JP2535388B2 - 原稿供給装置を備える複写機 - Google Patents
原稿供給装置を備える複写機Info
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/04—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/52—Details
- G03B27/62—Holders for the original
- G03B27/6207—Holders for the original in copying cameras
- G03B27/625—Apparatus which relate to the handling of originals, e.g. presence detectors, inverters
- G03B27/6257—Arrangements for moving an original once or repeatedly to or through an exposure station
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/22—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
- G03G15/23—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シート状原稿を順次的に読取り域に搬送し
て露光動作を行わせる原稿供給装置を備える複写機であ
って、特に複数枚の両面原稿を前記両面原稿と同一枚数
の記録紙に両面複写する際に有利に実施することができ
る複写機に関する。
て露光動作を行わせる原稿供給装置を備える複写機であ
って、特に複数枚の両面原稿を前記両面原稿と同一枚数
の記録紙に両面複写する際に有利に実施することができ
る複写機に関する。
従来の技術 従来から、転写形静電式複写機などのように原稿の表
面をスリット露光して光学的に原稿の表面像を読取る光
学的読取り装置において、予め定められた位置に光学系
を設定している読取り域にシート状原稿を1枚ずつ順次
的に搬送し、読取り動作を行わせる循環式自動原稿供給
装置(以下、「RDH」という)が用いられることがあ
る。
面をスリット露光して光学的に原稿の表面像を読取る光
学的読取り装置において、予め定められた位置に光学系
を設定している読取り域にシート状原稿を1枚ずつ順次
的に搬送し、読取り動作を行わせる循環式自動原稿供給
装置(以下、「RDH」という)が用いられることがあ
る。
第1図は、従来例と本発明の一実施例とに併用して用
いられる原稿供給装置を備える複写機1の簡略化した断
面図である。転写形静電式複写機1の機体2の上部に
は、シート状原稿のためのRDH3と、本などの厚手の原稿
を覆うための厚手原稿押圧板4とが設けられている。従
来、複数枚の両面に複写すべき記録を有するシート状の
両面原稿を各両面原稿に対応する記録紙の両面に複写
し、両面原稿と同一枚数の記録紙を得る両面複写を行う
ためには、原稿は原稿供給装置3に設けられる原稿収納
部5に積重して収納される。各原稿は給紙ローラ6によ
って給紙され、第1読取り域7へ搬送され、露光ランプ
10からの光によって、その原稿の一方の表面が読取られ
る。第1読取り域7において一方の表面が読取られた原
稿は、原稿反転手段8において原稿の表示を反転して第
2読取り域9において、露光ランプ10からの光によっ
て、その原稿の他方の表面が読取られる。読取られた原
稿像は光学系11を介して感光体12の露光領域13に達す
る。感光体12は主コロナ放電器14によって帯電されてい
るので露光領域13において、読取られた原稿像に対応し
た静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、現像
装置15によってトナー像に現像化される。このトナー像
はカセット16から給紙ローラ17によって給紙されてきた
記録紙に転写用コロナ放電器18によって転写される。転
写された記録紙は定着装置19によって定着される。一方
の表面の複写が完了した記録紙のまだ複写されていない
他方の表面へ複写するために、一方の表面の複写が完了
した記録紙は、記録紙反転手段20を経て、中間トレイ21
へ搬送される。その後、給紙ローラ22によって中間トレ
イ21から、この記録紙は給紙され、再び感光体12上に形
成される像がまだ複写されていない他方の表面に転写さ
れる。記録紙の両面への複写が完了した複写紙は、その
後、排出トレー23へ排出される。
いられる原稿供給装置を備える複写機1の簡略化した断
面図である。転写形静電式複写機1の機体2の上部に
は、シート状原稿のためのRDH3と、本などの厚手の原稿
を覆うための厚手原稿押圧板4とが設けられている。従
来、複数枚の両面に複写すべき記録を有するシート状の
両面原稿を各両面原稿に対応する記録紙の両面に複写
し、両面原稿と同一枚数の記録紙を得る両面複写を行う
ためには、原稿は原稿供給装置3に設けられる原稿収納
部5に積重して収納される。各原稿は給紙ローラ6によ
って給紙され、第1読取り域7へ搬送され、露光ランプ
10からの光によって、その原稿の一方の表面が読取られ
る。第1読取り域7において一方の表面が読取られた原
稿は、原稿反転手段8において原稿の表示を反転して第
2読取り域9において、露光ランプ10からの光によっ
て、その原稿の他方の表面が読取られる。読取られた原
稿像は光学系11を介して感光体12の露光領域13に達す
る。感光体12は主コロナ放電器14によって帯電されてい
るので露光領域13において、読取られた原稿像に対応し
た静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、現像
装置15によってトナー像に現像化される。このトナー像
はカセット16から給紙ローラ17によって給紙されてきた
記録紙に転写用コロナ放電器18によって転写される。転
写された記録紙は定着装置19によって定着される。一方
の表面の複写が完了した記録紙のまだ複写されていない
他方の表面へ複写するために、一方の表面の複写が完了
した記録紙は、記録紙反転手段20を経て、中間トレイ21
へ搬送される。その後、給紙ローラ22によって中間トレ
イ21から、この記録紙は給紙され、再び感光体12上に形
成される像がまだ複写されていない他方の表面に転写さ
れる。記録紙の両面への複写が完了した複写紙は、その
後、排出トレー23へ排出される。
第6図は、両面原稿の両面複写動作の第1従来例を説
明するための簡略化した断面図であり、2枚の原稿Da,D
bが両面複写される場合の動作を示している。以下の説
明において原稿Dの表面を記する場合は、添字aは第1
原稿を表し、添字bは第2原稿を表す。また数字1〜4
の添字は、重ねられている原稿Dの頁数を表す。たとえ
ば第1原稿1頁目はDa1と示す。また同様に記録紙Pの
表面を記する場合も、添字a,bおよび添字1〜4を付し
て示す。原稿Dと記録紙Pの参照符号において同一の添
字が付されているものは、読取られるべき原稿Dの表面
と、その読取られるべき原稿Dの表面が複写された記録
紙Pの表面との関係を有している。
明するための簡略化した断面図であり、2枚の原稿Da,D
bが両面複写される場合の動作を示している。以下の説
明において原稿Dの表面を記する場合は、添字aは第1
原稿を表し、添字bは第2原稿を表す。また数字1〜4
の添字は、重ねられている原稿Dの頁数を表す。たとえ
ば第1原稿1頁目はDa1と示す。また同様に記録紙Pの
表面を記する場合も、添字a,bおよび添字1〜4を付し
て示す。原稿Dと記録紙Pの参照符号において同一の添
字が付されているものは、読取られるべき原稿Dの表面
と、その読取られるべき原稿Dの表面が複写された記録
紙Pの表面との関係を有している。
なお、便宜上、図面には各原稿Dの表面には各頁数を
表す数字を記入し、特に奇数頁の表面には白く塗りつぶ
した三角形の記号を記入する。また、各記録紙Pにおい
ては、複写が完了した表面にその読取られた原稿の表面
を示す数字を記入し、特に奇数頁の表面には黒く塗りつ
ぶした三角形の記号を記入する。また、総括的に原稿D
および記録紙Pを説明する場合には、添字を省略して説
明する。
表す数字を記入し、特に奇数頁の表面には白く塗りつぶ
した三角形の記号を記入する。また、各記録紙Pにおい
ては、複写が完了した表面にその読取られた原稿の表面
を示す数字を記入し、特に奇数頁の表面には黒く塗りつ
ぶした三角形の記号を記入する。また、総括的に原稿D
および記録紙Pを説明する場合には、添字を省略して説
明する。
原稿Dは、両面複写をするために第6図(1)のよう
に、原稿収納部5に頁数が上から下へ順次的に大きくな
るように積重して収納される。また記録紙Pは、カセッ
ト16に積重して収納されている。
に、原稿収納部5に頁数が上から下へ順次的に大きくな
るように積重して収納される。また記録紙Pは、カセッ
ト16に積重して収納されている。
両面複写が開始すると、第6図(2)のように、原稿
収納部5に積重されている原稿Dの最上部にある第1原
稿Daが第1読取り域7へ搬送され、1頁目Da1が読取ら
れ、第1記録紙Paの一方の表面Pa1に複写動作が行われ
る。
収納部5に積重されている原稿Dの最上部にある第1原
稿Daが第1読取り域7へ搬送され、1頁目Da1が読取ら
れ、第1記録紙Paの一方の表面Pa1に複写動作が行われ
る。
第1読取り域7において第1頁目Da1が読取られた第
1原稿Daは、第6図(3)のように、原稿反転手段8へ
搬送され、続いて第2原稿Dbが第1読取り域7へ搬送さ
れ、第2記録紙Pbの一方表面Pb3への複写動作が行われ
る。
1原稿Daは、第6図(3)のように、原稿反転手段8へ
搬送され、続いて第2原稿Dbが第1読取り域7へ搬送さ
れ、第2記録紙Pbの一方表面Pb3への複写動作が行われ
る。
第1読取り域7において一方の表面を読取られた原稿
Da,Dbは、第6図(4)のように、原稿反転手段8を介
して第2読取り域9においては読取られずに通過して、
一旦原稿収納部5へ戻される。また一方の表面の複写を
完了した記録紙Pa,Pbは記録紙反転手段20を介して中間
トレー21へ搬送され積重される。前述までの動作によっ
て原稿Da,Dbの片面複写が完了する。
Da,Dbは、第6図(4)のように、原稿反転手段8を介
して第2読取り域9においては読取られずに通過して、
一旦原稿収納部5へ戻される。また一方の表面の複写を
完了した記録紙Pa,Pbは記録紙反転手段20を介して中間
トレー21へ搬送され積重される。前述までの動作によっ
て原稿Da,Dbの片面複写が完了する。
続いて、まだ複写されていない他方の表面を複写する
ために、原稿Da,Dbは再度読取り域へ搬送される。再び
原稿収納部5から給紙された第1原稿Daは、第6図
(5)のように、第1読取り域7においては読取られず
に通過し、原稿反転手段8へ搬送される。その後、第6
図(6)のように、第2読取り域9において、第1原稿
Daのまだ読取られていない2頁目Da2が読取られ、中間
トレー21に積重されていた記録紙Pの最下部から給紙さ
れた第1記録紙Paのまだ複写されていない他方の表面Pa
2に複写動作が行われる。
ために、原稿Da,Dbは再度読取り域へ搬送される。再び
原稿収納部5から給紙された第1原稿Daは、第6図
(5)のように、第1読取り域7においては読取られず
に通過し、原稿反転手段8へ搬送される。その後、第6
図(6)のように、第2読取り域9において、第1原稿
Daのまだ読取られていない2頁目Da2が読取られ、中間
トレー21に積重されていた記録紙Pの最下部から給紙さ
れた第1記録紙Paのまだ複写されていない他方の表面Pa
2に複写動作が行われる。
また、第2原稿Dbも同様の手順によって第6図
(7),(8)に示されるように、第2読取り域9にお
いて、まだ読取られていない4頁目Db4が読取られ、中
間トレー21から給紙されてきた第2記録紙Pbのまだ複写
されていない他方の表面Pb4への複写動作が行われる。
この後、原稿Da,Dbは原稿収納部5へ戻されて収納さ
れ、また、記録紙Pa,Pbは排出トレー23へ排出される。
(7),(8)に示されるように、第2読取り域9にお
いて、まだ読取られていない4頁目Db4が読取られ、中
間トレー21から給紙されてきた第2記録紙Pbのまだ複写
されていない他方の表面Pb4への複写動作が行われる。
この後、原稿Da,Dbは原稿収納部5へ戻されて収納さ
れ、また、記録紙Pa,Pbは排出トレー23へ排出される。
第7図は、両面原稿の両面複写動作の第2従来例を説
明するための簡略化した断面図であり、第6図と同様
に、2枚の原稿Da,Dbが両面複写される場合の動作を示
している。原稿Dを複写するためには、第7図(1)の
ように、原稿Dは原稿収納部5に、たとえば頁数が上か
ら下へ順次的に大きくなるように積重して収納される。
また記録紙Pは、カセット16に積重して収納される。
明するための簡略化した断面図であり、第6図と同様
に、2枚の原稿Da,Dbが両面複写される場合の動作を示
している。原稿Dを複写するためには、第7図(1)の
ように、原稿Dは原稿収納部5に、たとえば頁数が上か
ら下へ順次的に大きくなるように積重して収納される。
また記録紙Pは、カセット16に積重して収納される。
両面複写が開始すると、第7図(2)のように、最上
部の第1原稿Daが第1読取り域7へ搬送されて1頁目Da
1が読取られ、第1記録紙Paの一方の表面Pa1に複写され
る。第1原稿Daの1頁目Da1が読取られた後、第7図
(3)のように、原稿Daは原稿反転手段8において待機
し、一方の表面Pa1が複写された第1記録紙Paは、記録
紙反転手段20を介して中間トレー21へ搬送される。
部の第1原稿Daが第1読取り域7へ搬送されて1頁目Da
1が読取られ、第1記録紙Paの一方の表面Pa1に複写され
る。第1原稿Daの1頁目Da1が読取られた後、第7図
(3)のように、原稿Daは原稿反転手段8において待機
し、一方の表面Pa1が複写された第1記録紙Paは、記録
紙反転手段20を介して中間トレー21へ搬送される。
原稿反転手段8を経た第1原稿Daは、第7図(4)の
ように、第2読取り域9へ搬送され、2頁目Da2が読取
られ、中間トレー21から再び搬送されてきた第1記録紙
Paのまだ複写されていない他方の表面Pa2に複写され
る。両面を読取られた第1原稿Daは原稿収納部5へ戻さ
れ、積重している原稿Dの最下部へ収納され、両面の複
写が完了した第1記録紙Paは、排出トレイ23へ排出され
る。第1原稿Daが収納された後、第2原稿Dbは第7図
(5)〜(8)に示されるように、第1原稿Daに対して
行われた手順と同様の手順によって両面が読取られ、第
2記録紙Pbへの両面複写が行われる。
ように、第2読取り域9へ搬送され、2頁目Da2が読取
られ、中間トレー21から再び搬送されてきた第1記録紙
Paのまだ複写されていない他方の表面Pa2に複写され
る。両面を読取られた第1原稿Daは原稿収納部5へ戻さ
れ、積重している原稿Dの最下部へ収納され、両面の複
写が完了した第1記録紙Paは、排出トレイ23へ排出され
る。第1原稿Daが収納された後、第2原稿Dbは第7図
(5)〜(8)に示されるように、第1原稿Daに対して
行われた手順と同様の手順によって両面が読取られ、第
2記録紙Pbへの両面複写が行われる。
発明が解決しようとする課題 上述した第1従来例のような両面複写動作では、原稿
Dを2度RDH3の搬送経路へ搬送しなければならず、原稿
Dを損傷してしまう場合がある。また原稿Dが第1読取
り域7から1度原稿搬送経路を循環して第2読取り域9
へ達するまで、記録紙Pは中間トレーにおいて待機して
いなければならず、両面複写動作を完了するには多大な
時間を要する。また、中間トレーは原稿枚数と同数の記
録紙を収納するだけの大きさを有していなければなら
ず、複写機内部における空間利用効率が低下してしま
う。
Dを2度RDH3の搬送経路へ搬送しなければならず、原稿
Dを損傷してしまう場合がある。また原稿Dが第1読取
り域7から1度原稿搬送経路を循環して第2読取り域9
へ達するまで、記録紙Pは中間トレーにおいて待機して
いなければならず、両面複写動作を完了するには多大な
時間を要する。また、中間トレーは原稿枚数と同数の記
録紙を収納するだけの大きさを有していなければなら
ず、複写機内部における空間利用効率が低下してしま
う。
第2従来例においては、原稿Dは1度の搬送で済み、
原稿損傷の危険性は減少し、中間トレーにおいても1枚
の記録紙しか通過しないので小形化することができる。
しかし、記録紙Pの一方の表面への原稿Dの一方の表面
の複写動作を完了後、記録紙Pが記録紙反転手段20を介
して中間トレーに収納され、まだ複写されていない表面
に複写するために引き続き中間トレーから給紙されるま
での間、原稿Dは原稿反転手段において待機していなけ
ればならず、その間は読取り動作が行われない。すなわ
ち、複数枚の両面複写動作に要する時間において読取り
動作が行われる時間的効率が低い。したがって複数枚の
原稿を両面複写する場合において、多大な時間を必要と
する。
原稿損傷の危険性は減少し、中間トレーにおいても1枚
の記録紙しか通過しないので小形化することができる。
しかし、記録紙Pの一方の表面への原稿Dの一方の表面
の複写動作を完了後、記録紙Pが記録紙反転手段20を介
して中間トレーに収納され、まだ複写されていない表面
に複写するために引き続き中間トレーから給紙されるま
での間、原稿Dは原稿反転手段において待機していなけ
ればならず、その間は読取り動作が行われない。すなわ
ち、複数枚の両面複写動作に要する時間において読取り
動作が行われる時間的効率が低い。したがって複数枚の
原稿を両面複写する場合において、多大な時間を必要と
する。
本発明の目的は、上述の問題点を解決するためのもの
であり、両面複写動作において読取り動作に要する時間
的効率を向上し、したがって複数枚の両面原稿の両面複
写に要する時間を短縮することができる、原稿供給装置
を備える複写機を提供することにある。
であり、両面複写動作において読取り動作に要する時間
的効率を向上し、したがって複数枚の両面原稿の両面複
写に要する時間を短縮することができる、原稿供給装置
を備える複写機を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、(a)シート状原稿が積重されて収納され
る原稿収納部と、原稿収納部から順次取出された原稿を
支持して一方側の表面を露光するための第1読取り域を
形成する第1支持筒と、第1支持筒通過後の原稿を支持
して他方側の表面を露光するための第2読取り域を形成
する第2支持筒と、第1支持筒および第2支持筒の間で
原稿の表裏を反転する原稿反転手段と、第2支持筒から
の原稿を原稿収納部に戻す原稿収納用搬送手段とを含む
原稿供給装置と、 (b)前記第1支持筒および第2支持筒において露光さ
れた原稿像を記録紙へ転写する感光体と、 (c)記録紙を収納する記録紙収納部と、 (d)感光体通過後の記録紙が一時収納された後、再び
感光体へ搬送される中間収納部と、 (e)感光体と前記中間収納部との間で記録紙の表裏を
反転する記録紙反転手段と、 (f)制御手段であって、 原稿収納部から先の原稿を取出して第1支持筒に供給
して露光させ、さらに原稿反転手段に搬送し、その原稿
反転手段で先の原稿を待機する第1制御動作と、 先の原稿の原稿反転手段における待機中に、原稿収納
部から次の原稿を取出して第1支持筒に供給して露光さ
せ、さらに原稿反転手段に搬送し、その原稿反転手段で
次の原稿を待機する第2制御動作と、 先の原稿を、第2支持筒に供給して露光させ、さらに
原稿収納用搬送手段によって原稿収納部に戻して積重す
る第3制御動作と、 先の原稿の搬送方向上流端が第2支持筒を通過するこ
とによって、第2制御動作によって原稿反転手段で待機
していた次の原稿を、第2支持筒に供給して露光させ、
さらに原稿収納用搬送手段によって原稿収納部に戻して
積重する第4制御動作とを行い、 第1制御動作中に、先の記録紙を記録紙収納部から感
光体に搬送して転写させ、記録紙反転手段で反転して中
間収納部に搬送し、さらに中間収納部から感光体に再度
搬送し、この感光体への先の記録紙の再度搬送時に、第
3制御動作を開始させて、先の原稿を、次の原稿と原稿
反転手段で入れ違いになって第2支持筒に供給し、 第2制御動作中に、次の記録紙を記録紙収納部から感
光体に搬送して転写させ、記録紙反転手段で反転して中
間収納部に搬送し、 第3制御動作中に、中間収納部から感光体に再度搬送
された先の記録紙を、感光体で転写させ、外部へ排出
し、 第4制御動作中に、中間収納部から感光体に再度搬送
された次の記録紙を、感光体で転写させ、外部へ搬送す
る制御手段とを含むことを特徴とする原稿供給装置を備
えた複写機である。
る原稿収納部と、原稿収納部から順次取出された原稿を
支持して一方側の表面を露光するための第1読取り域を
形成する第1支持筒と、第1支持筒通過後の原稿を支持
して他方側の表面を露光するための第2読取り域を形成
する第2支持筒と、第1支持筒および第2支持筒の間で
原稿の表裏を反転する原稿反転手段と、第2支持筒から
の原稿を原稿収納部に戻す原稿収納用搬送手段とを含む
原稿供給装置と、 (b)前記第1支持筒および第2支持筒において露光さ
れた原稿像を記録紙へ転写する感光体と、 (c)記録紙を収納する記録紙収納部と、 (d)感光体通過後の記録紙が一時収納された後、再び
感光体へ搬送される中間収納部と、 (e)感光体と前記中間収納部との間で記録紙の表裏を
反転する記録紙反転手段と、 (f)制御手段であって、 原稿収納部から先の原稿を取出して第1支持筒に供給
して露光させ、さらに原稿反転手段に搬送し、その原稿
反転手段で先の原稿を待機する第1制御動作と、 先の原稿の原稿反転手段における待機中に、原稿収納
部から次の原稿を取出して第1支持筒に供給して露光さ
せ、さらに原稿反転手段に搬送し、その原稿反転手段で
次の原稿を待機する第2制御動作と、 先の原稿を、第2支持筒に供給して露光させ、さらに
原稿収納用搬送手段によって原稿収納部に戻して積重す
る第3制御動作と、 先の原稿の搬送方向上流端が第2支持筒を通過するこ
とによって、第2制御動作によって原稿反転手段で待機
していた次の原稿を、第2支持筒に供給して露光させ、
さらに原稿収納用搬送手段によって原稿収納部に戻して
積重する第4制御動作とを行い、 第1制御動作中に、先の記録紙を記録紙収納部から感
光体に搬送して転写させ、記録紙反転手段で反転して中
間収納部に搬送し、さらに中間収納部から感光体に再度
搬送し、この感光体への先の記録紙の再度搬送時に、第
3制御動作を開始させて、先の原稿を、次の原稿と原稿
反転手段で入れ違いになって第2支持筒に供給し、 第2制御動作中に、次の記録紙を記録紙収納部から感
光体に搬送して転写させ、記録紙反転手段で反転して中
間収納部に搬送し、 第3制御動作中に、中間収納部から感光体に再度搬送
された先の記録紙を、感光体で転写させ、外部へ排出
し、 第4制御動作中に、中間収納部から感光体に再度搬送
された次の記録紙を、感光体で転写させ、外部へ搬送す
る制御手段とを含むことを特徴とする原稿供給装置を備
えた複写機である。
作用 本発明に従えば、2枚1組の原稿を両面複写するため
に、原稿供給装置は露光のための第1および第2読取り
域をそれぞれ形成する第1および第2支持筒を備え、露
光された原稿像を記録紙へ転写するための感光体は単一
個設けられている複写機において、その2枚1組の原稿
の両面複写に必要な時間を短縮することを可能にしてい
る。
に、原稿供給装置は露光のための第1および第2読取り
域をそれぞれ形成する第1および第2支持筒を備え、露
光された原稿像を記録紙へ転写するための感光体は単一
個設けられている複写機において、その2枚1組の原稿
の両面複写に必要な時間を短縮することを可能にしてい
る。
本発明に従えば、先ず第1制御動作中において、2枚
1組の原稿のうち、先の原稿を原稿収納部から取出して
第1支持筒に供給して第1読取り域で露光し、さらに原
稿反転手段に搬送して待機し、 この第1制御動作の待機中において、2枚1組の原稿
のうち、次の原稿が原稿収納部から取出されて第1支持
筒に供給されて第1読取り域で露光され、原稿反転手段
に搬送されて第2制御動作が行われ、 記録紙に関して、第1制御動作中には、先の記録紙が
感光体に搬送されて転写され、記録紙反転手段で反転さ
れて中間収納部に搬送され、この中間収納部から感光体
に、先の記録紙が再度搬送される際に、第3制御動作が
開始され、 この第3制御動作中には、先の原稿が第2支持筒に供
給されて第2読取り域で露光され、その後、原稿収納用
搬送手段によって原稿収納部に戻されて積重され、こう
して原稿が原稿収納部に戻って循環可能となり、 記録紙に関して、第2制御動作中には前記次の原稿に
対応する次の記録紙の転写が行われて中間収納部に搬送
され、 記録紙に関して第3制御動作中には、中間収納部にあ
る先の記録紙を、先の原稿の第2支持筒に供給されるこ
とによって露光された原稿像が感光体で先の記録紙に転
写され、その後、外部へ排出され、 最後の第4制御動作は、先の原稿の搬送方向上流端が
第2支持筒を通過することによって開始され、前記第2
制御動作によって原稿反転手段で待機していた次の原稿
が第2支持筒に供給されて露光され、さらにその露光後
には、原稿収納用搬送手段によって原稿収納部に戻され
て積重され、 この第4制御動作中に、前記次の記録紙が中間収納部
から感光体に搬送されて転写され、その後、外部へ排出
される。
1組の原稿のうち、先の原稿を原稿収納部から取出して
第1支持筒に供給して第1読取り域で露光し、さらに原
稿反転手段に搬送して待機し、 この第1制御動作の待機中において、2枚1組の原稿
のうち、次の原稿が原稿収納部から取出されて第1支持
筒に供給されて第1読取り域で露光され、原稿反転手段
に搬送されて第2制御動作が行われ、 記録紙に関して、第1制御動作中には、先の記録紙が
感光体に搬送されて転写され、記録紙反転手段で反転さ
れて中間収納部に搬送され、この中間収納部から感光体
に、先の記録紙が再度搬送される際に、第3制御動作が
開始され、 この第3制御動作中には、先の原稿が第2支持筒に供
給されて第2読取り域で露光され、その後、原稿収納用
搬送手段によって原稿収納部に戻されて積重され、こう
して原稿が原稿収納部に戻って循環可能となり、 記録紙に関して、第2制御動作中には前記次の原稿に
対応する次の記録紙の転写が行われて中間収納部に搬送
され、 記録紙に関して第3制御動作中には、中間収納部にあ
る先の記録紙を、先の原稿の第2支持筒に供給されるこ
とによって露光された原稿像が感光体で先の記録紙に転
写され、その後、外部へ排出され、 最後の第4制御動作は、先の原稿の搬送方向上流端が
第2支持筒を通過することによって開始され、前記第2
制御動作によって原稿反転手段で待機していた次の原稿
が第2支持筒に供給されて露光され、さらにその露光後
には、原稿収納用搬送手段によって原稿収納部に戻され
て積重され、 この第4制御動作中に、前記次の記録紙が中間収納部
から感光体に搬送されて転写され、その後、外部へ排出
される。
このように原稿供給装置は第1および第2支持筒によ
ってそれぞれ形成される露光のための第1および第2原
稿読取り域を形成し、記録紙は単一の感光体によって転
写される構成を有する複写機において、2枚1組の原稿
の両面複写に必要な時間を、短縮することができるよう
になる。
ってそれぞれ形成される露光のための第1および第2原
稿読取り域を形成し、記録紙は単一の感光体によって転
写される構成を有する複写機において、2枚1組の原稿
の両面複写に必要な時間を、短縮することができるよう
になる。
実施例 第1図は、従来例と本発明の一実施例とに併用して用
いられる原稿供給装置を備える複写機1の簡略化した断
面図である。転写形静電式複写機1の機体2の上部に
は、第1透明板24が設けられる搬送されてくる原稿の一
方面の画像を露光する第1露光部を構成する第1読取り
域7、および第2透明板25が設けられる搬送されてくる
原稿の他方面の画像を露光する第2露光部を構成する第
2読取り域9に、シート状の原稿Dを1枚ずつ読取りの
ために給紙する循環式自動原稿供給装置(以下、「RD
H」という)3と、本などの厚手原稿を覆うための厚手
原稿用押圧板4とが設けられている。
いられる原稿供給装置を備える複写機1の簡略化した断
面図である。転写形静電式複写機1の機体2の上部に
は、第1透明板24が設けられる搬送されてくる原稿の一
方面の画像を露光する第1露光部を構成する第1読取り
域7、および第2透明板25が設けられる搬送されてくる
原稿の他方面の画像を露光する第2露光部を構成する第
2読取り域9に、シート状の原稿Dを1枚ずつ読取りの
ために給紙する循環式自動原稿供給装置(以下、「RD
H」という)3と、本などの厚手原稿を覆うための厚手
原稿用押圧板4とが設けられている。
また、機体2の上部には第1透明板24、第2透明板2
5、および第3透明板26が設けられている。第1透明板2
4は、RDH3内の直円筒状の第1支持筒27の下部に設けら
れ、1枚ずつ搬送されてくる原稿Dの一方の表面を読取
る読取り域7として設けられている。また、第2透明板
25は、RDH3内の直円筒状の第2支持筒28の下部に設けら
れ、1枚ずつ搬送されてくる原稿Dの他方の表面を読取
る読取り域9として設けられている。さらに、第3透明
板26は、厚手原稿用押圧板4の下部に設けられ、厚手原
稿の複写すべき表面を読取る読取り域29として設けられ
ている。
5、および第3透明板26が設けられている。第1透明板2
4は、RDH3内の直円筒状の第1支持筒27の下部に設けら
れ、1枚ずつ搬送されてくる原稿Dの一方の表面を読取
る読取り域7として設けられている。また、第2透明板
25は、RDH3内の直円筒状の第2支持筒28の下部に設けら
れ、1枚ずつ搬送されてくる原稿Dの他方の表面を読取
る読取り域9として設けられている。さらに、第3透明
板26は、厚手原稿用押圧板4の下部に設けられ、厚手原
稿の複写すべき表面を読取る読取り域29として設けられ
ている。
第2図は、RDH3の簡略化した断面図である。原稿収納
部5に積重されて収納されている原稿Dは、モータM1に
よて矢符30の方向に回転駆動される給紙ローラ6によっ
て最上部から1枚ずつ取出され、さばきローラ31へ導か
れる。給紙された原稿Dは、さばきローラ31において同
一方向に回転する上ローラ32と下ローラ33との働きによ
って、確実に1枚ずつ搬送経路34へ搬送される。
部5に積重されて収納されている原稿Dは、モータM1に
よて矢符30の方向に回転駆動される給紙ローラ6によっ
て最上部から1枚ずつ取出され、さばきローラ31へ導か
れる。給紙された原稿Dは、さばきローラ31において同
一方向に回転する上ローラ32と下ローラ33との働きによ
って、確実に1枚ずつ搬送経路34へ搬送される。
搬送経路34には対を成す4組の搬送ローラ35〜38が設
けられている。モータM2が、たとえば搬送ローラ36を回
転駆動することによって、他の3組の搬送ローラ35,37,
38も連動して回転駆動する。この搬送ローラ35〜38の働
きによって、原稿Dは矢符39の方向に搬送される。また
搬送経路34には、原稿Dの搬送位置を検出する検出素子
S1,S2が、たとえば光検出素子などによって設けられて
いる。搬送経路34の出口部であり、第1支持筒27の近傍
には、対を成すレジストローラ42が設けられる。このレ
ジストローラ42は、図示していない駆動軸にクラッチを
介して連結されており、そのクラッチのオン・オフ制御
によってレジストローラの回転および停止が制御され
る。このレジストローラ42の駆動制御によつて原稿Dの
第1支持筒27への搬送するタイミングが制御される。こ
の原稿Dの搬送タイミングの制御は、機体2内における
記録紙Pの感光体12へ搬送するタイミングの制御と同期
して行われる。したがって後述のように、原稿Dの読取
られた表面が、感光体12に露光された後、その表面の顕
像化されたトナー像が記録紙Pに転写するタイミングを
図ることができる。
けられている。モータM2が、たとえば搬送ローラ36を回
転駆動することによって、他の3組の搬送ローラ35,37,
38も連動して回転駆動する。この搬送ローラ35〜38の働
きによって、原稿Dは矢符39の方向に搬送される。また
搬送経路34には、原稿Dの搬送位置を検出する検出素子
S1,S2が、たとえば光検出素子などによって設けられて
いる。搬送経路34の出口部であり、第1支持筒27の近傍
には、対を成すレジストローラ42が設けられる。このレ
ジストローラ42は、図示していない駆動軸にクラッチを
介して連結されており、そのクラッチのオン・オフ制御
によってレジストローラの回転および停止が制御され
る。このレジストローラ42の駆動制御によつて原稿Dの
第1支持筒27への搬送するタイミングが制御される。こ
の原稿Dの搬送タイミングの制御は、機体2内における
記録紙Pの感光体12へ搬送するタイミングの制御と同期
して行われる。したがって後述のように、原稿Dの読取
られた表面が、感光体12に露光された後、その表面の顕
像化されたトナー像が記録紙Pに転写するタイミングを
図ることができる。
第1支持筒27には、たとえばその外周面に吸引口が設
けられ、図示していない吸引手段が第1支持筒27内部に
接続されている。その吸引手段の働きによって搬送され
てきた原稿Dを密着する。第1支持筒27は矢符43の方向
に、モータM3によって回転駆動されており、第1支持筒
27に密着された原稿Dは、第1支持筒27と従動ローラ4
4,45との間に挟持されて、第1透明板24上を通過する。
通過する原稿Dの一方の表面を読取るために露光ランプ
10(第1図参照)から第1透明板24に臨む原稿Dの一方
の表面に光が照射され、読取り動作が行われる。
けられ、図示していない吸引手段が第1支持筒27内部に
接続されている。その吸引手段の働きによって搬送され
てきた原稿Dを密着する。第1支持筒27は矢符43の方向
に、モータM3によって回転駆動されており、第1支持筒
27に密着された原稿Dは、第1支持筒27と従動ローラ4
4,45との間に挟持されて、第1透明板24上を通過する。
通過する原稿Dの一方の表面を読取るために露光ランプ
10(第1図参照)から第1透明板24に臨む原稿Dの一方
の表面に光が照射され、読取り動作が行われる。
第1透明板24上において、一方の表面が読取られた原
稿Dは、第1支持筒27と従動ローラ46との間に挟持さ
れ、方向転換爪47を通過する。方向転換爪27の位置が第
2図の仮想線で示される位置に設けられると、原稿Dは
第1支持筒27と従動ローラ48との間に挟持されて、再度
第1透明板24上を通過し、読取り動作が行われる。方向
転換爪47を第2図の実線で示される位置に切換えると、
原稿Dは搬送経路49を介して、原稿反転手段8へと搬送
される。この方向転換爪47の切換えは、ソレノイドSOL1
の作動によって制御する。
稿Dは、第1支持筒27と従動ローラ46との間に挟持さ
れ、方向転換爪47を通過する。方向転換爪27の位置が第
2図の仮想線で示される位置に設けられると、原稿Dは
第1支持筒27と従動ローラ48との間に挟持されて、再度
第1透明板24上を通過し、読取り動作が行われる。方向
転換爪47を第2図の実線で示される位置に切換えると、
原稿Dは搬送経路49を介して、原稿反転手段8へと搬送
される。この方向転換爪47の切換えは、ソレノイドSOL1
の作動によって制御する。
原稿反転手段8は、検出素子S3、対を成す搬送ローラ
50,51、方向転換爪52、搬送経路53、さらに対を成す2
組の正逆回転可能な搬送ローラ54,55を含んで構成して
いる。搬送経路49へ搬送されてきた原稿Dは、搬送ロー
ラ50,51,54,55によって、原稿反転手段8内における搬
送経路53へ搬送される。原稿Dが搬送経路53へ搬送され
る間、方向転換爪52は第2図の仮想線で示される位置に
設定されている。搬送経路49を搬送される原稿Dの搬送
方向上流端が検出素子S3を通過すると、ある定められた
設定時間が経過した後、原稿Dの表面の表示方向を反転
する動作が開始する。すなわち、原稿Dを方向転換爪52
の設定されている位置へ戻す方向に、搬送ローラ54,55
がモータM4によって回転駆動され、さらに、方向転換爪
52を第2図の実線で示される位置に切換えるので、原稿
は方向転換爪52の位置を通過して搬送経路56へと搬送さ
れる。方向転換爪52の切換えは、ソレノイドSOL2の作動
によって制御する。
50,51、方向転換爪52、搬送経路53、さらに対を成す2
組の正逆回転可能な搬送ローラ54,55を含んで構成して
いる。搬送経路49へ搬送されてきた原稿Dは、搬送ロー
ラ50,51,54,55によって、原稿反転手段8内における搬
送経路53へ搬送される。原稿Dが搬送経路53へ搬送され
る間、方向転換爪52は第2図の仮想線で示される位置に
設定されている。搬送経路49を搬送される原稿Dの搬送
方向上流端が検出素子S3を通過すると、ある定められた
設定時間が経過した後、原稿Dの表面の表示方向を反転
する動作が開始する。すなわち、原稿Dを方向転換爪52
の設定されている位置へ戻す方向に、搬送ローラ54,55
がモータM4によって回転駆動され、さらに、方向転換爪
52を第2図の実線で示される位置に切換えるので、原稿
は方向転換爪52の位置を通過して搬送経路56へと搬送さ
れる。方向転換爪52の切換えは、ソレノイドSOL2の作動
によって制御する。
搬送経路56へ搬送されてきた原稿Dは、搬送ローラ51
と、この搬送ローラ51に当接/離間し、搬送ローラ51の
回転に従動して回転する搬送ローラ57とによって、第2
支持筒28へと搬送される。搬送ローラ57の搬送ローラ51
への当接/離間はソレノイドSOL3の作動によって制御す
る。搬送ローラ51,57を経た原稿Dの搬送方向下流側
が、検出素子S4によって検知されると、前述のレジスト
ローラ42と同様な手段によってレジストローラ58が制御
され、原稿Dは第2支持筒28へと搬送される。
と、この搬送ローラ51に当接/離間し、搬送ローラ51の
回転に従動して回転する搬送ローラ57とによって、第2
支持筒28へと搬送される。搬送ローラ57の搬送ローラ51
への当接/離間はソレノイドSOL3の作動によって制御す
る。搬送ローラ51,57を経た原稿Dの搬送方向下流側
が、検出素子S4によって検知されると、前述のレジスト
ローラ42と同様な手段によってレジストローラ58が制御
され、原稿Dは第2支持筒28へと搬送される。
第2支持筒28は、第1支持筒27と同様の構成を有して
おり、前述された吸引手段などの働きによって搬送され
てきた原稿Dを密着させる。第2支持筒28は矢符59の方
向にモータM5によって回転駆動されており、第2支持筒
28に密着された原稿Dは、第2支持筒28と従動ローラ6
0,61との間に挟持されて第2透明板25上を通過する。原
稿反転手段8によって原稿の表示する表面が反転してい
るので、第2透明板25に臨む原稿Dの表面は、まだ読取
られていない他方の表面である。この他方の表面を読取
るために、露光ランプ10を含む光学系11(第1図参照)
を、第1読取り域7から第2読取り域9へ移動する。露
光ランプ10から第2透明板25に臨む原稿Dの他方の表面
に光が照射され、読取り動作が行われる。
おり、前述された吸引手段などの働きによって搬送され
てきた原稿Dを密着させる。第2支持筒28は矢符59の方
向にモータM5によって回転駆動されており、第2支持筒
28に密着された原稿Dは、第2支持筒28と従動ローラ6
0,61との間に挟持されて第2透明板25上を通過する。原
稿反転手段8によって原稿の表示する表面が反転してい
るので、第2透明板25に臨む原稿Dの表面は、まだ読取
られていない他方の表面である。この他方の表面を読取
るために、露光ランプ10を含む光学系11(第1図参照)
を、第1読取り域7から第2読取り域9へ移動する。露
光ランプ10から第2透明板25に臨む原稿Dの他方の表面
に光が照射され、読取り動作が行われる。
第2透明板25上において他方の表面が読取られた原稿
Dは、第2支持筒28と従動ローラ62との間に挟持され、
方向転換爪63の位置へ搬送される。方向転換爪63が第2
図の仮想線で示される位置に設けられると、原稿Dは第
2支持筒28と従動ローラ64との間に挟持されて搬送さ
れ、再度第2透明板25上を通過し、読取り動作が行われ
る。方向転換爪63を第2図の実線で示される位置に切換
えると、原稿Dは対を成す2組の搬送ローラ65,66によ
って搬送経路67へと搬送される。この方向転換爪63はソ
レノイドSOL4の作動によって制御する。
Dは、第2支持筒28と従動ローラ62との間に挟持され、
方向転換爪63の位置へ搬送される。方向転換爪63が第2
図の仮想線で示される位置に設けられると、原稿Dは第
2支持筒28と従動ローラ64との間に挟持されて搬送さ
れ、再度第2透明板25上を通過し、読取り動作が行われ
る。方向転換爪63を第2図の実線で示される位置に切換
えると、原稿Dは対を成す2組の搬送ローラ65,66によ
って搬送経路67へと搬送される。この方向転換爪63はソ
レノイドSOL4の作動によって制御する。
搬送経路67に搬送されてきた原稿Dは、原稿収納用搬
送手段68へ搬送される。原稿収納用搬送手段68は主ロー
ラ69、3つの従動ローラ70,71,72、前記4つのローラに
張架される原稿収納用ベルト73、さらに搬送されてきた
原稿Dを原稿収納用ベルト73と挟持して搬送する従動ロ
ーラ74を有して構成している。搬送経路67を搬送されて
きた原稿Dの搬送方向下流端が検出素子S5を通過する
と、主ローラ69はモータM6によって回転駆動され、原稿
収納用ベルト73の矢符75の方向への搬送が開始する。原
稿Dは原稿収納用ベルト73と、そのベルト73に従動して
回転する従動ローラ74との間に挟持されて搬送され、原
稿収納部5に積重されている原稿Dの最下部へ戻され
る。上述の原稿搬送経路によって1枚の原稿の両面が読
取り域を臨んで通過し、読取りが行われる。
送手段68へ搬送される。原稿収納用搬送手段68は主ロー
ラ69、3つの従動ローラ70,71,72、前記4つのローラに
張架される原稿収納用ベルト73、さらに搬送されてきた
原稿Dを原稿収納用ベルト73と挟持して搬送する従動ロ
ーラ74を有して構成している。搬送経路67を搬送されて
きた原稿Dの搬送方向下流端が検出素子S5を通過する
と、主ローラ69はモータM6によって回転駆動され、原稿
収納用ベルト73の矢符75の方向への搬送が開始する。原
稿Dは原稿収納用ベルト73と、そのベルト73に従動して
回転する従動ローラ74との間に挟持されて搬送され、原
稿収納部5に積重されている原稿Dの最下部へ戻され
る。上述の原稿搬送経路によって1枚の原稿の両面が読
取り域を臨んで通過し、読取りが行われる。
上述のように第1読取り域7および第2読取り域9に
おいて、または第3読取り域29において、露光ランプ10
の光が読取られるべき原稿の表面に照射されると、その
原稿の表面からの反射光は、光学系11によって、光経路
79を介して感光体12上の露光領域13において結像する。
光学系11は露光ランプ10、反射鏡80,81,82、ズームレン
ズ83、および反射鏡84を含んで構成している。
おいて、または第3読取り域29において、露光ランプ10
の光が読取られるべき原稿の表面に照射されると、その
原稿の表面からの反射光は、光学系11によって、光経路
79を介して感光体12上の露光領域13において結像する。
光学系11は露光ランプ10、反射鏡80,81,82、ズームレン
ズ83、および反射鏡84を含んで構成している。
矢符85の方向に回転駆動されている感光体12は、まず
主コロナ放電器14によって帯電される。次に、上述のよ
うに光学系11によって、各読取り域7,9,29で読取られた
原稿の表面に対応した像が露光領域13において結像し、
原稿の表面に対応した静電潜像が形成される。形成され
た静電潜像は、現像装置15によってトナー像に顕像化さ
れる。このトナー像は、カセット16から給紙ローラ17に
よって給紙され搬送経路86へ搬送されてきた記録紙P
に、転写用コロナ放電器18によって転写される。第1図
においては、記録紙Pを収納するカセットは、カセット
16以外にもカセット87,88,89などが設けられており、そ
れぞれのカセット87,88,89には、それぞれ異なる大きさ
を有する記録紙Pが収納されており、用途に合わせて給
紙ローラ90,91,92によって搬送経路86へ搬送され、その
後複写動作が行われる。
主コロナ放電器14によって帯電される。次に、上述のよ
うに光学系11によって、各読取り域7,9,29で読取られた
原稿の表面に対応した像が露光領域13において結像し、
原稿の表面に対応した静電潜像が形成される。形成され
た静電潜像は、現像装置15によってトナー像に顕像化さ
れる。このトナー像は、カセット16から給紙ローラ17に
よって給紙され搬送経路86へ搬送されてきた記録紙P
に、転写用コロナ放電器18によって転写される。第1図
においては、記録紙Pを収納するカセットは、カセット
16以外にもカセット87,88,89などが設けられており、そ
れぞれのカセット87,88,89には、それぞれ異なる大きさ
を有する記録紙Pが収納されており、用途に合わせて給
紙ローラ90,91,92によって搬送経路86へ搬送され、その
後複写動作が行われる。
また搬送経路86には検出素子S6と、レジストローラ94
とが設けられている。搬送経路86へ搬送されてきた記録
紙Pの搬送方向下流端が検出素子S6を通過すると、レジ
ストローラ94の回転が、前述したRHD3内におけるレジス
トローラ42もしくはレジストローラ53とともに制御さ
れ、感光体12への記録紙Pの搬送のタイミングが制御さ
れる。
とが設けられている。搬送経路86へ搬送されてきた記録
紙Pの搬送方向下流端が検出素子S6を通過すると、レジ
ストローラ94の回転が、前述したRHD3内におけるレジス
トローラ42もしくはレジストローラ53とともに制御さ
れ、感光体12への記録紙Pの搬送のタイミングが制御さ
れる。
転写後の記録紙Pは、搬送手段95によって定着装置19
へ搬送され定着される。記録紙Pへ片面複写のみが行わ
れる場合、定着された記録紙Pは、搬送経路107を介し
て排出トレイ23へ排出される。また記録紙Pへ両面複写
が行われる場合は、まだ複写されていない他方の表面に
複写動作を行うために、記録紙Pは排出トレイ23へ排出
されずに記録紙反転手段20へ搬送される。
へ搬送され定着される。記録紙Pへ片面複写のみが行わ
れる場合、定着された記録紙Pは、搬送経路107を介し
て排出トレイ23へ排出される。また記録紙Pへ両面複写
が行われる場合は、まだ複写されていない他方の表面に
複写動作を行うために、記録紙Pは排出トレイ23へ排出
されずに記録紙反転手段20へ搬送される。
記録紙反転手段20は、第1方向転換爪97、第2方向転
換爪98、対を成す搬送ローラ100、さらに正逆回転可能
な対を成す搬送ローラ101を有する。第1方向転換爪97
が第1図の仮想線で示される位置に設定されるので、一
方の表面の複写動作が完了した記録紙Pは、搬送経路10
2へ搬送される。搬送経路102へ搬送された記録紙Pは、
搬送ローラ100によって搬送経路103へ搬送され、さらに
第2方向転換爪98が第1図の仮想線で示される位置に設
定されるので、搬送経路104へと搬送される。搬送経路1
03を搬送する記録紙Pの搬送方向上流端が検出素子S7を
通過すると、ある定められた設定時間後、搬送ローラ10
1が記録紙Pを搬送経路103の方向へ戻す方向へ回転駆動
される。さらに、第2方向転換爪98を第1図の実線で示
される位置へ切換えるので、記録紙Pは搬送経路104か
ら搬送経路105へと搬送される。搬送経路105に搬送され
てきた記録紙Pは、排出ローラ106によって中間トレイ2
1へと排出される。
換爪98、対を成す搬送ローラ100、さらに正逆回転可能
な対を成す搬送ローラ101を有する。第1方向転換爪97
が第1図の仮想線で示される位置に設定されるので、一
方の表面の複写動作が完了した記録紙Pは、搬送経路10
2へ搬送される。搬送経路102へ搬送された記録紙Pは、
搬送ローラ100によって搬送経路103へ搬送され、さらに
第2方向転換爪98が第1図の仮想線で示される位置に設
定されるので、搬送経路104へと搬送される。搬送経路1
03を搬送する記録紙Pの搬送方向上流端が検出素子S7を
通過すると、ある定められた設定時間後、搬送ローラ10
1が記録紙Pを搬送経路103の方向へ戻す方向へ回転駆動
される。さらに、第2方向転換爪98を第1図の実線で示
される位置へ切換えるので、記録紙Pは搬送経路104か
ら搬送経路105へと搬送される。搬送経路105に搬送され
てきた記録紙Pは、排出ローラ106によって中間トレイ2
1へと排出される。
中間トレイ21へ収納された記録紙Pは、再び給紙ロー
ラ22によって給紙され、搬送経路108,86へと搬送され
る。搬送経路86へ搬送されてきた記録紙Pは、レジスト
ローラ94によって感光体12へと搬送され、まだ複写が行
われていない他方の表面への複写動作が行われる。前述
の動作によって両面複写の完了した記録紙Pは、記録紙
反転手段20の第1方向転換爪97を、第1図の実線で示さ
れる位置に切換えるので、搬送ローラ96によって搬送経
路107へ搬送され、その後排出トレイ23へ排出される。
ラ22によって給紙され、搬送経路108,86へと搬送され
る。搬送経路86へ搬送されてきた記録紙Pは、レジスト
ローラ94によって感光体12へと搬送され、まだ複写が行
われていない他方の表面への複写動作が行われる。前述
の動作によって両面複写の完了した記録紙Pは、記録紙
反転手段20の第1方向転換爪97を、第1図の実線で示さ
れる位置に切換えるので、搬送ローラ96によって搬送経
路107へ搬送され、その後排出トレイ23へ排出される。
第3図は、複写機1とRDH3とを制御する制御装置の電
気的構成を示すブロック図である。前述のように搬送ロ
ーラや支持筒などを回転駆動させるモータM1,M2,M3など
の各モータは、モータ駆動回路110に接続されている。
また、RDH3内を搬送される原稿Dと機体2内を搬送され
る記録紙Pとの搬送の同期を制御するクラッチ類は、ク
ラッチ駆動回路111に接続されている。さらに、搬送経
路における方向転換爪などを作動させるソレノイドSOL
1,SOL2などの各ソレノイドはソレノイド駆動回路112に
接続される。これらの駆動回路110,111,112は直流電源1
13、原稿Dや記録紙Pの搬送状態を検出する検出素子S
1,S2などの各種検出素子類、光学系11を移動する光学系
駆動回路114、さらに機体2に設けられる操作パネル115
上のキー類116および操作パネル115上の表示装置を駆動
する表示駆動回路117とともにインターフェース回路118
に接続されている。
気的構成を示すブロック図である。前述のように搬送ロ
ーラや支持筒などを回転駆動させるモータM1,M2,M3など
の各モータは、モータ駆動回路110に接続されている。
また、RDH3内を搬送される原稿Dと機体2内を搬送され
る記録紙Pとの搬送の同期を制御するクラッチ類は、ク
ラッチ駆動回路111に接続されている。さらに、搬送経
路における方向転換爪などを作動させるソレノイドSOL
1,SOL2などの各ソレノイドはソレノイド駆動回路112に
接続される。これらの駆動回路110,111,112は直流電源1
13、原稿Dや記録紙Pの搬送状態を検出する検出素子S
1,S2などの各種検出素子類、光学系11を移動する光学系
駆動回路114、さらに機体2に設けられる操作パネル115
上のキー類116および操作パネル115上の表示装置を駆動
する表示駆動回路117とともにインターフェース回路118
に接続されている。
インターフェース回路118はマイクロコンピュータの
中央処理回路(以下、「CPU」という)119と接続し、前
記検出素子類からの検出信号をCPU119に出力するととも
に、CPU119からの制御信号に応じて前記各種駆動回路11
0,11,112,114,117を制御作動する。CPU119には、リード
オンリメモリ(以下、「ROM」という)120とランダムア
クセスメモリ(以下、「RAM」という)121とに接続して
おり、ROM120に予め記憶されている制御用プログラムに
従って、CPU119は制御を行う。RAM121は、複写制御に必
要となるカウンタやタイマなどの演算用領域として使用
される。またインターフェース回路118は光学系駆動回
路114を介して光学系11を移動し、各読取り域7,9,29に
おいて露光ランプ10の点灯/消灯を制御する。さらにイ
ンターフェース回路118は、操作パネル115上におけるキ
ー116によって信号を入力し、また複写動作の経過など
を表示駆動回路117を介して、操作パネル116の表示装置
122上に表示させる。さらにインターフェース回路118
は、複写方式を選択するセレクトスイッチSSW1〜SSW4に
接続している。選択できる複写方式としては、片面原稿
から片面複写、片面原稿から両面複写、両面原稿から片
面複写、両面原稿から両面複写があげられる。
中央処理回路(以下、「CPU」という)119と接続し、前
記検出素子類からの検出信号をCPU119に出力するととも
に、CPU119からの制御信号に応じて前記各種駆動回路11
0,11,112,114,117を制御作動する。CPU119には、リード
オンリメモリ(以下、「ROM」という)120とランダムア
クセスメモリ(以下、「RAM」という)121とに接続して
おり、ROM120に予め記憶されている制御用プログラムに
従って、CPU119は制御を行う。RAM121は、複写制御に必
要となるカウンタやタイマなどの演算用領域として使用
される。またインターフェース回路118は光学系駆動回
路114を介して光学系11を移動し、各読取り域7,9,29に
おいて露光ランプ10の点灯/消灯を制御する。さらにイ
ンターフェース回路118は、操作パネル115上におけるキ
ー116によって信号を入力し、また複写動作の経過など
を表示駆動回路117を介して、操作パネル116の表示装置
122上に表示させる。さらにインターフェース回路118
は、複写方式を選択するセレクトスイッチSSW1〜SSW4に
接続している。選択できる複写方式としては、片面原稿
から片面複写、片面原稿から両面複写、両面原稿から片
面複写、両面原稿から両面複写があげられる。
第4図は、本発明の一実施例であるRDH3を備える複写
機1内における両面複写の動作を説明するための簡略化
した断面図であり、2枚の原稿Da,Dbが両面複写される
場合の動作を示している。以下の説明において原稿Dの
表面を記する場合は、添字aは第1原稿を表し、添字b
は第2原稿を表す。また数字1〜4の添字は、重ねられ
ている原稿Dの頁数を表す。たとえば第1原稿1頁目は
Da1と示す。また同様に記録紙Pの表面を記する場合
も、添字a,bおよび添字1〜4を付して示す。原稿Dと
記録紙Pの参照符号において同一の添字が付されている
ものは、読取られるべき原稿Dの表面と、その読取られ
るべき原稿Dの表面が複写された記録紙Pの表面との関
係を有している。
機1内における両面複写の動作を説明するための簡略化
した断面図であり、2枚の原稿Da,Dbが両面複写される
場合の動作を示している。以下の説明において原稿Dの
表面を記する場合は、添字aは第1原稿を表し、添字b
は第2原稿を表す。また数字1〜4の添字は、重ねられ
ている原稿Dの頁数を表す。たとえば第1原稿1頁目は
Da1と示す。また同様に記録紙Pの表面を記する場合
も、添字a,bおよび添字1〜4を付して示す。原稿Dと
記録紙Pの参照符号において同一の添字が付されている
ものは、読取られるべき原稿Dの表面と、その読取られ
るべき原稿Dの表面が複写された記録紙Pの表面との関
係を有している。
なお、便宜上、図面には各原稿Dの表面には各頁数を
表す数字を記入し、特に奇数頁の表面には白く塗りつぶ
した三角形の記号を記入する。また、各記録紙Pにおい
ては、複写が完了した表面にその読取られた原稿の表面
を示す数字を記入し、特に奇数頁の表面には黒く塗りつ
ぶした三角形の記号を記入しておく。また、総括的に原
稿Dおよび記録紙Pを説明する場合には、添字を省略し
て説明する。
表す数字を記入し、特に奇数頁の表面には白く塗りつぶ
した三角形の記号を記入する。また、各記録紙Pにおい
ては、複写が完了した表面にその読取られた原稿の表面
を示す数字を記入し、特に奇数頁の表面には黒く塗りつ
ぶした三角形の記号を記入しておく。また、総括的に原
稿Dおよび記録紙Pを説明する場合には、添字を省略し
て説明する。
原稿Dは、両面複写をするために第4図(1)のよう
に、原稿収納部5へ頁数が上から下に順次的に大きくな
るように積重して収納される。また記録紙Pはカセット
16内に積重して収納されている。
に、原稿収納部5へ頁数が上から下に順次的に大きくな
るように積重して収納される。また記録紙Pはカセット
16内に積重して収納されている。
複写が開始すると第4図(2)のように、原稿収納部
5に積重されている原稿Dの最上部の第1原稿Daに給紙
ローラ6が当接し、この第1原稿Daが搬送経路34へ搬送
される。搬送経路34へ搬送された第1原稿Daは第1支持
筒27に支持され、第1読取り域7を通過する。この第1
読取り域7において、第1原稿Daの1頁目Da1の表面に
露光ランプ10の光が照射され、感光体12上に第1原稿Da
の1頁目Da1に対応する静電潜像を形成する。この静電
潜像は、トナー像に現像化された後、カセット16から給
紙用ローラ17によって給紙されてきた第1記録紙Paの一
方の表面に転写される。
5に積重されている原稿Dの最上部の第1原稿Daに給紙
ローラ6が当接し、この第1原稿Daが搬送経路34へ搬送
される。搬送経路34へ搬送された第1原稿Daは第1支持
筒27に支持され、第1読取り域7を通過する。この第1
読取り域7において、第1原稿Daの1頁目Da1の表面に
露光ランプ10の光が照射され、感光体12上に第1原稿Da
の1頁目Da1に対応する静電潜像を形成する。この静電
潜像は、トナー像に現像化された後、カセット16から給
紙用ローラ17によって給紙されてきた第1記録紙Paの一
方の表面に転写される。
第1読取り域7において、一方の表面である1頁目Da
1が読取られた第1原稿Daは、第4図(3)のように原
稿反転手段8の搬送経路53へと搬送される。また第1記
録紙Paは搬送手段95を経た後、定着が行われ、その後、
記録紙反転手段20へ搬送される。記録紙反転手段20にお
いて、第1記録紙Paは搬送経路102,103,104,105を経て
中間トレー21へ搬送される。原稿反転手段8へ搬送され
る第1原稿Daの搬送方向上流端が第1読取り域7を通過
すると、原稿収納部5に収納されていた第2原稿Dbが給
紙ローラ6によって給紙され、搬送経路34を経て第1支
持筒27へ搬送される。第1原稿Daは原稿反転手段8にお
いて、第1記録紙Paが中間トレー21を通過して、給紙ロ
ーラ22によって再度搬送経路86へ搬送されるのを待機し
ている。この第1原稿Daが原稿反転手段8において待機
している間を利用して、第2原稿Dbが第1支持筒27に支
持され、第1読取り域7を通過する。第1読取り域7に
おいて露光ランプ10の光が第2原稿Dbの3頁目Db3に照
射され、感光体12に静電潜像が形成され、その後顕像化
されるトナー像が、カセット16から給紙ローラ17によっ
て給紙された第2記録紙Pbの一方の表面に転写される。
1が読取られた第1原稿Daは、第4図(3)のように原
稿反転手段8の搬送経路53へと搬送される。また第1記
録紙Paは搬送手段95を経た後、定着が行われ、その後、
記録紙反転手段20へ搬送される。記録紙反転手段20にお
いて、第1記録紙Paは搬送経路102,103,104,105を経て
中間トレー21へ搬送される。原稿反転手段8へ搬送され
る第1原稿Daの搬送方向上流端が第1読取り域7を通過
すると、原稿収納部5に収納されていた第2原稿Dbが給
紙ローラ6によって給紙され、搬送経路34を経て第1支
持筒27へ搬送される。第1原稿Daは原稿反転手段8にお
いて、第1記録紙Paが中間トレー21を通過して、給紙ロ
ーラ22によって再度搬送経路86へ搬送されるのを待機し
ている。この第1原稿Daが原稿反転手段8において待機
している間を利用して、第2原稿Dbが第1支持筒27に支
持され、第1読取り域7を通過する。第1読取り域7に
おいて露光ランプ10の光が第2原稿Dbの3頁目Db3に照
射され、感光体12に静電潜像が形成され、その後顕像化
されるトナー像が、カセット16から給紙ローラ17によっ
て給紙された第2記録紙Pbの一方の表面に転写される。
第1読取り域7において、一方の表面である3頁目Db
3が読取られた第2原稿Dbは、第4図(4)のように原
稿反転手段8へ搬送される。そのとき原稿反転手段8に
おいて待機していた第1原稿Daは、第2原稿Dbと入れ違
いになって、第2支持筒28へ搬送される。すなわち、第
1原稿Daが原稿反転手段8を通過した後、第2原稿Dbは
原稿反転手段8へ搬送される。第2原稿Dbの一方の表面
である3頁目Db3の転写が完了した第2記録紙Pbは、搬
送手段95を経た後、定着が行われ、その後記録紙反転手
段20における搬送経路102〜105を経て中間トレー21へと
搬送される。
3が読取られた第2原稿Dbは、第4図(4)のように原
稿反転手段8へ搬送される。そのとき原稿反転手段8に
おいて待機していた第1原稿Daは、第2原稿Dbと入れ違
いになって、第2支持筒28へ搬送される。すなわち、第
1原稿Daが原稿反転手段8を通過した後、第2原稿Dbは
原稿反転手段8へ搬送される。第2原稿Dbの一方の表面
である3頁目Db3の転写が完了した第2記録紙Pbは、搬
送手段95を経た後、定着が行われ、その後記録紙反転手
段20における搬送経路102〜105を経て中間トレー21へと
搬送される。
第2支持筒28へ搬送されてきた第1原稿Daは、第2支
持筒28に支持されて第2読取り域9を通過する。第2読
取り域9において、第1読取り域7から移動してきた光
学系11の露光ランプ10の光が第1原稿Daのまだ複写され
ていない他方の表面である2頁目Da2に照射される。こ
の第1原稿2頁目Da2の表面からの反射光によって、感
光体12に第1原稿Daの2頁目Da2に対応した静電潜像が
形成され、中間トレー21から給紙ローラ22によって搬送
経路108を経て搬送経路86へ搬送されてきた第1記録紙P
aのまだ複写が行われていない他方の表面に、この静電
潜像の顕像化されたトナー像が転写される。
持筒28に支持されて第2読取り域9を通過する。第2読
取り域9において、第1読取り域7から移動してきた光
学系11の露光ランプ10の光が第1原稿Daのまだ複写され
ていない他方の表面である2頁目Da2に照射される。こ
の第1原稿2頁目Da2の表面からの反射光によって、感
光体12に第1原稿Daの2頁目Da2に対応した静電潜像が
形成され、中間トレー21から給紙ローラ22によって搬送
経路108を経て搬送経路86へ搬送されてきた第1記録紙P
aのまだ複写が行われていない他方の表面に、この静電
潜像の顕像化されたトナー像が転写される。
第1原稿Daの2頁目Da2が第2読取り域9において読
取られると、第4図(5)のように、この第1原稿Daは
原稿収納用搬送手段68を経て原稿収納部5へ戻され積重
される。また両面への複写動作が完了した第1記録紙Pa
は、搬送手段95を経た後、記録紙反転手段20へ搬送され
ずに搬送経路107を介して、排出トレー23へ排出され
る。
取られると、第4図(5)のように、この第1原稿Daは
原稿収納用搬送手段68を経て原稿収納部5へ戻され積重
される。また両面への複写動作が完了した第1記録紙Pa
は、搬送手段95を経た後、記録紙反転手段20へ搬送され
ずに搬送経路107を介して、排出トレー23へ排出され
る。
第1原稿Daの搬送方向上流端が第2読取り域9を通過
すると、原稿反転手段8において待機していた第2原稿
Dbが第2支持筒28へ搬送される。第2支持筒28におい
て、第2原稿Dbは支持され、第2読取り域9を通過す
る。第2読取り域9において、露光ランプ10の光が、ま
だ読取られていない他方の表面である第2原稿4頁目Db
4に照射され読取られる。読取られた第2原稿4頁目Db4
は、感光体12に対応した静電潜像を形成する。この静電
潜像の顕像化されたトナー像は、既に一方の表面に複写
動作を完了し、この後記録紙反転手段20を経て中間トレ
ーから給紙ローラ22によって搬送経路108へ搬送され、
さらに搬送経路86へと搬送されてきた第2記録紙Pbのま
だ複写が行われていない他方の表面に転写される。
すると、原稿反転手段8において待機していた第2原稿
Dbが第2支持筒28へ搬送される。第2支持筒28におい
て、第2原稿Dbは支持され、第2読取り域9を通過す
る。第2読取り域9において、露光ランプ10の光が、ま
だ読取られていない他方の表面である第2原稿4頁目Db
4に照射され読取られる。読取られた第2原稿4頁目Db4
は、感光体12に対応した静電潜像を形成する。この静電
潜像の顕像化されたトナー像は、既に一方の表面に複写
動作を完了し、この後記録紙反転手段20を経て中間トレ
ーから給紙ローラ22によって搬送経路108へ搬送され、
さらに搬送経路86へと搬送されてきた第2記録紙Pbのま
だ複写が行われていない他方の表面に転写される。
第2読取り域9において、読取り動作の完了した第2
原稿Dbは、原稿収納用搬送手段68を経て原稿収納部5の
積重されている第1原稿Daの下部へ収納される。また両
面の複写動作を完了した第2記録紙Pbは、記録紙反転手
段20へ搬送されずに搬送経路107を経て排出トレー23へ
排出され、収納されている第1記録紙Paの上部へ収納さ
れる。上述の動作によって2枚の原稿Da,Dbの両面複写
動作が完了する。したがって、得られた第1記録紙Paの
一方の表面には、第1原稿1頁目Da1が、他方の表面に
は第1原稿2頁目Da2が複写されており、第2記録紙Pb
の一方の表面には第2原稿3頁目Db3が、他方の表面に
は第2原稿4頁目Db4が複写されている。
原稿Dbは、原稿収納用搬送手段68を経て原稿収納部5の
積重されている第1原稿Daの下部へ収納される。また両
面の複写動作を完了した第2記録紙Pbは、記録紙反転手
段20へ搬送されずに搬送経路107を経て排出トレー23へ
排出され、収納されている第1記録紙Paの上部へ収納さ
れる。上述の動作によって2枚の原稿Da,Dbの両面複写
動作が完了する。したがって、得られた第1記録紙Paの
一方の表面には、第1原稿1頁目Da1が、他方の表面に
は第1原稿2頁目Da2が複写されており、第2記録紙Pb
の一方の表面には第2原稿3頁目Db3が、他方の表面に
は第2原稿4頁目Db4が複写されている。
複写完了後、第4図(6)のように、原稿Dは原稿収
納部5において頁数が上から下に順次的に大きくなるよ
うに収納されており、複写動作を開始するとときに収納
された状態と同様の配置を有している。したがって再度
両面複写動作を行うことが可能であり、また最初に収納
した状態と同様な状態で取り出すことも可能である。一
方記録紙は、排出トレー23において頁数が下から上に順
次的に大きくなるように積重される。
納部5において頁数が上から下に順次的に大きくなるよ
うに収納されており、複写動作を開始するとときに収納
された状態と同様の配置を有している。したがって再度
両面複写動作を行うことが可能であり、また最初に収納
した状態と同様な状態で取り出すことも可能である。一
方記録紙は、排出トレー23において頁数が下から上に順
次的に大きくなるように積重される。
第5図は、2枚の原稿Da,Dbを両面複写するためのプ
ログラムを説明するためのフローチャートである。両面
複写が開始されると、ステップs1において、原稿収納部
5から第1原稿Daが第1支持筒27へ搬送され、ステップ
s2においてカセット16から第1記録紙Paの給送が開始さ
れ、ステップs3へ進む。ステップs3において、後述する
読取り動作によって感光体10上に形成される静電潜像が
トナー像に顕像化され、そのトナー像と第1記録紙Paと
が転写領域において一致するように、レジストローラ94
によって第1記録紙Paの搬送が調整されたか否かが判断
される。まだ調整されていないければ、再度ステップs3
の処理が繰り返され、調整の終了後ステップs4へ進む。
ログラムを説明するためのフローチャートである。両面
複写が開始されると、ステップs1において、原稿収納部
5から第1原稿Daが第1支持筒27へ搬送され、ステップ
s2においてカセット16から第1記録紙Paの給送が開始さ
れ、ステップs3へ進む。ステップs3において、後述する
読取り動作によって感光体10上に形成される静電潜像が
トナー像に顕像化され、そのトナー像と第1記録紙Paと
が転写領域において一致するように、レジストローラ94
によって第1記録紙Paの搬送が調整されたか否かが判断
される。まだ調整されていないければ、再度ステップs3
の処理が繰り返され、調整の終了後ステップs4へ進む。
ステップs4において、第1読取り域7の近傍に備えら
れる光学系11の露光ランプ10が点灯し、読取り動作が開
始され、ステップs5に進む。ステップs5では、第1読取
り域7上を第1原稿Daが通過し、一方の表面の読取り動
作が完了したか否かが判断される。読取り動作が完了し
ていなければ、再度ステップs5の処理が繰り返され、読
取り動作完了後ステップs6へ進む。ステップs6では原稿
Daの一方の表面の読取り動作は完了しているので、露光
ランプ10が消灯される。ステップs7では、一方の表面が
読取られた原稿Daが原稿反転手段8へ搬送され、ステッ
プs8において、第2原稿Dbが原稿収納部5から給紙さ
れ、第1支持筒27へと搬送される。ステップs9において
は、一方の表面の複写が完了した第1記録紙Paが記録紙
反転手段20を介して中間トレー21へ搬送され、ステップ
s10では、第2記録紙Pbのカセット16からの給送が開始
され、ステップs11へ進む。ステップs11において、ステ
ップs3と同様の第2記録紙Pbの搬送の調整が行われたか
否かが判断される。まだ調整が完了していなければ再度
ステップs11の処理が繰り返され、調整の終了後ステッ
プs12へ進む。
れる光学系11の露光ランプ10が点灯し、読取り動作が開
始され、ステップs5に進む。ステップs5では、第1読取
り域7上を第1原稿Daが通過し、一方の表面の読取り動
作が完了したか否かが判断される。読取り動作が完了し
ていなければ、再度ステップs5の処理が繰り返され、読
取り動作完了後ステップs6へ進む。ステップs6では原稿
Daの一方の表面の読取り動作は完了しているので、露光
ランプ10が消灯される。ステップs7では、一方の表面が
読取られた原稿Daが原稿反転手段8へ搬送され、ステッ
プs8において、第2原稿Dbが原稿収納部5から給紙さ
れ、第1支持筒27へと搬送される。ステップs9において
は、一方の表面の複写が完了した第1記録紙Paが記録紙
反転手段20を介して中間トレー21へ搬送され、ステップ
s10では、第2記録紙Pbのカセット16からの給送が開始
され、ステップs11へ進む。ステップs11において、ステ
ップs3と同様の第2記録紙Pbの搬送の調整が行われたか
否かが判断される。まだ調整が完了していなければ再度
ステップs11の処理が繰り返され、調整の終了後ステッ
プs12へ進む。
ステップs12では、第2原稿Dbの読取り動作を開始す
るために露光ランプ10を点灯し、ステップs13へ進む。
ステップs13において、第2原稿Dbが第1読取り域7上
を通過し、読取り動作が完了したか否かの処理が行われ
る。まだ読取り動作が完了していなければ、再度ステッ
プs13の処理が繰り返され、読取り動作完了後ステップs
14へ進む。ステップs14において、第2原稿Dbの読取り
動作が完了したので露光ランプ10が消灯し、ステップs1
5では、光学系11が第1読取り域7から第2読取り域9
へと移動する。ステップs16では、第1読取り域7にお
いて一方の表面の読取り動作が完了した第2原稿Dbが原
稿反転手段8へ搬送され、ステップs17へ進む。ステッ
プs17において第2原稿Dbの原稿反転手段8への搬送と
入替わりに、第1原稿Daが原稿反転手段8から第2支持
筒28へと搬送される。ステップs18では、一方の表面の
複写が完了した第2記録紙Pbは記録紙反転手段20を介し
て中間トレー21へ搬送され、ステップs19において、既
に一方の表面が複写され中間トレー21で待機していた記
録紙Paの中間トレー21からの給送が開始され、ステップ
s20へ進む。ステップs20において、ステップs3やステッ
プs11において行われた記録紙の搬送の調整が、第1記
録紙Paに対して行われたか否かが判断される。まだ調整
が完了していなければ再度ステップs20の処理を繰り返
し調整終了後ステップs21へ進む。
るために露光ランプ10を点灯し、ステップs13へ進む。
ステップs13において、第2原稿Dbが第1読取り域7上
を通過し、読取り動作が完了したか否かの処理が行われ
る。まだ読取り動作が完了していなければ、再度ステッ
プs13の処理が繰り返され、読取り動作完了後ステップs
14へ進む。ステップs14において、第2原稿Dbの読取り
動作が完了したので露光ランプ10が消灯し、ステップs1
5では、光学系11が第1読取り域7から第2読取り域9
へと移動する。ステップs16では、第1読取り域7にお
いて一方の表面の読取り動作が完了した第2原稿Dbが原
稿反転手段8へ搬送され、ステップs17へ進む。ステッ
プs17において第2原稿Dbの原稿反転手段8への搬送と
入替わりに、第1原稿Daが原稿反転手段8から第2支持
筒28へと搬送される。ステップs18では、一方の表面の
複写が完了した第2記録紙Pbは記録紙反転手段20を介し
て中間トレー21へ搬送され、ステップs19において、既
に一方の表面が複写され中間トレー21で待機していた記
録紙Paの中間トレー21からの給送が開始され、ステップ
s20へ進む。ステップs20において、ステップs3やステッ
プs11において行われた記録紙の搬送の調整が、第1記
録紙Paに対して行われたか否かが判断される。まだ調整
が完了していなければ再度ステップs20の処理を繰り返
し調整終了後ステップs21へ進む。
ステップ21において、第2読取り域9における読取り
動作を開始するために、露光ランプ10を点灯し、ステッ
プs22へ進む。ステップs22においては第1原稿Daが第2
読取り域9上を通過してまだ読取られていなかった他方
の表面の読取り動作が完了したか否かが判断される。ま
だ読取り動作が完了していなければ再度ステップs22の
処理が繰り返され、読取り動作完了後ステップs23へと
進む。ステップs23では第1原稿Daの他方の表面の読取
り動作が完了したので、露光ランプ10が消灯する。ステ
ップs24において両面の読取り動作が完了した第1原稿D
aを原稿収納部5へ排出し、ステップs25において原稿反
転手段8において待機していた第2原稿Dbを第2支持筒
28へ搬送する。またステップs26では、両面の複写が完
了した第1記録紙Paを排出トレー23へ排出し、ステップ
s27においては、既に一方の表面の複写が完了して中間
トレー21で待機していた第2記録紙Pbの中間トレー21側
の給紙が開始され、ステップs28へ進む。ステップs28で
は、ステップs3,s11,s20において行われた記録紙の搬送
の調整が、第2記録紙Pbに対して行われたか否かが判断
される。まだ調整が完了していなければ、再度ステップ
s28の処理が繰り返され、調整終了後ステップs29へ進
む。
動作を開始するために、露光ランプ10を点灯し、ステッ
プs22へ進む。ステップs22においては第1原稿Daが第2
読取り域9上を通過してまだ読取られていなかった他方
の表面の読取り動作が完了したか否かが判断される。ま
だ読取り動作が完了していなければ再度ステップs22の
処理が繰り返され、読取り動作完了後ステップs23へと
進む。ステップs23では第1原稿Daの他方の表面の読取
り動作が完了したので、露光ランプ10が消灯する。ステ
ップs24において両面の読取り動作が完了した第1原稿D
aを原稿収納部5へ排出し、ステップs25において原稿反
転手段8において待機していた第2原稿Dbを第2支持筒
28へ搬送する。またステップs26では、両面の複写が完
了した第1記録紙Paを排出トレー23へ排出し、ステップ
s27においては、既に一方の表面の複写が完了して中間
トレー21で待機していた第2記録紙Pbの中間トレー21側
の給紙が開始され、ステップs28へ進む。ステップs28で
は、ステップs3,s11,s20において行われた記録紙の搬送
の調整が、第2記録紙Pbに対して行われたか否かが判断
される。まだ調整が完了していなければ、再度ステップ
s28の処理が繰り返され、調整終了後ステップs29へ進
む。
ステップs29において、第2原稿Dbのまだ読取られて
いなかった他方の表面の読取り動作を開始するために、
露光ランプ10を点灯し、ステップs30へ進む。ステップs
30において、第2原稿Dbが第2読取り域9上を通過し、
他方の表面の読取り動作が完了したか否が判断される。
まだ読取り動作が完了していなければ、再度ステップs3
0の処理が繰り返され、読取り動作完了後ステップs31へ
進む。
いなかった他方の表面の読取り動作を開始するために、
露光ランプ10を点灯し、ステップs30へ進む。ステップs
30において、第2原稿Dbが第2読取り域9上を通過し、
他方の表面の読取り動作が完了したか否が判断される。
まだ読取り動作が完了していなければ、再度ステップs3
0の処理が繰り返され、読取り動作完了後ステップs31へ
進む。
ステップs31において第2原稿Dbの他方の表面の読取
り動作が完了したので、露光ランプ10が消灯し、光学系
11は再び第2読取り域9から第1読取り域7へ移動する
などの処理が行われる。ステップs32では、両面の読取
りが完了した第2原稿Dbを原稿収納部5へ戻して収納
し、ステップs33において両面の複写を完了した第2記
録紙Pbを排出トレー23へ排出する。上述の動作によって
2枚の原稿Da,Dbの記録紙Pa,Pbへの両面複写動作が完了
する。すなわち第1原稿Daの両面が第1記録紙Pbの両面
へ複写され、第2原稿Dbの両面が第2記録紙Pbの両面へ
複写される。
り動作が完了したので、露光ランプ10が消灯し、光学系
11は再び第2読取り域9から第1読取り域7へ移動する
などの処理が行われる。ステップs32では、両面の読取
りが完了した第2原稿Dbを原稿収納部5へ戻して収納
し、ステップs33において両面の複写を完了した第2記
録紙Pbを排出トレー23へ排出する。上述の動作によって
2枚の原稿Da,Dbの記録紙Pa,Pbへの両面複写動作が完了
する。すなわち第1原稿Daの両面が第1記録紙Pbの両面
へ複写され、第2原稿Dbの両面が第2記録紙Pbの両面へ
複写される。
したがって、上述の原稿供給装置を備えた複写機1に
よれば、両面複写動作においては、第1の原稿の一方の
表面の複写終了後に、その第1原稿は原稿反転手段へ搬
送され、一方の表面が複写された記録紙が記録紙反転手
段を介して中間トレーへ搬送されている間に、第2の原
稿の一方の表面の複写動作を行っているので、複数枚の
両面原稿の両面複写を行うために要する時間を短縮する
ことが可能になる。
よれば、両面複写動作においては、第1の原稿の一方の
表面の複写終了後に、その第1原稿は原稿反転手段へ搬
送され、一方の表面が複写された記録紙が記録紙反転手
段を介して中間トレーへ搬送されている間に、第2の原
稿の一方の表面の複写動作を行っているので、複数枚の
両面原稿の両面複写を行うために要する時間を短縮する
ことが可能になる。
本実施例では、第1の原稿に第2の原稿を追走させて
搬送する構成を有している。他の実施例として、第2の
原稿が第1読取り域を通過してから第1の原稿が第2読
取り域へ搬送されるまでの間の時間的ゆとりと、第1の
原稿と第2の原稿とが原稿反転手段において衝突しない
空間的ゆとりとを構造上有しているならば、さらに第2
の原稿の後に第3の原稿を追走して搬送させて、すなわ
ち3枚以上の原稿をそれぞれ並行して搬送し、複写動作
を行わせてもよく、より複数枚の両面原稿の両面複写を
行うために要する時間を短縮することができる。
搬送する構成を有している。他の実施例として、第2の
原稿が第1読取り域を通過してから第1の原稿が第2読
取り域へ搬送されるまでの間の時間的ゆとりと、第1の
原稿と第2の原稿とが原稿反転手段において衝突しない
空間的ゆとりとを構造上有しているならば、さらに第2
の原稿の後に第3の原稿を追走して搬送させて、すなわ
ち3枚以上の原稿をそれぞれ並行して搬送し、複写動作
を行わせてもよく、より複数枚の両面原稿の両面複写を
行うために要する時間を短縮することができる。
本発明の原稿供給装置を備える複写機では、特に前述
した両面原稿の両面複写の際に有利に実施することがで
きる。また、本発明の原稿供給装置を備える複写機で
は、他の複写動作すなわち、片面原稿から片面複写、片
面原稿から両面複写、さらに両面原稿から片面複写の動
作もまた従来から提案されているように行うことがで
き、第1図を参照して簡単に説明する。
した両面原稿の両面複写の際に有利に実施することがで
きる。また、本発明の原稿供給装置を備える複写機で
は、他の複写動作すなわち、片面原稿から片面複写、片
面原稿から両面複写、さらに両面原稿から片面複写の動
作もまた従来から提案されているように行うことがで
き、第1図を参照して簡単に説明する。
一方の表面にのみ複写すべき情報を有する片面原稿か
ら、記録紙の片面にのみ複写する、いわゆる片面原稿か
ら片面複写を行う場合、まず原稿Dの読取られるべき表
示の表面を第1図の上方に向けて、原稿Dは原稿収納部
5に積重されて収納される。最上部の原稿Dは、原稿収
納部5から給紙された後、第1読取り域7において、そ
の読取られるべき一方の表面が読取られ、その後、第2
読取り域9においては読取られずに通過し、原稿収納部
5の原稿Dの最下部に戻され収納される。また、記録紙
Pの一方の表面に、第1読取り域7において読取られた
原稿Dの表面が複写されると、この記録紙Pは排出トレ
イ23へ排出される。
ら、記録紙の片面にのみ複写する、いわゆる片面原稿か
ら片面複写を行う場合、まず原稿Dの読取られるべき表
示の表面を第1図の上方に向けて、原稿Dは原稿収納部
5に積重されて収納される。最上部の原稿Dは、原稿収
納部5から給紙された後、第1読取り域7において、そ
の読取られるべき一方の表面が読取られ、その後、第2
読取り域9においては読取られずに通過し、原稿収納部
5の原稿Dの最下部に戻され収納される。また、記録紙
Pの一方の表面に、第1読取り域7において読取られた
原稿Dの表面が複写されると、この記録紙Pは排出トレ
イ23へ排出される。
また、2枚の片面原稿を1枚の記録紙の各表面に複写
する、いわゆる片面原稿から両面複写を行う場合、原稿
Dは原稿収納部5において、原稿Dの読取られるべき表
示の表面を第1図の上方に向けて、積重して収納され
る。なお、収納されている原稿Dにおいて、最上部から
奇数枚目の原稿を第1原稿Daとし、最上部から偶数枚目
の原稿を第2原稿Dbとする。総括的に記す場合は、原稿
Dとする。原稿Dは給紙された後、第1読取り域7で読
取られるべき一方の表面が読取られ、第2読取り域9で
は読取られずに通過する。読取り動作を終了した原稿D
は、原稿収納部5に収納されている原稿Dの最下部へ戻
され収納される。また記録紙Pは、一方の表面に第1原
稿Daの読取られるべき表面が複写された後、記録紙反転
手段20を介して中間トレイ21へ収納される。その後記録
紙Pは、再び中間トレイ21から給紙され、他方の表面に
第1原稿Daに続いて第1読取り域7で読取られた第2原
稿Dbの読取られるべき表面が複写され、排出トレイ23へ
排出される。両面への複写を完了した記録紙Pにおい
て、表裏の表面の表示の上下方向は、互いに逆向きであ
る。
する、いわゆる片面原稿から両面複写を行う場合、原稿
Dは原稿収納部5において、原稿Dの読取られるべき表
示の表面を第1図の上方に向けて、積重して収納され
る。なお、収納されている原稿Dにおいて、最上部から
奇数枚目の原稿を第1原稿Daとし、最上部から偶数枚目
の原稿を第2原稿Dbとする。総括的に記す場合は、原稿
Dとする。原稿Dは給紙された後、第1読取り域7で読
取られるべき一方の表面が読取られ、第2読取り域9で
は読取られずに通過する。読取り動作を終了した原稿D
は、原稿収納部5に収納されている原稿Dの最下部へ戻
され収納される。また記録紙Pは、一方の表面に第1原
稿Daの読取られるべき表面が複写された後、記録紙反転
手段20を介して中間トレイ21へ収納される。その後記録
紙Pは、再び中間トレイ21から給紙され、他方の表面に
第1原稿Daに続いて第1読取り域7で読取られた第2原
稿Dbの読取られるべき表面が複写され、排出トレイ23へ
排出される。両面への複写を完了した記録紙Pにおい
て、表裏の表面の表示の上下方向は、互いに逆向きであ
る。
さらに1枚の両面原稿の各表面を2枚の記録紙の各一
方の表面にそれぞれ複写する、いわゆる両面原稿から片
面複写を行う場合、原稿Dは原稿収納部5に積重して収
納される。最上部の原稿Dは、給紙された後、第1読取
り域7で一方の表面が、第2読取り域9で他方の表面が
それぞれ読取られる。読取り動作を終了した原稿Dは、
原稿収納部5の原稿Dの最下部へ戻され収納される。ま
た、記録紙Pの一方の表面に、原稿Dの一方の表面もし
くは他方の表面が複写されると、その記録紙Pは排出ト
レイ23へ排出される。
方の表面にそれぞれ複写する、いわゆる両面原稿から片
面複写を行う場合、原稿Dは原稿収納部5に積重して収
納される。最上部の原稿Dは、給紙された後、第1読取
り域7で一方の表面が、第2読取り域9で他方の表面が
それぞれ読取られる。読取り動作を終了した原稿Dは、
原稿収納部5の原稿Dの最下部へ戻され収納される。ま
た、記録紙Pの一方の表面に、原稿Dの一方の表面もし
くは他方の表面が複写されると、その記録紙Pは排出ト
レイ23へ排出される。
発明の効果 本発明によれば、2枚1組の原稿の両面複写を、その
原稿の露光のための第1および第2読取り域をそれぞれ
形成する第1および第2支持筒を含む原稿供給装置と、
単一の感光体とを備えた複写機を用いて、達成するもの
であり、先の原稿を原稿収納部から取出して第1支持筒
に供給して露光し、原稿反転手段で先の原稿を待機させ
る第1動作における先の原稿の前記待機中に、次の原稿
を原稿収納部から取出して第1支持筒に供給して露光
し、原稿反転手段に搬送し、この第1制御動作中に、先
の記録紙を記録し収納部から感光体に搬送して転写さ
せ、中間収納部に搬送し、この先の記録紙の中間収納部
から感光体への再度搬送時に、第3制御動作を開始さ
せ、すなわち先の原稿を第2支持筒に供給して露光さ
せ、原稿反転手段で先の原稿を、次の原稿と入れ違いに
し、こうして先の原稿を原稿収納用搬送手段によって搬
送して原稿収納部に戻して積重し、原稿の循環を可能に
し、この第3制御動作中における先の原稿の搬送露光上
流端が第2支持筒を通過することによって、第4制御動
作を行い、すなわち第2制御動作によって原稿反転手段
で待機していた次の原稿を第2支持筒に供給して露光さ
せ、さらに原稿収納用搬送手段によって原稿収納用に戻
して積重し、こうして原稿を循環することを可能にし、
記録紙に関して、第2制御動作中には次の記録紙を記録
紙収納部から感光体に搬送させて記録紙反転手段で反転
して中間収納部に搬送し、第3および第4制御動作中に
は中間収納部からの先の記録紙および次の記録紙を感光
体でそれぞれ転写して、その後、外部へ排出し、こうし
て2枚1組の原稿の両面複写を完了する。
原稿の露光のための第1および第2読取り域をそれぞれ
形成する第1および第2支持筒を含む原稿供給装置と、
単一の感光体とを備えた複写機を用いて、達成するもの
であり、先の原稿を原稿収納部から取出して第1支持筒
に供給して露光し、原稿反転手段で先の原稿を待機させ
る第1動作における先の原稿の前記待機中に、次の原稿
を原稿収納部から取出して第1支持筒に供給して露光
し、原稿反転手段に搬送し、この第1制御動作中に、先
の記録紙を記録し収納部から感光体に搬送して転写さ
せ、中間収納部に搬送し、この先の記録紙の中間収納部
から感光体への再度搬送時に、第3制御動作を開始さ
せ、すなわち先の原稿を第2支持筒に供給して露光さ
せ、原稿反転手段で先の原稿を、次の原稿と入れ違いに
し、こうして先の原稿を原稿収納用搬送手段によって搬
送して原稿収納部に戻して積重し、原稿の循環を可能に
し、この第3制御動作中における先の原稿の搬送露光上
流端が第2支持筒を通過することによって、第4制御動
作を行い、すなわち第2制御動作によって原稿反転手段
で待機していた次の原稿を第2支持筒に供給して露光さ
せ、さらに原稿収納用搬送手段によって原稿収納用に戻
して積重し、こうして原稿を循環することを可能にし、
記録紙に関して、第2制御動作中には次の記録紙を記録
紙収納部から感光体に搬送させて記録紙反転手段で反転
して中間収納部に搬送し、第3および第4制御動作中に
は中間収納部からの先の記録紙および次の記録紙を感光
体でそれぞれ転写して、その後、外部へ排出し、こうし
て2枚1組の原稿の両面複写を完了する。
このように本発明に従えば、原稿反転手段における第
1および第2動作中の先の原稿と次の原稿との待機を利
用して、次の原稿の第1支持筒による露光および次の原
稿の第2支持筒による露光をタイミングよく行うように
し、第1制御動作中に転写される先の記録紙が記録紙反
転手段で反転されて中間収納部から感光体に再度搬送さ
れるときに、第3制御動作を開始させて、先の原稿を第
2支持筒に供給して露光させ、また第2〜第3制御動作
中に対応する記録紙の転写が行われる。このようにして
先の原稿と次の原稿とが第1および第2支持筒に搬送さ
れて原稿収納部に再び戻って循環される際に、上首尾に
タイミングよく先の記録紙および次の記録紙への転写が
行われて、両面複写が行われた記録紙が外部へ排出され
る。したがって2枚1組の原稿の両面複写を行うために
必要な時間を短縮することができるようになる。
1および第2動作中の先の原稿と次の原稿との待機を利
用して、次の原稿の第1支持筒による露光および次の原
稿の第2支持筒による露光をタイミングよく行うように
し、第1制御動作中に転写される先の記録紙が記録紙反
転手段で反転されて中間収納部から感光体に再度搬送さ
れるときに、第3制御動作を開始させて、先の原稿を第
2支持筒に供給して露光させ、また第2〜第3制御動作
中に対応する記録紙の転写が行われる。このようにして
先の原稿と次の原稿とが第1および第2支持筒に搬送さ
れて原稿収納部に再び戻って循環される際に、上首尾に
タイミングよく先の記録紙および次の記録紙への転写が
行われて、両面複写が行われた記録紙が外部へ排出され
る。したがって2枚1組の原稿の両面複写を行うために
必要な時間を短縮することができるようになる。
なお、3枚目以降の原稿の両面複写に関しても上述と
同様に2枚1組の原稿の両面複写動作が繰返される。
同様に2枚1組の原稿の両面複写動作が繰返される。
第1図は従来例と本発明の一実施例とに併用して用いら
れる原稿供給装置を備える複写機1の簡略化した断面
図、第2図はRDH3の簡略化した断面図、第3図は複写機
1とRDH3とを制御する制御装置の電気的構成を示すブロ
ック図、第4図は本発明の一実施例であるRDH3を備える
複写機1内における両面複写の動作を説明するための簡
略化した断面図、第5図はRDH3を備える複写機1におい
て2枚の原稿Da,Dbを両面複写するためのプログラムを
説明するためのフローチャート、第6図は両面原稿の両
面複写動作の第1従来例を説明するための簡略化した断
面図、第7図は両面原稿の両面複写動作の第2従来例を
説明するための簡略化した断面図である。 1…転写型静電式複写機、3…循環式自動原稿供給装置
(RDH)、5…原稿収納部、8…原稿反転手段、12…感
光体、20…記録紙反転手段、21…中間トレー、27…第1
支持筒、28…第2支持筒、34,49,50,56,67…原稿搬送経
路、86,102,103,104,105,107,108…記録紙搬送経路、D
…原稿、P…記録紙
れる原稿供給装置を備える複写機1の簡略化した断面
図、第2図はRDH3の簡略化した断面図、第3図は複写機
1とRDH3とを制御する制御装置の電気的構成を示すブロ
ック図、第4図は本発明の一実施例であるRDH3を備える
複写機1内における両面複写の動作を説明するための簡
略化した断面図、第5図はRDH3を備える複写機1におい
て2枚の原稿Da,Dbを両面複写するためのプログラムを
説明するためのフローチャート、第6図は両面原稿の両
面複写動作の第1従来例を説明するための簡略化した断
面図、第7図は両面原稿の両面複写動作の第2従来例を
説明するための簡略化した断面図である。 1…転写型静電式複写機、3…循環式自動原稿供給装置
(RDH)、5…原稿収納部、8…原稿反転手段、12…感
光体、20…記録紙反転手段、21…中間トレー、27…第1
支持筒、28…第2支持筒、34,49,50,56,67…原稿搬送経
路、86,102,103,104,105,107,108…記録紙搬送経路、D
…原稿、P…記録紙
Claims (1)
- 【請求項1】(a)シート状原稿が積重されて収納され
る原稿収納部と、原稿収納部から順次取出された原稿を
支持して一方側の表面を露光するための第1読取り域を
形成する第1支持筒と、第1支持筒通過後の原稿を支持
して他方側の表面を露光するための第2読取り域を形成
する第2支持筒と、第1支持筒および第2支持筒の間で
原稿の表裏を反転する原稿反転手段と、第2支持筒から
の原稿を原稿収納部に戻す原稿収納用搬送手段とを含む
原稿供給装置と、 (b)前記第1支持筒および第2支持筒において露光さ
れた原稿像を記録紙へ転写する感光体と、 (c)記録紙を収納する記録紙収納部と、 (d)感光体通過後の記録紙が一時収納された後、再び
感光体へ搬送される中間収納部と、 (e)感光体と前記中間収納部との間で記録紙の表裏を
反転する記録紙反転手段と、 (f)制御手段であって、 原稿収納部から先の原稿を取出して第1支持筒に供給し
て露光させ、さらに原稿反転手段に搬送し、その原稿反
転手段で先の原稿を待機する第1制御動作と、 先の原稿の原稿反転手段における待機中に、原稿収納部
から次の原稿を取出して第1支持筒に供給して露光さ
せ、さらに原稿反転手段に搬送し、その原稿反転手段で
次の原稿を待機する第2制御動作と、 先の原稿を、第2支持筒に供給して露光させ、さらに原
稿収納用搬送手段によって原稿収納部に戻して積重する
第3制御動作と、 先の原稿の搬送方向上流端が第2支持筒を通過すること
によって、第2制御動作によって原稿反転手段で待機し
ていた次の原稿を、第2支持筒に供給して露光させ、さ
らに原稿収納用搬送手段によって原稿収納部に戻して積
重する第4制御動作とを行い、 第1制御動作中に、先の記録紙を記録紙収納部から感光
体に搬送して転写させ、記録紙反転手段で反転して中間
収納部に搬送し、さらに中間収納部から感光体に再度搬
送し、この感光体への先の記録紙の再度搬送時に、第3
制御動作を開始させて、先の原稿を、次の原稿と原稿反
転手段で入れ違いになって第2支持筒に供給し、 第2制御動作中に、次の記録紙を記録紙収納部から感光
体に搬送して転写させ、記録紙反転手段で反転して中間
収納部に搬送し、 第3制御動作中に、中間収納部から感光体に再度搬送さ
れた先の記録紙を、感光体で転写させ、外部へ排出し、 第4制御動作中に、中間収納部から感光体に再度搬送さ
れた次の記録紙を、感光体で転写させ、外部へ搬送する
制御手段とを含むことを特徴とする原稿供給装置を備え
た複写機。
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