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JP2600693Y2 - 加温はり薬 - Google Patents

加温はり薬

Info

Publication number
JP2600693Y2
JP2600693Y2 JP1993075555U JP7555593U JP2600693Y2 JP 2600693 Y2 JP2600693 Y2 JP 2600693Y2 JP 1993075555 U JP1993075555 U JP 1993075555U JP 7555593 U JP7555593 U JP 7555593U JP 2600693 Y2 JP2600693 Y2 JP 2600693Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
medicine
peripheral portion
agent
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993075555U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0742644U (ja
Inventor
元保 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimura Corp
Original Assignee
Kimura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kimura Corp filed Critical Kimura Corp
Priority to JP1993075555U priority Critical patent/JP2600693Y2/ja
Publication of JPH0742644U publication Critical patent/JPH0742644U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600693Y2 publication Critical patent/JP2600693Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、薬剤と加温により患部
を治療する加温はり薬に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加温はり薬として特開昭59−1
76210号公報がある。前記加温はり薬は、図4に示
すように、経皮治療用の薬剤10の上面に、発熱剤16
を設け、前記薬剤10の下面を下面被覆シート13で覆
い、発熱剤16の上面を上面被覆シート22で覆ったも
のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記加温はり薬は、薬
剤10と患部を熱して、薬剤が患部の皮下組織に浸透し
易くすると共に、患部の加温による治療効果も期待で
き、優れたはり薬である。
【0004】しかしながら、前記の加温はり薬は、長時
間張り付けておくと、剥離し易くなる。また、薬剤10
が加温されることにより、臭いが発生することがある。
そして、剥離し難くするため薬剤10に粘着剤等を混入
すると臭いは一層強くなる。
【0005】本考案は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、加温はり薬を剥離し難く、かつ、臭いが発生しな
いようにすることを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、シート1
の下面に経皮治療用の薬剤10を設け、このシート1の
周縁部2の下面に粘着剤を塗布すると共に、周縁部2に
多数の通気孔3を設け、薬剤10の下面に、薬剤10を
覆う下面被覆シート13を、剥離可能に張設し、シート
1の上面に発熱剤16を設け、この発熱剤16の上面
に、発熱剤16を覆う上面被覆シート22を張設して加
温はり薬とした。
【0007】第2の考案は、シート1の下面に経皮治療
用の薬剤10を設け、この薬剤10の外周に、薬剤10
を囲む消臭剤19を配置し、前記シート1の上面に発熱
剤16を設け、前記薬剤10の下面に、薬剤10を覆う
下面被覆シート13を、剥離可能に張設し、前記発熱剤
16の上面に、発熱剤16を覆う上面被覆シート22を
剥離可能に張設して加温はり薬とした。
【0008】第3の考案は、第2の考案のシート1に周
縁部2を設け、この周縁部2の下面に粘着剤を塗布する
と共に、周縁部2に多数の通気孔3を設け、下面被覆シ
ート13と上面被覆シート22の周縁を、前記シート1
の周縁部2に張設して加温はり薬とした。
【0009】第4の考案乃至第6の考案は、第1乃至第
3のそれぞれの考案のシート1と経皮治療用の薬剤10
との間に、金属箔7を介挿して加温はり薬とした。
【0010】
【作用】本考案の加温はり薬は、下面被覆シート13を
剥して患部に張り付け、上面被覆シート22を剥す。そ
うすると、発熱剤16が発熱し、経皮治療用の薬剤10
を加温すると共に、患部をも加温して、薬剤10が患部
の皮下組織に浸透し易くなると共に、患部を加温治療す
る。
【0011】そして、第1の考案の加温はり薬は、周縁
部2が粘着剤により強く張着される。そして、この周縁
部2は、直接発熱剤16で加温されないので、粘着剤か
らの臭いの発生は少ない。
【0012】さらに、前記周縁部2には、多数の通気孔
3があるので、周縁部2の下面の肌に発生した汗を通気
孔3から放散し、肌の蒸れを防止する。第2の考案の加
温はり薬は、発熱剤16により加温された経皮治療用の
薬剤10から発生した臭いを、消臭剤19で吸収して無
臭化する。
【0013】第3の考案の加温はり薬は、第2の考案の
奏する作用に加えて、第1の考案の奏する作用もするも
のである。第4乃至第6の考案の加温はり薬は、第1の
考案、第2の考案及び第3の考案の奏する作用に加え
て、加温された経皮治療用の薬剤10から発生した臭い
が、金属箔7で確実に遮断され、発熱剤16に接触しな
いので、薬剤10から発生した臭いを発する気体が、発
熱剤16に接触して、さらに臭いが強くなるのを防止で
きる。
【0014】
【実施例】以下、図に基づいて本考案の実施例の説明を
する。図1及び図2は、本考案の第1実施例を示すもの
である。この実施例は、通気性を有しない円形のシート
1の下面に、円形に形成した金属箔7を張設し、この金
属箔7の下面に、円形の層状に形成した経皮治療用の薬
剤10を張設して設けてある。
【0015】そして、前記シート1の周縁部2の下面に
は、粘着剤を塗布すると共に、前記周縁部2に多数の通
気孔3を設けてある。前記薬剤10の下面には、薬剤1
0を覆う通気性を有しない下面被覆シート13を設け、
この下面被覆シート13の周縁は、前記シート1の周縁
部2の下面に剥離可能に張着してある。
【0016】そして、前記シート1の上面には、前記薬
剤10と略同一の直径に形成した通気性を有す紙製の袋
を張設し、この紙製の袋の中に、酸化鉄等よりなる発熱
剤16が収容してある。
【0017】さらに、前記発熱剤16を収容した袋の上
面には、発熱剤16を覆う通気性を有しない上面被覆シ
ート22を設け、この上面被覆シート22の周縁は、前
記シート1の周縁部2の上面に剥離可能に張着してあ
る。
【0018】この実施例の加温はり薬は、下面被覆シー
ト13を剥して、患部の周縁に、シート1の周縁部2の
下面を押し当てて張着すると共に、上面被覆シート22
を剥す。
【0019】そうすると、発熱剤16が発熱し、経皮治
療用の薬剤10を加温すると共に、患部を加温して、薬
剤10を患部の皮下組織に浸透し易くすると共に、患部
を加温治療する。
【0020】そして、この加温はり薬は、シート1の周
縁部2が粘着剤により強く張着される。そして、この周
縁部2は、直接発熱剤16で加温されないので、粘着剤
からの臭いの発生は少ない。
【0021】さらに、前記周縁部2には、多数の通気孔
3があるので、周縁部2の下面の肌に発生した汗を、通
気孔3から放散し、肌の蒸れを防止する。そして、加温
されて薬剤10から発生した臭いを発する気体は、金属
箔7で遮断され、発熱剤16に接触しないので、薬剤1
0から発生した臭いを発する気体が、発熱剤16に接触
してさらに臭いが強くなるのを防止する。
【0022】図3は、本考案の第2実施例を示すもので
あり、以下さきの実施例と同様の部分は、同一の符号を
用い説明を省略した。この実施例の加温はり薬は、経皮
治療用の薬剤10の外周と、発熱剤16の外周に、薬剤
10と発熱剤16とを囲む、活性炭で形成された消臭剤
19が環状に配置されている。そして、前記消臭剤19
の当接するシート1には、多数の連通孔4が設けてあ
り、薬剤10の外周の消臭剤19と発熱剤16の外周の
消臭剤19とが連通するように形成してある。
【0023】そして、第2実施例の加温はり薬は、発熱
剤16により加温された薬剤10から発生した臭気を、
消臭剤で吸収して無臭化するものである。そして、前記
経皮治療用の薬剤10は、目の粗い布等の袋に入れても
よく、シート1は、布などで形成し、中央部に樹脂など
を塗布して通気性のないものに形成することも可能であ
る。
【0024】さらに、発熱剤16を収容する袋の下面を
通気性のないものに形成し、或は薬剤10を収容した目
の粗い袋の上面を通気性のないものに形成して、シート
1の代用とすることも可能である。そして、シート1の
周縁部2、及び下面被覆シート13と上面被覆シート2
2の周縁は、取り除くことも可能である。
【0025】
【考案の効果】本考案は、下面に経皮治療用の薬剤10
を設け、上面に発熱剤16を設けたシート1の周縁部2
に、粘着剤を塗布すると共に、多数の通気孔3を設けて
いる。
【0026】したがって、本考案の前記構成の加温はり
薬は、周縁部2が粘着剤で強く張着されるものである。
そして、接着に粘着剤を用いているが、周縁部2は、直
接発熱剤16で加温されないので臭いの発生は少ない。
【0027】さらに、周縁部2の下面の肌に発生した汗
は、通気孔3から放散し、肌の蒸れを防止できるもので
ある。また、薬剤10の外周に、薬剤10を囲む消臭剤
19を配置した加温はり薬は、発熱剤16により加温さ
れた経皮治療用の薬剤10から発生した臭気を、消臭剤
19で吸収して無臭化できるものである。
【0028】また、シート1と経皮治療用の薬剤10と
の間に金属箔7を介挿した加温はり薬は、加温された経
皮治療用の薬剤10から発生した臭気が、金属箔7で確
実に遮断され、発熱剤16に接触しないので、薬剤10
から発生した臭いを発する気体が、発熱剤16に接触し
て、さらに、臭いが強くなるのを防止できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図で、図2のA−A
線の断面図
【図2】本考案の第1実施例の平面図
【図3】本考案の第2実施例の断面図
【図4】従来例の断面図
【符号の説明】
1 シート 2 周縁部 3 通気孔 7 金属泊 10 薬剤 13 下面被覆シート 16 発熱剤 19 消臭剤 22 上面被覆シート

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート1の下面に経皮治療用の薬剤10
    を設け、このシート1の周縁部2の下面に粘着剤を塗布
    すると共に、周縁部2に多数の通気孔3を設け、薬剤1
    0の下面に、薬剤10を覆う下面被覆シート13を、剥
    離可能に張設し、シート1の上面に発熱剤16を設け、
    この発熱剤16の上面に、発熱剤16を覆う上面被覆シ
    ート22を張設した加温はり薬。
  2. 【請求項2】 シート1の下面に経皮治療用の薬剤10
    を設け、この薬剤10の外周に、薬剤10を囲む消臭剤
    19を配置し、前記シート1の上面に発熱剤16を設
    け、前記薬剤10の下面に、薬剤10を覆う下面被覆シ
    ート13を、剥離可能に張設し、前記発熱剤16の上面
    に、発熱剤16を覆う上面被覆シート22を剥離可能に
    張設した加温はり薬。
  3. 【請求項3】 シート1に周縁部2を設け、この周縁部
    2の下面に粘着剤を塗布すると共に、周縁部2に多数の
    通気孔3を設け、下面被覆シート13と上面被覆シート
    22の周縁を、前記シート1の周縁部2に張設した請求
    項2記載の加温はり薬。
  4. 【請求項4】 シート1と経皮治療用の薬剤10との間
    に、金属箔7を介挿した請求項1又は請求項2又は請求
    項3のいずれかに記載の加温はり薬。
JP1993075555U 1993-12-30 1993-12-30 加温はり薬 Expired - Lifetime JP2600693Y2 (ja)

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JPH0742644U JPH0742644U (ja) 1995-08-11
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