【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、被検者の左右被検眼の照準合わせを同時に
行うことが可能な眼科装置に関するものである。
(従来の技術)
従来のオートレフラクターには、両眼でそれぞれ固視
目標を視準するものはあった。しかし、片方の固視目標
は固定或いは測定眼側と同様に動かして、片眼に照準を
合わせて片眼ずつ測定を行うものであった為、測定作業
が容易ではなかった。
この点に鑑み、近年、眼屈折力検査装置等でも両眼視
機能の検査を行いたいという要求から、従来の単眼ずつ
測定するレフラクトメータを2台並べて両眼を同時に測
定できる装置が考えられている。
ところが、被検眼は動くため、いったんアライメント
が完了しても、すぐ測定しないとまたアライメントがず
れて測定ができないという問題があり、これが両眼ある
ため操作性が非常に悪く、測定時間は別々に測定した方
が早くなってしまっていた。そこで、このアライメント
を自動的に行うことができる装置が切望されていた。
このアライメントを自動的に行うものとしては単眼用
の例えばオートレフラクトメータが従来から考えられて
いる。この単眼用のオートレフラクトメータにおいて
は、測定光学系を手動である程度被検眼にアライメント
すると、後は被検眼からの反射光をもとにオートアライ
メントする様に構成されている。
従って、このオートアライメントを行う構成を、両眼
用に並設した上述の2つの測定光学系にそれぞれ設け
て、測定光学系を被検者の両眼にオートアライメントが
できるようにすることが考えられる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このオートアライメントの構成は複雑
であるため、オートアライメントの構成を上述の両眼視
用の2台のレフラクトメータに設けると、装置全体も大
きくなってしまうという問題が生じてしまう。
そこで、本発明は、比較的小型で且つ両眼の照準合わ
せを同時に行うことが可能な眼科装置を提供することを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するため、本発明は、被検眼の両眼の
照準を同時に行うための一対の照準光学系と、
前記被検眼に対し前記一対の照準光学系の一方のアラ
イメントを行うための移動調節装置と、
該移動調節装置により設定された位置を基準として他
方の照準光学系をアライメントするための移動制御装置
とを有することを特徴とするものである。
この様に本発明においては、一方の移動調整装置で片
眼のアライメントを行った場合、この片眼がある程度ア
ライメントされた後は、移動制御装置を作動させて、他
方の照準光学系を他方の眼に対して自動的にアライメン
トする。この結果、他方の移動調整装置による調整動作
を少なく且つ迅速に行い得る。
この際、予め被検眼の瞳孔間距離を測定しておき、デ
ータとして装置に入力しておけば、2つの測定部の距離
の初期設定位置とすることができるので、動作時間が更
に短くなり、すばやくアライメントさせることができ
る。
(実 施 例)
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る眼科装置の一例をオートレフラ
クトメータに適用した場合の光学系である。そして、こ
の光学系は、第15図,第16図に示したオートレフラクト
メータ300内に設けられている。
この第15図,第16図において、オートレフラクトメー
タ300は、ベース即ち下部架台301と、この下部架台301
の上に前後方向(Z方向)及び左右方向(X方向)に移
動自在に装着された上部架台302と、上部架台302上の図
中中央より前側の部分に上下方向(Y方向)に移動調整
可能に装着された筺体303を備えている。そして、上部
架台302は、検者が手で前後左右に直接移動操作するこ
とにより、粗動する。また、筺体303は、上部架台302の
後部中央に装着したジョイスティックレバー304を前後
左右に傾動操作することにより前後左右に微動させら
れ、又、ジョイスティックレバー304を軸線回りに回動
操作することにより上下に微動させられる。この構成は
周知の構造を採用しているので、その説明は省略する。
尚、302aは上部架台302の後方側部に設けられたデータ
入力用のキーボードである。このキーボード302aを操作
することにより、被検眼瞳孔間距離を即ち第1図に示し
た被検者の被検眼ER(右眼),被検眼EL(左眼)間の距
離等を筺体303に内蔵した制御回路のCPUに入力できるよ
うになっている。また、キーボード302aにICカード等へ
の入出力装置を設けておけば、ICカードによる患者名や
カルテの情報交換ができる。
この筺体303の中央にはモニターテレビ38が装着さ
れ、筐体303の図中左前部には右眼測定部303aが設けら
れ、筺体303の右前部上には左眼測定部である光学系収
納筺体305が配設されている。
この光学系収納筺体305は、第16図に示す様に、上部
架台302内のテーブル306上に配設されている。このテー
ブル306は、固定テーブル307と、固定テーブル307に前
後方向(Z方向)に移動可能に装着された第1可動テー
ブル308と、第1可動テーブル308上に左右方向(X方
向)に移動可能に装着された第2可動テーブル309を有
する。そして、第1可動テーブル308は固定テーブル307
に装着したパルスモータ254で前後方向(Z方向)に微
動調整可能に設けられ、第2可動テーブル309は第1可
動テーブル308に装着されたパルスモータ212で左右方向
(X方向)に微動調整可能に設けられている。また、こ
の第2可動テーブル309上には光学系収納筺体305が上下
動可能に装着されていて、この光学系収納筺体305は第
2可動テーブル309に装着したパルスモータ234で上下方
向(Y方向)に微動調整可能に設けられている。
尚、構成を簡略化するために、Z方向について駆動す
るパルスモータ254を省略することも可能である。この
場合には、手動操作で第1可動テーブル308をZ方向に
移動操作して、照準光学系の照準合わせを行う。この様
に、手動で標準合わせを行っても良い。
また、Z方向の信号のズレ量より作動距離あるいは測
定結果の補正をしても良い。これは、両眼別個に補正す
る様にしてもよい。この様にすればアライメントは容易
になる。
上述の右眼測定部303a内には第1図に示した右眼測定
光学系310が収納され、左眼測定部である光学系収納筺
体305内には第1図に示した左眼測定光学系311が収納さ
れてる。この右眼測定光学系310は左眼測定光学系311の
一部を省略した以外は構成が略同じであるので、まず左
眼測定光学系311について説明する。
(左眼測定光学系及びその制御系)
この左眼測定光学系311は第1図に示す様に、被検眼
位置検出系50,測定ターゲットを被検眼眼底に投影する
ターゲット投影光学系51,上記測定ターゲット像のずれ
量を検出する2次元検出器52、被検眼眼底の測定ターゲ
ット像を2次元検出器52に投影するターゲット受光光学
系53、被検眼の視準軸を固定する固視目標系54及び被検
眼EL(左眼)と本装置との位置関係を表示する標準光学
系55から構成される。
被検眼位置検出系50は、第1図に示す様に発光素子10
2、投影レンズ104、第1ハーフミラー106及び第2ハー
フミラー108を、第2ハーフミラー108の反射光軸上に配
置する。また、第1ハーフミラー106の反射光軸上に、
結像レンズ109、チョッパー110、2次元受光素子112を
配置する。さらに、チョッパー110の一方の側には基準
信号用発光素子113、また他方の側には基準信号用受光
素子114が配置される。発光素子102と受光素子112と
は、被検眼EL(左眼)の角膜頂点と角膜曲率中心との中
点C(角膜を凸面状とした時の焦点位置)と投影レンズ
104及び結像レンズ109に関し共役である。すなわち、被
検眼EL(左眼)が適正位置にある時、被検眼角膜からの
反射光束は平行光束となり結像レンズ109により、受光
素子112上に発光素子102の像が形成される。チョッパー
110は、第2図に示す様に、複数の扇形スリット115を有
する円盤によって構成され、円盤中心116を中心に回転
運動する。光軸118は扇形スリット115の略中心を通過す
る。また絞り119は受光素子112に入射する光量を一定に
するためのものであり、扇形スリット115の2倍の開口
を有する絞りである。扇形スリット115における光束120
は、前記絞り119の開口部の略外接円である。
上記構成における被検眼位置検出系50の検出原理は、
以下の通りである。結像レンズ109による結像点(122)
が受光素子112より後方(結像レンズ109と反対側)にあ
る場合において、チョッパー110が回転すると、第3図
A,B,Cに示す様に、扇形スリット115が徐々に結像レンズ
の光束内を通過することにより、受光素子112上には第
4図A,B,Cに示す様な光束が入射する。第4図におい
て、Xは光軸の通過位置を示し、0は入射光束の断面の
重心位置を示す。この時の受光素子112の検出信号は、
第5図の実線で示す如くである。第5図において、横軸
はチョッパーの位置を示し、縦軸はY方向の座標を示
す。
また、結像レンズ109による結像点(122)が受光素子
112より前方(結像レンズ109の側)にある場合は、チョ
ッパー110が回転すると、第6図,第7図に示す様にな
る。第6図、第7図は第3図,第4図にそれぞれ対応す
る。この時の受光素子112の検出信号は、第5図の点線
で示す如くである。
さらにまた、結像レンズ109による結像点が受光素子1
12上である場合には、受光素子112の検出信号は、第5
図の一点鎖線で示す如く横軸と平行な直線となる。
すなわち、上記受光素子112の検出信号により、結像
点が受光素子の前後方向のどこにあるか、言い換えれ
ば、被検眼の角膜頂点が所定位置から前後方向において
どの向きにどれだけずれているかを検知することができ
る。同時に、受光素子112上の平均的入射位置の座標を
検出することにより、被検眼の角膜頂点位置が所定適当
位置に対し上下及び左右方向においてどの向きにどれだ
けずれているかを検出することができる。なお、本実施
例では、被検眼EL(左眼)が適正位置にある時、受光素
子112が被検眼の角膜頂点あるいは角膜曲率中心と共役
な位置に配置してもよい。
ターゲット投影用光学系51は、第1図に示す様に、光
軸を中心に配置された一対の赤外線光源1a,1b、赤外線
光源1a,1bからの光をそれぞれ集光する集光レンズ2a,2
b、平行光を作るコリメータレンズ3、円形開口絞り4
を有する測定ターゲット5、結像レンズ6、投影用結像
レンズ7、赤外光に関するハーフミラー8および長波長
部の赤外光を反射し可視部とこれに近接した赤外光とを
通過する特性を有するダイクロイックミラー9、ロータ
リープリズムRPとから構成される。このロータリープリ
ズムRPは図示しないモータ等のプリズム駆動装置により
回転駆動操作可能に設けられていて、この駆動装置は筺
体303内のCPUにより駆動制御されるようになっている。
上記一対の赤外線光源1a,1bは高速度で交互に点灯し、
また該光源1a,1b4は一体となって光源を中心に回転可能
に構成される。
上記の構成において、一対の赤外線光源1a,1bからの
光は、それぞれ集光レンズ2a,2bによって集光され、さ
らにコリメータレンズ3により平行光にされて円形開口
絞り4に斜めに入射する。円形開口絞り4を通過した光
は、結像レンズ6により点P1の位置に結像した後、投影
用結像レンズ7、ハーフミラー8、ダイクロイックミラ
ー9及びロータリープリズムRPを介して被検眼EL(左
眼)に入射する。ここで赤外線光源1a,1bの像は被検眼E
L(左眼)の瞳孔位置に結像し、また測定ターゲット5
の円形開口絞り4の像は被検眼の眼底P2に結像する。そ
して、測定ターゲット5と被検眼EL(左眼)の眼底P2と
が共役な位置関係にあるときには、赤外線光源1aからの
光によって照明された円形開口絞り4の像と、赤外線光
源1bからの光によって照明された円形開口絞り4の像と
が、眼底P2の同一位置に結像される。他方、測定ターゲ
ット5と被検眼EL(左眼)の眼底P2とが共役な位置関係
にないときには、上記赤外線光源からの光によって照明
された円形開口絞り4像が眼底P2の分離した2箇所にそ
れぞれ結像する。
ターゲット受光光学系53は、第1図に示すように、ダ
イクロイックミラー9、ハーフミラー8、受光用対物レ
ンズ10、ミラー11、受光用対物レンズ10に関し被検眼角
膜と共役な位置に配置された角膜反射光遮断絞り12及び
リレーレンズ13によって構成される。上記角膜反射光遮
断絞り12は、第8図に示すように、ほぼ円孔であって、
光軸通過位置に関し対象な2箇所に突出遮光部12a,12b
を有する絞り板である。また、上記角膜反射光遮断絞り
12は、赤外線光源1a,1bが光軸回りに回転するとき、こ
の回転運動に連動して回転するように構成されている。
さらに、上記角膜反射光遮断絞り12は、リレーレンズ13
の前側焦点位置に配置されて、リレーレンズ13による投
影光学系はテレセン光学系に類似したものとなる。
以上の構成において、被検眼眼底P2の測定ターゲット
線は、ロータリープリズムRP、ダイクロイックミラー
9、ハーフミラー、受光用対物レンズ10、ミラー11、リ
レーレンズ13によって、2次元検出器52に投影される。
この時、被検眼角膜からの有害反射光は、反射光遮断絞
り12の突出遮光部12a,12bによって除去される。また、
角膜反射光遮断絞り12とリレーレンズ13とはテレセン光
学系に類似した光学系を構成しているから、測定光学系
14に結像される測定ターゲット像は、光軸に平行な主光
線からなる光束によって構成され、結像位置の前後にお
いても測定ターゲット像である円孔像の中心位置が変位
しない性質を有する。
2次元検出器52は、被検眼眼底における円形開口絞り
4の像が、赤外線光源1a及び1bの交互点灯によって合致
するか分離するかを弁別して、分離している時にはその
分離距離を測定する。この測定値から公知の演算回路に
よりその赤外線光源1a及び1bの並んだ経線方向の被検眼
屈折力を算出する。
固視目標系54は、第1図に示すように、可視光源31、
集光レンズ32、光源方向に移動可能な固視ターゲット3
3、ミラー34、投影レンズ35、可視光を反射し赤外光を
透過するダイクロイックミラー36により構成される。
以上の構成において、可視光光源31からの光は、集光
レンズ32を介して固視ターゲット33を照明する。固視タ
ーゲット33からの光は、ミラー34、投影レンズ35、ダイ
クロイックミラー36を介し、さらに上記ハーフミラー
9、ロータリープリズムRPを通過して被検眼EL(左眼)
に投影される。被検者は固視ターゲット33を注視するこ
とにより視準方向を固定する。
照準光学系55は、ロータリープリズムRP、ダイクロイ
ックミラー9、ダイクロイックミラー36、投影レンズ3
6′、ハーフミラー37及び撮像管38を同一光軸上に配置
し、またハーフミラー37の反射光軸上に光源40、集光レ
ンズ41、視準板42、ミラー44及び投影レンズ45を配置し
て構成される。撮像管38はモニターテレビ39に連結され
ている。視準板42は、第9図に示すように、中央に円、
その周辺に放射絞をもった視準スケールを有する。
上記のように構成された照準光学系において、撮像管
38には、投影レンズ36′による被検眼EL(左眼)の前眼
部像と、投影レンズ45による視準スケール43の像が重ね
て投影される。検者はモニターテレビ39を見て、被検眼
の瞳孔像の中心と視準スケール43の像とが一致して、被
検眼の光軸とターゲット受光光学系52の光軸とが一致す
るように、被検眼に対し本装置を上下左右に移動させ
る。
以上の構成及び作用において、少なくとも3つの経線
方向の被検眼屈折力を測定し、この測定値から被検眼の
屈折度、乱視度及び乱視方向を求める。
次に、被検眼検出系50の2次元受光素子112が検出し
た信号によって、オートレフラクトメータ本体を移動し
て、被検眼とオートレフラクトメータとの相対位置関係
を適正なものとする電気回路を、第10図にもとづいて説
明する。受光素子112は、第11図に示すように、光束100
が入射すると、その入射位置の座標に係る距離x1,x2,
y1,y2に対応した電圧X1,X2,Y1,Y2を出力する。光束100
が受光素子112の中央に入射すると、X1=X2、Y1=Y2と
なる。なお、本実施例では、チョッパー110の回転によ
って光束をY方向に走査するものとする。
最初に、X方向すなわち水平方向のずれを検出して調
整する回路について説明する。受光素子112のX1出力端
子、X2出力端子は、それぞれ増幅回路200,201に入力さ
れ、増幅回路200,201はそれぞれ(X1−X2)を計算する
減算回路202及び(X1+X2)を計算する加算回路204に連
結されている。減算回路202及び加算回路204は、(X1−
X2)/(X1+X2)を計算する割算回路206に連結されて
いる。割算回路206は、(X1−X2)/(X1+X2)の正負
を判断する方向弁別回路208及びドライバー210を経てモ
ータ212に連結されている。以上の回路において、チョ
ッパー110による走査がY方向についてなされているた
め、被検眼のずれ量の如何にかかわらず、光束100の平
均的位置を示す信号X1,X2は、受光素子112への入射光量
が変化しない限り、一定レベルで出力される。受光素子
112の出力信号X1,X2は、それぞれ増幅回路200,201によ
って増幅され、減算回路202及び加算回路204でそれぞれ
の演算(X1−X2)及び(X1+X2)がなされる。演算回路
202及び加算回路204の出力は、割算回路206によって(X
1−X2)/(X1+X2)が演算されるが、これは、受光素
子112への入射光量が変動しても、入射座標位置に対応
した一定レベルの電圧信号を得ることができるようにす
るためである。(X1−X2)/(X1+X2)=X値の絶対値
は被検眼のX方向のずれ量を示す。割算回路206の出力
は、方向弁別回路208に入力されて、上記のXの正負が
判断される。Xの正負は、X方向のずれの向きを示す。
上記のXの正負の弁別により、ドライバー210がモータ2
12を駆動してX方向に位置ずれを調整する。
次に、Y方向すなわち垂直方向のずれを検出して調整
する回路について説明する。チョッパー110による走査
はY方向についてなされているから、受光素子112の出
力する電圧信号Y1,Y2は、該走査に対応した変調信号と
なる。ここで、電圧信号Y1,Y2は、上記被検眼位置検出
系50の原理の説明で示したように、Z方向すなわちレフ
ラクトメータの前後方向(光軸方向)の位置の情報も含
んでいるから、以後、信号Y1(Z1),Y2(Z2)で示すも
のとする。受光素子112のY1(Z1),Y2(Z2)の出力端子
は、それぞれ増幅回路220,221を経て減算回路222及び加
算回路224に接続される。減算回路222はローパスフィル
ター回路226を経て割算回路228に連結されて、また、加
算回路224は直接割算回路228に連結される。割算回路22
8は、上記X方向の回路と同様に、方向弁別回路230、ド
ライバー232を経て、モータ234に連結される。以上の回
路における作動は、ローパスフィルター回路226が演算
回路222からの出力信号からその変調成分、即ち信号Z1,
Z2の影響いて一定レベルの電圧信号とすることを除け
ば、上記X方向の回路の作動と同じであり、(Y1−Y2)
/(Y1+Y2)の正負を弁別して、ドライバー232がモー
タ234を駆動してY方向のずれを調整する。
次に、Z方向のずれを検出して調整する電気回路につ
いて説明する。上記Y方向に関する回路における減算回
路222および加算回路224は直接割算回路242に連結され
る。割算回路242は、バンドパスフィルター回路244、同
期整流回路246、ローパスフィルター回路248、方向弁別
回路250、ドライバー252を経てモータ254に連結されて
いる。また、基準信号検出素子114は、増幅回路260を経
て同期整流回路246に連結されている。上記回路におい
て、割算回路242は、信号Y1(Z1)−Y2(Z2)/Y1(Z1)
+Y2(Z2)の演算がなされ、バンドパスフィルター回路
244に入力される。バンドパスフィルター回路244からの
出力は、Z方向のずれ量に比例した振幅を有する変調波
を出力する。この変調波は、第12図A及びBのように、
ずれの方向によって位相の異なる信号となる。他方、基
準信号検出素子114の出力は、増幅回路260によって増幅
され、第12図Cに示す矩形波のリフアレンス信号が同期
整流回路246に入力される。この同期整流回路246はこの
リフアレンス信号で上記バンドパスフィルター回路244
からの出力とを同期整流して、ずれの方向によって第11
図DまたはEの信号を出力する。同期整流回路246から
の出力は、ローパスフィルター回路248により第12図F
またはGの信号に変換されて、方向弁別回路250に入力
される。方向弁別回路250に入力された信号の正負を弁
別し、これをずれの方向の信号としてドライバー252に
入力して、モータ254を駆動する。
上記実施例は、被検眼位置検出系50の出力信号をドラ
イバーに入力して眼科装置の位置調整用モータを駆動さ
せているが、眼科装置のずれの量とずれの方向とを表示
器に表示し、検者はこの表示によって手動或いは電動で
位置の調整を行うように構成してもよい。
上述回路処理は発光素子102をDC点灯したものである
が、AC点灯(S/N向上の目的)した場合は若干の回路を
付加すれば同様に信号が得られる。
また、Z方向のみのずれの量及びずれの方向を検出す
る場合は、上記実施例の2次元素子の代わりに、同じ位
置に1次元素子をチョッパーの走査方向に配置して構成
してもよい。
さらにまた、上記実施例においては、被検眼位置検出
系のチョッパー110を受光側に配置したが、これを発光
側の発光素子102と投影レンズ104との間に配置すること
も可能である。
(右眼測定光学系310)
右眼測定光学系310は、上述のチョッパー110、発光素
子113、受光素子114、絞り119及び第10図に示した制御
回路を除いた他の構成は左眼測定光学系311と全く同じ
であるので、その説明は省略する。
この右眼測定光学系310でも、左眼測定光学系311と同
様に被検眼位置検出系50の出力信号をドライバーに入力
して眼科装置の位置調整用モータを駆動させているが、
眼科装置のずれの量とずれの方向とを表示器に表示し、
検者はこの表示によって手動或いは電動で位置の調整を
行うように構成してもよい。
尚、第1図において、右眼測定光学系300のロータリ
ープリズムRPを通る光軸を01、左眼測定光学系311のロ
ータリープリズムRPを通る光軸を02とすると、被検眼瞳
孔間距離すなわち被検眼ER(右眼),被検眼EL(左眼)
の瞳孔間距離をキーボード302aにより筺体303内のCPUに
入力することにより、モータ212がCPUにより駆動制御さ
れて、第2可動テーブル309が左右に移動制御され、こ
の光軸01,02間の距離が被検眼瞳孔間距離に設定され
る。
また、このCPUは、光軸01,02が設定されると、被検眼
瞳孔間距離と被検眼ER,ELの輻輳角α(第14図参照)及
び固視ターゲット(固視目標)の像の形成される位置と
の関係を演算する。しかも、CPUは、検者がキーボード3
02aにより固視ターゲット(固視目標)の像の形成され
る位置を遠点又は近点のいずれかに選択することによ
り、モータ等のプリズム駆動装置(図示せず)を駆動制
御して、固視ターゲット(固視目標)の像の形成される
位置に対応する輻輳角αとする様になっている。さら
に、固視ターゲット(固視目標)の像の形成される位置
をキーボード302aの操作により任意に設定することも可
能であり、輻輳角αもそれに対応して変えられる。
例えば、斜位等により輻輳角αに第14図(ロ)の如く
正常な人よりも非常に大きい場合には、光学系を逆転し
たものとして演算測定することも可能であり、この場合
の測定も輻輳角αが一定以上になったとき自動的に切り
換える様にすると良い。
また、左右被検眼EL,ERの瞳孔間距離PDを測定すれ
ば、輻輳・開散のテストもできる。すなわち、第13図で
は、被検眼EL,ERの光軸01,02が第14図(ハ)の如く平行
より外向きの設定も可能であり、近点側への移動も合わ
せて瞳孔間距離PDを測定することにより、輻輳のみなら
ず開散の測定も可能である。
更に、被検眼位置観察の照明光を近赤外光で行い、モ
ニター上で観察しておき、光軸上0上に片眼可視カット
フィルターを挿入可能とし、そのときの被検眼の位置が
ずれるかどうかにより、斜位の検査もできる。また、そ
のときの光点の移動により、斜位の量も測定できる。
次に、この様な構成の眼屈折力検査装置の使用状態を
説明する。
まず、被検者の瞳孔間距離をすなわち被検眼ER(右
眼),被検眼EL(左眼)の瞳孔間距離をPDメーター等で
測定して、この被検眼瞳孔間距離データをキーボード30
2aにより筺体303内のCPUに入力することにより、モータ
212が駆動制御されて、右眼測定光学系300と左眼測定光
学系311の光軸01,02間距離が被検眼瞳孔間距離に設定さ
れる。
一方、このCPUは、光軸01,02が設定されると、被検眼
瞳孔間距離と被検眼ER,ELの輻輳角α(第14図参照)及
び固視ターゲット(固視目標)の像の形成される位置と
の関係を演算する。
そして、CPUは、検者が固視ターゲット(固視目標)
の像の形成される位置をキーボード302aにより遠点又は
近点或いは他の位置に選択すると、モータ等のプリズム
駆動装置(図示せず)を駆動制御して、固視ターゲット
(固視目標)の像の形成される位置に対応する輻輳角α
に設定する。
この様な被検眼瞳孔間距離、被検眼ER,ELの輻輳角α
(第14図参照)及び固視ターゲット(固視目標)の像の
形成される位置等のデータは、モニターテレビ39に表示
される。
この状態で、上部架台302を前後左右に移動させるこ
とにより、筺体303が上部架台302と一体に粗動させられ
る。この操作により、筺体303の右眼測定部303aを被検
眼ER(右眼)に対しておおよその位置決めをする。この
後、上部架台302に装着したジョイスティックレバー304
を前後左右に傾動操作するとともに回転操作することに
より、上部架台302及び筺体303を前後左右及び上下に微
動操作して、右眼測定部303a内に設けた右眼測定光学系
310を被検眼ER(右眼)の角膜頂点にアライメントさせ
る。
ここで、光軸01,02間の距離は被検眼瞳孔間距離及び
固視目標の位置に応じて設定されているので、光軸01を
被検眼ER(右眼)の光軸に合わせると共に被検眼ER(右
眼)の角膜頂点に合わせると、左眼測定光学系311が被
検眼EL(左眼)の角膜頂点にアライメントさせられるこ
とになる。
しかも、左眼測定光学系311が被検眼EL(左眼)の角
膜頂点にアライメントさせられた後は、被検眼EL(左
眼)のみが多少動いて左眼測定光学系311の光軸O2が被
検眼EL(左眼)の光軸に対しずれた場合でも、図10に示
した制御回路がモータ212、234、254を上述のように駆
動制御して、左眼測定光学系311を被検眼EL(左眼)の
角膜頂点に常時アライメントさせることになる。また、
被検者の顔が全体的に動いて両眼が共に測定光学系の光
軸に対してずれた場合には、前述のジョイスティックを
操作して上部架台302の位置を調整することにより、常
時両眼を測定光学系に対しアライメントさせることがで
きる。
この様に検者は右眼測定光学系310を被検眼ER(右
眼)に対してアライメントするのみで、左眼測定光学系
311も被検眼EL(左眼)に自動的にアライメントされる
ことになる。
従って、固視ターゲット像の位置を上述の様に遠点又
は近点或いは任意の位置に設定した後、右眼測定光学系
310を上述の様にアライメントしながら、被検者の被検
眼ER,ELに右眼測定光学系310の固視ターゲット33及び左
眼測定光学系311の固視ターゲット33をロータリープリ
ズムRP,RPを介してそれぞれ覗かせることにより、被検
者の被検眼ER,ELを固視ターゲット像に固定して、右眼
測定光学系310のアライメントがされた時点で上述した
ように被検眼ER(右眼),被検眼EL(左眼)の屈折度等
を測定する。この測定データもモニターテレビ39に表示
される。尚、図示は省略したが、この様な測定データは
図示しないプリンターでプリントアウト出来る様になっ
ている。
以上説明した実施例では、測定光学系を一対設けて左
右の被検眼EL(左眼),被検眼ER(右眼)を個々に測定
する様にした例を示したが、必ずしもこれに限定される
ものではない。例えば、第17図に示した様に、照準合わ
せは一対の照準光学系80,80によって行い、この両照準
光学系からの光束を、センターミラーCMの切り換えによ
り一つの測定光学系90に入射させて、両眼の眼屈折力を
順次測定する様にしてもよい。この場合、センターミラ
ーCMの切り換えは一方の測定が完了したら自動的に行わ
れる様にして、両眼の眼屈折力を自動的に順次行い得る
様にしても良い。
また、この光学系においてセンターミラーCMの代わり
に第18図の如く一対の反射ミラーM1,M2を設けると共
に、両照準光学系80,80と各反射ミラーM1,M2との間にシ
ャッターS1,S2を配置して、両照準光学系の光束が同時
に反射ミラーM1,M2側に行くのを各シャッターS1,S2のON
・OFF切り換えにより阻止させる様にして、常に一定の
照準光学系からの光束が一つの測定光学系90に入射する
様に構成することにより、両眼の眼屈折力を一つの測定
光学系で順次自動的に測定し得る様にしても良い。
さらに、第18図の液晶シャッターを廃止して、第19図
の如く両照準光学系80,80からの光束を一つの測定光学
系90に同時に入射させて、この測定光学系90に設けられ
た一つのCCD(図示せず)の左右または上下に同時に両
眼を結像させると共に、この像から両眼の眼屈折力を同
時に測定する様にしても良い。
この様に測定手段を共通にして、照準光学系を左右別
々にすると、左・右眼の作動距離は必ずしも一致しない
が、その場合は他方の照準光学系の作動距離は一方の照
準光学系からの作動距離等のデータを基にCPUによる計
算である程度補正させると良い。
以上説明した実施例では、左眼測定光学系をある程度
右眼に対してアライメントすると、左眼測定光学系が左
眼に対して自動的にアライメントする様にしたが、外光
等で右眼測定光学系が誤動作するのを防止するために、
左眼測定光学系によるアライメントにより右眼測定光学
系の右眼に対する距離が一定範囲に入ったときに右眼測
定光学系が自動的に作動してオートアライメントを行う
ように設定しても良い。更に、上述の状態で、アライメ
ントが完了した後に検者が測定ボタンを押すだけでな
く、両眼が両測定光学系に対して一定範囲に入ったとき
に、測定を自動的に開始する様にすることもできる。ま
た、測定ボタンを押しても両眼とも測定範囲に入ってい
なければ、測定を開始しない様にしておくことも可能で
ある。このとき、一定範囲に入っていなければ、画面に
警告等の表示をしても良い。
(発明の効果)
この発明は、以上説明したように構成したので、比較
的小型で且つ両眼の眼屈折力等を同時に測定可能な眼屈
折力検査装置とすることができる。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION (Field of Industrial Application) The present invention simultaneously aims at the left and right eyes of a subject.
The present invention relates to an ophthalmologic apparatus that can be performed. (Prior art) Conventional autoreflectors fix each eye
Some were aiming at the goal. However, one fixation target
Is fixed or moved in the same way as the measurement eye side, aiming at one eye.
Since the measurement was performed for each eye at the same time, the measurement work
Was not easy. In view of this point, in recent years, binocular vision has been used even in eye refractive power testing devices and the like.
Due to the demand for functional inspection, each conventional monocular
Place two refractometers to measure and measure both eyes simultaneously.
A device that can be set is considered. However, since the eye to be inspected moves
Even if is completed, if you do not measure immediately, the alignment will be lost again.
There is a problem that it can not be measured because it is binocular
Therefore, the operability is very poor, and the measurement time should be measured separately.
Was getting faster. So this alignment
There has been a long-felt need for a device capable of automatically performing. Monocular for automatic alignment
For example, an autorefractometer has been considered in the past
I have. In this monocular autorefractometer
Manually align the measurement optics to the eye to some extent
Then, after that, auto-alignment is performed based on the reflected light from the eye to be examined.
It is configured to implement. Therefore, the configuration that performs this automatic alignment is
For each of the above two measuring optics installed side by side for
Automatically aligns the measurement optical system to both eyes of the subject.
It is possible to make it possible. (Problems to be solved by the invention) However, the configuration of this auto-alignment is complicated.
Therefore, the configuration of auto alignment is
If installed on two refractometers for use in
There is a problem that it becomes difficult. Therefore, the present invention provides a relatively small and binocular aiming device.
To provide an ophthalmologic device capable of simultaneously performing
It is the purpose. (Means for Solving Problems) To achieve this object, the present invention provides
A pair of aiming optical systems for simultaneously aiming, and one of the pair of aiming optical systems for the eye to be examined.
Movement adjusting device for performing the adjustment, and other based on the position set by the movement adjusting device.
Movement control device for aligning one aiming optical system
And characterized in that: Thus, in the present invention, one movement adjustment device
If one eye is aligned, this one eye
After being licensed, activate the movement control device to
One aiming optics is automatically aligned with the other eye.
To As a result, the adjustment operation by the other movement adjustment device
Can be done less and quickly. At this time, the interpupillary distance of the eye to be examined is measured in advance and the
The distance between the two measuring parts if input to the device as data
Since it can be set to the initial setting position of
Shorter and can be quickly aligned
You. (Embodiment) An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
You. FIG. 1 shows an example of an ophthalmologic apparatus according to the present invention,
This is an optical system when applied to a cactometer. And this
The optical system shown in FIGS. 15 and 16
It is provided in the meter 300. In FIGS. 15 and 16, the auto-refractor
The base 300 includes a base or lower frame 301 and the lower frame 301
To the front and back (Z direction) and left and right (X direction)
The upper gantry 302 movably mounted and the view on the upper gantry 302
Movement adjustment in the vertical direction (Y direction) to the part on the front side from the center
It is equipped with a housing 303 which is mounted so as to be possible. And the top
The gantry 302 can be moved directly by the examiner back and forth and left and right by hand.
This causes a coarse movement. Also, the housing 303 is
Move the joystick lever 304 attached to the center of the rear
By tilting left and right, you can finely move back and forth and left and right
Also, rotate the joystick lever 304 around the axis
It is finely moved up and down by operating. This configuration
Since a well-known structure is adopted, the description is omitted.
302a is data provided on the rear side of the upper base 302.
It is a keyboard for input. Operate this keyboard 302a
By doing so, the distance between the pupils of the subject's eye is shown in FIG.
The subject's eye E R (Right eye), eye E L Distance between (left eye)
The separation can be input to the CPU of the control circuit built in the housing 303.
Swelling. Also, use the keyboard 302a for IC cards, etc.
If you have an input / output device for
You can exchange chart information. A monitor TV 38 is installed in the center of this housing 303.
The right eye measurement unit 303a is provided on the left front part of the housing 303 in the figure.
On the right front of the housing 303
A housing 305 is arranged. The optical system housing 305 has an upper part as shown in FIG.
It is arranged on a table 306 in the gantry 302. This table
Bull 306 is fixed table 307 and fixed table 307 in front
The first movable table movably mounted in the rear direction (Z direction)
Bull 308 and the first movable table 308 in the left-right direction (X direction
With a second movable table 309 movably mounted
I do. The first movable table 308 is a fixed table 307.
With the pulse motor 254 mounted on the
The second movable table 309 is provided so as to be capable of moving
Left and right direction by pulse motor 212 mounted on moving table 308
It is provided so as to be finely adjustable in the (X direction). Also,
Optical housing 305 on the second movable table 309
The optical system housing 305 is movably mounted.
2 Up and down by pulse motor 234 attached to movable table 309
It is provided to be finely adjustable in the direction (Y direction). In addition, in order to simplify the configuration, driving in the Z direction is performed.
The pulse motor 254 may be omitted. this
In this case, the first movable table 308 is manually moved in the Z direction.
Aiming of the aiming optical system is performed by moving the target. Like this
Alternatively, the standard adjustment may be performed manually. In addition, the working distance or measurement can be determined based on the deviation of the signal in the Z direction.
The fixed result may be corrected. This is corrected separately for both eyes.
You may choose to do so. This way the alignment is easy
become. The right eye measurement unit 303a described above includes the right eye measurement shown in FIG.
The optical system housing housing the optical system 310 and the left eye measurement unit
The left eye measurement optical system 311 shown in FIG.
I'm done. This right eye measurement optical system 310 is the same as the left eye measurement optical system 311.
Since the configuration is almost the same except for omission of some parts,
The eye measurement optical system 311 will be described. (Left eye measuring optical system and its control system) The left eye measuring optical system 311 is, as shown in FIG.
The position detection system 50 projects the measurement target onto the fundus of the subject's eye
Target projection optical system 51, deviation of the above measurement target image
Two-dimensional detector 52 for detecting the amount of blood
Target receiving optics that projects the cut image onto the two-dimensional detector 52
The system 53, the fixation target system 54 for fixing the collimation axis of the subject's eye, and the subject
Eye E L Standard optics that displays the positional relationship between (left eye) and this device
It is composed of system 55. As shown in FIG. 1, the subject's eye position detection system 50 includes a light emitting element 10
2, the projection lens 104, the first half mirror 106, and the second
Mirror 108 on the reflection optical axis of the second half mirror 108.
Place. Further, on the reflection optical axis of the first half mirror 106,
The imaging lens 109, the chopper 110, and the two-dimensional light receiving element 112
Deploy. In addition, one side of the chopper 110
Light emitting element 113 for signal and light receiving for reference signal on the other side
An element 114 is arranged. Light emitting element 102 and light receiving element 112
Is the eye E L In between the corneal apex (left eye) and the center of corneal curvature
Point C (focal position when cornea is convex) and projection lens
Conjugate with respect to 104 and imaging lens 109. That is,
Optometry E L When the (left eye) is in the proper position,
The reflected light beam becomes a parallel light beam and is received by the imaging lens 109.
An image of the light emitting element 102 is formed on the element 112. chopper
110 has a plurality of fan-shaped slits 115 as shown in FIG.
Rotating around the disk center 116
Exercise. Optical axis 118 passes through approximately the center of sector slit 115
You. The stop 119 keeps the amount of light incident on the light receiving element 112 constant.
And double the opening of the fan-shaped slit 115
Is a diaphragm having Luminous flux 120 in fan-shaped slit 115
Is a substantially circumscribed circle of the opening of the stop 119. The detection principle of the eye position detection system 50 in the above configuration,
It is as follows. Image point (122) by image forming lens 109
Is behind the light receiving element 112 (on the side opposite to the imaging lens 109).
Fig. 3
As shown in A, B and C, the fan-shaped slit 115 gradually becomes an imaging lens
When the light passes through the light beam of
4. Light beams as shown in FIGS. Fig. 4
X indicates the passing position of the optical axis, and 0 indicates the cross section of the incident light beam.
Indicates the position of the center of gravity. The detection signal of the light receiving element 112 at this time is
This is as shown by the solid line in FIG. In FIG. 5, the horizontal axis
Indicates the position of the chopper, and the vertical axis indicates the coordinates in the Y direction.
You. Further, the image forming point (122) by the image forming lens 109 is a light receiving element.
If it is in front of 112 (on the side of the imaging lens 109),
When the hopper 110 rotates, as shown in FIGS.
You. 6 and 7 correspond to FIGS. 3 and 4, respectively.
You. The detection signal of the light receiving element 112 at this time is indicated by a dotted line in FIG.
As shown in FIG. Furthermore, the image forming point by the image forming lens 109 is
If it is above 12, the detection signal of the light receiving element 112 is the fifth signal.
It becomes a straight line parallel to the horizontal axis as shown by the one-dot chain line in the figure. That is, an image is formed by the detection signal of the light receiving element 112.
In other words, where the point is in the front-back direction of the light receiving element
If the corneal vertex of the subject's eye is
Which direction and how much it is
You. At the same time, the coordinates of the average incident position on the light receiving
By detecting, the corneal vertex position of the eye to be examined
Which direction in the vertical and horizontal directions relative to the position
It is possible to detect whether there is any deviation. This implementation
In the example, the subject's eye E L When the left eye is in the proper position,
Child 112 is conjugated to the corneal vertex or corneal curvature center of the eye to be examined
May be arranged at various positions. As shown in FIG. 1, the target projection optical system 51
A pair of infrared light sources 1a, 1b,
Condensing lenses 2a, 2 for condensing light from light sources 1a, 1b, respectively
b, collimator lens 3 for producing parallel light, circular aperture stop 4
Target 5, imaging lens 6, projection imaging
Lens 7, half mirror 8 for infrared light and long wavelength
Reflects the infrared light of the visible part and separates the visible part from the infrared light
Dichroic mirror 9 having a characteristic of passing through, rotor
It is composed of Lie Prism RP. This rotary pre
RP is driven by a prism drive such as a motor (not shown).
It is installed so that it can be rotated and operated.
The drive is controlled by the CPU in the body 303.
The pair of infrared light sources 1a and 1b are alternately turned on at a high speed,
In addition, the light sources 1a and 1b4 can be rotated together around the light source.
It is composed of In the above configuration, a pair of infrared light sources 1a and 1b
Light is collected by the condenser lenses 2a and 2b, respectively.
And collimated by a collimator lens 3 to form a circular aperture.
The light enters the stop 4 obliquely. Light passing through the circular aperture stop 4
Is the point P by the imaging lens 6. 1 After the image is formed at the position
Imaging lens 7, half mirror 8, dichroic mirror
-E and eye E via rotary prism RP L (left
Eye). Here, the images of the infrared light sources 1a and 1b are
L An image is formed at the pupil position of the (left eye) and the measurement target 5
The image of the circular aperture stop 4 is the fundus P of the subject's eye. Two Image. So
Then, the measurement target 5 and the eye E L (Left eye) fundus P Two When
Are in a conjugate positional relationship, the infrared light source 1a
Image of the circular aperture stop 4 illuminated by light and infrared light
The image of the circular aperture stop 4 illuminated by light from the source 1b and
But fundus P Two At the same position. On the other hand, measurement targets
5 and eye E L (Left eye) fundus P Two Is conjugated to
When not in, illuminate with light from the infrared light source
4 images of the circular aperture stop Two In two separate locations
Each forms an image. As shown in FIG.
Icroic mirror 9, half mirror 8, light receiving objective
Eye 10, mirror 11, receiving objective lens 10
A corneal reflected light blocking aperture 12 arranged at a position conjugate to the film and
It is constituted by a relay lens 13. Above corneal reflection light shielding
As shown in FIG. 8, the stop 12 is a substantially circular hole.
Protruding light-shielding parts 12a and 12b at two locations that are relevant to the optical axis passing position
Is a diaphragm plate having: In addition, the corneal reflected light blocking aperture
12 is when the infrared light sources 1a and 1b rotate around the optical axis.
It is configured to rotate in conjunction with the rotational movement of.
Further, the corneal reflected light blocking aperture 12 is provided with a relay lens 13.
Is positioned at the front focal point of the
The shadow optical system is similar to the telecentric optical system. In the above configuration, the eye fundus P to be examined Two Measurement target
Line is a rotary prism RP, dichroic mirror
9, half mirror, light receiving objective lens 10, mirror 11,
The light is projected on the two-dimensional detector 52 by the ray lens 13.
At this time, the harmful reflected light from the cornea of the eye is blocked by the reflected light blocking diaphragm.
The protrusion 12 is removed by the protruding light shielding portions 12a and 12b. Also,
The corneal reflected light blocking aperture 12 and the relay lens 13 are telecentric.
Since the optical system is similar to the scientific system, the measurement optical system
The measurement target image formed on 14 is the main light parallel to the optical axis.
It is composed of a light flux consisting of lines, and is formed before and after the image formation position.
The center position of the circular hole image, which is the measurement target image, is displaced
Not having the property. The two-dimensional detector 52 is a circular aperture stop at the fundus of the eye to be examined.
4 images match by alternate lighting of infrared light sources 1a and 1b
Discriminating whether to separate, and when separating
Measure the separation distance. From this measured value to a known arithmetic circuit
Eye in the meridian direction where the infrared light sources 1a and 1b are aligned
Calculate the refractive power. The fixation target system 54 includes, as shown in FIG.
Focusing lens 32, fixation target 3 movable in light source direction
3, mirror 34, projection lens 35, reflects visible light and infrared light
It is composed of a transparent dichroic mirror 36. In the above configuration, the light from the visible light source 31
The fixation target 33 is illuminated via the lens 32. Fixation
The light from the target 33 is reflected by the mirror 34, the projection lens 35,
Via the croic mirror 36, the above half mirror
9. Eye E passing through the rotary prism RP L (left eye)
Projected to The subject should gaze at the fixation target 33.
To fix the collimation direction. The aiming optical system 55 is a rotary prism RP, dichroic
Mirror 9, dichroic mirror 36, projection lens 3
6 ', half mirror 37 and imaging tube 38 are arranged on the same optical axis
In addition, the light source 40 and the condenser
Lens 41, collimating plate 42, mirror 44 and projection lens 45
It is composed. The image pickup tube 38 is connected to a monitor television 39.
ing. The collimating plate 42 has a circle in the center, as shown in FIG.
It has a collimating scale with a radiation aperture around it. In the aiming optical system configured as described above, the imaging tube
38, the eye E to be examined by the projection lens 36 ' L (Left eye) anterior eye
The partial image and the image of the collimation scale 43 by the projection lens 45 overlap
Projected. The examiner watches the monitor TV 39 and examines the subject's eye.
The center of the pupil image of
The optical axis of the optometry matches the optical axis of the target light receiving optical system 52
Move the device up, down, left and right with respect to the eye to be examined.
You. In the above configuration and operation, at least three meridians
The refractive power of the eye to be measured in the direction is measured, and from this measurement value
The refraction, astigmatism, and astigmatism direction are obtained. Next, the two-dimensional light receiving element 112 of the eye detection system 50
Signal to move the auto-refractometer body.
The relative position between the subject's eye and the auto-refractometer
The electrical circuit that makes the
I will tell. As shown in FIG. 11, the light receiving element 112
Is incident, the distance x related to the coordinates of the incident position 1 , x Two ,
y 1 , y Two Voltage X corresponding to 1 , X Two , Y 1 , Y Two Is output. Luminous flux 100
Is incident on the center of the light receiving element 112, X 1 = X Two , Y 1 = Y Two When
Become. In this embodiment, the rotation of the chopper 110
Therefore, the light beam is scanned in the Y direction. First, the shift in the X direction, that is, the horizontal direction is detected and adjusted.
The circuit to be adjusted will be described. X of light receiving element 112 1 Output end
Child, X Two Output terminals are input to amplifier circuits 200 and 201, respectively.
The amplifier circuits 200 and 201 respectively (X 1 −X Two ) Calculate
Subtraction circuit 202 and (X 1 + X Two ) To the adder circuit 204 that calculates
Is tied. The subtraction circuit 202 and the addition circuit 204 1 −
X Two ) / (X 1 + X Two Connected to the division circuit 206 that calculates
I have. The division circuit 206 calculates (X 1 −X Two ) / (X 1 + X Two ) Positive or negative
The directional discrimination circuit 208 and the driver 210
Data 212. In the above circuit,
The scanning by the upper 110 is performed in the Y direction.
Therefore, regardless of the amount of displacement of the eye to be inspected,
Signal X indicating average position 1 , X Two Is the amount of light incident on the light receiving element 112
Is output at a constant level as long as does not change. Light receiving element
112 output signals X 1 , X Two Are controlled by the amplifier circuits 200 and 201, respectively.
And amplified by the subtraction circuit 202 and the addition circuit 204, respectively.
Operation (X 1 −X Two ) And (X 1 + X Two ) Is made. Arithmetic circuit
The output of the adder circuit 202 and the output of the adder circuit 204 are (X
1 −X Two ) / (X 1 + X Two ) Is calculated.
Corresponds to the incident coordinate position even if the amount of light incident on the child 112 changes
Voltage signal of a fixed level
This is because (X 1 −X Two ) / (X 1 + X Two ) = X value absolute value
Indicates the amount of displacement of the subject's eye in the X direction. Output of division circuit 206
Is input to the direction discrimination circuit 208, and the sign of X is
Is determined. The sign of X indicates the direction of displacement in the X direction.
The driver 210 causes the motor 2
Drive 12 to adjust the displacement in the X direction. Next, the deviation in the Y direction, that is, the vertical direction is detected and adjusted.
Will be described. Scanning by chopper 110
Is performed in the Y direction, so that the output of the light receiving element 112 is
Voltage signal Y to be applied 1 , Y Two Is a modulation signal corresponding to the scanning and
Become. Here, the voltage signal Y 1 , Y Two Is the above-mentioned eye position detection
As described in the explanation of the principle of the system 50, the Z direction,
Also includes information on the position of the lacometer in the front-rear direction (optical axis direction).
The signal Y 1 (Z 1 ), Y Two (Z Two )
And Y of light receiving element 112 1 (Z 1 ), Y Two (Z Two ) Output terminal
Are supplied to the subtraction circuit 222 and the addition circuit via the amplification circuits 220 and 221, respectively.
It is connected to the arithmetic circuit 224. The subtraction circuit 222 is a low-pass fill
Connected to the division circuit 228 via the starter circuit 226, and
The arithmetic circuit 224 is directly connected to the division circuit 228. Division circuit 22
8 is a direction discrimination circuit 230,
The motor 234 is connected via a driver 232. More times
The operation on the road is calculated by the low-pass filter circuit 226.
From the output signal from circuit 222, its modulated component, signal Z 1 ,
Z Two Except that a constant level voltage signal
For example, the operation of the circuit in the X direction is the same as (Y 1 −Y Two )
/ (Y 1 + Y Two ), The driver 232
The shift in the Y direction is adjusted by driving the data 234. Next, an electric circuit for detecting and adjusting the displacement in the Z direction will be described.
Will be described. Subtraction times in the circuit related to the Y direction
The path 222 and the addition circuit 224 are directly connected to the division circuit 242.
You. The division circuit 242 is the same as the bandpass filter circuit 244.
Rectifier circuit 246, low-pass filter circuit 248, direction discrimination
Connected to motor 254 via circuit 250 and driver 252
I have. Further, the reference signal detection element 114 passes through the amplification circuit 260.
Connected to the synchronous rectifier circuit 246. In the above circuit
The division circuit 242 outputs the signal Y 1 (Z 1 ) -Y Two (Z Two ) / Y 1 (Z 1 )
+ Y Two (Z Two ) Is calculated and the band pass filter circuit
Input to 244. From the bandpass filter circuit 244
The output is a modulated wave whose amplitude is proportional to the amount of deviation in the Z direction.
Is output. This modulated wave, as shown in FIGS. 12A and 12B,
The signals have different phases depending on the direction of deviation. On the other hand,
The output of the quasi-signal detection element 114 is amplified by the amplification circuit 260.
And the rectangular wave reference signal shown in FIG. 12C is synchronized.
It is input to the rectifier circuit 246. This synchronous rectifier circuit 246
The bandpass filter circuit 244 with the reference signal
Synchronous rectification with the output from the
The signal of FIG. D or E is output. From the synchronous rectifier circuit 246
The output of is shown in FIG. 12F by the low pass filter circuit 248.
Or converted to G signal and input to direction discrimination circuit 250
Is done. Discriminate between positive and negative of the signal input to the direction discrimination circuit 250.
Separately, this is sent to the driver 252 as a signal of the deviation direction.
Input to drive the motor 254. In the above embodiment, the output signal of the subject's eye position detection system 50 is changed to the drive signal.
Input to drive the position adjustment motor of the ophthalmic
Display the amount and direction of the ophthalmic device shift
And the examiner can manually or motorize
The position may be adjusted. The circuit processing described above is the one in which the light emitting element 102 is DC-lit.
However, if the AC lights (for the purpose of S / N improvement),
If added, a signal can be obtained in the same manner. In addition, the amount and direction of the displacement only in the Z direction are detected.
In this case, instead of the two-dimensional element in the above embodiment,
One-dimensional element arranged in the scanning direction of the chopper
May be. Furthermore, in the above embodiment, the position of the eye to be inspected is detected.
System chopper 110 was placed on the light-receiving side.
Between the light emitting element 102 on the side and the projection lens 104
Is also possible. (Right-eye measurement optical system 310) The right-eye measurement optical system 310 includes the above-described chopper 110 and light emitting element.
Element 113, light receiving element 114, aperture 119 and control shown in FIG.
Except for the circuit, the configuration is exactly the same as the left eye measurement optics 311
Therefore, the description is omitted. The right-eye measurement optical system 310 is the same as the left-eye measurement optical system 311.
Input the output signal of the eye position detection system 50 to the driver
I am driving the position adjustment motor of the ophthalmic device,
The amount of displacement and the direction of the displacement of the ophthalmic apparatus are displayed on a display,
The display allows the examiner to manually or electrically adjust the position
It may be configured to do so. In FIG. 1, the rotary of the right-eye measuring optical system 300 is shown.
-Optical axis passing through prism RP is 0 1 Of the left eye measurement optical system 311
The optical axis passing through the Taly prism RP is 0 Two Then, the eye to be examined
Interhole distance, i.e. eye E R (Right eye), eye E L (left eye)
Pupil distance to CPU in housing 303 by keyboard 302a
By inputting, the motor 212 is driven and controlled by the CPU.
The second movable table 309 is controlled to move left and right.
Optical axis of 0 1 , 0 Two Is set to the distance between the pupils of the subject's eye.
You. In addition, this CPU 1 , 0 Two Is set, the eye to be examined
Pupil distance and eye E R , E L Angle of convergence α (see Fig. 14) and
Where the image of the fixation target (fixation target) is formed
Is calculated. In addition, the CPU requires the examiner to use the keyboard 3
The image of the fixation target (fixation target) is formed by 02a
By selecting either the far point or the near point.
To drive a prism driving device (not shown) such as a motor.
The image of the fixation target (fixation target) is formed
The convergence angle α corresponding to the position is set. Further
Where the image of the fixation target (fixation target) is formed
Can be set arbitrarily by operating the keyboard 302a.
And the convergence angle α can be changed correspondingly. For example, as shown in FIG.
If it is much larger than a normal person, reverse the optics
It is also possible to calculate and measure
Measurement automatically switches off when the convergence angle α exceeds a certain value.
You should change it. The left and right eyes E L , E R The interpupillary distance PD
For example, a test of convergence / divergence can be performed. That is, in FIG.
Is the eye E L , E R Optical axis of 0 1 , 0 Two Are parallel as shown in Fig. 14 (c)
A more outward setting is also possible, and movement to the near point side is also suitable.
By measuring the interpupillary distance PD,
Measurement of divergence is also possible. Furthermore, the illumination light for observing the eye position to be inspected is performed with near-infrared light, and the
Observe on the monitor and cut one eye visible on optical axis 0
The filter can be inserted and the position of the eye to be inspected at that time
Depending on whether it is shifted or not, an oblique inspection can be performed. Also,
By moving the light spot at the time, the amount of oblique can be measured. Next, the state of use of the eye refractive power test apparatus having such a configuration will be described.
explain. First, the interpupillary distance of the examinee, that is, the examinee's eye E R (right
Eye), eye E L (Left eye) distance between pupils with PD meter etc.
Measure and store the eye-pupil distance data of the subject's eye on the keyboard 30
By inputting to the CPU in the housing 303 by 2a, the motor
The drive 212 is controlled so that the right-eye measurement optical system 300 and the left-eye measurement light
Optical axis 0 of 311 1 , 0 Two Is set to the distance between the pupils of the subject's eye.
It is. On the other hand, this CPU 1 , 0 Two Is set, the eye to be examined
Pupil distance and eye E R , E L Angle of convergence α (see Fig. 14) and
Where the image of the fixation target (fixation target) is formed
Is calculated. Then, the CPU sets the examiner's fixation target (fixation target).
The position where the image of
If you select near point or other position, prism such as motor
Drive control of a driving device (not shown) to fixate the target
The convergence angle α corresponding to the position where the image of the (fixation target) is formed
Set to. Such eye pupil distance, eye E R , E L Convergence angle α
(See Fig. 14) and the image of the fixation target (fixation target)
Data such as the position to be formed is displayed on the monitor TV 39
Is done. In this state, it is necessary to move the upper
With this, the housing 303 is roughly moved integrally with the upper mount 302.
You. With this operation, the right eye measurement unit 303a of the housing 303 is inspected.
Eye E R Approximate positioning for (right eye). this
Later, the joystick lever 304 attached to the upper base 302
To rotate the camera back and forth and left and right and rotate it.
The upper frame 302 and the housing 303
The right eye measurement optical system provided in the right eye measurement unit 303a
310 to examine eye E R (Right eye)
You. Where optical axis 0 1 , 0 Two The distance between the pupils of the eye to be examined and
Since it is set according to the position of the fixation target, the optical axis 0 1 To
Eye E R Align with the optical axis of (right eye) and examine eye E R (right
Eye), and the left eye measurement optical system 311
Optometry E L (Left eye)
And In addition, the left eye measurement optical system 311 is L (Left eye) corner
After being aligned with the membrane apex, the EL to be examined EL (left
Only the eye) slightly moves and the optical axis O of the left eye measurement optical system 311 Two Is covered
Even if it is displaced from the optical axis of the optometry EL (left eye), it is shown in Fig. 10.
Control circuit drives the motors 212, 234, 254 as described above.
The left eye measurement optical system 311 of the eye EL (left eye) under dynamic control.
It will always be aligned with the apex of the cornea. Also,
The face of the subject moves as a whole, and both eyes measure together.
If it deviates from the axis, use the joystick described above.
By operating it to adjust the position of the upper frame 302,
At this time, both eyes can be aligned with the measurement optical system.
Wear. In this manner, the examiner sets the right eye measurement optical system 310 to the eye E to be examined. R (right
Eye alignment only with the left eye
311 also eye E L Automatically aligned with (left eye)
Will be. Therefore, the position of the fixation target image is set to the far point or
Is set to the near point or any position, then the right eye measurement optical system
While aligning the 310 as described above,
Eye E R , E L The fixation target 33 of the right eye measurement optical system 310 and the left
Rotate the fixation target 33 of the eye measurement optical system 311
To be inspected by peeking through the RP
Examinee's eye E R , E L Is fixed to the fixation target image and the right eye
As described above when the measurement optical system 310 is aligned
Eye E to be examined R (Right eye), eye E L (Left eye) refractive index, etc.
Is measured. This measurement data is also displayed on the monitor TV 39
Is done. Although not shown, such measurement data is
You can print out with a printer (not shown)
ing. In the embodiment described above, a pair of measurement optical systems
Right eye E L (Left eye), eye E R (Right eye) measured individually
An example was shown, but it is not necessarily limited to this
Not something. For example, as shown in Figure 17,
The aiming is performed by a pair of aiming optical systems 80, 80,
The light flux from the optical system is switched by switching the center mirror CM.
By making it enter one measuring optical system 90, the eye refractive power of both eyes
You may make it measure sequentially. In this case, Center Mira
ー CM switching is automatically performed when one measurement is completed
In this way, the refractive power of both eyes can be automatically and sequentially performed.
You may do. Also, in this optical system, instead of the center mirror CM
And a pair of reflecting mirrors M as shown in FIG. 1 , M Two With
In addition, both aiming optical systems 80, 80 and each reflection mirror M 1 , M Two Between
Jatter S 1 , S Two And the luminous flux of both aiming optics is
Mirror M 1 , M Two Go to the side each shutter S 1 , S Two ON
・ Allows a constant level by blocking by switching OFF.
Light beam from the aiming optical system enters one measuring optical system 90
The eye refractive power of both eyes can be measured by one configuration
An optical system may be used so that the measurement can be automatically performed sequentially. In addition, the LCD shutter in Fig. 18 has been abolished,
The luminous flux from both aiming optics 80, 80 as one measurement optics
The measurement optical system 90
Left and right or top and bottom of one CCD (not shown) at the same time
The eye is imaged, and the eye refractive powers of both eyes are made the same from this image.
The measurement may be performed occasionally. In this way, the aiming optical system is divided into left and right
The working distances of the left and right eyes do not always match
However, in that case, the working distance of the other
CPU based on data such as working distance from quasi-optical system
It is good to make some correction by calculation. In the embodiment described above, the left-eye measurement optical system is
When aligned with the right eye, the left eye measurement optics
Alignment is automatically performed with the eyes.
In order to prevent the right eye measurement optical system from malfunctioning, etc.
Right eye measurement optics by alignment with left eye measurement optics
When the distance of the system to the right eye falls within a certain range,
The constant optical system operates automatically to perform auto alignment
May be set as follows. In the above condition,
The examiner simply presses the measurement button after the
When both eyes enter a certain range with respect to both measurement optical systems
Alternatively, the measurement can be automatically started. Ma
Even if the measurement button is pressed, both eyes are within the measurement range.
If not, it is possible to keep the measurement from starting.
is there. At this time, if it is not within a certain range,
A warning or the like may be displayed. (Effects of the Invention) Since the present invention is configured as described above, comparison
Flexion that is compact and capable of simultaneously measuring the refractive power of both eyes
A folding force inspection device can be used.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の光学系、第2図は上記実施例
のチョッパーの説明図、第3図ないし第7図は本発明の
検出原理の説明図、第8図は反射光遮断絞りの正面図、
第9図は視準スケールの正面図、第10図は上記実施例の
制御回路のブロック図、第11図は2次元受光素子の出力
信号説明図、第12図は上記制御回路の波形図、第13図及
び第14図(イ),(ロ),(ハ)は被検眼とロータリー
プリズムとの関係を示す説明図、第15図は第1図に示し
た光学系を備える眼屈折力検査装置の概略斜視図、第16
図は第15図の概略平面図、第17図〜第19図はこの発明の
他の実施例を示す光学系である。
33……固視ターゲット(固視目標)
51……ターゲット投影光学系
52……2次元検出器
53……ターゲット受光光学系
54……固視目標光学系
55……照準光学系
102……受光素子
104……投影レンズ
106……第1ハーフミラー
109……結像レンズ
110……チョッパー
112……2次元受光素子
114……基準信号用受光素子
212,234,254……パルスモータ
300……オートレフラクトメータ
301……下部架台
302……上部架台
303……筺体
303a……右眼測定光学部
304……ジョイスティックレバー(手動の移動調節装
置)
305……光学系収納筺体(左眼測定光学部)
306……テーブル
307……固定テーブル
308……第1可動テーブル
309……第2可動テーブル
310……右眼測定光学系
311……左眼測定光学系
RP……ロータリープリズムBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an optical system of an embodiment of the present invention, FIG. 2 is an explanatory diagram of a chopper of the above embodiment, FIGS. 3 to 7 are explanatory diagrams of a detection principle of the present invention, FIG. 8 is a front view of a reflected light blocking aperture,
9 is a front view of a collimation scale, FIG. 10 is a block diagram of a control circuit of the above embodiment, FIG. 11 is an explanatory diagram of output signals of a two-dimensional light receiving element, FIG. 12 is a waveform diagram of the control circuit, FIGS. 13 and 14 (a), (b) and (c) are explanatory diagrams showing the relationship between the eye to be examined and the rotary prism, and FIG. 15 is an eye refractive power test having the optical system shown in FIG. Schematic perspective view of the device, No. 16
FIG. 15 is a schematic plan view of FIG. 15, and FIGS. 17 to 19 are optical systems showing another embodiment of the present invention. 33 fixation target (fixation target) 51 target projection optical system 52 two-dimensional detector 53 target light receiving optical system 54 fixation target optical system 55 aiming optical system 102 light reception Element 104 Projection lens 106 First half mirror 109 Imaging lens 110 Chopper 112 Two-dimensional light receiving element 114 Reference light receiving elements 212, 234, 254 for reference signal Pulse motor 300 Auto refractometer 301 … Lower frame 302… Upper frame 303… Housing 303 a… Right eye measurement optical unit 304… Joystick lever (manual movement adjustment device) 305… Optical system storage housing (left eye measurement optical unit) 306… Table 307 Fixed table 308 First movable table 309 Second movable table 310 Right-eye measurement optical system 311 Left-eye measurement optical system RP Rotary prism