JP2601103Y2 - ダンパーディスク - Google Patents
ダンパーディスクInfo
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- JP2601103Y2 JP2601103Y2 JP1991094316U JP9431691U JP2601103Y2 JP 2601103 Y2 JP2601103 Y2 JP 2601103Y2 JP 1991094316 U JP1991094316 U JP 1991094316U JP 9431691 U JP9431691 U JP 9431691U JP 2601103 Y2 JP2601103 Y2 JP 2601103Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic member
- hub
- pair
- hysteresis torque
- intermediate plate
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/121—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
- F16F15/123—Wound springs
- F16F15/1238—Wound springs with pre-damper, i.e. additional set of springs between flange of main damper and hub
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
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- F16F15/129—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means
- F16F15/1292—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means characterised by arrangements for axially clamping or positioning or otherwise influencing the frictional plates
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のクラッチディ
スク等の使用されるダンパーディスクに関する。
スク等の使用されるダンパーディスクに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】たとえば自動車等に使用さ
れるダンパーディスクでは、エンジンアイドリング時の
ような低負荷時には低剛性かつ低ヒステリシストルクの
捩じり特性を発生して捩じり振動を吸収し、また高負荷
時には高剛性かつ高ヒステリシストルクの捩じり特性で
振動を吸収している。
れるダンパーディスクでは、エンジンアイドリング時の
ような低負荷時には低剛性かつ低ヒステリシストルクの
捩じり特性を発生して捩じり振動を吸収し、また高負荷
時には高剛性かつ高ヒステリシストルクの捩じり特性で
振動を吸収している。
【0003】この低剛性・低ヒステリシストルクから高
剛性・高ヒステリシストルクへ移行する際に、特性上、
弾性部材の剛性及びヒステリシストルクが急激に変化す
る領域が存在する。車輌の使用状況によっては、この剛
性及びヒステリシストルクが急激に変化する領域におい
て運転され続ける場合がある。この場合には、スムーズ
な捩じり振動吸収作用が行われず、トランスミッション
側の歯打ち音等が大きくなって、いわゆるガラ音が大き
くなる。
剛性・高ヒステリシストルクへ移行する際に、特性上、
弾性部材の剛性及びヒステリシストルクが急激に変化す
る領域が存在する。車輌の使用状況によっては、この剛
性及びヒステリシストルクが急激に変化する領域におい
て運転され続ける場合がある。この場合には、スムーズ
な捩じり振動吸収作用が行われず、トランスミッション
側の歯打ち音等が大きくなって、いわゆるガラ音が大き
くなる。
【0004】また、一部の車輌には、車輌走行用のダン
パーディスクの他に、動力取り出し用のPTO装置が設
けられている。そのような車輌では、前記同様に剛性及
びヒステリシストルクが急激に変化する領域においてP
TO装置を運転し続ける場合が多く、そのためにトラン
スミッション側の歯打ち音等の騒音が大きくなる。本考
案の目的は、捩じり特性をスムーズに変化させ、トラン
スミッション側の歯打ち音等の騒音を減少させることが
できるダンパーディスクを提供することにある。
パーディスクの他に、動力取り出し用のPTO装置が設
けられている。そのような車輌では、前記同様に剛性及
びヒステリシストルクが急激に変化する領域においてP
TO装置を運転し続ける場合が多く、そのためにトラン
スミッション側の歯打ち音等の騒音が大きくなる。本考
案の目的は、捩じり特性をスムーズに変化させ、トラン
スミッション側の歯打ち音等の騒音を減少させることが
できるダンパーディスクを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダンパ
ーディスクは、出力側のハブと、1対の円板状プレート
と、中間プレートと、第1弾性部材と、第1ヒステリシ
ストルク発生手段と、第2弾性部材と、第3弾性部材
と、第2ヒステリシストルク発生手段とを備えている。
出力側のハブは、第1窓孔及び第2窓孔が形成された円
板状のフランジを有する。1対の円板状プレートは、互
いに軸方向に間隔を隔てて固定され、ハブに相対回転可
能に配置されている。中間プレートは、1対の円板状プ
レートの間でフランジの側方に配置され、ハブに対して
第2捩じり角度まで相対回転可能である。第1弾性部材
はハブと中間プレートとを円周方向に弾性的に連結す
る。第1ヒステリシストルク発生手段は、ハブと中間プ
レートが相対回転するときに第1ヒステリシストルクを
発生するため手段である。第2弾性部材は、1対の円板
状プレートと中間プレート及びハブとを円周方向に弾性
的に連結するための部材であり、第1窓孔内に配置さ
れ、1対の円板状プレートと中間プレートに連結され、
第1弾性部材より剛性が高い。第3弾性部材は、1対の
円板状プレートとハブとを円周方向に弾性的に連結する
ための部材であり、第1窓孔内で第2弾性部材の外側に
配置され、1対の円板状プレートに連結された、コイル
スプリングからなる。第2ヒステリシストルク発生手段
は、1対の円板状プレートと中間プレートとが相対回転
するときに第1ヒステリシストルクより高い第2ヒステ
リシストルクを発生するための手段である。第1窓孔の
円周方向両端縁には、第3弾性部材に円周方向に対向す
る半径方向両側部と、円周方向両端縁の半径方向中間か
ら円周方向に突出し第2弾性部材に円周方向に対向する
突出部とが形成されている。各突出部と第2弾性部材と
の間には第2捩じり角度より小さな第1捩じり角度の隙
間が確保され、各半径方向両側部と第3弾性部材との間
には第2捩じり角度より大きい第3捩じり角度の隙間が
確保されている。請求項2に記載のダンパーディスクで
は、請求項1において、第2弾性部材が中間プレートを
押し戻す力は第2ヒステリシストルク発生手段で生じる
抵抗力より小さく設定されている。請求項3に記載のダ
ンパーディスクでは、請求項1又は2において、フラン
ジには第2窓孔が形成されている。ダンパーディスクは
第4弾性部材をさらに備えている。第4弾性部材は、1
対の円板状プレートとハブとを円周方向に弾性的に連結
するための部材であり、第2窓孔内に配置されている。
第4弾性部材の円周方向両端が1対の円板状プレート及
びハブの一方に当接し、第4弾性部材の円周方向各端と
1対の円板状プレート及びハブの他方との間に第3捩じ
り角度より大きな第4捩じり角度の隙間が確保されてい
る。請求項4に記載のダンパーディスクでは、請求項1
〜3のいずれかにおいて、中間プレートは第2弾性部材
のみに当接する爪部を有している。爪部は円周方向に延
び、爪部の根元部分と第3弾性部材との間には第2捩じ
り角度以上の隙間が確保されている。
ーディスクは、出力側のハブと、1対の円板状プレート
と、中間プレートと、第1弾性部材と、第1ヒステリシ
ストルク発生手段と、第2弾性部材と、第3弾性部材
と、第2ヒステリシストルク発生手段とを備えている。
出力側のハブは、第1窓孔及び第2窓孔が形成された円
板状のフランジを有する。1対の円板状プレートは、互
いに軸方向に間隔を隔てて固定され、ハブに相対回転可
能に配置されている。中間プレートは、1対の円板状プ
レートの間でフランジの側方に配置され、ハブに対して
第2捩じり角度まで相対回転可能である。第1弾性部材
はハブと中間プレートとを円周方向に弾性的に連結す
る。第1ヒステリシストルク発生手段は、ハブと中間プ
レートが相対回転するときに第1ヒステリシストルクを
発生するため手段である。第2弾性部材は、1対の円板
状プレートと中間プレート及びハブとを円周方向に弾性
的に連結するための部材であり、第1窓孔内に配置さ
れ、1対の円板状プレートと中間プレートに連結され、
第1弾性部材より剛性が高い。第3弾性部材は、1対の
円板状プレートとハブとを円周方向に弾性的に連結する
ための部材であり、第1窓孔内で第2弾性部材の外側に
配置され、1対の円板状プレートに連結された、コイル
スプリングからなる。第2ヒステリシストルク発生手段
は、1対の円板状プレートと中間プレートとが相対回転
するときに第1ヒステリシストルクより高い第2ヒステ
リシストルクを発生するための手段である。第1窓孔の
円周方向両端縁には、第3弾性部材に円周方向に対向す
る半径方向両側部と、円周方向両端縁の半径方向中間か
ら円周方向に突出し第2弾性部材に円周方向に対向する
突出部とが形成されている。各突出部と第2弾性部材と
の間には第2捩じり角度より小さな第1捩じり角度の隙
間が確保され、各半径方向両側部と第3弾性部材との間
には第2捩じり角度より大きい第3捩じり角度の隙間が
確保されている。請求項2に記載のダンパーディスクで
は、請求項1において、第2弾性部材が中間プレートを
押し戻す力は第2ヒステリシストルク発生手段で生じる
抵抗力より小さく設定されている。請求項3に記載のダ
ンパーディスクでは、請求項1又は2において、フラン
ジには第2窓孔が形成されている。ダンパーディスクは
第4弾性部材をさらに備えている。第4弾性部材は、1
対の円板状プレートとハブとを円周方向に弾性的に連結
するための部材であり、第2窓孔内に配置されている。
第4弾性部材の円周方向両端が1対の円板状プレート及
びハブの一方に当接し、第4弾性部材の円周方向各端と
1対の円板状プレート及びハブの他方との間に第3捩じ
り角度より大きな第4捩じり角度の隙間が確保されてい
る。請求項4に記載のダンパーディスクでは、請求項1
〜3のいずれかにおいて、中間プレートは第2弾性部材
のみに当接する爪部を有している。爪部は円周方向に延
び、爪部の根元部分と第3弾性部材との間には第2捩じ
り角度以上の隙間が確保されている。
【0006】
【作用】請求項1に記載のダンパーディスクにおいてハ
ブと1対の円板状プレートとの間の捩じり動作時の作用
について説明する。初期の捩じり角度範囲では、第1弾
性部材がハブと中間プレートとの間で円周方向に圧縮さ
れ、第1ヒステリシストルク発生手段がヒステリシスト
ルクを発生する。この結果、低剛性・低ヒステリシスト
ルクの1段目の特性が得られる。捩じり動作が第1捩じ
り角度を越えると、ハブが第2弾性部材を押し、第2弾
性部材はハブと1対の円板状プレートとの間で圧縮され
る。捩じり角度が第2捩じり角度を越えると、以後はハ
ブと中間プレートが一体回転し、中間プレートと1対の
入力側円板状プレートとの間で第2ヒステリシストルク
発生手段がヒステリシストルクを発生する。この結果、
中剛性・高ヒステリシストルクの中間特性が得られる。
ここでの中剛性は、第3弾性部材ではなく剛性の低い第
2弾性部材によって得られたものであるため、充分に剛
性が低い。捩じり角度が第3捩じり角度を越えると、第
3弾性部材の圧縮が開始され、第2弾性部材と第3弾性
部材が並列に圧縮される。この結果、高剛性・高ヒステ
リシストルクの2段目の特性が得られる。請求項2に記
載のダンパーディスクにおいてハブと1対の円板状プレ
ートとの間の捩じり動作時の作用について説明する。こ
こでは、特に、正負2段目領域にわたって捩じり動作が
生じる場合を説明する。例えばハブが1対の円板状プレ
ートに対して負側に捩じれたとする。このとき、第2弾
性部材の剛性が低く中間プレートを押し戻す力が第2ヒ
ステリシストルク発生手段からの抵抗力より小さいた
め、いったん中間プレートが1対の円板状プレートに対
して変位すると、次にハブが正側に捩じれても中間プレ
ートは第2ヒステリシストルク発生手段によって中立位
置から所定捩じり角度だけ負側に変位した位置に保持さ
れている。したがって次にハブが1対の円板状プレート
に対する中立位置から正側に捩じれたときに、中間プレ
ートとハブとの隙間の捩じり角度が小さくなっており、
ハブと中間プレートとの相対回転が停止する角度が小さ
くなっている。すなわち、第2ヒステリシストルク発生
手段における第2ヒステリシストルクの発生時期が早く
なる。請求項3に記載のダンパーディスクでは、第4弾
性部材により、第4捩じり角度を越えると、第2,第3
及び第4弾性部材が円周方向に圧縮されるさらに剛性の
高い特性が得られる。請求項4に記載のダンパーディス
クでは、中間プレートは爪部によって第2弾性部材にの
み当接可能となっている。
ブと1対の円板状プレートとの間の捩じり動作時の作用
について説明する。初期の捩じり角度範囲では、第1弾
性部材がハブと中間プレートとの間で円周方向に圧縮さ
れ、第1ヒステリシストルク発生手段がヒステリシスト
ルクを発生する。この結果、低剛性・低ヒステリシスト
ルクの1段目の特性が得られる。捩じり動作が第1捩じ
り角度を越えると、ハブが第2弾性部材を押し、第2弾
性部材はハブと1対の円板状プレートとの間で圧縮され
る。捩じり角度が第2捩じり角度を越えると、以後はハ
ブと中間プレートが一体回転し、中間プレートと1対の
入力側円板状プレートとの間で第2ヒステリシストルク
発生手段がヒステリシストルクを発生する。この結果、
中剛性・高ヒステリシストルクの中間特性が得られる。
ここでの中剛性は、第3弾性部材ではなく剛性の低い第
2弾性部材によって得られたものであるため、充分に剛
性が低い。捩じり角度が第3捩じり角度を越えると、第
3弾性部材の圧縮が開始され、第2弾性部材と第3弾性
部材が並列に圧縮される。この結果、高剛性・高ヒステ
リシストルクの2段目の特性が得られる。請求項2に記
載のダンパーディスクにおいてハブと1対の円板状プレ
ートとの間の捩じり動作時の作用について説明する。こ
こでは、特に、正負2段目領域にわたって捩じり動作が
生じる場合を説明する。例えばハブが1対の円板状プレ
ートに対して負側に捩じれたとする。このとき、第2弾
性部材の剛性が低く中間プレートを押し戻す力が第2ヒ
ステリシストルク発生手段からの抵抗力より小さいた
め、いったん中間プレートが1対の円板状プレートに対
して変位すると、次にハブが正側に捩じれても中間プレ
ートは第2ヒステリシストルク発生手段によって中立位
置から所定捩じり角度だけ負側に変位した位置に保持さ
れている。したがって次にハブが1対の円板状プレート
に対する中立位置から正側に捩じれたときに、中間プレ
ートとハブとの隙間の捩じり角度が小さくなっており、
ハブと中間プレートとの相対回転が停止する角度が小さ
くなっている。すなわち、第2ヒステリシストルク発生
手段における第2ヒステリシストルクの発生時期が早く
なる。請求項3に記載のダンパーディスクでは、第4弾
性部材により、第4捩じり角度を越えると、第2,第3
及び第4弾性部材が円周方向に圧縮されるさらに剛性の
高い特性が得られる。請求項4に記載のダンパーディス
クでは、中間プレートは爪部によって第2弾性部材にの
み当接可能となっている。
【0007】
【実施例】図1〜図3は、本考案の実施例によるダンパ
ーディスクを示している。図において、ダンパーディス
クはその中央に出力側のハブ1を有している。ハブ1
は、その中心部に、図示しない出力軸の外周スプライン
部に噛み合うスプライン孔1aを有している。また、ハ
ブ1は外周側にフランジ部2を一体に有している。フラ
ンジ部2の外周には、第1窓孔2a及び第2窓孔2bが
円周方向に交互に3つずつ形成されている。また、1組
の第1窓孔2a及び第2窓孔2bと他の1組との間には
切欠き2cが形成されている。フランジ部2には、前記
窓孔より内周側に、内周側捩じりスプリング4(第1弾
性部材)を収容するための3つの第3窓孔2dが円周方
向に等間隔に形成されている。この第3窓孔2d内に
は、1対のシート部材30が内周側捩じりスプリング4
の両端と窓孔2dの端面との間に対向して配置されてい
る。また、フランジ部2には、第3窓孔2dよりさらに
内周側に、後述する第1サブピン14に対応する孔2e
と、第2サブピン15に対応する孔2fとが交互に形成
されている。ここで孔2fは、孔2eに比較して円周方
向に長く形成されている。
ーディスクを示している。図において、ダンパーディス
クはその中央に出力側のハブ1を有している。ハブ1
は、その中心部に、図示しない出力軸の外周スプライン
部に噛み合うスプライン孔1aを有している。また、ハ
ブ1は外周側にフランジ部2を一体に有している。フラ
ンジ部2の外周には、第1窓孔2a及び第2窓孔2bが
円周方向に交互に3つずつ形成されている。また、1組
の第1窓孔2a及び第2窓孔2bと他の1組との間には
切欠き2cが形成されている。フランジ部2には、前記
窓孔より内周側に、内周側捩じりスプリング4(第1弾
性部材)を収容するための3つの第3窓孔2dが円周方
向に等間隔に形成されている。この第3窓孔2d内に
は、1対のシート部材30が内周側捩じりスプリング4
の両端と窓孔2dの端面との間に対向して配置されてい
る。また、フランジ部2には、第3窓孔2dよりさらに
内周側に、後述する第1サブピン14に対応する孔2e
と、第2サブピン15に対応する孔2fとが交互に形成
されている。ここで孔2fは、孔2eに比較して円周方
向に長く形成されている。
【0008】フランジ部2の第1窓孔2aは第2窓孔2
bに比較して大きく形成されており、第1窓孔2a内に
は、外径及び線径の大きい親スプリング5(第2弾性部
材)と、親スプリング5の内部に配置された外径及び線
径が親スプリング5より小さい子スプリング6(第3弾
性部材)とが配置されている。子スプリング6は、内周
側捩じりスプリング4と親スプリング5の中間の捩じり
剛性を有している。子スプリング6の両端には、1対の
スプリングシート6aが固定されている。また、第2窓
孔2b内には、高剛性捩じりスプリング7が収納されて
いる。
bに比較して大きく形成されており、第1窓孔2a内に
は、外径及び線径の大きい親スプリング5(第2弾性部
材)と、親スプリング5の内部に配置された外径及び線
径が親スプリング5より小さい子スプリング6(第3弾
性部材)とが配置されている。子スプリング6は、内周
側捩じりスプリング4と親スプリング5の中間の捩じり
剛性を有している。子スプリング6の両端には、1対の
スプリングシート6aが固定されている。また、第2窓
孔2b内には、高剛性捩じりスプリング7が収納されて
いる。
【0009】図4に詳細に示すように、各第1窓孔2a
の円周方向両端面49には、スプリングシート6aに対
応する幅で、窓孔中央方向に突出する突出部50が形成
されている。ハブ1のフランジ部2の軸方向両側方に
は、サブプレート8,9が配置されている。これらのサ
ブプレート8,9は、ハブ1に外周側から回転自在に嵌
合する概ね円板状のプレート部材であり、その外周端は
ハブ1のフランジ部2の途中まで延びている。サブプレ
ート8,9は外周部に子スプリング6のスプリングシー
ト6aに当接する爪部8a,9aを有している。爪部8
a,9aは、円周方向に突出しており、サブプレート
8,9の爪部8a,9a以外の部分と親スプリング5と
の間には所定の隙間が確保されている。また、サブプレ
ート8,9の外周側には、内周側捩じりスプリング4を
支持する窓孔8bがフランジ部2の第3窓孔2dに対応
して形成されており、この窓孔8bに内周側捩じりスプ
リング4が収納されている。また、1対のサブプレート
8,9の内周部には、これらのサブプレート8,9で挟
まれるように第1サブピン14が設けられている。この
第1サブピン14により、サブプレート8,9の軸方向
の間隔が設定されている。
の円周方向両端面49には、スプリングシート6aに対
応する幅で、窓孔中央方向に突出する突出部50が形成
されている。ハブ1のフランジ部2の軸方向両側方に
は、サブプレート8,9が配置されている。これらのサ
ブプレート8,9は、ハブ1に外周側から回転自在に嵌
合する概ね円板状のプレート部材であり、その外周端は
ハブ1のフランジ部2の途中まで延びている。サブプレ
ート8,9は外周部に子スプリング6のスプリングシー
ト6aに当接する爪部8a,9aを有している。爪部8
a,9aは、円周方向に突出しており、サブプレート
8,9の爪部8a,9a以外の部分と親スプリング5と
の間には所定の隙間が確保されている。また、サブプレ
ート8,9の外周側には、内周側捩じりスプリング4を
支持する窓孔8bがフランジ部2の第3窓孔2dに対応
して形成されており、この窓孔8bに内周側捩じりスプ
リング4が収納されている。また、1対のサブプレート
8,9の内周部には、これらのサブプレート8,9で挟
まれるように第1サブピン14が設けられている。この
第1サブピン14により、サブプレート8,9の軸方向
の間隔が設定されている。
【0010】第1サブピン14は、図2で明らかなよう
に、ハブ1のフランジ部2に設けられた孔2eを挿通す
るように配置されており、フランジ部2とサブプレート
8,9との間に相対回転が生じたときに、第1サブピン
14によってフランジ部2の捩じり角度が規制されるよ
うになっている。サブプレート8,9のそれぞれの軸方
向外方には、入力側回転体としてのリテーニングプレー
ト10及びクラッチプレート11が配置されている。こ
れらのプレート10,11は概ね円板状の部材であり、
それぞれハブ1の外周側に回転自在に係合している。ク
ラッチプレート11の外周部には、摩擦フェーシング1
2がリベット13により固定されている。リテーニング
プレート10及びクラッチプレート11には、それぞれ
フランジ部2の第1窓孔2aに対応してそれぞれ3個の
窓孔10a,11aが形成されている。この窓孔10
a,11aには、親スプリング5及び子スプリング6が
収納されている。窓孔10a,11aの端面はスプリン
グシート6aに当接している。リテーニングプレート1
0及びクラッチプレート11は、その内周部において第
2サブピン15によって、また外周部においてストッパ
ーピン20(図2)によって互いに連結されている。第
2サブピン15は、図2に示すように、フランジ部2の
孔2fを挿通している。ストッパーピン20は、フラン
ジ部2の外周部に形成された切欠き2cを挿通するよう
に配置されており、リテーニングプレート10及びクラ
ッチプレート11とフランジ部2との間に相対回転が生
じたときに、ストッパーピン20によってフランジ部2
の捩じり角度が規制されるようになっている。
に、ハブ1のフランジ部2に設けられた孔2eを挿通す
るように配置されており、フランジ部2とサブプレート
8,9との間に相対回転が生じたときに、第1サブピン
14によってフランジ部2の捩じり角度が規制されるよ
うになっている。サブプレート8,9のそれぞれの軸方
向外方には、入力側回転体としてのリテーニングプレー
ト10及びクラッチプレート11が配置されている。こ
れらのプレート10,11は概ね円板状の部材であり、
それぞれハブ1の外周側に回転自在に係合している。ク
ラッチプレート11の外周部には、摩擦フェーシング1
2がリベット13により固定されている。リテーニング
プレート10及びクラッチプレート11には、それぞれ
フランジ部2の第1窓孔2aに対応してそれぞれ3個の
窓孔10a,11aが形成されている。この窓孔10
a,11aには、親スプリング5及び子スプリング6が
収納されている。窓孔10a,11aの端面はスプリン
グシート6aに当接している。リテーニングプレート1
0及びクラッチプレート11は、その内周部において第
2サブピン15によって、また外周部においてストッパ
ーピン20(図2)によって互いに連結されている。第
2サブピン15は、図2に示すように、フランジ部2の
孔2fを挿通している。ストッパーピン20は、フラン
ジ部2の外周部に形成された切欠き2cを挿通するよう
に配置されており、リテーニングプレート10及びクラ
ッチプレート11とフランジ部2との間に相対回転が生
じたときに、ストッパーピン20によってフランジ部2
の捩じり角度が規制されるようになっている。
【0011】リテーニングプレート10及びクラッチプ
レート11は、フランジ部2の第2窓孔2bに対応する
位置にスプリング収納部10b,11bを有している。
このスプリング収納部10b,11bに高剛性スプリン
グ7が円周方向両側に隙間をあけて収納されている。サ
ブプレート8とフランジ部2の内周部との間には、サブ
プレート8側からウェーブスプリング21とフリクショ
ンワッシャー22とが配置されている。サブプレート9
とフランジ部2の内周部との間にはブッシュ23が配置
されている。これらのウェーブスプリング21,フリク
ションワッシャー22及びブッシュ23は、それぞれ第
1サブピン14が挿通される孔と、第2サブピン15が
挿通される孔とを有している。この場合、第2サブピン
15が挿通される孔の方が第1サブピン14が挿通され
る孔より円周方向に長く形成されている。このような構
成により、ウェーブスプリング21の圧接力によってフ
リクションワッシャー22及びブッシュ23がフランジ
部2に対して圧接し、第1段目の低いヒステリシストル
クが発生するようになっている。
レート11は、フランジ部2の第2窓孔2bに対応する
位置にスプリング収納部10b,11bを有している。
このスプリング収納部10b,11bに高剛性スプリン
グ7が円周方向両側に隙間をあけて収納されている。サ
ブプレート8とフランジ部2の内周部との間には、サブ
プレート8側からウェーブスプリング21とフリクショ
ンワッシャー22とが配置されている。サブプレート9
とフランジ部2の内周部との間にはブッシュ23が配置
されている。これらのウェーブスプリング21,フリク
ションワッシャー22及びブッシュ23は、それぞれ第
1サブピン14が挿通される孔と、第2サブピン15が
挿通される孔とを有している。この場合、第2サブピン
15が挿通される孔の方が第1サブピン14が挿通され
る孔より円周方向に長く形成されている。このような構
成により、ウェーブスプリング21の圧接力によってフ
リクションワッシャー22及びブッシュ23がフランジ
部2に対して圧接し、第1段目の低いヒステリシストル
クが発生するようになっている。
【0012】クラッチプレート11とサブプレート9の
内周部との間には、サブプレート9側からフリクション
ワッシャー24及びフリクションプレート25が配置さ
れている。これらのフリクションワッシャー24とフリ
クションプレート25とは互いに接着されている。リテ
ーニングプレート10とサブプレート8の内周部との間
には、リテーニングプレート10側からコーンスプリン
グ27,フリクションプレート28及びフリクションワ
ッシャー29が配置されている。これらの部材は、概ね
環状の部材であり、それぞれ第2サブピン15が挿通す
る円周方向の長孔を有している。また、フリクションプ
レート28とフリクションワッシャー29とは互いに接
着されている。このような構成により、コーンスプリン
グ27の圧接力によりフリクションワッシャー24及び
29がそれぞれサブプレート9及び8に圧接し、サブプ
レート8,9とクラッチプレート11及びリテーニング
プレート10との間で第2段目の高いヒステリシストル
クが発生するようになっている。
内周部との間には、サブプレート9側からフリクション
ワッシャー24及びフリクションプレート25が配置さ
れている。これらのフリクションワッシャー24とフリ
クションプレート25とは互いに接着されている。リテ
ーニングプレート10とサブプレート8の内周部との間
には、リテーニングプレート10側からコーンスプリン
グ27,フリクションプレート28及びフリクションワ
ッシャー29が配置されている。これらの部材は、概ね
環状の部材であり、それぞれ第2サブピン15が挿通す
る円周方向の長孔を有している。また、フリクションプ
レート28とフリクションワッシャー29とは互いに接
着されている。このような構成により、コーンスプリン
グ27の圧接力によりフリクションワッシャー24及び
29がそれぞれサブプレート9及び8に圧接し、サブプ
レート8,9とクラッチプレート11及びリテーニング
プレート10との間で第2段目の高いヒステリシストル
クが発生するようになっている。
【0013】次に動作について説明する。以下、正側回
転方向(図3の矢印R1)に捩じり力が加わった場合を
例にとって説明する。クラッチがエンゲージされると、
エンジン側のトルクは摩擦フェーシング12からリテー
ニングプレート10及びクラッチプレート11に伝達さ
れる。そして、この両プレート10,11に伝達された
トルクは、内周側捩じりスプリング4、子スプリング6
の親スプリング5等を介してハブ1に伝達される。この
とき、剛性の最も低い部分、すなわち内周側捩じりスプ
リング4がまず最初に圧縮される。この内周側捩じりス
プリング4が圧縮されることにより、サブプレート8,
9が同様に回転する。また、サブプレート8,9の爪部
8a,9a、リテーニングプレート10及びクラッチプ
レート11によって支持された親子スプリング5,6も
同様に回転する。しかし、リテーニングプレート10及
びクラッチプレート11の窓孔10a,11aに比較し
てフランジ部2の窓孔2aの幅寸法の方が大きいので、
スプリングシート6aが窓孔2a端部の突出部50に当
たるまでは、親子スプリング5,6は圧縮されず、また
フランジ部2は回転しない。このため、フランジ部2と
サブプレート8,9との間で相対回転が生じ、この結
果、伝達トルクが小さい領域では、ウェーブスプリング
21,フリクションワッシャー22及びブッシュ23に
応じた第1段目の低いヒステリシストルクが得られる。
このようにして、低負荷時には、図5の角度0点からA
点(負側回転方向(図1の矢印R2)に捩じり力が加わ
った場合はP点)で示すように、低剛性低ヒステリシス
トルクの領域が得られる。
転方向(図3の矢印R1)に捩じり力が加わった場合を
例にとって説明する。クラッチがエンゲージされると、
エンジン側のトルクは摩擦フェーシング12からリテー
ニングプレート10及びクラッチプレート11に伝達さ
れる。そして、この両プレート10,11に伝達された
トルクは、内周側捩じりスプリング4、子スプリング6
の親スプリング5等を介してハブ1に伝達される。この
とき、剛性の最も低い部分、すなわち内周側捩じりスプ
リング4がまず最初に圧縮される。この内周側捩じりス
プリング4が圧縮されることにより、サブプレート8,
9が同様に回転する。また、サブプレート8,9の爪部
8a,9a、リテーニングプレート10及びクラッチプ
レート11によって支持された親子スプリング5,6も
同様に回転する。しかし、リテーニングプレート10及
びクラッチプレート11の窓孔10a,11aに比較し
てフランジ部2の窓孔2aの幅寸法の方が大きいので、
スプリングシート6aが窓孔2a端部の突出部50に当
たるまでは、親子スプリング5,6は圧縮されず、また
フランジ部2は回転しない。このため、フランジ部2と
サブプレート8,9との間で相対回転が生じ、この結
果、伝達トルクが小さい領域では、ウェーブスプリング
21,フリクションワッシャー22及びブッシュ23に
応じた第1段目の低いヒステリシストルクが得られる。
このようにして、低負荷時には、図5の角度0点からA
点(負側回転方向(図1の矢印R2)に捩じり力が加わ
った場合はP点)で示すように、低剛性低ヒステリシス
トルクの領域が得られる。
【0014】伝達トルクが大きくなると、親子スプリン
グ5,6がさらに回転し、スプリングシート6aが窓孔
2aの突出部50に当接する。この状態からさらにリテ
ーニングプレート10及びクラッチプレート11が回転
すると、スプリングシート6aによって子スプリング6
のみが圧縮される。この子スプリング6のみが圧縮され
るときに、子スプリング6の特性により、図5に示す角
度A点からC点までの範囲に中剛性の領域が得られる。
グ5,6がさらに回転し、スプリングシート6aが窓孔
2aの突出部50に当接する。この状態からさらにリテ
ーニングプレート10及びクラッチプレート11が回転
すると、スプリングシート6aによって子スプリング6
のみが圧縮される。この子スプリング6のみが圧縮され
るときに、子スプリング6の特性により、図5に示す角
度A点からC点までの範囲に中剛性の領域が得られる。
【0015】一方、子スプリング6のみが圧縮される途
中で、第1サブピン14がフランジ部2の孔2eに当接
する。この当接(図5B点)までは、サブプレート8,
9とフランジ部2とは相対回転しているので、小さなヒ
ステリシストルクが発生している。そして当接後は、サ
ブプレート8,9とフランジ部2とは一体となって回転
する。この結果、リテーニングプレート10及びクラッ
チプレート11とサブプレート8,9との間に相対回転
が生じ、フリクションワッシャー29及びフリクション
ワッシャー24に滑りが生じる。このとき、コーンスプ
リング27とフリクションワッシャー24,29に応じ
て2段目の高いヒステリシストルクが発生する。このよ
うに、低ヒステリシストルクから高ヒステリシストルク
に移行する点が図5に示す角度B点である。つまり、子
スプリング6のみが圧縮されている中剛性の領域で、低
ヒステリシストルクから高ヒステリシストルクへと変化
する。
中で、第1サブピン14がフランジ部2の孔2eに当接
する。この当接(図5B点)までは、サブプレート8,
9とフランジ部2とは相対回転しているので、小さなヒ
ステリシストルクが発生している。そして当接後は、サ
ブプレート8,9とフランジ部2とは一体となって回転
する。この結果、リテーニングプレート10及びクラッ
チプレート11とサブプレート8,9との間に相対回転
が生じ、フリクションワッシャー29及びフリクション
ワッシャー24に滑りが生じる。このとき、コーンスプ
リング27とフリクションワッシャー24,29に応じ
て2段目の高いヒステリシストルクが発生する。このよ
うに、低ヒステリシストルクから高ヒステリシストルク
に移行する点が図5に示す角度B点である。つまり、子
スプリング6のみが圧縮されている中剛性の領域で、低
ヒステリシストルクから高ヒステリシストルクへと変化
する。
【0016】子スプリング6の圧縮が進むと、やがて親
スプリング5がフランジ部2の窓孔2aの突出部50以
外の端面49に当接し、以後親スプリング5及び子スプ
リング6が同時に圧縮される。このように、親スプリン
グ5及び子スプリング6が同時に圧縮されることにより
高い剛性を示す。この移行点が、図5の角度C点であ
る。
スプリング5がフランジ部2の窓孔2aの突出部50以
外の端面49に当接し、以後親スプリング5及び子スプ
リング6が同時に圧縮される。このように、親スプリン
グ5及び子スプリング6が同時に圧縮されることにより
高い剛性を示す。この移行点が、図5の角度C点であ
る。
【0017】親スプリング5及び子スプリング6が圧縮
されると、次に、リテーニングプレート10のスプリン
グ収納部10bとクラッチプレート11のスプリング収
納部11bとが高剛性スプリング7に当接し(角度D
点)、高剛性スプリング7を圧縮する。高剛性スプリン
グ7が圧縮されると、ストッパーピン20がフランジ部
2の外周部に設けられた切欠き2cに当接し、以後はリ
テーニングプレート10及びクラッチプレート11とハ
ブ1とが一体となって回転する。
されると、次に、リテーニングプレート10のスプリン
グ収納部10bとクラッチプレート11のスプリング収
納部11bとが高剛性スプリング7に当接し(角度D
点)、高剛性スプリング7を圧縮する。高剛性スプリン
グ7が圧縮されると、ストッパーピン20がフランジ部
2の外周部に設けられた切欠き2cに当接し、以後はリ
テーニングプレート10及びクラッチプレート11とハ
ブ1とが一体となって回転する。
【0018】以上のようにして、本実施例においては、
子スプリング6が親スプリング5より先にフランジ部2
に当接するように、フランジ部2の窓孔2aに突出部5
0を設けたので、1段目の低ヒステリシストルク・低剛
性と2段目の高剛性・高ヒステリシストルクとの間に、
中剛性・高ヒステリシストルクの領域(B〜C点)を設
定することが可能となっている。これにより、捩じり特
性がスムーズに移行することになり、特に低速走行時ま
たはPTO装置作動時に、トランスミッション側の歯打
ち音等の騒音が減少する。
子スプリング6が親スプリング5より先にフランジ部2
に当接するように、フランジ部2の窓孔2aに突出部5
0を設けたので、1段目の低ヒステリシストルク・低剛
性と2段目の高剛性・高ヒステリシストルクとの間に、
中剛性・高ヒステリシストルクの領域(B〜C点)を設
定することが可能となっている。これにより、捩じり特
性がスムーズに移行することになり、特に低速走行時ま
たはPTO装置作動時に、トランスミッション側の歯打
ち音等の騒音が減少する。
【0019】また、前記実施例のダンパーディスクは、
捩じり特性がスムーズに移行するので、通常走行用とP
TO装置用の両方に使用することができ、1種類のデン
パーディスクで多様な用途に使用できる。[応用例] 前記実施例では、圧縮された後の子スプリング6は、2
段目のヒステリシストルクの抵抗に打ち勝ってサブプレ
ート8,9を中立の位置に戻し得る剛性を有している。
この子スプリング6の剛性を前記ヒステリシストルクの
抵抗より弱く設定すると、子スプリング6はサブプレー
ト8,9を中立位置に戻すことができない。
捩じり特性がスムーズに移行するので、通常走行用とP
TO装置用の両方に使用することができ、1種類のデン
パーディスクで多様な用途に使用できる。[応用例] 前記実施例では、圧縮された後の子スプリング6は、2
段目のヒステリシストルクの抵抗に打ち勝ってサブプレ
ート8,9を中立の位置に戻し得る剛性を有している。
この子スプリング6の剛性を前記ヒステリシストルクの
抵抗より弱く設定すると、子スプリング6はサブプレー
ト8,9を中立位置に戻すことができない。
【0020】図6は、負側回転方向(矢印R2方向)に
クラッチプレート11及びリテーニングプレート10が
捩じれた後に中立位置に戻ったときの各部品の位置関係
を示している。サブプレート8,9は、子スプリング6
の剛性が弱いため、中立位置に戻されておらず、負側回
転方向に所定角度分偏っている。同様にして、第1サブ
ピン14も中立位置から第1サブピン用孔2eに対して
負方向側に偏っている。
クラッチプレート11及びリテーニングプレート10が
捩じれた後に中立位置に戻ったときの各部品の位置関係
を示している。サブプレート8,9は、子スプリング6
の剛性が弱いため、中立位置に戻されておらず、負側回
転方向に所定角度分偏っている。同様にして、第1サブ
ピン14も中立位置から第1サブピン用孔2eに対して
負方向側に偏っている。
【0021】図6の状態から、クラッチプレート11に
負側回転方向(矢印R2)の捩じり力が加わったとする
と、クラッチプレート11及びリテーニングプレート1
0が2段目ヒステリシストルクの抵抗によってサブプレ
ート8,9を回転させる。すると、第1サブピン14
が、前記従来例より前記所定角度分だけ早く、フランジ
部2の孔2eに当たる。その結果、図7に示すように、
負側回転方向2段目の高いヒステリシストルクの発生点
Eが前記実施例より速く始まる。
負側回転方向(矢印R2)の捩じり力が加わったとする
と、クラッチプレート11及びリテーニングプレート1
0が2段目ヒステリシストルクの抵抗によってサブプレ
ート8,9を回転させる。すると、第1サブピン14
が、前記従来例より前記所定角度分だけ早く、フランジ
部2の孔2eに当たる。その結果、図7に示すように、
負側回転方向2段目の高いヒステリシストルクの発生点
Eが前記実施例より速く始まる。
【0022】クラッチプレート11が正側方向に捩じれ
てから中立位置に戻ったときの部品の位置関係は、図6
と逆になる。この結果、図7に示すように、正側回転方
向の第2段目の高いヒステリシストルクの発生点Bは前
記実施例より早く立ち上がる。以上のように、第2段目
のヒステリシストルクが早く発生し、その領域全体が増
えることになる。そのため、正側及び負側の2段目領域
にわたってトルク変動が起こる場合には、早く生じる中
間領域の高ヒステリシストルクにより急激な2段目領域
へのジャンピングが防げる。この結果、たとえばPTO
装置作動時等の低負荷領域において正負2段目領域にわ
たってトルク変動が生じる場合には、騒音を減少させる
ことができる。
てから中立位置に戻ったときの部品の位置関係は、図6
と逆になる。この結果、図7に示すように、正側回転方
向の第2段目の高いヒステリシストルクの発生点Bは前
記実施例より早く立ち上がる。以上のように、第2段目
のヒステリシストルクが早く発生し、その領域全体が増
えることになる。そのため、正側及び負側の2段目領域
にわたってトルク変動が起こる場合には、早く生じる中
間領域の高ヒステリシストルクにより急激な2段目領域
へのジャンピングが防げる。この結果、たとえばPTO
装置作動時等の低負荷領域において正負2段目領域にわ
たってトルク変動が生じる場合には、騒音を減少させる
ことができる。
【0023】また、1段目の角度範囲内で正側及び負側
回転方向に双方に作動する場合には、子スプリング6の
剛性が低ヒステリシストルクの抵抗より低く設定されて
いる場合にも、第1サブピン14はフランジ部2によっ
て中立位置に戻される。したがって、図5に示すよう
に、第2段目領域が始まるA,E点は広くなる。この結
果、アイドルガラ音を減少させることができる。
回転方向に双方に作動する場合には、子スプリング6の
剛性が低ヒステリシストルクの抵抗より低く設定されて
いる場合にも、第1サブピン14はフランジ部2によっ
て中立位置に戻される。したがって、図5に示すよう
に、第2段目領域が始まるA,E点は広くなる。この結
果、アイドルガラ音を減少させることができる。
【0024】以上のように、子スプリング6の剛性及び
2段目ヒステリシストルクの値を変更することで、2段
目のヒステリシストルクの発生点を任意の位置に変更す
ることができる。
2段目ヒステリシストルクの値を変更することで、2段
目のヒステリシストルクの発生点を任意の位置に変更す
ることができる。
【0025】
【考案の効果】本考案に係るダンパーディスクでは、捩
じり特性の1段目と2段目との間の中間領域で第3弾性
部材ではなく剛性の低い第2弾性部材を作用させること
で、従来に比べて剛性の低い中剛性を得ることができ
る。
じり特性の1段目と2段目との間の中間領域で第3弾性
部材ではなく剛性の低い第2弾性部材を作用させること
で、従来に比べて剛性の低い中剛性を得ることができ
る。
【図1】本考案の一実施例によるダンパーディスクの縦
断面図。
断面図。
【図2】図1の部分拡大図。
【図3】図1の一部切欠き平面図。
【図4】図3の部分拡大図。
【図5】捩じり角度−伝達トルク特性を示す図。
【図6】別の実施例における図4に相当する図。
【図7】別の実施例における図5に相当する図。
1 ハブ 2 フランジ部 4 内周側捩じりスプリング 5 親スプリング 6 子スプリング 7 第4スプリング 8,9 サブプレート 10 リテーニングプレート 11 クラッチプレート 21 ウェーブスプリング 22,24,29 フリクションワッシャー 23 ブッシュ 25,28 フリクションプレート 27 コーンスプリング 50 突出部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 13/64 F16F 15/12
Claims (4)
- 【請求項1】第1窓孔(2a)が形成された円板状のフ
ランジ(2)を有する出力側のハブ(1)と、 互いに軸方向に間隔を隔てて固定され、前記ハブに相対
回転可能に配置された1対の円板状プレート(10,1
1)と、 前記1対の円板状プレートの間で前記フランジの側方に
配置され、前記ハブに対して第2捩じり角度まで相対回
転可能な中間プレート(8,9)と、 前記ハブと前記中間プレートとを円周方向に弾性的に連
結する第1弾性部材(4)と、 前記ハブと前記中間プレートが相対回転するときに第1
ヒステリシストルクを発生するための第1ヒステリシス
トルク発生手段(21,22,23)と、 前記1対の円板状プレートと前記中間プレート及び前記
ハブとを円周方向に弾性的に連結するための部材であ
り、前記第1窓孔内に配置され、前記1対の円板状プレ
ートと前記中間プレートに連結され、前記第1弾性部材
より剛性が高い第2弾性部材(6)と、 前記1対の円板状プレートと前記ハブとを円周方向に弾
性的に連結するための部材であり、前記第1窓孔内で前
記第2弾性部材の外側に配置され、前記1対の円板状プ
レートに連結された、コイルスプリングからなる第3弾
性部材(5)と、 前記1対の円板状プレートと前記中間プレートとが相対
回転するときに前記第1ヒステリシストルクより高い第
2ヒステリシストルクを発生するための第2ヒステリシ
ストルク発生手段(24,25,27,28,29)
と、 前記第1窓孔の円周方向両端縁には、前記第3弾性部材
に円周方向に対向する半径方向両側部(49)と、前記
円周方向両端縁の半径方向中間から円周方向に突出し前
記第2弾性部材に円周方向に対向する突出部(50)と
が形成され、 前記各突出部と前記第2弾性部材との間には第2捩じり
角度より小さな第1捩じり角度の隙間が確保され、前記
各半径方向両側部と前記第3弾性部材との間には前記第
2捩じり角度より大きい第3捩じり角度の隙間が確保さ
れている、 ダンパーディスク。 - 【請求項2】前記第2弾性部材が前記中間プレートを押
し戻す力は前記第2ヒステリシストルク発生手段で生じ
る抵抗力より小さく設定されている、請求項1に記載の
ダンパーディスク。 - 【請求項3】前記フランジには第2窓孔(2b)が形成
され、 前記1対の円板状プレートと前記ハブとを円周方向に弾
性的に連結するための部材であり、前記第2窓孔内に配
置された第4弾性部材(7)をさらに備え、 前記第4弾性部材の円周方向両端が前記1対の円板状プ
レート及び前記ハブの一方に当接し、前記第4弾性部材
の円周方向各端と前記1対の円板状プレート及び前記ハ
ブの他方との間に前記第3捩じり角度より大きな第4捩
じり角度の隙間が確保されている、請求項1又は2に記
載のダンパーディスク。 - 【請求項4】前記中間プレートは前記第2弾性部材のみ
に当接する爪部(8a)を有しており、前記爪部は円周
方向に延び、前記爪部の根元部分と前記第3弾性部材と
の間には前記第2捩じり角度以上の隙間が確保されてい
る、請求項1〜3のいずれかに記載のダンパーディス
ク。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094316U JP2601103Y2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ダンパーディスク |
US08/259,345 US5609526A (en) | 1991-11-18 | 1994-06-14 | Damper disc assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991094316U JP2601103Y2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ダンパーディスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545258U JPH0545258U (ja) | 1993-06-18 |
JP2601103Y2 true JP2601103Y2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=14106874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991094316U Expired - Fee Related JP2601103Y2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ダンパーディスク |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5609526A (ja) |
JP (1) | JP2601103Y2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9324965D0 (en) * | 1993-12-06 | 1994-01-26 | R & D Marine Ltd | Improvements in or relating to rotary damping couplings |
JPH09242777A (ja) * | 1996-03-08 | 1997-09-16 | Exedy Corp | ダンパーディスク組立体 |
JPH11101268A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-13 | Exedy Corp | クラッチディスク組立体 |
US6270417B1 (en) * | 1998-07-17 | 2001-08-07 | Exedy Corporation | Damper mechanism |
JP3732021B2 (ja) * | 1998-09-18 | 2006-01-05 | 株式会社エクセディ | ダンパー機構 |
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