JP2657422B2 - 結合されたラダーおよびプロペラ配置 - Google Patents
結合されたラダーおよびプロペラ配置Info
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- JP2657422B2 JP2657422B2 JP1500452A JP50045288A JP2657422B2 JP 2657422 B2 JP2657422 B2 JP 2657422B2 JP 1500452 A JP1500452 A JP 1500452A JP 50045288 A JP50045288 A JP 50045288A JP 2657422 B2 JP2657422 B2 JP 2657422B2
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- JP
- Japan
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- propeller
- rudder
- housing
- ladder
- propeller unit
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H25/00—Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
- B63H25/42—Steering or dynamic anchoring by propulsive elements; Steering or dynamic anchoring by propellers used therefor only; Steering or dynamic anchoring by rudders carrying propellers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Toys (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の分野] この発明は、船およびその他の種類の船舶の、推進、
操縦および操縦のためのラダーとプロペラとを組合せた
装置に関する。
操縦および操縦のためのラダーとプロペラとを組合せた
装置に関する。
[背景技術] ラダーとプロペラとを組合せた装置、いわゆるアクテ
ィブラダーは、この分野では周知である。この装置にお
いて、回転可能なラダーブレードは、通常はそのブレー
ド自身の後部または後縁の後ろに、プロペラが装着され
る水平のプロペラ軸のためのベアリングハウジングを備
えている。そのため、プロペラにより発生する水流はラ
ダーブレードの両側を通過し、プロペラは船の操舵およ
び操縦の際にラダーブレードが回転運動をするのに伴っ
て動く。プロペラは通常、プロペラ軸のベアリングハウ
ジングに配置された電気モータにより駆動される。この
種のアクティブラダーの場合、プロペラの主目的はプロ
ペラを通過する水流を発生し、特に低速度におけるラダ
ーの効果を増大または高めることである。
ィブラダーは、この分野では周知である。この装置にお
いて、回転可能なラダーブレードは、通常はそのブレー
ド自身の後部または後縁の後ろに、プロペラが装着され
る水平のプロペラ軸のためのベアリングハウジングを備
えている。そのため、プロペラにより発生する水流はラ
ダーブレードの両側を通過し、プロペラは船の操舵およ
び操縦の際にラダーブレードが回転運動をするのに伴っ
て動く。プロペラは通常、プロペラ軸のベアリングハウ
ジングに配置された電気モータにより駆動される。この
種のアクティブラダーの場合、プロペラの主目的はプロ
ペラを通過する水流を発生し、特に低速度におけるラダ
ーの効果を増大または高めることである。
この分野ではまた、ラダーにしっかりと接続されたベ
アリングハウジング内でプロペラが軸支されている、い
わゆるラダープロペラまたはラダースラスタが周知であ
る。通常プロペラはラダーの前縁の前方に位置し、ベア
リングハウジング内に配置された電気モータにより、ま
たはかさ歯車機構を介して駆動される。このかさ歯車機
構は、ベアリングハウジング内に位置し、船内の駆動機
に接続されかつラダーとプロペラとの組合せを回転させ
るための管形の軸を通して上向きに延在する垂直の駆動
軸と、プロペラ軸とを接続する。後者の種類のラダーと
プロペラとを組合せたものの場合、プロペラは操縦機構
に加えて推進機能を有する。
アリングハウジング内でプロペラが軸支されている、い
わゆるラダープロペラまたはラダースラスタが周知であ
る。通常プロペラはラダーの前縁の前方に位置し、ベア
リングハウジング内に配置された電気モータにより、ま
たはかさ歯車機構を介して駆動される。このかさ歯車機
構は、ベアリングハウジング内に位置し、船内の駆動機
に接続されかつラダーとプロペラとの組合せを回転させ
るための管形の軸を通して上向きに延在する垂直の駆動
軸と、プロペラ軸とを接続する。後者の種類のラダーと
プロペラとを組合せたものの場合、プロペラは操縦機構
に加えて推進機能を有する。
この後者の種類のラダーとプロペラとを組合せた配置
には多数の利点があり、特に主要な推進力または船首の
プロペラとともに有利に使用することができる。好まし
くは、このラダーとプロペラとの組合せは主プロペラか
ら真っ直ぐ船尾方向にかつ主プロペラと一列をなして同
軸で配置される。この場合、主プロペラとラダーおよび
プロペラの組合せとは互いに反対方向に回転する。船の
前向きの推進力におけるプロペラの全体的な効率はこの
ようにして大幅に向上することがわかっている。
には多数の利点があり、特に主要な推進力または船首の
プロペラとともに有利に使用することができる。好まし
くは、このラダーとプロペラとの組合せは主プロペラか
ら真っ直ぐ船尾方向にかつ主プロペラと一列をなして同
軸で配置される。この場合、主プロペラとラダーおよび
プロペラの組合せとは互いに反対方向に回転する。船の
前向きの推進力におけるプロペラの全体的な効率はこの
ようにして大幅に向上することがわかっている。
プロペラがラダーにしっかりと接続され、船の操舵お
よび操縦の際にラダーの回転運動とともに動く、上記の
周知のラダーとプロペラとを組合せた配置には多数の重
大な欠点がある。たとえば、ラダーがターンされそれと
ともにラダーにしっかりと接続されたプロペラもまたタ
ーンするとき、プロペラブレードは大きな力学的な力お
よび大きなトルクを受けるであろう。その理由は、プロ
ペラの軸が水を通して船が移動する方向に平行でないか
らである。プロペラブレードにかかるこうした力学的な
力およびトルクは、船が高速の場合およびラダーの角度
が大きい場合には非常に大きくなり、疲労の危険性を考
慮すれば、プロペラブレード、プロペラブレードの取付
部品、およびプロペラボスを強化しなければならない。
プロペラが回転するにつれて、プロペラブレード上に力
学的な力およびトルクがほぼ正弦波的に変化するという
ことに注目せねばならない。プロペラブレード、プロペ
ラブレードの取付部品、およびプロペラボスに必要とさ
れる強化はプロペラのコストを増大させ、一方その結果
としてプロペラボスの直径が増大することによりプロペ
ラの効率が損なわれることになる。
よび操縦の際にラダーの回転運動とともに動く、上記の
周知のラダーとプロペラとを組合せた配置には多数の重
大な欠点がある。たとえば、ラダーがターンされそれと
ともにラダーにしっかりと接続されたプロペラもまたタ
ーンするとき、プロペラブレードは大きな力学的な力お
よび大きなトルクを受けるであろう。その理由は、プロ
ペラの軸が水を通して船が移動する方向に平行でないか
らである。プロペラブレードにかかるこうした力学的な
力およびトルクは、船が高速の場合およびラダーの角度
が大きい場合には非常に大きくなり、疲労の危険性を考
慮すれば、プロペラブレード、プロペラブレードの取付
部品、およびプロペラボスを強化しなければならない。
プロペラが回転するにつれて、プロペラブレード上に力
学的な力およびトルクがほぼ正弦波的に変化するという
ことに注目せねばならない。プロペラブレード、プロペ
ラブレードの取付部品、およびプロペラボスに必要とさ
れる強化はプロペラのコストを増大させ、一方その結果
としてプロペラボスの直径が増大することによりプロペ
ラの効率が損なわれることになる。
前方に位置する主プロペラとともに使用されるタイプ
の、上記の周知のラダーとプロペラとを組合せた装置の
欠点は以下のとおりである。ラダーがターンされると、
ラダーに取付けられたプロペラは主プロペラの真っ直ぐ
後ろで同軸である位置から離れるように動かされるた
め、ラダーの角度がそれほど大きくなくても、互いに前
後に配置され互いに反対の回転方向に駆動される2つの
プロペラの、所望の向上した全効率が損なわれることで
ある。
の、上記の周知のラダーとプロペラとを組合せた装置の
欠点は以下のとおりである。ラダーがターンされると、
ラダーに取付けられたプロペラは主プロペラの真っ直ぐ
後ろで同軸である位置から離れるように動かされるた
め、ラダーの角度がそれほど大きくなくても、互いに前
後に配置され互いに反対の回転方向に駆動される2つの
プロペラの、所望の向上した全効率が損なわれることで
ある。
[発明の概要] したがって、本発明の目的は、前述の欠点を有さず、
ラダー−プロペラまたはラダー−スラスタの装置がもた
らすのと同じ利点を包括的にはもたらし、反対の回転方
向に駆動されるが船舶を推進および操縦するために単独
で使用することもできる主プロペラとともに特に有利に
使用できる、改良されたラダーとプロペラとを組合せた
装置を提供することである。
ラダー−プロペラまたはラダー−スラスタの装置がもた
らすのと同じ利点を包括的にはもたらし、反対の回転方
向に駆動されるが船舶を推進および操縦するために単独
で使用することもできる主プロペラとともに特に有利に
使用できる、改良されたラダーとプロペラとを組合せた
装置を提供することである。
この発明は、発明の多数の実施例を示す添付の図面を
参照して以下でより詳細に説明される。
参照して以下でより詳細に説明される。
[図面を簡単な説明] 図1は、本発明のラダーとプロペラとを組合せた装置
の第1の実施例の概略的な側面図であり、部分的に軸部
分を示す。
の第1の実施例の概略的な側面図であり、部分的に軸部
分を示す。
図2は、図1に従う実施例の変形例を図1と同じ態様
で示す。
で示す。
図3は、図1に従う実施例の他の変形例を図1と同じ
態様で示す。
態様で示す。
図4は、本発明のラダーとプロペラとを組合せた装置
の第2の実施例を概略的に図1と同じ態様で示す。
の第2の実施例を概略的に図1と同じ態様で示す。
図5は、本発明のラダーとプロペラとの組合せの第3
の実施例を概略的に図1と同じ態様で示す。
の実施例を概略的に図1と同じ態様で示す。
[好ましい実施例の説明] 図1に概略的に示される、進歩的なラダーおよびプロ
ペラの装置の実施例は、1で参照されるラダーと、2で
参照されるプロペラユニットとを含む。ラダーおよびプ
ロペラユニットは、船またはその他の船舶の船体の下面
3の下に、たとえば船の船尾に配置される。この船体な
どは部分的にのみかつ非常に概略的に示されている。ラ
ダー1は船体の下部3の空気きを通して上に延在する管
状の舵頭材4を備える。舵頭材4は、この空きを囲む軸
受座5において回転可能に軸支され、かつ軸受座によっ
て支えられている。いわゆる回転自在スラスタと同じ態
様で、プロペラユニット2は、ハウジング9において軸
支される水平のプロペラ軸の一方の端部に装着されるプ
ロペラ6を含む。この実施例の場合、ハウジング9は、
プロペラ軸を垂直の駆動軸7に接続するかさ歯車機構を
含むものと仮定する。駆動軸7は、自身の下の端部でハ
ウジング9を支持する管状の支柱8を通し、ハウジング
9内のかさ歯車から上に延在する。プロペラ6を駆動す
る垂直の駆動軸7は、船に配置されたプロペラ駆動機
(図示せず)に何らかの適切な態様(図示せず)で接続
される。プロペラユニット2を支持している支柱8は、
管状の舵頭材4において回転可能に軸支されかつ支持さ
れている。図示の実施例の場合、プロペラユニットハウ
ジング9にはまた、ハウジング9の下に位置するラダー
1の一部における回転のための軸支される下向きに方向
付けられたピボット軸10が備えられる。このはラダー1
およびプロペラユニット2双方を偶発的な力に対向して
強化する役割を果たすが、すべての場合において必要な
わけではない。
ペラの装置の実施例は、1で参照されるラダーと、2で
参照されるプロペラユニットとを含む。ラダーおよびプ
ロペラユニットは、船またはその他の船舶の船体の下面
3の下に、たとえば船の船尾に配置される。この船体な
どは部分的にのみかつ非常に概略的に示されている。ラ
ダー1は船体の下部3の空気きを通して上に延在する管
状の舵頭材4を備える。舵頭材4は、この空きを囲む軸
受座5において回転可能に軸支され、かつ軸受座によっ
て支えられている。いわゆる回転自在スラスタと同じ態
様で、プロペラユニット2は、ハウジング9において軸
支される水平のプロペラ軸の一方の端部に装着されるプ
ロペラ6を含む。この実施例の場合、ハウジング9は、
プロペラ軸を垂直の駆動軸7に接続するかさ歯車機構を
含むものと仮定する。駆動軸7は、自身の下の端部でハ
ウジング9を支持する管状の支柱8を通し、ハウジング
9内のかさ歯車から上に延在する。プロペラ6を駆動す
る垂直の駆動軸7は、船に配置されたプロペラ駆動機
(図示せず)に何らかの適切な態様(図示せず)で接続
される。プロペラユニット2を支持している支柱8は、
管状の舵頭材4において回転可能に軸支されかつ支持さ
れている。図示の実施例の場合、プロペラユニットハウ
ジング9にはまた、ハウジング9の下に位置するラダー
1の一部における回転のための軸支される下向きに方向
付けられたピボット軸10が備えられる。このはラダー1
およびプロペラユニット2双方を偶発的な力に対向して
強化する役割を果たすが、すべての場合において必要な
わけではない。
管状の舵頭材4の上端部は船体内でギアリング11にし
っかりと接続される。ギアリング11は、船体の静止また
は固定部分12において回転するために軸支されており、
かつピニオンギア13と駆動係合している。ピニオンギア
13は、従来のステアリング機械と同じ方法で、ギアリン
グ11を、かつそれとともに舵頭材4およびラダー1を回
転させるように動作する、関連のステアリングモータ14
により駆動される。
っかりと接続される。ギアリング11は、船体の静止また
は固定部分12において回転するために軸支されており、
かつピニオンギア13と駆動係合している。ピニオンギア
13は、従来のステアリング機械と同じ方法で、ギアリン
グ11を、かつそれとともに舵頭材4およびラダー1を回
転させるように動作する、関連のステアリングモータ14
により駆動される。
この発明の装置はまた、支柱8とともにプロペラユニ
ット2全体を選択的に、少なくとも1つの所与の固定さ
れた位置で船体12に対して固定するか、またはともに回
転するために舵頭材4に対して固定するための装置を含
む。図示の実施例の場合、その装置は、1つ以上の液
圧、空気圧または電気で動作可能なピストン15を含み、
ピストン15は自身の両側から突出し2つの異なる位置の
間で動くことができるピンを備えている。
ット2全体を選択的に、少なくとも1つの所与の固定さ
れた位置で船体12に対して固定するか、またはともに回
転するために舵頭材4に対して固定するための装置を含
む。図示の実施例の場合、その装置は、1つ以上の液
圧、空気圧または電気で動作可能なピストン15を含み、
ピストン15は自身の両側から突出し2つの異なる位置の
間で動くことができるピンを備えている。
この発明の装置では、ピストン15を適切に位置決めす
ることにより、船の通常の推進中にプロペラユニット2
を固定位置にロックすることができる。この状態では、
プロペラ軸が船の前方向と平行に延在し、かつ船首のプ
ロペラがある場合にはそのプロペラの真っ直ぐ後ろにか
つ同軸で位置するようになる。一方、通常の進路の維持
および操縦のためには、ステアリング機械またはギア1
1、13および14を用いてラダー1をラダーの通常のター
ン範囲たとえば30−40゜の範囲内で回転させることがで
きる。このようにして、周知のラダーとプロペラとの組
合せの装置に関連する前述の欠点すべてが排除される。
他方、船を低速度で操縦するときには、ピストン15をそ
の2つの位置のうち、プロペラユニットの支柱8が船体
から解放されてその代わりに舵頭材4に接続される方の
位置に配置することができる。この後者の場合、ラダー
1およびプロペラユニット2は、ステアリング機械11、
13および14により、何らかの所望の角位置にたとえば望
むのであれば360゜、ともに回転することができる。こ
のようにして、プロペラのスラストを所望の方向にする
ことができるため、高度の操縦性がもたらされる。この
方法でプロペラユニット2をラダー1に固定すると、プ
ロペラ軸の当然好ましくはラダーの面と並列して延在す
ることになる。
ることにより、船の通常の推進中にプロペラユニット2
を固定位置にロックすることができる。この状態では、
プロペラ軸が船の前方向と平行に延在し、かつ船首のプ
ロペラがある場合にはそのプロペラの真っ直ぐ後ろにか
つ同軸で位置するようになる。一方、通常の進路の維持
および操縦のためには、ステアリング機械またはギア1
1、13および14を用いてラダー1をラダーの通常のター
ン範囲たとえば30−40゜の範囲内で回転させることがで
きる。このようにして、周知のラダーとプロペラとの組
合せの装置に関連する前述の欠点すべてが排除される。
他方、船を低速度で操縦するときには、ピストン15をそ
の2つの位置のうち、プロペラユニットの支柱8が船体
から解放されてその代わりに舵頭材4に接続される方の
位置に配置することができる。この後者の場合、ラダー
1およびプロペラユニット2は、ステアリング機械11、
13および14により、何らかの所望の角位置にたとえば望
むのであれば360゜、ともに回転することができる。こ
のようにして、プロペラのスラストを所望の方向にする
ことができるため、高度の操縦性がもたらされる。この
方法でプロペラユニット2をラダー1に固定すると、プ
ロペラ軸の当然好ましくはラダーの面と並列して延在す
ることになる。
図2および3は図1に示される前述の実施例の変形例
を示している。これらの変形例では、ラダー1を多数の
異なる方法で、たとえば当該出願が必要とするラダー領
域に対応するように構成することが可能である。
を示している。これらの変形例では、ラダー1を多数の
異なる方法で、たとえば当該出願が必要とするラダー領
域に対応するように構成することが可能である。
図1および3の実施例のように、ラダー1の一部がプ
ロペラ6と反対側に位置するハウジング9の端部にある
とき、このハウジング9の端部は好ましくは、図1の実
施例の場合のように半球形の構成であるか、または図3
の実施例のように半円柱形の構成である。さらに、この
ハウジング部分の後ろに位置するラダー1の部分は、ハ
ウジング9に面しておりかつハウジングの半球または半
円柱の形状に適合する前部または前方に位置するエッジ
を有する。ラダーの回転の中心は、ハウジング9の半球
形または半円柱形の端部の湾曲の中心とほぼ一致する。
ハウジング9の後ろにあるラダー部分はまた、ハウジン
グ9の形状に対応する流線形状を有する、厚みを増した
部分またはいわゆるバルブを構成する。このデザイン
は、ハウジング9およびラダー1を通過する水の流れが
分裂する可能性は最小限にとどめる。
ロペラ6と反対側に位置するハウジング9の端部にある
とき、このハウジング9の端部は好ましくは、図1の実
施例の場合のように半球形の構成であるか、または図3
の実施例のように半円柱形の構成である。さらに、この
ハウジング部分の後ろに位置するラダー1の部分は、ハ
ウジング9に面しておりかつハウジングの半球または半
円柱の形状に適合する前部または前方に位置するエッジ
を有する。ラダーの回転の中心は、ハウジング9の半球
形または半円柱形の端部の湾曲の中心とほぼ一致する。
ハウジング9の後ろにあるラダー部分はまた、ハウジン
グ9の形状に対応する流線形状を有する、厚みを増した
部分またはいわゆるバルブを構成する。このデザイン
は、ハウジング9およびラダー1を通過する水の流れが
分裂する可能性は最小限にとどめる。
ラダー1がプロペラユニット2の上下両方の位置する
実施例の場合、プロペラユニット2の上方に位置するラ
ダー部分の輪郭と、プロペラユニット2の下方のラダー
部分の輪郭とを、プロペラジェットによって生ずる回転
流を減じるような流入角および外形のアーチを備えた非
対称の構成にしてもよい。こうすればプロペラの効率は
向上するであろう。
実施例の場合、プロペラユニット2の上方に位置するラ
ダー部分の輪郭と、プロペラユニット2の下方のラダー
部分の輪郭とを、プロペラジェットによって生ずる回転
流を減じるような流入角および外形のアーチを備えた非
対称の構成にしてもよい。こうすればプロペラの効率は
向上するであろう。
本発明に従った装置のラダー部分を、すべて周知であ
る多くの異なる方法で構成することができる。たとえ
ば、ラダーの効果を高めるためにラダーの後縁に旋回可
能なフラップを設けてもよい。その代わりに、ラダー部
分がいわゆる「回転シリンダラダー」として構成される
ようにしてもよい。この場合ラダーブレードはその前縁
にまたは前のエッジで回転シリンダを備える。別の代替
形は、ラダーブレードがその上および/または下のエッ
ジに既知の態様でエンドプレートを備えるものである。
る多くの異なる方法で構成することができる。たとえ
ば、ラダーの効果を高めるためにラダーの後縁に旋回可
能なフラップを設けてもよい。その代わりに、ラダー部
分がいわゆる「回転シリンダラダー」として構成される
ようにしてもよい。この場合ラダーブレードはその前縁
にまたは前のエッジで回転シリンダを備える。別の代替
形は、ラダーブレードがその上および/または下のエッ
ジに既知の態様でエンドプレートを備えるものである。
もちろん、本発明のプロペラとラダーとを組合せたも
ののプロペラは、固定されたブレードを有してもよいし
調節可能なブレードを有してもよい。後者の場合、プロ
ペラのピッチ角を変えることができる範囲を、プロペラ
のブレードがプロペラ軸とほぼ平行に位置決めされるよ
うにすなわちフェザリングされるほどに大きくすること
ができる。このことは、船または同様の船舶が、たとえ
ば船首プロペラの助けを借りプロペラ6を用いずに推進
されるような条件下では特に有利である。考え得るある
実施例に従えば、プロペラユニットは、図示され説明さ
れた実施例の単一のプロペラの代わりに、適切な逆回転
する2つのプロペラを含んでもよい。
ののプロペラは、固定されたブレードを有してもよいし
調節可能なブレードを有してもよい。後者の場合、プロ
ペラのピッチ角を変えることができる範囲を、プロペラ
のブレードがプロペラ軸とほぼ平行に位置決めされるよ
うにすなわちフェザリングされるほどに大きくすること
ができる。このことは、船または同様の船舶が、たとえ
ば船首プロペラの助けを借りプロペラ6を用いずに推進
されるような条件下では特に有利である。考え得るある
実施例に従えば、プロペラユニットは、図示され説明さ
れた実施例の単一のプロペラの代わりに、適切な逆回転
する2つのプロペラを含んでもよい。
プロペラ6は、垂直の駆動軸およびハウジング9内の
かさ歯車機構を介して船体内に位置する駆動機械によっ
て駆動される代わりに、ハウジング9内に配置されかつ
プロペラ軸に接続される駆動モータによって駆動されて
もよい。この駆動モータは適切には電気または液圧モー
タである。
かさ歯車機構を介して船体内に位置する駆動機械によっ
て駆動される代わりに、ハウジング9内に配置されかつ
プロペラ軸に接続される駆動モータによって駆動されて
もよい。この駆動モータは適切には電気または液圧モー
タである。
図4は、この発明に従うラダーとプロペラとを組合せ
た装置の別の実施例を、図1と同じ態様で概略的に示
す。この実施例は、プロペラの支柱8がその支柱の上の
端部で、多数のピニオンギア18と駆動係合するギアリン
グ16と接続されているという点で、図1−3の実施例と
は異なっている。多数のピニオンギア18はこのピニオン
に接続された同数のステアリングモータ17によって駆動
される。この実施例では、舵頭材4およびプロペラユニ
ットの支柱8は各々、船内のステアリング機械11、13、
14および16、17、18にそれぞれ接続される。したがっ
て、ラダー1およびプロペラユニット2は各々独立して
互いに異なる方向に回転し、かつ互いに異なる回転位置
に配置されることができる。もちろん、この場合も図1
の実施例によりもたらされる前述の利点すべてが得られ
るが、同時に、特別な状況および特別な動作条件に最適
であると考えられるような互いの位置に、ラダー1およ
びプロペラユニット2が自由にかつ正確に置かれるとい
うさらなる利点が得られる。
た装置の別の実施例を、図1と同じ態様で概略的に示
す。この実施例は、プロペラの支柱8がその支柱の上の
端部で、多数のピニオンギア18と駆動係合するギアリン
グ16と接続されているという点で、図1−3の実施例と
は異なっている。多数のピニオンギア18はこのピニオン
に接続された同数のステアリングモータ17によって駆動
される。この実施例では、舵頭材4およびプロペラユニ
ットの支柱8は各々、船内のステアリング機械11、13、
14および16、17、18にそれぞれ接続される。したがっ
て、ラダー1およびプロペラユニット2は各々独立して
互いに異なる方向に回転し、かつ互いに異なる回転位置
に配置されることができる。もちろん、この場合も図1
の実施例によりもたらされる前述の利点すべてが得られ
るが、同時に、特別な状況および特別な動作条件に最適
であると考えられるような互いの位置に、ラダー1およ
びプロペラユニット2が自由にかつ正確に置かれるとい
うさらなる利点が得られる。
図5は、この発明に従うさらに他の実施例を図1と同
じ態様で概略的に示す。この実施例では、プロペラユニ
ットを支持する支柱8は、船体の軸受座5は直に組込ま
れて支持されている。支柱の上端部は、プロペラユニッ
ト2が何らかの所望の方向に位置決めされることが可能
となる態様でステアリング機械11、13および14に接続さ
れる。この場合ラダー1はプロペラユニット支持支柱8
により回転可能に軸支されかつ支持される。
じ態様で概略的に示す。この実施例では、プロペラユニ
ットを支持する支柱8は、船体の軸受座5は直に組込ま
れて支持されている。支柱の上端部は、プロペラユニッ
ト2が何らかの所望の方向に位置決めされることが可能
となる態様でステアリング機械11、13および14に接続さ
れる。この場合ラダー1はプロペラユニット支持支柱8
により回転可能に軸支されかつ支持される。
プロペラユニットハウジング9内にはステアリング機
械(詳細には図示せず)が配置される。このステアリン
グ機械により、船の進路を維持し通常の前方向の船の速
度で船を操縦するために、ラダー1はプロペラユニット
2に関してターンされる。このとき、プロペラユニット
2は、ステアリング機械11、13および14により船に関し
固定位置で保持されており、プロペラ軸は船の前方向と
並列している。ラダーのステアリング機構は、たとえ
ば、例としてクランク19およびラダー1に設けられた溝
またはトラック20に備えられた結合ブロックによりラダ
ー1に接続されるサーボモータを含んでもよい。プロペ
ラユニットの支柱8に関しラダー1を回転させるため
の、例としてサーボモータの形式のそのようなステアリ
ング機械を船体内の支柱8の上端部に設置し、管状の支
柱8を通して軸方向に延在しかつ下端部でクランク19と
同様のクランクを備える連接棒により回転自在のラダー
1に接続することが可能である。
械(詳細には図示せず)が配置される。このステアリン
グ機械により、船の進路を維持し通常の前方向の船の速
度で船を操縦するために、ラダー1はプロペラユニット
2に関してターンされる。このとき、プロペラユニット
2は、ステアリング機械11、13および14により船に関し
固定位置で保持されており、プロペラ軸は船の前方向と
並列している。ラダーのステアリング機構は、たとえ
ば、例としてクランク19およびラダー1に設けられた溝
またはトラック20に備えられた結合ブロックによりラダ
ー1に接続されるサーボモータを含んでもよい。プロペ
ラユニットの支柱8に関しラダー1を回転させるため
の、例としてサーボモータの形式のそのようなステアリ
ング機械を船体内の支柱8の上端部に設置し、管状の支
柱8を通して軸方向に延在しかつ下端部でクランク19と
同様のクランクを備える連接棒により回転自在のラダー
1に接続することが可能である。
上記より明らかに、本発明のラダーとプロペラとを組
合せた装置は多数の異なる形式を有する可能性があり、
上記以外の変形例および修正例も可能である。たとえ
ば、その装置は必ずしも船体の下部分の下に装着される
必要はなく、その代わりに、船尾の後ろに装着され、船
体のトランサムにしっかりと固定されたベアリングハウ
ジングにより支持されかつベアリングハウジング内で軸
支されてもよい。
合せた装置は多数の異なる形式を有する可能性があり、
上記以外の変形例および修正例も可能である。たとえ
ば、その装置は必ずしも船体の下部分の下に装着される
必要はなく、その代わりに、船尾の後ろに装着され、船
体のトランサムにしっかりと固定されたベアリングハウ
ジングにより支持されかつベアリングハウジング内で軸
支されてもよい。
船体または回転自在のラダー部分いずれかに代替的に
および選択的にプロペラユニットを固定することを可能
にする多数の方法があることもまた理解されるであろ
う。前述し図示したプロペラユニットを固定する方法は
例示にすぎない。
および選択的にプロペラユニットを固定することを可能
にする多数の方法があることもまた理解されるであろ
う。前述し図示したプロペラユニットを固定する方法は
例示にすぎない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−86290(JP,A) 実開 昭58−87693(JP,U) 特公 昭51−40715(JP,B2)
Claims (9)
- 【請求項1】船舶の推進、操舵および操縦のためのラダ
ーとプロペラとを組合せた装置であって、ラダーユニッ
トとプロペラユニット(2)とを備え、 前記ラダーユニットは、ほぼ鉛直なラダー軸線の回りを
回転し得るように船体に取付けられたラダー部分(1)
を含み、 前記プロペラユニット(2)は、ハウジング(9)内に
回転可能に軸支されたほぼ水平なプロペラ軸上に取付け
られたプロペラ(6)を含み、 前記プロペラユニット(2)は、前記ラダー軸線に一致
する軸線の回りを回転し得るように船体に取付けられて
おり、 前記装置は、選択的に、前記プロペラユニット(2)を
船体に対して回転しないようにロックし、それによって
前記ラダー部分(1)の回転とは無関係にプロペラユニ
ットを固定角度位置に維持するか、または、前記プロペ
ラユニット(2)を前記ラダー部分(1)に対してロッ
クし、それによってプロペラユニットがラダー部分とと
もに回転するようにするための手段(15)を備える、ラ
ダーとプロペラとを組合せた装置。 - 【請求項2】前記ラダー部分(1)は、船舶内で上向き
に延在しかつ船舶内で回転可能に支持される管状の舵頭
材(4)を含み、 前記プロペラユニット(2)は、その底部が前記ハウジ
ング(9)に固定された支柱(8)を含み、 前記支柱は、前記管状の舵頭材(4)を通過して上に延
在し、かつ前記舵頭材内に回転可能に軸支されている、
請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】前記舵頭材(4)および前記支柱(8)
は、前記ラダー部分(1)および前記プロペラユニット
(2)を船舶に対して個々に回転させるために、それぞ
れが個々のステアリングマシン(11、13、14および16、
17、18)に接続されている、請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】前記プロペラユニット(2)は、ほぼ鉛直
方向に延びる支柱(8)を含み、この支柱は、その下端
部が前記ハウジング(9)に固定され、かつ船舶(3)
に回転可能に支持されており、 前記ラダー部分(1)は、前記支柱(8)上に回転可能
に支持され、 前記支柱(8)は、プロペラユニット(2)を船舶に対
して回転させるためにステアリングマシン(11、13、1
4)に接続され、 前記プロペラユニット(2)は、前記プロペラユニット
の支柱に対して前記ラダー部分(1)を回転させるよう
に前記ラダー部分(1)に接続される手段(19、20、2
1)を含み、請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】前記プロペラユニットハウジング(9)は
前記ラダー(1)の凹みに配置され、 前記ラダーは、前記プロペラとは反対側に位置するハウ
ジング(9)の一方端の上方および背後に延在してい
る、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項6】前記プロペラ(6)とは反対側に位置する
プロペラユニットハウジング(9)の一方端部は、部分
球面または部分円柱の形態を有し、 前記ハウジングの一方端部の背後に位置するラダー部分
は、前記ハウジングの一方端部に近接する前縁と、前記
部分球面または部分円柱の曲率中心を通過する回転軸線
とを有する、請求項5に記載の装置。 - 【請求項7】プロペラユニットハウジング(9)の背後
に位置するラダー部分は、ハウジングの流線形の形状に
適合するように厚みが変化した形態を有する、請求項6
に記載の装置。 - 【請求項8】プロペラユニットハウジングの上方に位置
するラダー部分および前記ハウジングの下方に位置する
ラダー部分は、プロペラジェットによって生ずる回転流
に逆らうように、その流入角および曲線状の輪郭が非対
称の形状を有している、請求項1〜7のいずれか1項に
記載の装置。 - 【請求項9】プロペラユニットは、互いに反対方向に反
転し、互いに間隔が設けられ互いに同軸であるプロペラ
を含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
SE8704912-8 | 1987-12-09 | ||
SE8704912A SE459249B (sv) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | Kombinerad roder- och propelleranordning |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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ATE254561T1 (de) * | 2001-10-05 | 2003-12-15 | Peter Meyer | Fahranlage für schiffe, insbesondere für kreuzfahrtschiffe |
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DE10244295B4 (de) * | 2002-09-23 | 2004-11-04 | Siemens Ag | Hilfsruder an einem elektrischen Ruderpropeller für schnelle seegehende Schiffe und Betriebsverfahren für das Hilfsruder |
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NO324501B1 (no) * | 2003-08-01 | 2007-11-05 | Rolls Royce Marine As | Anordning til okning av giringsstabiliteten for skip |
DE102004008805B4 (de) * | 2004-02-20 | 2008-08-14 | Siemens Ag | Zweipropellerantrieb für Schiffe |
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EP2163471B1 (en) * | 2008-09-12 | 2011-09-07 | Wärtsilä Netherlands B.V. | Propulsion and steering arrangement |
EP2470421A1 (en) * | 2009-08-27 | 2012-07-04 | Rolls-Royce Aktiebolag | Rudder device |
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EP2535263B1 (en) | 2011-06-14 | 2014-10-29 | ABB Oy | A propulsion arrangement in a ship |
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EP2634084A1 (en) * | 2012-02-29 | 2013-09-04 | ABB Oy | Arrangement and method in a ship |
WO2014046608A1 (en) * | 2012-09-24 | 2014-03-27 | Rolls-Royce Ab | Counter rotating pod with flap |
KR101763956B1 (ko) | 2012-11-27 | 2017-08-02 | 현대중공업 주식회사 | 선박용 러더 |
JP5984657B2 (ja) * | 2012-12-20 | 2016-09-06 | 三菱重工業株式会社 | 首振り推進器および船舶 |
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DE102017216818A1 (de) | 2017-09-22 | 2019-03-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Azimutverstellung einer Gondel |
CN114455053B (zh) * | 2022-01-22 | 2023-03-07 | 嘉兴市锦佳船舶制造股份有限公司 | 一种河湖巡查船 |
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- 1987-12-09 SE SE8704912A patent/SE459249B/sv not_active IP Right Cessation
-
1988
- 1988-12-08 KR KR1019890701493A patent/KR970010830B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1988-12-08 JP JP1500452A patent/JP2657422B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-08 EP EP89900669A patent/EP0394320B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-08 AU AU28217/89A patent/AU2821789A/en not_active Abandoned
- 1988-12-08 DE DE89900669T patent/DE3885105T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-08 WO PCT/SE1988/000669 patent/WO1989005262A1/en active IP Right Grant
-
1990
- 1990-06-05 FI FI902810A patent/FI96757C/fi not_active IP Right Cessation
- 1990-06-08 DK DK140990A patent/DK162037C/da not_active IP Right Cessation
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FI902810A0 (fi) | 1990-06-05 |
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