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JP2621169B2 - 内視鏡の電源制御装置 - Google Patents

内視鏡の電源制御装置

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Publication number
JP2621169B2
JP2621169B2 JP62090901A JP9090187A JP2621169B2 JP 2621169 B2 JP2621169 B2 JP 2621169B2 JP 62090901 A JP62090901 A JP 62090901A JP 9090187 A JP9090187 A JP 9090187A JP 2621169 B2 JP2621169 B2 JP 2621169B2
Authority
JP
Japan
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camera
power supply
power
endoscope
eyepiece
Prior art date
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JP62090901A
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English (en)
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JPS63257710A (ja
Inventor
雅彦 中村
和彦 佐藤
Original Assignee
富士写真光機株式会社
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Publication date
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、医療用等に用いられる内視鏡に関し、特に
この内視鏡にカメラを装着して、シャッタボタンを操作
したときにだけ該カメラに電源の供給を行うことができ
るようにした内視鏡の電源制御装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 内視鏡は、操作部本体に挿入部を連設し、この挿入部
を人体の体腔等の内部に挿入して、当該体腔の内部の観
察・検査を行ったり、所定の治療を行ったりするために
用いられるものである。そして、該挿入部を介して観察
対象部の照明を行うために、操作部本体にユニバーサル
コードを連設し、該ユニバーサルコードから挿入部の先
端に至るまでの間に光学繊維束からなるライトガイドを
挿通させ、このユニバーサルコードを光源を内蔵した光
源装置に接続させるようにしている。さらに、この体腔
等を観察するために、操作部本体には接眼部が設けられ
ると共に、該接眼部には観察対象部の映像を撮影するた
めのカメラを装着することができるようになっている。
ここで、前述したカメラのシャッタ制御,露出制御,
フィルムの巻き上げ等の操作を自動的に行うためのカメ
ラ駆動用の電源はカメラ自体には装着せず、光源装置に
内蔵させることによって、内視鏡の操作部本体を軽量化
し、その操作性の向上を図るようにしている。そして、
カメラが接眼部に装着されたときに、光源装置から該カ
メラに電源の供給を行うために、カメラと接眼部とに端
子を設け、該カメラが接眼部に装着されたときに、両端
子間を接続させることによって、該カメラに電源の供給
を行うようにしている。
ここで、従来技術による内視鏡にあっては、接眼部側
の端子は、ユニバーサルコードが光源装置に接続したと
きには、常時電源からの電力を供給することができる状
態となっており、これによって接眼部にカメラが装着さ
れて、カメラ側に設けた端子が該接眼部の端子と接続さ
れた状態となったときにおいて、操作部本体に設けたシ
ャッタボタンを押すと、該カメラを自動的に作動させる
ことができるように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述したように、ユニバーサルコードを光
源装置に接続したときに、常時電源を供給することがで
きる状態に保持しておくと、カメラの非装着状態で内視
鏡を操作している間に接眼部に露出した状態の端子に手
指等が触れたりすると、感電することになり非常に危険
である。勿論、この電源用の端子は接眼部の表面に対し
て非突出状態に配置する等によって、通常の状態では手
指等が触れないように工夫されてはいるものの、誤った
取り扱い等により全く手が触れないという保証はないこ
とから、より確実な安全性を図ることが必要である。
本発明は、従来技術における以上のような欠点に鑑み
てなされたもので、接眼部にカメラが装着されていない
状態では該接眼部に設けた電源端子に電源の供給が行わ
れないように構成することによって、安全な操作を可能
ならしめるようにした内視鏡を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本発明は、操作部本
体に連設した接眼部にカメラの作動用の電源を供給する
ために一対の電源端子と、カメラ制御用の信号を伝送す
るための一対の信号用端子とを設け、前記操作部本体の
手指で操作することができる位置にカメラ作動用のシャ
ッタボタンを装着してなる内視鏡の電源制御を行うため
の装置であって、常時には前記電源端子と電源とを遮断
し、前記シャッタボタンが押動された時に前記電源端子
を介して前記カメラに電源を供給する電源回路と、この
電源回路によるカメラへの電源供給の後、カメラの負荷
電流のレベルを検出し、カメラの負荷電流が所定レベル
以下となったときに、前記電源回路を制御して、前記電
源端子への電源供給を停止する信号を入力する負荷検出
手段とを備える構成としたことをその特徴とするもので
ある。
[作用] 内視鏡の操作部本体に設けたカメラ作動用のシャッタ
ボタンが押されない限り、接眼部に設けた端子には通電
されることがないので、該内視鏡の操作者の手指等が直
接端子に触れても感電することはなく安全な操作が可能
となる。
次に、カメラを接眼部に装着してシャッタボタンを押
すと、この押動操作に連動して電源回路からカメラに電
源の供給が行われて、該カメラが自動的に作動する。こ
こで、負荷検出手段によってカメラ側における負荷を検
出して電源の供給制御を行うようにしているので、シャ
ッタリリース,フィルムの巻き上げ等からなる一連の操
作が行われている間は、負荷が生じているから、電源が
遮断されることはなく、撮影が終了して、無負荷状態と
なったときに、この負荷レベルの低下が負荷検出手段に
より検出されて、電源回路によってカメラへの電源の供
給が遮断されることになる。
一方、カメラを装着しない状態で誤ってシャッタボタ
ンを押したときには、一度電源端子と電源とが接続され
るが、この場合においては、カメラ側の負荷が生じるこ
とがないので、負荷検出手段によってこれを検出して、
電源電力の供給が直ちに停止することにより、端子間に
電圧が生じない状態に復帰する。従って、このようにシ
ャッタボタンを誤操作しても、内視鏡の操作の安全性が
失われることはない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず、第1図に内視鏡の全体構成を示す。同図におい
て、1は操作部本体を示し、該操作部本体1には体腔等
の内部への挿入部2が連設されると共に、該挿入部2に
設けたライトガイド(図示せず)を介して体腔内に照明
光を照射するための光源を内蔵した光源装置3に接続さ
れるユニバーサルコード4が連設されている。また、操
作部本体1にはイメージガイド(図示せず)を介して伝
送される観察対象部の映像を結像させるための接眼部5
が設けられており、該接眼部5には内視鏡の操作を行う
者が目視によってこの観察対象部の映像を観察を行うこ
とができるほか、カメラ6を装着してそれを撮像するこ
とができるようになっている。そして、内視鏡を軽量化
してその操作の操作性を良好ならしめるために、カメラ
6には、その駆動用の電源を内蔵させてはおらず、該カ
メラ駆動用の電源は光源と共に光源装置3に内蔵させる
ようになし該光源装置3に接続されるユニバーサルコー
ド4内に電源供給用のコードを挿通させて、このコード
を接眼部5にまで延在せしめるようになしている。
そして、カメラ6が接眼部5に装着されたときに、該
カメラ6に電源を供給できるようにするために、第2図
(a),(b)に示したように、接眼部5には前述のコ
ードに接続した4本の端子が設けられている。このうち
の2本の端子7a,7bは電源からカメラ6に電源を供給す
るための電源端子であり、また他の2本の端子8a,8bは
カメラ6側と電源側との間に制御信号の伝送を行うため
の信号用端子である。一方、カメラ6側には前記各端子
7a,7b,8a,8bにそれぞれ接続される板ばね状の端子9a,9
b,10a,10bが設けられており、カメラ6が接眼部5にバ
ヨネット結合部5aを介して接続されたときに、これらの
各端子間の接続が行われるコネクタ部を構成している。
さらに、操作部本体1にはカメラ6を作動させるための
シャタボタン11が設けられており、また接眼部5とカメ
ラ6との間には発行ダイオードからなる発行素子12a
と、該発行素子12aからの光を受ける受光素子12bとから
なるカメラ作動信号伝達手段12が設けられている。
而して、電源端子7a,7bは電源とは接続されない状態
に保持されており、操作部本体1におけるシャッタボタ
ン11が押されたときに初めてカメラ6に電源供給がなさ
れる構造となっている。このために、第3図に示したよ
うに、電源の作動制御を行うための電源回路13はシャッ
タボタン11と連動して作動するようになっており、該シ
ャッタボタン11からの信号が電源回路13に入力されたと
きに、電源端子7a,7bが電源と接続され、カメラ6のカ
メラ駆動回路14に電源の供給を行うことができるように
なっている。然るに、該電源回路13とカメラ駆動回路14
との間にはカメラ6における負荷電流を検出する負荷検
出手段15が介装されており、該負荷検出手段15によって
電源回路13からカメラ6に向けて供給される電流レベル
の低下を検出し、この負荷検出手段15の検出信号に基づ
いて電源回路13からの電源供給の制御を行うように構成
されている。
本実施例は前述のように構成されるもので、内視鏡に
おけるユニバーサルコード4を光源装置3に接続させた
状態で、その挿入部2を体腔等の内部に挿入し、前記光
源装置3からライトガイドを介して送られる光によって
観察対象部を照明し、イメージガイドを介して接眼部5
に観察対象部の映像を結像させることによって、該接眼
部5の映像を目視することができるようになる。ここ
で、接眼部5に露出した状態に設けられる電源端子7a,7
bには電源が供給されないので、この電源端子7a,7b及び
信号用端子8a,8bに手指等が触れても安全である。
次に、接眼部5にカメラ6を接続して、観察対象部の
映像の撮影を行うために操作部本体1に設けたシャッタ
ボタン11を押動すると、第4図に示したように、該シャ
ッタボタン11から電源回路13にトリガパルスが入力さ
れ、このトリガパルスに基づいて該電源回路13からカメ
ラ作動信号伝達手段12を構成する発光素子12aが作動し
て、カメラ駆動回路14にカメラ6の作動開始信号が入力
されることになる。これと共に、カメラ6に電源供給が
行われて、露出制御,シャッタの開放,フィルムの巻き
上げ等からなるカメラ6の一連の作動が行われる。ここ
で、前述した電源回路13の作動が開始すると、負荷検出
手段15が作動して、カメラ6に流れる負荷電流のレベル
のモニタを開始し、カメラ6の動作が終了して、カメラ
6側が無負荷状態となり、電流レベルが低下したとき
に、この負荷電流レベルの低下が負荷検出手段13によっ
て検出され、この検出信号が電源回路13に入力されて、
カメラ6への電源の供給を停止させる。
一方、カメラ6が接眼部5に接続されていない状態
で、誤つて操作部本体1に設けたシャッタボタン11を押
したときには、第5図に示したように、シャッタボタン
11からのトリガパルスが電源回路13に入力されて、電源
の供給が開始し、まずカメラ作動信号伝達手段12におけ
る発光素子12aが発光する点については前述と同様であ
るが、カメラ6は装着されていないので、このカメラ作
動信号伝達手段12におけるパルス信号以外の負荷が発生
することはない。従って、電源電流はこのカメラ作動信
号伝達手段12が作動する極めて短い時間だけ増大し、直
ちに電流レベルが低下することになる。そこで、当該電
流値の低下が負荷検出手段15により検出されて、この検
出信号に基づいて電源回路13による電源電力の供給を停
止させることになる。この結果、端子7a,7b間には無視
し得る時間間隔しか電源の供給が行われず、安全性の観
点から格別問題が生じることはない。
而して、前述した如く、負荷検出手段15からの信号に
基づいて電源の制御を行うようにしているので、機械的
なスイッチ手段を用いて電源制御を行うものと比較して
長寿命で、信頼性が高くなる。また、内視鏡は人体の体
腔内等に挿入される関係上、それを頻繁に洗浄する必要
があり、このために内視鏡の全体が防水構造となってい
るのが好ましいが、負荷検出手段15を設けることによっ
て、操作の安全を確保するようにしているので、内視鏡
を防水構造とする上で支障を来すことはない。
なお、前述の実施例においては、負荷検出手段として
負荷電流を検出するものとして説明したが、この負荷電
流に代えて、電圧の検出を行うようにしてもよいことは
いうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、カメラと電気的に接
続するために、接眼部に設けられている電源端子は、常
時においては電源から遮断されており、シャッタボタン
が操作されたときにのみこの電源端子に電源が供給さ
れ、かつ負荷検出手段によりカメラの負荷が所定のレベ
ル以下となったことを検出したときに、この検出信号に
基づいてカメラへの電源供給を停止させるように構成し
たので、カメラが装着され、かつシャッタボタンが押動
された後に、カメラの作動に必要な時間だけ電源の供給
がなされることになり、接眼部にカメラが装着されてい
ない状態においては、該接眼部に露出した状態となって
いる端子に手指等が触れても感電を起こすおそれは全く
なく、またたとえシャッタボタンが誤って操作されたと
しても、電源端子が電源と接続される状態になるのは瞬
間的なものであるから、内視鏡操作の安全性がより確実
になる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は内視鏡
の全体構成図、第2図(a)は接眼部とカメラとの接続
部の拡大斜視図、第2図(b)は接眼部とカメラとを接
続した状態の要部拡大断面図、第3図は電源制御機構の
構成説明図、第4図及び第5図は本発明の作用を示す信
号のタイミングチャート図である。 1:操作部本体、2:挿入部、3:光源装置、4:ユニバーサル
コード、5:接眼部、6:カメラ、7a,7b,8a,8b:端子、13:
電源回路、14:カメラ駆動回路、15:負荷検出手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部本体に連設した接眼部にカメラの作
    動用の電源を供給するために一対の電源端子と、カメラ
    制御用の信号を伝送するための一対の信号用端子とを設
    け、前記操作部本体の手指で操作することができる位置
    にカメラ作動用のシャッタボタンを装着してなる内視鏡
    の電源制御を行うための装置において、常時には前記電
    源端子と電源とを遮断し、前記シャッタボタンが押動さ
    れた時に前記電源端子を介して前記カメラに電源を供給
    する電源回路と、この電源回路によるカメラへの電源供
    給の後、カメラの負荷電流のレベルを検出し、カメラの
    負荷電流が所定レベル以下となったときに、前記電源回
    路を制御して、前記電源端子への電源供給を停止する信
    号を入力する負荷検出手段とを備える構成としたことを
    特徴とする内視鏡の電源制御装置。
JP62090901A 1987-04-15 1987-04-15 内視鏡の電源制御装置 Expired - Fee Related JP2621169B2 (ja)

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