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JP2678588B2 - ギア式ブランケット端縁締付装置付広巾ニッププレス装置 - Google Patents

ギア式ブランケット端縁締付装置付広巾ニッププレス装置

Info

Publication number
JP2678588B2
JP2678588B2 JP8121343A JP12134396A JP2678588B2 JP 2678588 B2 JP2678588 B2 JP 2678588B2 JP 8121343 A JP8121343 A JP 8121343A JP 12134396 A JP12134396 A JP 12134396A JP 2678588 B2 JP2678588 B2 JP 2678588B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blanket
shoe
end plate
clamping
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8121343A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08337990A (ja
Inventor
ジェイムズ・ジョウゼフ・ディディヤー
Original Assignee
ベロイト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベロイト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド filed Critical ベロイト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Publication of JPH08337990A publication Critical patent/JPH08337990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2678588B2 publication Critical patent/JP2678588B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • D21F3/0218Shoe presses
    • D21F3/0227Belts or sleeves therefor
    • D21F3/0245Means for fixing the sleeve to the roller end

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  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙ウエブから水を
押出す広巾ニッププレス装置に関する。より詳しくは、
本発明は、プレスシューとブランケット間に配された潤
滑剤がブランケット内に密封又は内蔵された林檎形密封
広巾ニッププレスに関する。更に詳しくは本発明は、か
かる装置のブランケット端のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】広巾ニッププレスは、製紙機械における
製紙用プレス装置であって、ウエブが押圧ニップを通過
する間の滞留時間を増加させる。典型的には、ニップは
整列した軸を有する2つのロールが相互に接して配され
た時の共通の接線周辺の狭い領域として連想される。ロ
ール間のニップは以前から製紙において水分を除去し紙
ウエブ中の繊維を平滑表面に圧縮するために用いられて
きた。
【0003】製紙機械では、ニップ面積を増しそうして
ロールと紙との間のより大きな熱伝達を生じさせ得る比
較的低い圧力、より大きな均一な押圧に紙ウエブをさら
すことが好ましいとされている。ある状況では、ニップ
はロールの一方又は双方の表面を軟らかな材料でコーテ
ィングすることにより拡大することが出来る。軟らかい
ローラの使用は、ニップを通るウエブの方向に沿って1
インチを若干超える長さのニップの形成を可能とする。
【0004】これより大きなニップの要請は、いわゆる
広巾ニッププレス(ENP)の開発につながった。EN
Pは、バッキングロールとバッキングロールの凸面に合
致する凹面を有し紙ウエブの走行方向に沿って10イン
チのオーダの長さに亘ってロールと協働する長いシュー
を採用する。ニップの半分を形成するシューは固定され
ている。更に修正がない限り、シューとバッキングロー
ル間に形成されるニップを通る紙ウエブには動かないシ
ュー上で耐え難い摩擦が生ずることになる。
【0005】この問題を克服するために、円筒状の管を
形成する支承ブランケットがシュー上にかつシューを支
える支持軸周りに摺動自在に配される。支承ブランケッ
トとシューとの間の摩擦は、ニップとブランケット裏側
との間に供給される油の膜の存在によって著しく軽減さ
れる。かくしてブランケットは油膜によりシュー上に自
由に摺動する。
【0006】紙ウエブの乾燥又はプレスを促進するた
め、紙ウエブがシュー上でバッキングロールと支承ブラ
ンケット間の広巾ニップを通過する時、フェルト又はブ
ランケットがしばしば紙ウエブの下に配されこれを支持
する。バッキングロール、紙ウエブ及び、もしあれば、
ウエブ支持ブランケットは、摩擦係合し、そして更に支
承ブランケットの上表面と係合し、支承ブランケットを
シュー上に摺動させると共に、シュー及びその支持軸周
りに回転させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ある型の広巾ニッププ
レスでは支承ブランケットはロールにより引張され支持
される結果、円筒状ブランケットの端部は開放される。
支承ブランケットの開放端はウエブの油汚染の問題を引
起す。シューとブランケット間に配される潤滑油はブラ
ンケット端縁部周辺ににじみ出し、それでプレスフェル
ト及び紙ウエブが汚染される傾向がある。
【0008】更に、このような油は霧状になり周辺の装
置に油膜として付着しがちである。このような油膜は、
歩行路や作業梯子を滑り易くする問題がある。また、霧
化した油滴は比較的低い引火点を有するので火災の危険
性がある。この問題の解決は、ブランケットの端部をシ
ュー支持軸に設けられた回転する2つの鏡板に対してシ
ールすることであった。支承ブランケットの端縁部はシ
ューを越えて拡張され、そこでブランケット端縁部は回
転する円板型鏡板にシール又は結合できるように自由に
円形断面を形成する。
【0009】ブランケットの鏡板部における断面は円形
であるが、シューとバッキングロール間のニップを通る
断面はいくらか林檎の断面に似た形を有する。ブランケ
ットの形は円形で林檎の茎状の凹状にくぼんだ表面を有
している。かくして、プレスブランケットがニップを通
過する時、プレスブランケットは弾性変形する。より詳
細には、ニップ端部とブランケット端部の間でブランケ
ットの材料は、ニップの形状から回転する鏡板組立部に
取付けられたブランケットの円形端部へと移行する時に
複雑な湾曲を形成する。ブランケット中に複雑な湾曲が
できる結果、ブランケットは定期的に取替えねばならな
い。
【0010】広巾ニッププレスが一部を構成する典型的
な製紙機械は、一時間当り50万平方フィート以上の紙
を生産することができる。それ故、休止時間は高価であ
り、ブランケットを回転する鏡板組立部に締付ける方法
は迅速かつ正確なブランケットの取替のできるものでな
ければならない。必要なものは、改善された容易さと性
能をもったブランケット対鏡板締付装置である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の広巾ニッププレ
ス装置は、ギア作動のブランケット端縁締付を行う終端
のない環状ニップブランケットを採用する。この広巾ニ
ップ装置はプレスフレームを有し、プレスフレームには
バッキングロールが回転すべく設けられている。凹面を
形成する長いシューがプレスロールの下方にそれに対向
して配されている。シューの凹面と対向するプレスロー
ルの面とが広巾ニップを形成する。
【0012】典型的には約10インチ長さのニップが、
紙ウエブをプレスロールとの広巾の高圧の接触に引込
む。広巾で高圧のニップ通過を行わせることは、製紙機
械における紙ウエブの水分除去及び乾燥を促進するため
のプレス、インパルス乾燥機及びそれらの類似装置によ
く用いられている。
【0013】紙ウエブ又はその支持フェルトとシューと
の間の摩擦を下げるため、潤滑された終端のないブラン
ケットがシューの凹面上を通過させられる。シューの凹
面上に乗るブランケットの内面は、ブランケットが乗る
加圧された油膜を形成する油で潤滑される。油膜により
問題が発生する。
【0014】紙ウエブが毎分3,000フィートで動く
近代の高速の製紙機械では、ニップブランケットもまた
毎分3,000フィートで動き、シューの下流側に油滴
の噴霧を発生させる。これらの油滴がブランケットの内
側から自由に外に出ると、紙ウエブを汚染すると共に安
全上及び火災の障害を及ぼす。
【0015】ブランケットの内側をシールするために、
本発明のブランケットの端部は回転自在に設けられた鏡
板に対してシールされる。鏡板はその回転軸周りに半径
方向に延びており、かつ、鏡板の回転軸に沿って延びる
シールリングを有する。シールリングの内面はブランケ
ット端部に隣接してブランケットの外面の一部に対向し
それをとり囲んでいるシール面を形成する。
【0016】ブランケット端部はシールリングのシール
面に押しつけられそれに対してシールされる。ブランケ
ット端部をシール面に押しつける機構は、シール面に合
致しかつ鏡板の回転軸周りに半径方向に設けられた24
個の凸状シューから成る。
【0017】シューは、主枢支リンクに枢支状に設けら
れ、主枢支リンクは鏡板に枢支状に設けられている。ジ
ャッキリンクが各主リンクを拡張するギアリングに結合
している。ジャッキリンクは、一方端が主リンクの中心
に枢支状に設けられ、他方端はギアリングに枢支状に設
けられている。
【0018】ギアリングは、鏡板の回転軸周りに回転自
在に鏡板に設けられている。ギアリングの内側には、対
向する2つのギア歯のついた部分がある。ギア歯のつい
た部分はギアリングの円周に沿ってほぼ2.5度に延
び、ギアリングと一体に形成されている。対向する2つ
のピニオンギアがギア歯のついた部分を駆動すべく設け
られている。ピニオンギアは鏡板を通って鏡板の外側面
に延びる軸上に設けられている。
【0019】軸が鏡板の外側から回転させられると、拡
張するギアリングはほぼ2.5度回転する。ギアリング
の回転はジャッキリンクを主リンクに押付け、主リンク
を半径方向外方へ旋回させる。主リンクの外方に向う動
きは、鏡板の周方向に間隔を置いて配されたシューを締
付面に向って外方に動かし、それによってブランケット
端を締付面に締付ける。ギアリングは締付リング及びシ
ューの軸線上かつ半径方向内方に配され、鏡板の外側面
からボルトにより確実にギアとの締付係合を行わしめ、
そうしてシューを締付位置に保持するように配置されて
いる。
【0020】別の実施の形態では、ジャッキリンクは、
リンク部材の変形をなすばねによる偏倚を行う。
【0021】広巾ニッププレスの運転中は、ブランケッ
トはばたつき等を防止するため内圧によって緊張保持さ
れる。運転始動時は、毎平方インチ当り1ポンドの圧が
使用される。運転速度では、ブランケットを半径方向に
拡張した状態に保持するため遠心力も役立つので、運転
時の圧力は半分に減じられる。
【0022】本発明の目的は、シューブランケットを取
替えるのに要する休止時間を、減少させるブランケット
端シールを提供することである。
【0023】本発明の別の目的は、空気及び油の漏れな
い広巾ニップブランケットのシールを提供することであ
る。
【0024】本発明の更なる目的は、内部ガイドを要し
ない広巾ニップブランケットを提供することである。
【0025】本発明の更なる目的、特徴及び利点は、添
付の図面を参照し、以下の詳細説明により明らかとなろ
う。
【0026】
【発明の実施の形態】より詳しくは図1〜図14を参照
し、図中同じ符号は類似の部材を示す。広巾ニップブラ
ンケット締付装置20は図1〜図5に示される。図9に
示された如く、広巾ニッププレス22はシュー26に対
向して配されるバッキングロール24を有する。シュー
は、バッキングロール24の円筒面30に合致しバッキ
ングロール24とシュー26との間にニップNを形成す
る凹面28を有する。
【0027】連続した環状ブランケット32は、ロール
24とシュー26との間のニップNを通って延びてい
る。プレスフェルト34がブランケット32上に通って
おり、紙ウエブWは、ブランケット32、フェルト34
及びウエブWがニップNを通過する時フェルト上に支持
される。シュー26は、ピストン空洞40内を動く油圧
ピストンにより支持され、かつ、ロール24の表面30
に合致させられる。
【0028】ピストン空洞40は、回転しない支持ビー
ム42中に形成されている。図9に示された広巾ニップ
プレス22は製紙技術ではよく知られている。これは製
紙機械のプレス部及び乾燥部における紙ウエブのプレス
工程及び乾燥工程に使用されている。
【0029】図9に示された如く、ブランケット32は
そのニップNの通過により生ずる特徴的な林檎形状を有
する。凹面28上のブランケット32の通過は、ニップ
Nを通るブランケットを支え潤滑する油の膜(示されて
いない)によって容易にされる。この潤滑油は、ブラン
ケット32の端部が密封されていないと、ブランケット
32の内側44から漏れ出る傾向がある。
【0030】ブランケット32の密封は、ブランケット
32をバッキングロール24の端部を越えて延長し、こ
れを円形断面をなすように作り、そうして図5に示され
た如く円形の鏡板46によりシールすることによって容
易に達成される。鏡板46は固定支持部材48の軸受5
0上に回転自在に設けられる。これらは更に、シュー支
持ビーム42に設けられる。
【0031】従来の鏡板対ブランケット端部シールで
は、鏡板のシール面は半径方向外方に面している。ニッ
プブランケット32は、シール面上に引伸ばされ、そこ
に締付けられる。このような従来の取付装置の問題点
は、ブランケット32を2つの鏡板の間に配するべくブ
ランケット32を一方の鏡板上を越えて通過させること
の困難性である。
【0032】ブランケット締付組立部又はブランケット
端縁締付組立部20は以下の方法によりこれらの困難性
を克服する。図5に示した如く、シールリング52は、
図6に明らかに示されたブランケット端部カバー54に
よって鏡板46に結合されている。シールリング52
は、鏡板の軸線上に通常円筒状をなしている。カバー5
4はシールリング52に対して通常垂直に延びる環状板
である。
【0033】端部カバー54はボルト56により鏡板4
6に、そしてボルト58によりシールリング52にボル
ト締めされている。端部カバー54は、ドラム端部の鏡
板46から外方に間隔を置いてシールリング52を保持
する。シールリング52は、ドラム端部の鏡板46の回
転によって形成される軸線60に沿ってドラム端部の鏡
板46の間に内方に延びている。
【0034】各シールリングはシール面を形成する半径
方向内方に面する表面62を有する。シール面62は軸
線60に沿って延び軸線60に向って内方に面してい
る。図5に示されたブランケットシュー組立部64は、
支持ビーム42上に設けられた2つの鏡板46からな
る。支持ビーム42は機械フレーム66に設けられてい
る。支持ビーム42は、ブランケット32の下にあるシ
ュー26を支持している。
【0035】ブランケットシュー組立部はまた、図1及
び図5に示されたような拡張可能な2つの締付組立部6
8を含む。拡張可能な締付組立部68は各鏡板46に接
続され、両組立部は一緒になってブランケット32を取
はずし可能に保持する。各拡張可能な締付組立部68は
複数の締付シュー70を有する。
【0036】図8に示された締付シュー70は軸線60
周りに円周上に、かつ、シールリング52のシール面の
内方に半径方向に間隔を置いて配されている。各締付シ
ューは、第一枢支ピン72により主枢支リンク74に枢
支状に設けられ、主枢支リンク74は更に第二枢支ピン
76により鏡板46に枢支状に設けられている。
【0037】図8に示された2つのジャッキリンク78
が、第三枢支ピン80により主リンク74のほぼ中間点
に枢支状に設けられている。ジャッキリンクは主リンク
74の両側に配され、両ジャッキリンク78は第四枢支
ピン84により拡張するギアリング82に連結されてい
る。
【0038】図15に示された如く、ギアリング82の
半径方向の内面88は鏡板46の肩部150に乗ってい
る。リングの内面88は、内面88に一体で形成された
短い区間の2つのギア歯部分90を有する。図1に示さ
れた如く、ギア歯部分90は回転軸60周りに相互に対
向して配され、ギアリングの円周に沿ってほぼ2.5度
で延び、ギアリングと一体に形成されている。ピニオン
ギア92がギアリング82のギア部分90と係合してお
り、2つのピニオンギア92の回転が鏡板46に対する
ギアリングの回転を引起すようになっている。
【0039】ブランケット32は、図9に示された林檎
形から図5に示された円筒状締付装置に移る間に2方向
の湾曲を行う。ブランケットにかかる2方向湾曲及びそ
の他の負荷はブランケット32を定期的に取替えること
を要する。ブランケット32の取替はブランケットシュ
ー組立部64の一方からリング端カバー54とシールリ
ング52を取はずすことにより行われ、その結果ブラン
ケット32は鏡板46上を容易に通過することができ
る。
【0040】ブランケット32を取はずすために、締付
組立部68は、図4及び図5の右上部分に示された締付
解除状態に調整される。リング端カバー54は、2つの
下側セグメント142と2つの上側セグメント144か
らなる4つの90度の円弧部分で形成される。
【0041】ブランケット32の取付には、牽引用締付
具102がブランケットに接続され、そして取付ケーブ
ル100が牽引用締付具に接続され、隣接しない2つの
端部カバーセグメント142によって支持されたシール
リング52の下を通される。図5の右部分に示された如
く、ブランケット32を取付ける時には2つの上側セグ
メント144を取はずすことにより、取付ケーブル10
0と牽引用締付具102はシールリング52の下を通す
ことができる。
【0042】図5の右下部分に示された如く、ブランケ
ット牽引用締付具102が、対向するシール面62とシ
ュー締付面104との間でブランケットを引寄せてしま
うと、拡張可能な締付組立部68は、軸94の端部に設
けられたアレン型レンチ受口106の手段によるピニオ
ン軸94の回転により作動される。ピニオン軸94の回
転により、ピニオンギア92が回転させられ、それでギ
ア歯90が動かされる。こうしてギアリング82は鏡板
に対して回転する。
【0043】ギアリング82が回転すると、ジャッキリ
ンク78が動かされ、主リンク74を図3に示した如く
外方に旋回させ、遂には締付シュー70は半径方向外方
に移動させられ、図2に示した如くブランケット32の
内面に係合し、ブランケット32を正しく締付けシール
する。
【0044】ピニオンギアは図5に示した如くピニオン
軸ナット109によりしっかりと固定することができ
る。ナット109はピニオンギア92を回転しないよう
締付ける。図15に示されたように、ギアリング82
は、鏡板46の肩部86と鏡板46を通って延びるボル
ト112により締付位置に保持されている締付リング1
10の締付表面108との間に締付けられている。
【0045】ジャッキリンク78と主リンク74とを組
合せたギアリング82の作用は、ピニオンギアが図2〜
図4に示した如くギアリング82を回転させるとシュー
70を外方に動かすカムを構成する。図8に示した如
く、シュー70は中央溝116により分割された2つの
側面部材114で構成される。2つの側面部材は支柱1
18により一体に保持されている。シュー70は組立に
より又は一体の精密鋳造により構成することができる。
【0046】ブランケットシュー組立部64は、ブラン
ケット32のばたつきを防止し、シュー26の端縁のた
わみを減ずるため内部加圧を採用する。典型的なブラン
ケットシュー組立部64では、運転時の内部加圧は毎平
方インチ当り0.5ポンドであり、始動時の加圧は1p
siそして最高加圧能力は2psiである。始動時には
ブランケット32を半径方向外方に延びる位置に保持す
る遠心力が利用できないので、より大きな圧力が必要と
される。直径5フィートのブランケットが毎分3,00
0フィートのウエブWの速度で使用される運転時速度に
なると、ブランケット32の回転速度はほぼ191RP
Mとなる。
【0047】運転速度でもブランケット32のばたつき
をなくすにはある程度の内部加圧が必要とされる。ブラ
ンケット32のばたつきは、製紙機械におけるウエブW
の変化又は運転パラメータの変化によって誘引され得
る。内部加圧の使用は、内部のブランケットガイドの必
要性を減じ、ブランケットガイドとブランケット32間
の接触によるブランケットの摩耗の可能性を減少させ
る。内部加圧と潤滑油はブランケットシュー組立部64
の内部を外部からシールすることを必要とする。シール
は油と空気の双方に耐えるものでなければならない。
【0048】図5に示した如く、支持ビーム42に設け
られた固定隔壁120と鏡板46に設けられた回転隔壁
122は、二方向湾曲領域では内部軸受潤滑油がブラン
ケット32に付着するのを防ぐ助けとなり、またブラン
ケットが林檎形である領域では油がブランケットに付着
するのを防ぐ。ブランケットが回転すると、この油はブ
ランケットについてニップシュー及びブランケットニッ
プまで運ばれ、ここで油はニップから排除され油溜め中
に落ち、そしてブランケットシュー組立部64から搬出
される。
【0049】内部空気圧や油の洩れは更に、ドラム鏡板
46に設けられたワイパリップ(拭き取り突出縁)12
6を有するリップシール(突出縁付シール)124によ
り防止される。内部空気圧は固定支持部材48に設けら
れたシール面に対してリップを押付ける。ラビリンスシ
ール130は排油管132と組合せてブランケット組立
部64の内部から出てくる油を確実に集める助けとな
る。鏡板46に対してブランケット32をシールするこ
とは、リング端部カバー54に対してシール表面62を
シールし、シールリング52をシールすることを含む。
そうしてリング端部カバーは相互間及びドラム鏡板46
に対してシールされる。
【0050】図10に示されたように、ブランケット3
2は、シュー70の側面部材114の外側面104によ
りシール面62に押付けられる。畝状隆起134がシー
ル面62から半径方向内方に突出しシュー側面部材11
4の外側面104にブランケットを係合させ、空気及び
油の漏らないシールの形成を助ける。シールリング52
はOリング136によりリング端カバー54に対してシ
ールされる。
【0051】ボルト56,58のシールワッシャ138
がボルト56,58周りの漏れを防止する。最後に端部
カバー54はOリング140によってドラム鏡板46に
対してシールされる。図7に示されたように、上側セグ
メント144と下側セグメント142間の接続部146
は、ネオプレンガスケット148でシールされる。
【0052】ブランケット32とシールリング52間の
シールを行う別の実施の形態が図11に示されている。
この装置では、2つの把持バンド150がシールリング
52のシール面62に設けられている。シール用バンド
150の間に間隔を置いて、軟らかいゴムの空気シール
152がシールリング52中に形成された溝154中に
設けられている。スプロケット92が押しねじ160と
キー162によってピニオン軸94に保持されている。
【0053】ブランケット端締付装置20は、ブランケ
ット32を固定されたシュー26とその支持ビーム42
上に引張る工程を簡単化して機械の休止時間を減少させ
る。これは、ブランケット32を取はずし可能なシール
リング52の内方に面したシール面62に対してシール
することにより達成される。
【0054】拡張可能な締付組立部68は、ピニオン軸
94の手段により一方又は双方のピニオンギア92を回
転させるという簡単な手段でブランケットシュー組立部
64に対して内側にあるシール面62にブランケット3
2を締付けることを可能にする。ピニオン軸94はブッ
シュ96を通って延び、ブランケットシュー組立部64
の外部から鏡板46の外側面における作業を行うことが
できる。
【0055】図12〜図14に示された如く、別の実施
の形態によるブランケット端シール装置200は端部シ
ール装置20に類似しているが、各主リンク74の2つ
のジャッキリンク78は1つのばね拡張式ジャッキリン
ク202で置き換えられている。拡張ジャッキリンク2
02は、各々ピン206によりギアリング208に枢支
状に接続された第一セグメント204を有する。軸21
0は各第一セグメント204から半径方向外方に延びて
いる。
【0056】第二拡張リンクセグメント212は第一セ
グメント軸210に摺動自在に設けられている。第二セ
グメント212は円筒状穴214を有し、それにより第
二セグメントは、第一リンクセグメント204の一部で
ある軸210の上下に動き得るようになっている。軸2
10は穴230を有し、そこに第一セグメント204、
ばね226及び第二セグメント212が組立てられた後
ピン232が挿入される。
【0057】第二セグメント212は溝234を有し、
その中でピン232は拡張リンク組立部202の長さが
変化するにつれて自由に摺動することができる。この拡
張可能な又は圧縮可能なジャッキリンク202は、すべ
ての構成部品の機械加工公差に対しブランケット32を
取はずし可能なシールリング52に積極的に締付けるこ
とを可能にする。2つの耳部216が第二セグメント2
12から突出し、ピン218によって主リンク220に
接続されている。主リンク220は鏡板222と締付シ
ュー224間に枢支されている。
【0058】ばね226は、第二セグメント212とそ
れにより主リンク220を第一セグメント204から離
すように偏倚させている。ばね226は、第二セグメン
ト212の一部である円筒管228を取り囲むコイルば
ねとすることが好ましい。ばね付拡張ジャッキリンク2
02は、主リンクが正しい公差で機械加工されていなく
ても、ブランケット(示されていない)との定常的な係
合を確実にする。
【0059】拡張可能な締付組立部68はここに示され
た以外の拡張可能な締付組立体として使用することが可
能である。
【0060】また、ブランケット端部シール20は製紙
機械の特定部分に限定されず広巾ニッププレスの必要な
所にはどこでも使用することができよう。
【0061】発明は、ここに図示され説明された特定の
構成及び部品配置に限定されず、以下の請求の範囲内に
入るそれらの修正形をも含むものである。
【0062】
【発明の効果】本発明のブランケット締付装置によれば
ブランケットを固定シュー上に引張り締付ける工程を簡
単化してブランケットの取替に要する機械の休止時間を
減少させることができる。また、ブランケットを締付け
る作業は鏡板の外部からボルトを回転させて行うのみで
迅速かつ正確に実施することができる。
【0063】更に、締付シュー他の手段によりブランケ
ット端縁部のシールを確実に行うことができるので、固
定シューとブランケット間に配される潤滑油の洩漏を確
実に防止し歩行路や作業梯子への油膜の付着を防止し安
全を確保できる上に、霧状油滴の引火による火災の危険
を減少させることができる。また、ブランケット内部を
加圧することによりブランケットのばたつきを防止する
と共に、ブランケットガイドをなくすことによりブラン
ケットガイドとの接触によるブランケットの摩耗をなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の締付機構部分のみを示す図5の線1−
1に沿う締付機構の部分断面図である。
【図2】図1の締付機構の締付位置における部分断面図
である。
【図3】図1の締付機構の部分的に締付を解除した位置
における部分断面図である。
【図4】図1の締付機構の完全に締付を解除した位置に
おける部分断面図である。
【図5】本発明の広巾ニッププレスの部分的詳細断面図
である。
【図6】図5の線6−6に沿うブランケット端部カバー
の側面図である。
【図7】図6の線7−7に沿う本発明の端部カバーの詳
細断面図である。
【図8】本発明の締付シューの斜視図である。
【図9】典型的な広巾ニッププレスの断面略図である。
【図10】別のブランケット締付組立部20の部分断面
図である。
【図11】更に別のブランケット締付組立部20の部分
断面図である。
【図12】リンク部材の変形をなすばね付ジャッキリン
クを有する別のブランケット締付組立部の部分断面図で
ある。
【図13】部分的に切り欠いた図12の組立部のジャッ
キリンクの側面図である。
【図14】図13のジャッキリンクの線14−14に沿
う断面図である。
【図15】図1の線15−15に沿うジャッキリンクの
部分断面図である。
【符号の説明】
20 広巾ニップブランケット締付装置 22 広巾ニッププレス 24 バッキングロール 26 固定シュー 32 環状ブランケット 46 鏡板 52 シールリング 54 リング端部カバー 64 ブランケットシュー組立部 66 機械フレーム 68 締付組立部 70 締付シュー 74 主枢支リンク 78 ジャッキリンク 82 ギアリング N ニップ W 紙ウエブ

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスフレームと;前記プレスフレーム
    に対して回転自在に支持されたバッキングロールと;ウ
    エブの通過のための広巾ニップを前記バッキングロール
    との間に形成し、前記バッキングロールと協働する凹面
    を形成する長いニップシューと;終端のない環を形成す
    るブランケットを有し、前記ブランケットはウエブが前
    記ブランケットと前記バッキングロール間に配されるよ
    うに前記ニップを通って延び、更に前記ブランケットは
    第一及び第二側端縁を形成し、前記側端縁は相互に間隔
    を置いており;前記プレスフレームに回転自在に設けら
    れた少くとも一つの鏡板を有し、前記各鏡板は前記ブラ
    ンケット側端縁の一方を前記鏡板に対してシールするシ
    ール面を有しており、前記シールは前記ニップシューと
    前記ブランケット間に配された潤滑剤の漏出を防ぐよう
    に形成されており;締付面を有する複数の締付シューを
    有し、前記締付シューは前記鏡板の回転軸線周りに間隔
    を置いて前記鏡板のシール面と係合する位置にあり、一
    方のブランケット端縁が前記シール面と前記複数の締付
    シューの締付面との間に配されており;かつ、前記複数
    の締付シューの各締付シューに接続されたリンクを有す
    るカムを有し、前記カムはその動きが前記各締付シュー
    を半径方向外方に動かし前記締付シューの締付面を前記
    ブランケットと係合させ前記鏡板のシール面に押付ける
    ようにしてなることを特徴とする紙ウエブから水分を除
    去する広巾ニッププレス装置。
  2. 【請求項2】 前記リンクは前記鏡板と締付シューとの
    間に延びており;かつ更に、前記カムに枢支状に接続さ
    れた第一セグメントと;シューに枢支状に接続された第
    二セグメントを有し、前記第二セグメントは前記第一セ
    グメントに摺動自在に設けられ、かつ、ばねが前記第二
    セグメントを前記第一セグメントから離すように偏倚さ
    せてなることを特徴とする請求項1に記載された装置。
  3. 【請求項3】 前記カムは、前記鏡板に対して回転自在
    に設けられたリングを有し、前記リングの一部はギア歯
    を形成しており;前記鏡板を通って延びる軸と;前記軸
    に設けられ前記リングのギア歯と駆動関係において係合
    するピニオンギアを有し、各締付シューのリンクは前記
    鏡板と前記締付シューとの間に延びており;かつ、各リ
    ンクと前記リングとの間に延びるジャッキリンクを有し
    てなることを特徴とする請求項2に記載された装置。
  4. 【請求項4】 各締付シューは半径方向に延び軸方向に
    間隔を置いた2つの側面部材を有し、かつ、前記締付シ
    ューの締付面は、前記ブランケットが前記各締付シュー
    の2つの側面部材によって係合されるように前記締付シ
    ューの側面部材の半径方向外方に面した部分により形成
    されてなることを特徴とする請求項2に記載された装
    置。
  5. 【請求項5】 前記鏡板のシール面は、前記鏡板に取は
    ずし可能に接続され前記鏡板と実質的に同軸である円筒
    状リングによって形成されてなることを特徴とする請求
    項2に記載された装置。
  6. 【請求項6】 更に前記ブランケットを前記締付シュー
    に係合させるべく前記円筒状リングから半径方向内方に
    延びる突出部を有してなることを特徴とする請求項5に
    記載された装置。
  7. 【請求項7】 各々半径方向内方に面したシール面を形
    成する部分を有する回転自在の2つの鏡板と;前記鏡板
    のシール面に保持された端縁部を有する管状、可撓性か
    つ液不透性のブランケットと;前記鏡板の端部を支持す
    る固定支持部材を有し、前記鏡板端部は前記固定支持部
    材に対して回転軸線周りに前記ブランケットと前記鏡板
    端部とを回転させる軸受を含み;前記固定支持部材に設
    けられ、上に重ねられたバッキングロールと共に長いニ
    ップを有する押付域を形成するプレスニップシューを有
    し、前記ブランケットは回転により前記押付域を通って
    前記プレスニップシューと摺動係合するように動かさ
    れ;締付面を有する複数の締付シューを有し、前記締付
    シューは前記鏡板の回転軸線周りに間隔を置いて配され
    ると共に前記鏡板端部のシール面に面しており、前記ブ
    ランケット端縁部は前記シール面と前記複数の締付シュ
    ーの締付面との間に取はずし可能に係合しており;か
    つ、前記締付シューの各々に連なるリンクを有するカム
    を有し、前記カムが動かされると各締付シューは鏡板端
    部シール面に対して半径方向に変位するようにしてなる
    ことを特徴とする紙ウエブから水分を除去する広巾ニッ
    ププレス装置。
  8. 【請求項8】 前記カムは、複数のギア歯を形成された
    リングであり、かつ、軸が前記リングを駆動するギアを
    備え、前記軸が回転すると前記リングも回転するように
    してなることを特徴とする請求項7に記載された装置。
  9. 【請求項9】 各リンクは、前記鏡板に枢支状に取付け
    られた第一端と前記締付シューに枢支状に取付けられた
    第二端を有する第一部材と;前記リングに枢支状に接続
    された第一端と前記第一部材に枢支状に接続された第二
    端を有する第二部材を有し、前記軸が回転すると前記リ
    ングが回転し、前記第二部材を旋回させ、更に前記第一
    部材を旋回させ、そうして前記締付シューの締付面を前
    記シール面に向って動かすようにしてなることを特徴と
    する請求項8に記載された装置。
  10. 【請求項10】 前記各リンクは半径方向外方に偏倚さ
    せられてなることを特徴とする請求項7に記載された装
    置。
  11. 【請求項11】 プレスフレームと;前記プレスフレー
    ムに対して回転自在に支持されたバッキングロールと;
    ウエブの通過のための広巾ニップを前記バッキングロー
    ルとの間に形成し前記バッキングロールと協働する凹面
    を形成する長いニップシューと;終端のない環を形成す
    るブランケットを有し、前記ブランケットはウエブが前
    記ブランケットと前記バッキングロール間に配されるよ
    うに前記ニップを通って延び、かつ、前記ブランケット
    は第一側端縁と第二側端縁を形成する部分を有してお
    り、前記側端縁は相互に間隔を置いており;前記プレス
    フレームに回転自在に保持され、回転軸線を形成する対
    向する2つの鏡板を有し、前記各鏡板は前記回転軸線に
    面して軸線方向に延びるシール面を有しており、前記各
    鏡板のシール面は前記ブランケット側端縁の一方を取は
    ずし可能にシールしており、前記シールは前記鏡板と前
    記ブランケット間に配された潤滑剤の漏出を防ぐように
    形成されており;かつ、前記各鏡板に接続され半径方向
    外方に面する締付面を形成された少くとも1つの締付シ
    ュー組立部を有し、前記締付シューは前記ブランケット
    端縁の側端縁に取はずし可能に係合し、かつ、前記締付
    シューは前記ブランケットの側端縁を前記鏡板に締付け
    るために前記シール面に向って拡張可能であることを特
    徴とする紙ウエブから水分を除去する広巾ニッププレス
    装置。
  12. 【請求項12】 プレスフレームと;前記プレスフレー
    ムに対して回転自在に支持されたバッキングロールと;
    ウエブの通過のための広巾ニップを前記バッキングロー
    ルとの間に形成し前記バッキングロールと協働する凹面
    を形成する長いニップシューと;終端のない環を形成す
    るブランケットを有し、前記ブランケットはウエブが前
    記ブランケットと前記バッキングロール間に配されるよ
    うに前記ニップを通って延び、前記ブランケットは第一
    側端縁と第二側端縁を有し、前記側端縁は相互に間隔を
    置いており;前記プレスフレームに軸線周りに回転自在
    に設けられた第一鏡板と第二鏡板と;前記第一鏡板を通
    って延びる少くとも1つのピニオンギアと;前記鏡板と
    同軸でかつ前記ピニオンギアと係合するギアリングを有
    し、前記ギアリングの内側の少くとも一部は前記ピニオ
    ンギアによって回転駆動されるべく歯形を有しており;
    前記第一鏡板に前記ギアリングの半径方向外方に枢支状
    に接続された複数のリンクと;前記各リンクに前記ギア
    リングの半径方向外方に枢支状に接続された締付シュー
    と;前記ギアリングの回転が前記締付シューの半径方向
    の動きを引起すように前記各リンクと前記ギアリング間
    に枢支状に延びるジャッキリンクと;前記第一鏡板に前
    記締付シューの半径方向外方に取付けられた締付部材を
    有し、前記締付部材は半径方向内方に面する凹んだ円筒
    面を有しており、かつ、前記ブランケットは前記締付部
    材凹面と前記複数の締付シュー間に延びてその間に取は
    ずし可能に締付けられてなることを特徴とする紙ウエブ
    から水分を除去する広巾ニッププレス装置。
  13. 【請求項13】 更に、前記第一鏡板から軸方向内方に
    間隔を置いて前記第一鏡板に取はずし可能に固定された
    板を有し、前記板は前記ブランケットに対する前記締付
    シューの位置を固定するため前記ギアリングに対して取
    はずし可能に締付けられてなることを特徴とする請求項
    12に記載された装置。
  14. 【請求項14】 前記各締付シューは半径方向に延びか
    つ軸方向に間隔を置いた2つの側面部材を有し、締付シ
    ューの締付面が前記締付シューの側面部材の半径方向外
    方に面する部分により形成され、前記ブランケットは前
    記各締付シューの2つの側面部材によって係合されてな
    ることを特徴とする請求項12に記載された装置。
  15. 【請求項15】 更に、前記ブランケットを前記締付シ
    ューに係合させるべく前記締付部材の円筒面から半径方
    向内方に延びる突出部を有してなることを特徴とする請
    求項12に記載された装置。
  16. 【請求項16】 前記締付部材は4分割された取はずし
    可能な板によって前記第一鏡板に接続され、前記ブラン
    ケットを前記締付シュー周りの位置で引張ることを可能
    とするために前記板の2つを取はずし可能としたことを
    特徴とする請求項12に記載された装置。
  17. 【請求項17】 更に、前記締付部材の円筒面に取付け
    られ、前記ブランケットを前記締付シューに係合させる
    べく半径方向内方に延びる弾性部材を有してなることを
    特徴とする請求項12に記載された装置。
  18. 【請求項18】 前記各ジャッキリンクは、前記カムに
    枢支状に接続された第一セグメントと;シューに枢支状
    に接続された第二セグメントを有し、前記第二セグメン
    トは前記第一セグメントに摺動自在に設けられ、かつ、
    ばねが前記第二セグメントを前記第一セグメントから離
    すように偏倚させてなることを特徴とする請求項12に
    記載された装置。
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