JP2681146B2 - 電子楽器の自動演奏装置及び自動演奏方法 - Google Patents
電子楽器の自動演奏装置及び自動演奏方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器の自動演奏装
置及び自動演奏方法に関し、特に自動演奏の音楽的条件
の自動設定に関する。
置及び自動演奏方法に関し、特に自動演奏の音楽的条件
の自動設定に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、記憶された自動
演奏情報に基づいて自動演奏を行う電子楽器の自動演奏
装置がある。このような自動演奏装置は、複数曲の自動
演奏情報を記憶したフロッピーディスク等を電子楽器に
装着し、自動演奏したい曲番を入力し、自動演奏の開始
を指示するものであった。
演奏情報に基づいて自動演奏を行う電子楽器の自動演奏
装置がある。このような自動演奏装置は、複数曲の自動
演奏情報を記憶したフロッピーディスク等を電子楽器に
装着し、自動演奏したい曲番を入力し、自動演奏の開始
を指示するものであった。
【0003】しかしながら、自動演奏を行うのに、自動
演奏の開始のたびに、曲番入力と自動演奏開始指示とが
必要であり、操作手順が多く面倒であった。これは、自
動演奏の自動開始に限られず、自動演奏の音楽的効果の
設定または自動演奏の各楽音の発音の条件等でも同じで
あった。特に、フロッピーディスク等を装着したときに
自動演奏が自動的にスタートすれば、大変便利である。
また、自動演奏にあたりこのような操作を行うことは、
自動演奏装置を展示してデモ演奏を行う場合にも不便で
あった。
演奏の開始のたびに、曲番入力と自動演奏開始指示とが
必要であり、操作手順が多く面倒であった。これは、自
動演奏の自動開始に限られず、自動演奏の音楽的効果の
設定または自動演奏の各楽音の発音の条件等でも同じで
あった。特に、フロッピーディスク等を装着したときに
自動演奏が自動的にスタートすれば、大変便利である。
また、自動演奏にあたりこのような操作を行うことは、
自動演奏装置を展示してデモ演奏を行う場合にも不便で
あった。
【0004】また、自動演奏を行うのに、上述した曲番
入力と自動演奏開始指示を行うと、たとえ自動演奏情報
を記憶したフロッピーディスクを別のフロッピーディス
クに交換しても、同じ曲番が再生される。すなわち、い
ったん設定した自動演奏内容は固定的でフレキシブルな
ものではない。従って、別のフロッピーディスクに交換
した場合、そのままでは、このフロッピーディスクに記
憶された自動演奏情報に合った自動演奏を行うことは出
来なかった。
入力と自動演奏開始指示を行うと、たとえ自動演奏情報
を記憶したフロッピーディスクを別のフロッピーディス
クに交換しても、同じ曲番が再生される。すなわち、い
ったん設定した自動演奏内容は固定的でフレキシブルな
ものではない。従って、別のフロッピーディスクに交換
した場合、そのままでは、このフロッピーディスクに記
憶された自動演奏情報に合った自動演奏を行うことは出
来なかった。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、記憶された各自動演奏情報に合っ
た自動演奏の音楽的条件を個別かつ自動的に設定できる
電子楽器の自動演奏装置を提供することを目的としてい
る。
なされたものであり、記憶された各自動演奏情報に合っ
た自動演奏の音楽的条件を個別かつ自動的に設定できる
電子楽器の自動演奏装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明は、自動的に自動演奏開始をする自
動演奏情報とともに音楽的条件の情報、例えば演奏情報
の記録/再生における曲の選択、チェインプレイ、リピ
ート、クオンタイズの各内容を、自動演奏装置に対し着
脱自在な記憶手段に記憶する。そして、特定の操作、例
えば電源投入、フロッピーディスクの装着に応じて音楽
的条件の情報を上記記憶手段より読み出し、この情報に
応じた音楽的条件を設定し、上記自動演奏情報を、上記
設定された音楽的条件に基づいて出力するようにしたも
のである。これにより、自動演奏にあたり、自動演奏の
音楽的条件を自動的に設定することができる。
するために、本発明は、自動的に自動演奏開始をする自
動演奏情報とともに音楽的条件の情報、例えば演奏情報
の記録/再生における曲の選択、チェインプレイ、リピ
ート、クオンタイズの各内容を、自動演奏装置に対し着
脱自在な記憶手段に記憶する。そして、特定の操作、例
えば電源投入、フロッピーディスクの装着に応じて音楽
的条件の情報を上記記憶手段より読み出し、この情報に
応じた音楽的条件を設定し、上記自動演奏情報を、上記
設定された音楽的条件に基づいて出力するようにしたも
のである。これにより、自動演奏にあたり、自動演奏の
音楽的条件を自動的に設定することができる。
【0007】
【実施例】1.全体回路 図1は電子楽器の全体回路を示している。キーボード1
の各キーは、キーボードスキャン回路2によってスキャ
ンされ、キーオン、キーオフを示すデータが検出され、
CPU5によってRAM6に書き込まれる。そして、そ
れまでRAM6に記憶されていた各キーのオン、オフの
状態を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、
オフイベントの判別が、CPU5によって行われる。な
お、上記キーボード1は、電子弦楽器、電子管楽器、電
子打楽器、コンピュータのキーボード等で代用してもよ
い。
の各キーは、キーボードスキャン回路2によってスキャ
ンされ、キーオン、キーオフを示すデータが検出され、
CPU5によってRAM6に書き込まれる。そして、そ
れまでRAM6に記憶されていた各キーのオン、オフの
状態を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、
オフイベントの判別が、CPU5によって行われる。な
お、上記キーボード1は、電子弦楽器、電子管楽器、電
子打楽器、コンピュータのキーボード等で代用してもよ
い。
【0008】パネルスイッチ群3の各キーは、パネルス
キャン回路4によって、スキャンされる。このスキャン
により、各キーのオン、オフを示すデータが検出され、
CPU5によってRAM6に書き込まれる。そして、そ
れまでRAM6に記憶されていた各キーのオン、オフの
状態を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、
オフイベントの判別が、CPU5によって行われる。こ
のパネルスイッチ群3からは、後述する自動演奏の再生
曲番及び再生回数を示すチェインプレイデータCP等の
入力も行われる。
キャン回路4によって、スキャンされる。このスキャン
により、各キーのオン、オフを示すデータが検出され、
CPU5によってRAM6に書き込まれる。そして、そ
れまでRAM6に記憶されていた各キーのオン、オフの
状態を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、
オフイベントの判別が、CPU5によって行われる。こ
のパネルスイッチ群3からは、後述する自動演奏の再生
曲番及び再生回数を示すチェインプレイデータCP等の
入力も行われる。
【0009】上記パネルスイッチ群3から入力されたデ
ータ及びRAM6の各種記憶データはLCD(液晶表示
装置)ドライバ21を介し、LCD22に表示される。
なお、このパネルスイッチ群3の中には、フロッピーデ
ィスク14の装着、非装着を判別する、装着判別スイッ
チ8も含まれている。
ータ及びRAM6の各種記憶データはLCD(液晶表示
装置)ドライバ21を介し、LCD22に表示される。
なお、このパネルスイッチ群3の中には、フロッピーデ
ィスク14の装着、非装着を判別する、装着判別スイッ
チ8も含まれている。
【0010】シーケンスRAM17には1曲分の自動演
奏データAPが各トラックごとに記憶され、自動演奏デ
ータAPの書き込み(記録)、読み出し(再生)にあた
っては、書き込みアドレスデータWAD/読み出しアド
レスデータRADがアドレスカウンタ16に記憶され、
シーケンスRAM17に送られる。シーケンスRAM1
7に書き込まれる自動演奏データAPは、フロッピーデ
ィスク14よりロードされる他、上記キーボード1また
はパネルスイッチ群3より入力される。シーケンスRA
M17から読み出された自動演奏データAPは、トーン
ジェネレータ19に送られて楽音信号が生成され、サウ
ンドシステム20を通じて発音される。上記アドレスカ
ウンタ16はRAM6内に形成してもよい。
奏データAPが各トラックごとに記憶され、自動演奏デ
ータAPの書き込み(記録)、読み出し(再生)にあた
っては、書き込みアドレスデータWAD/読み出しアド
レスデータRADがアドレスカウンタ16に記憶され、
シーケンスRAM17に送られる。シーケンスRAM1
7に書き込まれる自動演奏データAPは、フロッピーデ
ィスク14よりロードされる他、上記キーボード1また
はパネルスイッチ群3より入力される。シーケンスRA
M17から読み出された自動演奏データAPは、トーン
ジェネレータ19に送られて楽音信号が生成され、サウ
ンドシステム20を通じて発音される。上記アドレスカ
ウンタ16はRAM6内に形成してもよい。
【0011】フロッピーディスク14にも、複数の自動
演奏データAPが記憶され、フロッピーディスクドライ
バ15を通じて書き込まれたり、読み出されたりする。
フロッピーディスク14より読み出された自動演奏デー
タAPはシーケンスRAM17にロードされ、自動演奏
が行われる。また、シーケンスRAM17の自動演奏デ
ータAPがフロッピーディスク14にセーブされること
もある。このフロッピーディスク14には、後述する自
動演奏の再生曲番、再生小節及び再生回数等を示すチェ
インプレイデータCP等も記憶される。
演奏データAPが記憶され、フロッピーディスクドライ
バ15を通じて書き込まれたり、読み出されたりする。
フロッピーディスク14より読み出された自動演奏デー
タAPはシーケンスRAM17にロードされ、自動演奏
が行われる。また、シーケンスRAM17の自動演奏デ
ータAPがフロッピーディスク14にセーブされること
もある。このフロッピーディスク14には、後述する自
動演奏の再生曲番、再生小節及び再生回数等を示すチェ
インプレイデータCP等も記憶される。
【0012】RAM6には、上述したデータのほか、後
述する再生条件データRCすなわちプロテクトデータP
R、自動開始データAS、チェインプレイデータCP、
及び演奏条件データPCすなわちテンポデータTP、ビ
ートデータBE、クオンタイズデータQT、エフェクト
データEF及び発音条件データSCが記憶される。RO
M7には、後述するフローチャートに応じかつCPU5
が実行するプログラム、その他の処理に応じたプログラ
ムが記憶されている。
述する再生条件データRCすなわちプロテクトデータP
R、自動開始データAS、チェインプレイデータCP、
及び演奏条件データPCすなわちテンポデータTP、ビ
ートデータBE、クオンタイズデータQT、エフェクト
データEF及び発音条件データSCが記憶される。RO
M7には、後述するフローチャートに応じかつCPU5
が実行するプログラム、その他の処理に応じたプログラ
ムが記憶されている。
【0013】上記トーンジェネレータ19では、上記キ
ーボード1及びパネルスイッチ群3から入力されたまた
は上記自動演奏データ内のキーナンバ、タッチ、音色、
リズム等の楽音情報に応じた楽音データが生成される。
このトーンジェネレータ19には、複数チャンネル分、
例えば16チャンネル分の楽音生成系が時分割処理によ
り形成されており、楽音をポリフォニックに発音させる
ことができる。この各チャンネルに割り当てられる上記
楽音情報はアサインメントメモリ(図示せず)に記憶さ
れる。
ーボード1及びパネルスイッチ群3から入力されたまた
は上記自動演奏データ内のキーナンバ、タッチ、音色、
リズム等の楽音情報に応じた楽音データが生成される。
このトーンジェネレータ19には、複数チャンネル分、
例えば16チャンネル分の楽音生成系が時分割処理によ
り形成されており、楽音をポリフォニックに発音させる
ことができる。この各チャンネルに割り当てられる上記
楽音情報はアサインメントメモリ(図示せず)に記憶さ
れる。
【0014】上記生成された楽音データは、デジタルエ
コー回路18を介して、サウンドシステム20へ送られ
て発音される。デジタルエコー回路18は、デジタルデ
ィレイ回路とアダーからなり、上記楽音データがアダー
を介しデジタルディレイ回路に入力され、このデジタル
ディレイ回路の出力がアダーを介して帰還入力される。
このデジタルエコー回路18は、さらにラッチを有して
おり、上記エフェクトデータEFがセットされる。この
エフェクトデータEFは、上記デジタルディレイ回路に
送られ、ディレイ時間が決定され、これによりエコーの
量も決定される。
コー回路18を介して、サウンドシステム20へ送られ
て発音される。デジタルエコー回路18は、デジタルデ
ィレイ回路とアダーからなり、上記楽音データがアダー
を介しデジタルディレイ回路に入力され、このデジタル
ディレイ回路の出力がアダーを介して帰還入力される。
このデジタルエコー回路18は、さらにラッチを有して
おり、上記エフェクトデータEFがセットされる。この
エフェクトデータEFは、上記デジタルディレイ回路に
送られ、ディレイ時間が決定され、これによりエコーの
量も決定される。
【0015】2.フロッピーディスク14 図2はフロッピーディスク14の記憶内容を示してい
る。このフロッピーディスク14には、先頭にディレク
トリデータDR及び再生条件データRCが記憶され、こ
のデータDR、RCの後に複数曲の自動演奏データAP
が各トラックごとに記憶されている。この自動演奏デー
タAPは、メロディパートのデータであるが、リズム、
コード、ベース、バッキング、アルペジオ等のパートに
ついても記憶可能である。
る。このフロッピーディスク14には、先頭にディレク
トリデータDR及び再生条件データRCが記憶され、こ
のデータDR、RCの後に複数曲の自動演奏データAP
が各トラックごとに記憶されている。この自動演奏デー
タAPは、メロディパートのデータであるが、リズム、
コード、ベース、バッキング、アルペジオ等のパートに
ついても記憶可能である。
【0016】各トラックの自動演奏データAPは、先頭
のトラックナンバデータと、音符データ群と、この音符
データ群の間に挿入されるトーンナンバデータ、バーマ
ークデータ、エンドマークデータ等からなっている。ト
ラックナンバデータは4つのトラックのナンバを示す。
音符データは、キーナンバ(音高)データ、ゲートタイ
ムデータ、ベロシティデータ、ステップタイムデータ等
よりなっている。
のトラックナンバデータと、音符データ群と、この音符
データ群の間に挿入されるトーンナンバデータ、バーマ
ークデータ、エンドマークデータ等からなっている。ト
ラックナンバデータは4つのトラックのナンバを示す。
音符データは、キーナンバ(音高)データ、ゲートタイ
ムデータ、ベロシティデータ、ステップタイムデータ等
よりなっている。
【0017】キーナンバデータは、キーボード1の各キ
ーのナンバを示しており、音高を表わしている。ゲート
タイムデータは、キーオンからキーオフまでの時間を示
すデータである。ステップタイムデータは、曲の先頭ま
たは小節の先頭すなわちバーマークデータから音符デー
タに応じた楽音の発音開始またはコマンド実行までの時
間を示すデータである。
ーのナンバを示しており、音高を表わしている。ゲート
タイムデータは、キーオンからキーオフまでの時間を示
すデータである。ステップタイムデータは、曲の先頭ま
たは小節の先頭すなわちバーマークデータから音符デー
タに応じた楽音の発音開始またはコマンド実行までの時
間を示すデータである。
【0018】ベロシティデータはキーオン/オフの速さ
または強さを示すデータである。このベロシティデータ
は、キーボード1の各キーに設けられ、キー操作時にタ
イミングがずれてオン/オフする複数のキースイッチの
オン/オフの時間差に応じたデータである。このベロシ
ティデータに応じて、楽音の音量、周波数成分等の制御
が行われる。上記トーンナンバデータは、ピアノ、バイ
オリン、フルート、ドラム、シンバル等の自動演奏の楽
音の音色を示すデータである。上記バーマークデータは
各小節の区切りを示すデータである。エンドマークデー
タは、曲の終わりを示すデータである。
または強さを示すデータである。このベロシティデータ
は、キーボード1の各キーに設けられ、キー操作時にタ
イミングがずれてオン/オフする複数のキースイッチの
オン/オフの時間差に応じたデータである。このベロシ
ティデータに応じて、楽音の音量、周波数成分等の制御
が行われる。上記トーンナンバデータは、ピアノ、バイ
オリン、フルート、ドラム、シンバル等の自動演奏の楽
音の音色を示すデータである。上記バーマークデータは
各小節の区切りを示すデータである。エンドマークデー
タは、曲の終わりを示すデータである。
【0019】また各トラックごとの自動演奏データAP
の先頭には、演奏条件データPCが記憶されており、こ
の演奏条件データPCは、ソングネームデータ、テンポ
データTP、ビートデータBE、クオンタイズデータQ
T、エフェクトデータEF、発音条件データSC、プロ
テクトデータPR等からなっている。ソングネームは自
動演奏データAPの曲の名前を示すデータである。テン
ポデータTP、ビートデータBEはこの自動演奏データ
APによる自動演奏のテンポ、拍子を示すデータであ
る。
の先頭には、演奏条件データPCが記憶されており、こ
の演奏条件データPCは、ソングネームデータ、テンポ
データTP、ビートデータBE、クオンタイズデータQ
T、エフェクトデータEF、発音条件データSC、プロ
テクトデータPR等からなっている。ソングネームは自
動演奏データAPの曲の名前を示すデータである。テン
ポデータTP、ビートデータBEはこの自動演奏データ
APによる自動演奏のテンポ、拍子を示すデータであ
る。
【0020】クオンタイズデータQTは、自動演奏の楽
曲の発音タイミング及び消音タイミングについて、本来
のタイミングからのずれを補正するためのデータであ
る。このクオンタイズデータQTは、クオンタイズビー
トデータQBT及びクオンタイズレートデータQRTか
らなっている。クオンタイズビートデータQBTは、上
記補正にあたっての本来のタイミングを示す拍子であ
る。クオンタイズレートデータQRTは、上記本来のタ
イミングからのずれに対する補正の度合を示すレートデ
ータである。このクオンタイズレートデータQRTが例
えば“00”ならばクオンタイズビートデータQBTの
タイミングに完全に補正され、“50”ならばクオンタ
イズビートデータQBTのタイミングから前後へのずれ
のうち50%分が補正され、ずれの半分だけクオンタイ
ズビートデータQBTのタイミングに近付けられる。
曲の発音タイミング及び消音タイミングについて、本来
のタイミングからのずれを補正するためのデータであ
る。このクオンタイズデータQTは、クオンタイズビー
トデータQBT及びクオンタイズレートデータQRTか
らなっている。クオンタイズビートデータQBTは、上
記補正にあたっての本来のタイミングを示す拍子であ
る。クオンタイズレートデータQRTは、上記本来のタ
イミングからのずれに対する補正の度合を示すレートデ
ータである。このクオンタイズレートデータQRTが例
えば“00”ならばクオンタイズビートデータQBTの
タイミングに完全に補正され、“50”ならばクオンタ
イズビートデータQBTのタイミングから前後へのずれ
のうち50%分が補正され、ずれの半分だけクオンタイ
ズビートデータQBTのタイミングに近付けられる。
【0021】エフェクトデータEFは、上述した生成楽
音のエコーの量を示すデータである。発音条件データS
Cは、上記自動演奏の各楽音を設定テンポに応じて順次
発音させるか、演奏者のキーオンごとに発音させるかを
示すデータである。上述のクオンタイズデータQT、エ
フェクトデータEF、発音条件データSCは、各トラッ
クごとに記憶することも可能である。
音のエコーの量を示すデータである。発音条件データS
Cは、上記自動演奏の各楽音を設定テンポに応じて順次
発音させるか、演奏者のキーオンごとに発音させるかを
示すデータである。上述のクオンタイズデータQT、エ
フェクトデータEF、発音条件データSCは、各トラッ
クごとに記憶することも可能である。
【0022】3.ディレクトリデータDR及び再生条件データRC 図3は上記ディレクトリデータDR及び再生条件データ
RCを示す。上記ディレクトリデータDRは、上記自動
演奏データAPの全曲数、各曲の記憶先頭アドレス、曲
名等からなる。上記再生条件データRCは、プロテクト
データPR、自動開始データAS及びチェインプレイデ
ータCP等からなる。プロテクトデータPRは、自動演
奏データAPの記憶されているフロッピーディスク14
に対して、書き込み可能か(“0”)、書き込み不可能
か(“1”)を示すデータである。自動開始データAS
は、フロッピーディスク14がセットされている状態
で、電源スイッチがオンされたとき、または、電源スイ
ッチがオンされた状態で、フロッピーディスク14がセ
ットされたとき、自動的に自動演奏をスタートさせるか
否かを示すデータである。このプロテクトデータPR及
び自動演奏データAPは、各曲ごと各トラックごとに記
憶することも可能である。
RCを示す。上記ディレクトリデータDRは、上記自動
演奏データAPの全曲数、各曲の記憶先頭アドレス、曲
名等からなる。上記再生条件データRCは、プロテクト
データPR、自動開始データAS及びチェインプレイデ
ータCP等からなる。プロテクトデータPRは、自動演
奏データAPの記憶されているフロッピーディスク14
に対して、書き込み可能か(“0”)、書き込み不可能
か(“1”)を示すデータである。自動開始データAS
は、フロッピーディスク14がセットされている状態
で、電源スイッチがオンされたとき、または、電源スイ
ッチがオンされた状態で、フロッピーディスク14がセ
ットされたとき、自動的に自動演奏をスタートさせるか
否かを示すデータである。このプロテクトデータPR及
び自動演奏データAPは、各曲ごと各トラックごとに記
憶することも可能である。
【0023】チェインプレイデータCPは、再生曲番デ
ータRO、リピートトップバーデータRTB、リピート
エンドバーデータREB及び再生回数データRNよりな
り、これらのデータRO、RTB、REB、RNが複数
組記憶されている。再生曲番データROは、自動演奏デ
ータAPの各曲のうち、自動演奏する曲を示す。リピー
トトップバーデータRTBとリピートエンドバーデータ
REBとは、自動演奏する曲の中のリピート再生する小
節の先頭と末尾を示す。リピートエンドバーデータRE
Bが“0”ならば、曲の最後までリピート再生される。
再生回数データRNは、上記自動演奏する曲の再生回数
を示す。
ータRO、リピートトップバーデータRTB、リピート
エンドバーデータREB及び再生回数データRNよりな
り、これらのデータRO、RTB、REB、RNが複数
組記憶されている。再生曲番データROは、自動演奏デ
ータAPの各曲のうち、自動演奏する曲を示す。リピー
トトップバーデータRTBとリピートエンドバーデータ
REBとは、自動演奏する曲の中のリピート再生する小
節の先頭と末尾を示す。リピートエンドバーデータRE
Bが“0”ならば、曲の最後までリピート再生される。
再生回数データRNは、上記自動演奏する曲の再生回数
を示す。
【0024】上述したディレクトリデータDR、再生条
件データRC及び演奏条件データPCの各データは、フ
ロッピーディスク14より読み出されRAM6のワーキ
ングレジスタ群60等に記憶され、このデータに応じた
自動演奏が実行される。このようなディレクトリデータ
DR、再生条件データRC及び演奏条件データPCの全
データまたは一部のデータは、パネルスイッチ群3及び
キーボード1より入力して、RAM6のワーキングレジ
スタ群60等に記憶することもできる。また、RAM6
のワーキングレジスタ群60等に記憶されたディレクト
リデータDR、再生条件データRC及び演奏条件データ
PCの各データを、上記フロッピーディスク14にセー
ブして記憶することもできる。
件データRC及び演奏条件データPCの各データは、フ
ロッピーディスク14より読み出されRAM6のワーキ
ングレジスタ群60等に記憶され、このデータに応じた
自動演奏が実行される。このようなディレクトリデータ
DR、再生条件データRC及び演奏条件データPCの全
データまたは一部のデータは、パネルスイッチ群3及び
キーボード1より入力して、RAM6のワーキングレジ
スタ群60等に記憶することもできる。また、RAM6
のワーキングレジスタ群60等に記憶されたディレクト
リデータDR、再生条件データRC及び演奏条件データ
PCの各データを、上記フロッピーディスク14にセー
ブして記憶することもできる。
【0025】4.パネルスイッチ群3 図4はパネルスイッチ群3を示す。このパネルスイッチ
群3には、上記LCD22のほか、フロッピーディスク
挿入口49、パワーキー30、エジェクトキー31、ト
ラックキー32、33、34、35、LED(発光ダイ
オード)48…、リワインドキー36、プレイキー3
7、フォワードキー38、レコードキー39、ストップ
キー40、テンポキー41、リピートキー42、ソング
キー43、ビートキー44、サーチキー45、クオンタ
イズキー46、エフェクトキー47、テンキー50、カ
ンマキー51、+キー52、−キー53、セットキー5
4、クリアキー55、ロックキー56、オートスタート
キー57、リターンキー58が設けられている。
群3には、上記LCD22のほか、フロッピーディスク
挿入口49、パワーキー30、エジェクトキー31、ト
ラックキー32、33、34、35、LED(発光ダイ
オード)48…、リワインドキー36、プレイキー3
7、フォワードキー38、レコードキー39、ストップ
キー40、テンポキー41、リピートキー42、ソング
キー43、ビートキー44、サーチキー45、クオンタ
イズキー46、エフェクトキー47、テンキー50、カ
ンマキー51、+キー52、−キー53、セットキー5
4、クリアキー55、ロックキー56、オートスタート
キー57、リターンキー58が設けられている。
【0026】フロッピーディスク挿入口49には、上記
フロッピーディスク14が挿入セットされる。これによ
り、上記装着判別スイッチ8が閉じられる。パワーキー
30は、電源投入のキーである。エジェクトキー31
は、上記フロッピーディスク挿入口59にセットされた
フロッピーディスク14を排出させるキーである。
フロッピーディスク14が挿入セットされる。これによ
り、上記装着判別スイッチ8が閉じられる。パワーキー
30は、電源投入のキーである。エジェクトキー31
は、上記フロッピーディスク挿入口59にセットされた
フロッピーディスク14を排出させるキーである。
【0027】トラックキー32〜35は、自動演奏デー
タAPの各トラックを指定するキーである。このトラッ
クキー32〜35の数は、トラック数に応じて変化す
る。このトラックキー32〜35のそれぞれの上には、
上記LED48…が設けられている。このLED48…
は、自動演奏データAPの読み出し/書き込みのとき
に、アクティブ状態ならば点灯し、非アクティブ状態な
ら消灯する。上記読み出しのとき、トラックに自動演奏
データAPが記憶されていなければ、LED48は消灯
する。
タAPの各トラックを指定するキーである。このトラッ
クキー32〜35の数は、トラック数に応じて変化す
る。このトラックキー32〜35のそれぞれの上には、
上記LED48…が設けられている。このLED48…
は、自動演奏データAPの読み出し/書き込みのとき
に、アクティブ状態ならば点灯し、非アクティブ状態な
ら消灯する。上記読み出しのとき、トラックに自動演奏
データAPが記憶されていなければ、LED48は消灯
する。
【0028】リワインドキー36は、自動演奏データA
Pのアクセスポイントを、小節単位で戻すキーである。
フォワードキー38は、自動演奏データAPのアクセス
ポイントを、小節単位で進めるキーである。プレイキー
37は、シーケンスRAM17の上記アクセスポイント
より自動演奏データAPを読み出して再生させるキーで
ある。レコードキー39は、シーケンスRAM17の上
記アクセスポイントより自動演奏データAPを書き込ん
で記録させるキーである。
Pのアクセスポイントを、小節単位で戻すキーである。
フォワードキー38は、自動演奏データAPのアクセス
ポイントを、小節単位で進めるキーである。プレイキー
37は、シーケンスRAM17の上記アクセスポイント
より自動演奏データAPを読み出して再生させるキーで
ある。レコードキー39は、シーケンスRAM17の上
記アクセスポイントより自動演奏データAPを書き込ん
で記録させるキーである。
【0029】上記読み出しされた自動演奏データAP
は、MIDI(ミュージカルインスツルメントデジタル
インタフェース)データとして出力されるし、上記書き
込まれる自動演奏データAPは、MIDIデータも含ま
れる。ストップキー40は、自動演奏の記録または再生
を停止させるキーである。
は、MIDI(ミュージカルインスツルメントデジタル
インタフェース)データとして出力されるし、上記書き
込まれる自動演奏データAPは、MIDIデータも含ま
れる。ストップキー40は、自動演奏の記録または再生
を停止させるキーである。
【0030】テンポキー41は、自動演奏のテンポを設
定して、テンポデータTPを入力するためのキーであ
る。リピートキー42は、自動演奏の繰り返しを指定し
て、再生回数データRNを入力するためのキーである。
この自動演奏の繰り返しは、後述するように特定の曲、
特定の小節群についてのみ行うことも可能である。ソン
グキー43は、自動演奏する曲を指定して、再生曲番デ
ータROを入力するためのキーである。
定して、テンポデータTPを入力するためのキーであ
る。リピートキー42は、自動演奏の繰り返しを指定し
て、再生回数データRNを入力するためのキーである。
この自動演奏の繰り返しは、後述するように特定の曲、
特定の小節群についてのみ行うことも可能である。ソン
グキー43は、自動演奏する曲を指定して、再生曲番デ
ータROを入力するためのキーである。
【0031】ビートキー44は、拍子を示すビートデー
タBEの入力のためのキーである。サーチキー45は、
各曲を少しずつハイスピードで再生して、所望の曲をサ
ーチするためのキーである。クオンタイズキー46は、
上記クオンタイズデータQTを入力するためのキーであ
る。エフェクトキー47は、エコーの量を示す上記エフ
ェクトデータEFを入力するためのキーである。
タBEの入力のためのキーである。サーチキー45は、
各曲を少しずつハイスピードで再生して、所望の曲をサ
ーチするためのキーである。クオンタイズキー46は、
上記クオンタイズデータQTを入力するためのキーであ
る。エフェクトキー47は、エコーの量を示す上記エフ
ェクトデータEFを入力するためのキーである。
【0032】テンキー50は、上述のテンポデータT
P、ビートデータBE、クオンタイズデータQT(クオ
ンタイズビートデータQBT及びクオンタイズレートデ
ータQRT)、再生曲番データRO、再生回数データR
N、リピートトップバーデータRTB、リピートエンド
バーデータREB、エフェクトデータEFの具体的な値
を入力するためのキーである。カンマキー51は、テン
キー50によって入力される各数値を区切るためのキー
である。+キー52は、上述した各データのインリメン
トを行うためのキーである。この+キー52は、トラッ
クの指定にも使われる。−キー51は、上述した各デー
タのデクリメントを行うためのキーである。この−キー
51は、拍子(ビート)、小節の指定にも使われる。
P、ビートデータBE、クオンタイズデータQT(クオ
ンタイズビートデータQBT及びクオンタイズレートデ
ータQRT)、再生曲番データRO、再生回数データR
N、リピートトップバーデータRTB、リピートエンド
バーデータREB、エフェクトデータEFの具体的な値
を入力するためのキーである。カンマキー51は、テン
キー50によって入力される各数値を区切るためのキー
である。+キー52は、上述した各データのインリメン
トを行うためのキーである。この+キー52は、トラッ
クの指定にも使われる。−キー51は、上述した各デー
タのデクリメントを行うためのキーである。この−キー
51は、拍子(ビート)、小節の指定にも使われる。
【0033】セットキー54は、上述の各キー41〜5
3を使って入力され、ワーキングレジスタ群60に記憶
された再生条件データRCをフロッピーディスク14に
転送するためのキーである。クリアキー55は、ワーキ
ングレジスタ群60に記憶された再生条件データRCを
クリアするためのキーである。
3を使って入力され、ワーキングレジスタ群60に記憶
された再生条件データRCをフロッピーディスク14に
転送するためのキーである。クリアキー55は、ワーキ
ングレジスタ群60に記憶された再生条件データRCを
クリアするためのキーである。
【0034】ロックキー56は、フロッピーディスク1
4の上記プロテクトデータPRの書き込み可能
(“0”)と書き込み不可能(“1”)とを切り換える
ためのキーである。オートスタートキー57は、上記自
動開始データASを“1”にセットするためのキーであ
る。リターンキー58は、上述した各データの入力操作
の最後に操作して、再生条件データRCまたは演奏条件
データPCの処理を指示するためのキーである。
4の上記プロテクトデータPRの書き込み可能
(“0”)と書き込み不可能(“1”)とを切り換える
ためのキーである。オートスタートキー57は、上記自
動開始データASを“1”にセットするためのキーであ
る。リターンキー58は、上述した各データの入力操作
の最後に操作して、再生条件データRCまたは演奏条件
データPCの処理を指示するためのキーである。
【0035】5.ワーキングレジスタ群60 図5は、RAM6内のワーキングレジスタ群60を示
す。このワーキングレジスタ群60は、入力バッファレ
ジスタ61、モードフラグレジスタ62、テンポレジス
タ65、ビートレジスタ66、クオンタイズレジスタ6
7、エフェクトレジスタ68、発音条件レジスタ69、
プロテクトレジスタ70、自動開始レジスタ71、チェ
インプレイレジスタ72…、テンポカウンタ74、ビー
トカウンタ75、バーカウンタ76、曲ポインタレジス
タ78、トラックポインタレジスタ79、再生済順番レ
ジスタ80、再生済回数レジスタ81、シーケンスバッ
ファ82、トーンナンバレジスタ83等よりなる。
す。このワーキングレジスタ群60は、入力バッファレ
ジスタ61、モードフラグレジスタ62、テンポレジス
タ65、ビートレジスタ66、クオンタイズレジスタ6
7、エフェクトレジスタ68、発音条件レジスタ69、
プロテクトレジスタ70、自動開始レジスタ71、チェ
インプレイレジスタ72…、テンポカウンタ74、ビー
トカウンタ75、バーカウンタ76、曲ポインタレジス
タ78、トラックポインタレジスタ79、再生済順番レ
ジスタ80、再生済回数レジスタ81、シーケンスバッ
ファ82、トーンナンバレジスタ83等よりなる。
【0036】入力バッファレジスタ61には、上記テン
キー50によって入力された数値データ、カンマデータ
等が一時記憶される。モードフラグレジスタ62には、
パネルスイッチ群3のプレイキー37、レコードキー3
9、テンポキー41、リピートキー42、ソングキー4
3、ビートキー44、クオンタイズキー46、エフェク
トキー47の各操作が一時記憶され、各キーに対応する
ビットに“1”がセットされ、各キーに応じた処理の
後、この“1”はクリアされる。またモードフラグレジ
スタ62には、自動演奏中であることを示す自動演奏フ
ラグ、自動演奏データAPのトラックが指定されるモー
ドであることを示すトラック指定フラグ、自動演奏デー
タAPの小節が指定されるモードであることを示すバー
指定フラグも記憶される。
キー50によって入力された数値データ、カンマデータ
等が一時記憶される。モードフラグレジスタ62には、
パネルスイッチ群3のプレイキー37、レコードキー3
9、テンポキー41、リピートキー42、ソングキー4
3、ビートキー44、クオンタイズキー46、エフェク
トキー47の各操作が一時記憶され、各キーに対応する
ビットに“1”がセットされ、各キーに応じた処理の
後、この“1”はクリアされる。またモードフラグレジ
スタ62には、自動演奏中であることを示す自動演奏フ
ラグ、自動演奏データAPのトラックが指定されるモー
ドであることを示すトラック指定フラグ、自動演奏デー
タAPの小節が指定されるモードであることを示すバー
指定フラグも記憶される。
【0037】テンポレジスタ65には、自動演奏のテン
ポデータTPが記憶される。ビートレジスタ66には、
自動演奏のビートデータBEが記憶される。クオンタイ
ズレジスタ67には、上述のクオンタイズ処理のクオン
タイズビートデータQBT及びクオンタイズレートデー
タQRTが記憶される。クオンタイズビートデータQB
Tはクオンタイズレジスタ67の前半に記憶され、クオ
ンタイズレートデータQRTはクオンタイズレジスタ6
7の後半に記憶される。
ポデータTPが記憶される。ビートレジスタ66には、
自動演奏のビートデータBEが記憶される。クオンタイ
ズレジスタ67には、上述のクオンタイズ処理のクオン
タイズビートデータQBT及びクオンタイズレートデー
タQRTが記憶される。クオンタイズビートデータQB
Tはクオンタイズレジスタ67の前半に記憶され、クオ
ンタイズレートデータQRTはクオンタイズレジスタ6
7の後半に記憶される。
【0038】上記エフェクトレジスタ68には、エコー
の量を示す上記エフェクトデータEFが記憶される。発
音条件レジスタ69には、自動演奏の発音条件を示す発
音条件データSCが記憶される。プロテクトレジスタ7
0には、上記フロッピーディスク14についてのプロテ
クトデータPRが記憶される。自動開始レジスタ71に
は、自動開始データASが記憶される。チェインプレイ
レジスタ72…には、上述したチェインプレイデータC
P、すなわち再生曲番データRO、リピートトップバー
データRTB、リピートエンドバーデータREB、再生
回数データRNが記憶される。この場合、この4つのデ
ータは、チェインプレイレジスタ72を4つに分割し
て、それぞれに記憶される。
の量を示す上記エフェクトデータEFが記憶される。発
音条件レジスタ69には、自動演奏の発音条件を示す発
音条件データSCが記憶される。プロテクトレジスタ7
0には、上記フロッピーディスク14についてのプロテ
クトデータPRが記憶される。自動開始レジスタ71に
は、自動開始データASが記憶される。チェインプレイ
レジスタ72…には、上述したチェインプレイデータC
P、すなわち再生曲番データRO、リピートトップバー
データRTB、リピートエンドバーデータREB、再生
回数データRNが記憶される。この場合、この4つのデ
ータは、チェインプレイレジスタ72を4つに分割し
て、それぞれに記憶される。
【0039】テンポカウンタ74では、上記テンポレジ
スタ74内のテンポデータTPが一定時間すなわちイン
タラプト処理ごとに累算され、1/48拍分の値、例え
ば216を越えてオーバフローすると、ビートカウンタ7
5が+1される。このビートカウンタ75は進行したビ
ートの数ではなく、進行したビートの数の48倍の値が
カウントされる。バーカウンタ76では、自動演奏デー
タAPの中の読み出しかつ処理されたバーマークデータ
の数がカウントされる。
スタ74内のテンポデータTPが一定時間すなわちイン
タラプト処理ごとに累算され、1/48拍分の値、例え
ば216を越えてオーバフローすると、ビートカウンタ7
5が+1される。このビートカウンタ75は進行したビ
ートの数ではなく、進行したビートの数の48倍の値が
カウントされる。バーカウンタ76では、自動演奏デー
タAPの中の読み出しかつ処理されたバーマークデータ
の数がカウントされる。
【0040】曲ポイントレジスタ78には、セーブまた
はロード等において、フロッピーディスク14またはシ
ーケンスRAM17内の自動演奏データAPの指定され
た曲番データが記憶される。トラックポイントレジスタ
79には、フロッピーディスク14またはシーケンスR
AM17内の自動演奏データAPの指定されたトラック
ナンバが記憶される。
はロード等において、フロッピーディスク14またはシ
ーケンスRAM17内の自動演奏データAPの指定され
た曲番データが記憶される。トラックポイントレジスタ
79には、フロッピーディスク14またはシーケンスR
AM17内の自動演奏データAPの指定されたトラック
ナンバが記憶される。
【0041】上述した、各レジスタ65〜72、76、
78、79にセットされるデータは、上記パネルスイッ
チ群3より入力され、またはフロッピーディスク14内
の再生条件データRC及び演奏条件データPCのデータ
がロードされる。このロードされたデータは、さらにパ
ネルスイッチ群3の各キー32〜58の操作により修正
可能である。また、上記各レジスタ61〜83の記憶デ
ータは、LCDドライバ21へ送られ、LCD22に表
示される。
78、79にセットされるデータは、上記パネルスイッ
チ群3より入力され、またはフロッピーディスク14内
の再生条件データRC及び演奏条件データPCのデータ
がロードされる。このロードされたデータは、さらにパ
ネルスイッチ群3の各キー32〜58の操作により修正
可能である。また、上記各レジスタ61〜83の記憶デ
ータは、LCDドライバ21へ送られ、LCD22に表
示される。
【0042】再生済順番レジスタ80には、再生済順番
データFOが記憶される。この再生済順番データFO
は、上記チェインプレイレジスタ72のそれぞれのチェ
インプレイデータCPの指定ポイントを示す。再生済回
数レジスタ81には、再生済回数データFNが記憶され
る。この再生済回数データFNは、上記チェインプレイ
データCPに基づいて自動演奏される各曲の再生回数を
示す。シーケンスバッファ82には、自動演奏データA
Pの各音符データのキーナンバデータ、ゲートタイムデ
ータ、ベロシティデータ及びステップタイムデータがセ
ットされる。このセットされた音符データは次に発音す
るデータである。トーンナンバレジスタ83には、自動
演奏の音色データすなわちトーンナンバデータTNが記
憶される。
データFOが記憶される。この再生済順番データFO
は、上記チェインプレイレジスタ72のそれぞれのチェ
インプレイデータCPの指定ポイントを示す。再生済回
数レジスタ81には、再生済回数データFNが記憶され
る。この再生済回数データFNは、上記チェインプレイ
データCPに基づいて自動演奏される各曲の再生回数を
示す。シーケンスバッファ82には、自動演奏データA
Pの各音符データのキーナンバデータ、ゲートタイムデ
ータ、ベロシティデータ及びステップタイムデータがセ
ットされる。このセットされた音符データは次に発音す
るデータである。トーンナンバレジスタ83には、自動
演奏の音色データすなわちトーンナンバデータTNが記
憶される。
【0043】6.再生条件データRC及び演奏条件データPC入力例 図6は再生条件データRC及び演奏条件データPCのコ
マンドシーケンスの入力例を示す。この図6は例番
(1)〜(8)の8つの例が示されている。以下、それ
ぞれの例につきセットされる再生条件データRC及び演
奏条件データPCの内容を説明する。
マンドシーケンスの入力例を示す。この図6は例番
(1)〜(8)の8つの例が示されている。以下、それ
ぞれの例につきセットされる再生条件データRC及び演
奏条件データPCの内容を説明する。
【0044】(1)テンポキー41、“1”“3”
“5”のテンキー50、リターンキー58。
“5”のテンキー50、リターンキー58。
【0045】テンポデータTPとして“135”がセッ
トされる。
トされる。
【0046】(2)テンポキー41、+キー52、リタ
ーンキー58。
ーンキー58。
【0047】+キー52を3回操作すれば、テンポデー
タTPが+3される。
タTPが+3される。
【0048】(3)ビートキー44、“0”“3”のテ
ンキー50、カンマキー51、“0”“4”のテンキー
50、リターンキー58。
ンキー50、カンマキー51、“0”“4”のテンキー
50、リターンキー58。
【0049】3/4拍子のビートデータBEがセットさ
れる。
れる。
【0050】(4)クオンタイズキー46、+キー5
2、“2”のテンキー50、“0”“3”のテンキー5
0、カンマキー51、“7”“7”のテンキー50、リ
ターンキー58。
2、“2”のテンキー50、“0”“3”のテンキー5
0、カンマキー51、“7”“7”のテンキー50、リ
ターンキー58。
【0051】+キー52は、トラックを指定する。従っ
て、トラック“2”の自動演奏データAPにつき、8分
音符(“3”)のクオンタイズビートデータQBT、
“77”のクオンタイズレートデータQRTのクオンタ
イズデータQTがセットされる。これにより、8分音符
ごとに77%のクオンタイズ処理が行われる。“77”
のクオンタイズレートデータQRTは、演奏タイミング
のずれを8分音符の77%分を残して、23%分だけを
補正することを示す。すなわち、ずれ時間Δtに“0.
77”を乗算した値が新しいずれ時間Δtaとされる。
て、トラック“2”の自動演奏データAPにつき、8分
音符(“3”)のクオンタイズビートデータQBT、
“77”のクオンタイズレートデータQRTのクオンタ
イズデータQTがセットされる。これにより、8分音符
ごとに77%のクオンタイズ処理が行われる。“77”
のクオンタイズレートデータQRTは、演奏タイミング
のずれを8分音符の77%分を残して、23%分だけを
補正することを示す。すなわち、ずれ時間Δtに“0.
77”を乗算した値が新しいずれ時間Δtaとされる。
【0052】なお、クオンタイズビートデータQBT
は、“0”で無補正、“1”で32分音符ごと、“2”
で16分音符ごと、“3”で8分音符ごと、“4”で4
分音符ごと、“5”で2分音符ごと、“6”で全音符ご
と、“7”で3連符ごと、“8”で8分音符+16分音
符ごと、“9”で4分音符+8分音符ごとを示す。この
場合、クオンタイズされる曲は、シーケンスRAM17
に記憶されている自動演奏データAPである。
は、“0”で無補正、“1”で32分音符ごと、“2”
で16分音符ごと、“3”で8分音符ごと、“4”で4
分音符ごと、“5”で2分音符ごと、“6”で全音符ご
と、“7”で3連符ごと、“8”で8分音符+16分音
符ごと、“9”で4分音符+8分音符ごとを示す。この
場合、クオンタイズされる曲は、シーケンスRAM17
に記憶されている自動演奏データAPである。
【0053】(5)エフェクトキー47、+キー52、
“3”のテンキー50、カンマキー51、“2”“0”
のテンキー50、リターンキー58。
“3”のテンキー50、カンマキー51、“2”“0”
のテンキー50、リターンキー58。
【0054】トラック“3”の自動演奏データAPにつ
き、“20”のエフェクトデータEFがセットされる。
エフェクトデータEFは“00”〜“99”の値をと
る。この場合、エフェクト制御される曲は、シーケンス
RAM17に記憶されている自動演奏データAPであ
る。
き、“20”のエフェクトデータEFがセットされる。
エフェクトデータEFは“00”〜“99”の値をと
る。この場合、エフェクト制御される曲は、シーケンス
RAM17に記憶されている自動演奏データAPであ
る。
【0055】(6)ソングキー43、“0”“1”のテ
ンキー50、カンマキー51、“1”“2”のテンキー
50、リピートキー42、“0”“5”のテンキー5
0、プレイキー37、リターンキー58。
ンキー50、カンマキー51、“1”“2”のテンキー
50、リピートキー42、“0”“5”のテンキー5
0、プレイキー37、リターンキー58。
【0056】“01”“12”の再生曲番データRO、
“05”の再生回数データRNがセットされる。これに
より、曲番“1”“12”の自動演奏データAPがチェ
インされて5回リピート再生される。この場合、再生回
数データRNの入力がなければ、再生回数データRNは
自動的に“01”とされる。また、リピートトップバー
データRTB及びリピートエンドバーデータREBの入
力操作がなかったので、リピートトップバーデータRT
Bは“1”、リピートエンドバーデータREBは“0”
とされる。
“05”の再生回数データRNがセットされる。これに
より、曲番“1”“12”の自動演奏データAPがチェ
インされて5回リピート再生される。この場合、再生回
数データRNの入力がなければ、再生回数データRNは
自動的に“01”とされる。また、リピートトップバー
データRTB及びリピートエンドバーデータREBの入
力操作がなかったので、リピートトップバーデータRT
Bは“1”、リピートエンドバーデータREBは“0”
とされる。
【0057】(7)ソングキー43、“0”“4”のテ
ンキー50、カンマキー51、−キー51、“0”
“2”のテンキー50、カンマキー51、“0”“7”
のテンキー50、リピートキー42、“9”“9”のテ
ンキー50、プレイキー37、リターンキー58。
ンキー50、カンマキー51、−キー51、“0”
“2”のテンキー50、カンマキー51、“0”“7”
のテンキー50、リピートキー42、“9”“9”のテ
ンキー50、プレイキー37、リターンキー58。
【0058】“04”の再生曲番データRO、“02”
のリピートトップバーデータRTB、“07”のリピー
トエンドバーデータREB、“99”(無限)の再生回
数データRNがセットされる。これにより、曲番“4”
の自動演奏データAPの第2小節〜第7小節が無限回リ
ピート再生される。“0”のリピートエンドバーデータ
REBは末尾の小節を示す。なお、上記プレイキー37
の代わりにレコードキー39を操作すれば、自動演奏デ
ータAPの記録が実行される。また、プレイキー37も
レコードキー39も操作しなければ、チェインプレイデ
ータCPがチェインプレイレジスタ72にセットされる
のみである。
のリピートトップバーデータRTB、“07”のリピー
トエンドバーデータREB、“99”(無限)の再生回
数データRNがセットされる。これにより、曲番“4”
の自動演奏データAPの第2小節〜第7小節が無限回リ
ピート再生される。“0”のリピートエンドバーデータ
REBは末尾の小節を示す。なお、上記プレイキー37
の代わりにレコードキー39を操作すれば、自動演奏デ
ータAPの記録が実行される。また、プレイキー37も
レコードキー39も操作しなければ、チェインプレイデ
ータCPがチェインプレイレジスタ72にセットされる
のみである。
【0059】(8)ソングキー43、“0”“3”のテ
ンキー50、サーチキー45、リターンキー58。 曲
番“3”につき、特定小節のみハイスピードで再生され
る。この場合、例えばテンポデータTPが2倍または
“200”とされ、自動演奏データAPは、1小節おき
または2小節おきに処理される。
ンキー50、サーチキー45、リターンキー58。 曲
番“3”につき、特定小節のみハイスピードで再生され
る。この場合、例えばテンポデータTPが2倍または
“200”とされ、自動演奏データAPは、1小節おき
または2小節おきに処理される。
【0060】上述した(1)〜(8)のキー操作内容
は、それぞれを組み合せてチェインプレイデータCP、
クオンタイズデータQT、ビートデータBE、テンポデ
ータTP、エフェクトデータEFをいっしょにセットす
ることもできる。この場合、任意の曲番、小節、トラッ
クの指定が可能である。
は、それぞれを組み合せてチェインプレイデータCP、
クオンタイズデータQT、ビートデータBE、テンポデ
ータTP、エフェクトデータEFをいっしょにセットす
ることもできる。この場合、任意の曲番、小節、トラッ
クの指定が可能である。
【0061】7.メインルーチン 図7は、メインルーチンのフローチャートを示す。この
処理は、パネルスイッチ群3のパワーキー30のオンに
よりスタートし、CPU5によって実行される。
処理は、パネルスイッチ群3のパワーキー30のオンに
よりスタートし、CPU5によって実行される。
【0062】この処理では、ワーキングレジスタ群60
を含むRAM6、シーケンスRAM17、アドレスカウ
ンタ16等のイニシャライズ処理が行われる(ステップ
01)。次いで、キーボード1のキーオン/オフがあれ
ば(ステップ02)、キー処理が行われる(ステップ0
3)。また、パネルスイッチ群3のキーオンがある場合
(ステップ04)、このキーオンに係るスイッチがフロ
ッピーディスク14の装着判別スイッチ8ならば(ステ
ップ05)、自動演奏自動開始処理が行われる(ステッ
プ06)。上記キーオンに係るスイッチがその他のキー
であれば(ステップ07)、パネルスイッチ群処理が行
われる(ステップ08)。
を含むRAM6、シーケンスRAM17、アドレスカウ
ンタ16等のイニシャライズ処理が行われる(ステップ
01)。次いで、キーボード1のキーオン/オフがあれ
ば(ステップ02)、キー処理が行われる(ステップ0
3)。また、パネルスイッチ群3のキーオンがある場合
(ステップ04)、このキーオンに係るスイッチがフロ
ッピーディスク14の装着判別スイッチ8ならば(ステ
ップ05)、自動演奏自動開始処理が行われる(ステッ
プ06)。上記キーオンに係るスイッチがその他のキー
であれば(ステップ07)、パネルスイッチ群処理が行
われる(ステップ08)。
【0063】8.自動演奏自動開始処理 図8は、上記ステップ06の自動演奏自動開始処理のフ
ローチャートを示す。この処理は、デモ演奏等に有効で
あり、上述したようにパワーキー30のオンに基づく。
この処理では、まずCPU5によってシーケンスRAM
17、アドレスカウンタ16、ワーキングレジスタ群6
0がクリアされる等して、イニシャライズ処理が行われ
(ステップ21)、フロッピーディスク14の先頭部分
の再生条件データRCが読み出され、チェインプレイレ
ジスタ72にロードされる(ステップ22)。このと
き、ディレクトリデータDRもRAM6の空エリアにロ
ードされる。
ローチャートを示す。この処理は、デモ演奏等に有効で
あり、上述したようにパワーキー30のオンに基づく。
この処理では、まずCPU5によってシーケンスRAM
17、アドレスカウンタ16、ワーキングレジスタ群6
0がクリアされる等して、イニシャライズ処理が行われ
(ステップ21)、フロッピーディスク14の先頭部分
の再生条件データRCが読み出され、チェインプレイレ
ジスタ72にロードされる(ステップ22)。このと
き、ディレクトリデータDRもRAM6の空エリアにロ
ードされる。
【0064】次いで、上記再生条件データRCの自動開
始データASが“1”で、自動演奏の自動開始が行われ
るべきものであれば(ステップ23)、自動演奏フラグ
がモードレジスタ62にセットされ(ステップ24)、
再生済順番レジスタ80の再生済順番データFOに応じ
た再生曲番データROが上記チェインプレイレジスタ7
2より読み出される(ステップ25)。この場合は、再
生済順番データFO=0であるから、チェインプレイデ
ータCPの先頭の再生曲番データROが読み出される。
始データASが“1”で、自動演奏の自動開始が行われ
るべきものであれば(ステップ23)、自動演奏フラグ
がモードレジスタ62にセットされ(ステップ24)、
再生済順番レジスタ80の再生済順番データFOに応じ
た再生曲番データROが上記チェインプレイレジスタ7
2より読み出される(ステップ25)。この場合は、再
生済順番データFO=0であるから、チェインプレイデ
ータCPの先頭の再生曲番データROが読み出される。
【0065】そして、この再生曲番データROに応じた
曲番の自動演奏データAPがフロッピーディスク14か
らシーケンスRAM17にロードされる(ステップ2
6)。この場合、自動演奏データAPの先頭の演奏条件
データPCのテンポデータTP、ビートデータBE、ク
オンタイズデータQT、エフェクトデータEF、発音条
件データSC等は、ワーキングレジスタ群60の各レジ
スタ65〜69にロードされる。
曲番の自動演奏データAPがフロッピーディスク14か
らシーケンスRAM17にロードされる(ステップ2
6)。この場合、自動演奏データAPの先頭の演奏条件
データPCのテンポデータTP、ビートデータBE、ク
オンタイズデータQT、エフェクトデータEF、発音条
件データSC等は、ワーキングレジスタ群60の各レジ
スタ65〜69にロードされる。
【0066】さらに、エフェクトデータEFはデジタル
エコー回路20にセットされ(ステップ27)、クオン
タイズデータQTに基づいて、上記ロードした自動演奏
データAPのクオンタイズ編集処理が行われる(ステッ
プ28)。このクオンタイズ編集処理は、特願平2−8
4579号に開示される。なお、このクオンタイズ編集
処理は、自動演奏データAPをフロッピーディスク14
にセーブするときに実行することも可能である。こうし
て、パワーキー30のオンにより、フロッピーディスク
14に記憶された演奏条件データPCのセットが自動的
に行われる。
エコー回路20にセットされ(ステップ27)、クオン
タイズデータQTに基づいて、上記ロードした自動演奏
データAPのクオンタイズ編集処理が行われる(ステッ
プ28)。このクオンタイズ編集処理は、特願平2−8
4579号に開示される。なお、このクオンタイズ編集
処理は、自動演奏データAPをフロッピーディスク14
にセーブするときに実行することも可能である。こうし
て、パワーキー30のオンにより、フロッピーディスク
14に記憶された演奏条件データPCのセットが自動的
に行われる。
【0067】次に、アドレスカウンタ16の読み出しア
ドレスデータRADが繰り返し+1されて(ステップ2
9)、バーマークがサーチされ(ステップ30)、バー
マークがサーチされれば、バーカウンタ76が+1され
る(ステップ31)。このステップ29〜32のバーマ
ークのサーチ処理が繰り返され、バーカウンタ76の値
がリピートトップバーデータRTBに一致すれば(ステ
ップ32)、アドレスカウンタ16の読み出しアドレス
データRADが繰り返し+1されて(ステップ33)、
以下の音符データ転送処理が行われる。このステップ2
9〜31により、リピート再生区間の先頭のサーチが行
われることになる。
ドレスデータRADが繰り返し+1されて(ステップ2
9)、バーマークがサーチされ(ステップ30)、バー
マークがサーチされれば、バーカウンタ76が+1され
る(ステップ31)。このステップ29〜32のバーマ
ークのサーチ処理が繰り返され、バーカウンタ76の値
がリピートトップバーデータRTBに一致すれば(ステ
ップ32)、アドレスカウンタ16の読み出しアドレス
データRADが繰り返し+1されて(ステップ33)、
以下の音符データ転送処理が行われる。このステップ2
9〜31により、リピート再生区間の先頭のサーチが行
われることになる。
【0068】すなわち、上記ロードした自動演奏データ
APにつき、読み出しアドレスデータRADで指定され
た音符データのキーナンバデータ、ゲートタイムデー
タ、ベロシティデータ及びステップタイムデータがシー
ケンスバッファ82に転送される(ステップ34)。こ
の場合、読み出しアドレスデータRADはクリアされた
ばかりなので、先頭の音符データが転送される。また、
このステップ34において、トーンナンバデータTNが
読み出されれば、このトーンナンバデータTNがトーン
ナンバレジスタ83に転送され、次の音符データがシー
ケンスバッファ82に転送される。こうして、第1音の
発音準備が完了する。
APにつき、読み出しアドレスデータRADで指定され
た音符データのキーナンバデータ、ゲートタイムデー
タ、ベロシティデータ及びステップタイムデータがシー
ケンスバッファ82に転送される(ステップ34)。こ
の場合、読み出しアドレスデータRADはクリアされた
ばかりなので、先頭の音符データが転送される。また、
このステップ34において、トーンナンバデータTNが
読み出されれば、このトーンナンバデータTNがトーン
ナンバレジスタ83に転送され、次の音符データがシー
ケンスバッファ82に転送される。こうして、第1音の
発音準備が完了する。
【0069】そして、上記ステップタイムデータに対
し、ビートカウンタ75の値が一致し(ステップ3
5)、しかも発音条件データSCが“0”で(ステップ
36)、演奏者のキー操作に基づかないで自動演奏を行
うものであれば(ステップ37)、以下の発音処理が行
われる。すなわち、上記音符データのキーナンバデー
タ、ゲートタイムデータ、ベロシティデータのほか、上
記トーンナンバデータ、エンベロープデータ等がトーン
ジェネレータ19のアサインメントメモリの空チャンネ
ルエリアに書き込まれる(ステップ38)。こうして、
第1音のステップタイムデータに応じた時間経過時点で
第1音の発音処理が行われ、パワーキー30のオンによ
り、自動演奏が自動的に開始される。なお、次の楽音の
発音処理は、後述するインタラプト処理で実行される。
この後、上記アドレスカウンタ16の読み出しアドレス
データRADが+4される(ステップ39)。
し、ビートカウンタ75の値が一致し(ステップ3
5)、しかも発音条件データSCが“0”で(ステップ
36)、演奏者のキー操作に基づかないで自動演奏を行
うものであれば(ステップ37)、以下の発音処理が行
われる。すなわち、上記音符データのキーナンバデー
タ、ゲートタイムデータ、ベロシティデータのほか、上
記トーンナンバデータ、エンベロープデータ等がトーン
ジェネレータ19のアサインメントメモリの空チャンネ
ルエリアに書き込まれる(ステップ38)。こうして、
第1音のステップタイムデータに応じた時間経過時点で
第1音の発音処理が行われ、パワーキー30のオンによ
り、自動演奏が自動的に開始される。なお、次の楽音の
発音処理は、後述するインタラプト処理で実行される。
この後、上記アドレスカウンタ16の読み出しアドレス
データRADが+4される(ステップ39)。
【0070】次いで、この読み出しアドレスデータRA
Dに応じた自動演奏データAPがバーマークであれば
(ステップ40)、テンポカウンタ74及びビートカウ
ンタ75がクリアされ(ステップ41)、バーカウンタ
76が+1されて(ステップ42)、アドレスカウンタ
16が+1され(ステップ43)、上記ステップ34の
音符データ転送処理に戻る。
Dに応じた自動演奏データAPがバーマークであれば
(ステップ40)、テンポカウンタ74及びビートカウ
ンタ75がクリアされ(ステップ41)、バーカウンタ
76が+1されて(ステップ42)、アドレスカウンタ
16が+1され(ステップ43)、上記ステップ34の
音符データ転送処理に戻る。
【0071】なお、上記ステップ36で、発音条件レジ
スタ69にロードされた発音条件データSCが“1”
で、演奏者のキー操作に基づいて自動演奏を行うもので
ある場合(ステップ36)、上記音符データのキーナン
バデータと同じキーがオンされていれば(ステップ3
7)、上記ステップ38の発音処理が行われる。上記音
符データのキーナンバデータと同じキーがオンされてい
なければ(ステップ37)、上記ステップ38の発音処
理は行われない。
スタ69にロードされた発音条件データSCが“1”
で、演奏者のキー操作に基づいて自動演奏を行うもので
ある場合(ステップ36)、上記音符データのキーナン
バデータと同じキーがオンされていれば(ステップ3
7)、上記ステップ38の発音処理が行われる。上記音
符データのキーナンバデータと同じキーがオンされてい
なければ(ステップ37)、上記ステップ38の発音処
理は行われない。
【0072】また、上記ステップ23で、自動開始デー
タASが“0”で自動演奏の自動開始を行うものでなけ
れば、即座にリターンする。この場合、LCD22にエ
ラー表示を行い、所定のスイッチ操作があれば、ステッ
プ21〜44の処理にはいるようにすることが可能であ
る。また、上記ステップ05のフロッピーディスク14
のセットの判別処理を省略することが可能である。さら
に、パワーキー30のオンの後、しばらくしてフロッピ
ーディスク14がセットされれば、装着判別スイッチ8
がオンされるので、この時からこの自動演奏自動開始処
理が開始される。なお、図8には示していないが、上記
ステップ29〜44の処理は、各トラックごとに実行さ
れる。
タASが“0”で自動演奏の自動開始を行うものでなけ
れば、即座にリターンする。この場合、LCD22にエ
ラー表示を行い、所定のスイッチ操作があれば、ステッ
プ21〜44の処理にはいるようにすることが可能であ
る。また、上記ステップ05のフロッピーディスク14
のセットの判別処理を省略することが可能である。さら
に、パワーキー30のオンの後、しばらくしてフロッピ
ーディスク14がセットされれば、装着判別スイッチ8
がオンされるので、この時からこの自動演奏自動開始処
理が開始される。なお、図8には示していないが、上記
ステップ29〜44の処理は、各トラックごとに実行さ
れる。
【0073】9.インタラプト処理 図9はインタラプト処理のフローチャートを示す。この
処理は、電子楽器全体を制御するクロック信号群のうち
周期の長いクロック信号が、CPU5に与えられるごと
に行われる。このクロック信号は、周期の短いクロック
信号をカウントまたは分周したものでもよい。したがっ
て、この処理は設定テンポに関係なく、CPU5によっ
て、一定時間ごとに行われる。
処理は、電子楽器全体を制御するクロック信号群のうち
周期の長いクロック信号が、CPU5に与えられるごと
に行われる。このクロック信号は、周期の短いクロック
信号をカウントまたは分周したものでもよい。したがっ
て、この処理は設定テンポに関係なく、CPU5によっ
て、一定時間ごとに行われる。
【0074】この処理では、まずモードフラグレジスタ
62の自動演奏フラグレジスタがセットされていなけれ
ば(ステップ77)、その他の処理が行われて(ステッ
プ78)、リターンされる。モードフラグレジスタ62
の自動演奏フラグレジスタがセットされていれば(ステ
ップ77)、テンポカウンタ74にテンポレジスタ65
のテンポデータTPが累算される(ステップ51)。
62の自動演奏フラグレジスタがセットされていなけれ
ば(ステップ77)、その他の処理が行われて(ステッ
プ78)、リターンされる。モードフラグレジスタ62
の自動演奏フラグレジスタがセットされていれば(ステ
ップ77)、テンポカウンタ74にテンポレジスタ65
のテンポデータTPが累算される(ステップ51)。
【0075】これによって、テンポカウンタ74がオー
バフローすれば(ステップ52)、テンポカウンタ74
がクリアされ(ステップ53)、ビートカウンタ75が
+1される(ステップ54)。このビートカウンタ75
の値が、シーケンスバッファ82内のステップタイムデ
ータに一致し(ステップ55)、しかも発音条件データ
SCが“0”で(ステップ56)、演奏者のキー操作に
基づかないで自動演奏を行うものであれば(ステップ5
7)、以下の発音処理が行われる。
バフローすれば(ステップ52)、テンポカウンタ74
がクリアされ(ステップ53)、ビートカウンタ75が
+1される(ステップ54)。このビートカウンタ75
の値が、シーケンスバッファ82内のステップタイムデ
ータに一致し(ステップ55)、しかも発音条件データ
SCが“0”で(ステップ56)、演奏者のキー操作に
基づかないで自動演奏を行うものであれば(ステップ5
7)、以下の発音処理が行われる。
【0076】すなわち、上記シーケンスバッファ82内
の音符データのキーナンバデータ、ゲートタイムデー
タ、ベロシティデータのほか、上記トーンナンバデー
タ、エンベロープデータ等がトーンジェネレータ19の
アサインメントメモリの空チャンネルエリアに書き込ま
れる(ステップ58)。この後、上記アドレスカウンタ
16の読み出しアドレスデータRADが+4される(ス
テップ59)。こうして、ステップタイムデータに応じ
た時間経過ごとに発音処理が行われる。
の音符データのキーナンバデータ、ゲートタイムデー
タ、ベロシティデータのほか、上記トーンナンバデー
タ、エンベロープデータ等がトーンジェネレータ19の
アサインメントメモリの空チャンネルエリアに書き込ま
れる(ステップ58)。この後、上記アドレスカウンタ
16の読み出しアドレスデータRADが+4される(ス
テップ59)。こうして、ステップタイムデータに応じ
た時間経過ごとに発音処理が行われる。
【0077】この後、この読み出しアドレスデータRA
Dに応じた自動演奏データAPがエンドマークでなく
(ステップ60)、バーマークであれば(ステップ6
1)、テンポカウンタ74及びビートカウンタ75がク
リアされ(ステップ62)、バーカウンタ76が+1さ
れて(ステップ63)、アドレスカウンタ16が+1さ
れる(ステップ64)。そして、チェインプレイレジス
タ72のリピートエンドバーデータREBが“0”でな
く(ステップ65)、しかもバーカウンタ76の値がリ
ピートエンドバーデータREB+1に一致しなければ
(ステップ66)、以下の音符データ転送処理が行われ
る。
Dに応じた自動演奏データAPがエンドマークでなく
(ステップ60)、バーマークであれば(ステップ6
1)、テンポカウンタ74及びビートカウンタ75がク
リアされ(ステップ62)、バーカウンタ76が+1さ
れて(ステップ63)、アドレスカウンタ16が+1さ
れる(ステップ64)。そして、チェインプレイレジス
タ72のリピートエンドバーデータREBが“0”でな
く(ステップ65)、しかもバーカウンタ76の値がリ
ピートエンドバーデータREB+1に一致しなければ
(ステップ66)、以下の音符データ転送処理が行われ
る。
【0078】すなわち、上記シーケンスRAM17にロ
ードされた自動演奏データAPにつき、上記読み出しア
ドレスデータRADで指定された、次の音符データのキ
ーナンバデータ、ゲートタイムデータ、ベロシティデー
タ及びステップタイムデータがシーケンスバッファ82
に転送され(ステップ67)、上記ステップ55戻る。
このステップ67において、トーンナンバデータTNが
読み出されれば、このトーンナンバデータTNがトーン
ナンバレジスタ83に転送され、次の音符データがシー
ケンスバッファ82に転送される。こうして、次の音の
発音準備が完了する。
ードされた自動演奏データAPにつき、上記読み出しア
ドレスデータRADで指定された、次の音符データのキ
ーナンバデータ、ゲートタイムデータ、ベロシティデー
タ及びステップタイムデータがシーケンスバッファ82
に転送され(ステップ67)、上記ステップ55戻る。
このステップ67において、トーンナンバデータTNが
読み出されれば、このトーンナンバデータTNがトーン
ナンバレジスタ83に転送され、次の音符データがシー
ケンスバッファ82に転送される。こうして、次の音の
発音準備が完了する。
【0079】上記ステップ60でエンドマークが読み出
されたとき、及び上記ステップ66でバーカウンタ76
の値がリピートエンドバーデータREB+1に一致する
ときは、再生済回数レジスタ81の再生済回数データF
Nが+1される(ステップ68)。ここで、リピート1
回分の自動演奏が終了したことになる。
されたとき、及び上記ステップ66でバーカウンタ76
の値がリピートエンドバーデータREB+1に一致する
ときは、再生済回数レジスタ81の再生済回数データF
Nが+1される(ステップ68)。ここで、リピート1
回分の自動演奏が終了したことになる。
【0080】そして、この再生済回数データFNが上記
再生回数データRNに一致したか否かが判別される(ス
テップ69)。一致しなければ、テンポカウンタ74、
ビートカウンタ75、バーカウンタ76及びアドレスカ
ウンタ16がクリアされ(ステップ72、73)、上記
ステップ29に戻る。そして、上記再生済回数データF
Nが上記再生回数データRNに一致するまで、リピート
再生が繰り返される。
再生回数データRNに一致したか否かが判別される(ス
テップ69)。一致しなければ、テンポカウンタ74、
ビートカウンタ75、バーカウンタ76及びアドレスカ
ウンタ16がクリアされ(ステップ72、73)、上記
ステップ29に戻る。そして、上記再生済回数データF
Nが上記再生回数データRNに一致するまで、リピート
再生が繰り返される。
【0081】上記再生済回数データFNが上記再生回数
データRNに一致すれば、上記再生済順番レジスタ80
の再生済順番データFOが+1される(ステップ7
0)。これにより、1曲分のリピート再生が終了したこ
とになる。この後、ステップ72、73、ステップ29
〜44、ステップ77、78、51〜73のリピート再
生処理が繰り返され、次に自動演奏する曲の自動演奏が
行われる。こうして、フロッピーディスク14をセット
して電源投入を行うだけで、予め自動演奏を行う情報を
セットしておいた曲についてのみ、予めセットされた小
節の区間で、予めセットされた再生回数分だけ自動演奏
が自動的に開始される。
データRNに一致すれば、上記再生済順番レジスタ80
の再生済順番データFOが+1される(ステップ7
0)。これにより、1曲分のリピート再生が終了したこ
とになる。この後、ステップ72、73、ステップ29
〜44、ステップ77、78、51〜73のリピート再
生処理が繰り返され、次に自動演奏する曲の自動演奏が
行われる。こうして、フロッピーディスク14をセット
して電源投入を行うだけで、予め自動演奏を行う情報を
セットしておいた曲についてのみ、予めセットされた小
節の区間で、予めセットされた再生回数分だけ自動演奏
が自動的に開始される。
【0082】そして、上記ステップ70で、上記+1さ
れた再生済順番データFOがチェインプレイレジスタ7
2のチェインプレイデータCPの末尾に達すれば(ステ
ップ71)、モードフラグレジスタ62の自動演奏フラ
グがクリアされ(ステップ74)、この自動演奏処理が
終了する。なお、図9には示していないが、上記ステッ
プ77、78、51〜74の処理は、各トラックごとに
実行される。
れた再生済順番データFOがチェインプレイレジスタ7
2のチェインプレイデータCPの末尾に達すれば(ステ
ップ71)、モードフラグレジスタ62の自動演奏フラ
グがクリアされ(ステップ74)、この自動演奏処理が
終了する。なお、図9には示していないが、上記ステッ
プ77、78、51〜74の処理は、各トラックごとに
実行される。
【0083】10.再生条件データRC及び演奏条件デ
ータPCの書き込み処理 (パネルスイッチ群処理) 図10及び図11は再生条件データRC及び演奏条件デ
ータPCの書き込み処理のフローチャートを示す。この
処理は、上記図7のステップ08のパネルスイッチ群処
理である。この処理では、操作キーがプレイキー37、
レコードキー39、テンポキー41、リピートキー4
2、ソングキー43、ビートキー44、クオンタイズキ
ー46、エフェクトキー47であれば(ステップ8
1)、ワーキングレジスタ群60のモードフラグレジス
タ62の上記各キーに対応するビットに“1”のモード
フラグが立てられる(ステップ82)。
ータPCの書き込み処理 (パネルスイッチ群処理) 図10及び図11は再生条件データRC及び演奏条件デ
ータPCの書き込み処理のフローチャートを示す。この
処理は、上記図7のステップ08のパネルスイッチ群処
理である。この処理では、操作キーがプレイキー37、
レコードキー39、テンポキー41、リピートキー4
2、ソングキー43、ビートキー44、クオンタイズキ
ー46、エフェクトキー47であれば(ステップ8
1)、ワーキングレジスタ群60のモードフラグレジス
タ62の上記各キーに対応するビットに“1”のモード
フラグが立てられる(ステップ82)。
【0084】次いで、操作キーが+キー52であれば
(ステップ83)、上記ステップ82の処理でソングキ
ー43のモードフラグ、クオンタイズキー46のモード
フラグまたはエフェクトキー47のモードフラグがセッ
トされていれば(ステップ84)、モードフラグレジス
タ62のトラック指定フラグが“1”にセットされる
(ステップ85)。上記ステップ84で、ソングキー4
3のモードフラグ、クオンタイズキー46のモードフラ
グまたはエフェクトキー47のモードフラグがセットさ
れていなければ、上記モードフラグレジスタ62の値に
応じたレジスタ65〜68、72、78、79のいずれ
かのデータがインクリメントされる(ステップ86)。
(ステップ83)、上記ステップ82の処理でソングキ
ー43のモードフラグ、クオンタイズキー46のモード
フラグまたはエフェクトキー47のモードフラグがセッ
トされていれば(ステップ84)、モードフラグレジス
タ62のトラック指定フラグが“1”にセットされる
(ステップ85)。上記ステップ84で、ソングキー4
3のモードフラグ、クオンタイズキー46のモードフラ
グまたはエフェクトキー47のモードフラグがセットさ
れていなければ、上記モードフラグレジスタ62の値に
応じたレジスタ65〜68、72、78、79のいずれ
かのデータがインクリメントされる(ステップ86)。
【0085】また、操作キーが−キー53であれば(ス
テップ87)、上記ステップ82の処理でソングキー4
3のモードフラグのモードフラグがセットされていれば
(ステップ88)、モードフラグレジスタ62のバー指
定フラグが“1”にセットされる(ステップ89)。上
記ステップ88で、ソングキー43のモードフラグがセ
ットされていなければ、上記モードフラグレジスタ62
の値に応じたレジスタ65〜68、72、78、79の
いずれかのデータがデクリメントされる(ステップ9
0)。
テップ87)、上記ステップ82の処理でソングキー4
3のモードフラグのモードフラグがセットされていれば
(ステップ88)、モードフラグレジスタ62のバー指
定フラグが“1”にセットされる(ステップ89)。上
記ステップ88で、ソングキー43のモードフラグがセ
ットされていなければ、上記モードフラグレジスタ62
の値に応じたレジスタ65〜68、72、78、79の
いずれかのデータがデクリメントされる(ステップ9
0)。
【0086】次に、操作キーがテンキー50、カンマキ
ー51であれば(ステップ91)、このキーに応じたコ
ードデータが、上記モードフラグレジスタ62の値に応
じたレジスタ65〜68、72、78、79に書き込ま
れる(ステップ92)。
ー51であれば(ステップ91)、このキーに応じたコ
ードデータが、上記モードフラグレジスタ62の値に応
じたレジスタ65〜68、72、78、79に書き込ま
れる(ステップ92)。
【0087】例えば、トラック指定フラグがセットされ
ていれば、トラックレジスタ79に上記コードデータに
応じたトラックレジスタ79のビットが“1”にセット
される。またバー指定フラグがセットされていれば、チ
ェインプレイレジスタ72の真ん中の分割エリアに上記
コードデータがリピートトップバーデータRTB及びリ
ピートエンドバーデータREBとして書き込まれる。
ていれば、トラックレジスタ79に上記コードデータに
応じたトラックレジスタ79のビットが“1”にセット
される。またバー指定フラグがセットされていれば、チ
ェインプレイレジスタ72の真ん中の分割エリアに上記
コードデータがリピートトップバーデータRTB及びリ
ピートエンドバーデータREBとして書き込まれる。
【0088】この場合、リピートトップバーデータRT
B及びリピートエンドバーデータREBはカンマによっ
て前半のリピートトップバーデータRTBと後半のリピ
ートエンドバーデータREBに分割されているので、リ
ピートトップバーデータRTBはチェインプレイレジス
タ72の真ん中の分割エリアの前半に書き込まれ、リピ
ートエンドバーデータREBはチェインプレイレジスタ
72の真ん中の分割エリアの後半に書き込まれる。
B及びリピートエンドバーデータREBはカンマによっ
て前半のリピートトップバーデータRTBと後半のリピ
ートエンドバーデータREBに分割されているので、リ
ピートトップバーデータRTBはチェインプレイレジス
タ72の真ん中の分割エリアの前半に書き込まれ、リピ
ートエンドバーデータREBはチェインプレイレジスタ
72の真ん中の分割エリアの後半に書き込まれる。
【0089】また、ソングキー43のモードフラグがセ
ットされていれば、チェインプレイレジスタ72の先頭
のエリアに上記コードデータが再生曲番データROとし
て書き込まれる。この場合、複数の曲番がカンマキー5
1で区切られて入力されれば、各曲番がチェインプレイ
レジスタ72…のそれぞれの先頭のエリアに書き込まれ
る。また、曲ポイントレジスタ78にも、上記コードデ
ータが曲ポイントデータとして書き込まれる。リピート
キー42のモードフラグがセットされていれば、チェイ
ンプレイレジスタ72末尾のエリアに、上記コードデー
タが再生回数データRNとして書き込まれる。
ットされていれば、チェインプレイレジスタ72の先頭
のエリアに上記コードデータが再生曲番データROとし
て書き込まれる。この場合、複数の曲番がカンマキー5
1で区切られて入力されれば、各曲番がチェインプレイ
レジスタ72…のそれぞれの先頭のエリアに書き込まれ
る。また、曲ポイントレジスタ78にも、上記コードデ
ータが曲ポイントデータとして書き込まれる。リピート
キー42のモードフラグがセットされていれば、チェイ
ンプレイレジスタ72末尾のエリアに、上記コードデー
タが再生回数データRNとして書き込まれる。
【0090】一方、テンポキー41のモードフラグがセ
ットされていれば、テンポレジスタ65に上記コードデ
ータがテンポデータTPとして書き込まれ、ビートキー
42のモードフラグがセットされていれば、ビートレジ
スタ66に上記コードデータがビートデータBEとして
書き込まれる。この場合、ビートデータBEはカンマに
よって前半の分子データと後半の分母データに分割され
ているので、分子データはビートレジスタ66の前半に
書き込まれ、分母データはビートレジスタ66の後半に
書き込まれる。
ットされていれば、テンポレジスタ65に上記コードデ
ータがテンポデータTPとして書き込まれ、ビートキー
42のモードフラグがセットされていれば、ビートレジ
スタ66に上記コードデータがビートデータBEとして
書き込まれる。この場合、ビートデータBEはカンマに
よって前半の分子データと後半の分母データに分割され
ているので、分子データはビートレジスタ66の前半に
書き込まれ、分母データはビートレジスタ66の後半に
書き込まれる。
【0091】このほか、クオンタイズキー46のモード
フラグがセットされていれば、クオンタイズレジスタ6
7に上記コードデータがクオンタイズデータQTとして
書き込まれ、エフェクトキー47のモードフラグがセッ
トされていれば、エフェクトレジスタ68に上記コード
データがエフェクトデータEFとして書き込まれる。こ
の場合、クオンタイズデータQTはカンマによって前半
のクオンタイズビートデータQBTと後半のクオンタイ
ズレートデータQRTに分割されているので、クオンタ
イズビートデータQBTはクオンタイズレジスタ67の
前半に書き込まれ、クオンタイズレートデータQRTは
クオンタイズレジスタ67の後半に書き込まれる。
フラグがセットされていれば、クオンタイズレジスタ6
7に上記コードデータがクオンタイズデータQTとして
書き込まれ、エフェクトキー47のモードフラグがセッ
トされていれば、エフェクトレジスタ68に上記コード
データがエフェクトデータEFとして書き込まれる。こ
の場合、クオンタイズデータQTはカンマによって前半
のクオンタイズビートデータQBTと後半のクオンタイ
ズレートデータQRTに分割されているので、クオンタ
イズビートデータQBTはクオンタイズレジスタ67の
前半に書き込まれ、クオンタイズレートデータQRTは
クオンタイズレジスタ67の後半に書き込まれる。
【0092】次いで、操作キーがセットキー54であれ
ば(ステップ101)、再生条件データRCすなわちチ
ェインプレイレジスタ72のチェインプレイデータC
P、プロテクトレジスタ70のプロテクトデータPR及
び自動開始レジスタ71の自動開始データASが、フロ
ッピーディスク14の先頭エリアにセーブされる(ステ
ップ102)。
ば(ステップ101)、再生条件データRCすなわちチ
ェインプレイレジスタ72のチェインプレイデータC
P、プロテクトレジスタ70のプロテクトデータPR及
び自動開始レジスタ71の自動開始データASが、フロ
ッピーディスク14の先頭エリアにセーブされる(ステ
ップ102)。
【0093】そして、レジスタ65〜69の演奏条件デ
ータPCすなわちテンポデータTP、ビートデータB
E、クオンタイズデータQT、エフェクトデータEF、
発音条件データSCが、フロッピーディスク14の対応
曲エリアにセーブされる(ステップ103)。この対応
曲エリアは、上記曲ポイントレジスタ78の曲ポイント
データによって指定される。この場合、再生条件データ
RCだけをロードしたり、再生条件データRCまたは演
奏条件データPCの一部を選択してロードすることも可
能である。この選択は、パネルスイッチ群3の各キー4
1〜47とセットキー54との組み合せに基づく。
ータPCすなわちテンポデータTP、ビートデータB
E、クオンタイズデータQT、エフェクトデータEF、
発音条件データSCが、フロッピーディスク14の対応
曲エリアにセーブされる(ステップ103)。この対応
曲エリアは、上記曲ポイントレジスタ78の曲ポイント
データによって指定される。この場合、再生条件データ
RCだけをロードしたり、再生条件データRCまたは演
奏条件データPCの一部を選択してロードすることも可
能である。この選択は、パネルスイッチ群3の各キー4
1〜47とセットキー54との組み合せに基づく。
【0094】また、操作キーがクリアキーであれば(ス
テップ104)、フロッピーディスク14の再生条件デ
ータRCのプロテクトデータPRが“0”であることが
確認され(ステップ105)、フロッピーディスク14
のチェインプレイデータCPがすべてクリアされる(ス
テップ106)。上記プロテクトデータPRが“1”な
らば(ステップ105)、エラー報知処理が行われる
(ステップ107)。
テップ104)、フロッピーディスク14の再生条件デ
ータRCのプロテクトデータPRが“0”であることが
確認され(ステップ105)、フロッピーディスク14
のチェインプレイデータCPがすべてクリアされる(ス
テップ106)。上記プロテクトデータPRが“1”な
らば(ステップ105)、エラー報知処理が行われる
(ステップ107)。
【0095】操作キーがロックキー56であれば(ステ
ップ108)、フロッピーディスク14及びプロテクト
レジスタ70に“1”のプロテクトデータPRが書き込
まれる(ステップ109)。操作キーが自動開始キー5
7であれば(ステップ110)、フロッピーディスク1
4及び自動開始レジスタ71に“1”の自動開始データ
ASが書き込まれる(ステップ111)。なお、発音条
件キー及び発音条件レジスタを設け、発音条件データS
Cについても、このステップ108〜111と同様に、
書き込み処理を行うことは可能である。
ップ108)、フロッピーディスク14及びプロテクト
レジスタ70に“1”のプロテクトデータPRが書き込
まれる(ステップ109)。操作キーが自動開始キー5
7であれば(ステップ110)、フロッピーディスク1
4及び自動開始レジスタ71に“1”の自動開始データ
ASが書き込まれる(ステップ111)。なお、発音条
件キー及び発音条件レジスタを設け、発音条件データS
Cについても、このステップ108〜111と同様に、
書き込み処理を行うことは可能である。
【0096】操作キーがリワインドキー36であれば
(ステップ112)、バーカウンタ76の値が−1され
(ステップ113)、操作キーがフォワードキー38で
あれば(ステップ114)、バーカウンタ76の値が+
1される(ステップ115)。これにより自動演奏の開
始小節が変更される。このステップ113、115では
図12の自動演奏データAPの1小節飛び越し処理も行
われ、アドレスカウンタ16のアドレスデータADも1
小節分進められる。操作キーがストップキー40であれ
ば(ステップ116)、モードフラグレジスタ62の自
動演奏フラグが“0”にクリアされる(ステップ11
7)。これにより自動演奏が停止する。
(ステップ112)、バーカウンタ76の値が−1され
(ステップ113)、操作キーがフォワードキー38で
あれば(ステップ114)、バーカウンタ76の値が+
1される(ステップ115)。これにより自動演奏の開
始小節が変更される。このステップ113、115では
図12の自動演奏データAPの1小節飛び越し処理も行
われ、アドレスカウンタ16のアドレスデータADも1
小節分進められる。操作キーがストップキー40であれ
ば(ステップ116)、モードフラグレジスタ62の自
動演奏フラグが“0”にクリアされる(ステップ11
7)。これにより自動演奏が停止する。
【0097】また、操作キーがリターンキー58であれ
ば(ステップ120)、プレイキー37のモードフラグ
がセットされているか否かを判別する(ステップ12
1)。セットされていれば、上記ステップ92で先頭エ
リアに再生曲番データROが書き込まれたチェインプレ
イレジスタ72のそれぞれにつき、真ん中のエリアに何
のデータも書き込まれていなければ(ステップ12
2)、“1”のリピートトップバーデータRTB及び
“0”のリピートエンドバーデータREBが書き込まれ
(ステップ123)、末尾のエリアに何のデータも書き
込まれていなければ(ステップ124)、“1”の再生
回数データRNが書き込まれる(ステップ125)。
ば(ステップ120)、プレイキー37のモードフラグ
がセットされているか否かを判別する(ステップ12
1)。セットされていれば、上記ステップ92で先頭エ
リアに再生曲番データROが書き込まれたチェインプレ
イレジスタ72のそれぞれにつき、真ん中のエリアに何
のデータも書き込まれていなければ(ステップ12
2)、“1”のリピートトップバーデータRTB及び
“0”のリピートエンドバーデータREBが書き込まれ
(ステップ123)、末尾のエリアに何のデータも書き
込まれていなければ(ステップ124)、“1”の再生
回数データRNが書き込まれる(ステップ125)。
【0098】次いで、モードフラグレジスタ62のすべ
てのフラグがクリアされて、モードフラグレジスタ62
の自動演奏フラグが“1”にセットされ(ステップ12
6)、図8の上記ステップ29に進む。これにより自動
演奏が開始する。上記ステップ121でプレイキー37
のモードフラグがセットされていなければ、各レジスタ
65〜72の各データが各回路に送られて、モードフラ
グレジスタ62のすべてのフラグがクリアされ、各デー
タに応じた処理が実行される(ステップ127)。
てのフラグがクリアされて、モードフラグレジスタ62
の自動演奏フラグが“1”にセットされ(ステップ12
6)、図8の上記ステップ29に進む。これにより自動
演奏が開始する。上記ステップ121でプレイキー37
のモードフラグがセットされていなければ、各レジスタ
65〜72の各データが各回路に送られて、モードフラ
グレジスタ62のすべてのフラグがクリアされ、各デー
タに応じた処理が実行される(ステップ127)。
【0099】さらに、操作キーがサーチキー45であれ
ば(ステップ128)、テンポレジスタ65に“20
0”のテンポデータTPがセットされ(ステップ12
9)、モードフラグレジスタ62の自動演奏フラグが
“1”にセットされ(ステップ130)、図8の上記ス
テップ29に進む。これによりハイスピードの自動演奏
が開始する。この場合、図9のステップ61とステップ
62との間で、図12の自動演奏データAPの1小節飛
び越し処理が行われる。
ば(ステップ128)、テンポレジスタ65に“20
0”のテンポデータTPがセットされ(ステップ12
9)、モードフラグレジスタ62の自動演奏フラグが
“1”にセットされ(ステップ130)、図8の上記ス
テップ29に進む。これによりハイスピードの自動演奏
が開始する。この場合、図9のステップ61とステップ
62との間で、図12の自動演奏データAPの1小節飛
び越し処理が行われる。
【0100】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例え
ば、自動演奏データAPを記憶するのは、フロッピーデ
ィスクのほか、RAMカード、ROMカード等のメモリ
カード、光メモリディスク等でも可能である。また、図
8の自動演奏自動開始処理の開始は、電源スイッチのオ
ンのほか、他のスイッチのオンに基づいても可能である
し、遠隔リモートコントロール装置からの電源オンの指
示、所定のキーオンの指示に基づいても可能である。
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例え
ば、自動演奏データAPを記憶するのは、フロッピーデ
ィスクのほか、RAMカード、ROMカード等のメモリ
カード、光メモリディスク等でも可能である。また、図
8の自動演奏自動開始処理の開始は、電源スイッチのオ
ンのほか、他のスイッチのオンに基づいても可能である
し、遠隔リモートコントロール装置からの電源オンの指
示、所定のキーオンの指示に基づいても可能である。
【0101】さらに、ステップ38、58の自動演奏処
理で再生される自動演奏データAPは、トーンジェネレ
ータ19に送られるほか、MIDIインタフェースを通
じて送られるようにすることも可能である。このほか、
上記ステップ71でYESの後ステップ29に戻り、電
源オフまで図8、図9の処理が繰り返されるようにする
ことも可能である。また、エフェクトデータEFは、グ
ライド、ポルタメント、ビブラート、トレモロ、マンド
リン、フェザー、サスティンの音楽的エフェクトを実現
するものでも可能である。さらに、演奏条件データPC
は、全体ベロシティ、音量、リズムの種類、トランスポ
ーズのデータを含むことも可能である。
理で再生される自動演奏データAPは、トーンジェネレ
ータ19に送られるほか、MIDIインタフェースを通
じて送られるようにすることも可能である。このほか、
上記ステップ71でYESの後ステップ29に戻り、電
源オフまで図8、図9の処理が繰り返されるようにする
ことも可能である。また、エフェクトデータEFは、グ
ライド、ポルタメント、ビブラート、トレモロ、マンド
リン、フェザー、サスティンの音楽的エフェクトを実現
するものでも可能である。さらに、演奏条件データPC
は、全体ベロシティ、音量、リズムの種類、トランスポ
ーズのデータを含むことも可能である。
【0102】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、自動的
に自動演奏開始をする自動演奏情報とともに音楽的条件
の情報を記憶し、特定の操作に応じて音楽的条件の情報
に応じた音楽的条件を設定し、上記自動演奏情報を、上
記設定された音楽的条件に基づいて出力するようにし
た。これにより、自動演奏にあたり、自動演奏の音楽的
条件を自動的に設定することができ、街頭でのデモ演奏
等にとって非常に便利である等の効果を奏する。
に自動演奏開始をする自動演奏情報とともに音楽的条件
の情報を記憶し、特定の操作に応じて音楽的条件の情報
に応じた音楽的条件を設定し、上記自動演奏情報を、上
記設定された音楽的条件に基づいて出力するようにし
た。これにより、自動演奏にあたり、自動演奏の音楽的
条件を自動的に設定することができ、街頭でのデモ演奏
等にとって非常に便利である等の効果を奏する。
【図1】電子楽器の全体回路図である。
【図2】フロッピーディスクドライバ15に記憶された
演奏条件データPC及び自動演奏データAPの内容を示
す図である。
演奏条件データPC及び自動演奏データAPの内容を示
す図である。
【図3】フロッピーディスクドライバ15の先頭に記憶
されたディレクトリデータDR及び再生条件データRC
の内容を示す図である。
されたディレクトリデータDR及び再生条件データRC
の内容を示す図である。
【図4】パネルスイッチ群3を示す図である。
【図5】ワーキングレジスタ群60を示す図である。
【図6】再生条件データRC及び演奏条件データPCの
入力例を示す図である。
入力例を示す図である。
【図7】メインルーチンのフローチャートを示す図であ
る。
る。
【図8】自動演奏自動開始処理(ステップ06)のフロ
ーチャートを示す図である。
ーチャートを示す図である。
【図9】インタラプト処理のフローチャートを示す図で
ある。
ある。
【図10】再生条件データRC及び演奏条件データPC
の書き込み処理(パネルスイッチ群処理)(ステップ0
8)のフローチャートを示す図である。
の書き込み処理(パネルスイッチ群処理)(ステップ0
8)のフローチャートを示す図である。
【図11】再生条件データRC及び演奏条件データPC
の書き込み処理(パネルスイッチ群処理)(ステップ0
8)のフローチャートを示す図である。
の書き込み処理(パネルスイッチ群処理)(ステップ0
8)のフローチャートを示す図である。
【図12】自動演奏データAPの1小節飛び越し処理の
フローチャートを示す図である。
フローチャートを示す図である。
1…キーボード、3…パネルスイッチ群、5…CPU、
6…RAM、7…ROM、8…装着判別スイッチ、14
…フロッピーディスク、15…フロッピーディスクドラ
イバ、16…アドレスカウンタ、17…シーケンスRA
M、18…デジタルエコー回路、30…パワーキー、3
1…エジェクトキー、32、33、34、35…トラッ
クキー、36…リワインドキー、37…プレイキー、3
8…フォワードキー、39…レコードキー、40…スト
ップキー、41…テンポキー、42…リピートキー、4
3…ソングキー、44…ビートキー、45…サーチキ
ー、46…クオンタイズキー、47…エフェクトキー、
48…LED(発光ダイオード)、49…フロッピーデ
ィスク挿入口、50…テンキー、51…カンマキー、5
2…+キー、51…−キー、54…セットキー、55…
クリアキー、56…ロックキー、57…オートスタート
キー、58…リターンキー58、60…ワーキングレジ
スタ群、61…入力バッファレジスタ、62…モードフ
ラグレジスタ、65…テンポレジスタ、66…ビートレ
ジスタ、67…クオンタイズレジスタ、68…エフェク
トレジスタ、69…発音条件レジスタ、70…プロテク
トレジスタ、71…自動開始レジスタ、72…チェイン
プレイレジスタ、74…テンポカウンタ、75…ビート
カウンタ、76…バーカウンタ、78…曲ポインタレジ
スタ、79…トラックポインタレジスタ、80…再生済
順番レジスタ、81…再生済回数レジスタ、82…シー
ケンスバッファ、83…トーンナンバレジスタ83。
6…RAM、7…ROM、8…装着判別スイッチ、14
…フロッピーディスク、15…フロッピーディスクドラ
イバ、16…アドレスカウンタ、17…シーケンスRA
M、18…デジタルエコー回路、30…パワーキー、3
1…エジェクトキー、32、33、34、35…トラッ
クキー、36…リワインドキー、37…プレイキー、3
8…フォワードキー、39…レコードキー、40…スト
ップキー、41…テンポキー、42…リピートキー、4
3…ソングキー、44…ビートキー、45…サーチキ
ー、46…クオンタイズキー、47…エフェクトキー、
48…LED(発光ダイオード)、49…フロッピーデ
ィスク挿入口、50…テンキー、51…カンマキー、5
2…+キー、51…−キー、54…セットキー、55…
クリアキー、56…ロックキー、57…オートスタート
キー、58…リターンキー58、60…ワーキングレジ
スタ群、61…入力バッファレジスタ、62…モードフ
ラグレジスタ、65…テンポレジスタ、66…ビートレ
ジスタ、67…クオンタイズレジスタ、68…エフェク
トレジスタ、69…発音条件レジスタ、70…プロテク
トレジスタ、71…自動開始レジスタ、72…チェイン
プレイレジスタ、74…テンポカウンタ、75…ビート
カウンタ、76…バーカウンタ、78…曲ポインタレジ
スタ、79…トラックポインタレジスタ、80…再生済
順番レジスタ、81…再生済回数レジスタ、82…シー
ケンスバッファ、83…トーンナンバレジスタ83。
Claims (9)
- 【請求項1】自動演奏装置に対し着脱自在であり、しか
も演奏を自動的に行うための自動演奏情報と、この自動
演奏の音楽的条件の情報とを記憶する記憶手段と、電子楽器の電源投入及び当該電子楽器へのこの記憶手段
の装着に応じて、当該 記憶手段に記憶された音楽的条件
の情報を読み出す手段と、 この読み出された音楽的条件の情報に応じた音楽的条件
を設定する手段と、 上記記憶手段に記憶された自動演奏情報を読み出す手段
と、 この読み出された自動演奏情報を、上記設定された音楽
的条件に基づいて出力する手段とを備え、自動演奏を、上記電子楽器の電源投入及び上記電子楽器
への上記記憶手段の装着に応じて、自動的に開始する こ
とを特徴とする電子楽器の自動演奏装置。 - 【請求項2】自動演奏装置に対し着脱自在であり、しか
も演奏を自動的に行うための自動演奏情報と、この自動
演奏のクオンタイズの編集条件の情報とを記憶する記憶
手段と、電子楽器の電源投入及び当該電子楽器へのこの記憶手段
の装着に応じて、当該 記憶手段に記憶されたクオンタイ
ズの編集条件の情報を読み出す手段と、 この読み出されたクオンタイズの編集条件の情報に応じ
たクオンタイズの編集条件を設定する手段と、 上記記憶手段に記憶された自動演奏情報を読み出す手段
と、 この読み出された自動演奏情報を、上記設定されたクオ
ンタイズの編集条件に基づいて出力する手段とを備えた
ことを特徴とする電子楽器の自動演奏装置。 - 【請求項3】上記音楽的条件は、複数の自動演奏情報の
再生の順番または再生の回数であることを特徴とする請
求項1記載の電子楽器の自動演奏装置。 - 【請求項4】上記音楽的条件は、音楽的エフェクトの設
定条件であることを特徴とする請求項1記載の電子楽器
の自動演奏装置。 - 【請求項5】上記音楽的条件は、クオンタイズの編集条
件であることを特徴とする請求項1記載の電子楽器の自
動演奏装置。 - 【請求項6】上記音楽的条件は、上記自動演奏情報の各
楽音をテンポに応じて発音させるか、発音操作ごとに1
つ1つ発音させるかの発音の条件であることを特徴とす
る請求項1記載の電子楽器の自動演奏装置。 - 【請求項7】上記音楽的条件の情報はキー操作により入
力されて、上記記憶手段にセーブされたものであること
を特徴とする請求項1または2記載の電子楽器の自動演
奏装置。 - 【請求項8】自動演奏装置に対し着脱自在であり、しか
も演奏を自動的に行うための自動演奏情報と、この自動
演奏の音楽的条件の情報とを記憶する記憶手段につき、電子楽器の電源投入及び当該電子楽器へのこの記憶手段
の装着に応じて、当該 記憶手段に記憶された音楽的条件
の情報を読み出しさせる工程と、 この読み出された音楽的条件の情報に応じた音楽的条件
を設定させる工程と、 上記記憶手段に記憶された自動演奏情報を読み出しさせ
る工程と、 この読み出された自動演奏情報を、上記設定された音楽
的条件に基づいて出力させる工程とを備え、自動演奏を、上記電子楽器の電源投入及び上記電子楽器
への上記記憶手段の装着に応じて、自動的に開始させる
ことを特徴とする電子楽器の自動演奏方法。 - 【請求項9】自動演奏装置に対し着脱自在であり、しか
も演奏を自動的に行うための自動演奏情報と、この自動
演奏のクオンタイズの編集条件の情報とを記憶する記憶
手段につき、電子楽器の電源投入及び当該電子楽器へのこの記憶手段
の装着に応じて、当該 記憶手段に記憶されたクオンタイ
ズの編集条件の情報を読み出しさせる工程と、 この読み出されたクオンタイズの編集条件の情報に応じ
たクオンタイズの編集条件を設定させる工程と、 上記記憶手段に記憶された自動演奏情報を読み出しさせ
る工程と、 この読み出された自動演奏情報を、上記設定されたクオ
ンタイズの編集条件に基づいて出力させる工程とを備え
たことを特徴とする電子楽器の自動演奏方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3330434A JP2681146B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 電子楽器の自動演奏装置及び自動演奏方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3330434A JP2681146B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 電子楽器の自動演奏装置及び自動演奏方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05165468A JPH05165468A (ja) | 1993-07-02 |
JP2681146B2 true JP2681146B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=18232571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3330434A Expired - Fee Related JP2681146B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 電子楽器の自動演奏装置及び自動演奏方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681146B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5995591A (ja) * | 1982-11-24 | 1984-06-01 | 松下電器産業株式会社 | Romカ−トリツジ式電子楽器 |
JP2570783B2 (ja) * | 1988-01-13 | 1997-01-16 | ヤマハ株式会社 | 自動演奏装置 |
JPH03237494A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-23 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
JP2808792B2 (ja) * | 1990-02-17 | 1998-10-08 | ブラザー工業株式会社 | 自動演奏条件設定機能を有するカラオケ装置 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP3330434A patent/JP2681146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05165468A (ja) | 1993-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |