JP2680629B2 - カラー画像の輪郭補正回路 - Google Patents
カラー画像の輪郭補正回路Info
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- JP2680629B2 JP2680629B2 JP63247852A JP24785288A JP2680629B2 JP 2680629 B2 JP2680629 B2 JP 2680629B2 JP 63247852 A JP63247852 A JP 63247852A JP 24785288 A JP24785288 A JP 24785288A JP 2680629 B2 JP2680629 B2 JP 2680629B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はカラーテレビジョン受像機(カラーTV)やビ
デオテープレコーダ(VTR)等に設けられるカラー画像
の輪郭補正回路及びそれに使用する変化部整形回路に関
する。
デオテープレコーダ(VTR)等に設けられるカラー画像
の輪郭補正回路及びそれに使用する変化部整形回路に関
する。
(ロ) 従来の技術 カラーテレビジョン信号では、その輝度信号の帯域が
4.2MHzであるのに対して色差信号の帯域が0.5〜1.5MHz
と狭いので、色差信号の立上り変化部及び立下り変化部
(以下、この両者を単に変化部と言う)は輝度信号の変
化部ほど急峻な波形にならず、そのため色の境界部での
鮮鋭度が低下すると言う問題があった。
4.2MHzであるのに対して色差信号の帯域が0.5〜1.5MHz
と狭いので、色差信号の立上り変化部及び立下り変化部
(以下、この両者を単に変化部と言う)は輝度信号の変
化部ほど急峻な波形にならず、そのため色の境界部での
鮮鋭度が低下すると言う問題があった。
そこで、色差信号の変化部を輝度信号並みに急峻にな
るよう波形整形し、それによってカラー映像の輪郭補正
を行なうことが試られており、その一つの方法として特
開昭61−274490号公報〔H04N9/68〕に示されるものが挙
げられる。
るよう波形整形し、それによってカラー映像の輪郭補正
を行なうことが試られており、その一つの方法として特
開昭61−274490号公報〔H04N9/68〕に示されるものが挙
げられる。
この公開公報に示される従来回路は、輝度信号に変化
部が生じているときには色信号にも変化部が存在すると
みなし、輝度信号の変化部を検出し、その検出出力によ
って色差信号のレベルを切換えることにより色差信号の
変化部が急峻になるよう補正するものである。
部が生じているときには色信号にも変化部が存在すると
みなし、輝度信号の変化部を検出し、その検出出力によ
って色差信号のレベルを切換えることにより色差信号の
変化部が急峻になるよう補正するものである。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 上記従来回路は、カラーテレビジョン信号の二つの色
差信号が同一帯域幅を持つときその各色差信号の変化部
が同程度の歪み(変化部が緩慢になる)を受けるので、
その両色差信号それぞれを正確に補正することができ
る。即ち、この場合は、補正後の両色差信号それぞれの
変化点のタイミングが輝度信号のそれに対して一致する
ことになる。しかし、例えば1.5MHzの帯域幅のI信号と
0.5MHzの帯域幅のQ信号のように二つの色差信号の帯域
幅が異なる場合には、その各色差信号の変化部の歪み
(傾斜)度合が異なるので、各色差信号をその補正後の
変化点が上述の如く一致するよう補正できないと言う欠
点があった。
差信号が同一帯域幅を持つときその各色差信号の変化部
が同程度の歪み(変化部が緩慢になる)を受けるので、
その両色差信号それぞれを正確に補正することができ
る。即ち、この場合は、補正後の両色差信号それぞれの
変化点のタイミングが輝度信号のそれに対して一致する
ことになる。しかし、例えば1.5MHzの帯域幅のI信号と
0.5MHzの帯域幅のQ信号のように二つの色差信号の帯域
幅が異なる場合には、その各色差信号の変化部の歪み
(傾斜)度合が異なるので、各色差信号をその補正後の
変化点が上述の如く一致するよう補正できないと言う欠
点があった。
そこで、本発明はそよのうな欠点を解消したカラー画
像の輪郭補正回路及びこれに使用する変化部整形回路を
提供することを目的とする。
像の輪郭補正回路及びこれに使用する変化部整形回路を
提供することを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、カラー画像の映像信号の立ち上がり及び立
ち下がりを急峻にして輪郭を補正する輪郭補正回路にお
いて、 映像信号が入力され、その映像信号の立ち上がりと立
ち下がりとの変化部を検出するための第1検出回路と、 前記第1検出回路の出力に基づいて前記各変化部の開
始点と終了点のレベル値をそれぞれ検出する第2及び第
3検出回路と、 この第2及び第3検出回路で検出されたレベル値を平
均化して、所定時間遅延させた遅延映像信号のレベルと
比較して前記各変化部の中心点を検出する第4検出回路
と、 前記第4の検出回路の出力により前記第2検出回路と
前記第3検出回路の出力を選択的に切り換える第1切換
回路と、 前記第1検出回路の出力に基づいて前記遅延映像信号
と前記第1切換回路の出力を切り換えて輪郭補正された
映像信号を出力する第2切換回路とからなることを特徴
とするカラー画像の輪郭補正回路である。
ち下がりを急峻にして輪郭を補正する輪郭補正回路にお
いて、 映像信号が入力され、その映像信号の立ち上がりと立
ち下がりとの変化部を検出するための第1検出回路と、 前記第1検出回路の出力に基づいて前記各変化部の開
始点と終了点のレベル値をそれぞれ検出する第2及び第
3検出回路と、 この第2及び第3検出回路で検出されたレベル値を平
均化して、所定時間遅延させた遅延映像信号のレベルと
比較して前記各変化部の中心点を検出する第4検出回路
と、 前記第4の検出回路の出力により前記第2検出回路と
前記第3検出回路の出力を選択的に切り換える第1切換
回路と、 前記第1検出回路の出力に基づいて前記遅延映像信号
と前記第1切換回路の出力を切り換えて輪郭補正された
映像信号を出力する第2切換回路とからなることを特徴
とするカラー画像の輪郭補正回路である。
(ホ) 作用 本発明の輪郭補正回路では、第1第2の色差信号それ
ぞれの変化部の中心点のタイミングでその変化後のレベ
ルに切換わるよう上記各色差信号が波形整形されると共
に、その各色差信号の変化部中心点のタイミングが輝度
信号の変化的に一致するように調整されることによっ
て、カラー映像の正確な輪郭補正が行なわれる。
ぞれの変化部の中心点のタイミングでその変化後のレベ
ルに切換わるよう上記各色差信号が波形整形されると共
に、その各色差信号の変化部中心点のタイミングが輝度
信号の変化的に一致するように調整されることによっ
て、カラー映像の正確な輪郭補正が行なわれる。
また、前記変化部整形回路は、映像信号の変化部自体
を検出すると共に、その変化部の開始点及び終了点のレ
ベル値を検出して演算することによって上記変化部の中
心点を検出し、その変化部検出出力及び中心点検出出力
によって色差信号、開始点のレベル信号、終了点のレベ
ル信号を選択的に導出することにより、変化部の中心点
のタイミングで切換わるよう補正された映像信号を容易
に得ることができる。
を検出すると共に、その変化部の開始点及び終了点のレ
ベル値を検出して演算することによって上記変化部の中
心点を検出し、その変化部検出出力及び中心点検出出力
によって色差信号、開始点のレベル信号、終了点のレベ
ル信号を選択的に導出することにより、変化部の中心点
のタイミングで切換わるよう補正された映像信号を容易
に得ることができる。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明の変化部の変化部整形回路の一実施例
を示している。同図に於いて、(1)は輝度信号や色差
信号等の映像信号が入力される映像信号入力端子であ
り、この端子に入力された映像信号(第2図(a))は
第1第2遅延回路(2)(3)に順次入力される。そし
て、その第2遅延回路(2)の出力信号(c)が減算回
路(4)に於いて前記入力映像信号(a)から減算さ
れ、その出力信号が絶対値化回路(5)で変換されて信
号(d)となり、この信号(d)が変化部検出用の第1
検出回路としての第1比較回路(7)に入力される、こ
こで、先の第1第2遅延回路(2)(3)の遅延時間
(T1)(T2)(T1=T2)は図示の如く上記変化部の期間
(T0)よりも若干短く選定されている。
を示している。同図に於いて、(1)は輝度信号や色差
信号等の映像信号が入力される映像信号入力端子であ
り、この端子に入力された映像信号(第2図(a))は
第1第2遅延回路(2)(3)に順次入力される。そし
て、その第2遅延回路(2)の出力信号(c)が減算回
路(4)に於いて前記入力映像信号(a)から減算さ
れ、その出力信号が絶対値化回路(5)で変換されて信
号(d)となり、この信号(d)が変化部検出用の第1
検出回路としての第1比較回路(7)に入力される、こ
こで、先の第1第2遅延回路(2)(3)の遅延時間
(T1)(T2)(T1=T2)は図示の如く上記変化部の期間
(T0)よりも若干短く選定されている。
前記第1比較回路(7)に他方の入力として第2図
(d)に一点鎖線で示す閾値電圧が端子(6)から与え
られ、その出力信号(g)が変化部終了点検出用の第2
検出回路(8)を構成する第1アンドゲート(9)の反
転入力端子及び第4遅延回路(10)(その遅延時間T4は
充分小さい)に入力され、この第4遅延回路の出力信号
(h)が上記第1アンドゲート(9)の非反転入力端子
に入力される。そして、この第1アンドゲート(9)の
出力(k)が前記第1遅延回路(2)からの遅延映像信
号(b)をラッチする第1ラッチ回路(11)のラッチパ
ルスとして印加され、このパルスの前縁のタイミングで
上記映像信号(b)の変化部終了点(P)のレベル値を
ラッチする。
(d)に一点鎖線で示す閾値電圧が端子(6)から与え
られ、その出力信号(g)が変化部終了点検出用の第2
検出回路(8)を構成する第1アンドゲート(9)の反
転入力端子及び第4遅延回路(10)(その遅延時間T4は
充分小さい)に入力され、この第4遅延回路の出力信号
(h)が上記第1アンドゲート(9)の非反転入力端子
に入力される。そして、この第1アンドゲート(9)の
出力(k)が前記第1遅延回路(2)からの遅延映像信
号(b)をラッチする第1ラッチ回路(11)のラッチパ
ルスとして印加され、このパルスの前縁のタイミングで
上記映像信号(b)の変化部終了点(P)のレベル値を
ラッチする。
また、前記第4遅延回路(10)の出力信号(h)は変
化部開始点検出用の第3検出回路(12′)内の第5第6
遅延回路(12)(13)に順次入力されて、この各遅延回
路(12)(13)の出力信号(i)(j)が第2アンドゲ
ート(14)の各入力端子に入力され、このアンドゲート
(14)の出力(l)が第2ラッチ回路(16)のラッチパ
ルスとして印加される。そして、このラッチ回路(16)
には第2遅延回路(3)からの遅延映像信号(c)を上
記第5遅延回路(12)と略同じ遅延時間(T3=T5)を有
する第3遅延回路(15)でさらに遅延して得た信号
(n)が入力されるので、この信号(n)の変化部開始
点(S)のレベル値が上記ラッチパルス(l)の前縁の
タイミングでラッチされることになる。
化部開始点検出用の第3検出回路(12′)内の第5第6
遅延回路(12)(13)に順次入力されて、この各遅延回
路(12)(13)の出力信号(i)(j)が第2アンドゲ
ート(14)の各入力端子に入力され、このアンドゲート
(14)の出力(l)が第2ラッチ回路(16)のラッチパ
ルスとして印加される。そして、このラッチ回路(16)
には第2遅延回路(3)からの遅延映像信号(c)を上
記第5遅延回路(12)と略同じ遅延時間(T3=T5)を有
する第3遅延回路(15)でさらに遅延して得た信号
(n)が入力されるので、この信号(n)の変化部開始
点(S)のレベル値が上記ラッチパルス(l)の前縁の
タイミングでラッチされることになる。
前記第1第2ラッチ回路(11)(16)の各出力は変化
部中心点検出用の第4検出回路(17)内の平均化回路
(18)に入力されて、前記開始点(S)のレベル値及び
終了点(P)のレベル値の相加平均が行なわれ、その平
均値即ち変化部中心点のレベル値を疑似的に示す信号が
第2比較回路(19)の閾値入力として入力される。そし
て、この第2比較回路(19)は、上記中心点レベル値と
前記第3遅延回路(15)からの遅延映像信号(n)のレ
ベル比較を行ない、その出力を第1切換回路(20)の切
換信号として与える。
部中心点検出用の第4検出回路(17)内の平均化回路
(18)に入力されて、前記開始点(S)のレベル値及び
終了点(P)のレベル値の相加平均が行なわれ、その平
均値即ち変化部中心点のレベル値を疑似的に示す信号が
第2比較回路(19)の閾値入力として入力される。そし
て、この第2比較回路(19)は、上記中心点レベル値と
前記第3遅延回路(15)からの遅延映像信号(n)のレ
ベル比較を行ない、その出力を第1切換回路(20)の切
換信号として与える。
すなわち第2比較回路(19)は、前記遅延映像信号
(n)のレベルが前記中心点レベル値よりも小さいとき
は第1切換回路(20)を図示の状態にして第2ラッチ回
路(16)からの開始点レベル信号(s)を出力せしめ、
それと逆のときは第1切換回路(20)を図示と反対側に
切換えて第1ラッチ回路(11)からの終了点レベル信号
(p)を出力せしめ、それら各レベル信号を第2切換回
路(21)の一方の入力端子に与える。また、前記遅延映
像信号(n)のレベルが前記中心点レベル値と一致した
ときの第2比較回路(19)の出力が後述する変化部中心
点検出信号として端子(22)に出力される。
(n)のレベルが前記中心点レベル値よりも小さいとき
は第1切換回路(20)を図示の状態にして第2ラッチ回
路(16)からの開始点レベル信号(s)を出力せしめ、
それと逆のときは第1切換回路(20)を図示と反対側に
切換えて第1ラッチ回路(11)からの終了点レベル信号
(p)を出力せしめ、それら各レベル信号を第2切換回
路(21)の一方の入力端子に与える。また、前記遅延映
像信号(n)のレベルが前記中心点レベル値と一致した
ときの第2比較回路(19)の出力が後述する変化部中心
点検出信号として端子(22)に出力される。
また、第2切換回路(21)はその他方の入力端子に第
3遅延回路(15)からの遅延映像信号(n)が入力され
ると共に、前記第5遅延回路(12)の出力即ち、変化部
検出信号(g)を遅延した信号(j)が切換信号として
与えられる。そして、その切換信号(j)が変化部を示
す“ハイ”のときにこの第2切換回路(21)は図示の状
態になって第1切換回路(20)からの信号を出力せし
め、非変化部を示す“ロウ”のときに第2切換回路(2
1)は図示と逆の状態に切換わって第3遅延回路(15)
からの遅延映像信号(n)をそのまま出力せしめる。
3遅延回路(15)からの遅延映像信号(n)が入力され
ると共に、前記第5遅延回路(12)の出力即ち、変化部
検出信号(g)を遅延した信号(j)が切換信号として
与えられる。そして、その切換信号(j)が変化部を示
す“ハイ”のときにこの第2切換回路(21)は図示の状
態になって第1切換回路(20)からの信号を出力せし
め、非変化部を示す“ロウ”のときに第2切換回路(2
1)は図示と逆の状態に切換わって第3遅延回路(15)
からの遅延映像信号(n)をそのまま出力せしめる。
したがって、第2切換回路(21)を介して出力端子
(23)に出力される映像信号は第2図(m)のように変
化部中心点のタイミングで急峻に立上り、立下がり変化
するよう波形整形されたことになる。
(23)に出力される映像信号は第2図(m)のように変
化部中心点のタイミングで急峻に立上り、立下がり変化
するよう波形整形されたことになる。
次に、第3図はこのような変化部整形回路を使用した
カラー画像輪郭補正回路の一実施例の要部概略構成を示
している。同図に於いて、(24)(25)(26)はそれぞ
れY(輝度)信号、I信号、Q信号の入力端子、(27)
(28)はQ信号に対する信号進相量を補正するための遅
延回路、(29)はI信号に対する信号進相量を補正する
ための遅延回路、(30)(31)(32)はそれぞれY、
I、Q信号用の変化部整形回路であり、これらの各整形
回路(30)(31)(32)は何れも第1図の構成を採るこ
とが望ましいが、そのY信号用の一つ(30)は前述の公
報に示される従来回路と同一構成を採ってもよい。
カラー画像輪郭補正回路の一実施例の要部概略構成を示
している。同図に於いて、(24)(25)(26)はそれぞ
れY(輝度)信号、I信号、Q信号の入力端子、(27)
(28)はQ信号に対する信号進相量を補正するための遅
延回路、(29)はI信号に対する信号進相量を補正する
ための遅延回路、(30)(31)(32)はそれぞれY、
I、Q信号用の変化部整形回路であり、これらの各整形
回路(30)(31)(32)は何れも第1図の構成を採るこ
とが望ましいが、そのY信号用の一つ(30)は前述の公
報に示される従来回路と同一構成を採ってもよい。
また、(33)は前記変化部整形回路(30)(31)(3
2)からの変化部中心点検出信号(Cy)(Ci)(Cq)を
それぞれ入力して、そのCyに対するCi及びCqの各遅延時
間(Ti)(Tq)を算出する遅延時間制御回路であり、こ
の制御回路によって前記整形回路(30)(31)の出力端
に設けられた可変遅延回路(34)(35)がそれぞれ上記
各遅延時間(Ti)(Tq)に設定されるよう制御される構
成となっている。なお、前記中心点検出信号(Cy)(C
i)(Cq)等は第1図の端子(22)から得る信号であ
る。
2)からの変化部中心点検出信号(Cy)(Ci)(Cq)を
それぞれ入力して、そのCyに対するCi及びCqの各遅延時
間(Ti)(Tq)を算出する遅延時間制御回路であり、こ
の制御回路によって前記整形回路(30)(31)の出力端
に設けられた可変遅延回路(34)(35)がそれぞれ上記
各遅延時間(Ti)(Tq)に設定されるよう制御される構
成となっている。なお、前記中心点検出信号(Cy)(C
i)(Cq)等は第1図の端子(22)から得る信号であ
る。
したがって、第3図の出力端子(36)(37)(38)に
は、各立上り及び立下り変化部が急峻になるよう波形整
形され、しかも、その各変化部(点)が時間的に一致す
るY信号、I信号及びQ信号がそれぞれ得られるので、
この各信号を使用することによって輪郭補正されたカラ
ー画像を実現できることになる。
は、各立上り及び立下り変化部が急峻になるよう波形整
形され、しかも、その各変化部(点)が時間的に一致す
るY信号、I信号及びQ信号がそれぞれ得られるので、
この各信号を使用することによって輪郭補正されたカラ
ー画像を実現できることになる。
なお、第3図の回路では、Y信号用の変化部整形回路
(30)を設けたが、前述の如くY信号の変化部は元々急
峻であるので、場合によってはこの整形回路(30)を削
除することも可能である。
(30)を設けたが、前述の如くY信号の変化部は元々急
峻であるので、場合によってはこの整形回路(30)を削
除することも可能である。
また、二つの色差信号として帯域幅が互いに異なる
I、Q信号を使用するものとして説明したがR−Y信号
及びB−Y信号を使用するようにしてもよいのは勿論で
ある。
I、Q信号を使用するものとして説明したがR−Y信号
及びB−Y信号を使用するようにしてもよいのは勿論で
ある。
(ト) 発明の効果 本発明の輪郭補正回路に依れば、互いに帯域幅が異な
る色差信号を使用してカラー画像表示を行なう場合に、
その各色差信号の立上り、立下り変化部が互いに時間的
に一致し且つ急峻になるよう補正することのできるの
で、カラー画像の輪郭補正を正確に行なうことができ
る。
る色差信号を使用してカラー画像表示を行なう場合に、
その各色差信号の立上り、立下り変化部が互いに時間的
に一致し且つ急峻になるよう補正することのできるの
で、カラー画像の輪郭補正を正確に行なうことができ
る。
また、この輪郭補正回路に使用する本発明の変化部整
形回路に依れば、映像信号の変化部を、その中心点のタ
イミングで立上り及び立下るよう波形整形することによ
って、変化部の歪み(傾斜)の度合に拘わらず、元の映
像信号に略忠実な状態に補正することができる。
形回路に依れば、映像信号の変化部を、その中心点のタ
イミングで立上り及び立下るよう波形整形することによ
って、変化部の歪み(傾斜)の度合に拘わらず、元の映
像信号に略忠実な状態に補正することができる。
第1図は本発明の変化部整形回路の一実施例を示すブロ
ック図、第2図はその各部の信号波形図、第3図は上記
変化部整形回路を使用した本発明によるカラー画像の輪
郭補正回路の一実施例を示すブロック図である。 (1):映像信号入力端子、(7):第1比較回路(第
1検出回路)、(8):第2検出回路、(12′):第3
検出回路、(17):第4検出回路、(20):第1切換回
路、(21):第2切換回路、(24)(25)(26):変化
部整形回路、(33):遅延量制御回路、(34)(35):
可変遅延回路。
ック図、第2図はその各部の信号波形図、第3図は上記
変化部整形回路を使用した本発明によるカラー画像の輪
郭補正回路の一実施例を示すブロック図である。 (1):映像信号入力端子、(7):第1比較回路(第
1検出回路)、(8):第2検出回路、(12′):第3
検出回路、(17):第4検出回路、(20):第1切換回
路、(21):第2切換回路、(24)(25)(26):変化
部整形回路、(33):遅延量制御回路、(34)(35):
可変遅延回路。
Claims (1)
- 【請求項1】カラー画像の映像信号の立ち上がり及び立
ち下がりを急峻にして輪郭を補正する輪郭補正回路にお
いて、 映像信号が入力され、その映像信号の立ち上がりと立ち
下がりとの変化部を検出するための第1検出回路と、 前記第1検出回路の出力に基づいて前記各変化部の開始
点と終了点のレベル値をそれぞれ検出する第2及び第3
検出回路と、 この第2及び第3検出回路で検出されたレベル値を平均
化して、所定時間遅延させた遅延映像信号のレベルと比
較して前記各変化部の中心点を検出する第4検出回路
と、 前記第4の検出回路の出力により前記第2検出回路と前
記第3検出回路の出力を選択的に切り換える第1切換回
路と、 前記第1検出回路の出力に基づいて前記遅延映像信号と
前記第1切換回路の出力を切り換えて輪郭補正された映
像信号を出力する第2切換回路とからなることを特徴と
するカラー画像の輪郭補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247852A JP2680629B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | カラー画像の輪郭補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247852A JP2680629B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | カラー画像の輪郭補正回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0295094A JPH0295094A (ja) | 1990-04-05 |
JP2680629B2 true JP2680629B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=17169613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63247852A Expired - Fee Related JP2680629B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | カラー画像の輪郭補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2680629B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1219338A (en) * | 1983-07-27 | 1987-03-17 | Rca Corporation | Signal processing circuit |
JPH0795857B2 (ja) * | 1985-05-29 | 1995-10-11 | 株式会社日立製作所 | 画質改善回路 |
DE3541103C1 (de) * | 1985-11-21 | 1986-12-18 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Schaltungsanordnung zum Erhoehen der Schaerfe von Farbkanten |
US4777385A (en) * | 1987-02-09 | 1988-10-11 | Rca Licensing Corporation | Signal transient improvement circuit |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP63247852A patent/JP2680629B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0295094A (ja) | 1990-04-05 |
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