JP2669771B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
置に関する。
室温との差に基づいて決定される燃焼量で燃焼するバー
ナと、バーナに燃焼用空気を供給する送風機と、決定燃
焼量に対応した空気がバーナに供給される様に送風機を
制御する制御器とを備える。
ーブ)のバラツキ等によって、機器毎に燃焼量- 送風機
回転数特性がばらつく事を防止する為、機具内に半固定
抵抗器を設け、作業者が出荷時等において半固定抵抗器
を調整し、同一の通電量に対して同一回転数が得られる
様にした、通電量制御式の温風暖房機が実用化されてい
る(従来例1)。
を配設し、決定燃焼量に対応した回転数で送風機が回転
する様にフィードバック制御(所謂、回転数制御)を行
なう温風暖房機も実用化されている(従来例2)。
は、以下の欠点を有する。 (ア)作業者が半固定抵抗器を一台一台毎に調整する必
要があり、又、運搬中の振動等により摺動子が動くと調
整値がずれてしまう。
する。 (イ)例えば、空気吸込口に設けられたフィルタの目詰
まりが進行すると、空気の通過量が減少して来るので送
風機の回転数は増加する傾向にある。しかし、回転数制
御では目標回転数を維持する為に送風機への通電量を減
らす様に制御が働くので、僅かなフィルタ詰まりでも空
気の流量が大きく減少する。その為、燃焼良好域の幅は
狭く、又、暖房機内の温度上昇を招き、安全装置付のも
のでは燃焼が頻繁に停止してしまう。
気の通過量が減少しない様に送風機の回転数を増加させ
る様にするには、燃焼量- 回転数カーブを目詰まり量に
対応してシフトさせる必要がある。
ーにより、温風の吹き出し方向を変更するものにおいて
は、ルーバーの作動状態に対応して、燃焼量- 回転数カ
ーブを変更する必要がある。
機を制御する必要があるので、開発工数が増大するとと
もに、制御が複雑となる。
数調整が不要である、通電量制御式の燃焼装置の提供に
ある。
本発明は、検出室温と設定室温との差に基づいて燃焼量
を決定する燃焼量決定手段と、決定された燃焼量で燃焼
するバーナと、該バーナに燃焼用空気を供給する送風機
と、該送風機の回転数を検出する回転数検出手段と、記
憶器と、前記送風機を制御する制御器とを備えた燃焼装
置において、前記制御器は、所定の小・大燃焼量に対応
する基準電流値が記憶されている基準電流値記憶部と、
前記所定の小・大燃焼量に対応する目標回転数と前記回
転数検出手段が検出した検出回転数とを比較する回転数
比較部と、前記目標回転数と前記検出回転数とが異なっ
ている場合に前記基準電流値を補正する基準電流値補正
部と、前記目標回転数と前記検出回転数とが一致すると
補正値を前記記憶器に記憶させる補正値書込部とを備
え、調整モードが設定された時、前記所定の小・大燃焼
量のうちの一方の燃焼量に対し、前記回転数比較部、前
記基準電流値補正部、及び前記補正値書込部における制
御を自動的に順次行い、その後、前記所定の小・大燃焼
量のうちの他方の燃焼量に対し、前記回転数比較部、前
記基準電流値補正部、及び前記補正値書込部における制
御を自動的に順次行い、通常運転時、前記記憶器から読
み出した各補正値により各基準電流を補正した補正電流
値と、前記燃焼量決定手段が決定した燃焼量とに基づい
て前記送風機への通電量を決定する。
通常運転とは別に送風機の回転数を自動調整する送風機
回転数調整モードが設けられている。送風機回転数調整
モードでは、制御器は、所定の小・大燃焼量のうちの一
方の燃焼量に対し、以下に示す、回転数比較部、基準電
流値補正部、及び補正書込部における制御を自動的に順
次行い、その後、所定の小・大燃焼量のうちの他方の燃
焼量に対し、回転数比較部、基準電流値補正部、及び補
正値書込部における制御を自動的に順次行う。 回転数比較部……所定の小・大燃焼量に対応する目標回
転数と回転数検出手段が検出した検出回転数とを比較す
る。 基準電流値補正部……目標回転数と検出回転数とが異な
っている場合に基準電流値を補正する。 補正値書込部……目標回転数と検出回転数とが一致する
と補正値を記憶器に記憶させる。
器から読み出した各補正値により各基準電流を補正した
補正電流値と、燃焼量決定手段が決定した燃焼量とに基
づいて送風機への通電量を決定する。
回転数が、所定小・大燃焼量に対応して設けた目標回転
数になる様に基準電流が自動調整され、検出回転数が目
標回転数となる時の補正値が記憶器に格納される。この
為、作業者が回転数を検出して半固定抵抗器を調整する
という煩わしい作業が不要となり、又、運搬中の振動等
で調整がずれてしまう心配も無い。
明する。図に示すガス温風暖房機Aは、ダクト1内に配
され、一速〜八速の燃焼レベルで燃焼するガス燃焼器2
と、ガス燃焼器2へ供給するガス量を調節する比例弁3
と、温風吹き出しとガス燃焼器2への燃焼用空気供給を
兼ねた対流ファン4と、対流ファン4の回転数を検出す
るホールIC5と、補正値を記憶するE2 PROM6
と、対流ファン4のファンモータ41や比例弁3への通
電電流等を制御する制御ユニット7とを備える。又、3
1はガス管、8は暖房機ハウジング、81は室内空気k
をガス燃焼器2に誘導する空気誘導路、811は室温を
検出するサーミスタである。
12で覆われた室内空気取入口13及び燃焼用空気の吸
込み口14が形成されている。
spやサーモカップル22を配設した燃焼胴23と、空
気誘導路81の下流に配されるノズルnから噴出するガ
スgと空気誘導路81により誘導される室内空気kとを
混合する混合室24とで構成される。
1、312より下流側に配設され、ノズルnから噴出す
るガスgのガス量を調節する弁であり、通電量に比例し
て通過ガス量が増減する。又、比例弁3は、二次側ガス
圧を一定にするガスガバナを有しており、更にガスガバ
ナは、一速の燃焼レベルにおけるガス供給量を調節する
為のガス量調節ネジを備えている。
のダクト1内に枢着された羽根車42と、羽根車42を
駆動するファンモータ41とで構成される。
ト7は、調整モードシーケンス制御部701、基準電流
値格納部702、回転数検出部703、回転数比較部7
04、基準電流値補正部705、補正値書込部706、
ファン通電回路707、燃焼速数決定部708、通電カ
ーブ格納部709、通電カーブ補正部710、補正値読
出部711、運転制御回路712、比例弁駆動回路71
3を有する。
クトスイッチ等の調整モードスイッチSW1 が調整側に
ある場合に、基準電流値格納部702、回転数検出部7
03、回転数比較部704、基準電流値補正部705、
補正値書込部706、及びファン通電回路707を動作
状態にしてガス温風暖房機Aを回転数調整モードにす
る。又、調整モードスイッチSW1 が通常運転側にある
場合に、燃焼速数決定部708、通電カーブ格納部70
9、通電カーブ補正部710、補正値読出部711、運
転制御回路712、比例弁駆動回路713を動作状態に
してガス温風暖房機Aを通常運転モードにする。
速、七速に対応する基準電流値が格納されており、調整
時に、基準電流IL 、IH (但し、補正が加わるとIL
+HL、IH +HH )がファンモータ41に流れる様に
ファン通電回路707を制御する。
速に対応する目標回転数(Lo、Hi)と、回転数検出
部703が検出した検出回転数とを比較する。
(Lo、Hi)と検出回転数とが異なっている場合、基
準電流値格納部702の基準電流IL 、IH に、±1m
Aづつの補正を加える。
o、Hi)と検出回転数とが一致すると補正値HL 、H
H をE2 PROM6に格納する。
で設定した設定室温とサーミスタ811により検出され
る検出室温とに基づいて演算を行ない、燃焼レベルを一
速〜八速の何れかに決定する。尚、燃焼レベルの七速
は、定格燃焼量であり、燃焼レベルの八速は点火開始初
期の急速運転時のみに使用される最大燃焼量である。
燃焼速数- 基準電流IL 、IH カーブ特性を格納してい
る。
に、燃焼速数- 基準電流IL 、IHカーブを、読み出し
た補正値HL 、HH で補正し、燃焼速数- 電流(IL +
HL)、(IH +HH )カーブで、ファンモータ41に
通電される様にファン通電回路707を制御する。
2 がオンとなるとスパーカspを所定時間作動させ、電
磁弁311、312へ通電してガス燃焼器2の点火を行
なうとともに、オン期間中、電磁弁311、312への
通電を維持して燃焼状態を維持する。
図4の各フローチャートに基づいて説明する。調整モー
ドの場合、ステップs1において、一速の基準電流IL
でファンモータ41に通電がなされる様にするととも
に、補正値HL =0を実行し、ステップs2に進む。
であるか否か判別し、検出回転数≠目標回転数である場
合(NO)はステップs3に進み、検出回転数=目標回
転数である場合(YES)はステップs10に進む。
であるか否か判別し、検出回転数>目標回転数である場
合(YES)はステップs4に進み、検出回転数<目標
回転数である場合(NO)はステップs7に進む。
IL −1mAを実行し、ステップs5に進む。
−1を実行した後、ステップs6に進む。
判別し、0.5秒経過した場合(YES)はステップs
2に戻る。
IL +1mAを実行し、ステップs8に進む。
+1を実行した後、ステップs9に進む。
判別し、0.5秒経過した場合(YES)はステップs
2に戻る。
ステップs11に進む。
IH でファンモータ41に通電がなされる様にするとと
もに、補正値HH =0を実行し、ステップs12に進
む。
数であるか否か判別し、検出回転数≠目標回転数である
場合(NO)はステップs13に進み、検出回転数=目
標回転数である場合(YES)はステップs20に進
む。
数であるか否か判別し、検出回転数>目標回転数である
場合(YES)はステップs14に進み、検出回転数<
目標回転数である場合(NO)はステップs17に進
む。
流IH −1mAを実行し、ステップs15に進む。
H −1を実行した後、ステップs16に進む。
か判別し、0.5秒経過した場合(YES)はステップ
s12に戻る。
流IH +1mAを実行し、ステップs18に進む。
H +1を実行した後、ステップs19に進む。
か判別し、0.5秒経過した場合(YES)はステップ
s12に戻る。
ファンモータ41の回転数調整を終了する。
ユニット7の作動を、図6とともに説明する。
2 PROM6から、燃焼速数一速、七速に対応する補正
値HL 、HH を読み出し、通電カーブ補正部710は、
通電カーブ格納部709に格納されている燃焼速数- 基
準電流IL 、IH カーブを補正値HL 、HH で補正す
る。
流IL 、IH カーブを補正値HL 、HH で補正した、燃
焼速数- 電流(IL +HL )、(IH +HH )カーブで
ファンモータ41に通電が成される。
る。 〔あ〕組み立て終了時や再調整時に、調整モードスイッ
チSW1 を調整側にすると、制御ユニット7は、燃焼速
数一速、七速に対応した目標回転数(Hi、Lo)に検
出回転数が到達する様に基準電流IL 、IH を補正して
補正値HL 、HHをE2 PROM6に格納し、回転数調
整が自動で行なわれる。
に、E2 PROM6から補正値HL 、HH を読み出し、
補正後の一速・七速の通電電流値の二点を結ぶ直線、即
ち、燃焼速数- 電流(IL +HL )、(IH +HH )カ
ーブでファンモータ41に通電を行なう。
で、作業者が回転数を検出しながら半固定抵抗器を調整
するという煩わしい作業が不要となる。又、半固定抵抗
器を使用していないので運搬中の振動等で調整がずれて
しまう心配も無い。
通電量制御式となるので、回転数制御式の欠点(前述し
たイ、ウ)を解消できる。
も、ファンモータ41への通電量が変化(減少)しない
ので、燃焼良好域の幅は広く取れ、ダクト1内が過熱状
態にならない。又、通電量制御式であるので開発工数が
少なくて済み、ファンモータ41の制御も簡単である。
るので、格納した補正値HL 、HH が消える事は無く、
バックアップ電源も不要である。
様を含む。 a.上記実施例では、検出回転数が目標回転数に一致す
る迄、基準電流IL 、I H を1mAづつ増減している
が、検出回転数と目標回転数との差から収束値を予測す
る様にしても良い。
速側からでなく、七速側から行なっても良い。
房機に本発明の構成を適用したが、給湯器等、送風機を
備えている燃焼装置であれば適用する事ができる。
化させるものを示したが、比例的に変化させる様にして
も良い。
図である。
動作(調整時)を示すフローチャートである。
動作(調整時)を示すフローチャートである。
電流特性を示すグラフである。
動作(通常運転時)を示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 検出室温と設定室温との差に基づいて燃
焼量を決定する燃焼量決定手段と、決定された 燃焼量で燃焼するバーナと、 該バーナに燃焼用空気を供給する送風機と、 該送風機の回転数を検出する回転数検出手段と、 記憶器と、 前記送風機を制御する制御器とを備えた燃焼装置におい
て、 前記制御器は、所定の小・大燃焼量に対応する基準電流値が記憶されて
いる基準電流値記憶部と、 前記所定の小・大燃焼量に対応する目標回転数と前記回
転数検出手段が検出した検出回転数とを比較する回転数
比較部と、 前記目標回転数と前記検出回転数とが異なっている場合
に前記基準電流値を補正する基準電流値補正部と、 前記目標回転数と前記検出回転数とが一致すると補正値
を前記記憶器に記憶させる補正値書込部とを備え、 調整モードが設定された時、前記所定の小・大燃焼量の
うちの一方の燃焼量に対し、前記回転数比較部、前記基
準電流値補正部、及び前記補正値書込部における制御を
自動的に順次行い、 その後、前記所定の小・大燃焼量のうちの他方の燃焼量
に対し、前記回転数比較部、前記基準電流値補正部、及
び前記補正値書込部における制御を自動的に順次行い、 通常運転時、前記記憶器から読み出した各補正値により
各基準電流を補正した補正電流値と、前記燃焼量決定手
段が決定した燃焼量とに基づいて前記送風機への通電量
を決定する事を特徴とする燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182842A JP2669771B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182842A JP2669771B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735348A JPH0735348A (ja) | 1995-02-07 |
JP2669771B2 true JP2669771B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=16125416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5182842A Expired - Fee Related JP2669771B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 燃焼装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2669771B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101207180B1 (ko) * | 2009-09-30 | 2012-11-30 | 린나이코리아 주식회사 | 보일러의 안전연소를 위한 송풍팬 회전수 보정방법 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100414176C (zh) * | 2003-03-25 | 2008-08-27 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 燃气炉温控装置以及利用该装置的温控法 |
CN105864836B (zh) * | 2016-05-27 | 2019-01-15 | 广东万家乐燃气具有限公司 | 一种利用灶具传感器对吸油烟机进行控制的系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04292708A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-16 | Sharp Corp | 石油燃焼器具の燃焼制御装置 |
JPH04344018A (ja) * | 1991-05-17 | 1992-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼器具の調整装置 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5182842A patent/JP2669771B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101207180B1 (ko) * | 2009-09-30 | 2012-11-30 | 린나이코리아 주식회사 | 보일러의 안전연소를 위한 송풍팬 회전수 보정방법 |
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JPH0735348A (ja) | 1995-02-07 |
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