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JP2614073B2 - 腸溶性硬質カプセル - Google Patents

腸溶性硬質カプセル

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Publication number
JP2614073B2
JP2614073B2 JP63055815A JP5581588A JP2614073B2 JP 2614073 B2 JP2614073 B2 JP 2614073B2 JP 63055815 A JP63055815 A JP 63055815A JP 5581588 A JP5581588 A JP 5581588A JP 2614073 B2 JP2614073 B2 JP 2614073B2
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JP
Japan
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capsule
enteric
gelatin
hard capsule
hard
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JP63055815A
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泰三 山本
誠之介 松浦
賢治 阿部
Original Assignee
日本エランコ株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬質カプセル、さらに詳しくはアルギン酸ナ
トリウムを含むゼラチン基剤から成形された腸溶性硬質
カプセルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、腸溶性硬質カプセルとしては、ゼラチンを基剤
として成形された通常の易(胃)溶性硬質カプセルをホ
ルマリンで処理したもの、同じく前記易溶性硬質カプセ
ルを腸溶性高分子物質で全面的に被覆したもの、および
腸溶性高分子物質単独、または該高分子物質を基剤とし
てカプセル化したものなどが知られている。
しかしながら、これら公知の腸溶性硬質カプセルは、
それ自体および/またはその製造法についてそれぞれ一
長一短があり、いまだ実用的に満足できるものは得られ
ていない。すなわち、前記ホルマリンで処理する方法
は、その処理度合の調整がやや難しく、処理が過度に進
行すると腸溶性も損なわれ、またホルマリンの使用は安
全性にも若干の問題がある。また、ゼラチン基剤の易溶
性硬質カプセルの全面を腸溶性高分子物質〔例えばセル
ロースアセテートフタレート(CAP)等〕で被覆した硬
質カプセルは、ゼラチン表面と該高分子物質からなる腸
溶性皮膜との接着不良を起こし易く、またゼラチン含有
水分による前記腸溶性皮膜(高分子物質)の加水分解等
の変性を惹起し、経時的に腸溶性機能が低下して、つい
には腸溶性を失ってしまうといったことすらある。さら
に、腸溶性高分子物質単独で(この場合、カルボン酸系
ビニル共重合体またはセルロース誘導体が多用され
る)、または該物質と助剤を基剤として成形された硬質
カプセルは、一般に柔軟性に欠け、柔軟性を付与するた
めには多量の可塑剤を必要とし、これが経時的にカプセ
ル表面に浸出してカプセル内容物に悪影響を与えること
もある。
これら公知の腸溶性硬質カプセルの欠点を改善するも
のとして、ゼラチンと水溶性多価アルコールまたはその
誘導体からなる基剤にアルギン酸ナトリウムを配合し、
これをシームレスカプセル化後に2価以上の陽イオンで
硬化処理する方法(特開昭58-172313号)、あるいはア
ルギン酸ナトリウム等の架橋性多糖類またはこれと助剤
からなる非ゼラチン系基剤より形成したシームレスカプ
セルを2価以上の陽イオンで硬化する方法(同61-44810
号)等が提案されている。
しかしながら、これらの方法はいずれも軟質カプセル
に関するものであって、硬質カプセルにそのまま適用で
きるか否かは全く不明である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はかかる状況において、柔軟性を有し、かつ、
内容物への悪影響を及ぼすことのない実用的に満足し得
る腸溶性の硬質カプセルを提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的の実現を目指し鋭意研究を重ねた結
果、従来より食品分野等で多用されているアルギン酸ナ
トリウムをゼラチンに配合して、常法によりまず硬質カ
プセルを成形し、次いでこれを2価以上の陽イオンで硬
化させることにより実用的に優れた腸溶性硬質カプセル
となることを見出し、本発明を完成するに至った。従っ
て、本発明によれば、ゼラチンに対して1〜10重量%の
アルギン酸ナトリウムを含むゼラチン基剤から成形さ
れ、成形されたカプセル皮膜のボディー部とキャップ部
のシール部分を除き、その外表面が2価以上の陽イオン
で硬化処理されていることを特徴とする腸溶性硬質カプ
セルが提供される。
〔作用〕
本発明によれば、カプセル基剤としてゼラチンに対し
て1〜10重量%のアルギン酸ナトリウムを配合したゼラ
チンを使用するので、特に可塑剤を使用することなく柔
軟なカプセル皮膜を得ることができ、もちろん可塑剤に
よる内容物への悪影響の懸念も全くない。また、該カプ
セル皮膜は、カプセル成形後における2価以上の陽イオ
ンによる硬化処理により架橋、硬化された腸溶性とな
る。
〔実施例〕
本発明腸溶性硬質カプセルの基剤は、ゼラチンとアル
ギン酸ナトリウムとの混合物である。ここでアルギン酸
ナトリウムの量はゼラチンに対して1〜10重量%、特に
好ましくは3〜7重量%である。該アルギン酸ナトリウ
ムの配合量が10重量%を越えると当該基剤の粘度が上昇
し、カプセル成形作業が著しく困難となるので好ましく
ない。また、1重量%未満のアルギン酸ナトリウムの配
合量では、カプセル皮膜に充分な腸溶性を与えることが
できない。もちろん、これらのカプセル基剤には通常の
硬質カプセル製造の際に常用される可塑剤、着色剤、香
料および/または保存剤等のその他の助剤を必要に応じ
て適宜添加することができる。
本発明腸溶性硬質カプセルは上記カプセル基剤を常法
によりカプセル成形し(例えば浸漬法)、次いで成形さ
れたカプセル皮膜を2価以上の陽イオンで硬化処理して
完成される。この硬化処理を行わなければ充分なカプセ
ル皮膜の強度が得られず、実用的に満足できる腸溶性硬
質カプセルとはなり得ない。
上記カプセル皮膜を硬化処理するための2価以上の陽
イオンとは、生理学的に許容することができ、かつ、ア
ルギン酸ナトリウム(水溶液)をゲル化し得る金属イオ
ンであって、例えば鉄、銅、亜鉛、アルミニウム、カル
シウム、マグネシウム、バリウムまたはストロンチウム
等を単独または2種以上併用して用いることができる
が、カルシウムイオンが最も好ましい。カルシウムイオ
ンを付与する化合物としては塩化カルシウム、水酸化カ
ルシウム、酢酸カルシウム、乳酸カルシウム、第一、第
二および第三リン酸カルシウム等の水溶性カルシウム塩
を挙げることができるが、塩化カルシウムが好適であ
る。この塩化カルシウムは通常水溶液として前記カプセ
ル皮膜の硬化処理に供される。すなわち、前記カプセル
皮膜の硬化処理は濃度1〜10重量%、好ましくは3〜5
重量%に調製された塩化カルシウム水溶液中への浸漬に
よって行われ、その浸漬時間は3〜30秒、通常5〜10秒
間で充分である。また、該塩化カルシウム水溶液の温度
は5〜30℃、好ましくは10〜20℃の範囲に調整するのが
よい。ここで、塩化カルシウム水溶液への浸漬によるカ
プセルの硬化処理は、カプセル皮膜のボディー部とキャ
ップ部のシール部分を除いて行うべきである。従ってか
かる硬化処理は、前記カプセルのボディー部とキャップ
部のシール予定部位を残して当該シール作業前に行う
か、または該カプセルボディー部への内容物の充填、キ
ヤップ部との組立および両者における継目部分のシール
をそれぞれ完了し、カプセル剤とした後に該硬質カプセ
ル剤の全面にわたって行うことのいずれかの方法が選
択、実施される。
前者の場合、カプセルボディー部とキャップ部の嵌
合、組立時における両者の継目(境目)部分を、約1〜
5mm(通常は2〜3mm)の幅(カプセル軸線方向長さ)で
円周状、すなわち、環状に硬化未処理帯域として残せば
よく、この場合作業的には、カプセルのボディー部およ
びキャップ部の浸漬成形後、該浸漬成形ピンをそのまま
前記硬化処理液中に所定部位まで浸漬することにより行
われる。前記ボディー部とキャップ部の継目、すなわ
ち、シール予定箇所までも前記硬化処理を施してしまう
と、後記シール作業におけるカプセル皮膜とシール材と
の接着が悪くなり、実用的な腸溶性硬質カプセルを得る
ことができない。
ところで、この硬化処理液中への浸漬は、前記カプセ
ル成形ピンのゼラチン基剤液への浸漬に引き続いて直ち
に行ってもよいが、ゼラチン基剤液への浸漬、および引
き上げ後5〜20分放置し、カプセル皮膜がやや乾燥して
から行う方がカプセルの仕上がりは良くなる。以後、本
硬質カプセルは常法どおりにカプセル皮膜を乾燥後、成
形ピンから抜き取り、所定寸法に切断して完成されるこ
とはいうまでもない。
一方後者の場合、硬化処理は前述したようにカプセル
ボディー部とキャップ部の継目をシールした充填カプセ
ルについて行われるので、前記のようにその処理区域等
についての特別な制限はなく、当該カプセル剤の外表面
全般について処理を施すことが可能である。
前記カプセルボディー部とキャップ部のシールは、両
者の継目部分に施されるが、かかるシール材は通常の易
溶性カプセルと異なり、シール材そのものもある程度の
腸溶性を有していることが必要であり、このための好ま
しいシール材としては、当該カプセル基剤と同様のゼラ
チンとアルギン酸ナトリウムの混合物を挙げることがで
きる。この場合、アルギン酸ナトリウムの配合量は、ゼ
ラチンに対して5〜30重量%、より好ましくは10〜20重
量%の範囲である。
前記カプセルボディー部とキャップ部のシール作業
は、内容物充填後のカプセルについて、市販のカプセル
シール機〔例えば日本エランコ(株)製の「HICAPSEA
L」(商品名)〕を用いて常法により実施し得る。
以下実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 アルギン酸ナトリウム235gを水9.2l中に撹拌しながら
加え、60℃に加温して完全に溶解する。別の容器でゼラ
チン4.7kgを水10lに膨潤させ、撹拌下60℃に加温して溶
解させる。次いでこれら両溶液を混合し、粘度を適宜調
節した後常法により脱泡処理してカプセル基剤を得る
(アルギン酸ナトリウムの対ゼラチン量:5重量%)。こ
のカプセル基剤をカプセル製造機に仕込み、成形ピンを
浸漬後乾燥装置に送り、その途中で再び該成形ピンを温
度15℃の5重量%塩化カルシウム水溶液中に5秒間浸漬
し、カプセル皮膜に所定の硬化処理を施す。この塩化カ
ルシウム水溶液への浸漬処理において、前記成形ピンの
浸漬深度を適宜調節し、ボディー部とキャップ部の継目
部分における硬化未処理区域がカプセル軸線方向長さで
0〜4mmの範囲となる数種の硬質カプセルを得る。
硬化処理後は通常の硬質カプセル製造工程に従って乾
燥、ピンからの抜き取りおよび裁断し、サイズ2号の硬
質カプセルを得る。
この硬質カプセルにそれぞれトウモロコシデンプンを
充填し、次いで日本エランコ(株)製カプセルシール機
「HICAPSEAL」を用いて該カプセルのボディー部とキャ
ップ部の継目をシールする。シール液処方の一例はゼラ
チン80g、アルギン酸ナトリウム16gを水904mlに溶解し
たものである。
以上のようにして得た数種の硬質カプセル剤をそれぞ
れ第11改正日本薬局方による崩壊試験に供したところ第
1表のような結果を得た。
第1表中、 *:カプセルボディー部とキャップ部の継目部分におけ
る硬化未処理部のカプセル軸線方向長さ(mm)。
**:硬化未処理部における非シール部からの開口を確
認。
実施例2 実施例1と同様にアルギン酸ナトリウムをゼラチンに
対し5重量%配合した混合溶液(カプセル基剤)を調製
し、カプセル製造機にて常法によりサイズ1号の硬質カ
プセルを得る。この硬質カプセルにトウモロコシデンプ
ンを充填し、次いでゼラチン120g、アルギン酸ナトリウ
ム12gを水868mlに溶解して得たシール液で該カプセルの
ボディー部とキャップ部を完全にシールする。この硬質
カプセル剤を液温15℃の5重量%塩化カルシウム水溶液
中に5秒間浸漬し、次いで送風乾燥して腸溶性硬質カプ
セル剤とする。
このようにして得られた硬質カプセル剤を第11改正日
本薬局方による崩壊試験に供したところ、第1液に対し
ては供試カプセル剤の全てが2時間以上崩壊せず、また
第2液に対しては6〜8分で全てのものが完全に溶解
し、実用上充分な腸溶性硬質カプセル剤であることが確
認された。
〔発明の効果〕
本発明硬質カプセルは以上詳述したように第11改正日
本薬局方第1液(胃液)には2時間以内に溶解すること
なく、同第2液(腸液)には短時間で溶解するという優
れた腸溶性を有する。また、本発明硬質カプセルは、そ
の基剤の主成分をゼラチンとしているので、従来の易溶
性硬質カプセルのように常法に従って、公知の浸漬法に
よるカプセル製造装置により容易に浸漬成形することが
でき、比較的安価にこれを提供することができる。さら
に、本発明カプセルは硬質カプセルであるので、軟質カ
プセルに較べてその製剤化が容易であるという副次的効
果も有するものである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゼラチンに対して1〜10重量%のアルギン
    酸ナトリウムを含むゼラチン基剤から成形され、成形さ
    れたカプセル皮膜のボディー部とキャップ部のシール部
    分を除き、その外表面が2価以上の陽イオンで硬化処理
    さていることを特徴とする腸溶性硬質カプセル。
  2. 【請求項2】硬化処理が、カプセルのボディー部とキャ
    ップ部のシール予定部位を残して当該シール作業前に行
    われたものである請求項(1)記載の腸溶性硬質カプセ
    ル。
  3. 【請求項3】硬化処理が、カプセルのボディー部とキャ
    ップ部とのシールを完了した後にカプセル全面にわたっ
    て行われたものである請求項(1)記載の腸溶性硬質カ
    プセル。
  4. 【請求項4】2価以上の陽イオンが、鉄、銅、亜鉛、ア
    ルミニウム、カルシウム、マグネシウム、バリウムまた
    はストロンチウムから選ばれた1つもしくは2つ以上の
    金属イオンである請求項(1)、(2)または(3)記
    載の腸溶性硬質カプセル。
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