサイド弾性体5を
有するバックシート1Bに、ウエストサイド弾性体の存
在しない部分に体液吸収本体(例えば、ウエストギャザ
やリリーステープを除去した従来の紙おむつ)7の巾方
向中央部を位置させて、バックシートと直交方向に体液
吸収本体7を接着する。なお、実施例では、体液吸収本
体7の両側部はウエストサイド弾性体5の内端部の上方
に位置してウエストサイド弾性体5と上下に重なる状態
にある。図5において、8は体液吸収本体7のレッグエ
ラスチック、11はマット層である。
Pによるプレス切断によりウエストサイド弾性体5の中
心部に股ぐり開口部10aを切除したのち、図5の切断
線Qによる切断によりウエストサイド弾性体5の中心線
で切断して個々の中間製品に分離する。 第6工程 ウエストサイド弾性体5および体液吸収本体7内側に位
置させて、前記中間製品を、バックシート1Bの巾方向
中心線Rで二折りしたのち、ウエストサイド部9を接着
し切断することで、図6に示すブリーフタイプの体液吸
収用具を完成する。
は、股ぐり開口10を有するブリーフ形状のバックシー
ト1の内面に体液吸収本体7を接着して一体化してなる
ブリーフタイプの紙おむつであるが、バックシートにお
ける股ぐり開口10の近傍両側部の前面部寄り部分5A
および背面部寄り部分5Bと前面部および背面部の両側
部5Cに、ウエストサイド弾性体(多数の糸ゴム)5を
左右方向に接着している。上記のウエストサイド弾性体
5A、5Bおよび5Cは、着用者の両脇部への密着性を
高めるべく作用し、体液吸収本体7の中央部分にはウエ
ストサイド弾性体5A、5Bおよび5Cが存在しないの
で、着用者の腹部を圧迫することがない。
を体液吸収本体の巾方向中央部および長手方向中央部を
除いて左右方向に装備したことでウエストサイド弾性体
の必要面積の縮小で材料コストの節減をはかるととも
に、ウエストサイド弾性体をバックシートの移送方向に
供給して所定間隔でウエストサイド弾性体を有するバッ
クシートを形成することで製造ラインの高速化をはかる
ことができて、従来のブリーフタイプの体液吸収用具に
比して、製造コストの低減を達成できる効果を有する。
本願第2発明は、ウエストサイド弾性体の伸張により着
用が容易であるとともに、着用状態で着用者の腹部を圧
迫することがなく且つ使用者の身体への密着性を高める
ことができて、製品の体液吸収性能の向上をはかること
ができる。
用具の製造方法の実施例を示し、第1工程の略図
イプの体液吸収用具の製造方法の実施例を示し、第2工
程の略図
用具の実施例を示す正面図
Claims (2)
- 【請求項1】ウエストギャーザーを有するバックシート
を所定間隔で下方へ折込んで長手方向に移送し、移送中
のバックシートの上面にウエストサイド弾性体を長手方
向に供給しその上面に押え用不織布を長手方向に供給
し、下方への折込み部分を除いてバックシートにウエス
トサイド弾性体と押え用不織布とを接着する工程と、 バックシートと一体化したウエストサイド弾性体および
押え用不織布をバックシートの下方への折込み部分の上
端で切断したのち、下方へ折込み部分を展開してバック
シートをシート状に戻し、所定間隔でウエストサイド弾
性体を有するバックシートを形成する工程と、 上記工程後のバックシートに、ウエストサイド弾性体の
存在しない部分に体液吸収本体の巾方向中央部を位置さ
せて体液吸収本体をバックシートと直交方向に位置させ
てバックシートと直交方向に体液吸収本体を接着する工
程と、 上記工程後のバックシートに、股ぐり開口部を切除した
のち、股ぐり開口部の中心線で切断して個々の中間製品
に分離する工程と、 ウエストサイド弾性体および体液吸収本体を内側に位置
させて、前記中間製品を、二折りしウエストサイド部を
接着する工程と、 を含むことを特徴とするブリーフタイプの体液吸収用具
の製造方法。 - 【請求項2】ウエストサイド弾性体を複数本の糸ゴムを
バックシートに接着して形成ことを特徴とする請求項1
に記載するブリーフタイプの体液吸収用具の製造方法。
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JP4272229A JP2628127B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ブリーフタイプの体液吸収用具の製造方法 |
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JP4272229A Expired - Fee Related JP2628127B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | ブリーフタイプの体液吸収用具の製造方法 |
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-
1992
- 1992-08-28 JP JP4272229A patent/JP2628127B2/ja not_active Expired - Fee Related
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