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JP2679599B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2679599B2
JP2679599B2 JP5302472A JP30247293A JP2679599B2 JP 2679599 B2 JP2679599 B2 JP 2679599B2 JP 5302472 A JP5302472 A JP 5302472A JP 30247293 A JP30247293 A JP 30247293A JP 2679599 B2 JP2679599 B2 JP 2679599B2
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oxide film
tantalum oxide
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nitride film
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聡 神山
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NEC Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特に酸化タンタル膜を容量絶縁膜として用いるD
RAMの容量素子の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】256MビットDRAM以降の超LSI
メモリデバイスの容量素子においては、単位面積当りの
容量値を大きくできる高誘電率を有した容量絶縁膜の採
用が検討されている。このような容量絶縁膜の中で、化
学気相成長法(CVD法)による酸化タンタル膜は、比
誘電率εr が25〜30と大きく、優れたステップカバ
レッジ特性を有しており、さらに成膜方法が高誘電率を
有した他の絶縁膜と比較して極めて容易であることなど
から、多くの研究がなされている。
【0003】DRAMのセルの容量素子の製造工程の断
面図である図5を参照すると、容量絶縁膜として酸化タ
ンタル膜を用いた従来のDRAMのスタック型の容量素
子の製造方法は、以下のようになっている。
【0004】まず、以下の構造を形成する。P型シリコ
ン基板表面にトランジスタを形成する。このトランジス
タを層間絶縁膜47により覆う。層間絶縁膜47にトラ
ンジスタのN型のソース,ドレイン領域の一方に達する
コンタクト孔58を形成する。コンタクト孔58を介し
てこのN型のソース,ドレイン領域に接続されるビット
線56を、層間絶縁膜47表面上に形成する。層間絶縁
膜48を形成して、このビット線56を含めて層間絶縁
膜47表面上を覆う。
【0005】このような構造のもとで、まず、層間絶縁
膜48,47を貫通して上記トランジスタのソース,ド
レイン領域の他方に達するコンタクト孔57が形成され
る。全面に燐がドープされた多結晶シリコン膜が形成さ
れ、この多結晶シリコン膜がパターニングされて容量下
部電極2が形成される。次に、有機原料であるペンタエ
トキシタンタル(Ta(OC2 5 5 )ガスと酸素と
を用いた減圧気相成長法により、容量下部電極2表面上
を含めた層間絶縁膜48表面上に酸化タンタル膜11が
形成される〔図5(a)〕。次に、この酸化タンタル膜
11のリーク電流特性を改善するために酸素雰囲気での
高温熱処理が行なわれ、酸化タンタル膜11が酸化タン
タル膜11Bになる〔図5(b)〕。この熱処理温度
は、一般的に700〜900℃である。続いて、容量上
部電極3が形成される〔図5(c)〕。この上部電極3
としては、窒化チタン膜,タングステン膜あるいは多結
晶シリコン膜等が用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した容量素子にお
いては、以下に述べる問題点がある。従来の容量素子形
成工程において、容量下部電極2を構成する多結晶シリ
コン膜表面上に酸化タンタル膜11を形成し、リーク電
流特性改善のために、酸素雰囲気での高温熱処理を施す
ことにより、酸化タンタル膜11を酸化タンタル膜11
Bにしている。このように形成された容量絶縁膜を有す
る容量素子では、酸化シリコン膜換算膜厚(比誘電率ε
r =3.9)にして約3nm(CS =11.5fF/μ
2 )の容量値しか得られない。これは、この酸素雰囲
気での高温熱処理により、酸化タンタル膜11Bと容量
下部電極2との界面に約2nm程度の厚めの酸化シリコ
ン膜が形成されるためである。この(約2nm程度の酸
化シリコン膜と酸化タンタル膜11Bとが積層された)
容量絶縁膜を256MビットDRAMなどの容量素子へ
適用した場合、十分な容量値は得られない。
【0007】また、従来技術で形成される容量素子のリ
ーク電流特性では、リーク電流密度Jが10-8A/cm
2 となる電圧は約0.7Vと小さく、実デバイスに十分
適用できる特性を有していない。さらに、この容量素子
を形成した後、イオン注入の活性化や層間絶縁膜のリフ
ローなどの高温熱処理を行なうと、よりリーク電流特性
が劣化してしまうという問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、容量下部電極をなす多結晶シリコン膜の表面
の自然酸化膜を除去し、ランプアニールを用いた急速
熱による第1の窒化処理によりこの多結晶シリコン膜表
面を窒化し、酸化タンタル膜を形成する工程と、上記酸
化タンタル膜の表面を直接に覆い,窒化チタン膜もしく
は窒化タングステン膜からなる導電性窒化膜を成膜し、
この導電性窒化膜に対して第2の窒化処理を行なう工程
と、少なくとも上記導電性窒化膜を含んでなる導電体膜
により、容量上部電極を形成する工程とを有する。
【0009】好ましくは、酸化タンタル膜の形成方法
が、有機系のタンタル原料を用いた化学気相成長法であ
る。また、酸化タンタル膜の緻密化処理が、電気炉によ
る加熱,ランプ加熱を用いた急熱加熱,およびプラズマ
処理による加熱の少なくとも1つを用いた酸素雰囲気も
しくは亜酸化窒素雰囲気での処理である。さらにまた、
上記第2の窒化処理が、アンモニア雰囲気,窒素雰囲気
あるいは亜酸化窒素雰囲気でのプラズマ処理である。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。本発明の実施例の説明に先だって、まず、本発明の
実施例が適用される半導体装置について説明する。
【0011】半導体装置の断面模式図である図1を参照
すると、本発明の一実施例が適用されるDRAMは、以
下のような構造になっている。
【0012】P型シリコン基板41表面にはNウェル4
2が形成され、Nウェル42表面には第1のPウェル4
3aが形成され、Nウェル42周辺の表面にはN型分離
領域45が形成されている。Nウェル42を除いたP型
シリコン基板41表面には第2のPウェル43bが形成
されている。Pウェル43aとPウェル43bとは、上
記N型分離領域45とこの表面上に設けられたフィール
ド酸化膜46とにより素子分離されている。
【0013】第1のPウェル43a表面上には、フィー
ルド酸化膜46により素子分離された活性領域にメモリ
セルを構成するそれぞれのトランジスタ50が形成され
ている。図4では、一対のメモリセルのみを図示してあ
る。それぞれのトランジスタ50は、Pウェル43a表
面に設けられたN型のソース・ドレイン領域51a,5
1bと、Pウェル43a表面上に設けられたゲート絶縁
膜52と、ゲート絶縁膜52を介してPウェル43a表
面上に設けられた多結晶シリコン膜53およびシリサイ
ド膜54が積層してなるゲート電極55とから構成され
ている。これらのトランジスタ50は、第1の層間絶縁
膜47により覆われている。この層間絶縁膜47には、
一対のトランジスタ50が共有する(一方の)ソース・
ドレイン領域51aに達するコンタクト孔58が設けら
れている。層間絶縁膜47表面上に設けられたビット線
56は、このコンタクト孔58を介して、上記ソース・
ドレイン領域51aに接続されている。
【0014】このビット線56は第2の層間絶縁膜48
により覆われている。この層間絶縁膜48の上には、
(点線で囲んだ)容量素子部70が設けられている。す
なわち、本実施例によるスタック型の容量素子は、容量
下部電極2Aと、容量絶縁膜としての酸化タンタル膜1
1Aと、容量上部電極3Aとから構成されている。層間
絶縁膜48,47を貫通して一対のトランジスタ50の
それぞれの(他方の)N型のソース・ドレイン領域51
bに達するコンタクト孔57を介して、一対の容量下部
電極2Aは、それぞれのソース・ドレイン領域51bに
接続されている。また、上記容量上部電極3Aは、一対
のメモリセルのそれぞれの容量素子に共通して連続的に
形成されている。この容量上部電極3Aは第2の層間絶
縁膜48表面上に延在し、上層配線と接続するための取
り出し部分となる容量上部電極3Aaが設けられてい
る。
【0015】上記容量素子部70は、第3の層間絶縁膜
49により覆われている。層間絶縁膜49に設けられた
コンタクト孔67を介して、層間絶縁膜49表面上に設
けられた複数のアルミ電極71のうちの1つのアルミ電
極71aは、上記容量上部電極3Aaに接続されてい
る。このアルミ電極71aは接地電位等の固定電位にな
っている。コンタクト孔67の側面および底面は窒化チ
タン膜72に覆われ、コンタクト孔67はタングステン
膜73により充填されている。また、アルミ電極71等
の底面にも窒化チタン膜72が設けられている。
【0016】一方、記憶装置の周辺回路を構成するトラ
ンジスタ60は、Pウェル43b表面に設けられたN型
のソース・ドレイン領域51と、Pウェル43b表面上
に設けられたゲート絶縁膜52と、ゲート絶縁膜52を
介してPウェル43b表面上に設けられた多結晶シリコ
ン膜53およびシリサイド膜54が積層してなるゲート
電極55とから構成されている。ソース・ドレイン領域
51の一方に、層間絶縁膜49,48,47を通して設
けられたコンタクト孔68を介して、アルミ電極71b
が接続されている。このコンタクト孔68も、上記コン
タクト孔67と同様に、側面および底面は窒化チタン膜
72に覆われ、タングステン膜73により充填されてい
る。同様に、周辺回路の他のトランジスタ60のゲート
電極55は、コンタクト孔を介してアルミ電極71cに
接続されている。
【0017】次に、本発明の一実施例について説明す
る。
【0018】半導体装置の製造工程の断面図であり,図
1の容量素子部70の部分拡大断面図である図2と、化
学気相成長装置の断面模式図である図3とを参照する
と、本発明の一実施例は、以下のようになっている。
【0019】まず、第2の層間絶縁膜48を形成し、層
間絶縁膜48,47を貫通するコンタクト孔57を形成
する。その後、化学気相成長(CVD)法により多結晶
シリコン膜を堆積し、この多結晶シリコン膜に燐をドー
プした後、パターニングを行ない容量下部電極2を形成
する〔図2(a)〕。なお、コンタクト孔57内を充填
する材料としては、容量下部電極2を形成するために形
成された燐がドープされた多結晶シリコン膜でもよい
が、予じめ別途形成するN型の多結晶シリコン膜,もし
くはタングステン膜等でもよい。
【0020】次に、この容量下部電極2表面の自然酸化
膜を希釈弗酸により除去した後、ランプアニールを用い
た急速熱窒化(RTN)処理を行ない、容量下部電極2
を構成する多結晶シリコン表面を窒化してその表面に窒
化シリコン膜(SiNX )(図示せず)を形成し、容量
下部電極2を容量下部電極2Aに変換する〔図2
(b)〕。上記RTN処理としてはアンモニア(N
3 )ガス中での処理が好ましく、RTN温度としては
800〜1100℃で行なうのが適している。また、自
然酸化膜の除去には、無水弗酸を用いてもよい。
【0021】次に、この容量下部電極2A表面上を含め
た層間絶縁膜48表面上に、酸化タンタル膜(図示せ
ず)をCVD法により堆積する。これの形成には、図3
に示す減圧化学気相成長(LPCVD)装置を使用す
る。原料ガスとしては、ペンタエトキシタンタル(Ta
(OC2 5 5 )ガスと酸素とを用いる。ペンタエト
キシタンタルガスは、ペンタエトキシタンタルがヒータ
14により気化室15内で気化され、キャリアガスアル
ゴンの導入管23によりバルブ22cを通して送られて
きたキャリアガスであるアルゴンガスにより、バブル2
2dを通して、半導体ウェハ18を搭載した基板ホルダ
17を載置した反応炉19へ導入される。同時に、酸素
ガスが、酸素ガスの導入管12からバルブ22bを通し
て反応炉19へ導入される。反応室19はヒータ16に
より熱せられており、導入された有機タンタルガスと酸
素ガスとが化学気相反応を起し、半導体ウェハ18表面
に酸化タンタル膜が堆積する。成長条件としては、気化
室15の加熱温度が30〜200℃,キャリアガスとし
てのアルゴンガスの流量が10〜1000sccm,酸
素ガスの流量が0.1〜20SLM,圧力が1.3×1
2 〜1.3×104 Paで行なうのが適している。こ
の反応室19には、上記導入管12,23の他にアルゴ
ンガスの導入管13が接続され、バルブ22aを介して
アルゴンガスが導入される。また、この反応室には、排
気口21を有する真空ポンプ20が接続されている。
【0022】上記酸化タンタンル膜が堆積された後、こ
の酸化タンタル膜が緻密化処理されて酸化タンタル膜1
1Aが形成される〔図2(c)〕。この処理は、電気炉
による加熱,ランプ加熱を用いた急熱加熱,およびプラ
ズマ処理による加熱の少なくとも1つを用いた酸素雰囲
気もしくは亜酸化窒素(N2 O)雰囲気での処理であ
る。
【0023】続いて、全面に窒化チタン膜(図示せず)
を堆積し、この窒化チタン膜(および酸化タンタル膜1
1A)をパターニングする。さらに、窒化処理が行なわ
れ、窒化チタン膜からなる容量上部電極3Aが形成され
る〔図2(d)〕。この窒化処理は、アンモニアガスを
用いたプラズマ処理である。この条件は、温度が室温〜
600℃,圧力が1.3×102 〜1.3×104
a,パワーが50〜500Wあるのが適している。ガス
としては、アンモニアガスの他に窒素ガスあるいは亜酸
化窒素(N2 O)ガスを用いてもよい。
【0024】なお、本実施例では容量上部電極3Aとし
て窒化チタン膜を用いたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、窒化チタン膜を最下層にした積層膜,窒
化タングステン膜あるいは窒化タングステン膜を最下層
にした積層膜等でもよい。
【0025】その後、第3の層間絶縁膜49の堆積およ
びリフロー、コンタクト孔67,68等の形成およびコ
ンタクト燐拡散層の形成、アルミ電極71,71a,7
1b,71c等の形成(図1参照)が行なわれ、DRA
Mが完成する。容量素子部70が形成された後の高温熱
処理としては、層間絶縁膜49のリフロー,コンタクト
孔68底面へのコンタクト燐拡散層の形成のための活性
化処理等があり、700〜850℃程度である。
【0026】上記一実施例の採用により得られた容量素
子の容量値は、酸化シリコン膜換算膜厚にして約2.5
nm程度(CS =13.8fF/μm2 )であり、従来
技術により形成された容量素子の容量値より大きな値と
なる。これは、容量下部電極2Aをなす多結晶シリコン
膜の表面がRTN処理により窒化され、酸化タンタル膜
11Aを形成するための緻密化処理(酸化処理)におい
て、多結晶シリコン膜表面の酸化を抑制するためであ
る。なお、この緻密化処理は、酸化タンタル膜のリーク
電気特性を向上される目的で行なわれる。
【0027】リーク電流特性のグラフである図4を参照
すると、上記一実施例の採用により得られた容量素子の
リーク電流特性は、以下のようになっている。ここで、
本実施例の効果を明かにするために、従来技術(ここで
は、容量上部電極3を窒化チタン膜で形成した)により
得られた容量素子のリーク電流特性も示してある。ま
た、両容量素子について、(リフロー,活性化処理等
の)高温熱処理の前後でのリーク電流特性も示してあ
る。
【0028】まず、高温熱処理前では、従来技術により
形成したものと比較して、本実施例により形成した容量
素子のリーク電流特性のほうが、良好な結果が得られて
いる。これは、容量下部電極表面の自然酸化膜の有無に
関係する。自然酸化膜の膜質は電気絶縁膜としては不十
分と考えられているが、本実施例においてはこの自然酸
化膜を除去した後RTN処理を行なって容量下部電極2
A表面に電気絶縁膜として良質な窒化シリコン膜を形成
しているためである。
【0029】さらに、高温熱処理後では、次のようにな
っている。従来技術により形成した容量素子のリーク電
流特性は、熱処理温度の上昇とともに、劣化している。
これは、(容量上部電極3を構成する)窒化チタン膜と
酸化タンタル膜11とがこの熱処理により反応するため
である。一方、本実施例による容量素子のリーク電流特
性は、熱処理を施しても際だった劣化は見られない。こ
れは、窒化チタン膜を窒化処理して容量上部電極3Aを
形成するため、ストイキオメトリな窒化チタン膜により
この容量上部電極3Aが構成されることになり、高温熱
処理における(容量上部電極3Aを構成する)窒化チタ
ン膜と酸化タンタル膜11Aとの反応が抑制できるため
と考えられる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
の製造方法によると、DRAMの容量素子の容量値の低
減とリーク電流特性の劣化とが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するDRAMの素子構造を示す断
面模式図である。
【図2】本発明の一実施例の製造工程の断面図であり、
図1における容量素子部70の部分の部分拡大断面図で
ある。
【図3】上記一実施例に使用するCVD装置の断面模式
図である。
【図4】上記一実施例の効果を説明するための図であ
り、容量素子のリーク電流特性を示すグラフである。
【図5】従来の半導体装置の製造工程の断面図である。
【符号の説明】
2,2A 容量下部電極 3,3A,3Aa 容量上部電極 11,11A,11B 酸化タンタル膜 12,13,23 導入管 14,16 ヒータ 15 気化室 17 基板ホルダ 18 半導体ウェハ 19 反応室 20 真空ポンプ 21 排気口 22a〜22d バルブ 41 P型シリコン基板 42 Nウェル 43a,43b Pウェル 45 N型分離領域 46 フィールド酸化膜 47,48,49 層間絶縁膜 50,60 トランジスタ 51,51a,51b N型のソース・ドレイン領域 52 ゲート絶縁膜 53 多結晶シリコン膜 54 シリサイド膜 55 ゲート電極 56 ビット線 57,58,67,68 コンタクト孔 70 容量素子部 71,71a〜71c アルミ電極 72 窒化チタン膜 73 タングステン膜

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量下部電極をなす多結晶シリコン膜の
    表面の自然酸化膜を除去し、ランプアニールを用いた急
    加熱による第1の窒化処理により該多結晶シリコン膜
    表面を窒化し、酸化タンタル膜を形成する工程と、 前記酸化タンタル膜を緻密化処理する工程と、前記酸化タンタル膜の表面を直接に覆い,窒化チタン膜
    もしくは窒化タングステン膜からなる導電性窒化膜を成
    膜し、該導電性窒化膜に対して第2の窒化処理を行なう
    工程と、 少なくとも前記導電性窒化膜を含んでなる導電体膜によ
    り、容量上部電極を形成する工程と を有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記酸化タンタル膜の形成方法が、有機
    系のタンタル原料を用いた化学気相成長法であることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記酸化タンタル膜の緻密化処理が、電
    気炉による加熱,ランプ加熱を用いた急熱加熱,および
    プラズマ処理による加熱の少なくとも1つを用いた酸素
    雰囲気もしくは亜酸化窒素雰囲気での処理であることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の窒化処理が、アンモニア雰囲
    気,窒素雰囲気あるいは亜酸化窒素雰囲気でのプラズマ
    処理であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
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