JP2651338B2 - 記録または再生装置 - Google Patents
記録または再生装置Info
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- JP2651338B2 JP2651338B2 JP5142018A JP14201893A JP2651338B2 JP 2651338 B2 JP2651338 B2 JP 2651338B2 JP 5142018 A JP5142018 A JP 5142018A JP 14201893 A JP14201893 A JP 14201893A JP 2651338 B2 JP2651338 B2 JP 2651338B2
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- JP
- Japan
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- center core
- holder
- record carrier
- spindle
- pressing
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- Expired - Lifetime
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この出願の発明は回転磁気シート
等の円板状回転記録担体を用いる記録又は再生装置にお
ける記録担体の装填装置に関するものであって、記録担
体をその回転駆動部に正確に取りつける手段を課題とす
る。
等の円板状回転記録担体を用いる記録又は再生装置にお
ける記録担体の装填装置に関するものであって、記録担
体をその回転駆動部に正確に取りつける手段を課題とす
る。
【0002】
【従来の技術】円板状回転記録担体、例えば回転磁気シ
ートを用いる記録又は再生装置では、磁気シートがセン
ターコアに取りつけられ、このセンターコアをシート回
転モータ等の回転駆動部に結合するスピンドルに嵌合さ
せて記録担体の装填を行っている。この種の装置では、
センターコアとスピンドルとのはめ合いがゆるいと、記
録又は再生動作中に磁気シートが正常な回転運動をしな
くなり、逆に上記のはめ合いをきつくすると、両者が円
滑に嵌合しないという問題が起こる。
ートを用いる記録又は再生装置では、磁気シートがセン
ターコアに取りつけられ、このセンターコアをシート回
転モータ等の回転駆動部に結合するスピンドルに嵌合さ
せて記録担体の装填を行っている。この種の装置では、
センターコアとスピンドルとのはめ合いがゆるいと、記
録又は再生動作中に磁気シートが正常な回転運動をしな
くなり、逆に上記のはめ合いをきつくすると、両者が円
滑に嵌合しないという問題が起こる。
【0003】そこで、図2に関連して後述するように、
センターコアに磁性体を固着し、一方スピンドルに磁石
を取りつけ、磁力によって両者の結合を行う装置が提案
されている。
センターコアに磁性体を固着し、一方スピンドルに磁石
を取りつけ、磁力によって両者の結合を行う装置が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の磁気的結合を行う装置においても、センターコアをス
ピンドルに取りつけたとき、センターコアをその基準面
(例えば後記図4のスピンドル8のフランジ面8a)に
位置決めすることを保障し難いので、磁気シートを、こ
れと記録又は再生ヘッドとの間の所定の対接状態を保た
せるための所定の取りつけ面に保持することが困難であ
る。また取りつけ精度をきびしく要求される静止画記録
又は再生装置では、センターコアをスピンドルに取りつ
けるのに100グラム程度の力を必要とするので、磁石
が大きくなって装置の小型軽量化を阻害することにな
る。
の磁気的結合を行う装置においても、センターコアをス
ピンドルに取りつけたとき、センターコアをその基準面
(例えば後記図4のスピンドル8のフランジ面8a)に
位置決めすることを保障し難いので、磁気シートを、こ
れと記録又は再生ヘッドとの間の所定の対接状態を保た
せるための所定の取りつけ面に保持することが困難であ
る。また取りつけ精度をきびしく要求される静止画記録
又は再生装置では、センターコアをスピンドルに取りつ
けるのに100グラム程度の力を必要とするので、磁石
が大きくなって装置の小型軽量化を阻害することにな
る。
【0005】さらに、フロッピーディスク装置における
ように、センターコアの上面にこれをスピンドルに押し
つける機構を設けた装置が提案されているが、この装置
では、記録又は再生時にシートの回転駆動部は、前記の
機構がスピンドルに押しつけられたままの状態で回転す
ることになるので、その負荷が大きくなり、かつ回転ム
ラの原因となるという欠点がある。
ように、センターコアの上面にこれをスピンドルに押し
つける機構を設けた装置が提案されているが、この装置
では、記録又は再生時にシートの回転駆動部は、前記の
機構がスピンドルに押しつけられたままの状態で回転す
ることになるので、その負荷が大きくなり、かつ回転ム
ラの原因となるという欠点がある。
【0006】したがって、この発明は、従来の装置の前
述の欠点を解消し、記録担体のセンターコアを回転駆動
部に正確に取りつけることができ、回転記録担体と記録
又は再生ヘッドとの対接状態を所定の状態に保持するこ
とができるとともに、記録担体の回転駆動に大きな負荷
をかけることがなく、これにより回転駆動部の小型化を
はかることができる記録担体装填装置を提供することを
目的とする。
述の欠点を解消し、記録担体のセンターコアを回転駆動
部に正確に取りつけることができ、回転記録担体と記録
又は再生ヘッドとの対接状態を所定の状態に保持するこ
とができるとともに、記録担体の回転駆動に大きな負荷
をかけることがなく、これにより回転駆動部の小型化を
はかることができる記録担体装填装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明によれば、記録担体を着脱可能な第1の位
置と、前記記録担体を装置本体内の所定の装填位置へと
装填せる第2の位置との間を昇降自在に配されたホルダ
と、前記装填位置に装填された前記記録担体のセンター
コアの中心孔に係合してこれを回転駆動するスピンドル
と、前記記録担体を挟んで前記スピンドルと対向する位
置における前記ホルダ上に支持され、前記ホルダの下降
動作によって前記記録担体のセンターコアを前記スピン
ドルへと弾性的に押圧する押圧部材と、前記ホルダが前
記第1の位置に位置しているときには前記押圧部材を前
記記録担体より離間する位置に保持し、前記ホルダが前
記第1の位置から前記第2の位置へと移動する動作に連
動して前記押圧部材を前記センターコアの方向へと付勢
してこれを所定の押圧力で押圧し、続いて前記押圧力を
解除して前記押圧部材を前記センターコアより離間させ
る制御手段とからなり、前記押圧部材は、前記センター
コアを押圧する部分が弾性部材で形成された複数の押圧
部から構成され、前記センターコア上の前記中心孔の両
側位置を押圧するように構成されている。
めに、本発明によれば、記録担体を着脱可能な第1の位
置と、前記記録担体を装置本体内の所定の装填位置へと
装填せる第2の位置との間を昇降自在に配されたホルダ
と、前記装填位置に装填された前記記録担体のセンター
コアの中心孔に係合してこれを回転駆動するスピンドル
と、前記記録担体を挟んで前記スピンドルと対向する位
置における前記ホルダ上に支持され、前記ホルダの下降
動作によって前記記録担体のセンターコアを前記スピン
ドルへと弾性的に押圧する押圧部材と、前記ホルダが前
記第1の位置に位置しているときには前記押圧部材を前
記記録担体より離間する位置に保持し、前記ホルダが前
記第1の位置から前記第2の位置へと移動する動作に連
動して前記押圧部材を前記センターコアの方向へと付勢
してこれを所定の押圧力で押圧し、続いて前記押圧力を
解除して前記押圧部材を前記センターコアより離間させ
る制御手段とからなり、前記押圧部材は、前記センター
コアを押圧する部分が弾性部材で形成された複数の押圧
部から構成され、前記センターコア上の前記中心孔の両
側位置を押圧するように構成されている。
【0008】
【作用】これによって、ホルダの動作に連動して記録担
体のセンターコアをスピンドルへと押圧部材で弾性的に
押圧し、且つセンターコアの中心孔の両側を押圧するこ
とにより、押圧力が平均化され、スピンドルへの装着が
確実に且つ円滑に行われる。また装着完了後は押圧部材
がセンターコアより離間され、記録担体の回転付加とな
らないように制御される。
体のセンターコアをスピンドルへと押圧部材で弾性的に
押圧し、且つセンターコアの中心孔の両側を押圧するこ
とにより、押圧力が平均化され、スピンドルへの装着が
確実に且つ円滑に行われる。また装着完了後は押圧部材
がセンターコアより離間され、記録担体の回転付加とな
らないように制御される。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して従来の記録担体装填装
置、この出願の発明に係る記録担体装填装置の第1の実
施例の構成、その作用、第2の実施例、第3の実施例及
びこれらの実施例の変形例の順序で詳細に説明する。下
記の説明は記録担体が回転磁気シートである例について
行う。
置、この出願の発明に係る記録担体装填装置の第1の実
施例の構成、その作用、第2の実施例、第3の実施例及
びこれらの実施例の変形例の順序で詳細に説明する。下
記の説明は記録担体が回転磁気シートである例について
行う。
【0010】従来の記録担体装填装置(図1,図2) 従来の記録担体装填装置の説明に先立って、図1に示す
公知の磁気シートジャケットについて説明する。図にお
いて、1は磁気シート、2は磁気シート1が収納される
ジャケットであって図示のように箱形の枠体よりなる。
3は磁気シート1が固着されるセンターコア、4は後述
のスピンドルが挿入されるための開口部、5は後述の磁
気ヘッドが挿入されるための開口部を示す。磁気シート
1は、ジャケット2に収納された状態で、例えば後述の
手段により記録又は再生装置に装填され、公知のように
記録又は再生が行われる。
公知の磁気シートジャケットについて説明する。図にお
いて、1は磁気シート、2は磁気シート1が収納される
ジャケットであって図示のように箱形の枠体よりなる。
3は磁気シート1が固着されるセンターコア、4は後述
のスピンドルが挿入されるための開口部、5は後述の磁
気ヘッドが挿入されるための開口部を示す。磁気シート
1は、ジャケット2に収納された状態で、例えば後述の
手段により記録又は再生装置に装填され、公知のように
記録又は再生が行われる。
【0011】図2は従来の記録担体装填装置の分解断面
図であり、2点鎖線でジャケット2が装填された状態を
示している。図中、図1と同じ符号で示す部材は、図1
の部材と同じ構成及び機能を有する。その他の部材につ
いて、6は記録又は再生装置の内部シャーシ、7はシャ
ーシ6に取りつけられたシート回転モータ、8はシート
回転モータ7のスピンドルである。前述のセンターコア
3は磁気シート1をスピンドル8に精度よく取りつける
ためのものである。9aは記録又は再生ヘッドである磁
気ヘッドのヘッドチップ、9bはその取りつけ部であ
る。10はセンターコア3の下面に固着された磁性体、
11はスピンドル8の上面に取りつけられた磁石で、従
来は、これらによりセンターコア3とスピンドル8とを
磁気的に結合していた。しかしながら、この装置では、
前述のように磁気シート1を所定の取りつけ面に維持す
ることを保障し難く、またシート回転モータ7の負荷が
増大する。
図であり、2点鎖線でジャケット2が装填された状態を
示している。図中、図1と同じ符号で示す部材は、図1
の部材と同じ構成及び機能を有する。その他の部材につ
いて、6は記録又は再生装置の内部シャーシ、7はシャ
ーシ6に取りつけられたシート回転モータ、8はシート
回転モータ7のスピンドルである。前述のセンターコア
3は磁気シート1をスピンドル8に精度よく取りつける
ためのものである。9aは記録又は再生ヘッドである磁
気ヘッドのヘッドチップ、9bはその取りつけ部であ
る。10はセンターコア3の下面に固着された磁性体、
11はスピンドル8の上面に取りつけられた磁石で、従
来は、これらによりセンターコア3とスピンドル8とを
磁気的に結合していた。しかしながら、この装置では、
前述のように磁気シート1を所定の取りつけ面に維持す
ることを保障し難く、またシート回転モータ7の負荷が
増大する。
【0012】他の従来例であるセンターコア3の上面に
これをスピンドル8に押しつける機構を設けるものにお
いては、前述のようにシート回転モータ7がこれらの機
構をも負荷として回転することになるため、その負荷が
増大し、回転ムラの原因となっていた。
これをスピンドル8に押しつける機構を設けるものにお
いては、前述のようにシート回転モータ7がこれらの機
構をも負荷として回転することになるため、その負荷が
増大し、回転ムラの原因となっていた。
【0013】この出願の発明に係る記録担体装填装置の
第1の実施例の構成(図3〜図5)この出願の発明の実
施例として以下に説明する装置は、いずれも、この出願
の第1及び第2の発明を組み合わせて具体化したもので
あって、そのうちの第1の実施例を図3〜図5に示す。
図3は装填装置の断面図であって静止状態を示し、図4
はジャケットホルダーを図中A方向へ下降させた状態、
図5は同じく図中B方向へ上昇させた状態を示す。
第1の実施例の構成(図3〜図5)この出願の発明の実
施例として以下に説明する装置は、いずれも、この出願
の第1及び第2の発明を組み合わせて具体化したもので
あって、そのうちの第1の実施例を図3〜図5に示す。
図3は装填装置の断面図であって静止状態を示し、図4
はジャケットホルダーを図中A方向へ下降させた状態、
図5は同じく図中B方向へ上昇させた状態を示す。
【0014】これらの図において、図1及び図2中の部
材と基本的に同じ構成及び機能を有する部材は、図1及
び図2と同一の符号で示してあるので、その説明を省略
する。21はジャケットホルダーであり、磁気シートジ
ャケット2は同ホルダーに挿入されて回転駆動部に装填
され、また同ホルダーから装置外へ取り出される。22
はジャケット2の支持部であってシャーシ6上に複数設
けられるが、これらはシャーシ6と一体に構成してもよ
く、あるいは別体に構成してもよい。23はこの発明に
おける付勢部材の一例であるアームであって軸24を中
心に回動可能に構成される。軸24は、シャーシ6と一
体又は別体に構成されたシャーシ25に取り付けられ
る。23aはアーム23の屈曲端部で、図4に示すよう
にアーム23の時計方向の回動により、端部23aでセ
ンターコア3がスピンドル8に押しこまれる。そのため
には例えばナイフエッジ状の端部23aを2個設け、そ
れぞれ図4の紙面表側と裏側とでセンターコア3の環状
上面を押圧するようにしてもよい。23bはアーム23
から図3で紙面表側へ延びる突出部であって当接部23
b’及び23b”を有する。
材と基本的に同じ構成及び機能を有する部材は、図1及
び図2と同一の符号で示してあるので、その説明を省略
する。21はジャケットホルダーであり、磁気シートジ
ャケット2は同ホルダーに挿入されて回転駆動部に装填
され、また同ホルダーから装置外へ取り出される。22
はジャケット2の支持部であってシャーシ6上に複数設
けられるが、これらはシャーシ6と一体に構成してもよ
く、あるいは別体に構成してもよい。23はこの発明に
おける付勢部材の一例であるアームであって軸24を中
心に回動可能に構成される。軸24は、シャーシ6と一
体又は別体に構成されたシャーシ25に取り付けられ
る。23aはアーム23の屈曲端部で、図4に示すよう
にアーム23の時計方向の回動により、端部23aでセ
ンターコア3がスピンドル8に押しこまれる。そのため
には例えばナイフエッジ状の端部23aを2個設け、そ
れぞれ図4の紙面表側と裏側とでセンターコア3の環状
上面を押圧するようにしてもよい。23bはアーム23
から図3で紙面表側へ延びる突出部であって当接部23
b’及び23b”を有する。
【0015】26はレバーであり、アーム23に植立さ
れた軸27を中心にして回動可能である。28はトーシ
ョンばねであって軸27に巻きつけられ、その一端はレ
バー26にかけられ、他端は突出部23bの当接部23
b′を押圧する。またレバー26は、トーションばね2
8により、軸27を中心にして時計方向に回動する力を
受け、その端部26aが突出部23bの当接部23b″
に回動力を与える。29はレバーであってシャーシ25
に植立された軸30を中心に感動可能であり、その反時
計方向の回動時にその端部29aがレバー26の端部2
6bと当接するよう位置決めされている。31はレバー
29に植立されたピンであってジャケットホルダー21
に設けられた長穴部21aに嵌合している。32はアー
ム23を反時計方向に回動させるばね、33はアーム2
3の反時計方向の回動を規制する位置決め部である。
れた軸27を中心にして回動可能である。28はトーシ
ョンばねであって軸27に巻きつけられ、その一端はレ
バー26にかけられ、他端は突出部23bの当接部23
b′を押圧する。またレバー26は、トーションばね2
8により、軸27を中心にして時計方向に回動する力を
受け、その端部26aが突出部23bの当接部23b″
に回動力を与える。29はレバーであってシャーシ25
に植立された軸30を中心に感動可能であり、その反時
計方向の回動時にその端部29aがレバー26の端部2
6bと当接するよう位置決めされている。31はレバー
29に植立されたピンであってジャケットホルダー21
に設けられた長穴部21aに嵌合している。32はアー
ム23を反時計方向に回動させるばね、33はアーム2
3の反時計方向の回動を規制する位置決め部である。
【0016】この出願の発明に係る記録担体装填装置の
第1の実施例の作用(図3〜図5)前述の構成におい
て、磁気シートジャケット2をジャケットホルダー21
に挿入し、ホルダー21を図中A方向へ下降させる。こ
のためには、例えば図3の紙面裏側に設けたヒンジによ
りホルダー21を装置本体又はその蓋部に連結し、手動
操作により又は何らかの駆動手段により、ホルダー21
を下降させればよい。ホルダー21の下降に伴い、その
長穴部21aに嵌合するピン31がA方向へ移動し、こ
れによりレバー29が図4でD方向へ回動する。したが
ってレバー29の端部29aがレバー26の端部26bに
当接し、レバー26がE方向へ回動する。そしてレバー
26はその端部26aでアーム23の突出部23bの当接
部23b”と接触しているため、レバー23が軸24を
中心として同じくE方向へ回動し、その端部23aでセ
ンターコア3を押圧し、これをスピンドル8に押しこ
む。この場合図4でセンターコア3の下面とスピンドル
8のフランジ面8aとの間隔Qがゼロになるように調整
しておくものとする。センターコア3は普通プラスチッ
ク製であるので、スピンドル8とのはめ合いにおいてそ
の内径のバラツキが大きいが、前述の構成によれば、そ
の内径を小さめに設計しておくことによりそのバラツキ
の影響を受けることがなくかり、しがって量産に適する
ことになる。なおこの効果は後述の他の実施例でも同様
に期待することができる。
第1の実施例の作用(図3〜図5)前述の構成におい
て、磁気シートジャケット2をジャケットホルダー21
に挿入し、ホルダー21を図中A方向へ下降させる。こ
のためには、例えば図3の紙面裏側に設けたヒンジによ
りホルダー21を装置本体又はその蓋部に連結し、手動
操作により又は何らかの駆動手段により、ホルダー21
を下降させればよい。ホルダー21の下降に伴い、その
長穴部21aに嵌合するピン31がA方向へ移動し、こ
れによりレバー29が図4でD方向へ回動する。したが
ってレバー29の端部29aがレバー26の端部26bに
当接し、レバー26がE方向へ回動する。そしてレバー
26はその端部26aでアーム23の突出部23bの当接
部23b”と接触しているため、レバー23が軸24を
中心として同じくE方向へ回動し、その端部23aでセ
ンターコア3を押圧し、これをスピンドル8に押しこ
む。この場合図4でセンターコア3の下面とスピンドル
8のフランジ面8aとの間隔Qがゼロになるように調整
しておくものとする。センターコア3は普通プラスチッ
ク製であるので、スピンドル8とのはめ合いにおいてそ
の内径のバラツキが大きいが、前述の構成によれば、そ
の内径を小さめに設計しておくことによりそのバラツキ
の影響を受けることがなくかり、しがって量産に適する
ことになる。なおこの効果は後述の他の実施例でも同様
に期待することができる。
【0017】ジャケットホルダー21がさらにA方向へ
下降すると、端部29aはD方向へ、端部26bはE方向
へ回動を続け、両者は離れてしまい、したがってレバー
29とレバー26とが離れる。そしてアーム23には、
ばね32により反時計方向(図ではB方向)の回転モー
メントが働いているため、レバー29と26とが離れる
と直ちにアーム23がB方向へ回動し、位置決め部33
によりその位置を規制される。なおアーム23中図4の
Cの部分に弾性を持たせておくと上記一連の動作が円滑
に行われる。アーム23の回動によりその端部23aが
センターコア3から離れるので、回転駆動源であるシー
ト回転モータ7に余分な負荷がかかることがなく、また
センターコア3とスピンドル8とは摩擦により強固に結
合されて磁気シート1が回転し、磁気ヘッド9aにより
記録又は再生が行われる。
下降すると、端部29aはD方向へ、端部26bはE方向
へ回動を続け、両者は離れてしまい、したがってレバー
29とレバー26とが離れる。そしてアーム23には、
ばね32により反時計方向(図ではB方向)の回転モー
メントが働いているため、レバー29と26とが離れる
と直ちにアーム23がB方向へ回動し、位置決め部33
によりその位置を規制される。なおアーム23中図4の
Cの部分に弾性を持たせておくと上記一連の動作が円滑
に行われる。アーム23の回動によりその端部23aが
センターコア3から離れるので、回転駆動源であるシー
ト回転モータ7に余分な負荷がかかることがなく、また
センターコア3とスピンドル8とは摩擦により強固に結
合されて磁気シート1が回転し、磁気ヘッド9aにより
記録又は再生が行われる。
【0018】記録又は再生動作の終了後、ジャケットホ
ルダー21をA方向へ下降させる前述の操作の逆操作に
よりこれをB方向に上昇させる。この状態を図5に示
す。この上昇動作により、ピン31、したがってレバー
29が軸30を中心にF方向へ回動し、その端部29a
がレバー26の端部26bに再び当接するが、この運動
は、センターコア3をスピンドル8に取りつけるときと
は逆方向の動きであるため、レバー26は軸27を中心
にG方向へ回動し、端部26bと29aとが離れる。し
たがってレバー26は、トーションばね28により図3
に示す最初の位置にもどる。この状態でジャケット2を
ホルダー21より取り出す。
ルダー21をA方向へ下降させる前述の操作の逆操作に
よりこれをB方向に上昇させる。この状態を図5に示
す。この上昇動作により、ピン31、したがってレバー
29が軸30を中心にF方向へ回動し、その端部29a
がレバー26の端部26bに再び当接するが、この運動
は、センターコア3をスピンドル8に取りつけるときと
は逆方向の動きであるため、レバー26は軸27を中心
にG方向へ回動し、端部26bと29aとが離れる。し
たがってレバー26は、トーションばね28により図3
に示す最初の位置にもどる。この状態でジャケット2を
ホルダー21より取り出す。
【0019】この出願の発明に係る記録担体装填装置の
第2の実施例(図6) 図6及び図7においては、センターコア、シート回転モ
ータ及びスピンドル等の部材の図示を省略しているが、
これらは第1の実施例と同様に構成配置されている。図
6において41はジャケットホルダー21と一体的に移
動する部材、42はレバー、43は部材41とレバー4
2との間にかけられたばねである。レバー42は、ばね
43により、部材41に植立された軸44を中心に図中
H方向の回転モーメントを受けている。21bはジャケ
ットホルダー21の突出部であってレバー42の端部4
2aを受ける部分である。42bはレバー42の他方の
端部であってアーム23に設けたカム部23cに当接す
る。
第2の実施例(図6) 図6及び図7においては、センターコア、シート回転モ
ータ及びスピンドル等の部材の図示を省略しているが、
これらは第1の実施例と同様に構成配置されている。図
6において41はジャケットホルダー21と一体的に移
動する部材、42はレバー、43は部材41とレバー4
2との間にかけられたばねである。レバー42は、ばね
43により、部材41に植立された軸44を中心に図中
H方向の回転モーメントを受けている。21bはジャケ
ットホルダー21の突出部であってレバー42の端部4
2aを受ける部分である。42bはレバー42の他方の
端部であってアーム23に設けたカム部23cに当接す
る。
【0020】第1の実施例におけると同様にジャケット
ホルダー21が図中A方向へ下降するとレバー42も下
降し、その端部42bがアーム23のカム部23cを押
圧するため、アーム23は図中I方向へ回動し、その端
部23aがセンターコア3を押圧し、これをスピンドル
8に押しこむ。ホルダー21がさらに下降して端部42
bがカム部23cを越えると、アーム23はバネ32に
よりもとの位置へもどり、その端部23aがセンターコ
ア3から離れる。記録又は再生動作の終了後にホルダー
21が図中B方向へ上昇すると、端部42bが前述と逆
の方向からカム部23cに当接するが、ばね43を弱く
しておけばレバー42は図中H方向と逆方向へ回動し、
ホルダー21が所定の位置に上昇するとレバー42は図
6に示す初期位置へもどる。これらの一連の動作を通じ
て第1の実施例と同様にアーム23を付勢し、これによ
りセンターコア3をスピンドル8に押しこみ、これに続
いてアーム23の端部23aがセンターコアから離れる
ように動作する。
ホルダー21が図中A方向へ下降するとレバー42も下
降し、その端部42bがアーム23のカム部23cを押
圧するため、アーム23は図中I方向へ回動し、その端
部23aがセンターコア3を押圧し、これをスピンドル
8に押しこむ。ホルダー21がさらに下降して端部42
bがカム部23cを越えると、アーム23はバネ32に
よりもとの位置へもどり、その端部23aがセンターコ
ア3から離れる。記録又は再生動作の終了後にホルダー
21が図中B方向へ上昇すると、端部42bが前述と逆
の方向からカム部23cに当接するが、ばね43を弱く
しておけばレバー42は図中H方向と逆方向へ回動し、
ホルダー21が所定の位置に上昇するとレバー42は図
6に示す初期位置へもどる。これらの一連の動作を通じ
て第1の実施例と同様にアーム23を付勢し、これによ
りセンターコア3をスピンドル8に押しこみ、これに続
いてアーム23の端部23aがセンターコアから離れる
ように動作する。
【0021】この出願の発明に係る記録担体装填装置の
第3の実施例(図7) 図7(a),(b)において、21cはジャケットホル
ダー21の突出部、51はスライドレバー、52はばね
であって、ばね52は突出部21cとスライドレバー5
1の穴51aとの間にかけられており、これによりスラ
イドレバー51を紙面裏方向へ常時付勢している。53
はジャケットホルダー21に取りつけられたピンであっ
て、スライドレバー51をスライド可能に案内し、かつ
これを一定範囲以上スライドしないように規制する。5
4はスライドレバー51に植立されたピンであって、紙
面裏方向へ延び、アーム23に設けられた溝55に差し
込まれている。溝55は図7(b)に示すように紙面表
からみてD字状をなし、そのm,n及びpの部分は深さ
が一定で、qの部分は図で下方から上方へ向って徐々に
浅くなり、上端のrの部分で段差がつけられているため
ジャケットホルダー21の下降、上昇によるピン54の
移動は、溝55内をつねに先ずK方向へ、次にL方向へ
と回動する移動になる。
第3の実施例(図7) 図7(a),(b)において、21cはジャケットホル
ダー21の突出部、51はスライドレバー、52はばね
であって、ばね52は突出部21cとスライドレバー5
1の穴51aとの間にかけられており、これによりスラ
イドレバー51を紙面裏方向へ常時付勢している。53
はジャケットホルダー21に取りつけられたピンであっ
て、スライドレバー51をスライド可能に案内し、かつ
これを一定範囲以上スライドしないように規制する。5
4はスライドレバー51に植立されたピンであって、紙
面裏方向へ延び、アーム23に設けられた溝55に差し
込まれている。溝55は図7(b)に示すように紙面表
からみてD字状をなし、そのm,n及びpの部分は深さ
が一定で、qの部分は図で下方から上方へ向って徐々に
浅くなり、上端のrの部分で段差がつけられているため
ジャケットホルダー21の下降、上昇によるピン54の
移動は、溝55内をつねに先ずK方向へ、次にL方向へ
と回動する移動になる。
【0022】上記の構成において、前述と同様にジャケ
ットホルダー21が図中A方向へ下降すると、ピン54
が溝55のm部分をK方向へ移動するためアーム23が
軸24を中心に図中J方向へ回動する。アーム23の回
動によりその端部23aが前述と同様にセンターコア3
を押圧し、これをスピンドル8に押しこむ。さらにホル
ダー21がA方向へ下降すると、ピン54は溝55のn
部分をK方向へ移動し、これによりアーム23はJ方向
と逆方向に回動し、ピン54がpの位置に至るとアーム
23はもとの位置にもどり、その端部23aがセンター
コア3から離れる。
ットホルダー21が図中A方向へ下降すると、ピン54
が溝55のm部分をK方向へ移動するためアーム23が
軸24を中心に図中J方向へ回動する。アーム23の回
動によりその端部23aが前述と同様にセンターコア3
を押圧し、これをスピンドル8に押しこむ。さらにホル
ダー21がA方向へ下降すると、ピン54は溝55のn
部分をK方向へ移動し、これによりアーム23はJ方向
と逆方向に回動し、ピン54がpの位置に至るとアーム
23はもとの位置にもどり、その端部23aがセンター
コア3から離れる。
【0023】記録又は再生動作の終了後ホルダー21が
図中B方向へ上昇すると、ピン54は溝55内をpから
qへL方向へ移動するがq部分では溝55が浅くなるの
でスライドレバー51はばね52に抗して紙面表方向へ
スライドし、溝55の上端rに達するとスライドレバー
51はばね52により紙面裏方向へ付勢され、ピン53
により所定の位置で停止し、もとの状態にもどる。ピン
54のL方向への移動の間はアーム23は停止したまま
である。これらの一連の動作を通じて第1及び第2の実
施例と同様にアーム23を付勢し、これによりセンター
コア3をスピンドル8に押しこみ、これに続いてアーム
23の端部23aがセンターコア3から離れるように動
作する。
図中B方向へ上昇すると、ピン54は溝55内をpから
qへL方向へ移動するがq部分では溝55が浅くなるの
でスライドレバー51はばね52に抗して紙面表方向へ
スライドし、溝55の上端rに達するとスライドレバー
51はばね52により紙面裏方向へ付勢され、ピン53
により所定の位置で停止し、もとの状態にもどる。ピン
54のL方向への移動の間はアーム23は停止したまま
である。これらの一連の動作を通じて第1及び第2の実
施例と同様にアーム23を付勢し、これによりセンター
コア3をスピンドル8に押しこみ、これに続いてアーム
23の端部23aがセンターコア3から離れるように動
作する。
【0024】前述の実施例の変形例 前述の実施例は、図3のセンターコア3に磁性体を固着
し、スピンドル8に磁石を取りつけた装置にも磁気シー
ト1を所定の取りつけ面に維持するために適用すること
ができ、また図3のアーム23等の付勢部材を記録担体
の装填動作に連動せずに他の手段によって制御してもよ
い。その他この出願の発明を実施する場合には、例えば
下記の変形が可能である。
し、スピンドル8に磁石を取りつけた装置にも磁気シー
ト1を所定の取りつけ面に維持するために適用すること
ができ、また図3のアーム23等の付勢部材を記録担体
の装填動作に連動せずに他の手段によって制御してもよ
い。その他この出願の発明を実施する場合には、例えば
下記の変形が可能である。
【0025】記録担体を収納するジャケット2をモータ
等の駆動源によりジャケットホルダー21に挿入し、図
3のA,B方向へ下降,上昇させる装置では、この駆動
源の動力でセンターコア3をスピンドル8に押しこんだ
後アーム23をもとの位置にもどすよう構成することが
できる。
等の駆動源によりジャケットホルダー21に挿入し、図
3のA,B方向へ下降,上昇させる装置では、この駆動
源の動力でセンターコア3をスピンドル8に押しこんだ
後アーム23をもとの位置にもどすよう構成することが
できる。
【0026】前述の実施例では記録担体の装填動作中に
センターコア3の付勢部材であるアーム23の端部23
aがセンターコア3から離れるように構成されている
が、装填動作の完了後に端部23aが離れるように構成
することもできる。例えば第2の実施例では、図6のカ
ム23cをそのカムリフトが図中上方から下方へ向って
徐々に増大し、その最大位置から急激に減少する形状に
すればよく、第3の実施例では、図7の溝55の形状を
図示のD字状でなく図中右向きの直角3角形状にすれば
よい。
センターコア3の付勢部材であるアーム23の端部23
aがセンターコア3から離れるように構成されている
が、装填動作の完了後に端部23aが離れるように構成
することもできる。例えば第2の実施例では、図6のカ
ム23cをそのカムリフトが図中上方から下方へ向って
徐々に増大し、その最大位置から急激に減少する形状に
すればよく、第3の実施例では、図7の溝55の形状を
図示のD字状でなく図中右向きの直角3角形状にすれば
よい。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、記録担体のセンターコアを記録担体取り付け面
方向に弾性的に付勢するための押圧部材を設け、記録担
体を収納するホルダーの装填動作に連動してこの押圧部
材を動作させて記録担体のセンターコアをスピンドルへ
取り付けることができるようにしたので、簡単な構成で
記録担体と記録または再生ヘッドとの対接状態を所定の
状態に維持することができるとともに、そのセンターコ
アを押圧する部分を弾性部材で形成された複数の押圧部
としてセンターコア上の中心孔の両側位置を押圧するよ
うに構成したので、センターコア上面を平均的に押圧す
ることができ、押圧時にこじれ等によってセンターコア
のスピンドルへの装着が不完全となることがなく、円滑
且つ確実に装着動作を行うことができる。
よれば、記録担体のセンターコアを記録担体取り付け面
方向に弾性的に付勢するための押圧部材を設け、記録担
体を収納するホルダーの装填動作に連動してこの押圧部
材を動作させて記録担体のセンターコアをスピンドルへ
取り付けることができるようにしたので、簡単な構成で
記録担体と記録または再生ヘッドとの対接状態を所定の
状態に維持することができるとともに、そのセンターコ
アを押圧する部分を弾性部材で形成された複数の押圧部
としてセンターコア上の中心孔の両側位置を押圧するよ
うに構成したので、センターコア上面を平均的に押圧す
ることができ、押圧時にこじれ等によってセンターコア
のスピンドルへの装着が不完全となることがなく、円滑
且つ確実に装着動作を行うことができる。
【0028】また記録担体のセンターコアを記録担体回
転駆動部に取りつけた後は、弾性部材をセンターコアよ
り離脱させるよう制御するので、記録担体を回転駆動部
に正確に取りつけ、記録担体と記録又は再生ヘッドとの
対接状態を所定の状態に維持することができるとともに
記録又は再生動作中は回転駆動部に付勢部材等が負荷さ
れることがないので、回転駆動部の小形化をはかること
ができる。
転駆動部に取りつけた後は、弾性部材をセンターコアよ
り離脱させるよう制御するので、記録担体を回転駆動部
に正確に取りつけ、記録担体と記録又は再生ヘッドとの
対接状態を所定の状態に維持することができるとともに
記録又は再生動作中は回転駆動部に付勢部材等が負荷さ
れることがないので、回転駆動部の小形化をはかること
ができる。
【図1】公知の磁気シートジャケットの斜視図
【図2】従来の記録担体装填装置の分解断面図
【図3】この出願の発明に係る記録担体装填装置の第1
の実施例の断面図
の実施例の断面図
【図4】それぞれ図3の装置においてジャケットホルダ
ーを下降させた状態及び上昇させた状態における動作説
明図
ーを下降させた状態及び上昇させた状態における動作説
明図
【図5】それぞれ図3の装置においてジャケットホルダ
ーを下降させた状態及び上昇させた状態における動作説
明図
ーを下降させた状態及び上昇させた状態における動作説
明図
【図6】それぞれこの出願の発明に係る記録担体装填装
置の第2及び第3の実施例の要部の断面図
置の第2及び第3の実施例の要部の断面図
【図7】それぞれこの出願の発明に係る記録担体装填装
置の第2及び第3の実施例の要部の断面図
置の第2及び第3の実施例の要部の断面図
1 記録担体である磁気シート 2 ジャケット 3 センターコア 7 シート回転モータ 8 モータスピンドル 21 ジャケットホルダー 23 アーム 23a その端部 23c そのカム部 24,27,30,44 軸 26 レバー 26b その端部 28 トーションばね 29 レバー 29a その端部 31,53,54 ピン 32,43,52 ばね 33 アーム23に対する位置決め部 41 ジャケットホルダー21と一体的に移動する部材 42 レバー 42b その端部 51 スライドレバー 55 アーム23に設けた溝
Claims (1)
- 【請求項1】 記録担体を着脱可能な第1の位置と、前
記記録担体を装置本体内の所定の装填位置へと装填せる
第2の位置との間を昇降自在に配されたホルダと、 前記装填位置に装填された前記記録担体のセンターコア
の中心孔に係合してこれを回転駆動するスピンドルと、 前記記録担体を挟んで前記スピンドルと対向する位置に
おける前記ホルダ上に支持され、前記ホルダの下降動作
によって前記記録担体のセンターコアを前記スピンドル
へと弾性的に押圧する押圧部材と、 前記ホルダが前記第1の位置に位置しているときには前
記押圧部材を前記記録担体より離間する位置に保持し、
前記ホルダが前記第1の位置から前記第2の位置へと移
動する動作に連動して前記押圧部材を前記センターコア
の方向へと付勢してこれを所定の押圧力で押圧し、続い
て前記押圧力を解除して前記押圧部材を前記センターコ
アより離間させる制御手段とからなり、 前記押圧部材は、前記センターコアを押圧する部分が弾
性部材で形成された複数の押圧部から構成され、前記セ
ンターコア上の前記中心孔の両側位置を押圧するように
構成されていることを特徴とする記録または再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5142018A JP2651338B2 (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 記録または再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5142018A JP2651338B2 (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 記録または再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58050037A Division JPS59177775A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 記録担体装填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168535A JPH06168535A (ja) | 1994-06-14 |
JP2651338B2 true JP2651338B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=15305461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5142018A Expired - Lifetime JP2651338B2 (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 記録または再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2651338B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177775A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-08 | Canon Inc | 記録担体装填装置 |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP5142018A patent/JP2651338B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177775A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-08 | Canon Inc | 記録担体装填装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06168535A (ja) | 1994-06-14 |
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