JP2655040B2 - 141bの分解の防止方法 - Google Patents
141bの分解の防止方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1,1−ジクロル−
1−フルオルエタン(フロン141b、以下、単に14
1bと称する)を加熱する際に不飽和炭素化合物及び他
の望ましくない副生成物が生成するのを防止する方法に
関し、より詳細には、この発明は、141bを、1,
1,1,2−テトラクロルエタン(フロン130a、以
下、単に130aと称する)及び場合により1,1,1
−トリクロルエタン(フロン140a、以下、単に14
0aと称する)を含有する液状混合物から蒸留によって
分離する方法に関する。
1−フルオルエタン(フロン141b、以下、単に14
1bと称する)を加熱する際に不飽和炭素化合物及び他
の望ましくない副生成物が生成するのを防止する方法に
関し、より詳細には、この発明は、141bを、1,
1,1,2−テトラクロルエタン(フロン130a、以
下、単に130aと称する)及び場合により1,1,1
−トリクロルエタン(フロン140a、以下、単に14
0aと称する)を含有する液状混合物から蒸留によって
分離する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ヒドロ
クロルフルオルカーボン141bはフォーム発泡剤とし
てのトリクロルフルオルメタン(フロン11)の代替品
である。しかしながら、ブルックス(Brooks)らが米国
特許第4948479号明細書に示したように、140
a及び弗化水素(以下、HFと略記する)からの141
bの製造は、塩化ビニリデン(フロン1130a、以
下、単に1130aと称する)及び他の不飽和副生成物
並びに酸(主としてHCl)の生成をもたらす。141
bと1130aとはその沸点が近い(前者が32℃、後
者が31℃)ので、蒸留によって容易に分離することが
できない。
クロルフルオルカーボン141bはフォーム発泡剤とし
てのトリクロルフルオルメタン(フロン11)の代替品
である。しかしながら、ブルックス(Brooks)らが米国
特許第4948479号明細書に示したように、140
a及び弗化水素(以下、HFと略記する)からの141
bの製造は、塩化ビニリデン(フロン1130a、以
下、単に1130aと称する)及び他の不飽和副生成物
並びに酸(主としてHCl)の生成をもたらす。141
bと1130aとはその沸点が近い(前者が32℃、後
者が31℃)ので、蒸留によって容易に分離することが
できない。
【0003】従ってブルックスらは、141b生成物流
中の1130aを高沸点の130a(130.5℃)に
転化させる光塩素化工程、並びに続いての130a(及
び生産段階で除去されていなければ140a)のような
高沸点液体から低沸点の141bを分離するための光塩
素化された液状混合物の蒸留を用いることを教示してい
る。しかしながら、蒸留塔中で1130a並びに酸(主
としてHCl、及び少量のHF)が再び生成し、141
b生成物と共に塔頂から蒸留されることがわかった。
中の1130aを高沸点の130a(130.5℃)に
転化させる光塩素化工程、並びに続いての130a(及
び生産段階で除去されていなければ140a)のような
高沸点液体から低沸点の141bを分離するための光塩
素化された液状混合物の蒸留を用いることを教示してい
る。しかしながら、蒸留塔中で1130a並びに酸(主
としてHCl、及び少量のHF)が再び生成し、141
b生成物と共に塔頂から蒸留されることがわかった。
【0004】酸は選択的な吸着又は反応、例えば酸含有
141bを水酸化カリウムの床に通すことによって生成
物から除去することができるが、これは追加の工程なの
で望ましくない。さらに、1130aは上述のように所
望の141b生成物とほとんど同じ沸点を有するので、
1130aが再生成するのはもっとやっかいなことであ
る。従って、蒸留塔中で1130aが生成するのを防止
することができなければ、1130aを除去するために
さらに別の後処理が要求される。
141bを水酸化カリウムの床に通すことによって生成
物から除去することができるが、これは追加の工程なの
で望ましくない。さらに、1130aは上述のように所
望の141b生成物とほとんど同じ沸点を有するので、
1130aが再生成するのはもっとやっかいなことであ
る。従って、蒸留塔中で1130aが生成するのを防止
することができなければ、1130aを除去するために
さらに別の後処理が要求される。
【0005】1130aとHFとの反応によって141
bが生成される場合にも同じ問題点があり{例えばヘン
(Henne )らにより「ジャーナル・オブ・アメリカン・
ケミカル・ソサエティー(Journal of the American Ch
emical Society) 」第65巻、第1271頁(1943
年)に教示されている}、141b及び1130aを含
有する生成物流が生じている。
bが生成される場合にも同じ問題点があり{例えばヘン
(Henne )らにより「ジャーナル・オブ・アメリカン・
ケミカル・ソサエティー(Journal of the American Ch
emical Society) 」第65巻、第1271頁(1943
年)に教示されている}、141b及び1130aを含
有する生成物流が生じている。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明の概要 141b(単独又は130aを含有若しくは130a及
び140aの両方を含有する液状混合物として)を加熱
する際に不飽和炭素化合物が生成するのを防止する方法
が提供され、この方法は、次の(a)又は(b)の条件
下で加熱を実施することを含む。
び140aの両方を含有する液状混合物として)を加熱
する際に不飽和炭素化合物が生成するのを防止する方法
が提供され、この方法は、次の(a)又は(b)の条件
下で加熱を実施することを含む。
【0007】(a)の条件は、次のものから選択される
有効量の防止剤を存在させることである。 ・ジアルキルヒドロキシルアミン(ここで、アルキル基
は1〜4個の炭素原子を有し、例えばメチル、エチル、
プロピル又はブチルである)、好ましくはジエチルヒド
ロキシルアミン(以下、DEHAと略記する); ・3〜6個又は10〜30個の炭素原子を有するエポキ
シド(即ち環状オキシド)、例えばα−ピネンオキシド
(以下、APOと略記する)、1,2−ヘキサデセンオ
キシド(以下、HOと略記する)、ブチレンオキシド
(以下、BOと略記する)、リモネンモノオキシド、リ
モネンジオキシド、エポキシ化大豆油酸メチル、プロピ
レンオキシド、ジシクロペンタジエンジオキシドアルコ
ール、イソプレンオキシド、グリシジルイソプロピルエ
ーテル、1,4−ジオキサン又はエポキシ化α−オレフ
ィン(例えばC10H20O、C12H24O若しくは
C16H32O)、好ましくはAPO、HO又はBO;・α−メチルスチレン(以下、AMSと略記する); ・141bより高い沸点を有する少なくとも2個の非芳
香族系二重結合を有する遊離基掃去剤、例えばリモネン
又はその光学異性体の1種、例えばd−リモネン(以
下、DLと略記する)、アロオシメン又はイソプレン、
好ましくはDL; ・フェノール類{そのフェニル基は、環の1つ以上の位
置においてそれぞれ次の置換基:アルキル(例えばメチ
ル、エチル、イソプロピル、ブチル)、アルコキシ(例
えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ)、ニトロ、ハロゲン(例えばF、C1若しくはB
r)、アルキルアミン塩(例えば−N(CH3)3 +C
1−)、アシル−C(O)R(ここで、Rはアルキルで
ある)、アシルオキシ−OC(O)R(ここで、Rはア
ルキルである)、シアノ、ヒドロキシ及びフェニル(こ
のフェニル自体もまたこれらの置換基で置換されていて
もよい):から選択される置換基で置換されていてもよ
く、かかる置換基のアルキル部分は一般的に1〜4個の
炭素原子を有する低級アルキルであり、このフェニル基
の2つの隣接した位置の置換基が結合してナフトールの
ように縮合芳香環を形成してもよい}、好ましくは2,
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール及び4−メ
トキシフェノール; 或いは ・1,4−ベンゾキノン類(その芳香環の各位置におい
てそれぞれ上記フェノールについて列挙したものから選
択される置換基で置換されていてもよい)、好ましくは
非置換ベンゾキノン。
有効量の防止剤を存在させることである。 ・ジアルキルヒドロキシルアミン(ここで、アルキル基
は1〜4個の炭素原子を有し、例えばメチル、エチル、
プロピル又はブチルである)、好ましくはジエチルヒド
ロキシルアミン(以下、DEHAと略記する); ・3〜6個又は10〜30個の炭素原子を有するエポキ
シド(即ち環状オキシド)、例えばα−ピネンオキシド
(以下、APOと略記する)、1,2−ヘキサデセンオ
キシド(以下、HOと略記する)、ブチレンオキシド
(以下、BOと略記する)、リモネンモノオキシド、リ
モネンジオキシド、エポキシ化大豆油酸メチル、プロピ
レンオキシド、ジシクロペンタジエンジオキシドアルコ
ール、イソプレンオキシド、グリシジルイソプロピルエ
ーテル、1,4−ジオキサン又はエポキシ化α−オレフ
ィン(例えばC10H20O、C12H24O若しくは
C16H32O)、好ましくはAPO、HO又はBO;・α−メチルスチレン(以下、AMSと略記する); ・141bより高い沸点を有する少なくとも2個の非芳
香族系二重結合を有する遊離基掃去剤、例えばリモネン
又はその光学異性体の1種、例えばd−リモネン(以
下、DLと略記する)、アロオシメン又はイソプレン、
好ましくはDL; ・フェノール類{そのフェニル基は、環の1つ以上の位
置においてそれぞれ次の置換基:アルキル(例えばメチ
ル、エチル、イソプロピル、ブチル)、アルコキシ(例
えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ)、ニトロ、ハロゲン(例えばF、C1若しくはB
r)、アルキルアミン塩(例えば−N(CH3)3 +C
1−)、アシル−C(O)R(ここで、Rはアルキルで
ある)、アシルオキシ−OC(O)R(ここで、Rはア
ルキルである)、シアノ、ヒドロキシ及びフェニル(こ
のフェニル自体もまたこれらの置換基で置換されていて
もよい):から選択される置換基で置換されていてもよ
く、かかる置換基のアルキル部分は一般的に1〜4個の
炭素原子を有する低級アルキルであり、このフェニル基
の2つの隣接した位置の置換基が結合してナフトールの
ように縮合芳香環を形成してもよい}、好ましくは2,
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール及び4−メ
トキシフェノール; 或いは ・1,4−ベンゾキノン類(その芳香環の各位置におい
てそれぞれ上記フェノールについて列挙したものから選
択される置換基で置換されていてもよい)、好ましくは
非置換ベンゾキノン。
【0008】(b)の条件は、ニッケル合金製の容器を
用いることである。
用いることである。
【0009】この方法は特に、蒸留塔を用いた130a
(及び場合により140a)を含有する液状混合物から
の141bの分離に適用できる。防止剤を用いる場合、
これは塔の底部(即ち『リボイラー(reboiler)』部
分)に添加する。蒸留塔がニッケル合金製である場合に
は、防止剤を用いることは必要ではない。
(及び場合により140a)を含有する液状混合物から
の141bの分離に適用できる。防止剤を用いる場合、
これは塔の底部(即ち『リボイラー(reboiler)』部
分)に添加する。蒸留塔がニッケル合金製である場合に
は、防止剤を用いることは必要ではない。
【0010】発明の具体的な説明 本発明の1つの具体例において、前記の防止剤を存在さ
せることによって、141bを加熱する際に1130a
のような不飽和炭素化合物並びにHCl及びHFのよう
な酸が生成する{これは、141b、130a及び場合
により140aを含む液状混合物を蒸留塔中で加熱して
130a(及び存在する場合には140a)のような高
沸点化合物から141bのような低沸点化合物を分離す
る時に起こる}のが防止されるということが、ここにわ
かった。
せることによって、141bを加熱する際に1130a
のような不飽和炭素化合物並びにHCl及びHFのよう
な酸が生成する{これは、141b、130a及び場合
により140aを含む液状混合物を蒸留塔中で加熱して
130a(及び存在する場合には140a)のような高
沸点化合物から141bのような低沸点化合物を分離す
る時に起こる}のが防止されるということが、ここにわ
かった。
【0011】蒸留塔に添加する場合、防止剤は、蒸留塔
の温度が最も高い、代表的には約24℃〜約93℃(約
75°F〜約200°F){好ましくは約32〜約71
℃(約90〜約160°F)}である底部即ちリボイラ
ー部分に添加する。塔頂温度は代表的には底部の温度よ
り約11度(華氏温度として約20度)低い。塔底部に
添加する場合とは対照的に、塔への供給流に防止剤を添
加しても有効ではないことがわかった。防止剤は一般的
に、塔を出て行く底部流中の防止剤濃度を約500〜約
5000ppm、より代表的には約1500〜約350
0ppmに保つのに充分な速度で塔に供給される。この
具体例は、下記の例1〜5に例示する。ここで、百分率
は特に記載がない限り重量%である。例1〜3では、慣
用の炭素鋼塔を用いる。
の温度が最も高い、代表的には約24℃〜約93℃(約
75°F〜約200°F){好ましくは約32〜約71
℃(約90〜約160°F)}である底部即ちリボイラ
ー部分に添加する。塔頂温度は代表的には底部の温度よ
り約11度(華氏温度として約20度)低い。塔底部に
添加する場合とは対照的に、塔への供給流に防止剤を添
加しても有効ではないことがわかった。防止剤は一般的
に、塔を出て行く底部流中の防止剤濃度を約500〜約
5000ppm、より代表的には約1500〜約350
0ppmに保つのに充分な速度で塔に供給される。この
具体例は、下記の例1〜5に例示する。ここで、百分率
は特に記載がない限り重量%である。例1〜3では、慣
用の炭素鋼塔を用いる。
【0012】第2の具体例において、加熱又は蒸留を実
施する容器にNickel、Monel、Incone
l、Hastelloy又はCarpenter−20
のようなニッケル合金を用いることが、防止剤を用いる
ことなく酸及び1130aの生成を防止するのに有効で
あるということが、ここにわかった。Inconel及
びHastelloy合金が特に好ましい。また、この
プロセスから空気を除去することも、この防止作用を補
助する。この具体例は、例5及び例6に例示する。
施する容器にNickel、Monel、Incone
l、Hastelloy又はCarpenter−20
のようなニッケル合金を用いることが、防止剤を用いる
ことなく酸及び1130aの生成を防止するのに有効で
あるということが、ここにわかった。Inconel及
びHastelloy合金が特に好ましい。また、この
プロセスから空気を除去することも、この防止作用を補
助する。この具体例は、例5及び例6に例示する。
【0013】
例1:ブルックスらの米国特許第4948479号の方
法に従って製造された、100ppmの1130a並び
の他の主要成分としての約98%の141b、1.5%
の140a及び0.3%の130aを含有する未精製の
光塩素化混合物を、蒸気加熱式塔中で、塔頂温度約49
℃(約120°F)、塔底部温度約60℃(約140°
F)及び圧力約200kPa(約15psig)で操作
して蒸留した。塔頂から取り出された141bは、30
0〜600ppmの1130a及び20ppmを越える
酸(HClとして計算)の生成を示した。
法に従って製造された、100ppmの1130a並び
の他の主要成分としての約98%の141b、1.5%
の140a及び0.3%の130aを含有する未精製の
光塩素化混合物を、蒸気加熱式塔中で、塔頂温度約49
℃(約120°F)、塔底部温度約60℃(約140°
F)及び圧力約200kPa(約15psig)で操作
して蒸留した。塔頂から取り出された141bは、30
0〜600ppmの1130a及び20ppmを越える
酸(HClとして計算)の生成を示した。
【0014】例2:ブチレンオキシドを底部流中のブチ
レンオキシド濃度を2500ppmに保つのに充分な速
度で塔のリボイラー部分に供給したことを除いて、例1
を繰り返した。蒸留の結果としての1130a又は酸の
生成は何ら検出できなかった。
レンオキシド濃度を2500ppmに保つのに充分な速
度で塔のリボイラー部分に供給したことを除いて、例1
を繰り返した。蒸留の結果としての1130a又は酸の
生成は何ら検出できなかった。
【0015】例3:供給流中の140a濃度を約50p
pmに減らしたことを除いて、例1及び2を繰り返し
た。例1におけるような蒸留によって、約170ppm
の1130a及び10ppmを越える酸の生成がもたら
された。例2におけるようにブチレンオキシドを用いた
場合、蒸留によって生成した1130aは約30ppm
だけ、酸は約1ppmだけだった。
pmに減らしたことを除いて、例1及び2を繰り返し
た。例1におけるような蒸留によって、約170ppm
の1130a及び10ppmを越える酸の生成がもたら
された。例2におけるようにブチレンオキシドを用いた
場合、蒸留によって生成した1130aは約30ppm
だけ、酸は約1ppmだけだった。
【0016】例4: A)各種の防止剤が酸の生成を防止する能力を比較する
ために、主要成分として約84.1%の141b、0.
2%の130a及び15.3%の140aを含有する混
合物を試験した。出発混合物はHClとして5.3pp
mの酸を含有していた。防止剤2000ppmを含有す
る試料(対照用試料は防止剤を含有しない)をガラス瓶
に入れ、450ワットの紫外線ランプから1インチの所
に5時間置いた。防止剤を含有しない対照用試料では、
120ppmを越える酸が生成した。本発明の6種の防
止剤(DEHA、APO、HO、BO、AMS及びD
L)を含有させた試料では、生成した酸は10ppm未
満だった。
ために、主要成分として約84.1%の141b、0.
2%の130a及び15.3%の140aを含有する混
合物を試験した。出発混合物はHClとして5.3pp
mの酸を含有していた。防止剤2000ppmを含有す
る試料(対照用試料は防止剤を含有しない)をガラス瓶
に入れ、450ワットの紫外線ランプから1インチの所
に5時間置いた。防止剤を含有しない対照用試料では、
120ppmを越える酸が生成した。本発明の6種の防
止剤(DEHA、APO、HO、BO、AMS及びD
L)を含有させた試料では、生成した酸は10ppm未
満だった。
【0017】B)試料を軟鋼製筒状容器中に入れ、10
0℃に7時間加熱したことを除いて、上記の試験を繰り
返した。防止剤を含有しない対照用試料では、170p
pmを越える酸が生成した。本発明の9種の防止剤(D
EHA、APO、HO、BO、AMS、DL、ベンゾキ
ノン、4−メトキシフェノール及び2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフェノール)を含有させた試料では、
生成した酸は10ppm未満だった。
0℃に7時間加熱したことを除いて、上記の試験を繰り
返した。防止剤を含有しない対照用試料では、170p
pmを越える酸が生成した。本発明の9種の防止剤(D
EHA、APO、HO、BO、AMS、DL、ベンゾキ
ノン、4−メトキシフェノール及び2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフェノール)を含有させた試料では、
生成した酸は10ppm未満だった。
【0018】例5:様々な金属製の筒状容器中で未精製
の141b含有塔底部物質を加熱し、分析した。316
番ステンレス鋼製容器を約82℃(180°F)に1
6.5時間加熱した場合には1130aが5倍に増加
し、他方、防止剤のブチレンオキシドを1800ppm
添加して同じ容器を約122℃(252°F)に23時
間加熱した場合には1130aは増加しなかった。防止
剤を用いずに軟鋼製容器を125℃(257°F)に4
時間加熱した場合には1130aが340ppm増加し
たが、防止剤のブチレンオキシドを1600ppm添加
した場合には1130aの増加は50ppmだけだっ
た。Monel(ニッケル63〜70重量%を含有する
合金)を125℃(257°F)に4時間加熱した場
合、防止剤を存在させなくても1130aは増加しなか
った。
の141b含有塔底部物質を加熱し、分析した。316
番ステンレス鋼製容器を約82℃(180°F)に1
6.5時間加熱した場合には1130aが5倍に増加
し、他方、防止剤のブチレンオキシドを1800ppm
添加して同じ容器を約122℃(252°F)に23時
間加熱した場合には1130aは増加しなかった。防止
剤を用いずに軟鋼製容器を125℃(257°F)に4
時間加熱した場合には1130aが340ppm増加し
たが、防止剤のブチレンオキシドを1600ppm添加
した場合には1130aの増加は50ppmだけだっ
た。Monel(ニッケル63〜70重量%を含有する
合金)を125℃(257°F)に4時間加熱した場
合、防止剤を存在させなくても1130aは増加しなか
った。
【0019】例6:各種の金属の小さい試験片を収納さ
せたガラス管中に、比較的純粋な141b試料(141
b純度99.3%)を防止剤なしで入れ、180℃(3
56°F)に2時間加熱した。軟鋼及びステンレス鋼で
は495〜1755ppmの1130aが生成し、他
方、Inconel−600(ニッケル72%を含有す
る合金)及びHastelloy−C−276(ニッケ
ル約60%を含有する合金)では1130aは何ら生成
せず、Nickel(ニッケル99〜100%)では2
50ppmの1130aが、Monel−400(ニッ
ケル63〜70%)では335ppmの1130aが、
そしてCarpenter−20(ニッケル32〜38
%を含有する合金)では450ppmの1130aが生
成しただけだった。
せたガラス管中に、比較的純粋な141b試料(141
b純度99.3%)を防止剤なしで入れ、180℃(3
56°F)に2時間加熱した。軟鋼及びステンレス鋼で
は495〜1755ppmの1130aが生成し、他
方、Inconel−600(ニッケル72%を含有す
る合金)及びHastelloy−C−276(ニッケ
ル約60%を含有する合金)では1130aは何ら生成
せず、Nickel(ニッケル99〜100%)では2
50ppmの1130aが、Monel−400(ニッ
ケル63〜70%)では335ppmの1130aが、
そしてCarpenter−20(ニッケル32〜38
%を含有する合金)では450ppmの1130aが生
成しただけだった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マヘル・ヨウセフ・エルシェイク アメリカ合衆国ペンシルベニア州ウェイ ン、ノース・ウェイン・アベニュー784 (72)発明者 アントニー・デイル・ケルトン アメリカ合衆国ケンタッキー州メイフィ ールド、ルート8、ボックス108 (72)発明者 モリス・パクストン・ウォーカー アメリカ合衆国ケンタッキー州ベント ン、ルート8、ボックス510 (72)発明者 ダニー・ウォレン・ライト アメリカ合衆国ミネソタ州オワトンナ、 シクスティーンス・ストリート625サウ スウェスト (56)参考文献 特開 昭64−56630(JP,A) 特開 昭64−50829(JP,A) 特開 平1−265042(JP,A) 特開 平6−9449(JP,A) 特開 平4−297427(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 1,1−ジクロル−1−フルオルエタン
及び1,1,1,2−テトラクロルエタンを含有する液
状混合物から蒸留塔を用いて1,1−ジクロル−1−フ
ルオルエタンを分離する方法であって、 ・アルキル基が1〜4個の炭素原子を有するジアルキル
ヒドロキシルアミン、 ・3〜6個又は10〜30個の炭素原子を有するエポキ
シド、・α−メチルスチレン、 ・1,1−ジクロル−1−フルオルエタンより高い沸点
を有する少なくとも2個の非芳香族系二重結合を有する
遊離基掃去剤、 ・フェノール類 及び ・1,4−ベンゾキノン類 から選択される有効量の防止剤を蒸留塔の底部区画に添
加することを含む、前記方法。 - 【請求項2】 1,1−ジクロル−1−フルオルエタン
及び1,1,1,2−テトラクロルエタンを含有する液
状混合物から蒸留塔を用いて1,1−ジクロル−1−フ
ルオルエタンを分離する方法であって、 蒸留塔の底部区画にブチレンオキシドを、蒸留塔底部を
出て行く流れ中のブチレンオキシドを約500ppm〜
約5000ppmに保つのに充分な速度で供給すること
及び蒸留塔の底部を約32℃〜約71℃(約90°F〜
約160°F)の温度に保つことを含む、前記方法。 - 【請求項3】 1,1−ジクロル−1−フルオルエタン
及び1,1,1,2−テトラクロルエタンを含有する液
状混合物から蒸留塔を用いて1,1−ジクロル−1−フ
ルオルエタンを分離する方法であって、ニッケル合金製
の蒸留塔を用いることを含む前記方法。
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CA1299006C (en) * | 1987-02-19 | 1992-04-21 | Kunio Ishigaki | Silver halide photographic material and method for treating them |
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JPS6456630A (en) * | 1987-08-28 | 1989-03-03 | Asahi Glass Co Ltd | Stabilization of hydrogen-containing flon |
JPH01265042A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-23 | Asahi Glass Co Ltd | 水素含有フロンを安定化する方法 |
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