JP2667701B2 - 録画装置 - Google Patents
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- JP2667701B2 JP2667701B2 JP1015734A JP1573489A JP2667701B2 JP 2667701 B2 JP2667701 B2 JP 2667701B2 JP 1015734 A JP1015734 A JP 1015734A JP 1573489 A JP1573489 A JP 1573489A JP 2667701 B2 JP2667701 B2 JP 2667701B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、録画装置に関し、特に、タイマ録画機能
を有する録画装置に関する。
を有する録画装置に関する。
[従来の技術] 近年、VTR(ビデオテープレコーダの略称)は広く一
般家庭に普及するようになり、VTRが備える機能も単純
な記録と再生だけに限らず、ユーザの要望を反映する形
式で様々な機能が備え付けられるようになってきた。こ
のような、様々な機能の中に、記録時におけるタイマ録
画機能がある。
般家庭に普及するようになり、VTRが備える機能も単純
な記録と再生だけに限らず、ユーザの要望を反映する形
式で様々な機能が備え付けられるようになってきた。こ
のような、様々な機能の中に、記録時におけるタイマ録
画機能がある。
タイマ録画とは、録画者が留守などにより録画を望む
時間帯にVTRの録画操作が不可能な場合、予めVTRに内蔵
するメモリにタイマ録画のチャンネル、録画開始および
終了の時刻を設定し、タイマ録画指定することで、設定
された指定録画開始時刻になると自動的に録画を開始し
指定された終了時刻になると録画を終了することを指
す。
時間帯にVTRの録画操作が不可能な場合、予めVTRに内蔵
するメモリにタイマ録画のチャンネル、録画開始および
終了の時刻を設定し、タイマ録画指定することで、設定
された指定録画開始時刻になると自動的に録画を開始し
指定された終了時刻になると録画を終了することを指
す。
第4図は、従来のタイマ録画処理のフロー図である。
第5図は、従来のタイマ録画機能部の概略を示すブロッ
ク図である。第5図において、従来のタイマ録画機能部
はタイマ録画処理を含むVTRの機能全般を制御・監視す
るマイコン1、ビデオテープなどの磁気記録媒体へ映像
および音声などを記録する録画回路2、ユーザがタイマ
録画のための時間設定などを行なう操作部3、受信側の
再生動作を送信側のそれと時間的に一定の関係を持たせ
るために送信される同期信号を検出する同期検波回路4
で構成される。さらに、前記マイコン1は、タイマ録画
処理を含むVTRの機能を判断・処理する中央演算処理装
置(以下、CPUと略称する)1a、前記操作部3で設定さ
れるタイマ録画などの諸データを記録するメモリ1d、録
画の開始・終了なの時刻を計測する時計部1cを含む。
第5図は、従来のタイマ録画機能部の概略を示すブロッ
ク図である。第5図において、従来のタイマ録画機能部
はタイマ録画処理を含むVTRの機能全般を制御・監視す
るマイコン1、ビデオテープなどの磁気記録媒体へ映像
および音声などを記録する録画回路2、ユーザがタイマ
録画のための時間設定などを行なう操作部3、受信側の
再生動作を送信側のそれと時間的に一定の関係を持たせ
るために送信される同期信号を検出する同期検波回路4
で構成される。さらに、前記マイコン1は、タイマ録画
処理を含むVTRの機能を判断・処理する中央演算処理装
置(以下、CPUと略称する)1a、前記操作部3で設定さ
れるタイマ録画などの諸データを記録するメモリ1d、録
画の開始・終了なの時刻を計測する時計部1cを含む。
第4図と第5図を参照して、従来のタイマ録画処理に
ついて、予めタイマ録画のためのチャンネル、開始・終
了時刻が設定してある場合を想定して説明する。従来の
VTRのタイマ録画機能としては同期信号の受信を確認す
るVTRと、確認しないVTRの2通りがある。通常は映像と
ともに同期信号も受信されるが、海外からの映像切換時
に画面が乱れ映像が映らない場合がある。このとき、同
期信号は受信されていない。したがって、同期信号を受
信しているか否かで映像が送られているか否かの判断が
できることになる。まず、同期信号の受信を確認するタ
イマ録画処理について説明する。
ついて、予めタイマ録画のためのチャンネル、開始・終
了時刻が設定してある場合を想定して説明する。従来の
VTRのタイマ録画機能としては同期信号の受信を確認す
るVTRと、確認しないVTRの2通りがある。通常は映像と
ともに同期信号も受信されるが、海外からの映像切換時
に画面が乱れ映像が映らない場合がある。このとき、同
期信号は受信されていない。したがって、同期信号を受
信しているか否かで映像が送られているか否かの判断が
できることになる。まず、同期信号の受信を確認するタ
イマ録画処理について説明する。
予めタイマ録画が設定される。このとき、ユーザは操
作部3を介してメモリ1dに指定チャンネル、録画開始時
刻、録画終了時刻を記憶させる。その後、タイマ録画処
理を行なう。まず、ステップS1(図中では、S1と略称す
る)では、CPU1aがメモリ1dに記憶されている録画開始
時刻と時計部1cの計測時刻とを比較し録画開始時刻であ
るか否か判断する。時計部1cが、録画開始時刻になって
いなければステップS1に示す比較処理を繰返すことにな
る。一方、時計部1cが録画開始時刻になったとき、処理
はステップS2に移りCPU1aは同期検波回路4の同期信号
検出結果を入力して、同期信号が送信されているか否か
を判定する。同期信号が送信されていれば何らかの画像
が送られてくることから、処理はステップS3に移る。ス
テップS3では、CPU1aは録画回路2に録画動作開始の指
示を出し、応じて録画回路2は録画を開始し、VTRは録
画モードとなる。並行してステップS4では、CPU1aがメ
モリ1dに記憶されている録画終了時刻と時計部1cの計測
時刻とを比較する。時計部1cの計測時刻が録画終了時刻
になるまでCPU1aはステップS4の判断処理を繰返すが、
録画終了時刻になったとき、CPU1aは録画回路2に録画
動作終了の指示を出し、応じて録画回路2は録画動作を
終了しマイコン1はVTRの録画モードを解除しタイマ録
画終了となる。
作部3を介してメモリ1dに指定チャンネル、録画開始時
刻、録画終了時刻を記憶させる。その後、タイマ録画処
理を行なう。まず、ステップS1(図中では、S1と略称す
る)では、CPU1aがメモリ1dに記憶されている録画開始
時刻と時計部1cの計測時刻とを比較し録画開始時刻であ
るか否か判断する。時計部1cが、録画開始時刻になって
いなければステップS1に示す比較処理を繰返すことにな
る。一方、時計部1cが録画開始時刻になったとき、処理
はステップS2に移りCPU1aは同期検波回路4の同期信号
検出結果を入力して、同期信号が送信されているか否か
を判定する。同期信号が送信されていれば何らかの画像
が送られてくることから、処理はステップS3に移る。ス
テップS3では、CPU1aは録画回路2に録画動作開始の指
示を出し、応じて録画回路2は録画を開始し、VTRは録
画モードとなる。並行してステップS4では、CPU1aがメ
モリ1dに記憶されている録画終了時刻と時計部1cの計測
時刻とを比較する。時計部1cの計測時刻が録画終了時刻
になるまでCPU1aはステップS4の判断処理を繰返すが、
録画終了時刻になったとき、CPU1aは録画回路2に録画
動作終了の指示を出し、応じて録画回路2は録画動作を
終了しマイコン1はVTRの録画モードを解除しタイマ録
画終了となる。
一方、前記ステップS2で、同期信号が受信されていな
ければ無信号などの悪質信号であるとして、マイコン1
はVTRをステップS5の録画停止モードに設定し、CPU1aは
録画回路2に録画動作停止の指示を出し、応じて録画回
路2は録画動作の停止状態を録画終了時刻まで維持し、
タイマ録画終了としていた。
ければ無信号などの悪質信号であるとして、マイコン1
はVTRをステップS5の録画停止モードに設定し、CPU1aは
録画回路2に録画動作停止の指示を出し、応じて録画回
路2は録画動作の停止状態を録画終了時刻まで維持し、
タイマ録画終了としていた。
次に、ステップS2の同期信号の確認を行なわないタイ
マ録画処理について説明する。この場合は、タイマ録画
の開始時刻と終了時刻にだけ着目し、前述と同様にステ
ップS1の処理が行なわれ、開始時刻になると前述と同様
にステップS3からステップS4へと処理が行なわれタイマ
録画終了としていた。
マ録画処理について説明する。この場合は、タイマ録画
の開始時刻と終了時刻にだけ着目し、前述と同様にステ
ップS1の処理が行なわれ、開始時刻になると前述と同様
にステップS3からステップS4へと処理が行なわれタイマ
録画終了としていた。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来のタイマ録画処理では、タイマ録
画開始後、同期信号が検出されなくなると、VTRは直ち
に録画停止モードになってしまい録画時間が残っている
にもかかわらず、あるいは、その後同期信号の送信が復
帰しているにもかかわらず録画は行なわれないまま録画
終了となっていた。また、タイマ録画の開始時刻と終了
時刻だけに着目し録画する場合、同期信号が送信されて
いなければ無信号の状態で録画を続けることになるの
で、ビデオテープの途中の部分が何も録画されていなか
ったりして、再生時に見にくいなどの煩わしさがあっ
た。
画開始後、同期信号が検出されなくなると、VTRは直ち
に録画停止モードになってしまい録画時間が残っている
にもかかわらず、あるいは、その後同期信号の送信が復
帰しているにもかかわらず録画は行なわれないまま録画
終了となっていた。また、タイマ録画の開始時刻と終了
時刻だけに着目し録画する場合、同期信号が送信されて
いなければ無信号の状態で録画を続けることになるの
で、ビデオテープの途中の部分が何も録画されていなか
ったりして、再生時に見にくいなどの煩わしさがあっ
た。
それゆえに、本発明の目的は、タイマ録画時間内で受
信する無信号などの悪質信号の録画を自動的に排除して
録画を行なう録画装置を提供することである。
信する無信号などの悪質信号の録画を自動的に排除して
録画を行なう録画装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる録画装置は、同期信号を含む映像信号
を受信して記録媒体に記録する録画装置であって、少な
くとも録画開始時刻および録画終了時刻を含むタイマ録
画情報を入力してタイマ録画を設定するタイマ録画設定
手段と、受信した信号から同期信号を検出する同期信号
検出手段と、前記タイマ録画設定手段により設定された
タイマ録画開始時刻後、前記同期信号検出手段からの同
期信号検出出力に応答してタイマ録画モード動作を能動
化する手段と、前記タイマ録画設定手段により設定され
たタイマ録画開始時刻後、前記同期信号検出手段が同期
信号を検出しなくなったとき、計時を開始し、予め定め
る一定時間期間を計時する計時手段と、前記計時手段が
前記一定時間を計時したとき、前記タイマ録画動作を停
止させる手段と、前記計時手段による一定時間の計時後
かつ前記タイマ録画終了時刻前、前記同期信号検出手段
からの同期信号検出出力に応答して、前記タイマ録画モ
ード動作を再度能動化する手段とを備えて構成される。
を受信して記録媒体に記録する録画装置であって、少な
くとも録画開始時刻および録画終了時刻を含むタイマ録
画情報を入力してタイマ録画を設定するタイマ録画設定
手段と、受信した信号から同期信号を検出する同期信号
検出手段と、前記タイマ録画設定手段により設定された
タイマ録画開始時刻後、前記同期信号検出手段からの同
期信号検出出力に応答してタイマ録画モード動作を能動
化する手段と、前記タイマ録画設定手段により設定され
たタイマ録画開始時刻後、前記同期信号検出手段が同期
信号を検出しなくなったとき、計時を開始し、予め定め
る一定時間期間を計時する計時手段と、前記計時手段が
前記一定時間を計時したとき、前記タイマ録画動作を停
止させる手段と、前記計時手段による一定時間の計時後
かつ前記タイマ録画終了時刻前、前記同期信号検出手段
からの同期信号検出出力に応答して、前記タイマ録画モ
ード動作を再度能動化する手段とを備えて構成される。
[作用] この発明にかかる録画装置は、タイマ録画時において
送信側からの同期信号を検出する同期検波回路で同期信
号が検出されないことに応じてカウントアップするカウ
ンタを設け、同期信号が送られていない期間を前記カウ
ンタのカウント値より判定し、その判定に基づいてVTR
のモードを録画モードから録画一時停止モード、録画一
時停止モードから録画停止モードへと切換え、その後同
期信号が検出されると直ちに録画モードに切換え録画動
作を続行するよう制御して、同期信号が検出されない悪
質信号の録画を自動的に排除している。
送信側からの同期信号を検出する同期検波回路で同期信
号が検出されないことに応じてカウントアップするカウ
ンタを設け、同期信号が送られていない期間を前記カウ
ンタのカウント値より判定し、その判定に基づいてVTR
のモードを録画モードから録画一時停止モード、録画一
時停止モードから録画停止モードへと切換え、その後同
期信号が検出されると直ちに録画モードに切換え録画動
作を続行するよう制御して、同期信号が検出されない悪
質信号の録画を自動的に排除している。
[実施例] 第2図は、本発明の一実施例のタイマ録画機能部の概
略を示すブロック図であるが、前述の第5図の従来のタ
イマ録画機能部のブロック図より改良している箇所は、
マイコン1内に新たに設けられ、CPU1aとデータの入出
力を行なうカウンタ1bの追加にある。カウンタ1bは、CP
U1aを介して同期検波回路4で同期信号が検出されない
ことに応答してカウントアップすることにより、同期信
号が受信されていない期間を計測し、計測結果をCPU1a
に戻している。また、カウンタ1bは同期信号が検出され
るとCPU1aの指示に応じてカウント値をリセットするよ
うに動作する。カウンタ1b以外に示す機能は、従来と同
等な機能を有している。
略を示すブロック図であるが、前述の第5図の従来のタ
イマ録画機能部のブロック図より改良している箇所は、
マイコン1内に新たに設けられ、CPU1aとデータの入出
力を行なうカウンタ1bの追加にある。カウンタ1bは、CP
U1aを介して同期検波回路4で同期信号が検出されない
ことに応答してカウントアップすることにより、同期信
号が受信されていない期間を計測し、計測結果をCPU1a
に戻している。また、カウンタ1bは同期信号が検出され
るとCPU1aの指示に応じてカウント値をリセットするよ
うに動作する。カウンタ1b以外に示す機能は、従来と同
等な機能を有している。
第1図は、本発明の一実施例のタイマ録画処理のフロ
ー図である。第3図は、本発明の一実施例の同期信号と
制御チャート図である。第1図ないし第3図を参照し
て、本発明の一実施例であるタイマ録画処理の動作につ
て、予めタイマ録画のためのチャンネル、開始・終了時
刻が設定してある場合を想定し説明する。なお、説明中
ステップS2a、S2bは従来の処理フロー図にあるステップ
S2と同様な処理を行ない、ステップS4aは従来の処理フ
ロー図にあるステップS4と同様な処理を行なう。
ー図である。第3図は、本発明の一実施例の同期信号と
制御チャート図である。第1図ないし第3図を参照し
て、本発明の一実施例であるタイマ録画処理の動作につ
て、予めタイマ録画のためのチャンネル、開始・終了時
刻が設定してある場合を想定し説明する。なお、説明中
ステップS2a、S2bは従来の処理フロー図にあるステップ
S2と同様な処理を行ない、ステップS4aは従来の処理フ
ロー図にあるステップS4と同様な処理を行なう。
まず、タイマ録画中に同期信号が常時送信される場合
について説明する。常時同期信号が送信される場合は、
ステップS1ないしステップS4の各ステップでは前述した
従来の技術同様の処理が行なわれタイマ録画終了とな
る。但し、ステップS2ないしステップS4の処理を通じ
て、タイマ録画中常時ステップS2の同期信号受信の判断
を並行して行なうようにしている点は、従来の処理を改
良している箇所である。
について説明する。常時同期信号が送信される場合は、
ステップS1ないしステップS4の各ステップでは前述した
従来の技術同様の処理が行なわれタイマ録画終了とな
る。但し、ステップS2ないしステップS4の処理を通じ
て、タイマ録画中常時ステップS2の同期信号受信の判断
を並行して行なうようにしている点は、従来の処理を改
良している箇所である。
次に録画モードから録画一時停止モードにモード切換
する場合について説明する。ステップS1とステップS2は
従来通りに処理されるが、タイマ録画中にステップS2で
同期信号が受信されていないと判定すると、処理はステ
ップS6に移る。ステップS6では、CPU1aが、前記ステッ
プS2の判定と同時にカウンタ1bに同期信号が再受信され
るまでカウントアップするように指示を出し、応じてカ
ウンタ1bは、同期信号が受信されていない期間を計測す
るためにカウントアップを行ない、並行してカウンタ1b
はそのカウント値をCPU1aに入力する。応じて、CPU1aは
入力されるカウント値が10秒未満でかつ同期検波回路4
からの同期信号検出の入力が復帰すれば、カウンタ1bに
カウント値リセットの指示を出し、応じてカウンタ1bは
リセットされ処理はステップS3に移り録画モードとな
る。すなわち、ステップS6の処理では、同期信号が受信
されていない期間が10秒未満か否かを判断し、10秒未満
であるなら、ステップS3へ戻り録画モードを続行する状
態となる。しかし、カウント値が10秒以上になっても同
期信号が検出されなければ、処理はステップS6からステ
ップS7に移る。ステップS7では、CPU1aが録画回路2に
録画動作の一時停止の指示を出す。応じて、録画回路2
は、回路中の記録用のヘッドを記録状態を維持するよう
にさせるが、記録用磁気テープの走行は停止させる。こ
のときマイコン1はVTRを録画一時停止モードに切換
え、CPU1aはステップS2aとステップS8の両処理で前記ス
テップS6同様に録画一時停止モードから5分の間、同期
信号が復帰するか否かを判定する。同期信号が録画一時
停止モードから5分未満に同期検波回路4で再検出され
れば、ステップS3の録画モードの状態に戻る。すなわ
ち、CPU1aは録画動作を録画回路2に指示し、応じて録
画回路2は停止していた磁気テープの走行を再開し、カ
ウンタ1bはカウントアップしていたカウント値をリセッ
トしマイコン1はVTRを録画モードに戻す。
する場合について説明する。ステップS1とステップS2は
従来通りに処理されるが、タイマ録画中にステップS2で
同期信号が受信されていないと判定すると、処理はステ
ップS6に移る。ステップS6では、CPU1aが、前記ステッ
プS2の判定と同時にカウンタ1bに同期信号が再受信され
るまでカウントアップするように指示を出し、応じてカ
ウンタ1bは、同期信号が受信されていない期間を計測す
るためにカウントアップを行ない、並行してカウンタ1b
はそのカウント値をCPU1aに入力する。応じて、CPU1aは
入力されるカウント値が10秒未満でかつ同期検波回路4
からの同期信号検出の入力が復帰すれば、カウンタ1bに
カウント値リセットの指示を出し、応じてカウンタ1bは
リセットされ処理はステップS3に移り録画モードとな
る。すなわち、ステップS6の処理では、同期信号が受信
されていない期間が10秒未満か否かを判断し、10秒未満
であるなら、ステップS3へ戻り録画モードを続行する状
態となる。しかし、カウント値が10秒以上になっても同
期信号が検出されなければ、処理はステップS6からステ
ップS7に移る。ステップS7では、CPU1aが録画回路2に
録画動作の一時停止の指示を出す。応じて、録画回路2
は、回路中の記録用のヘッドを記録状態を維持するよう
にさせるが、記録用磁気テープの走行は停止させる。こ
のときマイコン1はVTRを録画一時停止モードに切換
え、CPU1aはステップS2aとステップS8の両処理で前記ス
テップS6同様に録画一時停止モードから5分の間、同期
信号が復帰するか否かを判定する。同期信号が録画一時
停止モードから5分未満に同期検波回路4で再検出され
れば、ステップS3の録画モードの状態に戻る。すなわ
ち、CPU1aは録画動作を録画回路2に指示し、応じて録
画回路2は停止していた磁気テープの走行を再開し、カ
ウンタ1bはカウントアップしていたカウント値をリセッ
トしマイコン1はVTRを録画モードに戻す。
次に録画一時停止モードから録画停止モードにモード
切換する場合について説明する。前述のステップS2aと
ステップS8の両処理で録画一時停止モードからさらに5
分間同期信号が受信されなければ、処理はステップS5の
録画停止モードに切変わり、CPU1aの録画停止モードの
指示を受けて、録画回路2はまだ記録停止にあった記録
用のヘッドの記録状態を解除し、マイコン1はVTRを録
画停止モードにする。このとき、CPU1aはステップS2bと
ステップS4aの両処理でメモリ1dに記憶されている録画
終了時刻と時計部1cの計測時刻と同期検波回路4の同期
信号受信の有無とを総合的に判断し、録画停止モードに
設定してから録画終了時刻までの間に同期信号が受信さ
れなければタイマ録画を終了する。一方、録画停止モー
ドに設定してから録画終了時刻までの間に同期信号を再
受信すれば、直ちに、ステップS3の録画モードに戻る。
すなわち、CPU1aの録画動作の指示を受けて録画回路2
は録画動作を再開し、カウンタ1bはカウントアップした
カウント値をリセットし、マイコン1はVTRを録画モー
ドに戻す。
切換する場合について説明する。前述のステップS2aと
ステップS8の両処理で録画一時停止モードからさらに5
分間同期信号が受信されなければ、処理はステップS5の
録画停止モードに切変わり、CPU1aの録画停止モードの
指示を受けて、録画回路2はまだ記録停止にあった記録
用のヘッドの記録状態を解除し、マイコン1はVTRを録
画停止モードにする。このとき、CPU1aはステップS2bと
ステップS4aの両処理でメモリ1dに記憶されている録画
終了時刻と時計部1cの計測時刻と同期検波回路4の同期
信号受信の有無とを総合的に判断し、録画停止モードに
設定してから録画終了時刻までの間に同期信号が受信さ
れなければタイマ録画を終了する。一方、録画停止モー
ドに設定してから録画終了時刻までの間に同期信号を再
受信すれば、直ちに、ステップS3の録画モードに戻る。
すなわち、CPU1aの録画動作の指示を受けて録画回路2
は録画動作を再開し、カウンタ1bはカウントアップした
カウント値をリセットし、マイコン1はVTRを録画モー
ドに戻す。
第3図は、同期信号の受信状態とVTRのモード切換の
関係を相対的に示したものである。
関係を相対的に示したものである。
次に、前記第1図と第2図で説明したタイマ録画の動
作を、第3図を参照して説明を追加する。第3図(a)
は同期検波回路4での同期信号受信の有無を示し、第3
図(b)はVTRの録画モードの切換を示し、第3図
(c)はVTRの録画一時停止モードの切換を示し、第3
図(d)はVTRの録画停止モードの切換を示している。
説明の上で横軸の時間をt0ないしt4に区切っている。ま
ず、期間t0では、同期信号は受信されているのでVTRは
第3図(b)の録画モードの状態にある。次の、期間t1
では同期信号が検出されなくなってから10秒間を示して
いるが、同期信号の復帰がまだ十分に期待できるので第
3図(b)の録画モードは継続する。次の期間t2では同
期信号が受信されなくなってさらに5分間受信されてい
ないことを示すが、VTRは第3図(b)の録画モード状
態を維持しながら録画回路2の磁気テープの走行は停止
するという第3図(c)の録画一時停止モードに遷移す
る。第3図(c)の録画一時停止モードでは、第3図
(b)の録画モードは維持されているので同期信号が復
帰すれば容易に録画モードに遷移することが可能であ
る。録画モードを維持しながらの録画一時停止モードの
期間t2では、磁気テープと記録用のヘッドが圧着状態に
あり、ヘッドおよびテープの摩耗を防止する目的で本実
施例では期間t2を5分間としている。次の期間t3では、
録画一時停止モードの5分間経過後も同期信号は検出さ
れないので、VTRは第3図(d)の録画停止モードに遷
移し、録画回路2の録画動作は完全に停止する。その
後、期間t4では同期信号が復帰しているので第3図
(d)の録画停止モードから第3図(a)の録画モード
へと戻り、再び録画を続行する。
作を、第3図を参照して説明を追加する。第3図(a)
は同期検波回路4での同期信号受信の有無を示し、第3
図(b)はVTRの録画モードの切換を示し、第3図
(c)はVTRの録画一時停止モードの切換を示し、第3
図(d)はVTRの録画停止モードの切換を示している。
説明の上で横軸の時間をt0ないしt4に区切っている。ま
ず、期間t0では、同期信号は受信されているのでVTRは
第3図(b)の録画モードの状態にある。次の、期間t1
では同期信号が検出されなくなってから10秒間を示して
いるが、同期信号の復帰がまだ十分に期待できるので第
3図(b)の録画モードは継続する。次の期間t2では同
期信号が受信されなくなってさらに5分間受信されてい
ないことを示すが、VTRは第3図(b)の録画モード状
態を維持しながら録画回路2の磁気テープの走行は停止
するという第3図(c)の録画一時停止モードに遷移す
る。第3図(c)の録画一時停止モードでは、第3図
(b)の録画モードは維持されているので同期信号が復
帰すれば容易に録画モードに遷移することが可能であ
る。録画モードを維持しながらの録画一時停止モードの
期間t2では、磁気テープと記録用のヘッドが圧着状態に
あり、ヘッドおよびテープの摩耗を防止する目的で本実
施例では期間t2を5分間としている。次の期間t3では、
録画一時停止モードの5分間経過後も同期信号は検出さ
れないので、VTRは第3図(d)の録画停止モードに遷
移し、録画回路2の録画動作は完全に停止する。その
後、期間t4では同期信号が復帰しているので第3図
(d)の録画停止モードから第3図(a)の録画モード
へと戻り、再び録画を続行する。
以上のように、VTRのマイコン1内のCPU1aが、カウン
タ1bからの同期信号未受信期間と同期検波回路4からの
同期信号受信の有無を入力し、参照することで、VTRの
モードを録画モード、録画一時停止モード、録画停止モ
ードと切換えている。なお、本実施例では検出する同期
信号は特定していないが、垂直同期信号、水平同期信
号、複合同期信号などから1信号を判定基準の信号とし
て用いるようにする。また、本実施例では磁気テープを
記録媒体としているが、録画回路2に設ける記録媒体も
特定はしない。
タ1bからの同期信号未受信期間と同期検波回路4からの
同期信号受信の有無を入力し、参照することで、VTRの
モードを録画モード、録画一時停止モード、録画停止モ
ードと切換えている。なお、本実施例では検出する同期
信号は特定していないが、垂直同期信号、水平同期信
号、複合同期信号などから1信号を判定基準の信号とし
て用いるようにする。また、本実施例では磁気テープを
記録媒体としているが、録画回路2に設ける記録媒体も
特定はしない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、ユーザがタイマ録
画設定後、タイマ録画開始からタイマ録画終了までの期
間に同期検波回路で同期信号が検出されない期間カウン
トアップするカウンタを新たに設け、同期信号未受信期
間を前記カウンタのカウンタ値で判定し、その判定に基
づいて録画モードから録画一時停止モード、録画一時停
止モードから録画停止モードというようにVTRのモード
を切換え、その間においても同黄信号が再受信されれば
直ちに録画モードに切換えるようタイマ録画動作を制御
しているので、同黄信号が検出されない悪質信号の録画
を自動的に排除できる。また、その後のタイマ録画再生
時に無信号画面を早送りするなどのユーザ側の操作が不
必要となり、ユーザに快適な再生画面を提供することが
できる。
画設定後、タイマ録画開始からタイマ録画終了までの期
間に同期検波回路で同期信号が検出されない期間カウン
トアップするカウンタを新たに設け、同期信号未受信期
間を前記カウンタのカウンタ値で判定し、その判定に基
づいて録画モードから録画一時停止モード、録画一時停
止モードから録画停止モードというようにVTRのモード
を切換え、その間においても同黄信号が再受信されれば
直ちに録画モードに切換えるようタイマ録画動作を制御
しているので、同黄信号が検出されない悪質信号の録画
を自動的に排除できる。また、その後のタイマ録画再生
時に無信号画面を早送りするなどのユーザ側の操作が不
必要となり、ユーザに快適な再生画面を提供することが
できる。
また、録画停止のモードになっても同期信号が検出さ
れれば直ちにタイマ録画モード動作が再能動化されると
ともに、同期信号が検出されなくなっても、計時手段が
一定時間期間を計時するまではタイマ録画モードは維持
される。これにより、一時的な信号の減衰であってすぐ
に信号の回復が期待できるような場合、たとえば衛星放
送からの映像信号の記録の場合などには、録画動作の停
止/再開の繰返しが回避されてハードウェアの摩耗が抑
制できるとともに、良好な再生信号を利用者に提示でき
る。
れれば直ちにタイマ録画モード動作が再能動化されると
ともに、同期信号が検出されなくなっても、計時手段が
一定時間期間を計時するまではタイマ録画モードは維持
される。これにより、一時的な信号の減衰であってすぐ
に信号の回復が期待できるような場合、たとえば衛星放
送からの映像信号の記録の場合などには、録画動作の停
止/再開の繰返しが回避されてハードウェアの摩耗が抑
制できるとともに、良好な再生信号を利用者に提示でき
る。
第1図は、本発明の一実施例のタイマ録画処理のフロー
図である。第2図は、本発明の一実施例のタイマ録画機
能部の概略ブロック図である。第3図は、本発明の一実
施例の同期信号の有無と制御チャート図である。第4図
は、従来のタイマ録画処理のフロー図である。第5図
は、従来のタイマ録画機能部の概略ブロック図である。 図において1はマイコン、2は録画回路、3は操作部、
4は同期検波回路、1aはCPU、1bはカウンタ、1cは時計
部および1dはメモリである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図である。第2図は、本発明の一実施例のタイマ録画機
能部の概略ブロック図である。第3図は、本発明の一実
施例の同期信号の有無と制御チャート図である。第4図
は、従来のタイマ録画処理のフロー図である。第5図
は、従来のタイマ録画機能部の概略ブロック図である。 図において1はマイコン、2は録画回路、3は操作部、
4は同期検波回路、1aはCPU、1bはカウンタ、1cは時計
部および1dはメモリである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】同期信号を含む映像信号を受信して記録媒
体に記録する録画装置であって、 少なくとも録画開始時刻および録画終了時刻を含むタイ
マ録画情報を入力してタイマ録画を設定するタイマ録画
設定手段と、 受信した信号から同期信号を検出する同期信号検出手段
と、 前記タイマ録画設定手段により設定されたタイマ録画開
始時刻後、前記同期信号検出手段からの同期信号検出出
力に応答してタイマ録画モード動作を能動化する手段
と、 前記タイマ録画設定手段により設定されたタイマ録画開
始時刻後、前記同期信号検出手段が同期信号を検出しな
くなったとき、計時を開始し、予め定める一定時間期間
を計時する計時手段と、 前記計時手段が前記一定時間を計時したとき、前記タイ
マ録画動作を停止させる手段と、 前記計時手段による一定時間の計時後かつ前記タイマ録
画終了時刻前、前記同期信号検出手段からの同期信号検
出出力に応答して、前記タイマ録画モード動作を再度能
動化する手段とを備えた、録画装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1015734A JP2667701B2 (ja) | 1989-01-24 | 1989-01-24 | 録画装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1015734A JP2667701B2 (ja) | 1989-01-24 | 1989-01-24 | 録画装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02195551A JPH02195551A (ja) | 1990-08-02 |
JP2667701B2 true JP2667701B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=11896996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1015734A Expired - Fee Related JP2667701B2 (ja) | 1989-01-24 | 1989-01-24 | 録画装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2667701B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0515135U (ja) * | 1991-07-29 | 1993-02-26 | 株式会社船井電機研究所 | 録再生装置 |
KR0108670Y1 (en) * | 1993-12-04 | 1997-11-19 | Lg Semicon Co Ltd | Recording mode selection apparatus for vcr |
EP1681867A1 (en) | 2005-01-12 | 2006-07-19 | THOMSON Licensing | Method for recording an a/v signal |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549604A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-24 | Sanyo Electric Co Ltd | Operation controller of tape recorder |
JPS6051625U (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-11 | シャープ株式会社 | ビデオテ−プレコ−ダ−の録画監視・制御装置 |
-
1989
- 1989-01-24 JP JP1015734A patent/JP2667701B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02195551A (ja) | 1990-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |