JP2646604B2 - Ｉｓｄｎにおける多重装置 - Google Patents
Ｉｓｄｎにおける多重装置Info
- Publication number
- JP2646604B2 JP2646604B2 JP704088A JP704088A JP2646604B2 JP 2646604 B2 JP2646604 B2 JP 2646604B2 JP 704088 A JP704088 A JP 704088A JP 704088 A JP704088 A JP 704088A JP 2646604 B2 JP2646604 B2 JP 2646604B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission line
- multiplex transmission
- line
- isdn
- selection information
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はISDN（統合デジタル通信サービス網）におけ
る多重装置に関し，特に複数の多重伝送線にクロスコネ
クトする機能を有する多重装置に関する。
る多重装置に関し，特に複数の多重伝送線にクロスコネ
クトする機能を有する多重装置に関する。
従来，この種のISDNにおける多重装置は，例えば第２
図に示すような構成になっており，加入者線端子21に接
続された加入者線は加入者線インタフェース部22にて終
端され，タイミング信号線25のタイミング信号に従って
時分割的に内部信号バス26により信号の送受を行う。交
換機インタフェース部23は伝送路端子24に接続された多
重伝送路線からクロック，フレームタイミングを再生し
加入者線インタフェース部22に与え，内部信号バス26と
伝送路線の電気的インタフェースを合わせていた。
図に示すような構成になっており，加入者線端子21に接
続された加入者線は加入者線インタフェース部22にて終
端され，タイミング信号線25のタイミング信号に従って
時分割的に内部信号バス26により信号の送受を行う。交
換機インタフェース部23は伝送路端子24に接続された多
重伝送路線からクロック，フレームタイミングを再生し
加入者線インタフェース部22に与え，内部信号バス26と
伝送路線の電気的インタフェースを合わせていた。
上述した従来のISDNベーシックアクセスの多重装置に
おいて，多重伝送線の接続先は１つのISDN交換機であっ
た。一方，特に特定の相手との間が極端に通信量の多い
加入者からは交換機などの設備を極力省き，安価な通信
路を提供する専用線を利用したいとの要望がある。この
ような要望に対し，従来の多重装置ではほとんど接続先
は固定されているにもかかわらず，必ずISDN交換機を経
由して専用線に接続しなければならないため,ISDN交換
機の使用効率を悪化させるうえ，一般通信のために設け
られた必要のない設備（例えばISDN交換機）を経由する
分だけ通信路の使用価格は高くなり不経済であるという
問題点があった。
おいて，多重伝送線の接続先は１つのISDN交換機であっ
た。一方，特に特定の相手との間が極端に通信量の多い
加入者からは交換機などの設備を極力省き，安価な通信
路を提供する専用線を利用したいとの要望がある。この
ような要望に対し，従来の多重装置ではほとんど接続先
は固定されているにもかかわらず，必ずISDN交換機を経
由して専用線に接続しなければならないため,ISDN交換
機の使用効率を悪化させるうえ，一般通信のために設け
られた必要のない設備（例えばISDN交換機）を経由する
分だけ通信路の使用価格は高くなり不経済であるという
問題点があった。
本発明は従来のもののこのような問題点を解決したIS
DNにおける多重装置を提供するものである。
DNにおける多重装置を提供するものである。
本発明のISDNにおける多重装置は，制御チャネルと通
話チャネルが多重された複数の加入者線に接続された端
末との間のデータリンクを終端する手段と，端末が送出
する制御チャネル上のデータを分析し複数の多重伝送線
を選択するための選択情報を検出する手段と，前記加入
者線に流れる信号を速度変換し前記選択情報に従って選
択接続した多重伝送線に時分割多重する手段とを含んで
構成される。
話チャネルが多重された複数の加入者線に接続された端
末との間のデータリンクを終端する手段と，端末が送出
する制御チャネル上のデータを分析し複数の多重伝送線
を選択するための選択情報を検出する手段と，前記加入
者線に流れる信号を速度変換し前記選択情報に従って選
択接続した多重伝送線に時分割多重する手段とを含んで
構成される。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第１図（ａ）は本発明の一実施例のブロック図であ
る。この図において，複数の加入者線はそれぞれ加入者
線端子31を経由して，加入者線インタフェース部32に接
続される。また，複数の多重伝送線はそれぞれ多重線端
子34を経由して多重線インタフェース部33に接続され
る。多重線インタフェース部33では接続された多重伝送
線に時間軸の同期をとり，タイミング信号線35を介して
加入者線インタフェース部32に時分割多重に必要なタイ
ミング信号を渡す。加入者線インタフェース部32はタイ
ミング信号線35から受けたタイミング信号に同期して内
部信号バス36とデータとの授受を行ない速度変更し，通
話チャネルは直接，制御チャネルは処理を加えて加入者
線に伝送する。
る。この図において，複数の加入者線はそれぞれ加入者
線端子31を経由して，加入者線インタフェース部32に接
続される。また，複数の多重伝送線はそれぞれ多重線端
子34を経由して多重線インタフェース部33に接続され
る。多重線インタフェース部33では接続された多重伝送
線に時間軸の同期をとり，タイミング信号線35を介して
加入者線インタフェース部32に時分割多重に必要なタイ
ミング信号を渡す。加入者線インタフェース部32はタイ
ミング信号線35から受けたタイミング信号に同期して内
部信号バス36とデータとの授受を行ない速度変更し，通
話チャネルは直接，制御チャネルは処理を加えて加入者
線に伝送する。
第１図（ｂ）は，第１図（ａ）の加入者線インタフェ
ース部32の一例の詳細を示すブロック図である。この図
において，加入者線は加入者線端子31を介して線路終端
部２に接続される。線路終端部２は加入者線に供給する
電力供給回路，線路の特性により発生するエコー信号の
キャンセル回路などから構成され電気的に加入者線の終
端を行っている。線路終端部２により正しく整形された
加入者からの信号は制御チャネル分離・多重部３によ
り，加入者線上では多重されていた制御チャネルと通話
チャネルが分離され，それぞれ通話チャネル線4,制御チ
ャネル線10によりTS（タイムスロット）制御部５及びCP
U13に接続される。通話チャネル線４の信号はTS制御部
５で信号速度を変換された後,CPU13が制御線12を介して
指定した多重伝送線上のタイムスロットに出力される。
ース部32の一例の詳細を示すブロック図である。この図
において，加入者線は加入者線端子31を介して線路終端
部２に接続される。線路終端部２は加入者線に供給する
電力供給回路，線路の特性により発生するエコー信号の
キャンセル回路などから構成され電気的に加入者線の終
端を行っている。線路終端部２により正しく整形された
加入者からの信号は制御チャネル分離・多重部３によ
り，加入者線上では多重されていた制御チャネルと通話
チャネルが分離され，それぞれ通話チャネル線4,制御チ
ャネル線10によりTS（タイムスロット）制御部５及びCP
U13に接続される。通話チャネル線４の信号はTS制御部
５で信号速度を変換された後,CPU13が制御線12を介して
指定した多重伝送線上のタイムスロットに出力される。
ところで，通話に先立ち，制御チャネル線10には加入
者端末から通話路設定の為に接続先を示すコードを含む
制御信号が到来する。この接続先を示すコードは加入者
が端末を起動して投入するもので，例えば既存アナログ
電話機ではダイヤル番号がそれに当り,1桁目が多重伝送
線の選択,2桁目以後が接続先アドレスを示すようなもの
である。
者端末から通話路設定の為に接続先を示すコードを含む
制御信号が到来する。この接続先を示すコードは加入者
が端末を起動して投入するもので，例えば既存アナログ
電話機ではダイヤル番号がそれに当り,1桁目が多重伝送
線の選択,2桁目以後が接続先アドレスを示すようなもの
である。
CPU13は前記接続先コードを検出，解読し，多重伝送
線側制御チャネル線11を介して，接続先コードで指定さ
れた多重伝送線にTS制御部５で多重される制御チャネル
に加入者端末から到来した前記制御信号に多重線上の使
用タイムスロットを指定した情報を加えて中継する。TS
制御部５により分離された多重伝送線の制御チャネル
に，この信号に指定した相手からの応答が来るとCPU13
は制御チャネル線11を介して受信し，通話路設定要求し
た加入者に中継して通話を開始させるとともに,TS制御
部５に対し制御線12を介して信号の授受を行うべき多重
伝送線とタイムスロットを指定する。
線側制御チャネル線11を介して，接続先コードで指定さ
れた多重伝送線にTS制御部５で多重される制御チャネル
に加入者端末から到来した前記制御信号に多重線上の使
用タイムスロットを指定した情報を加えて中継する。TS
制御部５により分離された多重伝送線の制御チャネル
に，この信号に指定した相手からの応答が来るとCPU13
は制御チャネル線11を介して受信し，通話路設定要求し
た加入者に中継して通話を開始させるとともに,TS制御
部５に対し制御線12を介して信号の授受を行うべき多重
伝送線とタイムスロットを指定する。
尚，上記実施例において，多重伝送線選択コードがCC
iTT Q.931記載のコールド パーテイ ナンバー（Calle
d party number），又はコールド パーテイ サブアド
レス（Called party subaddress）の一部であってもよ
いし,CCiTT Q.931記載のトランジット ネットワーク
セレクション（Transit network selection）であって
もよい。また，端末との間の制御チャネル上に呼設定と
は別のデータリンクを設定し，多重伝送線選択コードを
伝送するようにしてもよい。更に加入者線上のオーバヘ
ッドビットで多重伝送線選択コードを伝送するようにし
てもよい。
iTT Q.931記載のコールド パーテイ ナンバー（Calle
d party number），又はコールド パーテイ サブアド
レス（Called party subaddress）の一部であってもよ
いし,CCiTT Q.931記載のトランジット ネットワーク
セレクション（Transit network selection）であって
もよい。また，端末との間の制御チャネル上に呼設定と
は別のデータリンクを設定し，多重伝送線選択コードを
伝送するようにしてもよい。更に加入者線上のオーバヘ
ッドビットで多重伝送線選択コードを伝送するようにし
てもよい。
この実施例によると，端末から通信接続先を指定する
時に経由する多重伝送線の指定を加えておくことによ
り，通信路を自由に選択できるので，一台の端末を公衆
回線に使用したり，専用線に使用したりすることがで
き，専用端末は不要のうえ,ISDN交換機を介さずに直接
専用線経由で相手と通信することができるので，経済的
に非常に有利である。
時に経由する多重伝送線の指定を加えておくことによ
り，通信路を自由に選択できるので，一台の端末を公衆
回線に使用したり，専用線に使用したりすることがで
き，専用端末は不要のうえ,ISDN交換機を介さずに直接
専用線経由で相手と通信することができるので，経済的
に非常に有利である。
また，複数のISDNに異ったサービスを求めて接続替え
をするなどの用途も可能になる。
をするなどの用途も可能になる。
〔発明の効果〕 以上の説明により明らかなように，本発明は端末から
通信接続先を指定する時に経由する多重伝送路の指定を
加えておくことにより，通話路を自由に選択でき，経済
性の向上が得られる点，その効果は大きい。
通信接続先を指定する時に経由する多重伝送路の指定を
加えておくことにより，通話路を自由に選択でき，経済
性の向上が得られる点，その効果は大きい。
第１図（ａ）は本発明の一実施例の構成を示すブロック
図，第１図（ｂ）は，第１図（ａ）における加入者イン
タフェース部の一具体例の構成を示すブロック図，第２
図は従来のISDNベーシックアクセス多重装置の構成を示
すブロック図である。 ２……線路終端部,3……制御チャネル分離・多重部,5…
…TS制御部,13……CPU,21……加入者線端子,22……加入
者線インタフェース部,23……多重線インタフェース部,
24……多重線端子,31……加入者線端子,32……加入者線
インタフェース部,33……多重線インタフェース部,34…
…多重線端子。
図，第１図（ｂ）は，第１図（ａ）における加入者イン
タフェース部の一具体例の構成を示すブロック図，第２
図は従来のISDNベーシックアクセス多重装置の構成を示
すブロック図である。 ２……線路終端部,3……制御チャネル分離・多重部,5…
…TS制御部,13……CPU,21……加入者線端子,22……加入
者線インタフェース部,23……多重線インタフェース部,
24……多重線端子,31……加入者線端子,32……加入者線
インタフェース部,33……多重線インタフェース部,34…
…多重線端子。
Claims (5)
- 【請求項１】制御チャネルと通話チャネルが多重された
複数の加入者線に接続された端末との間のデータリンク
を終端する手段と，端末が送出する制御チャネル上のデ
ータを分析して複数の多重伝送線を選択するための選択
情報を検出する手段と，前記加入者線に流れる信号を速
度変換し，前記選択情報に従って選択接続した多重伝送
線に時分割多重する手段とを含むことを特徴とするISDN
における多重装置。 - 【請求項２】多重伝送線選択情報がCCiTT Q.931記載の
コールド パーテイ ナンバー，又はコールド パーテ
イ サブアドレスの一部であることを特徴とする請求項
１記載のISDNにおける多重装置。 - 【請求項３】多重伝送線選択情報がCCiTT Q.931記載の
トランジット ネットワーク セレクションであること
を特徴とする請求項１記載のISDNにおける多重装置。 - 【請求項４】端末との間の制御チャネル上に呼設定とは
別のデータリンクを設定し，多重伝送線選択情報を伝送
することを特徴とする請求項１記載のISDNにおける多重
装置。 - 【請求項５】加入者線上のオーバヘッドビットで多重伝
送線選択情報を伝送する事を特徴とする請求項４記載の
ISDNにおける多重装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP704088A JP2646604B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | Ｉｓｄｎにおける多重装置 |
| DE3853416T DE3853416T2 (de) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | ISDN-System mit einem Teilnehmerleitungsmultiplexer zum Herstellen von verschiedenen D-Kanal-Datenverbindungen. |
| EP88121775A EP0325794B1 (en) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | ISDN system with a subscriber line multiplexer for establishing different D-channel links |
| US07/290,953 US4985891A (en) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | ISDN system having subscriber line multiplexer with means for establishing different data links through D-channels on subscriber line and high rate transmission line |
| CA000587167A CA1300768C (en) | 1987-12-28 | 1988-12-28 | Isnd system having susbcriber line multiplexer with means for establishing different data links through d-channels on subscriber line and high rate transmission line |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP704088A JP2646604B2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | Ｉｓｄｎにおける多重装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01183296A JPH01183296A (ja) | 1989-07-21 |
| JP2646604B2 true JP2646604B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=11654934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP704088A Expired - Lifetime JP2646604B2 (ja) | 1987-12-28 | 1988-01-18 | Ｉｓｄｎにおける多重装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2646604B2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP704088A patent/JP2646604B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01183296A (ja) | 1989-07-21 |
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