JP2610765C - - Google Patents
Info
- Publication number
- JP2610765C JP2610765C JP2610765C JP 2610765 C JP2610765 C JP 2610765C JP 2610765 C JP2610765 C JP 2610765C
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sequence
- length
- digital information
- spaces
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000051 modifying Effects 0.000 claims description 53
- 230000000875 corresponding Effects 0.000 claims description 32
- UIIMBOGNXHQVGW-UHFFFAOYSA-M buffer Substances [Na+].OC([O-])=O UIIMBOGNXHQVGW-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 6
- 230000000295 complement Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000001808 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000006011 modification reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 239000004544 spot-on Substances 0.000 description 1
- 239000012536 storage buffer Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、記録媒体からディジタル情報を再生するための方法及び装置、より
具体的にはパルス幅変調形式のディジタル情報を再生するための光学式ビデオ・
ディスク再生方法及び装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 ビデオ・ディスク・システムは高い記録効率でディジタル情報を貯蔵するため
に広く使われてくるようになった。情報は、例えば渦巻状のパターンの如く複数
個のほぼ円形で且つ同心の記録トラック中に配列された離隔したマークの連続と してディスク上に通常は記録される。特に効果的な1つのシステムは、ディスク
上において連続して離隔されたマークの各々が、複数ビット(multi-bit)コード
・ブロックを表わし、かつ個々独立に長さが変化し得るようにしたパルス幅変調
形式でディジタル情報を記録してきた。このような従来のシステムでは、相次ぐ
マーク同志の間のスペース、又は相次ぐマークの始端同志の間の間隔は通常一定
に保たれる。すなわち、スペースの長さについては、個々独立には変化し得なか
ったことが理解されるであろう。 【0003】 ビデオ・ディスクはディスクを被う薄い金属性の記録層を有するガラス基盤を
含むことが出来、そしてディスク上にディジタル情報を記録する装置は、ディス
クが均一な速度で回転される時、記録されるべきディジタル情報に従って変調さ
れる光ビームの強度でディスク上に書込み光ビームを集束する。光の強度が予定
の閾値を越えた時、非反射のピット即ちマークが記録層に形成されるが、一方、
強度が閾値を越えない時は記録層は影響されない。従って、連続し離隔されたマ
ークの長さは、集束されたビームの強度がこの閾値を越えた持続時間に対応する
。 【0004】 記録されたディジタル情報は、隔離されたマークの記録パターンにより変調さ
れた強度を有する反射ビームを発生するために、均一な強度を有する読取り光ビ
ームで、記録された光学ディスクのレプリカを走査することによって再生される
。反射されたビームの強度は対応するマークの長さ、従ってそれが表示する特定
のバイナリ・コード・ブロックを決めるために、予定のレベルを越えた時間長が
測られる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 この従来のパルス幅変調技術は比較的高い記録効率でディジタル情報を記録す
るのに効果的であることが証明されているけれども、より高い効率でディジタル
情報を記録するためのシステムが望まれている。本発明の目的は、かかる要望を
満たすとともに、高密度に記録されたディジタル情報を容易に再生できる方法及 び装置を提供することにある。 【0006】 【発明の概要】 本発明は、記録媒体上にディジタル情報を記録し且つ再生するためのシステム
で具体化されている。この記録媒体上において、情報は個々独立に変化し得る離
隔されたマークの連続中に記録されている。各マークの長さは連続した複数ビッ
ト・バイナリ・コード・ブロックのうちの分離した1つを表わす。本発明によれ
ば、相次ぐマーク同志の間の間隔即ちスペースもまた、一連のコード・ブロック
の中の分離されたブロックを表わす個々独立に変化し得る長さをもつ。これによ
りディジタル情報はより高い記録効率で記録媒体上に記録される。 【0007】 より具体的に言えば、本発明は、ビデオ信号がほぼ円形で且つ同心円的な連続
したレコード・トラックのディスク状記録体に記録されているビデオ・ディスク
・システムに特定の利用を持っている。記録装置は最初にビデオ信号をディジタ
ル化し且つ既知のデータ圧縮技術を使ってディジタル化された信号を圧縮するた
めに機能する。ディジタル化された信号は同じ長さ又は混合された長さのコード
・ブロックの連続に配列され、そして相継ぐコード・ブロックに従って決定され
る状態の遷移を有するバイナリ変調信号が形成される。良好な実施例に於て、各
コード・ブロックは4個のバイナリ・ビットを含み且つ変調信号の連続状態は1
6側のあるべき個々独立の持続期間を有する。 【0008】 変調信号は光強度変調器へ結合され、それは複数ビット・コード・ブロックの
連続に対応する個々の持続時間の間、強度が予定敷値よりも大きい値及び小さい
値と交互になるような態様で書込みビームの強度を変調する。強度変調されたビ
ームは、記録体が規定の速度で回転された時、規定のパターンで、対応する顕微
鏡的なピット即ちマークを形成するために記録体上に集束される。その後、その
記録体は、従来の技術を使ってビデオ・ディスクのレプリカを作るために使用さ
れる。 【0009】 記録されたディジタル情報はほぼ均一な強度を有する読取り光ビームで連続す
るトラックを走査することによりディスク・レプリカから再生される。これは、
交互のマーク及びスペースである記録パターンによって変調された強度を有する
反射(又は透過)ビームを生ずる。再生装置は連続するマーク及びスペースの持
続時間を測り且つ夫々が表示する特定のコード・ブロックを決定する。検出され
たコード・ブロックの連続を伸長(decompressing)した後に、もとのアナログ映
像信号を再現することが出来る。 【0010】 良好な実施例に於て、連続する記録トラックの各々は個々の映像フレームを記
録するのに使われる。然し乍ら、この特別なパルス幅変調形式は可変長のマーク
及びスペースの記録パターンに帰着するので、各映像フレームを記録するのに必
要とするトラックの長さはトラック全体よりも短いのが通常である。これが起き
た時、残りのトラックは規定の充填コードのマーク及びスペースの交番表示によ
って占められる。 【0011】 【実施例】 図1を参照すると、ディスク状レコード11上にディジタル化された映像信号
を記録するための記録装置が示されている。その装置はほぼ均一な強度を有する
書込み光ビーム15を発生するための書込みレーザ13と、記録されるべきディ
ジタル化された変調信号に従ってビームの強度を変調するための強度変調器17
を含んでいる。この装置は更に、レコード上に強度変調されたビームを集束する
ための放射方向に移動しうる対物レンズ(図示せず)と、規定された均一な速度
(例えば1800r.p.m.)でレコードを回転するためのスピンドル・モータ19とを
含む。従って集束されたビームは実質的に円形で且つ同心的な記録トラックを記
録媒体中に形成する。 【0012】 記録体11はそれを被う金属性の記録層を有するガラス基盤を含み、且つ集束 ビームは、その強度が予定閾値を越えた時はいつでも記録層中に顕微鏡的なピッ
トを形成する。その強度は記録されるべきディジタル変調信号に従って交互にこ
の閾値よりも大きく及び小さくなるように変調されるので、離隔されたピット即
ちマークの対応する連続がレコード中に形成される。 【0013】 本発明に従って、相次ぐマーク及び相次ぐマーク間のスペースの両方が連続し
た複数ビット・バイナリ・コード・ブロックを表わす個々独立に変化し得る長さ
を有するようにした特別なパルス幅変調形式で記録体11に記録される。これに
よりディジタル情報が改良された記録効率で記録体上に記録される。 【0014】 より詳細に言えば、図1の記録装置は、線23上のベースバンド映像信号をサ
ンプルし、且つ対応するディジタル信号へ映像信号を変換するためのアナログ/
ディジタル変換器21を含む。このディジタル信号は、垂直及び水平同期信号の
除去、及びディジタル情報の圧縮のため、線25を経てフォーマッタ27へ結合
されて、圧縮されたデータを連続した4−ビット・コード・ブロックに形式化す
る。これ等の連続したコード・ブロックは線29を経て適当な貯蔵バッファ31
へ転送され、バッファ31はマーク(MARK)パルス幅変調器35及びスペース(SPA
CE)パルス幅変調器37へ線33を経てそのブロックを1つずつ出力する。この
2つのパルス幅変調器はそれ等の夫々の入力端子へ印加された特定のコード・ブ
ロックに対応して個々独立に変化し得る持続時間を有する出力パルスを発生する
ように交互に動作する。ブロックは実質的に均一な割合で入力されるが、コード
・ブロックが含む特定の情報によって決定される可変的な割合で出力されるので
、バッファ31はあらかじめ決められた数の4−ビット・コード・ブロックを貯
蔵するために充分な貯蔵容量を持たねばならない。 【0015】 以下の表は16個のとり得る4−ビット・コード・ブロックと、2つのパルス
幅変調器35及び37による対応するパルス出力の持続時間との間の1つの関係
を示す表である。 【0016】 起こりうる可能なパルスの長さは最小の長さ1.0L及び最大の長さ2.5Lとの間
で均一なステップで変化する。すなわち、各マーク又は各スペースの長さは、所
定の再生許容周波数下限値を考慮して決定される最大長さ{2.5L}を25等分
してなる各長さの全体{0.1L,0.2L,…2.5L}の中から、所定の再生許容周波数
上限値を越える周波数帯域に対応する各長さ{0.1L,0.2L,…0.9L}を除いた残
りの各長さ{1.0L,1.1L,…2.5L}の中から適宜に選択される。上述の再生許容
周波数が、レーザビームのスポット径に関連して決定されることについては、 この種の光ディスクシステムの当業者であれば、容易に理解されるであろう。1
6個のコード・ブロックと、対応するパルスの持続時間との間の別の関係は「非
リニア・マーク長さの変調を有するビデオ再生器/記録器」と題するジャックエ
イチ.ベイリイ(Jack H.Bailey)の名前で出願された米国特許出願番号第974,183
号で与えられる。 【0017】 図1の記録装置は更に、夫々MARK及びSPACE変調器35及び37から線43及
び45を経て受取られる連続したパルス幅変調パルスに従って、線41を経て強
度変調器17へ結合された変調信号を発生するための結合器39を含む。結合器
はまた、一方の変調器からの以前の出力パルスが休止した直後に各変調器の動作
を開始するENABLE信号を夫々線47及び49を経て与えることによってMARK及び
SPACE変調器のタイミングを制御する。線41上の結合器による変調信号出力はM
ARK変調器35がパルスを出力する時はいつでも論理「1」状態にあり且つSPACE
変調器37がパルスを出力する時はいつでも論理「0」状態にある。即ち連続し
た4−ビット・コード・ブロックを表わすマーク及びスペースの交互の所望のパ
ターンが記録体11に形成される。 【0018】 良好な実施例に於ては、記録体11中の連続した記録トラックの各々は単一の
映像フレームのディジタル情報を記録する。第3図に示すように、各トラックは
N個のセクタを含み且つ各セクタは先頭部分、データ部分及び可変長の充填部分
を含む。一定数のデータが各データ部分に含まれるが各マーク及びスペースが可
変長なので、データ部分全体の長さは従って可変長である。従って充填部分は通
常は必要である。良好な実施例に於て、充填コードは記録された情報を再生する
ために補正装置に使うことの出来る特別な順序のマーク及びスペースから成って
いる。各セクタの先頭部分及び充填部分の両方はフォーマッタ27(図1)によ
って発生され、フォーマッタ27は、現在のフレーム番号及びセクタ番号のデー
タ表示と、記録されている現在のセクタ中の特定のロケーションのデータ表示を
貯蔵するためのレジスタを含む。 【0019】 図3は同期コード、セクタ・アドレス・コード、データの性質(例えば映像、
音声等)を示す確認コード、正/補コード及び前のすべてのコードの伸長を許す
予備部分とを含む各セクタの先頭部分を示している。正/補コードは各セクタ中
のデータの長さを最小限にするための特別な手段として用いられる。既に説明し
たように、各セクタは一定量のデータを含むが記録されている特定のコード・ブ
ロックに従って可変長である。データの特定のセクタをレコードするのに必要と
するトラックの長さが予定された平均値を越えたことが若しフォーマッタ27(
図1)によって決定されると、フォーマッタは記録の代わりに各コード・ブロッ
クの補数を出力し、且つ対応する先頭部分中の正/補コードを修飾する。このよ
うにして、任意のセクタ中にデータを貯蔵するのに必要とされる最大のトラック
の長さはすべて平均の長さ、即ちコード・ブロック0111又は1000に対応するマー
ク及びスペースの記録に対応する。 【0020】 図3は又、各セクタのデータ部分のフォーマットを示している。データはM個
の連続する区分を含み、各区分は同期及び再開始のために特別なスーパーマーク
が先行していることが判る。良好な実施例では、各区分は映像フレームの切片か
ら取出される8×8のマトリックスに対応する。 【0021】 図2は図1の記録された記録体11のビデオ・ディスク・レプリカ51を再生
演奏するための装置を示している。その装置は実質的に均一な強度を有する読取
り光ビーム55を発生するための読取りレーザ53を含む。このビームは、ディ
スクがスピンドル・モータ57により均一な速度で回転された時放射方向に可動
なレンズ(図示せず)によってディスク51上にビームスポットとして集束され
る。これはディスク上に記録されたマークのパターンに従って強度変調された反
射ビーム59を生ずる。装置は次に変調されたビームを検出し、且つ対応する4
−ビット・コード・ブロックを決定するためにマーク及びスペースで変調された
連続するパルス幅の長さを測る。その後もとのベースバンド映像信号が再現され る。 【0022】 より具体的に言えば、図2の再生装置は反射ビーム59の変調された強度を検
知するための検知器61を含み且つ対応する電気信号を発生する。この信号は線
63を経てMARKパルス幅復調器65及びSPACEパルス幅復調器67へ接続され、
それ等は連続するマーク及びスペースの長さを夫々測り、且つそれ等が表示する
特定のコード・ブロックを決定する。各復調器は、各マーク(又はスペース)の
検出された端により開始され且つ終止される線型ランプ(ramp)発生器と、対応
する4−ビット・コード・ブロックへランプのピーク値を変換するためのアナロ
グ/ディジダル変換器とを含ませることが出来る。この装置は更に夫々MARK及び
SPACE復調器65及び67から線71及び73上に供給される連続する4−ビッ
ト・コード・ブロックを挿入(interleave)するためのデコーダ69を含む。 【0023】 コード・ブロックの連続は線75を経てデコーダ69からバッファ及びデフォ
ーマッタ装置77へ結合され、それは通常の技術を用いてデータを伸長(de-comp
ress)して、データを転換し実質的にもとのディジタル・フォーマットへ復帰す
る。加えて、デフォーマッタ装置77は通常のディジタル化された垂直及び水平
同期信号を伸長されたビデオ・データ中に挿入する。次にデフォーマッタ装置7
7は線79を経てD−A(ディジタル/アナログ)コンバータ81へ結合するた
めにリアル・タイムのディジタル・ビデオ信号を発生し、D−Aコンバータは線
83上に出力するためにもとのアナログ・ベースバンド映像信号を再生する。装
置77から情報が実質的にリアル−タイム態様で出力されている間、コード・ブ
ロックが含む特定の情報によって決定される可変的な率でデコーダ69から受取
られる連続した入力コード・ブロックのあらかじめ決められた部分を貯蔵するた
めめに、バッファ及びデフォーマッタ装置77は充分に大きいメモリ容量を含ま
ねばならない。 【0024】 上述の説明から本発明はディスク状記録体上のディジタル情報を記録し且つ再 生するための改良されたシステムを提供することが判る。情報は、複数ビット・
コード・ブロックの連続に従って個々独立に可変長である、相次ぐマーク及び相
次ぐマーク間のスペースの両方の長さを以て、離隔したマークの連続の中に貯蔵
される。ディジタル情報はこれによって改良された記録効率で貯蔵される。 【0025】 本発明は良好な実施例を参照して説明して来たが、本発明の精神を逸脱するこ
となく、映像信号に限らず音声信号にも施しうることが勿論である。 【0026】 【発明の効果】 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、情報をマークのみを利用して
記録していた従来例に比べて記録効率を向上できることに加え、記録された交互
のマーク及びスペースの長さから直接的に元のコードブロックを誤りなく復号す
ることができる。また、各マーク及びスペースの長さには、予定される再生系を
考慮したラン・レングス・リミテッド規則が付与されているため、記録されたマ
ーク及びスペースを忠実に再生することができる。さらに、記録フォーマットに
も種々の工夫がなされているため、記録情報の識別等が容易となる。その結果、
本発明は、高い効率で記録された記録媒体からデジタル情報を容易に再生する方
法及び装置を提供するものである。
具体的にはパルス幅変調形式のディジタル情報を再生するための光学式ビデオ・
ディスク再生方法及び装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 ビデオ・ディスク・システムは高い記録効率でディジタル情報を貯蔵するため
に広く使われてくるようになった。情報は、例えば渦巻状のパターンの如く複数
個のほぼ円形で且つ同心の記録トラック中に配列された離隔したマークの連続と してディスク上に通常は記録される。特に効果的な1つのシステムは、ディスク
上において連続して離隔されたマークの各々が、複数ビット(multi-bit)コード
・ブロックを表わし、かつ個々独立に長さが変化し得るようにしたパルス幅変調
形式でディジタル情報を記録してきた。このような従来のシステムでは、相次ぐ
マーク同志の間のスペース、又は相次ぐマークの始端同志の間の間隔は通常一定
に保たれる。すなわち、スペースの長さについては、個々独立には変化し得なか
ったことが理解されるであろう。 【0003】 ビデオ・ディスクはディスクを被う薄い金属性の記録層を有するガラス基盤を
含むことが出来、そしてディスク上にディジタル情報を記録する装置は、ディス
クが均一な速度で回転される時、記録されるべきディジタル情報に従って変調さ
れる光ビームの強度でディスク上に書込み光ビームを集束する。光の強度が予定
の閾値を越えた時、非反射のピット即ちマークが記録層に形成されるが、一方、
強度が閾値を越えない時は記録層は影響されない。従って、連続し離隔されたマ
ークの長さは、集束されたビームの強度がこの閾値を越えた持続時間に対応する
。 【0004】 記録されたディジタル情報は、隔離されたマークの記録パターンにより変調さ
れた強度を有する反射ビームを発生するために、均一な強度を有する読取り光ビ
ームで、記録された光学ディスクのレプリカを走査することによって再生される
。反射されたビームの強度は対応するマークの長さ、従ってそれが表示する特定
のバイナリ・コード・ブロックを決めるために、予定のレベルを越えた時間長が
測られる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 この従来のパルス幅変調技術は比較的高い記録効率でディジタル情報を記録す
るのに効果的であることが証明されているけれども、より高い効率でディジタル
情報を記録するためのシステムが望まれている。本発明の目的は、かかる要望を
満たすとともに、高密度に記録されたディジタル情報を容易に再生できる方法及 び装置を提供することにある。 【0006】 【発明の概要】 本発明は、記録媒体上にディジタル情報を記録し且つ再生するためのシステム
で具体化されている。この記録媒体上において、情報は個々独立に変化し得る離
隔されたマークの連続中に記録されている。各マークの長さは連続した複数ビッ
ト・バイナリ・コード・ブロックのうちの分離した1つを表わす。本発明によれ
ば、相次ぐマーク同志の間の間隔即ちスペースもまた、一連のコード・ブロック
の中の分離されたブロックを表わす個々独立に変化し得る長さをもつ。これによ
りディジタル情報はより高い記録効率で記録媒体上に記録される。 【0007】 より具体的に言えば、本発明は、ビデオ信号がほぼ円形で且つ同心円的な連続
したレコード・トラックのディスク状記録体に記録されているビデオ・ディスク
・システムに特定の利用を持っている。記録装置は最初にビデオ信号をディジタ
ル化し且つ既知のデータ圧縮技術を使ってディジタル化された信号を圧縮するた
めに機能する。ディジタル化された信号は同じ長さ又は混合された長さのコード
・ブロックの連続に配列され、そして相継ぐコード・ブロックに従って決定され
る状態の遷移を有するバイナリ変調信号が形成される。良好な実施例に於て、各
コード・ブロックは4個のバイナリ・ビットを含み且つ変調信号の連続状態は1
6側のあるべき個々独立の持続期間を有する。 【0008】 変調信号は光強度変調器へ結合され、それは複数ビット・コード・ブロックの
連続に対応する個々の持続時間の間、強度が予定敷値よりも大きい値及び小さい
値と交互になるような態様で書込みビームの強度を変調する。強度変調されたビ
ームは、記録体が規定の速度で回転された時、規定のパターンで、対応する顕微
鏡的なピット即ちマークを形成するために記録体上に集束される。その後、その
記録体は、従来の技術を使ってビデオ・ディスクのレプリカを作るために使用さ
れる。 【0009】 記録されたディジタル情報はほぼ均一な強度を有する読取り光ビームで連続す
るトラックを走査することによりディスク・レプリカから再生される。これは、
交互のマーク及びスペースである記録パターンによって変調された強度を有する
反射(又は透過)ビームを生ずる。再生装置は連続するマーク及びスペースの持
続時間を測り且つ夫々が表示する特定のコード・ブロックを決定する。検出され
たコード・ブロックの連続を伸長(decompressing)した後に、もとのアナログ映
像信号を再現することが出来る。 【0010】 良好な実施例に於て、連続する記録トラックの各々は個々の映像フレームを記
録するのに使われる。然し乍ら、この特別なパルス幅変調形式は可変長のマーク
及びスペースの記録パターンに帰着するので、各映像フレームを記録するのに必
要とするトラックの長さはトラック全体よりも短いのが通常である。これが起き
た時、残りのトラックは規定の充填コードのマーク及びスペースの交番表示によ
って占められる。 【0011】 【実施例】 図1を参照すると、ディスク状レコード11上にディジタル化された映像信号
を記録するための記録装置が示されている。その装置はほぼ均一な強度を有する
書込み光ビーム15を発生するための書込みレーザ13と、記録されるべきディ
ジタル化された変調信号に従ってビームの強度を変調するための強度変調器17
を含んでいる。この装置は更に、レコード上に強度変調されたビームを集束する
ための放射方向に移動しうる対物レンズ(図示せず)と、規定された均一な速度
(例えば1800r.p.m.)でレコードを回転するためのスピンドル・モータ19とを
含む。従って集束されたビームは実質的に円形で且つ同心的な記録トラックを記
録媒体中に形成する。 【0012】 記録体11はそれを被う金属性の記録層を有するガラス基盤を含み、且つ集束 ビームは、その強度が予定閾値を越えた時はいつでも記録層中に顕微鏡的なピッ
トを形成する。その強度は記録されるべきディジタル変調信号に従って交互にこ
の閾値よりも大きく及び小さくなるように変調されるので、離隔されたピット即
ちマークの対応する連続がレコード中に形成される。 【0013】 本発明に従って、相次ぐマーク及び相次ぐマーク間のスペースの両方が連続し
た複数ビット・バイナリ・コード・ブロックを表わす個々独立に変化し得る長さ
を有するようにした特別なパルス幅変調形式で記録体11に記録される。これに
よりディジタル情報が改良された記録効率で記録体上に記録される。 【0014】 より詳細に言えば、図1の記録装置は、線23上のベースバンド映像信号をサ
ンプルし、且つ対応するディジタル信号へ映像信号を変換するためのアナログ/
ディジタル変換器21を含む。このディジタル信号は、垂直及び水平同期信号の
除去、及びディジタル情報の圧縮のため、線25を経てフォーマッタ27へ結合
されて、圧縮されたデータを連続した4−ビット・コード・ブロックに形式化す
る。これ等の連続したコード・ブロックは線29を経て適当な貯蔵バッファ31
へ転送され、バッファ31はマーク(MARK)パルス幅変調器35及びスペース(SPA
CE)パルス幅変調器37へ線33を経てそのブロックを1つずつ出力する。この
2つのパルス幅変調器はそれ等の夫々の入力端子へ印加された特定のコード・ブ
ロックに対応して個々独立に変化し得る持続時間を有する出力パルスを発生する
ように交互に動作する。ブロックは実質的に均一な割合で入力されるが、コード
・ブロックが含む特定の情報によって決定される可変的な割合で出力されるので
、バッファ31はあらかじめ決められた数の4−ビット・コード・ブロックを貯
蔵するために充分な貯蔵容量を持たねばならない。 【0015】 以下の表は16個のとり得る4−ビット・コード・ブロックと、2つのパルス
幅変調器35及び37による対応するパルス出力の持続時間との間の1つの関係
を示す表である。 【0016】 起こりうる可能なパルスの長さは最小の長さ1.0L及び最大の長さ2.5Lとの間
で均一なステップで変化する。すなわち、各マーク又は各スペースの長さは、所
定の再生許容周波数下限値を考慮して決定される最大長さ{2.5L}を25等分
してなる各長さの全体{0.1L,0.2L,…2.5L}の中から、所定の再生許容周波数
上限値を越える周波数帯域に対応する各長さ{0.1L,0.2L,…0.9L}を除いた残
りの各長さ{1.0L,1.1L,…2.5L}の中から適宜に選択される。上述の再生許容
周波数が、レーザビームのスポット径に関連して決定されることについては、 この種の光ディスクシステムの当業者であれば、容易に理解されるであろう。1
6個のコード・ブロックと、対応するパルスの持続時間との間の別の関係は「非
リニア・マーク長さの変調を有するビデオ再生器/記録器」と題するジャックエ
イチ.ベイリイ(Jack H.Bailey)の名前で出願された米国特許出願番号第974,183
号で与えられる。 【0017】 図1の記録装置は更に、夫々MARK及びSPACE変調器35及び37から線43及
び45を経て受取られる連続したパルス幅変調パルスに従って、線41を経て強
度変調器17へ結合された変調信号を発生するための結合器39を含む。結合器
はまた、一方の変調器からの以前の出力パルスが休止した直後に各変調器の動作
を開始するENABLE信号を夫々線47及び49を経て与えることによってMARK及び
SPACE変調器のタイミングを制御する。線41上の結合器による変調信号出力はM
ARK変調器35がパルスを出力する時はいつでも論理「1」状態にあり且つSPACE
変調器37がパルスを出力する時はいつでも論理「0」状態にある。即ち連続し
た4−ビット・コード・ブロックを表わすマーク及びスペースの交互の所望のパ
ターンが記録体11に形成される。 【0018】 良好な実施例に於ては、記録体11中の連続した記録トラックの各々は単一の
映像フレームのディジタル情報を記録する。第3図に示すように、各トラックは
N個のセクタを含み且つ各セクタは先頭部分、データ部分及び可変長の充填部分
を含む。一定数のデータが各データ部分に含まれるが各マーク及びスペースが可
変長なので、データ部分全体の長さは従って可変長である。従って充填部分は通
常は必要である。良好な実施例に於て、充填コードは記録された情報を再生する
ために補正装置に使うことの出来る特別な順序のマーク及びスペースから成って
いる。各セクタの先頭部分及び充填部分の両方はフォーマッタ27(図1)によ
って発生され、フォーマッタ27は、現在のフレーム番号及びセクタ番号のデー
タ表示と、記録されている現在のセクタ中の特定のロケーションのデータ表示を
貯蔵するためのレジスタを含む。 【0019】 図3は同期コード、セクタ・アドレス・コード、データの性質(例えば映像、
音声等)を示す確認コード、正/補コード及び前のすべてのコードの伸長を許す
予備部分とを含む各セクタの先頭部分を示している。正/補コードは各セクタ中
のデータの長さを最小限にするための特別な手段として用いられる。既に説明し
たように、各セクタは一定量のデータを含むが記録されている特定のコード・ブ
ロックに従って可変長である。データの特定のセクタをレコードするのに必要と
するトラックの長さが予定された平均値を越えたことが若しフォーマッタ27(
図1)によって決定されると、フォーマッタは記録の代わりに各コード・ブロッ
クの補数を出力し、且つ対応する先頭部分中の正/補コードを修飾する。このよ
うにして、任意のセクタ中にデータを貯蔵するのに必要とされる最大のトラック
の長さはすべて平均の長さ、即ちコード・ブロック0111又は1000に対応するマー
ク及びスペースの記録に対応する。 【0020】 図3は又、各セクタのデータ部分のフォーマットを示している。データはM個
の連続する区分を含み、各区分は同期及び再開始のために特別なスーパーマーク
が先行していることが判る。良好な実施例では、各区分は映像フレームの切片か
ら取出される8×8のマトリックスに対応する。 【0021】 図2は図1の記録された記録体11のビデオ・ディスク・レプリカ51を再生
演奏するための装置を示している。その装置は実質的に均一な強度を有する読取
り光ビーム55を発生するための読取りレーザ53を含む。このビームは、ディ
スクがスピンドル・モータ57により均一な速度で回転された時放射方向に可動
なレンズ(図示せず)によってディスク51上にビームスポットとして集束され
る。これはディスク上に記録されたマークのパターンに従って強度変調された反
射ビーム59を生ずる。装置は次に変調されたビームを検出し、且つ対応する4
−ビット・コード・ブロックを決定するためにマーク及びスペースで変調された
連続するパルス幅の長さを測る。その後もとのベースバンド映像信号が再現され る。 【0022】 より具体的に言えば、図2の再生装置は反射ビーム59の変調された強度を検
知するための検知器61を含み且つ対応する電気信号を発生する。この信号は線
63を経てMARKパルス幅復調器65及びSPACEパルス幅復調器67へ接続され、
それ等は連続するマーク及びスペースの長さを夫々測り、且つそれ等が表示する
特定のコード・ブロックを決定する。各復調器は、各マーク(又はスペース)の
検出された端により開始され且つ終止される線型ランプ(ramp)発生器と、対応
する4−ビット・コード・ブロックへランプのピーク値を変換するためのアナロ
グ/ディジダル変換器とを含ませることが出来る。この装置は更に夫々MARK及び
SPACE復調器65及び67から線71及び73上に供給される連続する4−ビッ
ト・コード・ブロックを挿入(interleave)するためのデコーダ69を含む。 【0023】 コード・ブロックの連続は線75を経てデコーダ69からバッファ及びデフォ
ーマッタ装置77へ結合され、それは通常の技術を用いてデータを伸長(de-comp
ress)して、データを転換し実質的にもとのディジタル・フォーマットへ復帰す
る。加えて、デフォーマッタ装置77は通常のディジタル化された垂直及び水平
同期信号を伸長されたビデオ・データ中に挿入する。次にデフォーマッタ装置7
7は線79を経てD−A(ディジタル/アナログ)コンバータ81へ結合するた
めにリアル・タイムのディジタル・ビデオ信号を発生し、D−Aコンバータは線
83上に出力するためにもとのアナログ・ベースバンド映像信号を再生する。装
置77から情報が実質的にリアル−タイム態様で出力されている間、コード・ブ
ロックが含む特定の情報によって決定される可変的な率でデコーダ69から受取
られる連続した入力コード・ブロックのあらかじめ決められた部分を貯蔵するた
めめに、バッファ及びデフォーマッタ装置77は充分に大きいメモリ容量を含ま
ねばならない。 【0024】 上述の説明から本発明はディスク状記録体上のディジタル情報を記録し且つ再 生するための改良されたシステムを提供することが判る。情報は、複数ビット・
コード・ブロックの連続に従って個々独立に可変長である、相次ぐマーク及び相
次ぐマーク間のスペースの両方の長さを以て、離隔したマークの連続の中に貯蔵
される。ディジタル情報はこれによって改良された記録効率で貯蔵される。 【0025】 本発明は良好な実施例を参照して説明して来たが、本発明の精神を逸脱するこ
となく、映像信号に限らず音声信号にも施しうることが勿論である。 【0026】 【発明の効果】 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、情報をマークのみを利用して
記録していた従来例に比べて記録効率を向上できることに加え、記録された交互
のマーク及びスペースの長さから直接的に元のコードブロックを誤りなく復号す
ることができる。また、各マーク及びスペースの長さには、予定される再生系を
考慮したラン・レングス・リミテッド規則が付与されているため、記録されたマ
ーク及びスペースを忠実に再生することができる。さらに、記録フォーマットに
も種々の工夫がなされているため、記録情報の識別等が容易となる。その結果、
本発明は、高い効率で記録された記録媒体からデジタル情報を容易に再生する方
法及び装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に従った特別なパルス幅変調形式で、ビデオ・ディスク上にディジタル
化された映像信号を記録するための読取り装置のブロック図である。 【図2】 本発明に従って特別なパルス幅変調形式でビデオ・ディスク上に貯蔵されたデ
ィジタル化された映像信号を再生するための再生装置のブロック図である。 【図3】 ビデオ・ディスク上のデータのフォーマットを説明する概要図である。 【図4】 記録されている複数の起きうる4−ビット・コード・ブロックの各々に対応す
る連続したマーク(及びスペース)のための規定の長さを示す図表である。 【符号の説明】 11…ディスク状レコード、 13…書き込みレーザ、 15…書込み光ビーム、 17…強度変調器、 19…スピンドル・モータ、 21…アナログ/デジタル変換器 27…フォーマッタ 31…バッファ、 37…パルス幅変調器、 39…結合器。
化された映像信号を記録するための読取り装置のブロック図である。 【図2】 本発明に従って特別なパルス幅変調形式でビデオ・ディスク上に貯蔵されたデ
ィジタル化された映像信号を再生するための再生装置のブロック図である。 【図3】 ビデオ・ディスク上のデータのフォーマットを説明する概要図である。 【図4】 記録されている複数の起きうる4−ビット・コード・ブロックの各々に対応す
る連続したマーク(及びスペース)のための規定の長さを示す図表である。 【符号の説明】 11…ディスク状レコード、 13…書き込みレーザ、 15…書込み光ビーム、 17…強度変調器、 19…スピンドル・モータ、 21…アナログ/デジタル変換器 27…フォーマッタ 31…バッファ、 37…パルス幅変調器、 39…結合器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための方法であって、前記
ディジタル情報はマーク及びスペースの連続として格納されており、前記連続す
るマーク及びスペースは複数ビットのコード化されたバイナリ・ビットを現わす
個々独立に可変な長さを有し、前記方法には、 前記記録媒体を走査して前記マーク及びスペースの格納パターンに従って変化
する再生信号を生成する第1のステップと、 前記再生信号に応答して前記連続するマーク及びスペースの長さを検出し、そ
れが対応する特定のコード化された信号の連続を表す出力信号を生成する第2の
ステップと、 前記出力信号をバッファに記録情報に従って変化する情報速度で一時的に格納
した後、情報を一定の速度でバッファから順次に出力する第3のステップと、 が含まれていることを特徴とする情報復元方法。 【請求項2】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための方法であって、前記
方法には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記変換は、前記バイナリ
・ビットの連続の各オリジナル部分をコード化された部分にコード化するために
、第1のコード化作用のみを使用して、かつ前記第1のコード化作用に引き続い
て前記コード化された部分を処理する如何なる作用も使用せずに、前記バイナリ
・ビットの連続の各部をコード化することにより行われ、それぞれの前記コード
化された部分は、前記バイナリ・ビットの連続の各オリジナル部分を表す最終コ
ードであり、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、対応する交互 のマークとスペースの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマ
ークとスペースの長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前
記コード化された信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これに
よりマークとスペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1の
ステップと、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2のス
テップと、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
記録のために前記単位区間の全体が必要とされない場合には、単位区間の残りの
部分は規定の交互のマークとスペースとにより占められる、ことを特徴とする情
報復元方法。 【請求項3】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための方法であって、前記
方法には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記変換は、前記バイナリ
・ビットの連続の各オリジナル部分をコード化された部分にコード化するために
、第1のコード化作用のみを使用して、かつ前記第1のコード化作用に引き続い
て前記コード化された部分を処理する如何なる作用も使用せずに、前記バイナリ
・ビットの連続の各部をコード化することにより行われ、それぞれの前記コード
化された部分は、前記バイナリ・ビットの連続の各オリジナル部分を表す最終コ
ードであり、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、マーク及びスペ
ースがコード化された信号の対応する部分を示すように、交互のマークとスペー
スの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマークとスペースの
長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記コード化された
信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これによりマークとス ペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1のステップと、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2の手
段と、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
前記単位区間の特定位置には前記単位区間に記録された情報の種別を特定するた
めの識別リコードが記録されている、ことを特徴とする情報復元方法。 【請求項4】 前記識別コードは少なくとも映像情報と音声情報とを表すことができることを
特徴とする請求項3に記載の情報復元方法。 【請求項5】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための方法であって、前記
方法には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記変換は、前記バイナリ
・ビットの連続の各オリジナル部分をコード化された部分にコード化するために
、第1のコード化作用のみを使用して、かつ前記第1のコード化作用に引き続い
て前記コード化された部分を処理する如何なる作用も使用せずに、前記バイナリ
・ビットの連続の各部をコード化することにより行われ、それぞれの前記コード
化された部分は、前記バイナリ・ビットの連続の各オリジナル部分を表す最終コ
ードであり、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、対応する交互の
マークとスペースの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマー
クとスペースの長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記
コード化された信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これによ
りマークとスペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1のス
テップと、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、 それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2のステ
ップと、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
前記単位区間の特定位置には前記単位区間を特定するためのアドレスコードが記
録されている、ことを特徴とする情報復元方法。 【請求項6】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための方法であって、前記
方法には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記バイナリ・ビットの連
続のそれぞれはコード化された信号のある唯一の可能な連続により表わされるこ
とができ、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、対応する交互のマ
ークとスペースの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマーク
とスペースの長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記コ
ード化された信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これにより
マークとスペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1のステ
ップと、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2のス
テップと、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
記録のために前記単位区間の全体が必要とされない場合には、単位区間の残りの
部分は規定の交互のマークとスペースとにより占められる、ことを特徴とする情
報復元方法。 【請求項7】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための方法であって、前記
方法には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記バイナリ・ビットの連
続のそれぞれはコード化された信号のある唯一の可能な連続により表わされるこ
とができ、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、マーク及びスペー
スがコード化された信号の対応する部分を示すように、交互のマークとスペース
の連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマークとスペースの長
さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記コード化された信
号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これによりマークとスペー
スの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1のステップと、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2の手
段と、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
前記単位区間の特定位置には前記単位区間に記録された情報の種別を特定するた
めの識別コードが記録されている、ことを特徴とする情報復元方法。 【請求項8】 前記識別コードは少なくとも映像情報と音声情報とを表すことができることを
特徴とする請求項7に記載の情報復元方法。 【請求項9】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための方法であって、前記
方法には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記バイナリ・ビットの連
続のそれぞれはコード化された信号のある唯一の可能な連続により表わされるこ
とができ、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、対応する交互のマ
ークとスペースの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマーク とスペースの長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記コ
ード化された信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これにより
マークとスペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1のステ
ップと、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2の手
段と、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
前記単位区間の特定位置には前記単位区間を特定するためのアドレスコードが記
録されている、ことを特徴とする情報復元方法。 【請求項10】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための装置であって、前記
ディジタル情報はマ−ク及びスペースの連続として格納されており、前記連続す
るマーク及びスペースは複数ビットのコード化されたバイナリ・ビットを表す個
々独立に可変な長さを有し、前記装置には、 前記記録媒体を走査して前記マーク及びスペースの格納パターンに従って変化
する再生信号を生成する第1の手段と、 前記再生信号に応答して前記連続するマーク及びスペースの長さを検出し、そ
れが対応する特定のコード化された信号の連続を表す出力信号を生成する第2の
手段と、 前記出力信号をバッファに記録情報に従って変化する情報速度で一時的に格納
した後、情報を一定の速度でバッファから順次に出力する第3の手段と、 が含まれていることを特徴とする情報復元装置。 【請求項11】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための装置であって、前記
装置には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記変換は、前記バイナリ
・ビットの連続の各オリジナル部分をコード化された部分にコード化するために
、第1のコード化作用のみを使用して、かつ前記第1のコード化作用に引き続い
て前記コード化された部分を処理する如何なる作用も使用せずに、前記バイナリ
・ビットの連続の各部をコード化することにより行われ、それぞれの前記コード
化された部分は、前記バイナリ・ビットの連続の各オリジナル部分を表す最終コ
ードであり、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、対応する交互の
マークとスペースの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマー
クとスペースの長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記
コード化された信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これによ
りマークとスペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1の手
段と、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2の手
段と、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
記録のために前記単位区間の全体が必要とされない場合には、単位区間の残りの
部分は規定の交互のマークとスペースとにより占められる、ことを特徴とする情
報復元装置。 【請求項12】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための装置であって、前記
装置には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記変換は、前記バイナリ
・ビットの連続の各オリジナル部分をコード化された部分にコード化するために
、第1のコード化作用のみを使用して、かつ前記第1のコード化作用に引き続い
て前記コード化された部分を処理する如何なる作用も使用せずに、前記バイナ リ・ビットの連続の各部をコード化することにより行われ、それぞれの前記コー
ド化された部分は、前記バイナリ・ビットの連続の各オリジナル部分を表す最終
コードであり、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、マーク及びス
ペースがコード化された信号の対応する部分を示すように、交互のマークとスペ
ースの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマークとスペース
の長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記コード化され
た信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これによりマークとス
ペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1の手段と、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2の手
段と、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
前記単位区間の特定位置には前記単位区間に記録された情報の種別を特定するた
めの識別コードが記録されている、ことを特徴とする情報復元装置。 【請求項13】 前記識別コードは少なくとも映像情報と音声情報とを表すことができることを
特徴とする請求項12に記載の情報復元装置。 【請求項14】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための装置であって、前記
装置には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記変換は、前記バイナリ
・ビットの連続の各オリジナル部分をコード化された部分にコード化するために
、第1のコード化作用のみを使用して、かつ前記第1のコード化作用に引き続い
て前記コード化された部分を処理する如何なる作用も使用せずに、前記バイナリ
・ビットの連続の各部をコード化することにより行われ、それぞれの前記コード
化された部分は、前記バイナリ・ビットの連続の各オリジナル部分を表す最終 コードであり、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、対応する交互
のマークとスペースの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマ
ークとスペースの長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前
記コード化された信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これに
よりマークとスペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1の
手段と、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2の手
段と、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
前記単位区間の特定位置には前記単位区間を特定するためのアドレスコードが記
録されている、ことを特徴とする情報復元装置。 【請求項15】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための装置であって、前記
装置には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記バイナリ・ビットの連
続のそれぞれはコード化された信号のある唯一の可能な連続により表わされるこ
とができ、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、対応する交互のマ
ークとスペースの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマーク
とスペースの長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記コ
ード化された信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これにより
マークとスペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1の手段
と、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2の手
段と、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
記録のために前記単位区間の全体が必要とされない場合には、単位区間の残りの
部分は規定の交互のマークとスペースとにより占められる、ことを特徴とする情
報復元装置。 【請求項16】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための装置であって、前記
装置には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記バイナリ・ビットの連
続のそれぞれはコード化された信号のある唯一の可能な連続により表わされるこ
とができ、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、マーク及びスペー
スがコード化された信号の対応する部分を示すように、交互のマークとスペース
の連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマークとスペースの長
さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記コード化された信
号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これによりマークとスペー
スの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1の手段と、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2の手
段と、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
前記単位区間の特定位置には前記単位区間に記録された情報の種別を特定するた
めの識別コードが記録されている、ことを特徴とする情報復元装置。 【請求項17】 前記識別コードは少なくとも映像情報と音声情報とを表すことができることを
特徴とする請求項16に記載の情報復元装置。 【請求項18】 記録媒体上に格納されたディジタル情報を復元するための装置であって、前記 装置には、 デジタル情報を含む記録媒体を走査するものであって、前記デジタル情報は、
記録されるべきデジタル情報であるオリジナル・バイナリ・ビットの連続をコー
ド化された信号の連続に変換することにより得られ、前記バイナリ・ビットの連
続のそれぞれはコード化された信号のある唯一の可能な連続により表わされるこ
とができ、かつ前記コード化された信号の連続を表す情報は、対応する交互のマ
ークとスペースの連続として、前記記録媒体上に記録され、前記連続するマーク
とスペースの長さは、最小長さとその2倍以上である最大長さとの間で、前記コ
ード化された信号の連続に従って個々独立の長さに変調されており、これにより
マークとスペースの格納パターン従って変化する再生信号を生成する第1の手段
と、 前記連続するマークとスペースの長さを検出するために前記再生信号に応答し
、それが対応するコード化された特定の連続を表す出力信号を生成する第2の手
段と、を含み、 前記トラックは規定量のデジタル情報を記録するための単位区間に分割され、
前記単位区間の特定位置には前記単位区間を特定するためのアドレスコードが記
録されている、ことを特徴とする情報復元装置。
Family
ID=
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5448545A (en) | System for reproducing digital information in a pulse-length modulation format | |
US5003526A (en) | System for recording digital information in a pulse-length modulation format | |
US5084852A (en) | System for recording digital information in a pulse-length modulation format | |
US5406428A (en) | Apparatus and method for recording compressed data with recording integrity check after recording | |
EP0238194A2 (en) | Methods of and apparatus for recording signals on a disc-shaped recording medium | |
JP2610765B2 (ja) | 情報復元方法及び装置 | |
US5581528A (en) | System for recording digital information in a pulse-length modulation format | |
JP2610765C (ja) | ||
JP2610763C (ja) | ||
JP2610764C (ja) | ||
US5577015A (en) | System for recording digital information in a pulse-length modulation | |
JP2620484C (ja) | ||
JPH01292670A (ja) | 情報記録再生装置 |