JP2536474B2 - 楽器演奏システムにおける演奏記録装置 - Google Patents
楽器演奏システムにおける演奏記録装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、楽器本体か隔れた所に位置したリモート
演奏装置における演奏情報を、ケーブル等を介して楽器
本体に転送し、リモート演奏装置の演奏に基づく楽音を
楽器本体から発音させるようにした楽器演奏システムに
係り、特に該システムにおける演奏を再現するために前
記リモート演奏装置の演奏状態を記録する楽器演奏シス
テムにおける演奏記録装置に関する。
演奏装置における演奏情報を、ケーブル等を介して楽器
本体に転送し、リモート演奏装置の演奏に基づく楽音を
楽器本体から発音させるようにした楽器演奏システムに
係り、特に該システムにおける演奏を再現するために前
記リモート演奏装置の演奏状態を記録する楽器演奏シス
テムにおける演奏記録装置に関する。
従来におけるこの種の楽器演奏システムの一例として
は、楽音の音高を指定する鍵盤、及び楽音のピッチ、音
色、音量、効果等の楽音の態様を設定変更する楽音態様
操作子からなる携帯用演奏装置(例えば実開昭59−1061
91)と、前記鍵盤により指定された音高の楽音を発生す
る楽音発生装置、及び前記楽音態様操作子の操作に基づ
き状態が設定変更されて該設定状態に応じて前記楽音発
生装置にて発生される楽音の態様を制御する楽音態様制
御手段からなる携帯困難な楽器本体とを備え、携帯用演
奏装置と楽器本体とを接続するケーブル等を介して携帯
用演奏装置における鍵盤及び楽音態様操作子の演奏に伴
う演奏情報を楽器本体に転送し、楽器本体が前記演奏に
応じた楽音を発生するようにしたものがある。
は、楽音の音高を指定する鍵盤、及び楽音のピッチ、音
色、音量、効果等の楽音の態様を設定変更する楽音態様
操作子からなる携帯用演奏装置(例えば実開昭59−1061
91)と、前記鍵盤により指定された音高の楽音を発生す
る楽音発生装置、及び前記楽音態様操作子の操作に基づ
き状態が設定変更されて該設定状態に応じて前記楽音発
生装置にて発生される楽音の態様を制御する楽音態様制
御手段からなる携帯困難な楽器本体とを備え、携帯用演
奏装置と楽器本体とを接続するケーブル等を介して携帯
用演奏装置における鍵盤及び楽音態様操作子の演奏に伴
う演奏情報を楽器本体に転送し、楽器本体が前記演奏に
応じた楽音を発生するようにしたものがある。
また、この種の楽器演奏システムの他の例としては、
例えば実開昭52−33438号公報に示されるように、鍵盤
のみを有する鍵盤演奏装置を、鍵盤及び該鍵盤の演奏に
応じた楽音信号を発生する楽音信号発生回路を有する楽
器本体に付設して、前記鍵盤演奏装置からの鍵演奏情報
を前記楽器本体の楽音信号発生回路にケーブル等を介し
て導くことにより、前記鍵盤演奏装置の鍵演奏に伴う演
奏音を前記楽器本体にて発生させるようにしたものがあ
る。
例えば実開昭52−33438号公報に示されるように、鍵盤
のみを有する鍵盤演奏装置を、鍵盤及び該鍵盤の演奏に
応じた楽音信号を発生する楽音信号発生回路を有する楽
器本体に付設して、前記鍵盤演奏装置からの鍵演奏情報
を前記楽器本体の楽音信号発生回路にケーブル等を介し
て導くことにより、前記鍵盤演奏装置の鍵演奏に伴う演
奏音を前記楽器本体にて発生させるようにしたものがあ
る。
一方、楽音の演奏を記録する演奏記録装置としては、
例えば特公昭60−12638号公報に示されるように、楽音
の音高を指定する鍵盤と、楽音の態様を制御する楽音態
様操作子と、これらの鍵盤及び楽音態様操作子の各操作
に応じて楽音信号を発生する楽音信号発生回路とを備え
た電子楽器に組込まれて、鍵盤及び楽音態様操作子の操
作状態を記録するようにしたものがある。
例えば特公昭60−12638号公報に示されるように、楽音
の音高を指定する鍵盤と、楽音の態様を制御する楽音態
様操作子と、これらの鍵盤及び楽音態様操作子の各操作
に応じて楽音信号を発生する楽音信号発生回路とを備え
た電子楽器に組込まれて、鍵盤及び楽音態様操作子の操
作状態を記録するようにしたものがある。
そして、近年上記従来の楽器演奏システムにおいて、
同システムの改造をなるべく少なくした状態で、上記従
来の演奏記録装置のように、上記携帯用演奏装置又は鍵
盤演奏装置による演奏に関する演奏情報を記録して、該
演奏を再生できるようにした演奏記録装置の実現が切望
されている。この演奏記録装置の実現のために、上記携
帯用演奏装置又は鍵盤演奏装置から楽器本体へ供給され
る演奏情報を記録することが考えられるが、この場合、
鍵盤に関する演奏情報は楽器本体における楽音の発生状
態に忠実に対応したものとなるが、楽音態様操作子に関
する演奏情報は次の理由により楽器本体における楽音の
発生状態に忠実に対応しないという問題がある。すなわ
ち、楽器本体は楽音態様を制御するための楽音態様制御
手段を含み、この楽音態様制御手段を例えば楽音態様操
作子の操作毎に反転するT型フリップフロップ、同操作
毎に順次状態を変更するカウンタ等の回路で構成した場
合、楽音態様操作子の操作後の楽音態様制御手段の状態
は同手段の以前の状態に依存するので、楽音態様制御手
段の以前の状態が異なれば、楽音態様操作子の操作後の
同手段の状態も異なり、楽音態様操作子に関する演奏情
報を記録しても、該記録に応じて楽音態様の制御状態を
忠実に再生できない。また、楽音態様制御手段を上記の
ようなT型フリップフロップ、カウンタ等の回路で構成
しない場合でも、同制御手段を応答の遅い装置例えば、
米国特許第3,380,026号明細書に示されるような電磁リ
レー、又は特公昭48−6961号公報に示されるように電動
ボリューム等により構成した場合、楽音態様操作子の操
作時間が短いと、楽音制御手段が同操作子の操作に応答
する場合と応答しない場合があるので、楽音操作子に関
する演奏情報を記録しても、該記録に応じて楽音態様の
制御状態を忠実に再生できない。
同システムの改造をなるべく少なくした状態で、上記従
来の演奏記録装置のように、上記携帯用演奏装置又は鍵
盤演奏装置による演奏に関する演奏情報を記録して、該
演奏を再生できるようにした演奏記録装置の実現が切望
されている。この演奏記録装置の実現のために、上記携
帯用演奏装置又は鍵盤演奏装置から楽器本体へ供給され
る演奏情報を記録することが考えられるが、この場合、
鍵盤に関する演奏情報は楽器本体における楽音の発生状
態に忠実に対応したものとなるが、楽音態様操作子に関
する演奏情報は次の理由により楽器本体における楽音の
発生状態に忠実に対応しないという問題がある。すなわ
ち、楽器本体は楽音態様を制御するための楽音態様制御
手段を含み、この楽音態様制御手段を例えば楽音態様操
作子の操作毎に反転するT型フリップフロップ、同操作
毎に順次状態を変更するカウンタ等の回路で構成した場
合、楽音態様操作子の操作後の楽音態様制御手段の状態
は同手段の以前の状態に依存するので、楽音態様制御手
段の以前の状態が異なれば、楽音態様操作子の操作後の
同手段の状態も異なり、楽音態様操作子に関する演奏情
報を記録しても、該記録に応じて楽音態様の制御状態を
忠実に再生できない。また、楽音態様制御手段を上記の
ようなT型フリップフロップ、カウンタ等の回路で構成
しない場合でも、同制御手段を応答の遅い装置例えば、
米国特許第3,380,026号明細書に示されるような電磁リ
レー、又は特公昭48−6961号公報に示されるように電動
ボリューム等により構成した場合、楽音態様操作子の操
作時間が短いと、楽音制御手段が同操作子の操作に応答
する場合と応答しない場合があるので、楽音操作子に関
する演奏情報を記録しても、該記録に応じて楽音態様の
制御状態を忠実に再生できない。
この発明は上記問題に対処するために案出されたもの
であり、その目的とするところは上記楽器演奏システム
の改造をなるべく少なくしかつ楽器本体における実際の
楽音の発生状態を忠実に再生できるようにした楽器演奏
システムにおける演奏記録装置を提供しようとするもの
である。
であり、その目的とするところは上記楽器演奏システム
の改造をなるべく少なくしかつ楽器本体における実際の
楽音の発生状態を忠実に再生できるようにした楽器演奏
システムにおける演奏記録装置を提供しようとするもの
である。
上記問題点を解決して上記目的を達成するために、こ
の発明の構成上の特徴は、楽音の音高を指定する第1音
高操作子と、楽音の態様を選択変更する第1楽音態様操
作子と、前記第1音高操作子及び前記第1楽音態様操作
子の各操作をそれぞれ表す音高操作子情報及び楽音態様
操作子情報を出力する出力手段とからなるリモート演奏
装置を備えるとともに、前記出力された音高操作子情報
及び前記楽音態様操作子情報を入力する第1入力手段
と、楽音の音高を指定する第2音高操作子と、楽音の態
様を選択変更する第2楽音態様操作子と、前記第1入力
手段にて入力した音高操作子情報及び前記第2音高操作
子により指定された音高の楽音を発生する楽音発生手段
と、前記第1入力手段にて入力した楽音態様操作子情報
及び前記第2楽音態様操作子の操作に応答するとともに
以前の状態に依存して状態が設定変更され同設定変更さ
れた状態に応じて前記楽音発生手段にて発生される楽音
の態様を制御する楽音態様制御手段とからなる楽器本体
とを備えた楽器演奏システムにおいて、前記出力手段か
らの前記音高操作子情報を入力する第2入力手段と、前
記楽音態様制御手段の設定状態を表す楽音態様制御情報
を入力する第3入力手段と、前記第2入力手段にて入力
された音高操作子情報及び前記第3入力手段にて入力さ
れた楽音態様制御情報を記録する演奏記録手段とにより
演奏記録装置を構成したことにある。
の発明の構成上の特徴は、楽音の音高を指定する第1音
高操作子と、楽音の態様を選択変更する第1楽音態様操
作子と、前記第1音高操作子及び前記第1楽音態様操作
子の各操作をそれぞれ表す音高操作子情報及び楽音態様
操作子情報を出力する出力手段とからなるリモート演奏
装置を備えるとともに、前記出力された音高操作子情報
及び前記楽音態様操作子情報を入力する第1入力手段
と、楽音の音高を指定する第2音高操作子と、楽音の態
様を選択変更する第2楽音態様操作子と、前記第1入力
手段にて入力した音高操作子情報及び前記第2音高操作
子により指定された音高の楽音を発生する楽音発生手段
と、前記第1入力手段にて入力した楽音態様操作子情報
及び前記第2楽音態様操作子の操作に応答するとともに
以前の状態に依存して状態が設定変更され同設定変更さ
れた状態に応じて前記楽音発生手段にて発生される楽音
の態様を制御する楽音態様制御手段とからなる楽器本体
とを備えた楽器演奏システムにおいて、前記出力手段か
らの前記音高操作子情報を入力する第2入力手段と、前
記楽音態様制御手段の設定状態を表す楽音態様制御情報
を入力する第3入力手段と、前記第2入力手段にて入力
された音高操作子情報及び前記第3入力手段にて入力さ
れた楽音態様制御情報を記録する演奏記録手段とにより
演奏記録装置を構成したことにある。
上記のように構成したこの発明においては、演奏者が
第1音高操作子及び第2楽音態様操作子を操作すること
によってリモート演奏装置における楽器演奏を行うと、
リモート演奏装置の出力手段が第1音高操作子及び第1
楽音態様操作子の前記各操作を表す音高操作子情報及び
楽音態様操作子情報を出力する。一方、リモート演奏装
置とは離れた所に位置する楽器本体においては、第1入
力手段が前記出力された音高操作子情報及び楽音態様操
作子情報を入力し、楽音態様制御手段がこの楽音態様操
作子情報に応答してその状態が変更し、楽音発生手段
が、前記入力された音高操作子情報により音高が指定さ
れかつ楽音態様制御手段の前記設定状態に応じてピッ
チ、音色、音量、効果等の態様が制御された楽音を発生
する。この場合、楽音態様制御手段は、楽器本体側の第
2楽音態様操作子の操作等によってある状態に設定され
ていた場合には、前記入力した楽音態様操作子情報に応
答するとともに以前の状態に依存して状態が設定変更さ
れる。
第1音高操作子及び第2楽音態様操作子を操作すること
によってリモート演奏装置における楽器演奏を行うと、
リモート演奏装置の出力手段が第1音高操作子及び第1
楽音態様操作子の前記各操作を表す音高操作子情報及び
楽音態様操作子情報を出力する。一方、リモート演奏装
置とは離れた所に位置する楽器本体においては、第1入
力手段が前記出力された音高操作子情報及び楽音態様操
作子情報を入力し、楽音態様制御手段がこの楽音態様操
作子情報に応答してその状態が変更し、楽音発生手段
が、前記入力された音高操作子情報により音高が指定さ
れかつ楽音態様制御手段の前記設定状態に応じてピッ
チ、音色、音量、効果等の態様が制御された楽音を発生
する。この場合、楽音態様制御手段は、楽器本体側の第
2楽音態様操作子の操作等によってある状態に設定され
ていた場合には、前記入力した楽音態様操作子情報に応
答するとともに以前の状態に依存して状態が設定変更さ
れる。
このとき、演奏記録装置においては、第2入力手段が
リモート演奏装置の出力手段から音高操作子情報を入力
し、第3入力手段が楽器本体の楽音態様制御手段から同
制御手段の設定状態に基づく楽音態様制御情報を入力
し、演奏記録手段が第2及び第3入力手段にてそれぞれ
入力した音高操作子情報及び楽音態様制御情報を楽器演
奏システムにおける演奏情報として記録する。
リモート演奏装置の出力手段から音高操作子情報を入力
し、第3入力手段が楽器本体の楽音態様制御手段から同
制御手段の設定状態に基づく楽音態様制御情報を入力
し、演奏記録手段が第2及び第3入力手段にてそれぞれ
入力した音高操作子情報及び楽音態様制御情報を楽器演
奏システムにおける演奏情報として記録する。
上記説明からも理解できる通り、演奏記録装置は、音
高に関する情報としては楽器本体の楽音発生状態に忠実
に対応したリモート演奏装置からの音高操作子情報を入
力するとともに、楽音態様に関する情報としては楽器本
体の楽音発生状態に忠実に対応しないリモート演奏装置
からの楽音態様操作子情報ではなく、楽器本体の楽音発
生状態に忠実に対応した楽音態様制御手段からの楽音態
様制御情報を入力するようにしたので、演奏記録情報が
楽器本体の楽音発生状態を忠実に表すことになって、該
演奏記録情報を再生することにより当該楽器演奏システ
ムにおける演奏を忠実に再生することが可能となる。ま
た、楽音態様に関する情報に関しては、楽器本体の若干
の改造(又は新たに製造する楽器本体に関しては若干の
回路付加)をすることにより、楽器本体から演奏記録装
置に導くようにしたが、音高に関する情報に関しては、
リモート演奏装置から楽器本体に転送される音高操作子
情報を利用するようにしたので、リモート演奏装置及び
楽器本体からなる楽器演奏システムの改造又は回路付加
を少なくできる。しかも、楽器本体における楽音態様の
制御状態は、通常楽器本体又はリモート演奏装置にて表
示されるものであるので、同制御状態を表す信号は楽器
本体のパネル部等に導かれ又はリモート演奏装置に導か
れているので、前記改造又は回路付加は容易になされる
ものである。
高に関する情報としては楽器本体の楽音発生状態に忠実
に対応したリモート演奏装置からの音高操作子情報を入
力するとともに、楽音態様に関する情報としては楽器本
体の楽音発生状態に忠実に対応しないリモート演奏装置
からの楽音態様操作子情報ではなく、楽器本体の楽音発
生状態に忠実に対応した楽音態様制御手段からの楽音態
様制御情報を入力するようにしたので、演奏記録情報が
楽器本体の楽音発生状態を忠実に表すことになって、該
演奏記録情報を再生することにより当該楽器演奏システ
ムにおける演奏を忠実に再生することが可能となる。ま
た、楽音態様に関する情報に関しては、楽器本体の若干
の改造(又は新たに製造する楽器本体に関しては若干の
回路付加)をすることにより、楽器本体から演奏記録装
置に導くようにしたが、音高に関する情報に関しては、
リモート演奏装置から楽器本体に転送される音高操作子
情報を利用するようにしたので、リモート演奏装置及び
楽器本体からなる楽器演奏システムの改造又は回路付加
を少なくできる。しかも、楽器本体における楽音態様の
制御状態は、通常楽器本体又はリモート演奏装置にて表
示されるものであるので、同制御状態を表す信号は楽器
本体のパネル部等に導かれ又はリモート演奏装置に導か
れているので、前記改造又は回路付加は容易になされる
ものである。
以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する
と、第2図はこの発明に係るリモート演奏装置としての
携帯用演奏装置100と、楽器本体としての電子鍵盤楽器2
00と、演奏記録再生装置300とを備えた楽器演奏システ
ムを示しており、これらの携帯用演奏装置100、電子鍵
盤楽器200及び演奏記録再生装置300はケーブル400a,400
bにより接続されている。
と、第2図はこの発明に係るリモート演奏装置としての
携帯用演奏装置100と、楽器本体としての電子鍵盤楽器2
00と、演奏記録再生装置300とを備えた楽器演奏システ
ムを示しており、これらの携帯用演奏装置100、電子鍵
盤楽器200及び演奏記録再生装置300はケーブル400a,400
bにより接続されている。
携帯用演奏装置100は、複数の鍵からなる鍵盤101と、
楽音のピッチ、音色、音量、効果等の楽音態様を選択変
更する楽音態様操作子群102と、後述するプリセットデ
ータの読出しを制御するためのプリセット操作子群103
と、同プリセットデータの登録を制御するメモリ操作子
104とを備えており、楽音態様操作子群102の各操作子は
各々楽音態様の制御状態を表示するための表示素子を内
蔵している。また、この携帯用演奏装置100は、第1図
に示すような電気回路100aを内蔵している。電気回路10
0aは、鍵盤101の各鍵に各々対応した鍵スイッチからな
る鍵スイッチ群111と、楽音態様操作子群102の各操作子
に各々対応した操作子スイッチからなる楽音態様スイッ
チ群112と、プリセット操作子群103の各操作子に各々対
応した操作子スイッチからなるプリセットスイッチ群11
3と、メモリ操作子104に対応したメモリスイッチ114
と、前記表示素子の点灯及び消灯を制御する表示制御回
路120と、マルチプレクサ回路130と、デマルチ回路140
とを有する。
楽音のピッチ、音色、音量、効果等の楽音態様を選択変
更する楽音態様操作子群102と、後述するプリセットデ
ータの読出しを制御するためのプリセット操作子群103
と、同プリセットデータの登録を制御するメモリ操作子
104とを備えており、楽音態様操作子群102の各操作子は
各々楽音態様の制御状態を表示するための表示素子を内
蔵している。また、この携帯用演奏装置100は、第1図
に示すような電気回路100aを内蔵している。電気回路10
0aは、鍵盤101の各鍵に各々対応した鍵スイッチからな
る鍵スイッチ群111と、楽音態様操作子群102の各操作子
に各々対応した操作子スイッチからなる楽音態様スイッ
チ群112と、プリセット操作子群103の各操作子に各々対
応した操作子スイッチからなるプリセットスイッチ群11
3と、メモリ操作子104に対応したメモリスイッチ114
と、前記表示素子の点灯及び消灯を制御する表示制御回
路120と、マルチプレクサ回路130と、デマルチ回路140
とを有する。
マルチプレクサ回路130は、鍵スイッチ群111、楽音態
様スイッチ群112、プリセットスイッチ群113及びメモリ
スイッチ114に接続されており、各スイッチ群111,112,1
13の各スイッチ及びメモリスイッチ114の状態すなわち
鍵盤101の各鍵、楽音態様操作子群102の各操作子、プリ
セット操作子群103の各操作子及びメモリ操作子104の各
操作状態を各々表す信号KSW,TSW,PSW,MSWをこの順に時
分割多重し、これらの信号KSW,TSW,PSW,MSWを第1時分
割信号TDM1(第3図)としてケーブル400aを介して演奏
記録再生装置300に繰返し出力する。デマルチ回路140
は、電子鍵盤楽器200における楽音態様の制御状態を表
す楽音態様制御信号TC(詳しくは後述する)を時分割多
重した第2時分割信号TDM2(第3図)を電子鍵盤楽器20
0からケーブル400b、演奏記録再生装置300及びケーブル
400aを介して入力し、この入力した第2時分割信号TDM2
を時分割解除して楽音態様制御信号TCを表示制御回路12
0に供給する。これにより、表示制御回路120により点灯
及び消灯が制御される楽音態様操作子群102の各操作子
が内蔵する表示素子は前記楽音態様制御信号TCに応じて
点灯又は消灯する。なお、マルチプレクサ回路130及び
デマルチ回路140には後述する同期信号SY及びクロック
信号φ(第3図)が電子鍵盤楽器200からケーブル400
b、演奏記録再生装置300及びケーブル400aを介して供給
されており、これにより上記両回路130,140が電子鍵盤
楽器200及び演奏記録再生装置300の各回路と同期して動
作するようになっている。
様スイッチ群112、プリセットスイッチ群113及びメモリ
スイッチ114に接続されており、各スイッチ群111,112,1
13の各スイッチ及びメモリスイッチ114の状態すなわち
鍵盤101の各鍵、楽音態様操作子群102の各操作子、プリ
セット操作子群103の各操作子及びメモリ操作子104の各
操作状態を各々表す信号KSW,TSW,PSW,MSWをこの順に時
分割多重し、これらの信号KSW,TSW,PSW,MSWを第1時分
割信号TDM1(第3図)としてケーブル400aを介して演奏
記録再生装置300に繰返し出力する。デマルチ回路140
は、電子鍵盤楽器200における楽音態様の制御状態を表
す楽音態様制御信号TC(詳しくは後述する)を時分割多
重した第2時分割信号TDM2(第3図)を電子鍵盤楽器20
0からケーブル400b、演奏記録再生装置300及びケーブル
400aを介して入力し、この入力した第2時分割信号TDM2
を時分割解除して楽音態様制御信号TCを表示制御回路12
0に供給する。これにより、表示制御回路120により点灯
及び消灯が制御される楽音態様操作子群102の各操作子
が内蔵する表示素子は前記楽音態様制御信号TCに応じて
点灯又は消灯する。なお、マルチプレクサ回路130及び
デマルチ回路140には後述する同期信号SY及びクロック
信号φ(第3図)が電子鍵盤楽器200からケーブル400
b、演奏記録再生装置300及びケーブル400aを介して供給
されており、これにより上記両回路130,140が電子鍵盤
楽器200及び演奏記録再生装置300の各回路と同期して動
作するようになっている。
電子鍵盤楽器200は、携帯用演奏装置100及び演奏記録
再生装置300からの演奏情報により楽音を発生すること
が可能であるとともに、同楽器200自体の演奏も可能な
ように構成されている。このため、第1図に示すように
同楽器200は携帯用演奏装置100と同様の鍵盤201、楽音
態様操作子群202、プリセット操作子群203及びメモリ操
作子204を備えており、楽音態様操作子群202の各操作子
は各々楽音態様の制御状態を表示するための表示素子を
内蔵している。また、この電子鍵盤楽器200は第1図に
示すような電気回路200aを内蔵している。
再生装置300からの演奏情報により楽音を発生すること
が可能であるとともに、同楽器200自体の演奏も可能な
ように構成されている。このため、第1図に示すように
同楽器200は携帯用演奏装置100と同様の鍵盤201、楽音
態様操作子群202、プリセット操作子群203及びメモリ操
作子204を備えており、楽音態様操作子群202の各操作子
は各々楽音態様の制御状態を表示するための表示素子を
内蔵している。また、この電子鍵盤楽器200は第1図に
示すような電気回路200aを内蔵している。
電気回路200aはデマルチ回路210を有し、同回路210は
第1時分割信号TDM1(第3図)を、携帯用演奏装置100
又は演奏記録再生装置300からケーブル400a,400bを介し
て入力し、該入力した第1時分割信号TDM1を時分割解除
して鍵盤101の各鍵、楽音態様操作子群102の各操作子、
プリセット操作子群103群の各操作子及びメモリ操作子1
04の各操作状態を表す信号KSW,TSW,PSW,MSWを各々並列
出力する。また、デマルチ回路210には同回路210にクロ
ック信号φ(第3図)を供給するクロック信号源211が
接続されており、同信号源211から出力されるクロック
信号φはデマルチ回路210の時分割タイミングを制御す
るばかりか、デマルチ回路210から出力される同期信号S
Y(第3図)とともに、電子鍵盤楽器200の他の回路及び
ケーブル400a,400bを介して携帯用演奏装置100、演奏記
録再生装置300にも供給されるようになっており、これ
らのクロック信号φ及び同期信号SYによって楽器演奏シ
ステム全体の各回路が同期して動作するようになってい
る。なお、同期信号SYはデマルチ回路210内のカウンタ
及びデコーダにより形成されて出力される信号である。
第1時分割信号TDM1(第3図)を、携帯用演奏装置100
又は演奏記録再生装置300からケーブル400a,400bを介し
て入力し、該入力した第1時分割信号TDM1を時分割解除
して鍵盤101の各鍵、楽音態様操作子群102の各操作子、
プリセット操作子群103群の各操作子及びメモリ操作子1
04の各操作状態を表す信号KSW,TSW,PSW,MSWを各々並列
出力する。また、デマルチ回路210には同回路210にクロ
ック信号φ(第3図)を供給するクロック信号源211が
接続されており、同信号源211から出力されるクロック
信号φはデマルチ回路210の時分割タイミングを制御す
るばかりか、デマルチ回路210から出力される同期信号S
Y(第3図)とともに、電子鍵盤楽器200の他の回路及び
ケーブル400a,400bを介して携帯用演奏装置100、演奏記
録再生装置300にも供給されるようになっており、これ
らのクロック信号φ及び同期信号SYによって楽器演奏シ
ステム全体の各回路が同期して動作するようになってい
る。なお、同期信号SYはデマルチ回路210内のカウンタ
及びデコーダにより形成されて出力される信号である。
デマルチ回路210から出力された鍵盤101の各操作状態
を表す信号KSWは複数のオア回路からなるオア回路群OR1
の各オア回路の一方の入力に各々供給される。オア回路
群OR1の各オア回路の他方の入力には、鍵盤201(第2
図)の各鍵に各々対応した鍵スイッチからなる鍵スイッ
チ群221内の各鍵スイッチの出力信号が各々供給されて
いる。なお、この場合オア回路の一方の入力に供給され
るデマルチ回路210からの前記信号KSWと他方の入力に供
給される鍵スイッチ群221からの鍵スイッチの出力信号
は同一音高を指定するものである。これにより、オア回
路群OR1内の各オア回路は携帯用演奏装置100の鍵盤101
における鍵操作又は電子鍵盤楽器200の鍵盤201における
鍵操作に応じた鍵操作信号を楽音信号発生回路230に出
力する。楽音信号発生回路230は、前記鍵操作信号によ
り指定された音高の楽音信号を発生し、該楽音信号をサ
ウンドシステム231を介して楽音として発音する。ま
た、楽音信号発生回路230は、楽音信号のピッチを修正
するピッチ制御回路、楽音信号に所望の音色及び効果を
各々付加する音色回路及び効果回路、楽音信号の音量を
制御する音量制御回路等を含み、これらのピッチ制御回
路、音色回路、効果回路、音量制御回路等は後述する楽
音態様制御回路240からの制御信号TCにより制御される
ようになっている。
を表す信号KSWは複数のオア回路からなるオア回路群OR1
の各オア回路の一方の入力に各々供給される。オア回路
群OR1の各オア回路の他方の入力には、鍵盤201(第2
図)の各鍵に各々対応した鍵スイッチからなる鍵スイッ
チ群221内の各鍵スイッチの出力信号が各々供給されて
いる。なお、この場合オア回路の一方の入力に供給され
るデマルチ回路210からの前記信号KSWと他方の入力に供
給される鍵スイッチ群221からの鍵スイッチの出力信号
は同一音高を指定するものである。これにより、オア回
路群OR1内の各オア回路は携帯用演奏装置100の鍵盤101
における鍵操作又は電子鍵盤楽器200の鍵盤201における
鍵操作に応じた鍵操作信号を楽音信号発生回路230に出
力する。楽音信号発生回路230は、前記鍵操作信号によ
り指定された音高の楽音信号を発生し、該楽音信号をサ
ウンドシステム231を介して楽音として発音する。ま
た、楽音信号発生回路230は、楽音信号のピッチを修正
するピッチ制御回路、楽音信号に所望の音色及び効果を
各々付加する音色回路及び効果回路、楽音信号の音量を
制御する音量制御回路等を含み、これらのピッチ制御回
路、音色回路、効果回路、音量制御回路等は後述する楽
音態様制御回路240からの制御信号TCにより制御される
ようになっている。
デマルチ回路210から出力された楽音態様操作子群102
の各操作子の操作状態を表す信号TSWは楽音態様制御回
路240に供給される。楽音態様制御回路240には、楽音態
様操作子群202の各操作子に各々対応した操作子スイッ
チからなる楽音態様スイッチ群222及び後述するオア回
路群OR2が接続されており、同回路240はデマルチ回路21
0、楽音態様スイッチ群222及びオア回路群OR2からの各
信号に応答してその状態が設定され、該設定状態に応じ
た楽音態様制御信号TCを楽音信号発生回路230に出力し
てピッチ、音色、音量、効果等の楽音態様を制御する。
の各操作子の操作状態を表す信号TSWは楽音態様制御回
路240に供給される。楽音態様制御回路240には、楽音態
様操作子群202の各操作子に各々対応した操作子スイッ
チからなる楽音態様スイッチ群222及び後述するオア回
路群OR2が接続されており、同回路240はデマルチ回路21
0、楽音態様スイッチ群222及びオア回路群OR2からの各
信号に応答してその状態が設定され、該設定状態に応じ
た楽音態様制御信号TCを楽音信号発生回路230に出力し
てピッチ、音色、音量、効果等の楽音態様を制御する。
この楽音態様制御回路240について第4図を用いて詳
細に説明する。同回路240は楽音の音色、効果等の楽音
態様の選択状態を記憶保持するR−S−T型フリップフ
ロップ回路241a,241b・・・と、楽音の音量レベル、効
果の程度、ピッチの変更程度等の楽音態様の制御状態を
記憶保持するプリセット可能でありかつアップダウン可
能なカウンタ242a・・・とを備えている。フリップフロ
ップ回路241a,241b・・・の各反転端子Tにはオア回路2
43a,243b・・・が各々接続され、オア回路243a,243b・
・・の各一方の入力には、携帯用演奏装置100の楽音態
様操作子群102のうちのフリップフロップ回路241a,241b
・・・に各々関係した楽音態様を制御する操作子の操作
状態を表す信号がデマルチ回路210から供給されてい
る。オア回路243a,243b・・・の各他方の入力には、楽
音態様スイッチ群222のうち、フリップフロップ回路241
a,241b・・・に各々関係した楽音態様を制御する楽音態
様操作子に対応した操作子スイッチ222a,222b・・・が
接続されている。これにより、フリップフロップ回路24
1a,241b・・・は、同回路241a,242b・・・に各々関係し
た楽音態様を制御する携帯用演奏装置100の楽音態様操
作子群102又は電子鍵盤楽器200の楽音態様操作子群202
の各操作子の操作毎に反転し、前記楽音態様の制御状態
を変更する。また、これらのフリップフロップ回路241
a,241b・・・の各セット端子SにはOR回路群OR2からフ
リップフロップ回路241a,241b・・・に各々関係した楽
音態様を制御する信号がアンド回路244a,244b・・・の
各一方の入力端子を介して供給され、かつフリップフロ
ップ回路241a,241b・・・の各リセット端子Rには前記
信号が各々インバータ245a,245b・・・及びアンド回路2
46a,246b・・・の各一方の入力端子を介して供給されて
いる。これらのアンド回路244a,244b・・・、246a,246b
・・・の各他方の入力端子には、オア回路群OR2からの
全ての信号を論理和したオア回路247の出力が供給され
ており、オア回路群OR2から信号が出力されたときのみ
オア回路247の出力がハイレベル“1"になって、フリッ
プフロップ回路241a,241b・・・が各々セット又はリセ
ット制御されるようになっている。それ以外のときに
は、フリップフロップ回路241a,241b・・・は上記反転
制御されるか以前の状態を保持する。
細に説明する。同回路240は楽音の音色、効果等の楽音
態様の選択状態を記憶保持するR−S−T型フリップフ
ロップ回路241a,241b・・・と、楽音の音量レベル、効
果の程度、ピッチの変更程度等の楽音態様の制御状態を
記憶保持するプリセット可能でありかつアップダウン可
能なカウンタ242a・・・とを備えている。フリップフロ
ップ回路241a,241b・・・の各反転端子Tにはオア回路2
43a,243b・・・が各々接続され、オア回路243a,243b・
・・の各一方の入力には、携帯用演奏装置100の楽音態
様操作子群102のうちのフリップフロップ回路241a,241b
・・・に各々関係した楽音態様を制御する操作子の操作
状態を表す信号がデマルチ回路210から供給されてい
る。オア回路243a,243b・・・の各他方の入力には、楽
音態様スイッチ群222のうち、フリップフロップ回路241
a,241b・・・に各々関係した楽音態様を制御する楽音態
様操作子に対応した操作子スイッチ222a,222b・・・が
接続されている。これにより、フリップフロップ回路24
1a,241b・・・は、同回路241a,242b・・・に各々関係し
た楽音態様を制御する携帯用演奏装置100の楽音態様操
作子群102又は電子鍵盤楽器200の楽音態様操作子群202
の各操作子の操作毎に反転し、前記楽音態様の制御状態
を変更する。また、これらのフリップフロップ回路241
a,241b・・・の各セット端子SにはOR回路群OR2からフ
リップフロップ回路241a,241b・・・に各々関係した楽
音態様を制御する信号がアンド回路244a,244b・・・の
各一方の入力端子を介して供給され、かつフリップフロ
ップ回路241a,241b・・・の各リセット端子Rには前記
信号が各々インバータ245a,245b・・・及びアンド回路2
46a,246b・・・の各一方の入力端子を介して供給されて
いる。これらのアンド回路244a,244b・・・、246a,246b
・・・の各他方の入力端子には、オア回路群OR2からの
全ての信号を論理和したオア回路247の出力が供給され
ており、オア回路群OR2から信号が出力されたときのみ
オア回路247の出力がハイレベル“1"になって、フリッ
プフロップ回路241a,241b・・・が各々セット又はリセ
ット制御されるようになっている。それ以外のときに
は、フリップフロップ回路241a,241b・・・は上記反転
制御されるか以前の状態を保持する。
カウンタ242a・・・の各アップ制御端子UPにはオア回
路248a・・・が各々接続され、オア回路248aの各一方の
入力には、携帯用演奏装置100の楽音態様操作子群102の
うちのカウンタ242a・・・に各々関係した楽音態様を増
加制御する操作子の操作状態を表す信号がデマルチ回路
210から供給されている。オア回路248a・・・の各々他
方の入力には、楽音態様スイッチ群222のうち、カウン
タ242a・・・に各々関係した楽音態様を増加制御する楽
音態様操作子に対応した操作子スイッチ223a・・・が各
々接続されている。また、カウンタ242a・・・の各ダウ
ン制御端子DWにはオア回路249a・・・が各々接続され、
オア回路249a・・・の各一方の入力には、携帯用演奏装
置100の演奏態様操作子群102のうちのカウンタ242a・・
・に各々関係した楽音態様を減少制御する操作子の操作
状態を表す信号がデマルチ回路210から供給されてい
る。オア回路249a・・・の各他方の入力には、楽音態様
スイッチ群222のうちカウンタ242a・・・に各々関係し
た楽音態様を減少制御する楽音態様操作子に対応した操
作子スイッチ224a・・・が各々接続されている。これに
より、カウンタ242a・・・は、同カウンタ242a・・・に
各々関係した楽音態様を増加又は減少制御する携帯用演
奏装置100の楽音態様操作子群102又は電子鍵盤楽器200
の楽音態様操作子群202の各操作子の操作毎に、カウン
タ値を増加又は減少させて、前記楽音態様の制御状態を
変更する。また、カウンタ242a・・・の各プリセットデ
ータ入力端子PSDには、OR回路2からカウンタ242a・・
・に各々関係した楽音態様を制御する信号が供給されて
おり、この信号は、オア回路247からカウンタ242a・・
・の各プリセット制御端子PSに供給される信号によっ
て、カウンタ242a・・・内に各々取込まれる。これによ
り、オア回路群OR2から信号が出力されると、カウンタ2
42a・・・のカウンタ値は各々オア回路群OR2から供給さ
れる信号に応じて書換えられることになる。
路248a・・・が各々接続され、オア回路248aの各一方の
入力には、携帯用演奏装置100の楽音態様操作子群102の
うちのカウンタ242a・・・に各々関係した楽音態様を増
加制御する操作子の操作状態を表す信号がデマルチ回路
210から供給されている。オア回路248a・・・の各々他
方の入力には、楽音態様スイッチ群222のうち、カウン
タ242a・・・に各々関係した楽音態様を増加制御する楽
音態様操作子に対応した操作子スイッチ223a・・・が各
々接続されている。また、カウンタ242a・・・の各ダウ
ン制御端子DWにはオア回路249a・・・が各々接続され、
オア回路249a・・・の各一方の入力には、携帯用演奏装
置100の演奏態様操作子群102のうちのカウンタ242a・・
・に各々関係した楽音態様を減少制御する操作子の操作
状態を表す信号がデマルチ回路210から供給されてい
る。オア回路249a・・・の各他方の入力には、楽音態様
スイッチ群222のうちカウンタ242a・・・に各々関係し
た楽音態様を減少制御する楽音態様操作子に対応した操
作子スイッチ224a・・・が各々接続されている。これに
より、カウンタ242a・・・は、同カウンタ242a・・・に
各々関係した楽音態様を増加又は減少制御する携帯用演
奏装置100の楽音態様操作子群102又は電子鍵盤楽器200
の楽音態様操作子群202の各操作子の操作毎に、カウン
タ値を増加又は減少させて、前記楽音態様の制御状態を
変更する。また、カウンタ242a・・・の各プリセットデ
ータ入力端子PSDには、OR回路2からカウンタ242a・・
・に各々関係した楽音態様を制御する信号が供給されて
おり、この信号は、オア回路247からカウンタ242a・・
・の各プリセット制御端子PSに供給される信号によっ
て、カウンタ242a・・・内に各々取込まれる。これによ
り、オア回路群OR2から信号が出力されると、カウンタ2
42a・・・のカウンタ値は各々オア回路群OR2から供給さ
れる信号に応じて書換えられることになる。
上記のように構成された楽音態様制御回路240のフリ
ップフロップ241a,241b・・・及びカウンタ242a・・・
の各出力信号は楽音態様制御信号TCとして楽音信号発生
回路230に供給されて同回路230にて発生される楽音の各
態様を制御するとともに、この楽音態様制御信号TCは表
示制御回路250にも供給されるようになっている。表示
制御回路250はこの楽音態様制御信号TCに応じて楽音態
様操作子群202の各操作子に内蔵された表示素子の点灯
及び消灯を制御する。これにより、前記表示素子は楽音
態様の制御状態を楽音態様操作子群202において表示す
ることになる。
ップフロップ241a,241b・・・及びカウンタ242a・・・
の各出力信号は楽音態様制御信号TCとして楽音信号発生
回路230に供給されて同回路230にて発生される楽音の各
態様を制御するとともに、この楽音態様制御信号TCは表
示制御回路250にも供給されるようになっている。表示
制御回路250はこの楽音態様制御信号TCに応じて楽音態
様操作子群202の各操作子に内蔵された表示素子の点灯
及び消灯を制御する。これにより、前記表示素子は楽音
態様の制御状態を楽音態様操作子群202において表示す
ることになる。
デマルチ回路210から出力されたプリセット操作子群1
03(第2図)の各操作子の操作状態を表す信号PSWは、
複数のオア回路からなるオア回路群OR3の各オア回路の
一方の入力に各々供給される。オア回路群OR3の各オア
回路の他方の入力には、プリセット操作子群203の各操
作子に各々対応した操作子スイッチからなるプリセット
スイッチ群225内の各スイッチの出力信号が各々供給さ
れている。なお、この場合、各オア回路の一方の入力に
供給されるデマルチ回路210からの前記信号PSWと他方の
入力に供給されるプリセットスイッチ群225からのスイ
ッチ出力信号は同一プリセット番号を表すものである。
オア回路群OR3の各オア回路出力はプリセットデータメ
モリ260のアドレス端子ADに接続されており、これによ
りオア回路群OR3は携帯用演奏装置100のプリセット操作
子群103における操作又は電子鍵盤楽器200のプリセット
操作子群203における操作に応じてプリセットデータメ
モリ260をアドレス指定することになる。
03(第2図)の各操作子の操作状態を表す信号PSWは、
複数のオア回路からなるオア回路群OR3の各オア回路の
一方の入力に各々供給される。オア回路群OR3の各オア
回路の他方の入力には、プリセット操作子群203の各操
作子に各々対応した操作子スイッチからなるプリセット
スイッチ群225内の各スイッチの出力信号が各々供給さ
れている。なお、この場合、各オア回路の一方の入力に
供給されるデマルチ回路210からの前記信号PSWと他方の
入力に供給されるプリセットスイッチ群225からのスイ
ッチ出力信号は同一プリセット番号を表すものである。
オア回路群OR3の各オア回路出力はプリセットデータメ
モリ260のアドレス端子ADに接続されており、これによ
りオア回路群OR3は携帯用演奏装置100のプリセット操作
子群103における操作又は電子鍵盤楽器200のプリセット
操作子群203における操作に応じてプリセットデータメ
モリ260をアドレス指定することになる。
プリセットデータメモリ260は前記アドレス毎に楽音
態様制御回路240のフリップフロップ回路241a,241b・・
・及びカウンタ242a・・・の全状態をプリセットデータ
として記憶しているもので、通常このプリセットデータ
は出力されない状態にあるが、前記アドレス指定がなさ
れるとこのアドレスに記憶されているプリセットデータ
をオア回路群OR2の各オア回路の一方の入力を介して楽
音態様制御回路240に出力する。また、プリセットデー
タメモリ260の書込み制御端子WTには、デマルチ回路210
からのメモリ操作子104の操作状態を表す信号MSWがオア
回路OR4の一方の入力を介して供給されるとともに、メ
モリ操作子204に対応したメモリスイッチ226からの信号
がオア回路OR4の他方の入力を介して供給されるように
なっている。そして、携帯用演奏装置100のメモリ操作
子104又は電子鍵盤楽器200のメモリ操作子204が操作さ
れて書込み制御端子WTに信号が供給された状態で、上記
のようなアドレス指定がなされると、プリセットデータ
メモリ260はそのデータ入力端子に楽音態様制御回路240
から供給される楽音態様制御信号TCを新たなプリセット
データとして上記アドレスに記憶するようになってい
る。
態様制御回路240のフリップフロップ回路241a,241b・・
・及びカウンタ242a・・・の全状態をプリセットデータ
として記憶しているもので、通常このプリセットデータ
は出力されない状態にあるが、前記アドレス指定がなさ
れるとこのアドレスに記憶されているプリセットデータ
をオア回路群OR2の各オア回路の一方の入力を介して楽
音態様制御回路240に出力する。また、プリセットデー
タメモリ260の書込み制御端子WTには、デマルチ回路210
からのメモリ操作子104の操作状態を表す信号MSWがオア
回路OR4の一方の入力を介して供給されるとともに、メ
モリ操作子204に対応したメモリスイッチ226からの信号
がオア回路OR4の他方の入力を介して供給されるように
なっている。そして、携帯用演奏装置100のメモリ操作
子104又は電子鍵盤楽器200のメモリ操作子204が操作さ
れて書込み制御端子WTに信号が供給された状態で、上記
のようなアドレス指定がなされると、プリセットデータ
メモリ260はそのデータ入力端子に楽音態様制御回路240
から供給される楽音態様制御信号TCを新たなプリセット
データとして上記アドレスに記憶するようになってい
る。
さらに、電子鍵盤楽器200の電気回路200aは、マルチ
プレクサ回路270及びデマルチ回路280を有している。マ
ルチプレクサ回路270は楽音態様制御回路240に接続され
ており、同回路240から供給される楽音態様制御信号TC
を時分割多重し、該時分割多重した信号を第2時分割信
号TDM2(第3図)としてケーブル400b,400aを介して演
奏記録再生装置300及び携帯用演奏装置100に出力する。
デマルチ回路280は、演奏記録再生装置300に記録されて
いて演奏再生の際に同装置300から出力される楽音態様
制御状態を表す記録楽音態様制御信号TC*を時分割多重
した第3時分割信号TDM3(第3図)を入力し、該入力し
た第3時分割信号TDM3を時分割解除して記録楽音態様制
御信号TC*を並列出力する。この記録楽音態様制御信号
TC*はオア回路群OR2の各オア回路の他方の入力を各々
介して楽音態様制御回路240に供給されて、上述のプリ
セットデータメモリ260から出力されるプリセットデー
タと同様にして楽音態様制御回路240を制御する。な
お、マルチプレクサ回路270及びデマルチ回路280にも同
期信号SY及びクロック信号φが供給されており、前記両
回路270,280は前記両信号SY,φにより同期制御されてい
る。
プレクサ回路270及びデマルチ回路280を有している。マ
ルチプレクサ回路270は楽音態様制御回路240に接続され
ており、同回路240から供給される楽音態様制御信号TC
を時分割多重し、該時分割多重した信号を第2時分割信
号TDM2(第3図)としてケーブル400b,400aを介して演
奏記録再生装置300及び携帯用演奏装置100に出力する。
デマルチ回路280は、演奏記録再生装置300に記録されて
いて演奏再生の際に同装置300から出力される楽音態様
制御状態を表す記録楽音態様制御信号TC*を時分割多重
した第3時分割信号TDM3(第3図)を入力し、該入力し
た第3時分割信号TDM3を時分割解除して記録楽音態様制
御信号TC*を並列出力する。この記録楽音態様制御信号
TC*はオア回路群OR2の各オア回路の他方の入力を各々
介して楽音態様制御回路240に供給されて、上述のプリ
セットデータメモリ260から出力されるプリセットデー
タと同様にして楽音態様制御回路240を制御する。な
お、マルチプレクサ回路270及びデマルチ回路280にも同
期信号SY及びクロック信号φが供給されており、前記両
回路270,280は前記両信号SY,φにより同期制御されてい
る。
次に、演奏記録再生装置300について説明する。同装
置300は、第2図に示すように演奏情報を記録するフロ
ッピーディスク,磁気テープ,RAM等の記録媒体301を装
着可能に構成され、そのパネル面には演奏の記録及び再
生を各々制御する記録操作子302及び再生操作子303を有
している。また、この演奏記録再生装置300は第1図に
示すような電気回路300aを内蔵している。電気回路300a
は記録操作子302及び再生操作子303に各々対応する記録
スイッチ312及び再生スイッチ313と、イベント検出回路
320と、記録再生制御回路330と、記録装置340と、マル
チプレクサ回路350とを有する。
置300は、第2図に示すように演奏情報を記録するフロ
ッピーディスク,磁気テープ,RAM等の記録媒体301を装
着可能に構成され、そのパネル面には演奏の記録及び再
生を各々制御する記録操作子302及び再生操作子303を有
している。また、この演奏記録再生装置300は第1図に
示すような電気回路300aを内蔵している。電気回路300a
は記録操作子302及び再生操作子303に各々対応する記録
スイッチ312及び再生スイッチ313と、イベント検出回路
320と、記録再生制御回路330と、記録装置340と、マル
チプレクサ回路350とを有する。
イベント検出回路320は、第5図に示すように、鍵イ
ベント検出回路321と、プリセット操作子イベントを検
出するプリセットイベント検出回路322と、楽音態様イ
ベント検出回路323と、これらのイベント検出回路321,3
22,323の各動作許容タイミングを制御するチャンネル判
別回路324とを備えている。チャンネル判別回路324に
は、同期信号SYにより同期制御されかつクロック信号φ
をカウンタしてそのカウンタ値により各操作子又は各制
御信号の時分割割当てタイミングを表すカウンタ325が
接続されており、同判別回路324は鍵盤101に関する信号
KSW、プリセット操作子毎103に関する信号PSW及び楽音
態様制御信号TCが転送のために割当てられている時間を
各々表す鍵チャンネル信号KCH,プリセットチャンネル信
号PCH及び楽音態様チャンネル信号TCH(第3図)を出力
する。
ベント検出回路321と、プリセット操作子イベントを検
出するプリセットイベント検出回路322と、楽音態様イ
ベント検出回路323と、これらのイベント検出回路321,3
22,323の各動作許容タイミングを制御するチャンネル判
別回路324とを備えている。チャンネル判別回路324に
は、同期信号SYにより同期制御されかつクロック信号φ
をカウンタしてそのカウンタ値により各操作子又は各制
御信号の時分割割当てタイミングを表すカウンタ325が
接続されており、同判別回路324は鍵盤101に関する信号
KSW、プリセット操作子毎103に関する信号PSW及び楽音
態様制御信号TCが転送のために割当てられている時間を
各々表す鍵チャンネル信号KCH,プリセットチャンネル信
号PCH及び楽音態様チャンネル信号TCH(第3図)を出力
する。
鍵イベント検出回路321は、前記鍵チャンネル信号KCH
がハイレベル“1"にあるときのみ、第1時分割信号TDM1
(第3図)を入力し、該入力した第1時分割信号TDM1す
なわち鍵盤101の各鍵の操作状態を表す信号KSWに基づき
前記各鍵の押鍵イベント及び離鍵イベントを検出して、
イベント信号ON,OFFをカウンタ325のカウンタ値ととも
に記録再生制御回路330に出力する。なお、この場合、
イベント信号ON,OFFは鍵盤101の押離鍵操作タイミング
を表しかつカウンタ325のカウンタ値は各鍵の時分割割
当てタイミングすなわち操作鍵名を表すデータとして作
用する。プリセットイベント検出回路322は前記プリセ
ットチャンネル信号PCHがハイレベル“1"にあるときの
み第1時分割信号TDM1(第3図)を入力し、該入力した
第1時分割信号TDM1すなわちプリセット操作子群103の
各操作子の操作状態を表す信号PSWに基づき前記操作子
のオン操作イベントを検出して、イベント信号ONをカウ
ンタ325のカウンタ値とともに記録再生制御回路330に出
力する。なお、この場合、イベント信号ONはプリセット
操作子群103のオン操作タイミングを表し、かつカウン
タ325のカウンタ値は各プリセット操作子の時分割割当
てタイミングすなわち操作されたプリセット操作子名を
表すデータとして作用する。
がハイレベル“1"にあるときのみ、第1時分割信号TDM1
(第3図)を入力し、該入力した第1時分割信号TDM1す
なわち鍵盤101の各鍵の操作状態を表す信号KSWに基づき
前記各鍵の押鍵イベント及び離鍵イベントを検出して、
イベント信号ON,OFFをカウンタ325のカウンタ値ととも
に記録再生制御回路330に出力する。なお、この場合、
イベント信号ON,OFFは鍵盤101の押離鍵操作タイミング
を表しかつカウンタ325のカウンタ値は各鍵の時分割割
当てタイミングすなわち操作鍵名を表すデータとして作
用する。プリセットイベント検出回路322は前記プリセ
ットチャンネル信号PCHがハイレベル“1"にあるときの
み第1時分割信号TDM1(第3図)を入力し、該入力した
第1時分割信号TDM1すなわちプリセット操作子群103の
各操作子の操作状態を表す信号PSWに基づき前記操作子
のオン操作イベントを検出して、イベント信号ONをカウ
ンタ325のカウンタ値とともに記録再生制御回路330に出
力する。なお、この場合、イベント信号ONはプリセット
操作子群103のオン操作タイミングを表し、かつカウン
タ325のカウンタ値は各プリセット操作子の時分割割当
てタイミングすなわち操作されたプリセット操作子名を
表すデータとして作用する。
楽音態様イベント検出回路323は前記楽音態様チャン
ネル信号TCHがハイレベルにあるときのみ第2時分割信
号TDM2(第3図)を入力し、該入力した第2時分割信号
TDM2すなわち電子鍵盤楽器200における楽音態様制御状
態を表す楽音態様制御信号TCに基づき、前記楽音態様制
御状態の変化を検出して、該変化があったときイベント
信号ON+OFFを記録タイミング信号発生回路326に出力す
る。記録タイミング信号発生回路326はこのイベント信
号ON+OFFを、次の楽音態様チャンネル信号TCHが同回路
326に供給されるまで記憶して、前記次の楽音態様チャ
ンネル信号TCHをアンド回路327の一方の入力に供給す
る。また、記録タイミング信号発生回路326は、前記楽
音態様制御状態に変化がなく上記のようなイベント信号
ON+OFFが楽音態様イベント検出回路323から供給されな
かった場合には、上記次の楽音態様チャンネル信号TCH
をアンド回路327の一方の入力に供給しない。アンド回
路327は通常導通状態にあって、記録タイミング信号発
生回路326からの前記楽音態様チャンネル信号TCHを、第
2時分割信号TDM2とともに記録再生制御回路330に供給
する。これにより、上記楽音態様制御状態に変化があっ
た場合には、変化のあった時点の次のタイミングにおけ
る楽音態様チャンネル信号TCHと電子鍵盤楽器200におけ
る楽音態様制御状態を表す楽音態様制御信号TCとが記録
再生制御回路330に供給されることになる。
ネル信号TCHがハイレベルにあるときのみ第2時分割信
号TDM2(第3図)を入力し、該入力した第2時分割信号
TDM2すなわち電子鍵盤楽器200における楽音態様制御状
態を表す楽音態様制御信号TCに基づき、前記楽音態様制
御状態の変化を検出して、該変化があったときイベント
信号ON+OFFを記録タイミング信号発生回路326に出力す
る。記録タイミング信号発生回路326はこのイベント信
号ON+OFFを、次の楽音態様チャンネル信号TCHが同回路
326に供給されるまで記憶して、前記次の楽音態様チャ
ンネル信号TCHをアンド回路327の一方の入力に供給す
る。また、記録タイミング信号発生回路326は、前記楽
音態様制御状態に変化がなく上記のようなイベント信号
ON+OFFが楽音態様イベント検出回路323から供給されな
かった場合には、上記次の楽音態様チャンネル信号TCH
をアンド回路327の一方の入力に供給しない。アンド回
路327は通常導通状態にあって、記録タイミング信号発
生回路326からの前記楽音態様チャンネル信号TCHを、第
2時分割信号TDM2とともに記録再生制御回路330に供給
する。これにより、上記楽音態様制御状態に変化があっ
た場合には、変化のあった時点の次のタイミングにおけ
る楽音態様チャンネル信号TCHと電子鍵盤楽器200におけ
る楽音態様制御状態を表す楽音態様制御信号TCとが記録
再生制御回路330に供給されることになる。
また、アンド回路327の他方の入力にはインバータ328
を介してワンショット回路329が接続されている。ワン
ショット回路329はプリセット操作子に関するイベント
信号ONを入力して、このイベント信号ONの発生から所定
時間幅(数ミリ秒〜数100ミリ秒)のパルス信号を発生
するものである。これにより、プリセット操作子が操作
されてこの操作に基づき、電子鍵盤楽器200におけるプ
リセットデータメモリ260からプリセットデータが出力
され、このプリセットデータに基づいて多くの楽音態様
制御状態が同時に変化した場合には、楽音態様イベント
検出回路323が楽音態様制御状態の変化を検出しても、
前記変化時における記録タイミング信号発生回路326か
らの楽音態様チャンネル信号TCHを記録再生制御回路330
に供給しないようにしている。このことは、プリセット
操作子群103の操作に応答して楽音態様制御回路240の状
態が過渡的に変化した場合における楽音態様制御状態の
記録を禁止することを意味し、その結果記録媒体301の
容量を減少させることができる。また、この場合、後述
するように演奏情報としてプリセット操作子群103の操
作状態を記録するようにしてあるので、再生においては
何ら支障はない。なお、上記ワンショット回路329のパ
ルス幅を規定する前記所定時間(数ミリ秒〜数100ミリ
秒)は、上記のように楽音態様制御回路240の過渡的変
化が記録媒体301に記録されないようにするものであ
る。同回路240内に含まれる制御回路又は制御装置の応
答速度に応じた長さに設定されるものである。
を介してワンショット回路329が接続されている。ワン
ショット回路329はプリセット操作子に関するイベント
信号ONを入力して、このイベント信号ONの発生から所定
時間幅(数ミリ秒〜数100ミリ秒)のパルス信号を発生
するものである。これにより、プリセット操作子が操作
されてこの操作に基づき、電子鍵盤楽器200におけるプ
リセットデータメモリ260からプリセットデータが出力
され、このプリセットデータに基づいて多くの楽音態様
制御状態が同時に変化した場合には、楽音態様イベント
検出回路323が楽音態様制御状態の変化を検出しても、
前記変化時における記録タイミング信号発生回路326か
らの楽音態様チャンネル信号TCHを記録再生制御回路330
に供給しないようにしている。このことは、プリセット
操作子群103の操作に応答して楽音態様制御回路240の状
態が過渡的に変化した場合における楽音態様制御状態の
記録を禁止することを意味し、その結果記録媒体301の
容量を減少させることができる。また、この場合、後述
するように演奏情報としてプリセット操作子群103の操
作状態を記録するようにしてあるので、再生においては
何ら支障はない。なお、上記ワンショット回路329のパ
ルス幅を規定する前記所定時間(数ミリ秒〜数100ミリ
秒)は、上記のように楽音態様制御回路240の過渡的変
化が記録媒体301に記録されないようにするものであ
る。同回路240内に含まれる制御回路又は制御装置の応
答速度に応じた長さに設定されるものである。
記録再生制御回路330には、記録スイッチ312及び再生
スイッチ313が接続されており、同回路330は、記録スイ
ッチ312の閉成に応答し、イベント検出回路320から供給
される上記信号を記録装置340に適合したフォーマット
の演奏情報に変換して記録装置340に供給するととも
に、記録装置340における前記演奏情報の記録を制御す
る。また、記録再生制御回路330は、再生スイッチ313の
閉成に応答し、記録装置340における演奏情報の再生を
抑制しかつ同装置340において再生された演奏情報を入
力してマルチプレクサ回路350に出力する。記録再生装
置340は記録再生制御回路330に制御されて、フロッピー
ディスク、磁気テープ、RAM等の記録媒体301に演奏情報
を記録し、又は同媒体301から演奏情報を再生する。な
お、この記録再生制御回路330に関しては、特公昭60−1
2638号公報に示された公知の回路を利用することができ
るので、詳しい説明を省略する。
スイッチ313が接続されており、同回路330は、記録スイ
ッチ312の閉成に応答し、イベント検出回路320から供給
される上記信号を記録装置340に適合したフォーマット
の演奏情報に変換して記録装置340に供給するととも
に、記録装置340における前記演奏情報の記録を制御す
る。また、記録再生制御回路330は、再生スイッチ313の
閉成に応答し、記録装置340における演奏情報の再生を
抑制しかつ同装置340において再生された演奏情報を入
力してマルチプレクサ回路350に出力する。記録再生装
置340は記録再生制御回路330に制御されて、フロッピー
ディスク、磁気テープ、RAM等の記録媒体301に演奏情報
を記録し、又は同媒体301から演奏情報を再生する。な
お、この記録再生制御回路330に関しては、特公昭60−1
2638号公報に示された公知の回路を利用することができ
るので、詳しい説明を省略する。
マルチプレクサ回路350は記録再生制御回路330から供
給される演奏情報(鍵盤101に関する信号KSW*、プリセ
ット操作子群103に関する信号PSW*、及び楽音態様制御
状態に関する信号TC*)を入力し、該入力した情報(信
号)を時分割多重して出力する。この場合、鍵盤101に
関する信号KSW*及びプリセット操作子群103に関する信
号PSW*は、前記時分割多重後、一方の入力に携帯用演
奏装置100からの第1時分割信号TDM1(第3図)を入力
するオア回路OR5の他方の入力を介して電子鍵盤楽器300
に第1時分割信号TDM1(第3図)として供給される。ま
た、楽音態様制御状態に関する記録楽音態様制御信号TC
*は、前記時分割多重後、電子鍵盤楽器200に第3時分
割信号TDM3(第3図)として供給される。なお、マルチ
プレクサ回路350にも同期信号SY及びクロック信号φが
供給され、同回路350はこれらの信号SY,φにより同期制
御されている。
給される演奏情報(鍵盤101に関する信号KSW*、プリセ
ット操作子群103に関する信号PSW*、及び楽音態様制御
状態に関する信号TC*)を入力し、該入力した情報(信
号)を時分割多重して出力する。この場合、鍵盤101に
関する信号KSW*及びプリセット操作子群103に関する信
号PSW*は、前記時分割多重後、一方の入力に携帯用演
奏装置100からの第1時分割信号TDM1(第3図)を入力
するオア回路OR5の他方の入力を介して電子鍵盤楽器300
に第1時分割信号TDM1(第3図)として供給される。ま
た、楽音態様制御状態に関する記録楽音態様制御信号TC
*は、前記時分割多重後、電子鍵盤楽器200に第3時分
割信号TDM3(第3図)として供給される。なお、マルチ
プレクサ回路350にも同期信号SY及びクロック信号φが
供給され、同回路350はこれらの信号SY,φにより同期制
御されている。
以上のように構成した実施例の動作を説明する。演奏
者が鍵盤101、楽音態様操作子群102及びプリセット操作
子群103を操作することにより携帯用演奏装置100を演奏
操作すると、この演奏操作は鍵スイッチ群111、楽音態
様スイッチ群112及びプリセットスイッチ群113により検
出される。この検出された演奏操作を表す信号KSW,TSW,
PSWはマルチプレクサ回路130により時分割多重されて、
第1時分割信号TDM1(第3図)としてケーブル400a,オ
ア回路OR5及びケーブル400bを介して、電子鍵盤楽器200
のデマルチ回路210に供給される。デマルチ回路210はこ
の第1時分割信号TDM1を時分割解除し、鍵盤101に関す
る信号KSWをオア回路群OR1を介して楽音信号発生回路23
0に供給し、楽音態様操作子群102に関する信号TSWを楽
音態様制御回路240に供給し、かつプリセット操作子群1
03に関する信号PSWをオア回路群OR3を介してプリセット
データメモリ260に供給する。楽音信号発生回路230は供
給された前記信号KSWにより指定された音高の楽音を発
生する。楽音態様制御回路240は供給された前記信号TSW
によりその状態が制御されて楽音信号発生回路230にて
発生される楽音のピッチ、音色、音量、効果等の楽音態
様を変更制御する。プリセットデータメモリ260は、供
給された前記信号PSWによりアドレスが指定されて、該
アドレスに記憶されている楽音態様制御状態を表すプリ
セットデータをオア回路群OR2を介して楽音態様制御回
路240に出力する。これにより、楽音態様制御回路240の
状態がプリセットデータに応じて設定変更されて、楽音
信号発生回路230にて発生される楽音の態様を前記プリ
セットデータに応じて変更制御する。このようにして、
電子鍵盤楽器200は携帯用演奏装置100の演奏に応じた楽
音を発生する。
者が鍵盤101、楽音態様操作子群102及びプリセット操作
子群103を操作することにより携帯用演奏装置100を演奏
操作すると、この演奏操作は鍵スイッチ群111、楽音態
様スイッチ群112及びプリセットスイッチ群113により検
出される。この検出された演奏操作を表す信号KSW,TSW,
PSWはマルチプレクサ回路130により時分割多重されて、
第1時分割信号TDM1(第3図)としてケーブル400a,オ
ア回路OR5及びケーブル400bを介して、電子鍵盤楽器200
のデマルチ回路210に供給される。デマルチ回路210はこ
の第1時分割信号TDM1を時分割解除し、鍵盤101に関す
る信号KSWをオア回路群OR1を介して楽音信号発生回路23
0に供給し、楽音態様操作子群102に関する信号TSWを楽
音態様制御回路240に供給し、かつプリセット操作子群1
03に関する信号PSWをオア回路群OR3を介してプリセット
データメモリ260に供給する。楽音信号発生回路230は供
給された前記信号KSWにより指定された音高の楽音を発
生する。楽音態様制御回路240は供給された前記信号TSW
によりその状態が制御されて楽音信号発生回路230にて
発生される楽音のピッチ、音色、音量、効果等の楽音態
様を変更制御する。プリセットデータメモリ260は、供
給された前記信号PSWによりアドレスが指定されて、該
アドレスに記憶されている楽音態様制御状態を表すプリ
セットデータをオア回路群OR2を介して楽音態様制御回
路240に出力する。これにより、楽音態様制御回路240の
状態がプリセットデータに応じて設定変更されて、楽音
信号発生回路230にて発生される楽音の態様を前記プリ
セットデータに応じて変更制御する。このようにして、
電子鍵盤楽器200は携帯用演奏装置100の演奏に応じた楽
音を発生する。
また、上記のように、楽音態様制御操作子群102及び
プリセット操作子群103の操作に応じて変更制御された
楽音態様制御回路240の状態に対応した楽音態様制御信
号TCは表示制御回路250に供給され、表示制御回路250は
前記制御信号TCに応じて楽音態様操作子群202に内蔵し
た表示素子を点灯又は消灯制御する。これにより、楽音
態様の制御状態が電子鍵盤楽器200のパネル面にて表示
される。さらに、楽音態様制御信号TCはマルチプレクサ
回路270に供給され、マルチプレクサ回路270は前記制御
信号TCを時分割多重し、該制御時間TCを第2時分割信号
TDM2(第3図)としてケーブル400b,400aを介して携帯
用演奏装置100内のデマルチ回路140に供給する。デマル
チ回路140はこの第2時分割信号TDM2を時分割解除した
楽音態様制御信号TCを表示制御回路120に供給する。表
示制御回路120は供給された前記制御信号TCに応じて楽
音態様操作子群102に内蔵した表示素子を点灯又は消灯
制御する。これにより、電子鍵盤楽器200における楽音
態様の制御状態が携帯用演奏装置100のパネル面におい
ても表示されることになり、携帯用演奏装置100を演奏
する者は電子鍵盤楽器100のパネル面を見ているだけで
発生楽音の状態を認識できる。その結果、前記演奏者の
楽音態様の変更操作が容易になる。
プリセット操作子群103の操作に応じて変更制御された
楽音態様制御回路240の状態に対応した楽音態様制御信
号TCは表示制御回路250に供給され、表示制御回路250は
前記制御信号TCに応じて楽音態様操作子群202に内蔵し
た表示素子を点灯又は消灯制御する。これにより、楽音
態様の制御状態が電子鍵盤楽器200のパネル面にて表示
される。さらに、楽音態様制御信号TCはマルチプレクサ
回路270に供給され、マルチプレクサ回路270は前記制御
信号TCを時分割多重し、該制御時間TCを第2時分割信号
TDM2(第3図)としてケーブル400b,400aを介して携帯
用演奏装置100内のデマルチ回路140に供給する。デマル
チ回路140はこの第2時分割信号TDM2を時分割解除した
楽音態様制御信号TCを表示制御回路120に供給する。表
示制御回路120は供給された前記制御信号TCに応じて楽
音態様操作子群102に内蔵した表示素子を点灯又は消灯
制御する。これにより、電子鍵盤楽器200における楽音
態様の制御状態が携帯用演奏装置100のパネル面におい
ても表示されることになり、携帯用演奏装置100を演奏
する者は電子鍵盤楽器100のパネル面を見ているだけで
発生楽音の状態を認識できる。その結果、前記演奏者の
楽音態様の変更操作が容易になる。
また、携帯用演奏装置100を演奏する者が、新たなプ
リセットデータを設定記憶させるために、プリセット操
作子群103とメモリ操作子104とを同時操作(又はメモリ
操作子104を操作した状態でプリセット操作子群103を操
作)すると、この操作はプリセットスイッチ群113及び
メモリスイッチ114に検出される。この検出された操作
を表す信号PSW,MSWは、第1時分割信号TDM1(第3図)
として上記場合と同様に、マルチプレクサ回路130、ケ
ーブル400a、オア回路OR5及びケーブル400bを介しデマ
ルチ回路210に供給される。デマルチ回路210はこの第1
時分割信号TDM1を時分割解除してプリセット操作子群10
3に関する信号PSWをオア回路群OR3を介してプリセット
データメモリ260のアドレス端子ADに供給し、かつメモ
リ操作子104に関する信号MSWをオア回路OR4を同メモリ2
60の書込み制御端子WTに供給する。これにより、プリセ
ットデータメモリ260は、前記アドレス端子ADに供給さ
れた信号PSWが示すアドレスに、楽音態様制御回路240の
状態に対応した楽音態様制御信号TCをプリセットデータ
として記憶する。その結果、携帯用演奏装置100を演奏
する者は電子鍵盤楽器200の操作子を操作しなくても、
プリセットデータの設定ができ便利になる。
リセットデータを設定記憶させるために、プリセット操
作子群103とメモリ操作子104とを同時操作(又はメモリ
操作子104を操作した状態でプリセット操作子群103を操
作)すると、この操作はプリセットスイッチ群113及び
メモリスイッチ114に検出される。この検出された操作
を表す信号PSW,MSWは、第1時分割信号TDM1(第3図)
として上記場合と同様に、マルチプレクサ回路130、ケ
ーブル400a、オア回路OR5及びケーブル400bを介しデマ
ルチ回路210に供給される。デマルチ回路210はこの第1
時分割信号TDM1を時分割解除してプリセット操作子群10
3に関する信号PSWをオア回路群OR3を介してプリセット
データメモリ260のアドレス端子ADに供給し、かつメモ
リ操作子104に関する信号MSWをオア回路OR4を同メモリ2
60の書込み制御端子WTに供給する。これにより、プリセ
ットデータメモリ260は、前記アドレス端子ADに供給さ
れた信号PSWが示すアドレスに、楽音態様制御回路240の
状態に対応した楽音態様制御信号TCをプリセットデータ
として記憶する。その結果、携帯用演奏装置100を演奏
する者は電子鍵盤楽器200の操作子を操作しなくても、
プリセットデータの設定ができ便利になる。
また、上記実施例の電子鍵盤楽器200はそれ自体でも
演奏可能なものであり、演奏者が同楽器200の鍵盤201、
楽音態様操作子群202、プリセット操作子群203及びメモ
リ操作子204を操作した場合にも、同楽器200は上記携帯
用演奏装置100における場合と同様に動作する。
演奏可能なものであり、演奏者が同楽器200の鍵盤201、
楽音態様操作子群202、プリセット操作子群203及びメモ
リ操作子204を操作した場合にも、同楽器200は上記携帯
用演奏装置100における場合と同様に動作する。
次に、携帯用演奏装置100における演奏を記録する演
奏記録動作について説明する。演奏記録再生装置300の
記録操作子302が操作された後、上記のように携帯用演
奏装置100が演奏されると、イベント検出回路320は、鍵
イベント検出回路321及びプリセットイベント検出回路3
22の検出動作により、第1時分割信号TDM1(第3図)に
含まれる鍵盤101に関する信号KSW及びプリセット操作子
群103に関する信号PSWに基づき鍵盤101及びプリセット
操作子群103に関する操作イベント情報を記録再生制御
回路330に供給する。また、同イベント検出回路320は、
楽音態様イベント検出回路323の検出動作により、第2
時分割信号TDM2(第3図)に基づき、電子鍵盤楽器200
内の楽音態様制御回路240に状態変化があったとき、該
変化後の同制御回路240の状態に対応した楽音態様制御
信号TCを記録再生制御回路330に供給する。記録再生制
御回路330は記録装置340との協働により記録媒体301に
前記供給された操作イベント情報及び楽音態様制御信号
TCを記録する。このように、演奏記録再生装置300は、
鍵盤101及びプリセット操作子群103の各操作情報に関し
ては携帯用演奏装置100からの信号KSW,PSWを記録するよ
うし、かつ楽音態様操作子群102に関する情報に関して
は電子鍵盤楽器200内の楽音態様制御回路240からの楽音
態様制御信号TCを記録するようにしたので、楽音態様操
作子群102及びプリセット操作子群103の操作により楽音
態様の制御状態がどのように設定変更されても、電子鍵
盤楽器200における楽音発生状態に対応した演奏情報を
記録できる。さらに、これらの演奏情報を、携帯用演奏
装置100と電子鍵盤楽器200とを接続するケーブル400a,4
00b上を転送される信号に基づき入力されるようにした
ので、演奏記録再生装置300をケーブル400a,400bに接続
するのみで、携帯用演奏装置100及び電子鍵盤楽器200を
改造する必要がなくなる。
奏記録動作について説明する。演奏記録再生装置300の
記録操作子302が操作された後、上記のように携帯用演
奏装置100が演奏されると、イベント検出回路320は、鍵
イベント検出回路321及びプリセットイベント検出回路3
22の検出動作により、第1時分割信号TDM1(第3図)に
含まれる鍵盤101に関する信号KSW及びプリセット操作子
群103に関する信号PSWに基づき鍵盤101及びプリセット
操作子群103に関する操作イベント情報を記録再生制御
回路330に供給する。また、同イベント検出回路320は、
楽音態様イベント検出回路323の検出動作により、第2
時分割信号TDM2(第3図)に基づき、電子鍵盤楽器200
内の楽音態様制御回路240に状態変化があったとき、該
変化後の同制御回路240の状態に対応した楽音態様制御
信号TCを記録再生制御回路330に供給する。記録再生制
御回路330は記録装置340との協働により記録媒体301に
前記供給された操作イベント情報及び楽音態様制御信号
TCを記録する。このように、演奏記録再生装置300は、
鍵盤101及びプリセット操作子群103の各操作情報に関し
ては携帯用演奏装置100からの信号KSW,PSWを記録するよ
うし、かつ楽音態様操作子群102に関する情報に関して
は電子鍵盤楽器200内の楽音態様制御回路240からの楽音
態様制御信号TCを記録するようにしたので、楽音態様操
作子群102及びプリセット操作子群103の操作により楽音
態様の制御状態がどのように設定変更されても、電子鍵
盤楽器200における楽音発生状態に対応した演奏情報を
記録できる。さらに、これらの演奏情報を、携帯用演奏
装置100と電子鍵盤楽器200とを接続するケーブル400a,4
00b上を転送される信号に基づき入力されるようにした
ので、演奏記録再生装置300をケーブル400a,400bに接続
するのみで、携帯用演奏装置100及び電子鍵盤楽器200を
改造する必要がなくなる。
さらに、上記のように記録した演奏情報の再生動作に
ついて説明する。演奏記録再生装置300の再生操作子303
が操作されると、記録再生制御回路330は記録装置340と
協働により、上記記録した演奏情報を記録媒体301から
読出し、該読出した演奏情報に基づき鍵盤101、プリセ
ット操作子群103及び楽音態様制御状態に関する信号KS
W,PSW,TCを再生して、該再生した信号KSW,PSW,TCを鍵盤
101,プリセット操作子群103及び楽音態様制御状態に関
する記録信号KSW*,PSW*,TC*としてマルチプレクサ回
路350に供給する。マルチプレクサ回路350は鍵盤101及
びプリセット操作子群103に関する前記記録信号KSW*,P
SW*を時分割多重し、該時分割多重した信号を第1時分
割信号TDM1(第3図)としてオア回路OR5及びケーブル4
00bを介して電子鍵盤楽器200に供給する。電子鍵盤楽器
200は、上記携帯用演奏装置100における演奏の場合と同
様に動作して、上記記録信号KSW*,PSW*に応じた楽音
を発生する。また、マルチプレクサ回路350は楽音態様
制御状態に関する記録楽音態様制御信号TC*を時分割多
重し、該時分割多重した信号を第3時分割信号TDM3(第
3図)としてケーブル400bを介して電子鍵盤楽器200の
デマルチ回路280に供給する。デマルチ回路280は、この
第3時分割信号TDM3を時分割解除して、楽音態様制御状
態を表す記録楽音態様制御信号TC*をオア回路群OR2を
介して楽音態様制御回路240に供給する。楽音態様制御
回路240は上述のプリセットデータが供給された場合と
同様に動作し、その設定状態を前記制御信号TC*に応じ
て変更し、楽音信号発生回路230にて発生される楽音の
態様を変更制御する。これにより、携帯用演奏装置100
の演奏が忠実に再生される。
ついて説明する。演奏記録再生装置300の再生操作子303
が操作されると、記録再生制御回路330は記録装置340と
協働により、上記記録した演奏情報を記録媒体301から
読出し、該読出した演奏情報に基づき鍵盤101、プリセ
ット操作子群103及び楽音態様制御状態に関する信号KS
W,PSW,TCを再生して、該再生した信号KSW,PSW,TCを鍵盤
101,プリセット操作子群103及び楽音態様制御状態に関
する記録信号KSW*,PSW*,TC*としてマルチプレクサ回
路350に供給する。マルチプレクサ回路350は鍵盤101及
びプリセット操作子群103に関する前記記録信号KSW*,P
SW*を時分割多重し、該時分割多重した信号を第1時分
割信号TDM1(第3図)としてオア回路OR5及びケーブル4
00bを介して電子鍵盤楽器200に供給する。電子鍵盤楽器
200は、上記携帯用演奏装置100における演奏の場合と同
様に動作して、上記記録信号KSW*,PSW*に応じた楽音
を発生する。また、マルチプレクサ回路350は楽音態様
制御状態に関する記録楽音態様制御信号TC*を時分割多
重し、該時分割多重した信号を第3時分割信号TDM3(第
3図)としてケーブル400bを介して電子鍵盤楽器200の
デマルチ回路280に供給する。デマルチ回路280は、この
第3時分割信号TDM3を時分割解除して、楽音態様制御状
態を表す記録楽音態様制御信号TC*をオア回路群OR2を
介して楽音態様制御回路240に供給する。楽音態様制御
回路240は上述のプリセットデータが供給された場合と
同様に動作し、その設定状態を前記制御信号TC*に応じ
て変更し、楽音信号発生回路230にて発生される楽音の
態様を変更制御する。これにより、携帯用演奏装置100
の演奏が忠実に再生される。
なお、上記実施例においては、楽音態様制御回路240
内のフリップフロップ回路241a,241b・・・及びカウン
タ242a・・・により純電子的に楽音のピッチ、音色、音
量、効果等の楽音態様を制御するようにしたが、この発
明は、上記実施例の電子鍵盤楽器200内の楽音態様スイ
ッチ群222の代わりに、米国特許第3,380,026号明細書に
示された電磁リレースイッチ又は特公昭48−6961号公報
に示された電動ボリュームを用いて、電磁リレースイッ
チ又は電動ボリュームの設定状態に応じて楽音の態様を
制御するようにした楽器演奏システムにも適用される。
この場合、前記電磁リレースイッチ又は電動ボリューム
は、電子鍵盤楽器200の楽音態様操作子群202の手動操作
により設定変更されるようにするとともに、携帯用演奏
装置100、演奏記録再生装置300及び電子鍵盤楽器200内
のプリセットデータメモリ260からの制御信号により駆
動されて、それらの状態が設定変更されるようにすると
よい。そして、この電磁リレースイッチ又は電動ボリュ
ーム出力により楽音信号発生回路230が制御されるよう
にするとともに、該出力をプリセットデータメモリ260
及びデマルチ回路280に供給するようにする。
内のフリップフロップ回路241a,241b・・・及びカウン
タ242a・・・により純電子的に楽音のピッチ、音色、音
量、効果等の楽音態様を制御するようにしたが、この発
明は、上記実施例の電子鍵盤楽器200内の楽音態様スイ
ッチ群222の代わりに、米国特許第3,380,026号明細書に
示された電磁リレースイッチ又は特公昭48−6961号公報
に示された電動ボリュームを用いて、電磁リレースイッ
チ又は電動ボリュームの設定状態に応じて楽音の態様を
制御するようにした楽器演奏システムにも適用される。
この場合、前記電磁リレースイッチ又は電動ボリューム
は、電子鍵盤楽器200の楽音態様操作子群202の手動操作
により設定変更されるようにするとともに、携帯用演奏
装置100、演奏記録再生装置300及び電子鍵盤楽器200内
のプリセットデータメモリ260からの制御信号により駆
動されて、それらの状態が設定変更されるようにすると
よい。そして、この電磁リレースイッチ又は電動ボリュ
ーム出力により楽音信号発生回路230が制御されるよう
にするとともに、該出力をプリセットデータメモリ260
及びデマルチ回路280に供給するようにする。
また、上記実施例においては、ケーブル400a,400bに
より第1乃至第3時分割信号TDM1〜TDM3、同期信号SY及
びクロック信号φ(第3図)が各々独立して転送される
ようにしたが、これらの各信号TDM1〜TDM3,SY,φのいず
れか複数又は全部を更に時分割多重して5本より少ない
数又は1本のラインで転送できるようにしてもよい。
より第1乃至第3時分割信号TDM1〜TDM3、同期信号SY及
びクロック信号φ(第3図)が各々独立して転送される
ようにしたが、これらの各信号TDM1〜TDM3,SY,φのいず
れか複数又は全部を更に時分割多重して5本より少ない
数又は1本のラインで転送できるようにしてもよい。
また、上記信号TDM1〜TDM3,SY,φをケーブル400a,400
bを用いず無線で転送するようにしてもよい。この場
合、各装置100,200,300には、前記信号TDM1〜TDM3,SY,
φを送受信する送受信器を設けるようにするとよい。
bを用いず無線で転送するようにしてもよい。この場
合、各装置100,200,300には、前記信号TDM1〜TDM3,SY,
φを送受信する送受信器を設けるようにするとよい。
さらに、上記実施例においては、リモート演奏装置と
して携帯用演奏装置100を採用したが、この発明は実開
昭52−33438号公報に示されるような携帯困難な演奏装
置をリモート演奏装置として採用した楽器演奏システム
にも適用される。
して携帯用演奏装置100を採用したが、この発明は実開
昭52−33438号公報に示されるような携帯困難な演奏装
置をリモート演奏装置として採用した楽器演奏システム
にも適用される。
第1図はこの発明の一実施例を示す楽器演奏システムの
回路ブロック図、第2図は上記楽器演奏システムの外観
図、第3図は第1図における各信号のタイムチャート、
第4図は第1図の楽音態様制御回路の詳細図、及び第5
図は第1図のイベント検出回路の詳細図である。 符号の説明 100……携帯用演奏装置、101,201……鍵盤、102,202…
…楽音態様操作子群、111,221……鍵スイッチ群、112,2
22……楽音態様スイッチ群、130,270,350……マルチプ
レクサ回路、140,210,280……デマルチ回路、200……電
子鍵盤楽器、230……楽音信号発生回路、240……楽音態
様制御回路、300……演奏記録再生装置、301……記録媒
体、320……イベント検出回路、321……鍵イベント検出
回路、322……プリセットイベント検出回路、323……楽
音態様イベント検出回路、329……ワンショット回路、3
30……記録再生制御回路、340……記録装置。
回路ブロック図、第2図は上記楽器演奏システムの外観
図、第3図は第1図における各信号のタイムチャート、
第4図は第1図の楽音態様制御回路の詳細図、及び第5
図は第1図のイベント検出回路の詳細図である。 符号の説明 100……携帯用演奏装置、101,201……鍵盤、102,202…
…楽音態様操作子群、111,221……鍵スイッチ群、112,2
22……楽音態様スイッチ群、130,270,350……マルチプ
レクサ回路、140,210,280……デマルチ回路、200……電
子鍵盤楽器、230……楽音信号発生回路、240……楽音態
様制御回路、300……演奏記録再生装置、301……記録媒
体、320……イベント検出回路、321……鍵イベント検出
回路、322……プリセットイベント検出回路、323……楽
音態様イベント検出回路、329……ワンショット回路、3
30……記録再生制御回路、340……記録装置。
Claims (4)
- 【請求項1】楽音の音高を指定する第1音高操作子と、
楽音の態様を選択変更する第1楽音態様操作子と、前記
第1音高操作子及び前記第1楽音態様操作子の各操作を
それぞれ表す音高操作子情報及び楽音態様操作子情報を
出力する出力手段とからなるリモート演奏装置と、 前記出力された音高操作子情報及び前記楽音態様操作子
情報を入力する第1入力手段と、楽音の音高を指定する
第2音高操作子と、楽音の態様の選択変更する第2楽音
態様操作子と、前記第1入力手段にて入力した音高操作
子情報及び前記第2音高操作子により指定された音高の
楽音を発生する楽音発生手段と、前記第1入力手段にて
入力した楽音態様操作子情報及び前記第2楽音態様操作
子の操作に応答するとともに以前の状態に依存して状態
が設定変更され同設定変更された状態に応じて前記楽音
発生手段にて発生される楽音の態様を制御する楽音態様
制御手段とからなる楽器本体と を備えた楽器演奏システムにおいて、 前記出力手段からの前記音高操作子情報を入力する第2
入力手段と、 前記楽音態様制御手段の設定状態を表す楽音態様制御情
報を入力する第3入力手段と、 前記第2入力手段にて入力された音高操作子情報及び前
記第3入力手段にて入力された楽音態様制御情報を記録
する演奏記録手段と により演奏記録装置を構成したことを特徴とする楽器演
奏システムにおける演奏記録装置。 - 【請求項2】前記楽音態様操作子は楽音のピッチ、音
色、音量、効果等の楽音態様のうちのいずれかの楽音態
様を制御する操作スイッチにより構成された特許請求の
範囲第1項記載の楽器演奏システムにおける演奏記録装
置。 - 【請求項3】前記楽音態様制御手段は楽音のピッチ、音
色、音量、効果等の楽音態様のうちのいずれかの楽音態
様を設定状態に応じて制御する制御回路により構成され
た特許請求の範囲第1項記載の楽器演奏システムにおけ
る演奏記録装置。 - 【請求項4】前記楽音態様制御手段は前記第1入力手段
にて入力された楽音態様操作子情報及び前記第2楽音態
様操作子の操作に応答するとともに以前の状態に依存し
て状態が設定変更されかつ同設定変更された状態を維持
する状態維持手段により構成され、前記第3入力手段は
前記状態維持手段の状態を表す信号を前記楽音態様制御
情報として入力する回路により構成された特許請求の範
囲第1項記載の楽器演奏システムにおける演奏記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61057685A JP2536474B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 楽器演奏システムにおける演奏記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61057685A JP2536474B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 楽器演奏システムにおける演奏記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62212696A JPS62212696A (ja) | 1987-09-18 |
JP2536474B2 true JP2536474B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=13062792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61057685A Expired - Fee Related JP2536474B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 楽器演奏システムにおける演奏記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536474B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7020498B2 (en) | 2000-01-26 | 2006-03-28 | Yamaha Corporation | Portable telephone |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59195692A (ja) * | 1983-04-21 | 1984-11-06 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器装置 |
JPS59204889A (ja) * | 1983-05-10 | 1984-11-20 | カシオ計算機株式会社 | 電子楽器 |
JPS59204899A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-20 | 株式会社リコー | 音声パタ−ン照合装置 |
JPS60163094A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-24 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の自動演奏装置 |
JPS6138692A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-24 | パーケス ビー.ブイ. | 中央給水系に接続される流入液分配装置を備えた上昇流型反応器より成る浄水装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59106186U (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-17 | カシオ計算機株式会社 | 自動演奏装置 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP61057685A patent/JP2536474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59195692A (ja) * | 1983-04-21 | 1984-11-06 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器装置 |
JPS59204899A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-20 | 株式会社リコー | 音声パタ−ン照合装置 |
JPS59204889A (ja) * | 1983-05-10 | 1984-11-20 | カシオ計算機株式会社 | 電子楽器 |
JPS60163094A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-24 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の自動演奏装置 |
JPS6138692A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-24 | パーケス ビー.ブイ. | 中央給水系に接続される流入液分配装置を備えた上昇流型反応器より成る浄水装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7020498B2 (en) | 2000-01-26 | 2006-03-28 | Yamaha Corporation | Portable telephone |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62212696A (ja) | 1987-09-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |