JP2643659B2 - 降圧回路 - Google Patents
降圧回路Info
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- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 9
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
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- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
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- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模集積回路(以
下、LSIという)等に内蔵されて使用される降圧回路
に関する。
下、LSIという)等に内蔵されて使用される降圧回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIに内蔵されて使用される降
圧回路として、図8に示すようなものが知られている。
図中、1はチップ外部から供給される電源電圧Vccをチ
ップ内部の必要な回路に供給する電源線、2は電源線1
によって供給される電源電圧Vccを降圧してなる降圧電
圧Vddを出力する降圧電圧出力用トランジスタをなすp
MOS、3は降圧電圧出力端子、4はpMOS2のドレ
インに得られる降圧電圧Vddの変動を基準電圧Vrとの
比較において検出し、その結果を相補関係にある一対の
信号S1、S2として、その出力端子5、6に出力する
降圧電圧変動検出回路、7はこの降圧電圧変動検出回路
4から出力される信号S1、S2により制御されて降圧
電圧Vddが基準電圧Vrと同一電圧となるようにpMO
S2を駆動する降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路で
ある。なお、8は降圧電圧Vddを電源電圧として使用す
る回路である。
圧回路として、図8に示すようなものが知られている。
図中、1はチップ外部から供給される電源電圧Vccをチ
ップ内部の必要な回路に供給する電源線、2は電源線1
によって供給される電源電圧Vccを降圧してなる降圧電
圧Vddを出力する降圧電圧出力用トランジスタをなすp
MOS、3は降圧電圧出力端子、4はpMOS2のドレ
インに得られる降圧電圧Vddの変動を基準電圧Vrとの
比較において検出し、その結果を相補関係にある一対の
信号S1、S2として、その出力端子5、6に出力する
降圧電圧変動検出回路、7はこの降圧電圧変動検出回路
4から出力される信号S1、S2により制御されて降圧
電圧Vddが基準電圧Vrと同一電圧となるようにpMO
S2を駆動する降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路で
ある。なお、8は降圧電圧Vddを電源電圧として使用す
る回路である。
【0003】ここに、降圧電圧変動検出回路4は、この
例では、同一回路構成の能動負荷形の2個の差動増幅回
路9、10を設けて構成されており、差動増幅回路9に
おいて、11は反転入力端子、12は非反転入力端子、
13、14は負荷素子をなすpMOS、15、16は駆
動素子をなすnMOS、17は電流源をなすnMOSで
ある。また、差動増幅回路10において、18は反転入
力端子、19は非反転入力端子、20、21は負荷素子
をなすpMOS、22、23は駆動素子をなすnMO
S、24は電流源をなすnMOSである。
例では、同一回路構成の能動負荷形の2個の差動増幅回
路9、10を設けて構成されており、差動増幅回路9に
おいて、11は反転入力端子、12は非反転入力端子、
13、14は負荷素子をなすpMOS、15、16は駆
動素子をなすnMOS、17は電流源をなすnMOSで
ある。また、差動増幅回路10において、18は反転入
力端子、19は非反転入力端子、20、21は負荷素子
をなすpMOS、22、23は駆動素子をなすnMO
S、24は電流源をなすnMOSである。
【0004】この降圧電圧変動検出回路4においては、
降圧電圧Vddは、差動増幅回路9の非反転入力端子12
及び差動増幅回路10の反転入力端子18に入力され、
基準電圧Vrは、差動増幅回路9の反転入力端子11及
び差動増幅回路10の非反転入力端子19に入力され
る。この結果、出力端子5に出力される信号S1と出力
端子6に出力される信号S2との関係は、信号S1の電
圧をVS1とし、信号S2の電圧をVS2とした場合におい
て、Vdd=Vrの場合には、VS1=VS2となる。そこ
で、また、VS1=VS2=Vpとすれば、Vdd<Vrの場合
には、VS2−Vp=Vp−VS1となり、Vdd>Vrの場合
には、VS1−Vp=Vp−VS2となる(図9参照)。即
ち、信号S1、S2は、電圧Vpを基準とした相補信号
となる。
降圧電圧Vddは、差動増幅回路9の非反転入力端子12
及び差動増幅回路10の反転入力端子18に入力され、
基準電圧Vrは、差動増幅回路9の反転入力端子11及
び差動増幅回路10の非反転入力端子19に入力され
る。この結果、出力端子5に出力される信号S1と出力
端子6に出力される信号S2との関係は、信号S1の電
圧をVS1とし、信号S2の電圧をVS2とした場合におい
て、Vdd=Vrの場合には、VS1=VS2となる。そこ
で、また、VS1=VS2=Vpとすれば、Vdd<Vrの場合
には、VS2−Vp=Vp−VS1となり、Vdd>Vrの場合
には、VS1−Vp=Vp−VS2となる(図9参照)。即
ち、信号S1、S2は、電圧Vpを基準とした相補信号
となる。
【0005】また、降圧電圧出力用トランジスタ駆動回
路7は、この例では、能動負荷形の差動増幅回路25に
より構成されており、この差動増幅回路25において、
26は非反転入力端子、27は反転入力端子、28、2
9は負荷素子をなすpMOS、30、31は駆動素子を
なすnMOS、32は出力端子であり、この出力端子3
2にpMOS2を駆動するためのゲート電圧Vgが出力
される。
路7は、この例では、能動負荷形の差動増幅回路25に
より構成されており、この差動増幅回路25において、
26は非反転入力端子、27は反転入力端子、28、2
9は負荷素子をなすpMOS、30、31は駆動素子を
なすnMOS、32は出力端子であり、この出力端子3
2にpMOS2を駆動するためのゲート電圧Vgが出力
される。
【0006】この降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路
7においては、降圧電圧変動検出回路4から出力される
信号S1、S2は、それぞれ差動増幅回路25の非反転
入力端子26及び反転入力端子27に入力される。そこ
で、この降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路7は、信
号S1、S2がVS1=VS2=Vpの関係にある場合、即
ち、Vdd=Vrの場合、ゲート電圧Vgとして、pMOS
2においてVdd=Vrを維持すべき電圧Vfを出力するよ
うに(図9参照)、各回路定数が設定されている。
7においては、降圧電圧変動検出回路4から出力される
信号S1、S2は、それぞれ差動増幅回路25の非反転
入力端子26及び反転入力端子27に入力される。そこ
で、この降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路7は、信
号S1、S2がVS1=VS2=Vpの関係にある場合、即
ち、Vdd=Vrの場合、ゲート電圧Vgとして、pMOS
2においてVdd=Vrを維持すべき電圧Vfを出力するよ
うに(図9参照)、各回路定数が設定されている。
【0007】この結果、この降圧電圧出力用トランジス
タ駆動回路7は、降圧電圧変動検出回路4から出力され
る信号S1、S2がVS2−Vp=Vp−VS1の関係にある
場合、即ち、Vdd<Vrの場合には、ゲート電圧Vgとし
て、Vdd=Vrを維持し得る電圧Vfよりも小さな電圧を
出力し、Vddを上昇させるように動作し、また、信号S
1、S2がVS1−Vp=Vp−VS2の関係にある場合、即
ち、Vdd>Vrの場合には、ゲート電圧Vgとして、Vdd
=Vrを維持し得る電圧Vfよりも大きな電圧を出力し、
Vddを下降させるように動作することになる。
タ駆動回路7は、降圧電圧変動検出回路4から出力され
る信号S1、S2がVS2−Vp=Vp−VS1の関係にある
場合、即ち、Vdd<Vrの場合には、ゲート電圧Vgとし
て、Vdd=Vrを維持し得る電圧Vfよりも小さな電圧を
出力し、Vddを上昇させるように動作し、また、信号S
1、S2がVS1−Vp=Vp−VS2の関係にある場合、即
ち、Vdd>Vrの場合には、ゲート電圧Vgとして、Vdd
=Vrを維持し得る電圧Vfよりも大きな電圧を出力し、
Vddを下降させるように動作することになる。
【0008】このように、かかる降圧回路は、降圧電圧
Vddが何らかの原因で電圧変動を起こした場合、降圧電
圧変動検出回路4及び降圧電圧出力用トランジスタ駆動
回路7を介して、降圧電圧Vddを直ちに基準電圧Vrと
同一電圧に回復させるというものである。
Vddが何らかの原因で電圧変動を起こした場合、降圧電
圧変動検出回路4及び降圧電圧出力用トランジスタ駆動
回路7を介して、降圧電圧Vddを直ちに基準電圧Vrと
同一電圧に回復させるというものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の降圧回路
において、降圧電圧Vddの変動を感度良く検出するため
には、降圧電圧変動検出回路4を構成する差動増幅回路
9、10の増幅率を大きくする必要がある。しかしなが
ら、このようにすると、降圧電圧Vddの変動が大きい場
合、降圧電圧変動検出回路4から出力される信号S1、
S2の振幅が余りに大きくなってしまい、このため、後
に詳述するように、降圧電圧変動検出回路4と、降圧電
圧出力用トランジスタ駆動回路7の動作速度の差を原因
として、信号S1、S2が収束する方向には動作せず、
発振してしまい、降圧電圧Vddを基準電圧Vrと同一電
圧に回復できなくなる場合があるという問題点があっ
た。
において、降圧電圧Vddの変動を感度良く検出するため
には、降圧電圧変動検出回路4を構成する差動増幅回路
9、10の増幅率を大きくする必要がある。しかしなが
ら、このようにすると、降圧電圧Vddの変動が大きい場
合、降圧電圧変動検出回路4から出力される信号S1、
S2の振幅が余りに大きくなってしまい、このため、後
に詳述するように、降圧電圧変動検出回路4と、降圧電
圧出力用トランジスタ駆動回路7の動作速度の差を原因
として、信号S1、S2が収束する方向には動作せず、
発振してしまい、降圧電圧Vddを基準電圧Vrと同一電
圧に回復できなくなる場合があるという問題点があっ
た。
【0010】図9は、かかる問題点をより具体的に説明
するためのタイムチャートであり、例えば、時刻T1
で、降圧電圧Vddが何らかの原因で低下した場合、降圧
電圧変動検出回路4は、その出力端子5、6に、VS2−
Vp=Vp−VS1なる関係にある信号S1、S2を出力す
る。この結果、降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路7
は、pMOS2のゲート電圧Vgとして、Vdd=Vrを維
持し得る電圧Vfよりも小さい電圧を出力し、降圧電圧
Vddを上昇させるように動作する。
するためのタイムチャートであり、例えば、時刻T1
で、降圧電圧Vddが何らかの原因で低下した場合、降圧
電圧変動検出回路4は、その出力端子5、6に、VS2−
Vp=Vp−VS1なる関係にある信号S1、S2を出力す
る。この結果、降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路7
は、pMOS2のゲート電圧Vgとして、Vdd=Vrを維
持し得る電圧Vfよりも小さい電圧を出力し、降圧電圧
Vddを上昇させるように動作する。
【0011】しかしながら、pMOS2は、降圧電圧V
ddを電源電圧として使用する回路8に電流を供給しなけ
ればならないため、そのサイズを大きく形成されてお
り、そのゲートの寄生容量が大きくなっている。このた
め、降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路7の動作は、
降圧電圧変動検出回路4よりも遅くなってしまい、この
結果、降圧電圧Vddが基準電圧Vrに近づき、時刻T2
で降圧電圧Vddが基準電圧Vrと同一電圧に回復し、V
S1=VS2=Vpとなったとしても、ゲート電圧Vgは、V
g=Vfとはならず、降圧電圧出力用トランジスタ駆動回
路7は、依然として、Vfよりも小さい電圧を出力して
しまい、降圧電圧Vddは、オーバシュートしてしまう。
ddを電源電圧として使用する回路8に電流を供給しなけ
ればならないため、そのサイズを大きく形成されてお
り、そのゲートの寄生容量が大きくなっている。このた
め、降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路7の動作は、
降圧電圧変動検出回路4よりも遅くなってしまい、この
結果、降圧電圧Vddが基準電圧Vrに近づき、時刻T2
で降圧電圧Vddが基準電圧Vrと同一電圧に回復し、V
S1=VS2=Vpとなったとしても、ゲート電圧Vgは、V
g=Vfとはならず、降圧電圧出力用トランジスタ駆動回
路7は、依然として、Vfよりも小さい電圧を出力して
しまい、降圧電圧Vddは、オーバシュートしてしまう。
【0012】この結果、降圧電圧Vddは、Vdd>Vrな
る関係になるので、降圧電圧変動検出回路4は、その出
力端子5、6に、VS1−Vp=Vp−VS2なる関係にある
信号S1、S2を出力するが、前述したように降圧電圧
出力用トランジスタ駆動回路7の動作は降圧電圧変動検
出回路4よりも遅いので、降圧電圧出力用トランジスタ
駆動回路7は、時刻T2からゲート電圧Vgを上昇さ
せ、時刻がT3になった後、ゲート電圧Vgとして、Vd
d=Vrを維持し得る電圧Vfよりも大きい電圧を出力
し、降圧電圧Vddを下降させるように動作する。
る関係になるので、降圧電圧変動検出回路4は、その出
力端子5、6に、VS1−Vp=Vp−VS2なる関係にある
信号S1、S2を出力するが、前述したように降圧電圧
出力用トランジスタ駆動回路7の動作は降圧電圧変動検
出回路4よりも遅いので、降圧電圧出力用トランジスタ
駆動回路7は、時刻T2からゲート電圧Vgを上昇さ
せ、時刻がT3になった後、ゲート電圧Vgとして、Vd
d=Vrを維持し得る電圧Vfよりも大きい電圧を出力
し、降圧電圧Vddを下降させるように動作する。
【0013】しかしながら、この場合においても、降圧
電圧出力用トランジスタ駆動回路7の動作は、降圧電圧
変動検出回路4よりも遅いことを原因として、降圧電圧
Vddが基準電圧Vrに近づき、時刻T4で、降圧電圧Vd
dが基準電圧Vrと同一電圧に回復したとしても、即ち、
VS1=VS2=Vpとなったとしても、ゲート電圧VgはV
g=Vfとはならず、降圧電圧出力用トランジスタ駆動回
路7は、依然として、Vfよりも大きい電圧を出力して
しまう。このため、降圧電圧Vddは、アンダーシュート
してしまう。このように、降圧電圧Vddの変動が大きい
と、以上の動作が繰り返されて、なかなか収束せず、発
振を起こしてしまう場合がある。これが従来の降圧回路
が有していた問題点である。
電圧出力用トランジスタ駆動回路7の動作は、降圧電圧
変動検出回路4よりも遅いことを原因として、降圧電圧
Vddが基準電圧Vrに近づき、時刻T4で、降圧電圧Vd
dが基準電圧Vrと同一電圧に回復したとしても、即ち、
VS1=VS2=Vpとなったとしても、ゲート電圧VgはV
g=Vfとはならず、降圧電圧出力用トランジスタ駆動回
路7は、依然として、Vfよりも大きい電圧を出力して
しまう。このため、降圧電圧Vddは、アンダーシュート
してしまう。このように、降圧電圧Vddの変動が大きい
と、以上の動作が繰り返されて、なかなか収束せず、発
振を起こしてしまう場合がある。これが従来の降圧回路
が有していた問題点である。
【0014】本発明は、かかる点に鑑み、降圧電圧の変
動を感度良く検出するために、降圧電圧変動検出回路の
感度を大きくした場合において、降圧電圧が大きく変動
した場合であっても、発振を回避し、降圧電圧の変動を
直ちに回復させることができるようにした降圧回路を提
供することを目的とする。
動を感度良く検出するために、降圧電圧変動検出回路の
感度を大きくした場合において、降圧電圧が大きく変動
した場合であっても、発振を回避し、降圧電圧の変動を
直ちに回復させることができるようにした降圧回路を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、本発明による降圧回路は、外部から供給され
る電源電圧Vccをその一方の被制御電極に供給され、そ
の他方の被制御電極に電源電圧Vccを降圧してなる降圧
電圧Vddを出力する降圧電圧出力用トランジスタ33
と、降圧電圧Vddの変動を基準電圧Vrとの比較におい
て検出し、その結果を相補関係にある一対の信号S1、
S2として、その出力端子5、6に出力する降圧電圧変
動検出回路4と、この降圧電圧変動検出回路4の出力端
子5、6間に接続された抵抗素子34と、降圧電圧変動
検出回路4が出力する信号S1、S2により制御されて
降圧電圧Vddが基準電圧Vrと同一電圧となるように降
圧電圧出力用トランジスタ33を駆動する降圧電圧出力
用トランジスタ駆動回路7とを設けて構成される。な
お、この図1では、降圧電圧出力用トランジスタ33と
してpMOSを記載しているが、この降圧電圧出力用ト
ランジスタ33はnMOSや、バイポーラトランジスタ
で構成することもできる。
図であり、本発明による降圧回路は、外部から供給され
る電源電圧Vccをその一方の被制御電極に供給され、そ
の他方の被制御電極に電源電圧Vccを降圧してなる降圧
電圧Vddを出力する降圧電圧出力用トランジスタ33
と、降圧電圧Vddの変動を基準電圧Vrとの比較におい
て検出し、その結果を相補関係にある一対の信号S1、
S2として、その出力端子5、6に出力する降圧電圧変
動検出回路4と、この降圧電圧変動検出回路4の出力端
子5、6間に接続された抵抗素子34と、降圧電圧変動
検出回路4が出力する信号S1、S2により制御されて
降圧電圧Vddが基準電圧Vrと同一電圧となるように降
圧電圧出力用トランジスタ33を駆動する降圧電圧出力
用トランジスタ駆動回路7とを設けて構成される。な
お、この図1では、降圧電圧出力用トランジスタ33と
してpMOSを記載しているが、この降圧電圧出力用ト
ランジスタ33はnMOSや、バイポーラトランジスタ
で構成することもできる。
【0016】
【作用】本発明においては、降圧電圧変動検出回路4
は、その出力端子5、6間を抵抗素子34を介して接続
されているので、降圧電圧Vddの変動を感度良く検出す
るために、降圧電圧変動検出回路4の感度を大きくした
場合において、降圧電圧Vddが大きく変動した場合であ
っても、降圧電圧変動検出回路4から出力される信号S
1、S2の振幅を小さく抑えることができる。したがっ
て、発振を回避し、降圧電圧Vddの変動を直ちに回復さ
せることができる。
は、その出力端子5、6間を抵抗素子34を介して接続
されているので、降圧電圧Vddの変動を感度良く検出す
るために、降圧電圧変動検出回路4の感度を大きくした
場合において、降圧電圧Vddが大きく変動した場合であ
っても、降圧電圧変動検出回路4から出力される信号S
1、S2の振幅を小さく抑えることができる。したがっ
て、発振を回避し、降圧電圧Vddの変動を直ちに回復さ
せることができる。
【0017】
【実施例】以下、図2〜図7を参照して本発明の各種実
施例につき説明する。なお、図2、図4〜図7におい
て、図8に対応する部分には同一符号を付し、その重複
説明は省略する。
施例につき説明する。なお、図2、図4〜図7におい
て、図8に対応する部分には同一符号を付し、その重複
説明は省略する。
【0018】第1実施例・・図2、図3 図2は本発明の第1実施例を示す図であり、この第1実
施例は、降圧電圧変動検出回路4の出力端子5、6間に
接続された抵抗素子としてpMOS35を設け、そのド
レイン及びソースをそれぞれ出力端子5及び6に接続
し、そのゲートを接地し、その他については、図8に示
す従来の降圧回路と同様に構成したものである。
施例は、降圧電圧変動検出回路4の出力端子5、6間に
接続された抵抗素子としてpMOS35を設け、そのド
レイン及びソースをそれぞれ出力端子5及び6に接続
し、そのゲートを接地し、その他については、図8に示
す従来の降圧回路と同様に構成したものである。
【0019】この第1実施例によれば、降圧電圧変動検
出回路4は、その出力端子5、6間をpMOS35によ
り接続されているので、降圧電圧Vddの変動を感度良く
検出するために、降圧電圧変動検出回路4の感度を大き
くした場合、即ち、差動増幅回路9、10の増幅率を大
きくした場合において、降圧電圧Vddが大きく変動した
場合であっても、降圧電圧変動検出回路4が出力する信
号S1、S2の振幅を小さく抑えることができる。した
がって、発振を回避し、降圧電圧Vddの変動を直ちに回
復させることができる。なお、図3は、この第1実施例
の動作を示すタイムチャートであり、時刻T1で、降圧
電圧Vddが大きく低下した場合において、これが直ちに
回復する様子を示している。
出回路4は、その出力端子5、6間をpMOS35によ
り接続されているので、降圧電圧Vddの変動を感度良く
検出するために、降圧電圧変動検出回路4の感度を大き
くした場合、即ち、差動増幅回路9、10の増幅率を大
きくした場合において、降圧電圧Vddが大きく変動した
場合であっても、降圧電圧変動検出回路4が出力する信
号S1、S2の振幅を小さく抑えることができる。した
がって、発振を回避し、降圧電圧Vddの変動を直ちに回
復させることができる。なお、図3は、この第1実施例
の動作を示すタイムチャートであり、時刻T1で、降圧
電圧Vddが大きく低下した場合において、これが直ちに
回復する様子を示している。
【0020】第2実施例・・図4 図4は本発明の第2実施例を示す図であり、この第2実
施例は、降圧電圧変動検出回路4の出力端子5、6間に
接続された抵抗素子として抵抗36を設け、その一端及
び他端をそれぞれ出力端子5及び6に接続し、その他に
ついては、図8に示す従来の降圧回路と同様に構成した
ものである。かかる第2実施例においても、第1実施例
の場合と同様の作用効果を得ることができる。
施例は、降圧電圧変動検出回路4の出力端子5、6間に
接続された抵抗素子として抵抗36を設け、その一端及
び他端をそれぞれ出力端子5及び6に接続し、その他に
ついては、図8に示す従来の降圧回路と同様に構成した
ものである。かかる第2実施例においても、第1実施例
の場合と同様の作用効果を得ることができる。
【0021】第3実施例・・図5 図5は本発明の第3実施例を示す図であり、この第3実
施例は、降圧電圧変動検出回路4の出力端子5、6間に
接続された抵抗素子としてnMOS37を設け、そのド
レイン及びソースをそれぞれ出力端子5及び6に接続
し、そのゲートを電源線1に接続し、その他について
は、図8に示す従来の降圧回路と同様に構成したもので
ある。かかる第3実施例においても、第1実施例の場合
と同様の作用効果を得ることができる。
施例は、降圧電圧変動検出回路4の出力端子5、6間に
接続された抵抗素子としてnMOS37を設け、そのド
レイン及びソースをそれぞれ出力端子5及び6に接続
し、そのゲートを電源線1に接続し、その他について
は、図8に示す従来の降圧回路と同様に構成したもので
ある。かかる第3実施例においても、第1実施例の場合
と同様の作用効果を得ることができる。
【0022】第4実施例・・図6 図6は本発明の第4実施例を示す図であり、この第4実
施例は、降圧電圧変動検出回路4を抵抗負荷型の差動増
幅回路38、39で構成すると共に、この降圧電圧変動
検出回路4の出力端子5、6間に接続された抵抗素子と
してpMOS35を設け、そのドレイン及びソースを、
それぞれ出力端子5及び6に接続し、そのゲートを接地
し、その他については、図8に示す従来の降圧回路と同
様に構成したものである。かかる第4実施例において
も、第1実施例の場合と同様の作用効果を得ることがで
きる。なお、40〜43は負荷素子をなす抵抗である。
施例は、降圧電圧変動検出回路4を抵抗負荷型の差動増
幅回路38、39で構成すると共に、この降圧電圧変動
検出回路4の出力端子5、6間に接続された抵抗素子と
してpMOS35を設け、そのドレイン及びソースを、
それぞれ出力端子5及び6に接続し、そのゲートを接地
し、その他については、図8に示す従来の降圧回路と同
様に構成したものである。かかる第4実施例において
も、第1実施例の場合と同様の作用効果を得ることがで
きる。なお、40〜43は負荷素子をなす抵抗である。
【0023】第5実施例・・図7 図7は本発明の第5実施例を示す図であり、この第5実
施例は、降圧電圧変動検出回路4の出力端子5、6間に
接続された抵抗素子としてpMOS35を設け、そのド
レイン及びソースをそれぞれ出力端子5及び6に接続
し、そのゲートを接地すると共に、降圧電圧出力用トラ
ンジスタ駆動回路7を抵抗負荷型の差動増幅回路44で
構成し、その他については、図8に示す従来の降圧回路
と同様に構成したものである。かかる第5実施例におい
ても、第1実施例の場合と同様の作用効果を得ることが
できる。なお、45、46は負荷素子をなす抵抗であ
る。
施例は、降圧電圧変動検出回路4の出力端子5、6間に
接続された抵抗素子としてpMOS35を設け、そのド
レイン及びソースをそれぞれ出力端子5及び6に接続
し、そのゲートを接地すると共に、降圧電圧出力用トラ
ンジスタ駆動回路7を抵抗負荷型の差動増幅回路44で
構成し、その他については、図8に示す従来の降圧回路
と同様に構成したものである。かかる第5実施例におい
ても、第1実施例の場合と同様の作用効果を得ることが
できる。なお、45、46は負荷素子をなす抵抗であ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、降圧電圧変動検出回路
4の出力端子5、6間を抵抗素子34を介して接続する
という構成を採用したことにより、降圧電圧Vddの変動
を感度良く検出するために、降圧電圧変動検出回路4の
感度を大きくした場合において、降圧電圧Vddが大きく
変動した場合であっても、降圧電圧変動検出回路4から
出力される信号S1、S2の振幅を小さく抑えることが
できるので、発振を回避し、降圧電圧Vddの変動を直ち
に回復させることができる。
4の出力端子5、6間を抵抗素子34を介して接続する
という構成を採用したことにより、降圧電圧Vddの変動
を感度良く検出するために、降圧電圧変動検出回路4の
感度を大きくした場合において、降圧電圧Vddが大きく
変動した場合であっても、降圧電圧変動検出回路4から
出力される信号S1、S2の振幅を小さく抑えることが
できるので、発振を回避し、降圧電圧Vddの変動を直ち
に回復させることができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例の動作を示すタイムチャー
トである。
トである。
【図4】本発明の第2実施例を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す図である。
【図8】従来の降圧回路を示す図である。
【図9】従来の降圧回路の問題点を説明するためのタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
4 降圧電圧変動検出回路 7 降圧電圧出力用トランジスタ駆動回路 33 降圧電圧出力用トランジスタ 34 抵抗素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−291608(JP,A) 特開 平2−235119(JP,A) 特開 昭57−118442(JP,A) 特開 昭47−114756(JP,A) 実開 昭53−68935(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】外部から供給される電源電圧をその一方の
被制御電極に供給され、その他方の被制御電極に前記電
源電圧を降圧してなる降圧電圧を出力する降圧電圧出力
用トランジスタと、 前記降圧電圧の変動を基準電圧との比較において検出
し、その結果を相補関係にある一対の信号として、その
第1及び第2の出力端子に出力する降圧電圧変動検出回
路と、 該降圧電圧変動検出回路の前記第1及び第2の出力端子
間に接続された抵抗素子と、 前記降圧電圧変動検出回路が出力する信号により制御さ
れて前記降圧電圧が前記基準電圧と同一電圧となるよう
に前記降圧電圧出力用トランジスタを駆動する降圧電圧
出力用トランジスタ駆動回路とを設けて構成されている
ことを特徴とする降圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3161909A JP2643659B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 降圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3161909A JP2643659B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 降圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511866A JPH0511866A (ja) | 1993-01-22 |
JP2643659B2 true JP2643659B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=15744328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3161909A Expired - Lifetime JP2643659B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 降圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2643659B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP3161909A patent/JP2643659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0511866A (ja) | 1993-01-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970401 |