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JP2687623B2 - Icカード用リーダライタ - Google Patents

Icカード用リーダライタ

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Publication number
JP2687623B2
JP2687623B2 JP1241565A JP24156589A JP2687623B2 JP 2687623 B2 JP2687623 B2 JP 2687623B2 JP 1241565 A JP1241565 A JP 1241565A JP 24156589 A JP24156589 A JP 24156589A JP 2687623 B2 JP2687623 B2 JP 2687623B2
Authority
JP
Japan
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card
writer
reader
invalid
case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1241565A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03102591A (ja
Inventor
宏 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
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Publication of JPH03102591A publication Critical patent/JPH03102591A/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はICカード用リーダライタ、詳しくは挿入され
たICカードの無効を判断して回収する回収機構を備えた
ICカード用リーダライタに関する。
<従来の技術> 従来のICカード用リーダライタにあっては、無効のIC
カードの回収機構を備えたものは存在しなかった。
ICカード(メモリカードを含む)はICチップを内蔵し
高価なものであって無効となることを予定していなかっ
たものである。
ところが、ICカードの利用の拡大とともに、ICカード
の偽造、不正使用等が増加し、これを防止するには一旦
不正使用等の無効と判断したICカードを回収することが
必要となっている。
ここで、従来の磁気カードを用いたプリペイドカード
システムにあっては、磁気カードはICカードに比べて柔
軟性を有しているため、その回収機構としては摺接ロー
ラによって排出経路とは異なる回収経路に磁気カードを
通過させて回収するようにしていた。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、このような従来の磁気カード用リーダ
ライタにあっては、無効カードの回収は摺接ローラを使
用した回収経路を通過させて柔軟なカードを回収する構
造であったため、この機構を柔軟性の乏しいICカードに
適用することはできないという不具合が生じていた。も
し適用すれば通路での引っかかり、カードのそり、破損
の原因となっていたものである。
そこで、本発明は、ICカードが不正使用等に再使用さ
れることを防止するために、一定の厚さで硬いICカード
を回収することができるICカード用リーダライタを提供
することをその目的としている。
<課題を解決するための手段> 本発明は、ICカードとの間でデータの書き込みおよび
/または読み出しを行うICカード用リーダライタにおい
て、ICカードが挿入される挿入部と、この挿入部に隣接
して設けられたカード収容部と、この挿入部に挿入され
たICカードを係止、保持する保持機構と、挿入されたIC
カードが無効か否かを判断する判断手段と、ICカードが
無効と判断したとき保持を解除することにより、ICカー
ドを上記カード収容部に排出する排出機構と、を備えた
ICカード用リーダライタを提供するものである。
<作用> 本発明に係るICカード用リーダライタにあっては、挿
入されたICカードを一旦係止、保持するが、該ICカード
が無効であるときは、カード収容部にこれを排出する。
これにより、無効カードの再使用を防止するものであ
る。
<実施例> 以下、本発明に係るICカード用リーダライタの一実施
例を第1図〜第5図を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るICカード用リーダラ
イタの概略構成を示す平面図である。第2図はICカード
を端子接続位置に引き込んだ場合のリーダライタの保持
機構を示すその平面図である。第3図は同じくその保持
を解除した場合のその保持機構を示す平面図である。第
4図はICカード用リーダライタの概略構成を示す縦断面
図である。また、第5図はリーダライタの全体を示す斜
視図である。
これらの図に示すように、リーダライタ21は、矩形箱
型の金属製ケース22を有してしる。このケース22の一端
側壁にはICカード31が挿入される挿入口23が形成されて
いる。
そして、この挿入口23の内方にはケース22の長さ方向
Xに沿って一定幅、一定長さの挿入路が形成されてい
る。この挿入口23と挿入路とはICカード31が挿入される
挿入部26を構成しており、端子接続一にあってはこの挿
入路内にはICカード31は後端部が挿入口23からはみ出す
ことなく完全に挿入、収容することができるものであ
る。
更に、このケース22の挿入部26の下方にはこれに隣接
して、第4図、第5図に示すように、ICカード31を収容
することができる大きさの箱状の回収部51が配設されて
いる。
ケース22内にはこの挿入路において挿入口23から挿入
方向にあって一定の深さ位置にコネクタヘッド24が固設
されている。このコネクタヘッド24には複数のコネクタ
ピン25が挿入口23に向かって突設されている。このコネ
クタピン25にはICカード31の接続端子31Aが当接、接続
されるものである。
そして、このコネクタピン25に接続されるマイクロコ
ンピュータ(図示省略)がケース22内には配設されてい
る。このマイクロコンピュータは、周知の構成であっ
て、CPU、RAM、ROMを有している。
リーダライタ21は、端子25、31A同士の接続中にこの
マイクロコンピュータによってICカード31の内蔵メモリ
に対して電気的に書き込み/読み出しが可能である。
ここで、第1図に示すように、リーダライタ21にあっ
ては、上記挿入路の奥部両側には、挿入されたICカード
31の平面内で回動自在なように一対の略三角形のプラス
チック製爪部材27A、27Bが配設されている。
これらの爪部材27A、27Bは軸28A、28Bを支軸として該
カード平面で回動自在に設けられており、その各一端は
スプリング29A、29Bにそれぞれ係止されている。
スプリング29Aは他端がケース22の一部に係止されて
爪部材27Aを第1図中時計回り方向に付勢し、スプリン
グ29Bは他端がケース22の一部に係止されて爪部材27Bを
同図中反時計回り方向に付勢している。
このように挿入路の両側に配設された爪部材27A、27B
の他端は、この挿入路に挿入されたICカード31の切り欠
き32A、32Bにそれぞれ係止されるものである。
また、これらの爪部材27A、27Bの挿入路に対しての深
さ方向の位置はそれぞれ異なっている。これにより、IC
カード31が挿入された場合に爪部材27A、27Bが切り欠き
32A、32Bを係止可能か否かによってICカード31の表裏逆
の挿入を防止するものである。
また、ケース22には略三角形のプレート41が挿入路の
延在方向Xに沿って可動に支持されており、このプレー
ト41がソレノイド42によって同方向Xにスライドするこ
とにより、スプリング29A、29Bに対抗して上記爪部材27
A、27Bを同時に回動する構成である。
すなわち、ソレノイド42はケース22の挿入路の奥側に
固定されており、その先端はX方向に挿入口23側に向か
って突出しプレート41の一部に係止されている。プレー
ト41にはケース22に対して上下方向に一対のピン43が突
設されており、これらのピン43は上記爪部材27A、27Bの
挿入口23側の壁部にそれぞれ係合している。
更に、第4図にも示すように、ケース22にあって挿入
路の上側の所定位置には光センサ44が固設されている。
この光センサ44は発光素子と受光素子とを並設した反射
型のフォトカプラによって構成されている。
一方、ICカード31は、プラスチック製本体の先端側部
分(端子配設部)の両側壁部分に凹状の一対の切り欠き
32A、32Bを有しているとともに、その切り欠き32Aに近
接してその表面には矩形の非反射部(黒色着色部)33が
設けられている。なお、この非反射部33以外のICカード
本体31の表面は例えば金属製の反射板によって形成され
ている。
また、上記光センサ44はこの非反射部33に対応してこ
の非反射部33を検出可能な位置に配設されている。
挿入口23と挿入路により構成される挿入部26におい
て、この挿入路の両側に配設された樹脂製の爪部材27
A、27Bおよびスプリング29A、29Bは、全体としてICカー
ド31が挿入されたとき、これを端子同士が非接続状態で
ある係止位置(第1図)に係止する係止機構を構成して
いる。
また、この係止位置から端子接続位置(第2図)にこ
のICカード31を引き込むといわゆるローディング機構
は、ソレノイド42とその駆動回路、更に、爪部材27A、2
7B等によって構成されている。
第2図、第3図に示すように、このリーダライタ21に
あっては、挿入部26に挿入されたICカード31は、その挿
入路の左右に対称に配設した4つのホルダレバー52A〜5
2Dによって保持されている。すなわち、端子接続位置に
あってICカード31は、これらの4つのホルダレバー52A
〜52Dと端子ガイドピン53、53とによって水平に保持さ
れているものである。この場合、爪部材27A、27Bはカー
ドを上下方向において保持しているものではなく、コネ
クタヘッド24に向けて水平方向に付勢しているものであ
る。
これらのT字形のホルダレバー52A〜52Dは上辺部の内
方側端部にてケース22にピン54結合されている。また、
ホルダレバー52A〜52Dの上辺部の各外側端部はスプリン
グ55A〜55Dによってケース22に弾性的に係止されてい
る。
更に、ホルダレバー52A〜52Dはスライダ56にピン57結
合されている。
このスライダ56はケース22に固定のソレノイド60によ
ってカード挿入方向Xにスライド可能である。、そし
て、このスライダ56の上に上記コネクタヘッド24は固設
されている。
したがって、第3図に示すように、ソレノイド60によ
ってスライダ56を挿入路の奥側にスライドさせると、コ
ネクタヘッド24の移動とともに、ホルダレバー52A〜52D
は回動し、ICカード31の保持を解除することとなる。
なお、上記マイクロコンピュータは上記光センサ44か
らの信号が入力されて、上記ソレノイド42およびソレノ
イド60を通電制御するものである。
したがって、爪部材27A、27Bおよびホルダレバー52A
〜52Dは、全体として上記挿入部26に挿入されたICカー
ド31を係止、保持する保持機構を構成している。ととも
に、挿入されたICカード31が無効か否かを判断する判断
手段は、上記光センサ44およびマイクロコンピュータに
よって構成されている。更に、ICカード31が無効と判断
したときその保持を解除することにより、ICカード31を
上記カード回収部51に排出する排出機構は、ソレノイド
60、スライダ56、ホルダレバー52A〜52Dによって構成さ
れていることとなる。
以上の構成に係るリーダライタ21にあっては、ICカー
ド31を挿入すると、まず、爪部材27A、27Bによって係止
位置(第1図)にこのICカード31は係止される。このと
き、光センサ44はICカード31の非反射部33を検出してお
り、正常な挿入の場合にはローディング機構を動作させ
てICカード31を端子接続位置にまで引き込む(第2
図)。
すなわち、ソレノイド42を動作させてプレート41、ピ
ン43を介して爪部材27A、27Bを同時に回動させる。この
結果、爪部材27A、27Bが切り欠き32A、32Bを係止して回
動することとなり、ICカード31は端子接続位置に引き込
まれるものである。
この場合、光センサ44が正常な挿入ではないと判断し
た場合、または、爪部材27A、27Bが切り欠き32A、32Bに
係止しなかった場合、例えば表裏逆の挿入、前後逆の挿
入、または、規格外のICカードの挿入等の場合には、マ
イクロコンピュータはソレノイド42を非動作とする。し
たがって、爪部材27A、27Bは回動せず、ICカード31は端
子接続位置に引き込まれることはない。
また、端子接続位置においてコネクタピン25と端子31
Aとが一定の力で当接するため、これらのピン25または
端子31Aが破損することはない。
ここで、マイクロコンピュータは端子接続によってIC
カード31とデータ通信を行う。そして、ICカード31が真
正のICカードであるか否か、すなわち無効カードか否か
を判断する。
そして、無効カードと判断した場合には、ソレノイド
60を励磁してスライダ56を引き付ける。その結果、第3
図に示す状態にホルダレバー52A〜52Dが回動し、ICカー
ド31の保持は解除される。したがって、ICカード31は上
下方向の支持を解除され自重によってカード回収部51内
に落下する。すなわち、判断手段によってICカード31が
無効と判断されたとき、その保持が解除され、ICカード
31はカード回収部51内に排出されるものである。
なお、本発明では、上記爪部材に代えて係止機構とし
てはキャリアによってカードを保持することもできる。
<効果> 以上説明してきたように、本発明によれば、無効なIC
カードを収容することができる。したがって、無効なIC
カードが不正使用等に再使用されることを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るICカード用リーダライ
タの概略構成を示す平面図、第2図はICカードを端子接
続位置に引き込んだ場合の保持機構をカード回収部側か
ら示すその平面図、第3図は同じくその保持を解除した
場合をカード回収部側から示す平面図、第4図はICカー
ド用リーダライタの概略構成を示す縦断面図、第5図は
リーダライタの全体を示す斜視図である。 21……リーダライタ、23……挿入口、26……挿入部、27
A、27B……爪部材、29A、29B…スプリング、31……ICカ
ード、32A、32B……切り欠き、42……ソレノイド、44…
…光センサ、51……カード回収部、52A〜52D……ホルダ
レバー、56……スライダ、60……ソレノイド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカードとの間でデータの書き込みおよび
    /または読み出しを行うICカード用リーダライタにおい
    て、 ICカードが挿入される挿入部と、この挿入部に隣接して
    設けられたカード収容部と、この挿入部に挿入されたIC
    カードを係止、保持する保持機構と、挿入されたICカー
    ドが無効か否かを判断する判断手段と、ICカードが無効
    と判断したとき保持を解除することにより、ICカードを
    上記カード収容部に排出する排出機構と、を備えたこと
    を特徴とするICカード用リーダライタ。
JP1241565A 1989-09-18 1989-09-18 Icカード用リーダライタ Expired - Lifetime JP2687623B2 (ja)

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