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JP2605521Y2 - ダイヤフラムポンプ - Google Patents

ダイヤフラムポンプ

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Publication number
JP2605521Y2
JP2605521Y2 JP1993055308U JP5530893U JP2605521Y2 JP 2605521 Y2 JP2605521 Y2 JP 2605521Y2 JP 1993055308 U JP1993055308 U JP 1993055308U JP 5530893 U JP5530893 U JP 5530893U JP 2605521 Y2 JP2605521 Y2 JP 2605521Y2
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JP
Japan
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working fluid
pair
port
pump
diaphragm
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JP1993055308U
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JPH0743220U (ja
Inventor
秀介 大倉
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Cosmotec Co Ltd
Original Assignee
Cosmotec Co Ltd
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Publication date
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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は塗料をスプレーガン等に
供給する場合等に使用するダイヤフラムポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9、図10に従来例にかかるダイヤフ
ラムポンプ21を示す。同図において符号23はポンプ
本体を示し、このポンプ本体23には一対の作動流体室
25、27およびポンプ室29、31が設けられてい
る。作動流体室25とポンプ室29はダイヤフラム33
によって仕切られ、作動流体室27とポンプ室31はダ
イヤフラム35によって仕切られている。ポンプ室2
9、31はそれぞれ吸込用逆止弁37、38を介して吸
込口41に連通している。さらにポンプ室29、31は
それぞれ吐出用逆止弁43、45を介して吐出口47に
連通している。
【0003】符号49はロッド収容部を示し、このロッ
ド収容部49は作動流体室25、27に連通している。
またロッド収容部49は中央部分の径寸法が小さく、両
側部分の径寸法は、中央部分の径寸法より大きく形成さ
れている。ロッド収容部49の両側部分にはパイロット
エア導入孔48、50が形成されている。ロッド収容部
49にはセンターロッド51が摺動自在に収容され、セ
ンターロッド51とロッド収容部49の両側部分との間
には隙間53、55が開いている。センターロッド51
の中心にはOリング57が嵌合され、このOリング57
によって隙間53と隙間55とは遮断されている。また
センターロッド51の両側の途中部分にはゴムパッキン
59、60が嵌合され、このゴムパッキン59、60が
ロッド収容部49に嵌合すると、隙間53、55と作動
流体室25、27とが遮断される。センターロッド51
の両端部にはダイヤフラム33、35が取り付けられて
いる。
【0004】図10に示すようにポンプ本体23には図
11に示すJIS記号によって表されるファイブポート
バルブ61が備えられている。ポート1はメインエア導
入口65を介してエアコンプレッサーに接続されてい
る。ポート2は作動流体室27に連通し、ポート4は作
動流体室25に連通している。またポート3、5はサイ
レンサー67を介して外部に連通している。
【0005】このファイブポートバルブ61はパイロッ
トポート12またはパイロットポート14にエアを供給
し、スプール64を駆動してポート1、2、3、4、5
を開閉する。パイロットポート12はロッド収容部49
に形成されたパイロットエア導入孔48に、またパイロ
ットポート14はパイロットエア導入孔50に連通して
いる。
【0006】次に、このダイヤフラムポンプ21の動作
について説明する。ファイブポートバルブ61が図10
に示す状態においては、ポート1とポート4が遮断さ
れ、ポート1とポート2が通じており、ポート2とポー
ト3が遮断され、ポート4とポート5が通じている。か
かる状態ではエアがポート1からポート2を介して作動
流体室27へ供給され、ダイヤフラム35がA方向へ駆
動される。ダイヤフラム35がA方向へ駆動されると、
ポンプ室31内の塗料が押圧されて、吐出用逆止弁45
が開き、吐出口47から塗料が送り出される。センター
ロッド51はダイヤフラム35の動作に伴い、A方向へ
駆動される。
【0007】センターロッド51がA方向へ駆動される
と、これに伴いダイヤフラム33はA方向へ駆動され、
吸込用逆止弁37が開いて塗料がポンプ室29に供給さ
れる。そして作動流体室25内のエアはポート4ならび
にポート5を通じて、サイレンサー67から外部へ排出
される。センターロッド51がA方向へ駆動され、ゴム
パッキン60がロッド収容部49から抜けると、作動流
体室27内のエアが隙間55に流れ込む。隙間55に流
れ込んだエアはパイロットエア導入口50を通り、パイ
ロットポート14へ供給される。そしてパイロットポー
ト14に供給されたエアによってスプール64が駆動さ
れて、ポート1とポート2が遮断され、ポート1とポー
ト4が通じて、ポート4とポート5が遮断され、ポート
2とポート3が通じる状態とされる。
【0008】かかる状態では、エアがポート1からポー
ト4を介して作動流体室25へ供給され、ダイヤフラム
33がB方向へ駆動される。ダイヤフラム33がB方向
へ駆動されると、ポンプ室29内の塗料が押圧され、吐
出用逆止弁43が開き、吐出口47から塗料が送り出さ
れる。センターロッド51はダイヤフラム33の動作に
伴い、B方向へ駆動される。センターロッド51がB方
向へ駆動されると、これに伴いダイヤフラム35はB方
向へ駆動され、吸込用逆止弁38が開いて塗料がポンプ
室31に供給される。そして作動流体室27内のエアは
ポート2ならびにポート3を通じて、サイレンサー67
から外部へ排出される。
【0009】センターロッド51がB方向へ駆動され
て、パッキン59がロッド収容室49から抜けると、作
動流体室25内のエアが隙間53へ流れ込み、パイロッ
トエア導入孔48を通り、パイロットポート12へ供給
される。そしてファイブポートバルブ61は図10に示
す状態となり、上記の動作を繰り返す。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のダイヤフラムポンプ21では、ゴムパッキン59また
はゴムパッキン60がロッド収容室49から抜けて、作
動流体室25と隙間53または作動流体室27と隙間5
5とが僅かでも通じると、作動流体室25または作動流
体室27内のエアが隙間53または隙間55へ流れ込
み、エア導入孔48またはエア導入孔50を介してパイ
ロットポート12またはパイロットポート14へ供給さ
れて、スプール64が駆動される。
【0011】したがってエアがパイロットポート12ま
たはパイロットポート14にごく僅かしか供給されず、
エアの圧力が低い段階からスプール64が駆動されるこ
とになる。このためスプール64をストロークの終端ま
で押し切れず、スプール64がポート1を遮断する位置
で停止してしまうおそれがある。スプール64がポート
1を遮断する位置で停止すると、エアがポート2、4の
いずれにも供給されないので、作動流体室25、27の
いずれにもエアが供給されないことになる。したがって
スプロール64を駆動するためのパイロットエアも供給
されないので、ダイヤフラムポンプ21が停止してしま
うことになる。
【0012】このように従来のダイヤフラムポンプは、
ダイヤフラムを駆動させるため作動流体室に供給したエ
アをファイブポートバルブを切替るためのエアとしても
用いているため、ダイヤフラムポンプが突然停止してし
まうおそれがあるという問題点がある。本考案は上記従
来の問題点に着目してなされたものであり、突然停止し
てしまうおそれのない、信頼性の高いダイヤフラムポン
プを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案は、ポン
プ本体と、前記ポンプ本体に備えられた一対のダイヤフ
ラムと、前記一対のダイヤフラムにより仕切られて形成
された一対のポンプ室および作動流体室と、前記一対の
ポンプ室に吸込用逆止弁を介して連通された吸込口と、
前記一対のポンプ室に吐出用逆止弁を介して連通された
吐出口と、前記一対のダイヤフラムが両端部に連結され
前記ポンプ本体に形成されたロッド収容部に往復動作自
在に備えられたセンターロッドと、前記一方の作動流体
室へ供給し、他方の作動流体室から排出される作動流体
の方向を切り替える作動流体切替手段とを具備してお
り、前記作動流体切替手段に備えられた一対のパイロッ
トポートへ作動流体を交互に供給、排出してダイヤフラ
ムを動作させるダイヤフラムポンプにおいて、前記セン
ターロッドの往復動作に連動する一対の切替駆動部材
と、前記一対の切替駆動部材の動作により駆動されて前
記センターロッドに対して摺動するよう前記センターロ
ッドに嵌合された経路切替部材と、前記経路切替部材の
中間部に形成された空間部と、前記一対のパイロットポ
ートに挟まれた位置に設けられ前記作動流体切替手段を
動作させるための作動流体が導入される作動流体導入路
と、前記ロッド収容部を外気と連通させるためのポート
とを含み、前記経路切替部材が中立位置から一方の方向
に摺動すると前記作動流体導入路と前記空間部と前記一
対のパイロットポートの一方が連通し、かつ、前記一対
のパイロットポートの他方は前記ポートを介して外気と
連通していることを特徴とするダイヤフラムポンプであ
る。請求項2の考案は、請求項1に記載のダイヤフラム
ポンプにおいて、経路切替部材の中央の径寸法が小さく
なって空間部が形成されており、しかも、ポートは、一
対のパイロットポートに各々対応して設けられ、且つ経
路切替部材の摺動する範囲の外側に配置されていること
を特徴とするダイヤフラムポンプである。
【0014】
【作用】請求項1の考案では、経路切替部材が中立位置
にある場合は、作動流体導入路とパイロットポートは遮
断されており、作動流体切替手段は停止している。一対
の作動流体室のいずれか一方に作動流体が供給され、ダ
イヤフラムが駆動し、センターロッドが往復動作する
と、これに連動して切替駆動部材が動作して、この切替
駆動部材によって経路切替部材が摺動させられ、作動流
体導入路とパイロットポートを連通させ、そして作動流
体導入路からパイロットポートへ作動流体が供給され
て、作動流体切替手段が動作させられ、一方の作動流体
室へ供給し、他方の作動流体室から排出される作動流体
の方向が切り替えられる。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1から図8の図面
によって説明する。符号71は本考案の実施例にかかる
ダイヤフラムポンプを示す。ダイヤフラムポンプ71に
はポンプ本体73が備えられ、このポンプ本体73には
一対の作動流体室75、77およびポンプ室79、81
が設けられている。作動流体室75とポンプ室79はダ
イヤフラム83によって仕切られ、作動流体室77とポ
ンプ室81はダイヤフラム85によって仕切られてい
る。ポンプ室79、81はそれぞれ吸込用逆止弁87、
88を介して吸込口91に連通している。さらにポンプ
室79、81はそれぞれ吐出用逆止弁93、95を介し
て吐出口97に連通している。
【0016】符号99はロッド収容部を示し、このロッ
ド収容部99は作動流体室75、77に連通している。
ロッド収容部99の両端部には軸受70、72が取り付
けられており、この軸受70、72にセンターロッド1
01が摺動自在に支持され、A−B方向へ往復動作でき
るようになっている。センターロッド101には、径寸
法が小さくなっている小径部98、100が形成されて
いる。小径部98、100には、切替駆動部材としての
E型止輪102、104が、それぞれ固定されており、
E型止輪102、104はセンターロッド101の周面
から突出している。
【0017】センターロッド101には経路切替部材1
06が摺動自在に嵌め込まれている。経路切替部材10
6の中央は径寸法が小さくなっており、空間部108が
形成されている。経路切替部材106の両端部には、シ
ール部材110、112が備えられている。センターロ
ッド101の両端部にはダイヤフラム83、85が取り
付けられている。一対のポート141、143が一対の
パイロットポート12、14に各々対応して、経路切替
部材106の摺動する範囲の外側に配置されている。ポ
ート141、143はロッド収容部99を外気と連通さ
せる。
【0018】図2に示すようにポンプ本体73には作動
流体導入路130が形成され、この作動流体導入路13
0はメインエア導入口115とロッド収容室99に連通
し、さらに切替部材106の空間部108に連通してい
る。またポンプ本体73にはパイロットエア通過路13
1、133が形成されており、このパイロットエア通過
路131、133は作動流体導入路130の両側に配置
されている。ポンプ本体73には連絡路3c、12c、
14cが形成されている。連絡路3cは孔3dに連通
し、さらに孔3dは排気口117に連通している。連絡
路12c、14cは、パイロットエア通過路131、1
33にそれぞれ連通している。
【0019】図3に示すようにポンプ本体73には、図
11のJIS記号によって表される作動流体切替手段と
してのファイブポートバルブ111が備えられている。
ファイブポートバルブ111は、図4に示す介装部材7
0を介して図5に示すポンプ本体73に取り付けられて
いる。介装部材70には、孔1b、2b、3b、4b、
5b、12b、14bが形成されている。
【0020】介装部材70の孔1bは、ポンプ本体73
の作動流体導入路130に連通している。また介装部材
70の孔2b、4bは、ポンプ本体73の孔2d、4d
にそれぞれ連通している。介装部材70の孔3b、5b
はポンプ本体73の連絡路3cに連通し、さらに介装部
材70の孔12b、14bは、ポンプ本体73の連絡路
12c、14cにそれぞれ連通している。ポンプ本体7
3の作動流体導入路130は、ファイブポートバルブ1
11のポート1に連通している。またポンプ本体73の
孔2d、4dはファイブポートバルブ111のポート
2、4にそれぞれ連通している。さらにポンプ本体73
のパイロットエア通過路131、133は、パイロット
ポート12、14にそれぞれ連通している。
【0021】ポート1はメインエア導入口115を介し
てエアコンプレッサーに接続されている。ポート2は作
動流体室77に連通し、ポート4は作動流体室75に連
通している。またポート3、5は排気口117を介して
外部に連通している。
【0022】次に、このダイヤフラムポンプ71の動作
について説明する。図6に示すように切替部材101が
中立位置にあるときには、パイロットエア通過路13
1、133はシール部材110、112によって塞がれ
ている。ファイブポートバルブ111が図3に示す状態
においては、ポート1とポート4が遮断されポート1と
ポート2が通じており、ポート2とポート3が遮断され
ポート4とポート5が通じている。かかる状態ではエア
がポート1からポート2を介して作動流体室77へ供給
され、ダイヤフラム85がA方向へ駆動される。ダイヤ
フラム85がA方向へ駆動されると、ポンプ室81内の
塗料が押圧されて、吐出用逆止弁95が開き、吐出口9
7から塗料が送り出される。センターロッド101はダ
イヤフラム85の動作に伴い、A方向へ駆動される。
【0023】センターロッド101がA方向へ摺動され
ると、これに伴いダイヤフラム83はA方向へ駆動され
る。そして作動流体室75内のエアはポート4ならびに
ポート5を通じて、排気口117から外部へ排出され
る。センターロッド101がA方向へ摺動すると、図7
に示すようにE型止輪102が経路切替部材106を押
圧しA方向へ駆動し、空間108とパイロットエア通過
路133とを連通させる。そしてメインエア導入口11
5、空間部108およびパイロットエア通過路133を
介してエアがパイロットポート14へ供給される。そし
てパイロットポート14に供給されたエアによってスプ
ール64が駆動され、ポート1とポート2が遮断され、
ポート1とポート4が通じ、ポート4とポート5が遮断
され、ポート2とポート3とが通じる状態なる。
【0024】かかる状態では、エアがポート1からポー
ト4を介して作動流体室75へ供給され、ダイヤフラム
83がB方向へ駆動される。ダイヤフラム83がB方向
へ駆動されると、ポンプ室79内の塗料が押圧され、吐
出用逆止弁93が開き、吐出口97から塗料が送り出さ
れる。センターロッド101はダイヤフラム83の動作
に伴い、B方向へ駆動される。センターロッド101が
B方向へ駆動されると、これに伴いダイヤフラム85は
B方向へ駆動される。そして作動流体室77内のエアは
ポート2ならびにポート3を通じて、排気口117から
外部へ排出される。
【0025】センターロッド101がB方向へ摺動され
ると、E型止輪104が経路切替部材106を押圧しB
方向へ駆動し、空間108とパイロットエア通過路13
1とを連通させる。そしてメインエア導入口115、空
間部108およびパイロットエア通過路131を介して
エアがパイロットポート12へ供給される。そしてパイ
ロットポート12に供給されたエアによってスプール6
4が駆動され、ファイブポートバルブ111は図3に示
す状態となり、上記の動作を繰り返す。
【0026】図7に示すように経路切替部材106がA
方向側に位置する場合には、E型止輪104と経路切替
部材106のA方向の端部との間に隙間が開いている。
このためセンターロッド101がB方向へ摺動しはじめ
てから、E型止め輪104が経路切替部材106を押圧
するまでにはタイムラグがある。したがってメインエア
導入口115とパイロットエア通過路133とが空間部
108を介して連通する状態が一定時間保たれることに
なる。よってエアがパイロットポート14に十分に供給
され、ファイブポートバルブ111のスプール64をス
トロークの終端まで確実に駆動できる。
【0027】図8に示す経路切替部材106がB方向側
に位置する場合も同様に、E型止輪102と経路切替部
材106とB方向の端部との間に隙間が開いている。こ
のためセンターロッド101がA方向へ摺動しはじめて
から、E型止め輪102が経路切替部材106を押圧す
るまでにはタイムラグがある。したがってメインエア導
入口115とパイロットエア通過路131とが空間部1
08を介して連通する状態が一定時間保たれることにな
る。よってエアがパイロットポート12に十分に供給さ
れ、ファイブポートバルブ111のスプール64をスト
ロークの終端まで確実に駆動できる。このようにファイ
ブポートバルブ111の切り替えを確実に行うことで
き、高い信頼性を得ることができる。
【0028】以上、本考案の実施例について詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更
などがあっても本考案に含まれる。
【0029】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、ダイヤフ
ラムポンプが突然停止してしまうのを防止できるように
なり、信頼性の高いダイヤフラムポンプを得ることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかるダイヤフラムポンプを
示し、図3のC−C断面図である。
【図2】本考案の実施例にかかるダイヤフラムポンプを
示し、図1のA−A断面図である。
【図3】本考案の実施例にかかるダイヤフラムポンプを
示し、図1のB−B断面図である。
【図4】本考案の実施例にかかるダイヤフラムポンプに
備えられる介装部材を示し、図3の矢視D側の平面図で
ある。
【図5】本考案の実施例にかかるダイヤフラムポンプに
備えられるポンプ本体を示し、図3の矢視D側の平面図
である。
【図6】本考案の実施例にかかるダイヤフラムポンプに
備えられる経路切替部材の動作を説明するための断面図
である。
【図7】本考案の実施例にかかるダイヤフラムポンプに
備えられる経路切替部材の動作を説明するための断面図
である。
【図8】本考案の実施例にかかるダイヤフラムポンプに
備えられる経路切替部材の動作を説明するための断面図
である。
【図9】従来例にかかるダイヤフラムポンプの断面図で
ある。
【図10】図9のE−E断面図である。
【図11】ダイヤフラムポンプに使用されるファイブポ
ートバルブのJIS記号を示す図である。
【符号の説明】
71 ダイヤフラムポンプ 75、77 作動流体室 79、81 ポンプ室 83、85 ダイヤフラム 87、88 吸込用逆止弁 91 吸込口 93、95 吐出用逆止弁 97 吐出口 99 ロッド収容部 101 センターロッド 102、104 E型止輪 106 経路切替部材 108 空間部 130 作動流体導入路 131、133 パイロットエア通過路 111 ファイブポートバルブ 1、2、4 ポート 12、14 パイロットポート

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ本体と、前記ポンプ本体に備えられ
    た一対のダイヤフラムと、前記一対のダイヤフラムによ
    り仕切られて形成された一対のポンプ室および作動流体
    室と、前記一対のポンプ室に吸込用逆止弁を介して連通
    された吸込口と、前記一対のポンプ室に吐出用逆止弁を
    介して連通された吐出口と、前記一対のダイヤフラムが
    両端部に連結され前記ポンプ本体に形成されたロッド収
    容部に往復動作自在に備えられたセンターロッドと、前
    記一方の作動流体室へ供給し、他方の作動流体室から排
    出される作動流体の方向を切り替える作動流体切替手段
    とを具備しており、前記作動流体切替手段に備えられた
    一対のパイロットポートへ作動流体を交互に供給、排出
    してダイヤフラムを動作させるダイヤフラムポンプにお
    いて、 前記センターロッドの往復動作に連動する一対の切替駆
    動部材と、前記一対の切替駆動部材の動作により駆動さ
    れて前記センターロッドに対して摺動するよう前記セン
    ターロッドに嵌合された経路切替部材と、前記経路切替
    部材の中間部に形成された空間部と、前記一対のパイロ
    ットポートに挟まれた位置に設けられ前記作動流体切替
    手段を動作させるための作動流体が導入される作動流体
    導入路と、前記ロッド収容部を外気と連通させるための
    ポートとを含み、 前記経路切替部材が中立位置から一方の方向に摺動する
    と前記作動流体導入路と前記空間部と前記一対のパイロ
    ットポートの一方が連通し、かつ、前記一対のパイロッ
    トポートの他方は前記ポートを介して外気と連通してい
    ることを特徴とするダイヤフラムポンプ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のダイヤフラムポンプにお
    いて、経路切替部材の中央の径寸法が小さくなって空間
    部が形成されており、しかも、ポートは、一対のパイロ
    ットポートに各々対応して設けられ、且つ経路切替部材
    の摺動する範囲の外側に配置されていることを特徴とす
    るダイヤフラムポンプ。
JP1993055308U 1993-09-16 1993-09-16 ダイヤフラムポンプ Expired - Fee Related JP2605521Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993055308U JP2605521Y2 (ja) 1993-09-16 1993-09-16 ダイヤフラムポンプ

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JP1993055308U JP2605521Y2 (ja) 1993-09-16 1993-09-16 ダイヤフラムポンプ

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