JP2648856B2 - 有床義歯の作製方法 - Google Patents
有床義歯の作製方法Info
- Publication number
- JP2648856B2 JP2648856B2 JP11967590A JP11967590A JP2648856B2 JP 2648856 B2 JP2648856 B2 JP 2648856B2 JP 11967590 A JP11967590 A JP 11967590A JP 11967590 A JP11967590 A JP 11967590A JP 2648856 B2 JP2648856 B2 JP 2648856B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- denture
- denture base
- resin
- base
- polymerization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dental Prosthetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歯科に於いて、光重合及びマイクロウェーブ
重合の重合方式を併用することによって、またマイクロ
ウェーブ重合の重合方式によつて、上顎、下顎の全部床
及び部分床などの有床義歯を精度良く且つ経済的に作製
する方法に関するものである。
重合の重合方式を併用することによって、またマイクロ
ウェーブ重合の重合方式によつて、上顎、下顎の全部床
及び部分床などの有床義歯を精度良く且つ経済的に作製
する方法に関するものである。
更に詳述すると、本発明は義歯という複雑な形状の物
を作製する際、全体を一回で重合硬化することは問題が
多いため、最も適合性を求められる口腔内粘膜面と直接
接する内側義歯床を先ず最初に作製し、次いで残りの外
側義歯床を作製して、目的の義歯を完成する作製方法に
関するものである。
を作製する際、全体を一回で重合硬化することは問題が
多いため、最も適合性を求められる口腔内粘膜面と直接
接する内側義歯床を先ず最初に作製し、次いで残りの外
側義歯床を作製して、目的の義歯を完成する作製方法に
関するものである。
従来、有床義歯の作製は多段階の作製工程が必要であ
り、義歯を完成させるためには多くの時間と手間及び作
製工程に使用する器材などが必要である。
り、義歯を完成させるためには多くの時間と手間及び作
製工程に使用する器材などが必要である。
一般に加熱重合レジンシステムによって有床義歯を作
製するには次の様な工程が必要となる。概形印象採得、
模型作製、作業模型の修正、咬合床作製、咬合採得、咬
合器装着、人口歯配列、蝋義口腔内試適及び調整、歯肉
形成、蝋義歯埋没、流量、レジン分離材塗布、レジン餅
状化、レジン填入、レジン熱重合、重合義歯取り出し、
研磨などの数多くの作製工程を実施し、完成した有床義
歯を患者が入手するためには一般に4〜6週間程度の時
間が必要となり、その間の手間及び各作製工程に使用す
る器材は膨大なものである。
製するには次の様な工程が必要となる。概形印象採得、
模型作製、作業模型の修正、咬合床作製、咬合採得、咬
合器装着、人口歯配列、蝋義口腔内試適及び調整、歯肉
形成、蝋義歯埋没、流量、レジン分離材塗布、レジン餅
状化、レジン填入、レジン熱重合、重合義歯取り出し、
研磨などの数多くの作製工程を実施し、完成した有床義
歯を患者が入手するためには一般に4〜6週間程度の時
間が必要となり、その間の手間及び各作製工程に使用す
る器材は膨大なものである。
また、光重合レジンシステムの様に前記加熱重合レジ
ンシステムの有床義歯の作製工程中の蝋義歯をレジンに
置き換える操作である蝋義歯埋没、流蝋、レジン分離材
塗布、レジン餅状化、レジン填入、レジン熱重合、重合
義歯取り出しなどの技工的作業の一部を省略したもので
ある。
ンシステムの有床義歯の作製工程中の蝋義歯をレジンに
置き換える操作である蝋義歯埋没、流蝋、レジン分離材
塗布、レジン餅状化、レジン填入、レジン熱重合、重合
義歯取り出しなどの技工的作業の一部を省略したもので
ある。
また、マイクロウェーブ重合レジンの様に前記加熱重
合レジンシステムの有床義歯の作製工程中の操作の1つ
であるレジン熱重合の重合時間を大幅に短縮したものも
ある。
合レジンシステムの有床義歯の作製工程中の操作の1つ
であるレジン熱重合の重合時間を大幅に短縮したものも
ある。
之等の内、どの重合方式を採用しても完成した有床義
歯の口腔内への適合は必ずしも充分満足出来るものでは
なかった。即ち、最終的に患者の口腔内に装着したと
き、適合が悪かったり、適合を良くするための調整に時
間が掛かったりした。また、難症例とされている顎堤の
低い場合、維持力が得られ難いため患者の満足出来る有
床義歯を作製することは非常に困難であった。
歯の口腔内への適合は必ずしも充分満足出来るものでは
なかった。即ち、最終的に患者の口腔内に装着したと
き、適合が悪かったり、適合を良くするための調整に時
間が掛かったりした。また、難症例とされている顎堤の
低い場合、維持力が得られ難いため患者の満足出来る有
床義歯を作製することは非常に困難であった。
〔発明が解決しようとする課題〕 加熱重合レジンシステムによる有床義歯の作製方法
は、前述の様に非常に多くの工程があり、有床義歯を完
成する迄の間に費やす時間が非常に長い。また、その間
に要する手間も非常に多く、更に各工程に於いて使用す
る器材の種類も膨大なものである。そのため、完成した
有床義歯の価格も非常に高価なものとならざるを得な
い。しかも完成した有床義歯の口腔内への適合は必ずし
も充分満足出来るものではない。即ち、口腔内状態を作
業模型上に再現するための工程である各個トレーの作
製、各個トレーの口腔内試適、機能印象採得及び筋形
成、作業模型の作製、作業模型の修正の各工程を行な
い、精度の高い作業模型を得ることが出来ても加熱重合
レジン自体の重合収縮が約9.5%と大きく、また、有床
義歯の形状は口腔内の形状を模したもので筆舌し難いく
らい複雑なので重合時の残留歪みが大きく、そのため変
型を起こし、更に蝋義歯をレジンに置き換える際に生ず
るレジン填入時の上盒、下盒のズレ、バリの厚み分の不
適合、重合時の石膏の変形、急激な加熱や冷却によるレ
ジンの変形、掘り出し時に於ける義歯の変形などが生
じ、適合精度の良い有床義歯を得ることは非常に難し
い。
は、前述の様に非常に多くの工程があり、有床義歯を完
成する迄の間に費やす時間が非常に長い。また、その間
に要する手間も非常に多く、更に各工程に於いて使用す
る器材の種類も膨大なものである。そのため、完成した
有床義歯の価格も非常に高価なものとならざるを得な
い。しかも完成した有床義歯の口腔内への適合は必ずし
も充分満足出来るものではない。即ち、口腔内状態を作
業模型上に再現するための工程である各個トレーの作
製、各個トレーの口腔内試適、機能印象採得及び筋形
成、作業模型の作製、作業模型の修正の各工程を行な
い、精度の高い作業模型を得ることが出来ても加熱重合
レジン自体の重合収縮が約9.5%と大きく、また、有床
義歯の形状は口腔内の形状を模したもので筆舌し難いく
らい複雑なので重合時の残留歪みが大きく、そのため変
型を起こし、更に蝋義歯をレジンに置き換える際に生ず
るレジン填入時の上盒、下盒のズレ、バリの厚み分の不
適合、重合時の石膏の変形、急激な加熱や冷却によるレ
ジンの変形、掘り出し時に於ける義歯の変形などが生
じ、適合精度の良い有床義歯を得ることは非常に難し
い。
また、光重合レジンを用いた有床義歯の作製方法は加
熱重合レジンシステムに比較して蝋義歯をレジンに置き
換える操作を省略出来るため、有床義歯の作製工程が一
部短縮されているものの人工歯の配列が面倒であり、舌
側及び頬側の歯肉形成は面倒で時間が掛かり、室内光の
影響によりレジンの硬化が始まり、操作性が悪くなるな
どの欠点があり、また、光重合レジン自体の重合収縮は
加熱重合レジン自体の重合収縮に比べてほぼ同程度であ
るが、重合の際の発熱の程度が小さいため有床義歯全体
の重合収縮は小さくなるが、完成した有床義歯の口腔内
への適合精度に就いては未だ充分なものとは言えない。
熱重合レジンシステムに比較して蝋義歯をレジンに置き
換える操作を省略出来るため、有床義歯の作製工程が一
部短縮されているものの人工歯の配列が面倒であり、舌
側及び頬側の歯肉形成は面倒で時間が掛かり、室内光の
影響によりレジンの硬化が始まり、操作性が悪くなるな
どの欠点があり、また、光重合レジン自体の重合収縮は
加熱重合レジン自体の重合収縮に比べてほぼ同程度であ
るが、重合の際の発熱の程度が小さいため有床義歯全体
の重合収縮は小さくなるが、完成した有床義歯の口腔内
への適合精度に就いては未だ充分なものとは言えない。
また、有床義歯の口蓋部は比較的薄いため、光照射器
を用いて硬化させることが可能であるが、顎堤部など比
較的厚い部分は光照射器を用いても1回の操作で完全に
硬化させることが難しく、そのため内部に完全に硬化し
ない未重合層が生じたりして未重合モノマーによる臨床
上の問題を生じたり、また完全に硬化させるためには重
合時間が長時間になったり、または照射角度を変えて数
回に分けて重合しなければならないなどの問題点があっ
た。
を用いて硬化させることが可能であるが、顎堤部など比
較的厚い部分は光照射器を用いても1回の操作で完全に
硬化させることが難しく、そのため内部に完全に硬化し
ない未重合層が生じたりして未重合モノマーによる臨床
上の問題を生じたり、また完全に硬化させるためには重
合時間が長時間になったり、または照射角度を変えて数
回に分けて重合しなければならないなどの問題点があっ
た。
また、マイクロウェーブ重合レジンを用いた有床義歯
の作製方法は加熱重合レジンシステムに比較してレジン
重合時間を大幅に短縮し有床義歯の作製工程が一部短縮
されてはいるが、完成した有床義歯の口腔内への適合は
必ずしも充分満足出来るものではない。
の作製方法は加熱重合レジンシステムに比較してレジン
重合時間を大幅に短縮し有床義歯の作製工程が一部短縮
されてはいるが、完成した有床義歯の口腔内への適合は
必ずしも充分満足出来るものではない。
レジン餅状化と光重合の関係は特に関係なく、内側義
歯床は光重合で硬化させ、外側義歯床はマイクロウェー
ブ重合で硬化させる。マイクロウェーブ重合用の材料は
アクロンMCという商品名で市販され、粉末と液から成っ
ている。使用方法は粉末と液を一定の割合で混合する。
そうすると少しずつ粘度が出て来て餅状になる。この状
態を餅状化と呼び、レジンを挿入するタイミングの目安
になっている。
歯床は光重合で硬化させ、外側義歯床はマイクロウェー
ブ重合で硬化させる。マイクロウェーブ重合用の材料は
アクロンMCという商品名で市販され、粉末と液から成っ
ている。使用方法は粉末と液を一定の割合で混合する。
そうすると少しずつ粘度が出て来て餅状になる。この状
態を餅状化と呼び、レジンを挿入するタイミングの目安
になっている。
光重合とマイクロウェーブ重合との差は以下の表の通
りである。
りである。
〔課題を解決するための手段〕 本発明者等は完成した有床義歯の口腔内への適合精度
に就いて、最終的に患者の口腔内に装着したとき、適合
が悪かったり、適合を良くするための調整に時間が掛か
ったり、また難症例とされている顎堤の低い場合、充分
な維持力が得られなかった従来の有床義歯の作製方法に
関して鋭意検討の結果、直接、口腔内の粘膜面の細部印
象を忠実に写し取った状態で光重合によって硬化された
精度の高い内側義歯床を作製した後、該内側義歯床の上
面に歯槽堤形成、咬合床を作製し、咬合採得、調整、咬
合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉
形成後、之を埋没、外側義歯床のワックスを流蝋、埋没
材面にレジン分離材を塗布する傍ら、該内側義歯床の上
面に接着材を塗布した後、レジン餅状化、レジンの填入
を行ない、マイクロウェーブ重合後、外側義歯床及び内
側義歯床を取り出し、研磨、調整することにより、優れ
た有床義歯を短時間に作製する有床義歯の作製方法を見
出した。
に就いて、最終的に患者の口腔内に装着したとき、適合
が悪かったり、適合を良くするための調整に時間が掛か
ったり、また難症例とされている顎堤の低い場合、充分
な維持力が得られなかった従来の有床義歯の作製方法に
関して鋭意検討の結果、直接、口腔内の粘膜面の細部印
象を忠実に写し取った状態で光重合によって硬化された
精度の高い内側義歯床を作製した後、該内側義歯床の上
面に歯槽堤形成、咬合床を作製し、咬合採得、調整、咬
合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉
形成後、之を埋没、外側義歯床のワックスを流蝋、埋没
材面にレジン分離材を塗布する傍ら、該内側義歯床の上
面に接着材を塗布した後、レジン餅状化、レジンの填入
を行ない、マイクロウェーブ重合後、外側義歯床及び内
側義歯床を取り出し、研磨、調整することにより、優れ
た有床義歯を短時間に作製する有床義歯の作製方法を見
出した。
また更に精度の良い有床義歯を作製するために直接、
口腔内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取った状態で光
重合によって硬化させた精度の高い内側義歯床を作製し
た後、該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、咬合床を作製
し、咬合採得、調整、咬合器装着、人工歯配列、蝋義歯
口腔内試適及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯
床のワックスを流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布す
る一方、該内側義歯床の上面にもレジン分離材を塗布し
た後、レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロ
ウェーブ重合後、外側義歯床及び内側義歯床を取り出
し、研磨することにより作製した外側義歯床と、改めて
直接、口腔内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取った状
態で光重合によって硬化させた精度の高い最新の内側義
歯床とを接着材にて接合させ、研磨、調整することによ
り優れた有床義歯を短時間に作製する有床義歯の作製方
法を見出した。
口腔内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取った状態で光
重合によって硬化させた精度の高い内側義歯床を作製し
た後、該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、咬合床を作製
し、咬合採得、調整、咬合器装着、人工歯配列、蝋義歯
口腔内試適及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯
床のワックスを流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布す
る一方、該内側義歯床の上面にもレジン分離材を塗布し
た後、レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロ
ウェーブ重合後、外側義歯床及び内側義歯床を取り出
し、研磨することにより作製した外側義歯床と、改めて
直接、口腔内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取った状
態で光重合によって硬化させた精度の高い最新の内側義
歯床とを接着材にて接合させ、研磨、調整することによ
り優れた有床義歯を短時間に作製する有床義歯の作製方
法を見出した。
また、第3の方法として、 概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、作業模
型上にシート状の内側義歯床材料を圧接、調整した後、
光重合によって硬化させて精度の高い内側義歯床を作製
した後、該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、化合床を作
製し、咬合採得、調整、咬合装着、人工歯配列、蝋義歯
口腔内試適及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯
床のワックスを流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布す
る一方、該内側義歯床の上面に接着材を塗布した後、レ
ジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロウェーブ
重合後、外側義歯床及び内側義歯床を取り出し、研磨、
調整することにより、優れた有床義歯を短時間に作製す
る有床義歯の作製方法を見出した。
型上にシート状の内側義歯床材料を圧接、調整した後、
光重合によって硬化させて精度の高い内側義歯床を作製
した後、該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、化合床を作
製し、咬合採得、調整、咬合装着、人工歯配列、蝋義歯
口腔内試適及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯
床のワックスを流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布す
る一方、該内側義歯床の上面に接着材を塗布した後、レ
ジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロウェーブ
重合後、外側義歯床及び内側義歯床を取り出し、研磨、
調整することにより、優れた有床義歯を短時間に作製す
る有床義歯の作製方法を見出した。
また、更に精度の良い有床義歯を作製するために第4
の方法として、 概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、作業模
型上にシート状の内側義歯床材料を圧接、調整した後、
光重合によって硬化させて精度の高い内側義歯床を作製
した後、該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、咬合床を作
製し、咬合採得、調整、咬合装着、人工歯配列、蝋義歯
口腔内試適及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯
床のワックスの流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布す
る一方、該内側義歯床の上面にもレジン分離材を塗布し
た後、レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロ
ウェーブ重合後、外側義歯床及び内側義歯床を取り出
し、研磨することにより作製した外側義歯床と、改めて
概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、作業模型
上にシート状の内側義歯床材料を圧接、調整した後、光
重合によって硬化させて精度の高い最新の内側義歯床と
を接着材にて接合させ、研磨、調整することにより、優
れた有床義歯を短時間に作製する有床義歯の作製方法を
見出した。
の方法として、 概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、作業模
型上にシート状の内側義歯床材料を圧接、調整した後、
光重合によって硬化させて精度の高い内側義歯床を作製
した後、該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、咬合床を作
製し、咬合採得、調整、咬合装着、人工歯配列、蝋義歯
口腔内試適及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯
床のワックスの流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布す
る一方、該内側義歯床の上面にもレジン分離材を塗布し
た後、レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロ
ウェーブ重合後、外側義歯床及び内側義歯床を取り出
し、研磨することにより作製した外側義歯床と、改めて
概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、作業模型
上にシート状の内側義歯床材料を圧接、調整した後、光
重合によって硬化させて精度の高い最新の内側義歯床と
を接着材にて接合させ、研磨、調整することにより、優
れた有床義歯を短時間に作製する有床義歯の作製方法を
見出した。
また、第5の方法として、 概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、レジン
を餅状化し、之をシート状にした内側義歯床材料を作業
模型上に圧接、調整した後、マイクロウェーブ重合によ
って硬化させて、精度の高い内側義歯床を作製した後、
該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、咬合床を作製し、咬
合採得、調整、咬合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試
適及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯床のワッ
クスを流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布する一方、
該内側義歯床の上面に接着材を塗布した後、レジン餅状
化、レジンの填入を行ない、マイクロウェーブ重合後、
外側義歯床及び内側義歯床を取り出し、研磨、調整する
ことにより優れた有床義歯を短時間に作製する有床義歯
の作製方法を見出した。
を餅状化し、之をシート状にした内側義歯床材料を作業
模型上に圧接、調整した後、マイクロウェーブ重合によ
って硬化させて、精度の高い内側義歯床を作製した後、
該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、咬合床を作製し、咬
合採得、調整、咬合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試
適及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯床のワッ
クスを流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布する一方、
該内側義歯床の上面に接着材を塗布した後、レジン餅状
化、レジンの填入を行ない、マイクロウェーブ重合後、
外側義歯床及び内側義歯床を取り出し、研磨、調整する
ことにより優れた有床義歯を短時間に作製する有床義歯
の作製方法を見出した。
また更に精度の良い有床義歯を作製するために第6の
方法として、 概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、レジン
を餅状化し、之をシート状にした内側義歯床材料を作業
模型上に圧接、調整した後、マイクロウェーブ重合によ
って硬化させて精度の高い内側義歯床を作製した後、該
内側義歯床の上面に歯槽堤形成、咬合床を作製し、咬合
採得、調整、咬合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試適
及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯床のワック
スを流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布する一方、該
内側義歯床の上面にもレジン分離材を塗布した後、レジ
ン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロウェーブ重
合後、外側義歯床及び内側義歯床を取り出し、研磨、調
整することにより作製した外側義歯床と、改めて概形印
象採得、模型作製、作業模型の修正後、レジンを餅状化
し、之をシート状にした内側義歯床材料を作業模型上に
圧接、調整した後、マイクロウェーブ重合によって硬化
させて精度の高い最近の内側義歯床とを接着材にて接合
させ、研磨、調整することにより、優れた有床義歯を短
時間に作製する有床義歯の作製方法を見出した。
方法として、 概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、レジン
を餅状化し、之をシート状にした内側義歯床材料を作業
模型上に圧接、調整した後、マイクロウェーブ重合によ
って硬化させて精度の高い内側義歯床を作製した後、該
内側義歯床の上面に歯槽堤形成、咬合床を作製し、咬合
採得、調整、咬合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試適
及び調整、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯床のワック
スを流蝋、埋没材面にレジン分離材を塗布する一方、該
内側義歯床の上面にもレジン分離材を塗布した後、レジ
ン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロウェーブ重
合後、外側義歯床及び内側義歯床を取り出し、研磨、調
整することにより作製した外側義歯床と、改めて概形印
象採得、模型作製、作業模型の修正後、レジンを餅状化
し、之をシート状にした内側義歯床材料を作業模型上に
圧接、調整した後、マイクロウェーブ重合によって硬化
させて精度の高い最近の内側義歯床とを接着材にて接合
させ、研磨、調整することにより、優れた有床義歯を短
時間に作製する有床義歯の作製方法を見出した。
上記第3、第4の方法と第5、第6の方法との差異を
理解し易くするため次に表示する。
理解し易くするため次に表示する。
〔実施例〕 以下、本発明に係る有床義歯の作製方法の実施例に就
いて、図面に基づき詳細に説明する。
いて、図面に基づき詳細に説明する。
第1図〜第6図は本発明の実施例1を説明するための
図である。
図である。
実施例1 光重合硬化型シート状レジン(商品名:トライアドシ
ート状レジン、デンツプライ社製)(3)を口腔内の粘
膜面(1,2)(第1図)に圧接し、調整する(第2
図)。
ート状レジン、デンツプライ社製)(3)を口腔内の粘
膜面(1,2)(第1図)に圧接し、調整する(第2
図)。
該シート状レジン(3)をその状態にして、可視光線
重合器(商品名:GCライト、而至歯科工業社製)を用い
て該シート状レジン(3)に照射し、内側義歯床(4)
を作製する。
重合器(商品名:GCライト、而至歯科工業社製)を用い
て該シート状レジン(3)に照射し、内側義歯床(4)
を作製する。
該内側義歯床(4)を口腔内から取り出し(第3図)
該内側義歯床(4)の上面にパラフィンワックスを使用
して歯槽堤(5)を形成し、咬合床(4,5)を作製す
る。(第4図) 咬合採得を行なった咬合床(4,5)を咬合器に装着す
る。
該内側義歯床(4)の上面にパラフィンワックスを使用
して歯槽堤(5)を形成し、咬合床(4,5)を作製す
る。(第4図) 咬合採得を行なった咬合床(4,5)を咬合器に装着す
る。
咬合器上で咬合床(4,5)に人工歯(7)の配列を行
ないワックス(6)を盛り、蝋義歯(4,6,7)(内側義
歯床:レジン製、外側義歯床:蝋製)を作製する。(第
5図) 該蝋義歯(4,6,7)を口腔内に試適し、調整を行な
う。
ないワックス(6)を盛り、蝋義歯(4,6,7)(内側義
歯床:レジン製、外側義歯床:蝋製)を作製する。(第
5図) 該蝋義歯(4,6,7)を口腔内に試適し、調整を行な
う。
該蝋義歯(4,6,7)の歯肉部にワックス(6)を盛
り、歯肉形成を行なう。
り、歯肉形成を行なう。
該蝋義歯(4,6,7)をマイクロ波専用フラスコ(商品
名:FRPフラスコ、而至歯科工業社製)内に入れ、埋没用
石膏(商品名:アドバストーン、而至歯科工業社製)に
て埋没する。
名:FRPフラスコ、而至歯科工業社製)内に入れ、埋没用
石膏(商品名:アドバストーン、而至歯科工業社製)に
て埋没する。
埋没用石膏が硬化した後、埋没した蝋義歯(4,6,7)
の外側義歯床のワックスを流蝋する。
の外側義歯床のワックスを流蝋する。
石膏面にレジン分離材を塗布する。
該内側義歯床(4)の上面に接着材を塗布する。
マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而至
歯科工業社製)の粉、液を混合し、マイクロ波重合型レ
ジンを餅状化する。
歯科工業社製)の粉、液を混合し、マイクロ波重合型レ
ジンを餅状化する。
餅状化したマイクロ波重合型レジンを埋没石膏の流蝋
した外側義歯床の空間へ填入し、プレスする。
した外側義歯床の空間へ填入し、プレスする。
該マイクロ波重合型レジンを填入した該マイクロ波専
用フラスコをマイクロ波発生器(電子レンジ)にセット
し、マイクロ波重合を行なう。
用フラスコをマイクロ波発生器(電子レンジ)にセット
し、マイクロ波重合を行なう。
マイクロ波重合型レジンの外側義歯床(8)と光重合
硬化型シート状レジンの内側義歯床(4)とから成る複
合義歯床(9)を埋没石膏中より取り出す。(第6図) 歯科用電気エンジンを用いて、該複合義歯床(9)に
付着した石膏の除去を行なう。
硬化型シート状レジンの内側義歯床(4)とから成る複
合義歯床(9)を埋没石膏中より取り出す。(第6図) 歯科用電気エンジンを用いて、該複合義歯床(9)に
付着した石膏の除去を行なう。
口腔内に該複合義歯床(9)を装着し、調整して、有
床義歯の完成となる。(第16図) 実施例2 第7図〜第11図は本発明の実施例2を説明するための
図である。
床義歯の完成となる。(第16図) 実施例2 第7図〜第11図は本発明の実施例2を説明するための
図である。
アルギン酸印象材(商品名:アローマファイン、而至
歯科工業社製)を使用し、口腔内の印象を採得する。
歯科工業社製)を使用し、口腔内の印象を採得する。
該印象に石膏泥(商品名:フジロック、而至歯科工業
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する(第7図) 該石膏模型(10)上の全体にレジン分離材を塗布した
後、光重合硬化型シート状レジン(商品名:トライアド
シート状レジン、デンツプライ社製)(4)を被せて圧
接し形を整える。(第8図) 之を可視光線重合器(商品名:トライアドキュアーユ
ニット、デンツプライ社製)の中に入れて、該光重合硬
化型シート状レジン(3)を該石膏模型(10)上にて重
合硬化させる。
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する(第7図) 該石膏模型(10)上の全体にレジン分離材を塗布した
後、光重合硬化型シート状レジン(商品名:トライアド
シート状レジン、デンツプライ社製)(4)を被せて圧
接し形を整える。(第8図) 之を可視光線重合器(商品名:トライアドキュアーユ
ニット、デンツプライ社製)の中に入れて、該光重合硬
化型シート状レジン(3)を該石膏模型(10)上にて重
合硬化させる。
硬化した該光重合硬化型シート状レジン(4)上にパ
ラフィンワックスを使用して歯槽堤(5)を形成し、咬
合床(4,5)を作製する。(第9図) 咬合採得を行なった咬合床(4,5)を咬合器に装着す
る。
ラフィンワックスを使用して歯槽堤(5)を形成し、咬
合床(4,5)を作製する。(第9図) 咬合採得を行なった咬合床(4,5)を咬合器に装着す
る。
咬合器上で咬合床(4,5)に人工歯(7)の配列を行
ないワックス(6)を盛り、蝋義歯(4,6,7)(内側義
歯床:レジン製、外側義歯床:蝋製)を作製する。
ないワックス(6)を盛り、蝋義歯(4,6,7)(内側義
歯床:レジン製、外側義歯床:蝋製)を作製する。
該蝋義歯(4,6,7)を口腔内に試適し、調整を行な
う。
う。
該蝋義歯(4,6,7)の歯肉部にワックス(6)を盛
り、歯肉形成を行なう。
り、歯肉形成を行なう。
該蝋義歯(4,6,7)をマイクロ波専用フラスコ(商品
名:FRPフラスコ、而至歯科工業社製)内に入れ、埋没用
石膏(商品命令:アドバストーン、而至歯科工業社製)
を埋没する。
名:FRPフラスコ、而至歯科工業社製)内に入れ、埋没用
石膏(商品命令:アドバストーン、而至歯科工業社製)
を埋没する。
埋没用石膏が硬化した後、埋没した蝋義歯(4,6,7)
の外側義歯床のワックス(6)を流蝋する。
の外側義歯床のワックス(6)を流蝋する。
石膏面にレジン分離材を塗布する。
該内側義歯床(4)の上にマイクロウェーブ重合型接
着材を塗布する。
着材を塗布する。
マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而至
歯科工業社製)の粉、液を混合し、マイクロ波重合型レ
ジンを餅状化する。
歯科工業社製)の粉、液を混合し、マイクロ波重合型レ
ジンを餅状化する。
餅状化したマイクロ波重合型レジンを埋没石膏の流蝋
した外側義歯床の空間へ填入し、プレスする。
した外側義歯床の空間へ填入し、プレスする。
該マイクロ波重合型レジンの填入した該マイクロ波専
用フラスコをマイクロ波発生器(電子レンジ)にセット
し、マイクロ波重合を行なう。
用フラスコをマイクロ波発生器(電子レンジ)にセット
し、マイクロ波重合を行なう。
マイクロ波重合型レジンの外側義歯床(8)と光重合
硬化型シート状レジンの内側義歯床(4)とから成る複
合義歯床(9)を埋没石膏中より取り出す。
硬化型シート状レジンの内側義歯床(4)とから成る複
合義歯床(9)を埋没石膏中より取り出す。
歯科用電気エンジンを用いて、該外側義歯床(8)に
付着した石膏の除去を行なう。
付着した石膏の除去を行なう。
口腔内に複合義歯床(9)を装着し、調整して有床義
歯の完成となる。(第11図) 実施例3 第12図〜第16図は、本発明の実施例3を説明するため
の図である。
歯の完成となる。(第11図) 実施例3 第12図〜第16図は、本発明の実施例3を説明するため
の図である。
アルギン酸印象材(商品名:アローマファイン、而至
歯科工業社製)を使用し、口腔内の印象を採得する。
歯科工業社製)を使用し、口腔内の印象を採得する。
該印象に石膏泥(商品名:フジロック、而至歯科工業
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する。(第12図) 該石膏模型(10)上の全体にレジン分離材を塗布した
後、マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而
至歯科工業社製)の粉、液を混合し、之をシート状に成
型し、該石膏模型(10)に圧接し、形を整える。(第13
図) 之をこの状態でマイクロ波発生器(電子レンジ)にセ
ットし、マイクロ波重合を行なう。
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する。(第12図) 該石膏模型(10)上の全体にレジン分離材を塗布した
後、マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而
至歯科工業社製)の粉、液を混合し、之をシート状に成
型し、該石膏模型(10)に圧接し、形を整える。(第13
図) 之をこの状態でマイクロ波発生器(電子レンジ)にセ
ットし、マイクロ波重合を行なう。
硬化した該マイクロ波重合型シート状レジン(4)上
にパラフィンワックスを使用して歯槽堤(5)を形成
し、咬合床(4,5)を作製する。(第14図) 咬合採取を行なった咬合床(4,5)を咬合器に装着す
る。
にパラフィンワックスを使用して歯槽堤(5)を形成
し、咬合床(4,5)を作製する。(第14図) 咬合採取を行なった咬合床(4,5)を咬合器に装着す
る。
咬合器上で咬合床(4,5)に人工歯(7)の配列を行
ない、ワックス(6)を盛り、蝋義歯(4,6,7)(内側
義歯床:レジン製、外側義歯床:蝋製)を作製する。
(第15図) 該蝋義歯(4,6,7)を口腔内に試適し、調整を行な
う。
ない、ワックス(6)を盛り、蝋義歯(4,6,7)(内側
義歯床:レジン製、外側義歯床:蝋製)を作製する。
(第15図) 該蝋義歯(4,6,7)を口腔内に試適し、調整を行な
う。
該蝋義歯(4,6,7)の歯肉部にワックス(6)を盛
り、歯肉形成を行なう。
り、歯肉形成を行なう。
該蝋義歯(4,6,7)をマイクロ波専用フラスコ(商品
名:FRPフラスコ、而至歯科工業社製)内に入れ、埋没用
石膏(商品名:アドバストーン、而至歯科工業社製)に
て埋没する。
名:FRPフラスコ、而至歯科工業社製)内に入れ、埋没用
石膏(商品名:アドバストーン、而至歯科工業社製)に
て埋没する。
埋没用石膏が硬化した後、埋没した蝋義場(4,6,7)
の外側義歯床のワックス(6)を流蝋する。
の外側義歯床のワックス(6)を流蝋する。
石膏面にレジン分離材を塗布する。
該内側義歯床(4)の上面に接着材を塗布する。
マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而至
歯科工業社製)の粉、液を混合し、マイクロ波重合型レ
ジンを餅状化する。
歯科工業社製)の粉、液を混合し、マイクロ波重合型レ
ジンを餅状化する。
餅状化したマイクロ波重合型レジンを埋没石膏の流蝋
した外側義歯床の空間へ填入し、プレスする。
した外側義歯床の空間へ填入し、プレスする。
該マイクロ波重合型レジンを填入した該マイクロ波専
用フラスコをマイクロ波発生器(電子レンジ)にセット
し、マイクロ波重合を行なう。
用フラスコをマイクロ波発生器(電子レンジ)にセット
し、マイクロ波重合を行なう。
マイクロ波重合型レジンの外側義歯床(8)と内側義
歯床(4)とから成る複合義波床(9)を埋没石膏中よ
り取り出す。
歯床(4)とから成る複合義波床(9)を埋没石膏中よ
り取り出す。
歯科用電気エンジンを用いて、該外側義歯床(8)に
付着した石膏の除去を行なう。
付着した石膏の除去を行なう。
口腔内に該複合義歯床(9)を装着し、調整して、有
床義歯の完成となる。(第16図) 実施例4 第17図〜第26図は本発明の実施例4を説明するための
図である。
床義歯の完成となる。(第16図) 実施例4 第17図〜第26図は本発明の実施例4を説明するための
図である。
アルギン酸印象材(商品名:アローマファイン、而至
歯科工業社製)を使用し、口腔内の印象を採得する。
歯科工業社製)を使用し、口腔内の印象を採得する。
該印象に石膏泥(商品名:フジロック、而至歯科工業
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する。(第17図) 該石膏模型(10)上の全体にレジン分離材を塗布した
後、マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而
至歯科工業社製)の粉、液を混合し、之をシート状に成
形し、該石膏模型(10)に圧接し、形を整える。(第18
図) 之をこの状態でマイクロ波発生器(電子レンジ)にセ
ットし、マイクロ波重合を行なう。
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する。(第17図) 該石膏模型(10)上の全体にレジン分離材を塗布した
後、マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而
至歯科工業社製)の粉、液を混合し、之をシート状に成
形し、該石膏模型(10)に圧接し、形を整える。(第18
図) 之をこの状態でマイクロ波発生器(電子レンジ)にセ
ットし、マイクロ波重合を行なう。
硬化した該マイクロ波重合型シート状レジン(4)上
にパラフィンワックスを使用して歯槽堤(5)を形成
し、咬合床(4,5)を作製する。(第19図) 咬合採得を行なった咬合床(4,5)を咬合器に装着す
る。
にパラフィンワックスを使用して歯槽堤(5)を形成
し、咬合床(4,5)を作製する。(第19図) 咬合採得を行なった咬合床(4,5)を咬合器に装着す
る。
咬合器上で咬合床(4,5)に人工歯(7)の配列を行
ない、ワックス(6)を盛り、蝋義歯(4,6,7)(内側
義歯床:レジン製、外側義歯床:蝋製)を作製する。
(第20図) 該蝋義歯(4,6,7)を口腔内に試適し、調整を行な
う。
ない、ワックス(6)を盛り、蝋義歯(4,6,7)(内側
義歯床:レジン製、外側義歯床:蝋製)を作製する。
(第20図) 該蝋義歯(4,6,7)を口腔内に試適し、調整を行な
う。
該蝋義歯(4,6,7)の歯肉部にワックス(6)を盛
り、歯肉形成を行なう。
り、歯肉形成を行なう。
該蝋義歯(4,6,7)をマイクロ波専用フラスコ(商品
名:FRPフラスコ、而至歯科工業社製)内に入れ、埋没用
石膏(商品名:アドバストーン、而至歯科工業社製)に
て埋没する。
名:FRPフラスコ、而至歯科工業社製)内に入れ、埋没用
石膏(商品名:アドバストーン、而至歯科工業社製)に
て埋没する。
埋没用石膏が硬化した後、埋没した蝋義歯(4,6,7)
の外側義歯床のワックス(6)を流蝋する。
の外側義歯床のワックス(6)を流蝋する。
石膏面にレジン分離材を塗布する。
該内側義歯床(4)の上面にレジン分離材を塗布す
る。
る。
マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而至
歯科工業社製)の粉、液を混合し、マイクロ波重合型レ
ジンを餅状化する。
歯科工業社製)の粉、液を混合し、マイクロ波重合型レ
ジンを餅状化する。
餅状化したマイクロ波重合型レジンを埋没石膏の流蝋
した外側義歯床の空間へ填入し、プレスする。
した外側義歯床の空間へ填入し、プレスする。
該マイクロ波重合型レジンを填入した該マイクロ波専
用フラスコをマイクロ発生器(電子レンジ)にセット
し、マイクロ波重合を行なう。(第21図) マイクロ波重合型レジンの該外側義歯床(8)と該内
側義歯床(4)とから成る複合義歯床(9)を埋没石膏
中より取り出し、該外側義歯床(8)と該内側義歯床
(4)を分割する。(第22図) 歯科用電気エンジを用いて、該外側義歯床(8)に付
着した石膏の除去を行なう。
用フラスコをマイクロ発生器(電子レンジ)にセット
し、マイクロ波重合を行なう。(第21図) マイクロ波重合型レジンの該外側義歯床(8)と該内
側義歯床(4)とから成る複合義歯床(9)を埋没石膏
中より取り出し、該外側義歯床(8)と該内側義歯床
(4)を分割する。(第22図) 歯科用電気エンジを用いて、該外側義歯床(8)に付
着した石膏の除去を行なう。
アルギン酸印象材(商品名:アローマファイン、而至
歯科工業社製)を使用し、再度、最新の口腔内の印象を
採得する。
歯科工業社製)を使用し、再度、最新の口腔内の印象を
採得する。
該印象に石膏泥(商品名:フジロック、而至歯科工業
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する。(第23図) 該石膏模型(10)上の全体にレジン分離材を除去した
後、マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而
至歯科工業社製)の粉、液を混合し、之をシート状に成
形し、該石膏模型(10)に圧接し、形を整える。(第24
図) 之をこの状態でマイクロ波発生器(電子レンジ)にセ
ットし、マイクロ波重合を行ない、最新の内側義歯床
(4)を作製する。(第25図) 最新の内側義歯床(4)の上面と該外側義歯床(8)
の下面に接着材を塗布し、両者を接合し、複合義歯床
(9)を作製する。
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する。(第23図) 該石膏模型(10)上の全体にレジン分離材を除去した
後、マイクロ波重合型レジン(商品名:アクロンMC、而
至歯科工業社製)の粉、液を混合し、之をシート状に成
形し、該石膏模型(10)に圧接し、形を整える。(第24
図) 之をこの状態でマイクロ波発生器(電子レンジ)にセ
ットし、マイクロ波重合を行ない、最新の内側義歯床
(4)を作製する。(第25図) 最新の内側義歯床(4)の上面と該外側義歯床(8)
の下面に接着材を塗布し、両者を接合し、複合義歯床
(9)を作製する。
口腔内に該複合義歯床(9)を装着し、調整して、有
床義歯の完成となる。(第26図) 比較例1 第27図〜第30図は、比較例1を説明するための図であ
る。
床義歯の完成となる。(第26図) 比較例1 第27図〜第30図は、比較例1を説明するための図であ
る。
アルギン酸印象材(商品名:アローマファイン、而至
歯科工業社製)を使用し、口腔内の印象を採得する。
歯科工業社製)を使用し、口腔内の印象を採得する。
該印象に石膏泥(商品名:フジロック、而至歯科工業
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する。(第27図) 即時重合レジン(商品名:オストロン、而至歯科工業
社製)を該石膏模型(10)上に圧接して各個トレーを作
製する。
社製)を流し、石膏泥の硬化後、該印象から取り外して
石膏模型(10)を作製する。(第27図) 即時重合レジン(商品名:オストロン、而至歯科工業
社製)を該石膏模型(10)上に圧接して各個トレーを作
製する。
該各個トレーを口腔内に試適し、スタンプバーを用い
て該各個トレーの調整を行なう。
て該各個トレーの調整を行なう。
該各個トレーの印象面側にラバー系印象材(商品名:
シュールフレックスF、而至歯科工業社製)を盛り、機
能印象を採得する。
シュールフレックスF、而至歯科工業社製)を盛り、機
能印象を採得する。
該機能印象を有する各個トレーの周囲をボクシング用
ワックスを用いてボクシングを行ない、之の石膏泥(商
品名:フジロック、而至歯科工業社製)を注入し、作業
模型(10)を作製する。
ワックスを用いてボクシングを行ない、之の石膏泥(商
品名:フジロック、而至歯科工業社製)を注入し、作業
模型(10)を作製する。
該作業模型(10)をモデルトリーマーを用いて模型の
調整を行なう。
調整を行なう。
パラフィンワックスを用いて、該作業模型上で咬合床
(11)の作製を行なう。(第28図) 該咬合床(11)を口腔内に試適し、咬合採得を行な
う。
(11)の作製を行なう。(第28図) 該咬合床(11)を口腔内に試適し、咬合採得を行な
う。
該咬合採得を行なった咬合床(11)及び作業模型(1
0)を咬合器に装着する。
0)を咬合器に装着する。
該咬合器上で該咬合床(11)に人工歯(7)の配列を
行ない、ワックス(6)を盛り、蝋義歯(6,7)を作製
する。(第29図) 該蝋義歯(6,7)を口腔内に試適し調整を行なう。
行ない、ワックス(6)を盛り、蝋義歯(6,7)を作製
する。(第29図) 該蝋義歯(6,7)を口腔内に試適し調整を行なう。
該蝋義歯(6,7)を歯肉部にワックス(6)を盛り歯
肉形成を行なう。
肉形成を行なう。
該蝋義歯(6,7)をフラスコ内に入れ、埋没用石膏
(商品名:アドバストーン、而至歯科工業社製)中に埋
没する。
(商品名:アドバストーン、而至歯科工業社製)中に埋
没する。
埋没用石膏が硬化した後、流蝋糟中に埋没した該蝋義
歯(6,7)を入れ流蝋する。
歯(6,7)を入れ流蝋する。
石膏面にレジン分離材を塗布する。
加熱重合レジン(商品名:ラクソン、而至歯科工業社
製)の粉、液を混合し、該加熱重合レジンを餅状化す
る。
製)の粉、液を混合し、該加熱重合レジンを餅状化す
る。
餅状化した加熱重合レジンを埋没石膏の流蝋した空間
へ填入し、プレスする。
へ填入し、プレスする。
加熱重合装置中に該加熱重合レジンを填入した埋没石
膏をセットし、加熱重合を行なう。
膏をセットし、加熱重合を行なう。
重合した加熱重合レジンを埋没石膏中より取り出す。
歯科用電気エンジンを用いて、取り出した加熱重合レ
ジン義歯に付着した石膏を取り除く。
ジン義歯に付着した石膏を取り除く。
口腔内に装着し、調整して、有床義歯(12)の完成と
なる(第30図) 〔作用〕 本発明は完成した有床義歯の口腔内への適合精度に就
いて、最終的に患者の口腔内に装着したとき、適合が悪
かったり、適合を良くするための調整に時間が掛かった
り、また、難症例とされている顎堤の低い場合に充分な
維持力が得られなかった従来の有床義歯の作製方法に関
して、 口腔内の粘膜面の細部印象を内側義歯床材圧接、調整
して忠実に写し取った状態で、光重合によって硬化させ
た精度の高い内側義歯床を作製した後、または、概形印
象採得、模型作製、作業模型の修正後、作業模型上に内
側義歯床材料を圧接、調整した後、光重合によって硬化
させた精度の高い内側義歯床を作製した後、 または、概形印象採得、模型作製、作業模型の修正
後、作業模型上に内側義歯床材料を圧接、調整した後、
マイクロウェーブ重合によって硬化させた精度の高い内
側義歯床を作製した後、 該内側義歯床の上面に咬合床を作製し、咬合採得、咬
合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉
形成、蝋義歯埋没、流蝋後、埋没材面にレジン分離材を
塗布する一方、該内側義歯床の上面に接着材を塗布した
後、レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロウ
ェーブ重合後、重合義歯取り出し、研磨、調整して、有
床義歯を作製する方法である。
なる(第30図) 〔作用〕 本発明は完成した有床義歯の口腔内への適合精度に就
いて、最終的に患者の口腔内に装着したとき、適合が悪
かったり、適合を良くするための調整に時間が掛かった
り、また、難症例とされている顎堤の低い場合に充分な
維持力が得られなかった従来の有床義歯の作製方法に関
して、 口腔内の粘膜面の細部印象を内側義歯床材圧接、調整
して忠実に写し取った状態で、光重合によって硬化させ
た精度の高い内側義歯床を作製した後、または、概形印
象採得、模型作製、作業模型の修正後、作業模型上に内
側義歯床材料を圧接、調整した後、光重合によって硬化
させた精度の高い内側義歯床を作製した後、 または、概形印象採得、模型作製、作業模型の修正
後、作業模型上に内側義歯床材料を圧接、調整した後、
マイクロウェーブ重合によって硬化させた精度の高い内
側義歯床を作製した後、 該内側義歯床の上面に咬合床を作製し、咬合採得、咬
合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉
形成、蝋義歯埋没、流蝋後、埋没材面にレジン分離材を
塗布する一方、該内側義歯床の上面に接着材を塗布した
後、レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロウ
ェーブ重合後、重合義歯取り出し、研磨、調整して、有
床義歯を作製する方法である。
また、更に精度の良い有床義歯を作製するために、 口腔内の粘膜面の細部印象を内側義歯床材圧接、調整
して忠実に写し取った状態で、光重合によって硬化させ
た精度の高い内側義歯床を作製した後、または、概形印
象採得、模型作製、作業模型の修正後、作業模型上に内
側義歯床材料を圧接、調整した後、光重合によって硬化
させた精度の高い内側義歯床を作製した後、 または、概形印象採得、模型作製、作業模型の修正
後、作業模型上に内側義歯床材料を圧接、調整した後、
マイクロウェーブ重合によって硬化させた精度の高い内
側義歯床を作製した後、 該内側義歯床の上面に咬合床を作製し、咬合採得、咬
合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉
形成、蝋義歯埋没、流蝋後、埋没材面にレジン分離材を
塗布する一方、該内側義歯床の上面にレジン分離材を塗
布した後、レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイ
クロウェーブ重合後、重合義歯取り出し、分割、研磨、
調整し、再度、口腔内の粘膜面の細部印象を内側義歯床
材圧接、調整して忠実に写し取った状態で、光重合によ
って硬化させた精度の高い内側義歯床を作製した後、ま
たは、概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、作
業模型上に内側義歯床材料を圧接、調整した後、光重合
によって硬化させた精度の高い内側義歯床を作製した
後、 または、概形印象採得、模型作製、作業模型の修正
後、作業模型上に内側義歯床材料を圧接、調整した後、
マイクロウェーブ重合によって硬化させた精度の高い内
側義歯床を作製した後、 該内側義歯床の上面と該内側義歯床の内面に接着材を
塗布し、両者を接合して、有床義歯を完成させるもので
ある。
して忠実に写し取った状態で、光重合によって硬化させ
た精度の高い内側義歯床を作製した後、または、概形印
象採得、模型作製、作業模型の修正後、作業模型上に内
側義歯床材料を圧接、調整した後、光重合によって硬化
させた精度の高い内側義歯床を作製した後、 または、概形印象採得、模型作製、作業模型の修正
後、作業模型上に内側義歯床材料を圧接、調整した後、
マイクロウェーブ重合によって硬化させた精度の高い内
側義歯床を作製した後、 該内側義歯床の上面に咬合床を作製し、咬合採得、咬
合装着、人工歯配列、蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉
形成、蝋義歯埋没、流蝋後、埋没材面にレジン分離材を
塗布する一方、該内側義歯床の上面にレジン分離材を塗
布した後、レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイ
クロウェーブ重合後、重合義歯取り出し、分割、研磨、
調整し、再度、口腔内の粘膜面の細部印象を内側義歯床
材圧接、調整して忠実に写し取った状態で、光重合によ
って硬化させた精度の高い内側義歯床を作製した後、ま
たは、概形印象採得、模型作製、作業模型の修正後、作
業模型上に内側義歯床材料を圧接、調整した後、光重合
によって硬化させた精度の高い内側義歯床を作製した
後、 または、概形印象採得、模型作製、作業模型の修正
後、作業模型上に内側義歯床材料を圧接、調整した後、
マイクロウェーブ重合によって硬化させた精度の高い内
側義歯床を作製した後、 該内側義歯床の上面と該内側義歯床の内面に接着材を
塗布し、両者を接合して、有床義歯を完成させるもので
ある。
本発明の有床義歯の作製方法は、従来の加熱重合型レ
ジンを用いた有床義歯の作製方法に比べ有床義歯を完成
するまでの間に費やす時間が非常に短くなる。
ジンを用いた有床義歯の作製方法に比べ有床義歯を完成
するまでの間に費やす時間が非常に短くなる。
一般に加熱重合レジンシステムによって有床義歯を作
製するには、次の様な工程が必要となる。概形印象採
得、模型作製、作業模型の修正、基礎床作製、歯槽堤形
成、咬合床作製、咬合採得、咬合器装着、人工歯配列、
蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉形成、蝋義歯埋没、流
蝋、レジン分離材塗布、レジン餅状化、レジンの填入、
レジン熱重合、重合義歯取り出し、研磨、口腔内装着、
最終調整。
製するには、次の様な工程が必要となる。概形印象採
得、模型作製、作業模型の修正、基礎床作製、歯槽堤形
成、咬合床作製、咬合採得、咬合器装着、人工歯配列、
蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉形成、蝋義歯埋没、流
蝋、レジン分離材塗布、レジン餅状化、レジンの填入、
レジン熱重合、重合義歯取り出し、研磨、口腔内装着、
最終調整。
この工程の中で、本発明の有床義歯の作製方法によれ
ば、直接、口腔内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取っ
た状態で、内側義歯床を作製した場合、概形印象採得、
模型作製、作業模型の修正の工程が短縮される。また、
間接的に概形印象採得から行なう場合、前述の工程数は
同じであるが、レジン熱重合工程は従来の加熱重合型レ
ジンを用いた有床義歯の作製方法では、加熱重合法では
約45分間、湿式重合法では8〜24時間を要し、本発明の
有床義歯の作製方法によれば、約3分間で終了する。
ば、直接、口腔内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取っ
た状態で、内側義歯床を作製した場合、概形印象採得、
模型作製、作業模型の修正の工程が短縮される。また、
間接的に概形印象採得から行なう場合、前述の工程数は
同じであるが、レジン熱重合工程は従来の加熱重合型レ
ジンを用いた有床義歯の作製方法では、加熱重合法では
約45分間、湿式重合法では8〜24時間を要し、本発明の
有床義歯の作製方法によれば、約3分間で終了する。
また、従来の光重合型レジンを用いた有床義歯の作製
方法に比べ、有床義歯を完成するまでの工程作業の効率
が良い。
方法に比べ、有床義歯を完成するまでの工程作業の効率
が良い。
一般に光重合レジンシステムによって、有床義歯を作
製するには、次の様な工程が必要となる。概形印象採
得、模型作業、作業模型の修正、基礎床作製、歯槽堤形
成、咬合床作製、咬合採得、咬合器装着、人工歯配列、
レジン義歯口腔内試的適及び調整、歯肉形成、レジン光
重合、研磨、口腔内装着、最終調整。
製するには、次の様な工程が必要となる。概形印象採
得、模型作業、作業模型の修正、基礎床作製、歯槽堤形
成、咬合床作製、咬合採得、咬合器装着、人工歯配列、
レジン義歯口腔内試的適及び調整、歯肉形成、レジン光
重合、研磨、口腔内装着、最終調整。
工程数は、加熱重合レジンシステム及び本発明の有床
義歯の作製方法に比較して少ないが、基礎床作製後、歯
槽堤形成、咬合床作製、咬合採得、咬合器装着、人工歯
配列、レジン義歯口腔内試適及び調整、歯肉形成の工程
は、総べて室内照明の影響を受けてレジン表面が硬くな
るため、少量ずつ必要な個所に盛っていかなければなら
ず、人工歯配列、レジン義歯口腔内試適及び調整、歯肉
形成の工程は、舌側、頬側と数回に分けて少量ずつ盛っ
ていかなければならないため熟練を要し、歯間部及び歯
頚部の形成は特に面倒で経験と熟練を要するため、光重
合レジンシステムは、加熱重合レジンシステム及び本発
明の有床義歯の作製方法に比較して工程作業の効率が非
常に悪い。
義歯の作製方法に比較して少ないが、基礎床作製後、歯
槽堤形成、咬合床作製、咬合採得、咬合器装着、人工歯
配列、レジン義歯口腔内試適及び調整、歯肉形成の工程
は、総べて室内照明の影響を受けてレジン表面が硬くな
るため、少量ずつ必要な個所に盛っていかなければなら
ず、人工歯配列、レジン義歯口腔内試適及び調整、歯肉
形成の工程は、舌側、頬側と数回に分けて少量ずつ盛っ
ていかなければならないため熟練を要し、歯間部及び歯
頚部の形成は特に面倒で経験と熟練を要するため、光重
合レジンシステムは、加熱重合レジンシステム及び本発
明の有床義歯の作製方法に比較して工程作業の効率が非
常に悪い。
また、マイクロウェーブ重合レジンを用いた有床義歯
の作製方法に比べ、直接、口腔内の粘膜面の細部印象を
忠実に写し取った状態で内側義歯床を作製した場合、概
形印象採得、模型作製、作業模型の修正の工程が短縮さ
れる。
の作製方法に比べ、直接、口腔内の粘膜面の細部印象を
忠実に写し取った状態で内側義歯床を作製した場合、概
形印象採得、模型作製、作業模型の修正の工程が短縮さ
れる。
また、本発明の有床義歯の作製方法は、従来の加熱重
合型レジン及びマイクロウェーブ重合レジンを用いた有
床義歯の作製方法に比べ、有床義歯の患者の口腔内の適
合精度は格段に優れている。
合型レジン及びマイクロウェーブ重合レジンを用いた有
床義歯の作製方法に比べ、有床義歯の患者の口腔内の適
合精度は格段に優れている。
一般に、加熱重合レジンシステム及びマイクロウェー
ブ重合レジンを用いた有床義歯の作製方法によって、有
床義歯を作製するには、次の様な工程が必要となる。
ブ重合レジンを用いた有床義歯の作製方法によって、有
床義歯を作製するには、次の様な工程が必要となる。
概形印象採得、模型作製、作業模型の修正、基礎床作
製、歯槽堤形成、咬合床作製、咬合採得、咬合器装着、
人工歯配列、蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉形成、蝋
義歯埋没、流蝋、レジン分離材塗布、レジン餅状化、レ
ジンの填入、レジン熱重合、重合義歯取り出し、研磨、
口腔内装着、最終調整。
製、歯槽堤形成、咬合床作製、咬合採得、咬合器装着、
人工歯配列、蝋義歯口腔内試適及び調整、歯肉形成、蝋
義歯埋没、流蝋、レジン分離材塗布、レジン餅状化、レ
ジンの填入、レジン熱重合、重合義歯取り出し、研磨、
口腔内装着、最終調整。
之等の工程の中で、レジンの収縮率を一定と考えれ
ば、口腔内の適合精度は、基礎床作製、咬合採得、蝋義
歯口腔内試適及び調整、口腔内装着、最終調整の工程で
のみ調整可能である。しかし、基礎床が最終の有床義歯
と同一でないため、加熱重合レジンシステム及びマイク
ロウェーブ重合レジンを用いた有床義歯の作製方法によ
り作製した有床義歯は、咬合採得、蝋義歯口腔内試適及
び調整、口腔内装着、最終調整の工程で調整しても口腔
内の適合精度を上げるには限度がある。
ば、口腔内の適合精度は、基礎床作製、咬合採得、蝋義
歯口腔内試適及び調整、口腔内装着、最終調整の工程で
のみ調整可能である。しかし、基礎床が最終の有床義歯
と同一でないため、加熱重合レジンシステム及びマイク
ロウェーブ重合レジンを用いた有床義歯の作製方法によ
り作製した有床義歯は、咬合採得、蝋義歯口腔内試適及
び調整、口腔内装着、最終調整の工程で調整しても口腔
内の適合精度を上げるには限度がある。
本発明の有床義歯の作製方法は、基礎床を作製し、之
を最終の有床義歯と同一にするため、その後咬合採得、
蝋義歯口腔内試適及び調整、口腔内装着の工程での調整
の精度が正確であるために、最終調整では殆んど調整が
不要であり、患者の口腔内に最適な有床義歯を作製する
ことが出来る。また、更に加熱重合レジンシステム、マ
イクロウェーブ重合レジン及び光重合レジンを用いた有
床義歯の作製は、非常に時間が掛かるため、直接、口腔
内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取った時、或いは間
接的に概形印象採得後、模型を作製した時と、最終調整
を終了して有床義歯を装着する時とでは、可成りの時間
的なずれがあり、口腔内の粘膜の凹凸の状態が変化して
いる。従って、その程度が大きいと調整しても患者の口
腔内に適合する有床義歯を作製することが出来ない。
を最終の有床義歯と同一にするため、その後咬合採得、
蝋義歯口腔内試適及び調整、口腔内装着の工程での調整
の精度が正確であるために、最終調整では殆んど調整が
不要であり、患者の口腔内に最適な有床義歯を作製する
ことが出来る。また、更に加熱重合レジンシステム、マ
イクロウェーブ重合レジン及び光重合レジンを用いた有
床義歯の作製は、非常に時間が掛かるため、直接、口腔
内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取った時、或いは間
接的に概形印象採得後、模型を作製した時と、最終調整
を終了して有床義歯を装着する時とでは、可成りの時間
的なずれがあり、口腔内の粘膜の凹凸の状態が変化して
いる。従って、その程度が大きいと調整しても患者の口
腔内に適合する有床義歯を作製することが出来ない。
一方、本発明の有床義歯の作製方法は直接、口腔内の
粘膜面の細部印象を忠実に写し取った時、或いは間接的
に概形印象採得後、模型を作製した時と、最終調整を終
了して有床義歯を装着する時とでは、可成りの時間的な
ずれがあり、口腔内の粘膜の凹凸の状態が変化し、その
程度が大きくて調整しても患者の口腔内に適合し難い場
合、再度、改めて概形印象採得、模型作製、作業模型の
修正後、レジンを餅状化し、之をシート状にした内側義
歯床材料を作業模型上に圧接、調整した後、マイクロウ
ェーブ重合によって硬化させて、精度の高い最新の内側
義歯床とを接着材にて接合させ、研磨、調整することに
より優れた有床義歯を短時間に作製することが出来る。
粘膜面の細部印象を忠実に写し取った時、或いは間接的
に概形印象採得後、模型を作製した時と、最終調整を終
了して有床義歯を装着する時とでは、可成りの時間的な
ずれがあり、口腔内の粘膜の凹凸の状態が変化し、その
程度が大きくて調整しても患者の口腔内に適合し難い場
合、再度、改めて概形印象採得、模型作製、作業模型の
修正後、レジンを餅状化し、之をシート状にした内側義
歯床材料を作業模型上に圧接、調整した後、マイクロウ
ェーブ重合によって硬化させて、精度の高い最新の内側
義歯床とを接着材にて接合させ、研磨、調整することに
より優れた有床義歯を短時間に作製することが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は、口腔内の上、下顎粘膜面の端面図、 第2図は、口腔内の上、下顎粘膜面にシート状レジンを
圧接した端面図、 第3図、硬化したシート状レジンである内側義歯床の端
面図、 第4図は、内側義歯床上に歯槽堤をワックスアップした
咬合床の端面図、 第5図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第6図は、完成した複合義歯床の端面図、 第7図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第8図は、石膏模型にシート状レジンを圧接した端面
図、 第9図は、硬化したシート状レジンである内側義歯床上
に歯槽堤をワックスアップした咬合床の端面図、 第10図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第11図は、完成した複合義歯床の端面図、 第12図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第13図、石膏模型にシート状レジンを圧接し、硬化した
シート状レジンである内側義歯床の端面図、 第14図は、内側義歯床上に歯槽堤をワックスアップした
咬合床の端面図、 第15図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第16図は、完成した複合義歯床の端面図、 第17図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第18図は、石膏模型にシート状レジンを圧接し、硬化し
たシート状レジンである内側義歯床の端面図、 第19図は、内側義歯床上に歯槽堤をワックスアップした
咬合床の端面図、 第20図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第21図は、複合義歯床の端面図、 第22図は、複合義歯床を内側義歯床と外側義歯床に分割
した端面図、 第23図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第24図は、石膏模型にシート状レジンを圧接し、硬化し
たシート状レジンである内側義歯床の端面図、 第25図は、内側義歯床の端面図、 第26図は、複合義歯床の端面図、 第27図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第28図は、石膏模型上に咬合床を作製した端面図、 第29図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第30図は、完成した有床義歯床の端面図。 図中1:口腔内粘着面 2:口腔内粘着面 3:光重合硬化型シート状レジン 4:内側義歯床 5:歯槽堤 6:ワックス 7:人工歯 8:外側義歯床 9:複合義歯床 10:石膏模型 11:咬合床 12:有床義歯
圧接した端面図、 第3図、硬化したシート状レジンである内側義歯床の端
面図、 第4図は、内側義歯床上に歯槽堤をワックスアップした
咬合床の端面図、 第5図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第6図は、完成した複合義歯床の端面図、 第7図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第8図は、石膏模型にシート状レジンを圧接した端面
図、 第9図は、硬化したシート状レジンである内側義歯床上
に歯槽堤をワックスアップした咬合床の端面図、 第10図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第11図は、完成した複合義歯床の端面図、 第12図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第13図、石膏模型にシート状レジンを圧接し、硬化した
シート状レジンである内側義歯床の端面図、 第14図は、内側義歯床上に歯槽堤をワックスアップした
咬合床の端面図、 第15図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第16図は、完成した複合義歯床の端面図、 第17図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第18図は、石膏模型にシート状レジンを圧接し、硬化し
たシート状レジンである内側義歯床の端面図、 第19図は、内側義歯床上に歯槽堤をワックスアップした
咬合床の端面図、 第20図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第21図は、複合義歯床の端面図、 第22図は、複合義歯床を内側義歯床と外側義歯床に分割
した端面図、 第23図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第24図は、石膏模型にシート状レジンを圧接し、硬化し
たシート状レジンである内側義歯床の端面図、 第25図は、内側義歯床の端面図、 第26図は、複合義歯床の端面図、 第27図は、アルギン酸印象材による印象に基づき作製し
た石膏模型の端面図、 第28図は、石膏模型上に咬合床を作製した端面図、 第29図は、咬合床に人工歯を配列した蝋義歯の端面図、 第30図は、完成した有床義歯床の端面図。 図中1:口腔内粘着面 2:口腔内粘着面 3:光重合硬化型シート状レジン 4:内側義歯床 5:歯槽堤 6:ワックス 7:人工歯 8:外側義歯床 9:複合義歯床 10:石膏模型 11:咬合床 12:有床義歯
Claims (10)
- 【請求項1】有床義歯の作製に於いて、相互に接合され
た複合義歯床で内側義歯床と外側義歯床から成り、内側
義歯床が直接口腔内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取
った状態で光重合によって硬化させたものであり、外側
義歯床が該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、人工歯配
列、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯床のワックスを流
蝋、該内側義歯床の上面に接着材を塗布した後、レジン
餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロウェーブ重合
によって硬化させたものであり、マイクロウェーブ重合
後、重合義歯取り出し、研磨することにより有床義歯を
作製する有床義歯の作製方法。 - 【請求項2】有床義歯の作製に於いて、相互に接合され
た複合義歯床で内側義歯床と外側義歯床から成り、内側
義歯床が直接口腔内の粘膜面の細部印象を忠実に写し取
った状態で光重合によって硬化させたものであり、外側
義歯床が該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、人工歯配
列、歯肉形成後、之を埋没、外側義歯床のワックスを流
蝋、該内側義歯床の上面にレジン分離材を塗布した後、
レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マイクロウェー
ブ重合によって硬化させたものであり、マイクロウェー
ブ重合後、重合義歯取り出し、研磨することにより作製
した内側義歯床と外側義歯床とを接着材にて接合させ、
研磨することにより有床義歯を作製する有床義歯の作製
方法。 - 【請求項3】有床義歯の作製に於いて、相互に接合され
た複合義歯床で内側義歯床と外側義歯床から成り、内側
義歯床が印象採得後作製した模型上で圧接、調整した
後、光重合によって硬化させたものであり、外側義歯床
が該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、人工歯配列、歯肉
形成後、之を埋没、外側義歯床のワックスを流蝋、該内
側義歯床の上面に接着材を塗布した後、レジン餅状化、
レジンの填入を行ない、マイクロウェーブ重合によって
硬化させたものであり、マイクロウェーブ重合後、重合
義歯取り出し、研磨することにより有床義歯を作製する
有床義歯の作製方法。 - 【請求項4】有床義歯の作製に於いて、相互に接合され
た複合義歯床で内側義歯床と外側義歯床から成り、内側
義歯床が印象採得後作製した模型上で圧接、調整した
後、光重合によって硬化させたものであり、外側義歯床
が該内側義歯床の上面に歯槽堤形成、人工歯配列、歯肉
形成後、之を埋没、外側義歯床のワックスを流蝋、該内
側義歯床の上面にレジン分離材を塗布した後、レジン餅
状化、レジンの填入を行ない、マイクロウェーブ重合に
よって硬化させたものであり、マイクロウェーブ重合
後、重合義歯を取り出し、研磨することにより作製した
内側義歯床と外側義歯床とを接着材にて接合させ、研磨
することにより有床義歯を作製する有床義歯の作製方
法。 - 【請求項5】有床義歯の作製に於いて、相互に接合され
た複合義歯床で内側義歯床と外側義歯床から成り、内側
義歯床が印象採得後作製した模型上でレジン餅状化、圧
接、調整した後、マイクルウェーブ重合によって硬化さ
せたものであり、外側義歯床が該内側義歯床の上面に歯
槽堤形成、人工歯配列、歯肉形成後、之を埋没、外側義
歯床のワックスを流蝋、該内側義歯床の上面に接着材を
塗布した後、レジン餅状化、レジンの填入を行ない、マ
イクロウェーブ重合によって硬化させたものであり、マ
イクロウェーブ重合後、重合義歯取り出し、研磨するこ
とにより有床義歯を作製する有床義歯の作製方法。 - 【請求項6】有床義歯の作製に於いて、相互に接合され
た複合義歯床で内側義歯床と外側義歯床から成り、内側
義歯床が印象採得後作製した模型上でレジン餅状化、圧
接、調整した後、マイクルウェーブ重合によって硬化さ
せたものであり、外側義歯床が該内側義歯床の上面に歯
槽堤形成、人工歯配列、歯肉形成後、之を埋没、外側義
歯床のワックスの流蝋、該内側義歯床の上面にレジン分
離材を塗布した後、レジン餅状化、レジンの填入を行な
い、マイクロウェーブ重合によって硬化させたものであ
り、マイクロウェーブ重合後、重合義歯取り出し、研磨
することにより作製した内側義歯床と外側義歯床とを接
着材にて接合させ、研磨することにより有床義歯を作製
する有床義歯の作製方法。 - 【請求項7】内側義歯床の厚みが0.3〜10.0mmであるこ
とを特徴とする請求項1から6中の何れか1項に記載の
有床義歯の作製方法。 - 【請求項8】内側義歯床がシート状であることを特徴と
する請求項1から6中の何れか1項に記載の有床義歯の
作製方法。 - 【請求項9】接着材がマイクロウェーブ重合により硬化
することを特徴とする請求項1から6中の何れか1項に
記載の有床義歯の作製方法。 - 【請求項10】接着材が熱重合により硬化することを特
徴とする請求項1から6中の何れか1項に記載の有床義
歯の作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11967590A JP2648856B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 有床義歯の作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11967590A JP2648856B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 有床義歯の作製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417848A JPH0417848A (ja) | 1992-01-22 |
JP2648856B2 true JP2648856B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=14767271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11967590A Expired - Lifetime JP2648856B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 有床義歯の作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648856B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101762516B1 (ko) | 2015-12-07 | 2017-08-04 | (주) 디케이 문교 | 의치 일체용 잇몸을 이용한 틀니 제조방법 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08141003A (ja) * | 1994-11-18 | 1996-06-04 | Ube Ind Ltd | 義歯製作用の石膏組成物 |
JPH1085237A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-07 | Kenkichi Tei | 歯齦付き人工歯およびこれを使用した義歯 |
JP3897763B2 (ja) * | 2003-01-29 | 2007-03-28 | 久雄 本間 | 有床義歯 |
JP6817689B2 (ja) * | 2014-04-21 | 2021-01-20 | 株式会社愛歯 | 歯科補綴物の製作方法及び重合用フラスコ |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP11967590A patent/JP2648856B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101762516B1 (ko) | 2015-12-07 | 2017-08-04 | (주) 디케이 문교 | 의치 일체용 잇몸을 이용한 틀니 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417848A (ja) | 1992-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7670516B2 (en) | Dental prosthetic | |
CN106037967B (zh) | 基于3d打印技术的即刻全口义齿或半口义齿的制作方法 | |
US4505673A (en) | Orthodontic treating device and method of manufacturing same | |
JP6817689B2 (ja) | 歯科補綴物の製作方法及び重合用フラスコ | |
US4681543A (en) | Rapid denture technique | |
US4259074A (en) | Method for making dentures | |
JPH0563176B2 (ja) | ||
US4094067A (en) | Method for producing artificial denture | |
JP4566263B2 (ja) | 歯の代替部品を製造するための方法と材料キット | |
JP2648856B2 (ja) | 有床義歯の作製方法 | |
JP2890084B2 (ja) | 義歯床の製造方法 | |
JPH04218151A (ja) | 義歯床作製セットおよび義歯床の作製方法 | |
JP3663063B2 (ja) | 義歯の製造方法 | |
KR20220072370A (ko) | 미리 성형되어 제공되는 변형 가능한 치아 모양의 보철물 및 그 제조방법 | |
DE69828072T2 (de) | Verfahren zur herstellung von zahnrestaurationen | |
EP0535683A1 (en) | Prosthetic denture precursor and method | |
JP5135570B2 (ja) | 口腔内密着装着体の製造方法 | |
US4500291A (en) | Method of fabricating dentures | |
JP2600226B2 (ja) | 義歯の作製法 | |
JP4093452B2 (ja) | 入れ歯製造方法、歯科用歯型トレイおよび歯科用歯型トレイと咬合器のセット | |
JP2933209B2 (ja) | 義歯の製造方法及び位置決め用連結歯 | |
RU2404723C2 (ru) | Способ изготовления зубочелюстного протеза верхней челюсти с полым обтуратором | |
JP2999977B2 (ja) | 暫間義歯床用材料及びそれを用いた義歯製作方法 | |
US20040224284A1 (en) | Prosthesis like an artificial tooth for bridges | |
US20230112706A1 (en) | Prosthetic tooth or denture base |