JP2694831B2 - ヘアカール器 - Google Patents
ヘアカール器Info
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- JP2694831B2 JP2694831B2 JP62176272A JP17627287A JP2694831B2 JP 2694831 B2 JP2694831 B2 JP 2694831B2 JP 62176272 A JP62176272 A JP 62176272A JP 17627287 A JP17627287 A JP 17627287A JP 2694831 B2 JP2694831 B2 JP 2694831B2
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- hair
- steam
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- heating means
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D20/00—Hair drying devices; Accessories therefor
- A45D20/48—Hair-drying combs or hair-drying brushes, with internal heating means
- A45D20/50—Hair-drying combs or hair-drying brushes, with internal heating means and provision for an air stream
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D1/00—Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor
- A45D1/02—Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor with means for internal heating, e.g. by liquid fuel
- A45D1/04—Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor with means for internal heating, e.g. by liquid fuel by electricity
-
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- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D1/00—Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor
- A45D2001/008—Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor with vapor generation, e.g. steam
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- Cleaning And Drying Hair (AREA)
- Hair Curling (AREA)
- Brushes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【従来技術】
本発明はスチーム発生と送風とを行なえるヘアカール
器に関するものである。 【背景技術】 ヘアカール器としては、いわゆるヘアカーラーと称さ
れる筒体を用いるもののほか、毛髪の乾燥及びくせ付け
を行なえるブラシまたは櫛付きのヘアドライヤー式のも
のがある。このヘアドライヤー式のものでは、上記ヘア
カーラーと比して、取り扱いが楽である上に、熱風を使
用することで短時間にくせ付けを行なえるのであるが、
ヘアカール器として考えると、熱風によって毛髪が過乾
燥状態となって髪を傷めることがあるほか、くせ付け力
が弱いという問題点を有している。 このために、実開昭56−136704号公報に示されている
ように、ヘアドライヤー式のものにスチームの発生機能
を持たせて、毛髪にスチームを与えながら髪巻部に毛髪
を巻き付け、熱風または冷風でスチームを吹き飛ばすこ
とにより、毛髪を傷めることなく強いくせ付けを行なえ
るようにしたものが提案されている。 しかしながら、上記のヘアカール器は、スチームを発
生させるためのスチーム発生部が送風装置と同じ場所に
収容されていたことから、スチーム発生部が送風抵抗と
なってしまっており、多量の送風状態を得にくいという
問題があった。従って送風を行なえるために、毛髪の乾
燥も可能であるというヘアドライヤー式のものにおける
特徴が生かされていなかった。 また、スチーム機能のみを単独で作用させる時、スチ
ーム発生箇所からスチームを吐出させるスチーム孔まで
の経路の途中でスチームが冷えて結露が生じてしまい、
このために湯の滴下を招くおそれがあった。 【発明の目的】 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは毛髪を傷めることなく毛髪のくせ
付けを行なえるとともに、毛髪の乾燥機能を十分に発揮
することができ、しかも結露による湯の滴下もないヘア
カール器を提供するにある。 【発明の開示】 しかして本発明は、送風装置を備えた本体と、本体に
おける送風口に連結された毛髪巻き付け部とからなると
ともに毛髪巻き付け部にスチーム発生手段が設けられ、
スチーム発生用の加熱手段を収納支持する中空の支持部
と、毛髪が表面に巻き付けられる巻き付け支持部とを備
えた上記毛髪巻き付け部は、熱良導体で一体に形成され
ており、上記加熱手段が配されてスチームの発生部とな
っている支持部の内部空間は支持部と巻き付け支持部と
がつながった部分においてスチーム孔を通じて巻き付け
支持部の表面側に連通し、巻き付け支持部には本体の送
風口に連通する吹き出し口が設けられており、スチーム
吐出用の上記スチーム孔は巻き付け支持部の中央部に位
置し、上記吹き出し口は巻き付け支持部の両側に位置し
ているとともに、本体の送風口から吹き出し口に至る流
路が支持部によって支持部の内部空間であるスチーム発
生部から仕切られていることに特徴を有するものであっ
て、スチーム発生手段を毛髪巻き付け部内に設けること
でスチーム発生手段が送風抵抗となってしまう事態を避
けるとともに、スチーム孔を備えた毛髪の巻き付け支持
部とスチーム発生用の加熱手段を収納支持する支持部と
を熱的につながったものとすることで、スチームの発生
部からスチーム孔に至るまでの温度を高く保つことがで
きるようにしたものである。 以下本発明を図示実施例に基づいて詳述すると、この
ヘアカール器は、熱風乃至例風を送るための送風装置や
切換スイッチSが設けられているとともに電源コード90
が引き出されているグリップを兼ねた本体Aと、ロール
ブラシ型とフラットブラシ型をした2種類の毛髪巻き付
け部B,Cで構成されており、両毛髪巻き付け部B,Cは共に
本体Aに対して着脱自在なアタッチメントとして形成さ
れている。 まず、本体Aについて説明する。これは第2図に示す
ように、円筒状ハウジング50の電源コード90の引き出し
側である後部内に、モータM及びこれで駆動されるファ
ンFからなる送風装置を収容するともに、ハウジング50
の前部内にヒータブロックHを配したもので、ハウジン
グ50の前端には接続ジャック54を備えた小径筒部51が設
けられており、この小径筒部51の先端面に網体が取り付
けられた送風口52が開口している。上記送風装置は、本
体A後端部に形成された吸入口53から取り入れた空気を
送風口52から吐出させる。ヒータブロックHに通電され
ている時には、送風口52から温風が吐出される。 次に、2種の毛髪巻き付け部B,Cのうち、フラットブ
ラシ型の外観を備えた毛髪巻き付け部Cについて説明す
る。この毛髪巻き付け部Cは、第6図及び第5図に示す
ように、一側面が開口する断面偏平半円状であり且つ基
端に円筒部10が一体に形成されている基台1と、基台1
の上記側面開口面に配設される支持体2と、基台1の先
端開口に配される固定板16、上記支持体2における毛髪
の巻き付け支持部21において基端が支持されるブリスル
6とからなるもので、スチーム発生手段が取り付けられ
ている。 基台1はその側面開口の両側開口縁に夫々スライド溝
11,11を備えるとともに、先端部にはめ込み溝12を備
え、また基端の円筒部10と側面が開口する断面偏平半円
状の部分との境界部にこの両者の内部空間同士を連通さ
せる通風部15とプラグ受け13とを備え、更に上記両者の
段差部に吐風口14を備えている。 支持体2は断面が円弧状とされている巻き付け支持部
21と、内周面の断面が真円形とされている円筒状の支持
部20とを熱良導体で一体に形成することで構成されたも
のであって、巻き付け支持部21の両側縁を上記スライド
溝11,11に係合させることによって、支持部20を基台1
内に位置させた状態で基台1の側面開口部に配設され、
そして基台1先端の上記はめ込み溝12に周縁が差し込ま
れてビス19で基台1に固着される固定板16によって固定
される。 上記巻き付け支持部21はその表面に長手方向に沿って
走る蟻溝24を複数列備えるとともに、各蟻溝24間にスチ
ーム孔22と吹き出し口23とを備えたもので、上記ブリス
ル6はその基端の接続片60が蟻溝24に差し込まれること
によって、巻き付け支持部21に取り付けられている。 ここで、上記吹き出し口23及びスチーム孔22は、第5
図から明らかなように、巻き付け支持部21表面に形成し
た凹溝25の底部に形成されているとともに、図示例にお
いて夫々二列に形成されているのであるが、支持部20が
背面中央部につながっている巻き付け支持部21における
中央部にスチーム孔22が設けられ、この両側に夫々吹き
出し口23が設けられており、そしてスチーム孔22が円筒
状の支持部20の内部空間に連なっているのに対して、両
側の吹き出し口23は基台1内面と巻き付け支持部21の内
面とで囲まれる空間に連なっている。 次にスチーム発生手段について説明する。このスチー
ム発生手段は、上記円筒状の支持部20内に配設される加
熱手段3と、この加熱手段3の表面に液体(水)を供給
する液体供給手段4とからなるもので、加熱手段3は第
7図に示すように、熱良導体からなるホルダー30と、こ
のホルダー30内に収納されるヒータ33とから構成されて
いる。 ここにおけるホルダー30は先端部がくさび状に、後端
部が円筒状に形成されたもので、円筒部32の外周面には
Oリング70が装着されている。ヒータ33はホルダー30の
くさび部31内に収納されるもので、第8図に示すよう
に、両面が開口するくさび型をした保持枠34と、正特性
サーミスタからなる発熱部材35と、発熱部材35の両面に
夫々接する一対のくさび型の電極板36,36と、一対の絶
縁板37,37とからなるもので、保持枠34内に収めた発熱
部材35を両電極板36,36と両絶縁板37,37とによってはさ
んだ状態でホルダー30内に収納され、ホルダー30の円筒
部32内に固定される固定板38と保持枠34との間に配され
た圧縮ばね39によって、上記ヒータ33はホルダー30内に
押し込まれている。 ホルダー30におけるくさび部31にくさび型をしたヒー
タ33が押し込まれることから、電極板36と発熱部材35と
の間の電気的接触性が良好に保たれる上に、アルミナの
ような熱良導体からなる一対の絶縁板37,37がホルダー3
0内面に確実に接触することから、発熱部材35からホル
ダー30に至る間での熱的接触性も良好に保たれている。 このように構成された加熱手段3は、前述のように円
筒状の支持部20内に収納され、上記両電極板36,36には
リード線71を介して前記プラグ受け13で支持されるプラ
グ72が接続される。 液体供給手段4は、互いに溶着されたタンクケース4
0,41と、このタンクケース41における開口部に着脱自在
とされた円筒状の筒部42、そして筒部42に配設された吸
水体44とから構成されたもので、タンクケース40には内
圧調整用の弁43が設けられており、固定板16中央の開口
部を通じて支持部20の先端開口内に差し込まれる筒部42
の外周面には、第3図及び第4図に示すように、支持部
20内面に接するシール45が取り付けられている。そし
て、一端側をタンクケース40,41内に位置させている吸
水体44は、筒部42の先端面に形成されたV字状の切欠の
内面に線材75で他端部が固定されている。 図中48は固定板16との係合で液体供給手段4の抜け止
めを行なう突起、46は水漏れ防止用Oリング、47は筒部
42をタンクケース40,41に取り付けるための係止突起で
ある。液体供給手段4をその軸回りに回転させて上記抜
け止め用の突起48を固定板16における第6図に示す切り
欠き17に一致させることによって、液体供給手段4を取
り外すことができ、また筒部42を吸水体44と共に外すこ
とによって、タンクケース40,41内への水の補給を行な
うことができる。 上述のように構成された毛髪巻き付け部Cは、その基
台1の円筒部10を本体Aの小径筒部51に被せることで本
体Aに連結した時、プラグ72が接続ジャック54に接続さ
れる。そして送風装置を作動させて空気を毛髪巻き付け
部C側へと送り出せば、風は吐風口14から吐出されると
ともに、通風口15から基台1と巻き付け支持部21と支持
部20の外面とで囲まれる送風路を経て、吹き出し口23か
ら吐出される。この時、送風抵抗となる部材が存在しな
いことから、高い効率で送風を行なうことができる。 水が充填された液体供給手段4を取り付けた状態で加
熱手段3におけるヒータ33に通電すれば、筒部42の先端
部を支持部20内に差し込んだ状態では、上記吸水体44は
加熱手段3におけるホルダー30の共に傾斜した側面に接
触していることから、吸水体44で保持されていた水分は
加熱手段3による加熱を受けてスチームとなり、スチー
ム孔22から噴出する。この時、支持部20の両端はホルダ
ー30に装着されたOリング70と、筒部42に装着されたシ
ール45とが真円となっている支持部20の内周面に接する
ことで閉じられて、スチームの洩れがないようにされて
いることから、毛髪がブリスル6で保持されている巻き
付け支持部21の表面側に向けて、スチーム孔22を通じて
確実にスチームが吐出される。 ここにおいて、吸水体44と加熱手段3とを円筒状支持
部20内で軸方向に接触させるようにしているが、加熱手
段3をくさび状として、その傾斜面に吸水体44を接触さ
せていることから、両者の二つの接触面の面積が大きく
てスチームの発生量が多くなっている。また、加熱手段
3を支持している支持部20が、スチーム孔22を備えると
ともにブリスル6が装着された巻き付け支持部21と一体
で、巻き付け支持部21も有効に加熱されていることや、
スチーム発生箇所である上記二つの接触面がスチーム孔
22の列にほぼ沿ったものとなっていること、接触面から
スチーム孔22までの距離が短くなっていること、更には
スチーム孔22が噴き出し口23から独立している上に上記
送風路が支持部20によって支持部20の内部空間であるス
チーム発生部からスチーム孔22までのスチーム流路から
仕切られたものとなっていて送風によってスチーム孔22
部分の温度が低下することがないこと等により、スチー
ムの結露が生じるようなことはない。 尚、スチーム孔22が開口する巻き付け支持部21表面の
凹溝25に配置した吸水拡散部材26は、スチームを均一に
拡散させてブリスル6にて保持される毛髪に対して均一
なスチームを与える上に、結露に対する安全性を更に高
める。送風を停止した状態でスチームを発生させた時に
は、噴き出し口23から基台1と巻き付け支持部21とで囲
まれる空間内にスチームが侵入して、この内部で結露す
ることがあるが、これは基台1の内壁に配設された吸水
体27によって吸水され、湯として噴き出し口23から滴下
することがない。更に室温が低い時には、支持部20内に
おいて結露を生じることがあるが、これも支持部20内面
と加熱手段3のホルダー30との間の隙間に配された吸水
体28によって吸収される。 第9図は上記吸水拡散部材26がない場合を示してお
り、第10図は支持体2に更に基台1の内壁面に沿って配
される伝熱板29を一体に形成することで、基台1内にお
ける送風路を熱的に一体である支持体2で囲み、吹き出
し口23からこの内部へと侵入したスチームが結露するこ
とがないようにしたものを示している。 毛髪巻き付け部Bは大径の筒部10aと小径の筒部10bと
が軸方向に間隔をおいた状態でリブ10cによって連結さ
れた形状の基台1と、円筒状で後端が小径の筒部10bに
ビス止めされる支持体2とからなり、支持体2の内部に
スチーム発生用の加熱手段3が配設され、支持体2の外
面にブリスル6とブラシ状ブリスルとが装着されてお
り、またブリスル6の列間においてスチーム孔が開口
し、液体供給手段4が上記支持体2の先端部に装着され
たもので、大径の筒部10aを本体Aの小径筒部51に被せ
て本体Aに取り付けた時、送風手段による送風が大径の
筒部10aと小径の筒部10bとの間に開口する吐風口から吐
出されるものであるが、本発明に係るものではないため
に、詳しい説明は省略する。 尚、このヘアカール器では、両毛髪巻き付け部B,Cの
いずれも装着しなければ、本体Aは単なるヘアドライヤ
ーとして機能する。 【発明の効果】 以上のように本発明においては、スチーム発生手段を
備えているために、毛髪のくせ付けを過乾燥状態を招く
ことなく行なうことができるものであり、しかもスチー
ム発生手段と送風装置との収納を毛髪巻き付け部側と本
体側とに分けていることから、スチーム発生手段が送風
の邪魔になることがなく、ヘアドライヤーとしての乾燥
機能も十分に得ることができるものであり、更には表面
に毛髪が巻き付けられる巻き付け支持部はスチーム発生
用の加熱手段を収納支持している支持部と熱良導体で一
体に形成されていて、巻き付け支持部に設けられたスチ
ーム孔近辺はスチーム発生用の加熱手段によって高温に
保持されるものであり、スチーム発生箇所からスチーム
孔までの距離を短くすることができること及びスチーム
流路が送風路と区画されていることもあって結露を生じ
ることがなく、湯の滴下に対する安全性が極めて高いも
のである。
器に関するものである。 【背景技術】 ヘアカール器としては、いわゆるヘアカーラーと称さ
れる筒体を用いるもののほか、毛髪の乾燥及びくせ付け
を行なえるブラシまたは櫛付きのヘアドライヤー式のも
のがある。このヘアドライヤー式のものでは、上記ヘア
カーラーと比して、取り扱いが楽である上に、熱風を使
用することで短時間にくせ付けを行なえるのであるが、
ヘアカール器として考えると、熱風によって毛髪が過乾
燥状態となって髪を傷めることがあるほか、くせ付け力
が弱いという問題点を有している。 このために、実開昭56−136704号公報に示されている
ように、ヘアドライヤー式のものにスチームの発生機能
を持たせて、毛髪にスチームを与えながら髪巻部に毛髪
を巻き付け、熱風または冷風でスチームを吹き飛ばすこ
とにより、毛髪を傷めることなく強いくせ付けを行なえ
るようにしたものが提案されている。 しかしながら、上記のヘアカール器は、スチームを発
生させるためのスチーム発生部が送風装置と同じ場所に
収容されていたことから、スチーム発生部が送風抵抗と
なってしまっており、多量の送風状態を得にくいという
問題があった。従って送風を行なえるために、毛髪の乾
燥も可能であるというヘアドライヤー式のものにおける
特徴が生かされていなかった。 また、スチーム機能のみを単独で作用させる時、スチ
ーム発生箇所からスチームを吐出させるスチーム孔まで
の経路の途中でスチームが冷えて結露が生じてしまい、
このために湯の滴下を招くおそれがあった。 【発明の目的】 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは毛髪を傷めることなく毛髪のくせ
付けを行なえるとともに、毛髪の乾燥機能を十分に発揮
することができ、しかも結露による湯の滴下もないヘア
カール器を提供するにある。 【発明の開示】 しかして本発明は、送風装置を備えた本体と、本体に
おける送風口に連結された毛髪巻き付け部とからなると
ともに毛髪巻き付け部にスチーム発生手段が設けられ、
スチーム発生用の加熱手段を収納支持する中空の支持部
と、毛髪が表面に巻き付けられる巻き付け支持部とを備
えた上記毛髪巻き付け部は、熱良導体で一体に形成され
ており、上記加熱手段が配されてスチームの発生部とな
っている支持部の内部空間は支持部と巻き付け支持部と
がつながった部分においてスチーム孔を通じて巻き付け
支持部の表面側に連通し、巻き付け支持部には本体の送
風口に連通する吹き出し口が設けられており、スチーム
吐出用の上記スチーム孔は巻き付け支持部の中央部に位
置し、上記吹き出し口は巻き付け支持部の両側に位置し
ているとともに、本体の送風口から吹き出し口に至る流
路が支持部によって支持部の内部空間であるスチーム発
生部から仕切られていることに特徴を有するものであっ
て、スチーム発生手段を毛髪巻き付け部内に設けること
でスチーム発生手段が送風抵抗となってしまう事態を避
けるとともに、スチーム孔を備えた毛髪の巻き付け支持
部とスチーム発生用の加熱手段を収納支持する支持部と
を熱的につながったものとすることで、スチームの発生
部からスチーム孔に至るまでの温度を高く保つことがで
きるようにしたものである。 以下本発明を図示実施例に基づいて詳述すると、この
ヘアカール器は、熱風乃至例風を送るための送風装置や
切換スイッチSが設けられているとともに電源コード90
が引き出されているグリップを兼ねた本体Aと、ロール
ブラシ型とフラットブラシ型をした2種類の毛髪巻き付
け部B,Cで構成されており、両毛髪巻き付け部B,Cは共に
本体Aに対して着脱自在なアタッチメントとして形成さ
れている。 まず、本体Aについて説明する。これは第2図に示す
ように、円筒状ハウジング50の電源コード90の引き出し
側である後部内に、モータM及びこれで駆動されるファ
ンFからなる送風装置を収容するともに、ハウジング50
の前部内にヒータブロックHを配したもので、ハウジン
グ50の前端には接続ジャック54を備えた小径筒部51が設
けられており、この小径筒部51の先端面に網体が取り付
けられた送風口52が開口している。上記送風装置は、本
体A後端部に形成された吸入口53から取り入れた空気を
送風口52から吐出させる。ヒータブロックHに通電され
ている時には、送風口52から温風が吐出される。 次に、2種の毛髪巻き付け部B,Cのうち、フラットブ
ラシ型の外観を備えた毛髪巻き付け部Cについて説明す
る。この毛髪巻き付け部Cは、第6図及び第5図に示す
ように、一側面が開口する断面偏平半円状であり且つ基
端に円筒部10が一体に形成されている基台1と、基台1
の上記側面開口面に配設される支持体2と、基台1の先
端開口に配される固定板16、上記支持体2における毛髪
の巻き付け支持部21において基端が支持されるブリスル
6とからなるもので、スチーム発生手段が取り付けられ
ている。 基台1はその側面開口の両側開口縁に夫々スライド溝
11,11を備えるとともに、先端部にはめ込み溝12を備
え、また基端の円筒部10と側面が開口する断面偏平半円
状の部分との境界部にこの両者の内部空間同士を連通さ
せる通風部15とプラグ受け13とを備え、更に上記両者の
段差部に吐風口14を備えている。 支持体2は断面が円弧状とされている巻き付け支持部
21と、内周面の断面が真円形とされている円筒状の支持
部20とを熱良導体で一体に形成することで構成されたも
のであって、巻き付け支持部21の両側縁を上記スライド
溝11,11に係合させることによって、支持部20を基台1
内に位置させた状態で基台1の側面開口部に配設され、
そして基台1先端の上記はめ込み溝12に周縁が差し込ま
れてビス19で基台1に固着される固定板16によって固定
される。 上記巻き付け支持部21はその表面に長手方向に沿って
走る蟻溝24を複数列備えるとともに、各蟻溝24間にスチ
ーム孔22と吹き出し口23とを備えたもので、上記ブリス
ル6はその基端の接続片60が蟻溝24に差し込まれること
によって、巻き付け支持部21に取り付けられている。 ここで、上記吹き出し口23及びスチーム孔22は、第5
図から明らかなように、巻き付け支持部21表面に形成し
た凹溝25の底部に形成されているとともに、図示例にお
いて夫々二列に形成されているのであるが、支持部20が
背面中央部につながっている巻き付け支持部21における
中央部にスチーム孔22が設けられ、この両側に夫々吹き
出し口23が設けられており、そしてスチーム孔22が円筒
状の支持部20の内部空間に連なっているのに対して、両
側の吹き出し口23は基台1内面と巻き付け支持部21の内
面とで囲まれる空間に連なっている。 次にスチーム発生手段について説明する。このスチー
ム発生手段は、上記円筒状の支持部20内に配設される加
熱手段3と、この加熱手段3の表面に液体(水)を供給
する液体供給手段4とからなるもので、加熱手段3は第
7図に示すように、熱良導体からなるホルダー30と、こ
のホルダー30内に収納されるヒータ33とから構成されて
いる。 ここにおけるホルダー30は先端部がくさび状に、後端
部が円筒状に形成されたもので、円筒部32の外周面には
Oリング70が装着されている。ヒータ33はホルダー30の
くさび部31内に収納されるもので、第8図に示すよう
に、両面が開口するくさび型をした保持枠34と、正特性
サーミスタからなる発熱部材35と、発熱部材35の両面に
夫々接する一対のくさび型の電極板36,36と、一対の絶
縁板37,37とからなるもので、保持枠34内に収めた発熱
部材35を両電極板36,36と両絶縁板37,37とによってはさ
んだ状態でホルダー30内に収納され、ホルダー30の円筒
部32内に固定される固定板38と保持枠34との間に配され
た圧縮ばね39によって、上記ヒータ33はホルダー30内に
押し込まれている。 ホルダー30におけるくさび部31にくさび型をしたヒー
タ33が押し込まれることから、電極板36と発熱部材35と
の間の電気的接触性が良好に保たれる上に、アルミナの
ような熱良導体からなる一対の絶縁板37,37がホルダー3
0内面に確実に接触することから、発熱部材35からホル
ダー30に至る間での熱的接触性も良好に保たれている。 このように構成された加熱手段3は、前述のように円
筒状の支持部20内に収納され、上記両電極板36,36には
リード線71を介して前記プラグ受け13で支持されるプラ
グ72が接続される。 液体供給手段4は、互いに溶着されたタンクケース4
0,41と、このタンクケース41における開口部に着脱自在
とされた円筒状の筒部42、そして筒部42に配設された吸
水体44とから構成されたもので、タンクケース40には内
圧調整用の弁43が設けられており、固定板16中央の開口
部を通じて支持部20の先端開口内に差し込まれる筒部42
の外周面には、第3図及び第4図に示すように、支持部
20内面に接するシール45が取り付けられている。そし
て、一端側をタンクケース40,41内に位置させている吸
水体44は、筒部42の先端面に形成されたV字状の切欠の
内面に線材75で他端部が固定されている。 図中48は固定板16との係合で液体供給手段4の抜け止
めを行なう突起、46は水漏れ防止用Oリング、47は筒部
42をタンクケース40,41に取り付けるための係止突起で
ある。液体供給手段4をその軸回りに回転させて上記抜
け止め用の突起48を固定板16における第6図に示す切り
欠き17に一致させることによって、液体供給手段4を取
り外すことができ、また筒部42を吸水体44と共に外すこ
とによって、タンクケース40,41内への水の補給を行な
うことができる。 上述のように構成された毛髪巻き付け部Cは、その基
台1の円筒部10を本体Aの小径筒部51に被せることで本
体Aに連結した時、プラグ72が接続ジャック54に接続さ
れる。そして送風装置を作動させて空気を毛髪巻き付け
部C側へと送り出せば、風は吐風口14から吐出されると
ともに、通風口15から基台1と巻き付け支持部21と支持
部20の外面とで囲まれる送風路を経て、吹き出し口23か
ら吐出される。この時、送風抵抗となる部材が存在しな
いことから、高い効率で送風を行なうことができる。 水が充填された液体供給手段4を取り付けた状態で加
熱手段3におけるヒータ33に通電すれば、筒部42の先端
部を支持部20内に差し込んだ状態では、上記吸水体44は
加熱手段3におけるホルダー30の共に傾斜した側面に接
触していることから、吸水体44で保持されていた水分は
加熱手段3による加熱を受けてスチームとなり、スチー
ム孔22から噴出する。この時、支持部20の両端はホルダ
ー30に装着されたOリング70と、筒部42に装着されたシ
ール45とが真円となっている支持部20の内周面に接する
ことで閉じられて、スチームの洩れがないようにされて
いることから、毛髪がブリスル6で保持されている巻き
付け支持部21の表面側に向けて、スチーム孔22を通じて
確実にスチームが吐出される。 ここにおいて、吸水体44と加熱手段3とを円筒状支持
部20内で軸方向に接触させるようにしているが、加熱手
段3をくさび状として、その傾斜面に吸水体44を接触さ
せていることから、両者の二つの接触面の面積が大きく
てスチームの発生量が多くなっている。また、加熱手段
3を支持している支持部20が、スチーム孔22を備えると
ともにブリスル6が装着された巻き付け支持部21と一体
で、巻き付け支持部21も有効に加熱されていることや、
スチーム発生箇所である上記二つの接触面がスチーム孔
22の列にほぼ沿ったものとなっていること、接触面から
スチーム孔22までの距離が短くなっていること、更には
スチーム孔22が噴き出し口23から独立している上に上記
送風路が支持部20によって支持部20の内部空間であるス
チーム発生部からスチーム孔22までのスチーム流路から
仕切られたものとなっていて送風によってスチーム孔22
部分の温度が低下することがないこと等により、スチー
ムの結露が生じるようなことはない。 尚、スチーム孔22が開口する巻き付け支持部21表面の
凹溝25に配置した吸水拡散部材26は、スチームを均一に
拡散させてブリスル6にて保持される毛髪に対して均一
なスチームを与える上に、結露に対する安全性を更に高
める。送風を停止した状態でスチームを発生させた時に
は、噴き出し口23から基台1と巻き付け支持部21とで囲
まれる空間内にスチームが侵入して、この内部で結露す
ることがあるが、これは基台1の内壁に配設された吸水
体27によって吸水され、湯として噴き出し口23から滴下
することがない。更に室温が低い時には、支持部20内に
おいて結露を生じることがあるが、これも支持部20内面
と加熱手段3のホルダー30との間の隙間に配された吸水
体28によって吸収される。 第9図は上記吸水拡散部材26がない場合を示してお
り、第10図は支持体2に更に基台1の内壁面に沿って配
される伝熱板29を一体に形成することで、基台1内にお
ける送風路を熱的に一体である支持体2で囲み、吹き出
し口23からこの内部へと侵入したスチームが結露するこ
とがないようにしたものを示している。 毛髪巻き付け部Bは大径の筒部10aと小径の筒部10bと
が軸方向に間隔をおいた状態でリブ10cによって連結さ
れた形状の基台1と、円筒状で後端が小径の筒部10bに
ビス止めされる支持体2とからなり、支持体2の内部に
スチーム発生用の加熱手段3が配設され、支持体2の外
面にブリスル6とブラシ状ブリスルとが装着されてお
り、またブリスル6の列間においてスチーム孔が開口
し、液体供給手段4が上記支持体2の先端部に装着され
たもので、大径の筒部10aを本体Aの小径筒部51に被せ
て本体Aに取り付けた時、送風手段による送風が大径の
筒部10aと小径の筒部10bとの間に開口する吐風口から吐
出されるものであるが、本発明に係るものではないため
に、詳しい説明は省略する。 尚、このヘアカール器では、両毛髪巻き付け部B,Cの
いずれも装着しなければ、本体Aは単なるヘアドライヤ
ーとして機能する。 【発明の効果】 以上のように本発明においては、スチーム発生手段を
備えているために、毛髪のくせ付けを過乾燥状態を招く
ことなく行なうことができるものであり、しかもスチー
ム発生手段と送風装置との収納を毛髪巻き付け部側と本
体側とに分けていることから、スチーム発生手段が送風
の邪魔になることがなく、ヘアドライヤーとしての乾燥
機能も十分に得ることができるものであり、更には表面
に毛髪が巻き付けられる巻き付け支持部はスチーム発生
用の加熱手段を収納支持している支持部と熱良導体で一
体に形成されていて、巻き付け支持部に設けられたスチ
ーム孔近辺はスチーム発生用の加熱手段によって高温に
保持されるものであり、スチーム発生箇所からスチーム
孔までの距離を短くすることができること及びスチーム
流路が送風路と区画されていることもあって結露を生じ
ることがなく、湯の滴下に対する安全性が極めて高いも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図は同上の破断
平面図、第3図及び第4図は同上の毛髪巻き付け部の拡
大破断平面図と縦断面図、第5図は同上の横断面図、第
6図は同上の分解斜視図、第7図は同上の加熱手段の分
解斜視図、第8図は同上のヒータの分解斜視図、第9図
は他例の横断面図、第10図は更に他例の横断面図であっ
て、Aは本体、B,Cは毛髪巻き付け部、Fはファン、H
はヒータブロック、Mはモータ、2は支持体、3は加熱
手段、4は液体供給手段、20は支持部、21は巻き付け支
持部を示す。
平面図、第3図及び第4図は同上の毛髪巻き付け部の拡
大破断平面図と縦断面図、第5図は同上の横断面図、第
6図は同上の分解斜視図、第7図は同上の加熱手段の分
解斜視図、第8図は同上のヒータの分解斜視図、第9図
は他例の横断面図、第10図は更に他例の横断面図であっ
て、Aは本体、B,Cは毛髪巻き付け部、Fはファン、H
はヒータブロック、Mはモータ、2は支持体、3は加熱
手段、4は液体供給手段、20は支持部、21は巻き付け支
持部を示す。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.送風装置を備えた本体と、本体における送風口に連
結された毛髪巻き付け部とからなるとともに毛髪巻き付
け部内にスチーム発生手段が設けられ、 スチーム発生用の加熱手段を収納支持する中空の支持部
と、毛髪が表面に巻き付けられる巻き付け支持部とを備
えた上記毛髪巻き付け部は、熱良導体で一体に形成され
ており、 上記加熱手段が配されてスチームの発生部となっている
支持部の内部空間は支持部と巻き付け支持部とがつなが
った部分においてスチーム孔を通じて巻き付け支持部の
表面側に連通し、 巻き付け支持部には本体の送風口に連通する吹き出し口
が設けられており、 スチーム吐出用の上記スチーム孔は巻き付け支持部の中
央部に位置し、上記吹き出し口は巻き付け支持部の両側
に位置しているとともに、本体の送風口から吹き出し口
に至る流路が支持部によって支持部の内部空間であるス
チーム発生部から仕切られている ことを特徴とするヘアカール器。 2.巻き付け支持部はその表面に蟻溝を備えており、巻
き付け支持部の表面に配されるブリスルはその基端が上
記蟻溝で支持されていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のヘアカール器。 3.吹き出し口及びスチーム孔は、巻き付け支持部表面
に形成された凹溝内で開口していることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のヘアカール器。 4.スチーム孔が開口する凹溝には吸水拡散部材が装着
されていることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
のヘアカール器。 5.内部に加熱手段を収納している支持部の内周部が真
円とされていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のヘアカール器。 6.内部に加熱手段を収納している支持部の内部に結露
水吸収用の吸水体が配設されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のヘアカール器。 7.スチーム発生手段は、加熱手段と加熱手段表面に液
体を供給する液体供給手段とからなり、加熱手段と液体
供給手段との接触部は、巻き付け支持部に形成されてい
るスチーム孔の列にほぼ沿ったものとされていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のヘアカール器。 8.毛髪巻き付け部は、長手方向に沿った一対のスライ
ド溝を備えた基台に、毛髪巻き付け支持部の両側縁を挿
入するとともに基台の先端に固定板を取着したものとし
て形成され、スチーム発生手段を加熱手段と共に構成す
る液体供給手段は上記固定板で支持されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のヘアカール器。 9.基台はその内壁面に吸水体が取り付けられたもので
あることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載のヘア
カール器。 10.基台はその内壁面が支持体から一体に延設された
伝熱板で覆われていることを特徴とする特許請求の範囲
第8項記載のヘアカール器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP62176272A JP2694831B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | ヘアカール器 |
US07/213,796 US4936027A (en) | 1987-07-15 | 1988-06-30 | Hair dryer and steamer combination |
DE3823333A DE3823333A1 (de) | 1987-07-15 | 1988-07-09 | Kombinationsgeraet zum trocknen und dampfen der haare |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62176272A JP2694831B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | ヘアカール器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6420809A JPS6420809A (en) | 1989-01-24 |
JP2694831B2 true JP2694831B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=16010672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62176272A Expired - Lifetime JP2694831B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | ヘアカール器 |
Country Status (3)
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1988
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023187326A1 (en) * | 2022-03-28 | 2023-10-05 | Dyson Technology Limited | Hair styling apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4936027A (en) | 1990-06-26 |
DE3823333C2 (ja) | 1992-04-30 |
JPS6420809A (en) | 1989-01-24 |
DE3823333A1 (de) | 1989-01-26 |
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