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JP2534894B2 - 新規なグリセリン誘導体およびその誘導体を含有する血圧降下剤 - Google Patents

新規なグリセリン誘導体およびその誘導体を含有する血圧降下剤

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JP2534894B2
JP2534894B2 JP63156293A JP15629388A JP2534894B2 JP 2534894 B2 JP2534894 B2 JP 2534894B2 JP 63156293 A JP63156293 A JP 63156293A JP 15629388 A JP15629388 A JP 15629388A JP 2534894 B2 JP2534894 B2 JP 2534894B2
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carbon atoms
group
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alkyl group
acetyloxy
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光夫 真崎
裕光 武田
敏郎 神代
雅夫 山本
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Nippon Chemiphar Co Ltd
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Nippon Chemiphar Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の産業上の利用分野] 本発明は、新規なグリセリン誘導体、その製造方法、
およびそのグリセリン誘導体を含有する血圧降下剤に関
する。
[発明の背景] 近年において、血小板活性化因子[Platelet Activat
ing Factor、以下PAFと称す]に関する研究が進めら
れ、その種々の生理学的作用が明らかになってきた。
すなわちPAFは生態内機能として、アレルギー、炎
症、血小板凝集に関与しており、そして一方では、強力
な血圧降下作用を有することが判明している。[ネイチ
ャー、285巻、193(1980):European Journal of Pharm
acology,65,185−192(1980)] 従って、PAFの血小板凝集作用などの好ましくない作
用を低減させながら、その血圧降下作用を利用すること
を目的とした研究が行なわれてきた。
PAFとして機能するものとしては、グリセリン誘導体
が知られており、そのようなグリセリン誘導体について
も、各種の改良研究が行なわれている。
[発明の要旨] 本発明は、優れた血圧降下作用を示す一方、血小板凝
集作用などの好ましくない作用が低減された新規なグリ
セリン誘導体、およびその製造方法を提供することを目
的とする。
また、本発明は、上記の新規なグリセリン誘導体を利
用した血圧降下剤を提供することも、その目的とする。
本発明の新規なグリセリン誘導体は、 一般式(I): [式中、R1は、炭素数10〜22の直鎖もしくは分枝鎖アル
キル基を示し、R2は、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝
鎖アシル基を示し、Yは、環を形成する窒素原子に炭素
数1〜6のアルキル基を置換基として有するピリジニオ
基、イソキノリニオ基またはキノリニオ基を示し、そし
てR4、R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、または炭
素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基を示す] で表わされる化合物である。
上記の本発明の新規なグリセリン誘導体は、 一般式(II): [式中、R1、R2、R4、R5そしてR6は、上記一般式(I)
のものと同じ意味を示す] で表わされる化合物を、塩基の存在下で、オキシ塩化リ
ンおよび一般式(III): H−O−Y・A ・・・(III) [式中、Yは、環を形成する窒素原子に炭素数1〜6の
アルキル基を置換基として有するピリジニオ基、イソキ
ノリニオ基またはキノリニオ基を示し、A アニオンを
示す] で表わされる化合物と反応させることによって製造する
ことができる。
[発明の効果] 本発明の新規なグリセリン誘導体は、優れた血圧降下
作用を示す一方、血小板凝集作用などの好ましくない作
用が低減されているため、血圧降下剤として有用性が高
い。
[発明の詳細な記述] 一般式(I)において、R1は、デシル、ウンデシル、
ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、
ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシ
ル、アイコシル、ヘナイコシル、ドコシルのような炭素
数10〜22の直鎖または分枝鎖アルキル基を示す。R1は、
特に、炭素数12〜20の直鎖または分枝鎖アルキル基であ
ることが好ましい。
R2は、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリ
ル、イソブチリル、バレリルイソバレリル、ピバロイル
のような炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖アシル基を
示す。R2は、特に炭素数2〜6の直鎖アシル基であるこ
とが好ましい。
Yは、環を形成する窒素原子に炭素数1〜6のアルキ
ル基(直鎖もしくは分枝鎖のいずれでもよい)を置換基
として有するピリジニオ基、イソキノリニオ基またはキ
ノリニオ基を示す。
R4、R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、メチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、ペンチル、ヘキシルなどの炭素数1〜6の直
鎖または分枝鎖アルキル基を示す。R4、R5およびR6が、
すべて水素であるか、あるいはR4が、炭素数1〜6の直
鎖または分枝鎖アルキル基であり、R5とR6が共に水素で
あるか、あるいはR6が、炭素数1〜6の直鎖または分枝
鎖アルキル基であり、R4とR5が共に水素であることが特
に好ましい。
次に、本発明の化合物の具体例を挙げる。
(1)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1−メチルピリジニオ−3−イル・ホスフェー
ト (2)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・2−メチルイソキノリニオ−5−イル・ホスフ
ェート (3)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1−メチルキノリニオ−5−イル・ホスフェー
ト (4)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシブ
チル・1−メチルピリジニオ−3−イル・ホスフェート (5)2−アセチルオキシ−3−オクタデシルオキシブ
チル・2−メチルイソキノリニオ−5−イル・ホスフェ
ート (6)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1−メチルピリジニオ−4−イル・ホスフェー
ト (7)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1−メチルキノリニオ−6−イル・ホスフェー
ト (8)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1−メチルキノリニオ−9−イル・ホスフェー
ト (9)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1,4−ジメチルピリジニオ−3−イル・ホスフ
ェート なお、本発明の一般式(I)で示される化合物は、不
斉炭素によって生じる各々の異性体及びそれらの混合物
も含むものである。
本発明の一般式(I)で示される化合物は、次の方法
により製造することができる。すなわち、一般式(I
I): [式中、R1、R2、R4、R5およびR6は、それぞれ前記と同
一の意味を有する。] で表わされる化合物を、塩基の存在下にオキシ塩化リン
および一般式(III): HO−Y・A (III) [ただし、Yは前記と同一の意味を有し、A は塩素、
臭素、ヨウ素、トシルイオンなどのアニオンを示す。] で表わされる塩と反応される方法によって、容易に製造
することができる。
上記の製造方法は、たとえば、下記に示す方法により
実施される。
[R1、R2、R4、R5、R6およびYは前記と同じ] この方法はリン酸化する前にアシル化する方法であ
り、化合物(II)において、R1がヘキサデシル、R2がア
セチルで、R4、R5およびR6が水素であり、sn体のものは
公知[例えば、シンセシス(Synthesis),1982年、399
〜402頁]であり、その他の化合物も同様に合成するこ
とができる。リン酸化以降は、本発明の製造法に関して
前記した方法と、用いる反応試剤は全く同一であり、反
応条件、溶媒などは適宜応用することができる。
次に、本発明のグリセリン誘導体(I)の血圧降下作
用及び血小板凝集作用の薬理実験結果を示す。
[血圧降下作用:静脈内投与] (試験方法) ペントバルビタールナトリウム50mg/kgを腹腔内投与
して麻酔したウィスター系雄性ラット(平均体重420g)
を背位に固定し、左大腿動脈より血圧を測定した。試験
対象の薬物は、ウシ血清アルブミンを0.25%含有する生
理食塩液に溶解し、この溶液を右大腿静脈より投与し
た。
(試験結果) 得られた数値に基づいて作成した用量反応曲線より、
平均血圧を50mmHg下降させるに必要な用量(MABP50)を
求めた。
(A)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1−メチルピリジニオ−3−イル・ホスフェー
ト(後記実施例1) MABP50=0.6ng/kg (B)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・2−メチルイソキノリニオ−5−イル・ホスフ
ェート(後記実施例2) MABP50=2.6ng/kg [血圧降下作用:経口投与] (試験方法) エーテル麻酔下に雄性自然発症高血圧ラット(平均体
重359g)を背位に固定して、左大腿動脈にカニュレーシ
ョンし、血圧を測定した。試験対象の薬物は、蒸留水に
溶解し、この溶液を強制経口投与した。
(試験結果) 化 合 物: なし 実施例2の化合物 用量(mg/kg): − 3 例 数: 2 3 投与前血圧値 (mmHg) 155.0 156.7 投与30分後の 降圧値(mmHg): +5.0 −24.7 [血小板凝集作用] (試験方法) 雄性日本白色種家兎をペントバルビタール麻酔し、頚
動脈より採取した血液(3.13%クエン酸Naを1/10容含
む)より常法にしたがってPlatelet Rich Plasma(PR
P)およびPlatelet Poor Plasma(PPP)を調製し実験に
用いた。
なお、血小板数はPRPをPPPで希釈して約30万/mm3とし
た。
血小板凝集の測定は、Platelet Aggregation Tracer
PAT−4A(二光バイオサイエンス)を用いて行なった。P
RP190μ中に最終濃度2×10-10〜2×10-4Mになるよ
うに被検薬液10μを添加し、凝集曲線を記録した。
被検薬液の調製には、牛血清アルブミンを0.25%含有
する生理食塩液を用いた。
(結果) 凝集曲線より求めたEC50値を以下に示す。
(A)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1−メチルピリジニオ−3−イル・ホスフェー
ト(後記実施例1) EC50=1.3×10-9M (B)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・2−メチルイソキノリニオ−5−イル・ホスフ
ェート(後記実施例2) EC50=1.1×10-8M 以上の試験結果から明らかなように、本発明のグリセ
リン誘導体は優れた血圧降下作用を示し、一方、問題と
なる血小板凝集作用は低いレベルにある。
本発明のグリセリン誘導体は、たとえば錠剤、顆粒
剤、散剤、カプセル剤、シロップ剤、坐剤、注射剤のよ
うな剤形で、通常有効成分とし、経口投与の場合、1回
当り10μg/kg〜0.5mg/kgとするのが好ましく、症状に応
じて1〜4回投与するのが好都合である。なお、投与量
は対象患者の状態、投与方法に応じて適宜増減される。
上記の各種製剤は通常用いられる担体もしくは賦形剤
を含むものである。
次に、本発明のグリセリン誘導体の製造法および調剤
例を実施例により説明する。なお、ホスフェートとして
示された化合物は分子内塩の形態にある。参考例は、本
発明のグリセリン誘導体の製造に利用される原料の製造
例を示す。
[参考例1] 3−ヒドロキシ−N−メチルピリジン・p−トルエンス
ルホネート: 3−ヒドロキシピリジン1.90gをアセトン15mlに加熱
溶解し、これにp−トルエンスルホン酸メチル3.72gを
加えた。更に、10分間加熱還流し、冷却後析出した結晶
を濾別、乾燥し、標題化合物4.95gを得た。
融点:147〜149℃1 H NMR(DMSO−d6) δ: 2.29 (3H,s) 3.0〜3.7 (1H,br) 4.27 (3H,s) 6.9〜8.5 (8H,m) IR(KBr)cm-1: 3400,3050,3000,2920,2720,2700,2680,2600,2500,1580,
1490,1315,1260,1200,1150,1115,1020,1000,780,775,76
0. [参考例2] 5−ヒドロキシ−2−メチルイソキノリニウム・p−
トルエンスルホネート: 5−ヒドロキシイソキノリン1g、p−トルエンスルホ
ン酸メチル1.28gおよびアセトン10mlから、参考例1に
おけると同様に実施して、標題化合物1.85gを得た。1 H NMR(CD3OD) δ: 2.32 (3H,s) 4.47 (3H,s) 7.0〜9.7 (11H,m) IR(KBr)cm-1: 3350,3020,1640,1600,1570,1390,1370,1290,1220,1200,
1110,1020,1000,840,810,780,670,550, [実施例1] 2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプロピル
・1−メチルピリジニオ−3−イル・ホスフェート: 窒素雰囲気下に、オキシ塩化リン0.24ml、トリエチル
アミン0.70ml、及びアルミナを通したクロロホルム6ml
の混合溶液に、氷冷下、2−アセチルオキシ−3−ヘキ
サデシルオキシプロパノール718mgのアルミナを通した
クロロホルム6ml溶液を滴下した。その後室温で30分間
撹拌し、更に4−ジメチルアミノピリジン366mg、参考
例1で得た化合物844mgおよび乾燥ピリジン20mlを加
え、暗所で4日間、室温で撹拌した。これに、重曹1120
mg、水3mlを加えて、しばらく撹拌した。溶媒を減圧留
去して残渣にトルエン−塩化メチレン混合溶媒(v/v=1
/1)30mlを加え、不溶物を濾過した。瀘液を減圧濃縮
し、残渣をテトラヒドロフラン−水混合溶媒(v/v=95/
5)に溶解し、アンバーライトMB−3のイオン交換樹脂
カラムを通した。上記と同じテトラヒドロフラン−水混
合溶媒で溶出し、溶媒を減圧留去して、残渣を遮光下に
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、標題
化合物70mgを得た。1 H NMR(CD3OD) δ: 0.90 (3H,t) 1.28 (26H,s) 1.3〜1.7 (2H,m) 2.02 (3H,s) 3.3〜3.7 (4H,m) 3.95〜4.2 (2H,m) 4.40 (3H,s) 4.95〜5.25 (1H,m) 7.8〜8.8 (4H,m) IR(KBr) cm-1: 3400,3070,2950,2910,2845,1730,1500,1460,1370,1280,
1235,1100,1055,960,810,780,540 [実施例2] 2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプロピル
・2−メチルイソキノリニオ−5−イル・ホスフェー
ト: 窒素雰囲気下に、オキシ塩化リン0.1ml、トリエチル
アミン0.3ml、及びアルミナを通したクロロホルム3mlの
混合溶液に、氷冷下、2−アセチルオキシ−3−ヘキサ
デシルオキシプロパノール358mgのアルミナを通したク
ロロホルム3ml溶液を滴下した。その後室温で30分間撹
拌し、更に、参考例2で得た四級塩830mgおよび乾燥ピ
リジン8mlを加え、室温で一夜撹拌した。これに、重曹5
60mg、水1.5mlを加えて、しばらく撹拌した。溶媒を減
圧留去して残渣にトルエン−塩化メチレン混合溶媒(v/
v=1/1)15mlを加え、不溶物を濾過した。濾液を減圧濃
縮し、残渣をテトラヒドロフラン−水混合溶媒(v/v=9
5/5)に溶解し、アンバーライトMB−3のイオン交換樹
脂カラムを通した。上記と同じテトラヒドロフラン−水
混合溶媒で溶出し、溶媒を減圧留去して、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、標題化合物
200mgを得た。1 H NMR(CD3OD) δ: 0.90 (3H,t) 1.28 (26H,s) 1.3〜1.6 (2H,m) 1.96 (3H,s) 3.3〜3.5 (2H,m) 3.57 (2H,d,J=7Hz) 4.0〜4.2 (2H,m) 4.4〜4.6 (3H,br,s) 4.9〜5.2 (1H,m) 7.8〜9.5 (6H,m) IR(KBr) cm-1: 3400,2900,2845,1730,1640,1600,1510,1460,1400,1370,
1340,1280,1240,1090,960,860,810,780,750,700. [製剤例1]錠剤 (1)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1−メチルピリジニオ−3−イル・ホスフェー
ト 1.0g (2)乳糖 27.0g (3)結晶セルロース 20.0g (4)トウモロコシ澱粉 5.0g (5)カルボキシメチルセルロースカルシウム 5.0g (6)ヒドロキシプロピルセルロース 1.6g (7)ステアリン酸マグネシウム 0.4g 1000錠60 g 上記(1)〜(6)を常法により顆粒化したのち
(7)を加え混合し、一錠(60mg)中(1)の成分を1m
g含有する錠剤を得た。
[製剤例2]注射剤 2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプロピル
・1−メチルピリジニオ−3−イル・ホスフェート1.0m
gおよびマンニット100gを計量し、注射用蒸留水にて10
に溶解し、無菌ろ過後、5mlバイアル瓶に0.5mlずつ分
注し常法により凍結乾燥を行ない、乾燥後密栓し注射剤
用凍結乾燥製剤を得た。
[製剤例3]軟カプセル剤 (1)2−アセチルオキシ−3−ヘキサデシルオキシプ
ロピル・1−メチルピリジニオ−3−イル・ホスフェー
ト 0.1g (2)ポリエチレングリコール400 169.9g (3)ポリビニルピロリドン 5.0g (4)グリセリン 75.0g 1000カプセル250 g 上記(1)〜(4)を均一に溶解し、内容液としたの
ち、常法によりゼラチンシートで被包し、1カプセル中
(1)を100μg含有する軟カプセル剤を得た。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式: [式中、R1は、炭素数10〜22の直鎖もしくは分枝鎖アル
    キル基を示し、R2は、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝
    鎖アシル基を示し、Yは、環を形成する窒素原子に炭素
    数1〜6のアルキル基を置換基として有するピリジニオ
    基、イソキノリニオ基またはキノリニオ基を示し、そし
    てR4、R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、または炭
    素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基を示す] で表わされるグリセリン誘導体。
  2. 【請求項2】一般式 [式中、R1は、炭素数10〜22の直鎖もしくは分枝鎖アル
    キル基を示し、R2は、炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝
    鎖アシル基を示し、Yは、環を形成する窒素原子に炭素
    数1〜6のアルキル基を置換基として有するピリジニオ
    基、イソキノリニオ基またはキノリニオ基を示し、そし
    てR4、R5およびR6は、それぞれ独立に、水素、または炭
    素数1〜6の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基を示す] で表わされるグリセリン誘導体を含有する血圧降下剤。
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