JP2537286B2 - メ―タ駆動装置 - Google Patents
メ―タ駆動装置Info
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- JP2537286B2 JP2537286B2 JP1332282A JP33228289A JP2537286B2 JP 2537286 B2 JP2537286 B2 JP 2537286B2 JP 1332282 A JP1332282 A JP 1332282A JP 33228289 A JP33228289 A JP 33228289A JP 2537286 B2 JP2537286 B2 JP 2537286B2
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Description
おけるメータの異常指示を除去し、正確にメータを駆動
するためのメータ駆動装置に関する。
え入力量を視覚表示するメータが周知であり、特に互い
に直交する2つの励磁コイルに入力量に応じた電流を流
して磁界を発生させ、この磁界により回動可能に支持さ
れた磁石にトルクを与えて角度方位を指示するクロスコ
イルメータは自動車のスピードメータやタコメータ等に
広く用いられている。
の概略構成図を示したものである。
期検出回路14に入力される。周期検出回路14は、基準ク
ロック発生器16で発生し分周器20で適当な周波数に分周
された基準クロック信号のパルス数をカウントすること
により入力パルス信号の周期Tを検出する。一方、燃料
センサなどから送られてきた検出アナログ信号はA/Dコ
ンバータ10によりデジタル信号に変換され、システムの
制御を行う制御用CPU12に入力される。
各種の演算処理を行う演算処理ブロック18に入力され、
制御用CPU12から供給されるメモリ22内のパラメータに
基づいて周波数演算1/T、メータ振れ角θ、sin、cos演
算等が行われる。そして、演算結果はsin用並びにcos用
の2つのパルス幅変調回路(PWM)24a、24bに供給され
てパルス幅変調され、さらにドライバ26a、26bに供給さ
れて互いに直交する2つの励磁コイルLS並びにLCを励磁
させて磁界を発生する。発生した磁界は入力量に応じた
角度方位を与えるため、回動自在に支持された磁石にト
ルクを与え、この磁石に固定された指示針は入力量に応
じた角度方位を指示することとなる。
ータ駆動装置においては、演算処理ブロック18からの出
力信号に基づいてパルス幅変調された電流を直接ドライ
バ26a、26bに供給してメータを駆動する構成であり、ド
ライバ26a、26bの駆動電源ON、OFF時において入力量に
応じて正確にメータ指示を行い得ないという問題があっ
た。
車のイグニッションがOFFされている時には、通常ドラ
イバ26a、26bは印加電圧0のOFF状態にある。これは制
御用CPU12等のロジック系と異なり、アナログ系である
ドライバ26a、26bは電流が流れると消費電力が大きくな
ってしまうためである。車のイグニッションがONされて
ドライバ26a、26bの駆動電源がONとなると、ドライバ2
a、26bの電圧が上昇して制御用CPU12が動作を開始する
が、このようにCPUが基準クロック信号が入力されず動
作停止状態(いわゆるスリープ状態)からクロック信号
が入力されて通常の動作状態に移行する際には、一般に
センサからの入力アナログ信号は必ずしも直ちに確定的
なデータを出力できるとは限りず、このためCPUは誤動
作してデータが不確定となる可能性がある。そして、こ
の不確定の値によりドライバ26a、26bが励磁コイルを励
磁駆動してしまうためメータは入力量に対応しない不正
確な指示を行ってしまう問題がある。
下に電圧が下降することによりドライバ26a、26bは正常
動作を行えず、メータが異常動作してしまうのである。
その目的は駆動電源ON、OFF時におけるメータの異常動
作を防止し、入力量に応じた正確なメータ指示を行うこ
とができるメータ駆動装置を提供することにある。
は、メータ指示すべき入力量に応じて電流量を算出する
処理手段と、この処理手段からの電流量信号が入力さ
れ、この電流量信号に応じてメータ指示手段に通電して
メータを駆動する駆動手段と、を有し、入力量に応じた
メータ指示を行うメータ駆動装置であって、前記処理手
段が前記駆動手段の駆動電源ON時から所定時間経過した
時に指示許諾信号を出力するとともに、駆動電源OFF時
から所定時間経過した時にこの指示許諾信号の出力を中
止する出力制御手段を備え、この出力制御手段からの出
力が指示許諾信号である時のみ前記電流量信号を前記駆
動手段に出力する論理ゲート回路を備え、駆動電源ON、
OFF時の異常メータ指示を除去することを特徴としてい
る。
でメータ指示の許諾あるいは禁止を制御するものであ
る。すなわち、ドライバ駆動電源をONしてから、所定時
間経過して正確なデータを供給できるまでの間はCPUは
出力制御手段から論理ゲート回路に指示許諾信号を出力
せず、不正確なデータに基づくメータの指示を禁止す
る。そして、ドライバ駆動電源ON時から所定時間経過し
て正常な演算処理が可能となってから初めてCPUは出力
制御手段から論理ゲート回路に指示許諾信号を出力す
る。
までは、CPUは指示許諾信号を出力しないのでメータは
指示禁止状態にあり、言い換えるならば、CPUはこの間
指示禁止信号を出力していると言うこともでき、駆動電
源ON時の異常なメータ指示が除去される。
経過して駆動電圧が低下しドライバが正常な動作を行い
得なくなった時にCPUは指示許諾信号の出力を中止して
メータ指示を禁止する。
が正常な動作を行うことができない期間はCPUは指示許
諾信号を出力しないことによりメータ指示が禁止され、
メータの異常指示が除去される。
の好適な実施例を説明する。
と同様に、不図示の速度センサや回転数センサからの検
出パルス信号は周期検出回路14に入力され、基準クロッ
ク発生器16で発生し分周器20で適当な周波数に分周され
た基準クロック信号のパルス数をカウントすることによ
り入力パルス信号の周期Tを検出される。また、不図示
の燃料センサなどから送られてきた検出アナログ信号は
A/Dコンバータ10によりデジタル信号に変換され、シス
テムの制御を行う制御用CPU12に入力される。
各種の演算処理を行う演算処理ブロック18に入力され、
制御用CPU12から供給されるメモリ22内のパラメータに
基づいて周波数演算1/T、メータ振れ角θ、sin、cos演
算等が行われる。そして、演算結果はsin用並びにcos用
の2つのパルス幅変調回路(PWM)24a、24bに供給され
てパルス幅変調され、さらにドライバ26a、26bに供給さ
れて互いに直交する2つの励磁コイルLS並びにLCを励磁
させて磁界を発生するように構成されている。
イッチングトランジスタを組合せ、これらのスイッチン
グトランジスタを順次ON、OFF動作させることにより互
いに直交する2つの励磁コイルLS、LCにパルス幅変調さ
れた電流を通電する構成となっている。
2に出力制御手段として出力制御線28を設け、かつこの
出力制御線28を介して出力される制御用CPU12の出力値
に応じて前記のパルス幅変調回路24a、24bからの出力を
ドライバ2a、26bに供給するか否かの判断を行う論理ゲ
ート回路30a、30bを設けたことである。この論理ゲート
回路30a、30bは複数のANDゲート及びNANDゲートからな
り、出力制御線28及びパルス幅変調回路24a、24bからの
信号を入力し、ドライバ26a、26bに出力する構成となっ
ている。
の作用を説明する。車のイグニッションがOFFされてい
るときには制御用CPU12や周期検出回路14等には第2図
(a)に示すシステム電源電圧が印加されているが、基
準クロック発生器16の発振がOFFされており、システム
及びドライバ26a、26bは停止状態にある。
ようにドライバ26a、26bの電源電圧が上昇し、制御用CP
U12はこの電圧上昇を検出して基準クロック発振器16を
発振し作動を開始する。この間は第2図(d)に示すよ
うにメータ指示を禁止すべく、指示禁止信号として0レ
ベル信号が出力制御線28に出力される。前述したよう
に、この出力制御線28に接続される論理ゲート回路30
a、30bはANDゲート及びNANDゲートから構成されてお
り、従って出力制御線28が0レベルであるときにはドラ
イバ26a、26bの接地側トランジスタがOFFとなり、クロ
スコイルLS、LCには通電されず、メータはOFFとなる。
力され、sin、cos演算等を行い、演算結果をパルス幅変
調回路24a、24bにデータをセットした後、制御用CPU12
は出力制御線28に指示許諾信号として1レベル信号を出
力する。すると、論理ゲート回路30a、30bはパルス幅変
調回路24a、24bからの信号に従ってドライバ26a、26bに
信号を供給し、励磁コイルLS、LCに通電してメータを駆
動する。
6a、26bの電源電圧が低下して正常な動作を行えなくな
るが、制御用CPU12はこの電圧低下を検出して出力制御
線28に再び0レベル信号を出力し、メータの駆動をOFF
にして異常出力を防止する。すなわち、ドライバ駆動電
源がOFFとなっても、直ちにアナログドライバがその動
作を停止するのではなく、図2に示すように徐々に駆動
電圧が低下していく。そして、その間CPU12側ではデー
タを供給し続けるが、ドライバ26a、26bは低電圧のため
正常な動作ができず異常を示すことになる。そこで、CP
U12がドライバの電圧を監視し、駆動電源OFF後にドライ
バ駆動電圧が所定電圧以下となったときに、出力制御線
28に0レベル信号を出力し強制的にドライバをOFFとし
て異常動作を防止するのである。
ようにCPU12にはシステム電源が供給されているため正
常に動作して出力制御線28に0レベル信号を確定的に出
力でき、ドライバを強制的にOFFとした後にCPU12は通常
動作状態から動作停止状態(スリープ状態)に移行す
る。
のデジタル信号により出力許諾あるいは出力禁止を行う
出力制御線28並びに複数のANDゲート、NANDゲートから
なる論理ゲート回路30a、30bに新たに設け、ドライバ26
a、26bの駆動電源ON時にはCPU12からパルス幅変調回路2
4a、24bに正確なデータがセットされるまでの間CPUが出
力を禁止し、駆動電源OFF時にはドライバ26a、26bが正
常動作を行い得なくなる電圧になったときにCPUが出力
を禁止することにより、ドライバ電源ON、OFF時にドラ
イバへの信号の供給を遮断してメータの異常出力を除去
することが可能となる。
よれば、ドライバ駆動電源ON、OFF時の異常メータ指示
を除去し、信頼性の極めて高いメータ指示を行うことが
できる。
ブロック図、 第2図は同実施例の作用を示すタイミングチャート図、 第3図は従来のメータ駆動装置の構成ブロック図であ
る。 10……A/Dコンバータ 12……制御用CPU 14……周期検出回路 16……基準クロック発生器 18……演算処理ブロック 24……パルス幅変調回路 26……ドライバ 28……出力制御線 30……論理ゲート回路
Claims (1)
- 【請求項1】メータ指示すべき入力量に応じて電流量を
算出する処理手段と、 この処理手段からの電流量信号が入力され、この電流量
信号に応じてメータ指示手段に通電してメータを駆動す
る駆動手段と、 を有し、入力量に応じたメータ指示を行うメータ駆動装
置であって、 前記処理手段が前記駆動手段の駆動電源ON時から所定時
間経過した時に指示許諾信号を出力するとともに、駆動
電源OFF時から所定時間経過した時にこの指示許諾信号
の出力を中止する出力制御手段を備え、 この出力制御手段からの出力が指示許諾信号である時の
み前記電流量信号を前記駆動手段に出力する論理ゲート
回路を備え、 駆動電源ON、OFF時の異常メータ指示を除去することを
特徴とするメータ駆動装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1332282A JP2537286B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | メ―タ駆動装置 |
US07/625,927 US5051688A (en) | 1989-12-20 | 1990-12-11 | Crossed coil meter driving device having a plurality of input parameters |
DE69020879T DE69020879T2 (de) | 1989-12-20 | 1990-12-19 | Anordnung zur Steuerung eines Anzeigeninstrumentes. |
EP90124804A EP0437783B1 (en) | 1989-12-20 | 1990-12-19 | Meter Driving device |
ES90124804T ES2075128T3 (es) | 1989-12-20 | 1990-12-19 | Dispositivo impulsor de aparato de medida. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1332282A JP2537286B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | メ―タ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03191869A JPH03191869A (ja) | 1991-08-21 |
JP2537286B2 true JP2537286B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=18253211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1332282A Expired - Lifetime JP2537286B2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | メ―タ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537286B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2549643Y2 (ja) * | 1991-06-29 | 1997-09-30 | 日本精機株式会社 | 交差コイル式計器 |
JP5847470B2 (ja) * | 2011-07-19 | 2016-01-20 | 矢崎総業株式会社 | 指針装置 |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP1332282A patent/JP2537286B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03191869A (ja) | 1991-08-21 |
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