JP2642028B2 - 切換可能なマウント - Google Patents
切換可能なマウントInfo
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/26—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切換可能なマウントに
関し、例えば自動車の内燃機関の支持に使用される。
関し、例えば自動車の内燃機関の支持に使用される。
【0002】
【従来の技術】従来のマウントとして、エラストマー材
料から環状に形成したばね要素により開口部を閉鎖した
鍋形ハウジングを含み、ばね要素とハウジングの底部と
の間に少なくとも1個の通孔を有する仕切壁が配置して
あり、この仕切壁が一方ではばね要素と共に作動室を画
成すると共に他方では補償室を画成し、通孔を通して作
動室と補償室が接続され、これらの両室に作動液が充填
してあり、通孔が調整装置の調整部材により閉鎖可能で
あり、調整部材が少なくとも部分的に補償室内に配置し
てあり、且つ圧力媒体により操作可能であり、調整部材
がピストンにより形成してあるものがある。
料から環状に形成したばね要素により開口部を閉鎖した
鍋形ハウジングを含み、ばね要素とハウジングの底部と
の間に少なくとも1個の通孔を有する仕切壁が配置して
あり、この仕切壁が一方ではばね要素と共に作動室を画
成すると共に他方では補償室を画成し、通孔を通して作
動室と補償室が接続され、これらの両室に作動液が充填
してあり、通孔が調整装置の調整部材により閉鎖可能で
あり、調整部材が少なくとも部分的に補償室内に配置し
てあり、且つ圧力媒体により操作可能であり、調整部材
がピストンにより形成してあるものがある。
【0003】かかる種類のマウントが欧州特許公開明細
書第173273号により知られている。それによれば仕切壁
内部の中央に設けた連絡孔が必要に応じて閉鎖板により
開放又は閉鎖される。できるだけ優れた緩衝を達成する
ため、仕切壁の中央穴が板により閉鎖してあり、補償室
と作動室は絞り路を介してのみ互いに接続してある。
書第173273号により知られている。それによれば仕切壁
内部の中央に設けた連絡孔が必要に応じて閉鎖板により
開放又は閉鎖される。できるだけ優れた緩衝を達成する
ため、仕切壁の中央穴が板により閉鎖してあり、補償室
と作動室は絞り路を介してのみ互いに接続してある。
【0004】高周波振動の防振を向上するためには、閉
鎖板が操作されて仕切壁の連絡孔が開放される。
鎖板が操作されて仕切壁の連絡孔が開放される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしその際注意すべ
き点として、この構成では空気圧シリンダの形の操作手
段が別途必要となり、マウントの構造寸法の点でも経済
的、製造技術的観点でもあまり満足できるものでない。
き点として、この構成では空気圧シリンダの形の操作手
段が別途必要となり、マウントの構造寸法の点でも経済
的、製造技術的観点でもあまり満足できるものでない。
【0006】本発明の目的は、冒頭指摘した種類のマウ
ントを改良し、低周波振動を良好に減衰し又高周波振動
に関しても優れた防振性を有し、著しく緻密且つ簡素な
構造形状と、経済的観点から一層安価な製造可能性が得
られるマウントを提供することである。
ントを改良し、低周波振動を良好に減衰し又高周波振動
に関しても優れた防振性を有し、著しく緻密且つ簡素な
構造形状と、経済的観点から一層安価な製造可能性が得
られるマウントを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的が、本発明によ
れば、切換可能なマウントであって、エラストマー材料
から環状に形成したばね要素により開口部を閉鎖した鍋
形ハウジングを含み、前記ばね要素と前記ハウジングの
底部との間に、1個の通孔を有する仕切壁が配置してあ
り、前記仕切壁が、一方で前記ばね要素と共に作動室を
画成し、他方でロール隔膜として形成される第1環状隔
膜と共に補償室を画成し、前記通孔と、前記通孔の外側
周囲を取り囲む液伝導性緩衝路とを介して前記作動室と
前記補償室が接続され、前記作動室及び前記補償室に作
動液が充填してあり、前記通孔がマウントと一体に設け
られる調整装置の調整部材により閉鎖可能であり、前記
調整部材が、少なくとも部分的に前記補償室内に配置し
てあると共に圧力媒体によって操作可能なピストンによ
り形成してあり、前記ピストンが、軸方向で前記仕切壁
に対向する側において前記ロール隔膜により取り囲まれ
ていると共に、前記仕切壁の前記通孔と係合可能な栓状
突起を有し、前記ピストンが、前記ハウジング内に固定
配置され前記圧力媒体が負荷されうる制御圧力隔室に対
して気密かつ相対移動可能に設けてあり、前記制御圧力
隔室が、少なくとも部分的に可撓性の第2環状隔膜によ
り画成されており、前記第2環状隔膜が前記ピストン及
び前記制御圧力隔室を前記ハウジングに対して密封する
ものにおいて、前記通孔が前記仕切壁の中央を貫通し、
前記仕切壁が軸方向に2つの部分からなると共に格子状
に穿孔してあり、この格子状構造の範囲においてのみ、
前記仕切壁が軸方向に振動可能な円環状隔膜を取り囲
み、前記ピストンがその軸方向の少なくとも一部の範囲
でゴム弾性材料からなる少なくとも1個の環状スラスト
ばねにより密封されて取り囲まれており、前記スラスト
ばねが前記ハウジングに固定された受け部により支えて
あり、前記ロール隔膜、前記栓状突起、及び前記スラス
トばねが一体に形成されていることを特徴とするマウン
トで達成される。従属請求項は有利な諸構成に関係して
いる。
れば、切換可能なマウントであって、エラストマー材料
から環状に形成したばね要素により開口部を閉鎖した鍋
形ハウジングを含み、前記ばね要素と前記ハウジングの
底部との間に、1個の通孔を有する仕切壁が配置してあ
り、前記仕切壁が、一方で前記ばね要素と共に作動室を
画成し、他方でロール隔膜として形成される第1環状隔
膜と共に補償室を画成し、前記通孔と、前記通孔の外側
周囲を取り囲む液伝導性緩衝路とを介して前記作動室と
前記補償室が接続され、前記作動室及び前記補償室に作
動液が充填してあり、前記通孔がマウントと一体に設け
られる調整装置の調整部材により閉鎖可能であり、前記
調整部材が、少なくとも部分的に前記補償室内に配置し
てあると共に圧力媒体によって操作可能なピストンによ
り形成してあり、前記ピストンが、軸方向で前記仕切壁
に対向する側において前記ロール隔膜により取り囲まれ
ていると共に、前記仕切壁の前記通孔と係合可能な栓状
突起を有し、前記ピストンが、前記ハウジング内に固定
配置され前記圧力媒体が負荷されうる制御圧力隔室に対
して気密かつ相対移動可能に設けてあり、前記制御圧力
隔室が、少なくとも部分的に可撓性の第2環状隔膜によ
り画成されており、前記第2環状隔膜が前記ピストン及
び前記制御圧力隔室を前記ハウジングに対して密封する
ものにおいて、前記通孔が前記仕切壁の中央を貫通し、
前記仕切壁が軸方向に2つの部分からなると共に格子状
に穿孔してあり、この格子状構造の範囲においてのみ、
前記仕切壁が軸方向に振動可能な円環状隔膜を取り囲
み、前記ピストンがその軸方向の少なくとも一部の範囲
でゴム弾性材料からなる少なくとも1個の環状スラスト
ばねにより密封されて取り囲まれており、前記スラスト
ばねが前記ハウジングに固定された受け部により支えて
あり、前記ロール隔膜、前記栓状突起、及び前記スラス
トばねが一体に形成されていることを特徴とするマウン
トで達成される。従属請求項は有利な諸構成に関係して
いる。
【0008】本発明によれば、調整装置がマウントのハ
ウジング内に一体化してあり、マウントの構造が単純で
あり、所要の部材は元々必要となるマウント部材と殆ど
一緒に製造することができる。マウントと調整装置は共
鳴上の理由から自重ができるだけ少なく、安価に製造可
能である。調整装置の操作が比較的簡単であり又本発明
マウントの寸法が小さく軽量であるので幅広い利用、例
えば買い得な自動車のエンジンマウントとして利用する
ことができる。
ウジング内に一体化してあり、マウントの構造が単純で
あり、所要の部材は元々必要となるマウント部材と殆ど
一緒に製造することができる。マウントと調整装置は共
鳴上の理由から自重ができるだけ少なく、安価に製造可
能である。調整装置の操作が比較的簡単であり又本発明
マウントの寸法が小さく軽量であるので幅広い利用、例
えば買い得な自動車のエンジンマウントとして利用する
ことができる。
【0009】制御圧力隔室は空気圧接続口を備えてお
り、その都度の適用事例の条件に応じて超過圧又は負圧
を負荷可能である。超過圧を負荷するのが望ましいの
は、特にマウントに隣接した例えば油圧シリンダ等の機
械要素に元々超過圧を負荷しなければならず、機械要素
が圧力分配装置に接続してある場合である。制御圧力隔
室に負圧を負荷するのは、特にガソリン機関を備えた自
動車の分野で有利となることがある。というのも負圧は
大抵の場合吸気マニホルド又はそれに続く圧溜めから問
題なく用意することができるからである。
り、その都度の適用事例の条件に応じて超過圧又は負圧
を負荷可能である。超過圧を負荷するのが望ましいの
は、特にマウントに隣接した例えば油圧シリンダ等の機
械要素に元々超過圧を負荷しなければならず、機械要素
が圧力分配装置に接続してある場合である。制御圧力隔
室に負圧を負荷するのは、特にガソリン機関を備えた自
動車の分野で有利となることがある。というのも負圧は
大抵の場合吸気マニホルド又はそれに続く圧溜めから問
題なく用意することができるからである。
【0010】本構成によれば、第1環状隔膜はロール隔
膜として構成してあり、且つ仕切壁と相俟って補償室を
形成するようになっている。ピストンは軸方向で仕切壁
に対向した側をロール隔膜により取り囲まれている。第
1環状隔膜をロール隔膜として構成することにより、一
方で作動室から補償室へと液体成分を殆ど無圧で受容す
ることが保証され、他方で良好な使用特性を維持したま
まマウントを良好な耐久性又は長い耐用期間で使用する
ことが保証される。
膜として構成してあり、且つ仕切壁と相俟って補償室を
形成するようになっている。ピストンは軸方向で仕切壁
に対向した側をロール隔膜により取り囲まれている。第
1環状隔膜をロール隔膜として構成することにより、一
方で作動室から補償室へと液体成分を殆ど無圧で受容す
ることが保証され、他方で良好な使用特性を維持したま
まマウントを良好な耐久性又は長い耐用期間で使用する
ことが保証される。
【0011】ピストンはロール隔膜と一体に成形した栓
状突起を有し、該突起は必要に応じて仕切壁の通孔と係
合可能である。この場合利点として、この一体構成は比
較的簡単な製造可能性と、部品間の非常に密な結合を保
証する。更に利点として、同じ材料から構成することの
できるロール隔膜等の栓状突起は、仕切壁に突接する運
動のとき及び通孔の閉鎖時に、それに連なる部材に伝搬
されるような突接騒音を生じない。突接振動/突接騒音
を更に低減するため、通孔及び栓状突起の双方又はいず
れか一方は漸次的閉鎖が可能となるよう別様に構成して
おくことができる。
状突起を有し、該突起は必要に応じて仕切壁の通孔と係
合可能である。この場合利点として、この一体構成は比
較的簡単な製造可能性と、部品間の非常に密な結合を保
証する。更に利点として、同じ材料から構成することの
できるロール隔膜等の栓状突起は、仕切壁に突接する運
動のとき及び通孔の閉鎖時に、それに連なる部材に伝搬
されるような突接騒音を生じない。突接振動/突接騒音
を更に低減するため、通孔及び栓状突起の双方又はいず
れか一方は漸次的閉鎖が可能となるよう別様に構成して
おくことができる。
【0012】仕切壁が軸方向に2つの部分からなると共
に格子状に穿孔してあり、この格子状構造の範囲での
み、軸方向に振動可能な円環状隔膜を取り囲むことによ
り、高周波振動の防振性能が著しく向上する。このよう
に構成したマウントでは、小振幅の高周波振動は栓状突
起が仕切壁の通孔を閉鎖する場合でも防振される。この
場合、マウントの機能は一般に知られているハイドロ軸
受に匹敵する。仕切壁の通孔を開放することにより、低
周波領域の減衰を排除することができ、消振範囲を例え
ば20〜100Hzに設定することができる。
に格子状に穿孔してあり、この格子状構造の範囲での
み、軸方向に振動可能な円環状隔膜を取り囲むことによ
り、高周波振動の防振性能が著しく向上する。このよう
に構成したマウントでは、小振幅の高周波振動は栓状突
起が仕切壁の通孔を閉鎖する場合でも防振される。この
場合、マウントの機能は一般に知られているハイドロ軸
受に匹敵する。仕切壁の通孔を開放することにより、低
周波領域の減衰を排除することができ、消振範囲を例え
ば20〜100Hzに設定することができる。
【0013】仕切壁は、大振幅の低周波振動を良好に減
衰するため、円環状に形成された緩衝路を画定する。
衰するため、円環状に形成された緩衝路を画定する。
【0014】本構成によれば、ピストンがその軸方向の
少なくとも一部の範囲でゴム弾性材料からなる少なくと
も1個の環状スラストばねにより密封されて取り囲まれ
ており、このスラストばねはハウジングに固定された受
け部で支えてある。復帰ばねを形成するスラストばねの
故に、制御圧力隔室に対する圧力の負荷は、運転状態の
間のみ行われる。これにより、圧力未負荷状態のときに
スラストばねがピストンを仕切壁の通孔の方に移動させ
てこれを閉鎖し又は通孔を開放する可能性が得られる。
少なくとも一部の範囲でゴム弾性材料からなる少なくと
も1個の環状スラストばねにより密封されて取り囲まれ
ており、このスラストばねはハウジングに固定された受
け部で支えてある。復帰ばねを形成するスラストばねの
故に、制御圧力隔室に対する圧力の負荷は、運転状態の
間のみ行われる。これにより、圧力未負荷状態のときに
スラストばねがピストンを仕切壁の通孔の方に移動させ
てこれを閉鎖し又は通孔を開放する可能性が得られる。
【0015】本発明のマウントをできるだけ簡単に製造
できるようにするため、ロール隔膜、栓状突起及びスラ
ストばねは、一体に形成してある。
できるようにするため、ロール隔膜、栓状突起及びスラ
ストばねは、一体に形成してある。
【0016】耐用期間を向上するためロール隔膜及びス
ラストばねの双方又はいずれか一方は布補強材を有する
ことができる。このことが有意義なのは、特に材料の厚
さが変化している範囲、例えばロール隔膜と栓状突起と
の間の移行範囲、仕切壁とハウジングとの間のあるロー
ル隔膜取付部と、薄く形成した境界壁と間の移行部であ
る。
ラストばねの双方又はいずれか一方は布補強材を有する
ことができる。このことが有意義なのは、特に材料の厚
さが変化している範囲、例えばロール隔膜と栓状突起と
の間の移行範囲、仕切壁とハウジングとの間のあるロー
ル隔膜取付部と、薄く形成した境界壁と間の移行部であ
る。
【0017】ピストン及びハウジング底の双方又はいず
れか一方に付属して止めパッドを設けておくことがで
き、これがピストンのハウジングに対する極端な相対変
位を制限する。スラストばねと止めパッドが調整装置の
共鳴振動を確実に防止することができるよう互いに機能
する点に止めパッドの別の利点を見ることができる。ス
ラストばねは、例えば、止めパッドがスラストばねによ
り軸方向に付勢されて力を負荷され、そしてハウジング
の構成要素ともなる受け部に当接するよう構成しておく
ことができる。
れか一方に付属して止めパッドを設けておくことがで
き、これがピストンのハウジングに対する極端な相対変
位を制限する。スラストばねと止めパッドが調整装置の
共鳴振動を確実に防止することができるよう互いに機能
する点に止めパッドの別の利点を見ることができる。ス
ラストばねは、例えば、止めパッドがスラストばねによ
り軸方向に付勢されて力を負荷され、そしてハウジング
の構成要素ともなる受け部に当接するよう構成しておく
ことができる。
【0018】軸方向で調整装置の良好な運動性とできる
だけ少ない操作力を保証するため、軸方向で制御圧力隔
室とロール隔膜との間に形成された空洞が少なくとも1
個の外気の方に開口した排気穴を有する。
だけ少ない操作力を保証するため、軸方向で制御圧力隔
室とロール隔膜との間に形成された空洞が少なくとも1
個の外気の方に開口した排気穴を有する。
【0019】
【実施例】本発明対象を以下添付図面を基に更に説明す
る。図1〜図7の実施例では、考慮すべき、個別部品が
断面図で示してある。図1、図2、図5、図6、図7に
は、その制御圧力隔室に負圧を負荷可能な切換可能なマ
ウントの実施例がそれぞれ示してある。
る。図1〜図7の実施例では、考慮すべき、個別部品が
断面図で示してある。図1、図2、図5、図6、図7に
は、その制御圧力隔室に負圧を負荷可能な切換可能なマ
ウントの実施例がそれぞれ示してある。
【0020】図3と図4に示すマウントでは制御圧力隔
室に超過圧を負荷可能である。
室に超過圧を負荷可能である。
【0021】図1〜図7に示したマウントは、エンジン
マウントとして構成してある。この切換可能なマウント
は、環状に形成したばね要素2により開口部を閉鎖した
鍋形ハウジング1を含む。マウントの内部に配置してあ
る仕切壁5は、中央に通孔4を有し、一方でばね要素2
と共に作動室6を画成し、又他方でロール隔膜13とし
て形成される第1環状隔膜と共に補償室7を画成する。
作動室6と補償室7には液が充填してあり、大抵の場合
は、凍結防止剤を含有した水が利用される。作動室6と
補償室7は、液体が導通されるよう互いに接続してあ
る。円環状緩衝路16が仕切壁5の内部に設けてあり、
大振幅低周波振動の減衰を行う。緩衝路16の長さと横
断面は、その都度の適用事例の条件に適合させることが
でき、この適合を任された専門家に困難をもたらさな
い。調整装置9は、この場合空気圧で操作可能であり、
マウントの内部に配置してある。切換可能なマウントの
液圧操作も考えられようが、しかし空気圧操作よりも一
層複雑となる。図1〜図7に示すマウントの仕切壁5
は、軸方向で2つの部分から構成して格子状に穿孔して
あり、この範囲で円形隔膜15を取り囲む。
マウントとして構成してある。この切換可能なマウント
は、環状に形成したばね要素2により開口部を閉鎖した
鍋形ハウジング1を含む。マウントの内部に配置してあ
る仕切壁5は、中央に通孔4を有し、一方でばね要素2
と共に作動室6を画成し、又他方でロール隔膜13とし
て形成される第1環状隔膜と共に補償室7を画成する。
作動室6と補償室7には液が充填してあり、大抵の場合
は、凍結防止剤を含有した水が利用される。作動室6と
補償室7は、液体が導通されるよう互いに接続してあ
る。円環状緩衝路16が仕切壁5の内部に設けてあり、
大振幅低周波振動の減衰を行う。緩衝路16の長さと横
断面は、その都度の適用事例の条件に適合させることが
でき、この適合を任された専門家に困難をもたらさな
い。調整装置9は、この場合空気圧で操作可能であり、
マウントの内部に配置してある。切換可能なマウントの
液圧操作も考えられようが、しかし空気圧操作よりも一
層複雑となる。図1〜図7に示すマウントの仕切壁5
は、軸方向で2つの部分から構成して格子状に穿孔して
あり、この範囲で円形隔膜15を取り囲む。
【0022】マウントの機能については、以下の如く述
べることができる:仕切壁5内部の通孔4がピストン8
と結合してある栓状突起14で閉鎖してあると、本発明
マウントは周知の調整済みエンジン・走行装置マウント
と同様に作動し、大振幅低周波振動は緩衝路16内部で
の液変位により減衰し、小振幅高周波振動は仕切壁内部
に配置した軸方向に移動可能な隔膜によって良好に防振
することができる。マウントの切換で通孔4が開放さ
れ、低周波範囲の減衰を排除することができ、更に例え
ば消振器を20〜100Hz の範囲に設定することができる。
この機能の故に高周波振動の防振が向上する。
べることができる:仕切壁5内部の通孔4がピストン8
と結合してある栓状突起14で閉鎖してあると、本発明
マウントは周知の調整済みエンジン・走行装置マウント
と同様に作動し、大振幅低周波振動は緩衝路16内部で
の液変位により減衰し、小振幅高周波振動は仕切壁内部
に配置した軸方向に移動可能な隔膜によって良好に防振
することができる。マウントの切換で通孔4が開放さ
れ、低周波範囲の減衰を排除することができ、更に例え
ば消振器を20〜100Hz の範囲に設定することができる。
この機能の故に高周波振動の防振が向上する。
【0023】図1では本発明のマウントは負圧により操
作される。制御圧力隔室10は、空気圧接続口12を備
えており、例えば負圧溜めと接続しておくことができ、
負圧溜めは隣接した内燃機関の機関制御装置との間で信
号が伝送されるように接続される。ここに図示したマウ
ントは、負圧を負荷しない状態で示してある。負圧を負
荷すると、調整装置9は仕切壁5の通孔4の方向に移動
する。大気圧に比べて相対的に負の圧力が制御圧力隔室
10の内部にあることにより、第2環状隔膜11が密に
固着してあるピストンは、スラストばね17の抵抗に抗
して、栓状突起14が通孔4と係合するまで移動する。
防振のため前記消振器効果が必要となるなら、仕切壁5
の孔を軸方向で管状に延長しなけばならない。
作される。制御圧力隔室10は、空気圧接続口12を備
えており、例えば負圧溜めと接続しておくことができ、
負圧溜めは隣接した内燃機関の機関制御装置との間で信
号が伝送されるように接続される。ここに図示したマウ
ントは、負圧を負荷しない状態で示してある。負圧を負
荷すると、調整装置9は仕切壁5の通孔4の方向に移動
する。大気圧に比べて相対的に負の圧力が制御圧力隔室
10の内部にあることにより、第2環状隔膜11が密に
固着してあるピストンは、スラストばね17の抵抗に抗
して、栓状突起14が通孔4と係合するまで移動する。
防振のため前記消振器効果が必要となるなら、仕切壁5
の孔を軸方向で管状に延長しなけばならない。
【0024】図2のマウントも機能は実質的に同じであ
る。前述のマウントとの違いは、第2環状隔膜11の構
成が異なる点にあり、この隔膜はスラストばね17と同
様にやはり弾性的に設計しておくことができる。この場
合、ばねはそれ自体緻密に実施することができ、個々に
は寸法が小さい。更にこの実施例の場合、止めパッド1
9がハウジングの底部に留めてあり、このことは製造技
術的観点で有利であり又極めて重要である。
る。前述のマウントとの違いは、第2環状隔膜11の構
成が異なる点にあり、この隔膜はスラストばね17と同
様にやはり弾性的に設計しておくことができる。この場
合、ばねはそれ自体緻密に実施することができ、個々に
は寸法が小さい。更にこの実施例の場合、止めパッド1
9がハウジングの底部に留めてあり、このことは製造技
術的観点で有利であり又極めて重要である。
【0025】図3と図4に示した本発明のマウントは、
その制御圧力隔室10に空気圧接続口12を介して超過
圧を負荷可能である。図示の位置のとき、スラストばね
17は殆ど弛緩状態であり、制御圧力隔室10には超過
圧が負荷されていない。制御圧力隔室10に超過圧を負
荷すると、ピストン8がスラストばね17の復帰力に抗
して通孔4の閉位置方向に移動し、栓状突起14が通孔
4の範囲で仕切壁5に密封接触する。マウントの機能は
この場合、周知のハイドロ軸受と同じである。図4には
第2環状隔膜11に関して、通孔4が閉鎖される位置が
破線で示してある。
その制御圧力隔室10に空気圧接続口12を介して超過
圧を負荷可能である。図示の位置のとき、スラストばね
17は殆ど弛緩状態であり、制御圧力隔室10には超過
圧が負荷されていない。制御圧力隔室10に超過圧を負
荷すると、ピストン8がスラストばね17の復帰力に抗
して通孔4の閉位置方向に移動し、栓状突起14が通孔
4の範囲で仕切壁5に密封接触する。マウントの機能は
この場合、周知のハイドロ軸受と同じである。図4には
第2環状隔膜11に関して、通孔4が閉鎖される位置が
破線で示してある。
【0026】図5〜図7に示したマウントは、負圧の負
荷により操作可能である。図5において隔膜15は一方
で軸方向に付勢されて半径方向で仕切壁5の内部に配置
してあり、円環状範囲では軸方向に距離をとって隣接し
ている。これにより高周波振動の防振が保証される。通
孔4の開放時の消振効果を調節するため、通孔は軸方向
長さが直径の最大2倍である。第2環状隔膜11は、こ
の実施例の場合、図2と同様にスラストばねとして構成
してあり、止めパッド19と一体に形成してあり、この
止めパッドは通孔4の開放状態のときにも軸方向で僅か
に付勢されてハウジング底部3に当接する。制御圧力隔
室10に負圧を負荷すると、ピストン8と栓状突起14
が通孔4の方向に移動してそれを閉鎖する。
荷により操作可能である。図5において隔膜15は一方
で軸方向に付勢されて半径方向で仕切壁5の内部に配置
してあり、円環状範囲では軸方向に距離をとって隣接し
ている。これにより高周波振動の防振が保証される。通
孔4の開放時の消振効果を調節するため、通孔は軸方向
長さが直径の最大2倍である。第2環状隔膜11は、こ
の実施例の場合、図2と同様にスラストばねとして構成
してあり、止めパッド19と一体に形成してあり、この
止めパッドは通孔4の開放状態のときにも軸方向で僅か
に付勢されてハウジング底部3に当接する。制御圧力隔
室10に負圧を負荷すると、ピストン8と栓状突起14
が通孔4の方向に移動してそれを閉鎖する。
【0027】図6に示した実施態様は、実質的に図1の
実施態様と同じであり、この場合止めパッド19がハウ
ジング1のハウジング底3に留めてある。既に説明した
構成例を補足して、ピストン8の軸方向境界の範囲で仕
切壁に対向した側面に鍋状に形成した減衰要素23が配
置してあり、該要素は突起14と一体に構成してあり、
通孔4の方向でピストン8がハウジング1内に配置した
止め板22に接近すると、マウントの軸方向運動を減衰
する。前記止め板22は同時にばね要素2用止めとして
も働く。緩衝装置のこの構成は通孔4の累進的閉鎖過程
を引き起こす。
実施態様と同じであり、この場合止めパッド19がハウ
ジング1のハウジング底3に留めてある。既に説明した
構成例を補足して、ピストン8の軸方向境界の範囲で仕
切壁に対向した側面に鍋状に形成した減衰要素23が配
置してあり、該要素は突起14と一体に構成してあり、
通孔4の方向でピストン8がハウジング1内に配置した
止め板22に接近すると、マウントの軸方向運動を減衰
する。前記止め板22は同時にばね要素2用止めとして
も働く。緩衝装置のこの構成は通孔4の累進的閉鎖過程
を引き起こす。
【0028】図7に示したマウントでは、制御圧力隔室
10にやはり負圧を負荷可能であるが、既に説明した実
施例とは異なり、圧力を負荷すると仕切壁5の内部で通
孔4が開く。この構成は、通孔4の開放が比較的稀にし
か行われない場合に、特に有意義であることが判明し
た。この場合、制御圧力隔室10に負圧を長く持続的に
負荷する必要はない。本発明マウントの原理的に逆のこ
の作用様式により、止めパッド19は制御圧力隔室の内
部に配置してあり、第2環状隔膜11のばね体2の方向
で栓状突起14の運動を制限する。
10にやはり負圧を負荷可能であるが、既に説明した実
施例とは異なり、圧力を負荷すると仕切壁5の内部で通
孔4が開く。この構成は、通孔4の開放が比較的稀にし
か行われない場合に、特に有意義であることが判明し
た。この場合、制御圧力隔室10に負圧を長く持続的に
負荷する必要はない。本発明マウントの原理的に逆のこ
の作用様式により、止めパッド19は制御圧力隔室の内
部に配置してあり、第2環状隔膜11のばね体2の方向
で栓状突起14の運動を制限する。
【0029】
【発明の効果】本マウントは、調整装置をマウントのハ
ウジング内に一体的に構成したので、マウントの構造が
簡単となり、かつマウントの小型化・軽量化が達成でき
るものである。また、調整装置の操作も制御圧力隔室内
に圧媒を負荷することにより比較的簡単に行える。
ウジング内に一体的に構成したので、マウントの構造が
簡単となり、かつマウントの小型化・軽量化が達成でき
るものである。また、調整装置の操作も制御圧力隔室内
に圧媒を負荷することにより比較的簡単に行える。
【0030】更に、調整装置は元々必要となるマウント
部材とほとんど一緒に製造することができ、安価に製造
することができる。
部材とほとんど一緒に製造することができ、安価に製造
することができる。
【図1】本発明による切換可能なマウントの一実施例の
断面図である。
断面図である。
【図2】同マウントの別の実施例の断面図である。
【図3】同マウントの更に別の実施例の断面図である。
【図4】同マウントの更に別の実施例の断面図である。
【図5】同マウントの更に別の実施例の断面図である。
【図6】同マウントの更に別の実施例の断面図である。
【図7】同マウントの更に別の実施例の断面図である。
1 ハウジング 2 ばね要素 3 ハウジング底 4 通孔 5 仕切壁 6 作動室 7 補償室 8 ピストン 9 調整装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−92639(JP,A) 特開 平4−262138(JP,A) 特開 昭64−74334(JP,A) 特開 昭60−159435(JP,A) 実開 平5−240290(JP,U) 実開 昭62−188640(JP,U)
Claims (7)
- 【請求項1】 切換可能なマウントであって、 エラストマー材料から環状に形成したばね要素(2)に
より開口部を閉鎖した鍋形ハウジング(1)を含み、 前記ばね要素(2)と前記ハウジングの底部(3)との
間に、1個の通孔(4)を有する仕切壁(5)が配置し
てあり、 前記仕切壁(5)が、一方の側においては前記ばね要素
(2)と共に作動室(6)を画成し、他方の側において
は前記仕切壁(5)と前記底部(3)の間に配置されロ
ール隔膜(13)として形成される第1環状隔膜と共に
補償室(7)を画成し、 前記通孔(4)と、前記通孔(4)の外側周囲を取り囲
む液伝導性緩衝路(16)とを介して前記作動室(6)
と前記補償室(7)が接続され、前記作動室(6)及び
前記補償室(7)に作動液が充填してあり、 前記通孔(4)が、前記ハウジング(1)と一体に設け
られる調整装置(9)の調整部材により閉鎖可能であ
り、前記調整部材が、少なくとも部分的に前記補償室
(7)内に配置してあると共に前記仕切壁(5)に対向
する端部を有し且つ圧力媒体によって操作可能な軸方向
に延びるピストン(8)により形成してあり、 前記ピストン(8)の前記端部が前記ロール隔膜(1
3)により取り囲まれていると共に、前記仕切壁(5)
の前記通孔(4)と係合可能な栓状突起(14)を有
し、 前記ピストン(8)が、前記ハウジング(1)の底部
(3)と前記ロール隔膜(13)の間に固定配置され前
記圧力媒体が負荷されうる制御圧力隔室(10)に対し
て気密かつ相対移動可能に設けてあり、 前記制御圧力隔室(10)が、少なくとも部分的に可撓
性の第2環状隔膜(11)により画成されており、前記
第2環状隔膜(11)が前記ピストン(8)及び前記制
御圧力隔室(10)を前記ハウジング(1)に対して密
封するものにおいて、 前記通孔(4)が前記仕切壁(5)の中央を貫通し、前
記仕切壁(5)が軸方向に2つの部分からなると共に格
子状に穿孔してあり、この格子状構造の範囲においての
み、前記仕切壁(5)が軸方向に振動可能な円環状隔膜
(15)を取り囲み、 前記ピストン(8)がその軸方向の少なくとも一部の範
囲でゴム弾性材料からなる少なくとも1個の環状スラス
トばね(17)により密封されて取り囲まれており、 前記スラストばね(17)が前記ハウジング(1)に固
定された受け部(18)により支えてあり、 前記ロール隔膜(13)、前記栓状突起(14)、及び
前記スラストばね(17)が一体に形成されていること
を特徴とするマウント。 - 【請求項2】 前記制御圧力隔室(10)が空気圧接続
口(12)を備えていることを特徴とする、請求項1記
載のマウント。 - 【請求項3】 前記制御圧力隔室(10)に超過圧を負
荷可能であることを特徴とする、請求項1又は2記載の
マウント。 - 【請求項4】 前記制御圧力隔室(10)に真空を負荷
可能であることを特徴とする、請求項1又は2記載のマ
ウント。 - 【請求項5】 前記ロール隔膜(13)及び前記スラス
トばね(17)の双方又はいずれか一方が布補強材を有
することを特徴とする、請求項1から4の何れか1に記
載のマウント。 - 【請求項6】 前記ピストン(8)及び前記底部(3)
の双方又はいずれか一方に、前記ピストン(8)の前記
ハウジング(1)に対する極端な相対変位を制限する止
めパッド(19)が設けてあることを特徴とする、請求
項1から5の何れか1に記載のマウント。 - 【請求項7】 前記制御圧力隔室(10)と前記ロール
隔膜(13)の間に空洞(20)が形成されており、こ
の空洞が少なくとも1個の外気に開口した排気穴(2
1)を有することを特徴とする、請求項1から6の何れ
か1に記載のマウント。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4141332.6 | 1991-12-14 | ||
DE4141332A DE4141332C2 (de) | 1991-12-14 | 1991-12-14 | Umschaltbares Lager |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05240290A JPH05240290A (ja) | 1993-09-17 |
JP2642028B2 true JP2642028B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=6447099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4332762A Expired - Lifetime JP2642028B2 (ja) | 1991-12-14 | 1992-12-14 | 切換可能なマウント |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5344127A (ja) |
EP (1) | EP0547287B1 (ja) |
JP (1) | JP2642028B2 (ja) |
DE (2) | DE4141332C2 (ja) |
ES (1) | ES2071388T3 (ja) |
Families Citing this family (58)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4322958C2 (de) * | 1993-07-09 | 1996-11-21 | Freudenberg Carl Fa | Aktives Stellelement |
DE4330560C1 (de) * | 1993-09-09 | 1994-11-24 | Freudenberg Carl Fa | Umschaltbares hydraulisch dämpfendes Lager |
FR2713297B1 (fr) * | 1993-12-02 | 1996-02-23 | Hutchinson | Perfectionnements aux dispositifs antivibratoires hydrauliques. |
JP3449012B2 (ja) * | 1995-02-06 | 2003-09-22 | 東海ゴム工業株式会社 | 流体封入式マウント装置 |
FR2751042B1 (fr) * | 1996-07-12 | 1998-11-06 | Hutchinson | Dispositif antivibratoire hydraulique |
JP3551637B2 (ja) * | 1996-07-26 | 2004-08-11 | 東海ゴム工業株式会社 | 流体封入式マウント装置 |
FR2755489B1 (fr) * | 1996-11-04 | 1999-01-08 | Hutchinson | Support antivibratoire hydraulique |
DE19652502C2 (de) * | 1996-12-17 | 2000-02-17 | Contitech Formteile Gmbh | Hydraulisches Zweikammer-Lagerelement |
DE19725771C1 (de) * | 1997-06-18 | 1998-11-12 | Freudenberg Carl Fa | Schaltbares, hydraulisch dämpfendes Lager |
FR2774734B1 (fr) | 1998-02-10 | 2000-04-14 | Hutchinson | Support antivibratoire hydraulique |
DE19807868C2 (de) * | 1998-02-25 | 2001-06-28 | Freudenberg Carl Fa | Hydraulisch dämpfendes Lager |
DE19861063C2 (de) | 1998-02-25 | 2002-02-14 | Freudenberg Carl Kg | Hydraulisch dämpfendes Lager |
DE19816763C1 (de) * | 1998-04-16 | 1999-08-26 | Freudenberg Carl Fa | Schaltbares, hydraulisch dämpfendes Lager |
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DE19902493C2 (de) | 1999-01-22 | 2001-02-01 | Freudenberg Carl Fa | Umschaltbares Zweikammer-Stützlager mit hydraulischer Dämpfung |
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