JP2534548Y2 - パンチプレス - Google Patents
パンチプレスInfo
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- JP2534548Y2 JP2534548Y2 JP2687991U JP2687991U JP2534548Y2 JP 2534548 Y2 JP2534548 Y2 JP 2534548Y2 JP 2687991 U JP2687991 U JP 2687991U JP 2687991 U JP2687991 U JP 2687991U JP 2534548 Y2 JP2534548 Y2 JP 2534548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- die
- holder
- transfer device
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワークテーブルの省ス
ペース化を図るとともに、多数のパンチとダイとを備え
ることのできるパンチプレスに関する。
ペース化を図るとともに、多数のパンチとダイとを備え
ることのできるパンチプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパンチプレスはタレット型のもの
が多く、板材を支持するテーブルと上部金型及び下部金
型をそれぞれ備えたタレット部とより構成されていた。
そして前記テーブルには板材をタレット部のパンチ位置
に位置決めするための、X軸方向及びY軸方向への移動
機構が設けてあって、先ず所定パンチとなる上部金型と
ダイとなる下部金型とをパンチ位置に回転させて位置決
めし、次に板材の被加工位置を移動装置によって位置決
めし、上部金型と下部金型とを備えた上タレットと下タ
レットの間に置き、所望のパンチング加工を行ってい
た。
が多く、板材を支持するテーブルと上部金型及び下部金
型をそれぞれ備えたタレット部とより構成されていた。
そして前記テーブルには板材をタレット部のパンチ位置
に位置決めするための、X軸方向及びY軸方向への移動
機構が設けてあって、先ず所定パンチとなる上部金型と
ダイとなる下部金型とをパンチ位置に回転させて位置決
めし、次に板材の被加工位置を移動装置によって位置決
めし、上部金型と下部金型とを備えた上タレットと下タ
レットの間に置き、所望のパンチング加工を行ってい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のパンチプレスにおいては、パンチ位置が定めら
れているため板材を移動装置によって、X軸方向やY軸
方向に移動しなければならず、板材を載置するためのテ
ーブルは少くとも板材の4倍近いスペースを設けなけれ
ばならなかった。
た従来のパンチプレスにおいては、パンチ位置が定めら
れているため板材を移動装置によって、X軸方向やY軸
方向に移動しなければならず、板材を載置するためのテ
ーブルは少くとも板材の4倍近いスペースを設けなけれ
ばならなかった。
【0004】また、上記したタレット型のパンチプレス
においては、上タレットに設けた複数個の上部金型や下
タレットに設けた複数個の下部金型を交換するには、上
タレットを取外して交換しなければならず、非常に煩雑
な工数を必要とする等の欠点があった。
においては、上タレットに設けた複数個の上部金型や下
タレットに設けた複数個の下部金型を交換するには、上
タレットを取外して交換しなければならず、非常に煩雑
な工数を必要とする等の欠点があった。
【0005】本考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ワークテーブルのスペー
スを少くするとともに、多数の上部金型(パンチ)や下
部金型(ダイ)を設け且つその交換を容易に行えるパン
チプレスを提供しようとするものである。
で、その目的とするところは、ワークテーブルのスペー
スを少くするとともに、多数の上部金型(パンチ)や下
部金型(ダイ)を設け且つその交換を容易に行えるパン
チプレスを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案のパンチプレスは、互に平行に設けられた2つの
門型フレームの間で、上段に複数個のパンチを装着した
パンチホルダを配設し循環されるパンチ用移送装置を設
け、下段に前記パンチホルダと対応する同数個のダイを
装着したダイホルダを配設し循環されるダイ用移送装置
を設け、前記パンチ用移送装置とダイ用移送装置とが対
応した位置で、その各々を位置決め誘導するパンチ用ガ
イドとダイ用ガイドとを設け、前記パンチ用ガイド上に
左右方向に移動し位置決めされるラムを備えたラムシリ
ンダーを設け、前記門型フレームに対して交差方向で接
近離反自在に移動し位置決めされるワークテーブルを設
けたことを特徴とするものである。
本考案のパンチプレスは、互に平行に設けられた2つの
門型フレームの間で、上段に複数個のパンチを装着した
パンチホルダを配設し循環されるパンチ用移送装置を設
け、下段に前記パンチホルダと対応する同数個のダイを
装着したダイホルダを配設し循環されるダイ用移送装置
を設け、前記パンチ用移送装置とダイ用移送装置とが対
応した位置で、その各々を位置決め誘導するパンチ用ガ
イドとダイ用ガイドとを設け、前記パンチ用ガイド上に
左右方向に移動し位置決めされるラムを備えたラムシリ
ンダーを設け、前記門型フレームに対して交差方向で接
近離反自在に移動し位置決めされるワークテーブルを設
けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のように構成したパンチプレスは、上段に
設けたパンチを装着したパンチホルダと下段に設けたダ
イを装着したダイホルダとの対応関係を保って循環さ
せ、パンチホルダとダイホルダとが互に接近した位置で
はパンチ用ガイドとダイ用ガイドにて誘導させ、所定位
置で移送装置を停止させて位置決め固定する。この位置
でパンチとダイの間へワークテーブル上のワークの所定
位置を位置決め挿入させ、パンチの上方に設けたガイド
上のラムを備えたラムシリンダーを移動させると共に、
ラムシリンダーを作動させてラムを上下動させることに
より、パンチとダイとの協働でパンチング加工が行なわ
れる。而して、ワークテーブル上ではワーク幅の2倍の
広さがあれば、如何なるパンチング加工にも対応させる
ことができる。
設けたパンチを装着したパンチホルダと下段に設けたダ
イを装着したダイホルダとの対応関係を保って循環さ
せ、パンチホルダとダイホルダとが互に接近した位置で
はパンチ用ガイドとダイ用ガイドにて誘導させ、所定位
置で移送装置を停止させて位置決め固定する。この位置
でパンチとダイの間へワークテーブル上のワークの所定
位置を位置決め挿入させ、パンチの上方に設けたガイド
上のラムを備えたラムシリンダーを移動させると共に、
ラムシリンダーを作動させてラムを上下動させることに
より、パンチとダイとの協働でパンチング加工が行なわ
れる。而して、ワークテーブル上ではワーク幅の2倍の
広さがあれば、如何なるパンチング加工にも対応させる
ことができる。
【0008】また、パンチホルダとダイホルダとはそれ
ぞれ移送装置に引掛けておくだけで、パンチホルダとダ
イホルダとの交換は簡単に行うことができる。
ぞれ移送装置に引掛けておくだけで、パンチホルダとダ
イホルダとの交換は簡単に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図3に
よって説明する。
よって説明する。
【0010】図1および図2において、パンチプレス1
は互に平行に設けられた2つの門型のメインフレーム3
F,3Bと、このメインフレーム3F,3Bの間で水平
方向に渡された上フレーム5と下フレーム7とによるフ
レーム構造で本体が構成されている。
は互に平行に設けられた2つの門型のメインフレーム3
F,3Bと、このメインフレーム3F,3Bの間で水平
方向に渡された上フレーム5と下フレーム7とによるフ
レーム構造で本体が構成されている。
【0011】上フレーム5の上面中央には2本のガイド
レール9,9が設けられ、これらのガイドレール9,9
の間にはガイドレール9に沿って長穴11が設けられて
いる。このガイドレール9,9上にはラムシリンダー1
3が走行自在に設けられている。このラムシリンダー1
3は下側面にストライカー(ラム)15が突出されてお
り、このストライカー15は前記長穴11を貫通して上
フレーム5の下面側に突出されている。ラムシリンダー
13の頭部にはボールネジ19が挿通されるナット部材
17が固定されており、ボールネジ19の回転に従って
ナット部材17を介してラムシリンダー13はガイドレ
ール9上を移動される。前記ボールネジ19の一端には
モータ21が設けられ、このモータ21は前記上フレー
ム5より延設された固定台に取付けられている。
レール9,9が設けられ、これらのガイドレール9,9
の間にはガイドレール9に沿って長穴11が設けられて
いる。このガイドレール9,9上にはラムシリンダー1
3が走行自在に設けられている。このラムシリンダー1
3は下側面にストライカー(ラム)15が突出されてお
り、このストライカー15は前記長穴11を貫通して上
フレーム5の下面側に突出されている。ラムシリンダー
13の頭部にはボールネジ19が挿通されるナット部材
17が固定されており、ボールネジ19の回転に従って
ナット部材17を介してラムシリンダー13はガイドレ
ール9上を移動される。前記ボールネジ19の一端には
モータ21が設けられ、このモータ21は前記上フレー
ム5より延設された固定台に取付けられている。
【0012】上記した上フレーム5とラムシリンダー1
3とを囲んでパンチ用移送装置23が設けてある。パン
チ用移送装置23はメインフレーム3F,3Bより突出
された軸25とチェンホイール27とよりなる、片側の
メインフレーム3Fより4ケ所、他方のメインフレーム
3Bより4ケ所で、メインフレーム3F側の軸心とメイ
ンフレーム3B側の軸心とは上下方向で段差があって、
図ではメインフレーム3F側のものを高くしてある。こ
の段差は後述するパンチホルダ29の高さによって定め
られている。このような片側各4ケ所に配設されたチェ
ンホイール27には、それぞれチェーン31が囲繞され
図示していないモータによって同一方向(例えばA矢印
方向)に循環されるように構成されている。
3とを囲んでパンチ用移送装置23が設けてある。パン
チ用移送装置23はメインフレーム3F,3Bより突出
された軸25とチェンホイール27とよりなる、片側の
メインフレーム3Fより4ケ所、他方のメインフレーム
3Bより4ケ所で、メインフレーム3F側の軸心とメイ
ンフレーム3B側の軸心とは上下方向で段差があって、
図ではメインフレーム3F側のものを高くしてある。こ
の段差は後述するパンチホルダ29の高さによって定め
られている。このような片側各4ケ所に配設されたチェ
ンホイール27には、それぞれチェーン31が囲繞され
図示していないモータによって同一方向(例えばA矢印
方向)に循環されるように構成されている。
【0013】このチェーン31は例えば図3に示すよう
に、複数のリンク板33の間にコロ35を挟みピン37
によって滑動自在に係止したもので、リンク板33の一
方の外側にはフック39が所定間隔を置いて設けてあ
る。このフック39はリンク板33より突出して設けら
れ、上方に向って折曲されて中央に切欠部41が形成さ
れている。このようなチェーン31はメインフレーム3
Fと3Bによって、ともに前記フック39を互に内方に
向けて対応するように架設してある。
に、複数のリンク板33の間にコロ35を挟みピン37
によって滑動自在に係止したもので、リンク板33の一
方の外側にはフック39が所定間隔を置いて設けてあ
る。このフック39はリンク板33より突出して設けら
れ、上方に向って折曲されて中央に切欠部41が形成さ
れている。このようなチェーン31はメインフレーム3
Fと3Bによって、ともに前記フック39を互に内方に
向けて対応するように架設してある。
【0014】一方、パンチホルダ29は円筒状の本体4
3と、この本体内に内蔵されたパンチPと、このパンチ
Pより延設され本体43の上部に突出した受圧軸45
と、この受圧軸45の周囲に配設されたコイルスプリン
グ47とによって構成され、パンチPはコイルスプリン
グ47の付勢によって常時に保持状態を保つようになっ
ている。
3と、この本体内に内蔵されたパンチPと、このパンチ
Pより延設され本体43の上部に突出した受圧軸45
と、この受圧軸45の周囲に配設されたコイルスプリン
グ47とによって構成され、パンチPはコイルスプリン
グ47の付勢によって常時に保持状態を保つようになっ
ている。
【0015】このようなパンチホルダ29の本体43の
外周には上係合部49と下係合部51とが互にラジアル
方向に突出されている。これらの上係合部49と下係合
部51とはともに鍔付軸体で形成されており、前記チェ
ーン31のフック39に設けた切欠部41内に摺動自在
に掛けられるように構成されている。
外周には上係合部49と下係合部51とが互にラジアル
方向に突出されている。これらの上係合部49と下係合
部51とはともに鍔付軸体で形成されており、前記チェ
ーン31のフック39に設けた切欠部41内に摺動自在
に掛けられるように構成されている。
【0016】このようなパンチホルダ29を係止したチ
ェーン31は、パンチホルダ29の受圧軸45を常に上
方に向けてメインフレーム3のチェンホイール27によ
って移動され、上フレーム5の下側に送られてくるとメ
インフレーム3F,3Bの内側に設けられたパンチ用ガ
イド53に滑合される。このパンチ用ガイド53は上部
にパンチホルダ29の本体43の一部に係合する溝部5
5と、本体43の前記上係合部49と下係合部51とを
収納する収納溝部57とを有し、上フレーム5と同様に
メインフレーム3Fの長手方向に設けてある。このパン
チ用ガイド53によってパンチホルダ29は揺動するこ
となくガイドされる。
ェーン31は、パンチホルダ29の受圧軸45を常に上
方に向けてメインフレーム3のチェンホイール27によ
って移動され、上フレーム5の下側に送られてくるとメ
インフレーム3F,3Bの内側に設けられたパンチ用ガ
イド53に滑合される。このパンチ用ガイド53は上部
にパンチホルダ29の本体43の一部に係合する溝部5
5と、本体43の前記上係合部49と下係合部51とを
収納する収納溝部57とを有し、上フレーム5と同様に
メインフレーム3Fの長手方向に設けてある。このパン
チ用ガイド53によってパンチホルダ29は揺動するこ
となくガイドされる。
【0017】このパンチ用ガイド53の一方側、例えば
メインフレーム3F側のパンチ用ガイド53の一部には
アリ溝59を介してショットピンホルダ61が摺動自在
に取付けられ、このショットピンホルダ61にはショッ
トピン63が設けてある。このショットピン63は前記
パンチホルダ29の側面に設けられたショットピン孔に
嵌合される。このショットピンホルダ61は前記パンチ
用ホルダ53に沿って設けられたパンチ用ボールネジ6
5に係合され、パンチ用ボールネジ65は前記ラムシリ
ンダー13のボールネジ19と同期するようにベルト6
7を介して回転される。このパンチ用ボールネジ65の
回転によりパンチホルダ29はラムシリンダー29との
位置を対応するように位置決めされる。
メインフレーム3F側のパンチ用ガイド53の一部には
アリ溝59を介してショットピンホルダ61が摺動自在
に取付けられ、このショットピンホルダ61にはショッ
トピン63が設けてある。このショットピン63は前記
パンチホルダ29の側面に設けられたショットピン孔に
嵌合される。このショットピンホルダ61は前記パンチ
用ホルダ53に沿って設けられたパンチ用ボールネジ6
5に係合され、パンチ用ボールネジ65は前記ラムシリ
ンダー13のボールネジ19と同期するようにベルト6
7を介して回転される。このパンチ用ボールネジ65の
回転によりパンチホルダ29はラムシリンダー29との
位置を対応するように位置決めされる。
【0018】上記したパンチホルダ29とパンチ用ガイ
ド53との関係及びパンチ用移送装置23は、下段に設
けられたダイホルダ67についても全く同様に適用され
ている。すなわち、ダイホルダ67は円柱形の本体69
と、中央部にはダイDが取付けられるようになってい
る。この本体69の上方端部の外周面には前記パンチホ
ルダ29に設けたと同様の上係合部49があって、この
上係合部49のラジアル方向の下側には下係合部51が
設けてあり、この上係合部49と下係合部51を介して
ダイ用移送装置71のチェーン31に掛けられている。
このチェーン31はチェンホイール27に架設され、前
記パンチ用移送装置23と同期循環されるようになって
いる。このダイ用移送装置71で下フレーム7上にはダ
イホルダ67を支えるダイブロックサポート73が設け
られ、ダイホルダ67がダイブロックサポート73上を
摺動するように構成されている。
ド53との関係及びパンチ用移送装置23は、下段に設
けられたダイホルダ67についても全く同様に適用され
ている。すなわち、ダイホルダ67は円柱形の本体69
と、中央部にはダイDが取付けられるようになってい
る。この本体69の上方端部の外周面には前記パンチホ
ルダ29に設けたと同様の上係合部49があって、この
上係合部49のラジアル方向の下側には下係合部51が
設けてあり、この上係合部49と下係合部51を介して
ダイ用移送装置71のチェーン31に掛けられている。
このチェーン31はチェンホイール27に架設され、前
記パンチ用移送装置23と同期循環されるようになって
いる。このダイ用移送装置71で下フレーム7上にはダ
イホルダ67を支えるダイブロックサポート73が設け
られ、ダイホルダ67がダイブロックサポート73上を
摺動するように構成されている。
【0019】このダイブロックサポート73を設けた左
右側にはダイホルダ67を挟持摺動するダイ用ガイド7
5が設けてあって、このダイ用ガイド75のメインフレ
ーム3F側には前記したアリ溝59とショットピンホル
ダ61が設けてあり、ダイ用ボールネジ77に係合され
ている。このダイ用ボールネジ77は前記パンチ用ボー
ルネジ65とベルト79を介して同期回転される構成に
なっている。
右側にはダイホルダ67を挟持摺動するダイ用ガイド7
5が設けてあって、このダイ用ガイド75のメインフレ
ーム3F側には前記したアリ溝59とショットピンホル
ダ61が設けてあり、ダイ用ボールネジ77に係合され
ている。このダイ用ボールネジ77は前記パンチ用ボー
ルネジ65とベルト79を介して同期回転される構成に
なっている。
【0020】上述したメインフレーム3Fおよび3Bの
外側には図1に示すようなワークテーブル81が交差状
態で突設している。このワークテーブル81の一方側は
前記下フレーム7より延設されたテーブルフレーム83
と、このテーブルフレーム83上でY軸方向に移動する
キャレッジベース85と、このキャレッジベース85に
設けられ前記Y軸方向に対して直角方向(X軸方向)に
移動されるワーククランプ87とよりなりこのワークク
ランプ87にてクランプされたワークWは、ワーククラ
ンプ87にてX軸方向へ、キャレッジベース85によっ
てY軸方向へそれぞれ位置決めされる。したがってワー
クテーブル81はワークWの幅方向で2倍の大きさで充
分である。なお、ワークテーブル81の上面にはボール
ベア89が複数個設けてあることは説明するまでもな
い。
外側には図1に示すようなワークテーブル81が交差状
態で突設している。このワークテーブル81の一方側は
前記下フレーム7より延設されたテーブルフレーム83
と、このテーブルフレーム83上でY軸方向に移動する
キャレッジベース85と、このキャレッジベース85に
設けられ前記Y軸方向に対して直角方向(X軸方向)に
移動されるワーククランプ87とよりなりこのワークク
ランプ87にてクランプされたワークWは、ワーククラ
ンプ87にてX軸方向へ、キャレッジベース85によっ
てY軸方向へそれぞれ位置決めされる。したがってワー
クテーブル81はワークWの幅方向で2倍の大きさで充
分である。なお、ワークテーブル81の上面にはボール
ベア89が複数個設けてあることは説明するまでもな
い。
【0021】以上説明したように本実施例のパンチプレ
ス1は、ワークWをワークテーブル81上に置き、その
端部をワーククランプ87にてクランプし、キャレッジ
ベース85によってワークWをY軸方向に位置決めす
る。これによりワークWの所定箇所をパンチ用ガイド5
3とダイ用ガイド75との間に位置せしめることができ
る。
ス1は、ワークWをワークテーブル81上に置き、その
端部をワーククランプ87にてクランプし、キャレッジ
ベース85によってワークWをY軸方向に位置決めす
る。これによりワークWの所定箇所をパンチ用ガイド5
3とダイ用ガイド75との間に位置せしめることができ
る。
【0022】次に、パンチ用移送装置23とダイ用移送
装置71とにより、所定のパンチホルダ29と対応する
ダイホルダ67とをそれぞれれパンチ用ガイド53とダ
イ用ガイド75内に誘導し、パンチ用ボールネジ65と
ダイ用ボールネシジ77を作動させ、それぞれのボール
ネジ65,67に設けられたショットピンホルダ61の
ショットピン63をパンチホルダ29とダイホルダ67
のショットピン穴に係合させ、ラムシリンダー13を所
定のパンチホルダ29上に移動設定する。この状態でラ
ムシリンダー13に流体を導入しパンチホルダ29の受
圧軸45をストライカー15で押圧し、パンチPとダイ
Dとの協働でパンチング加工が行われることになる。以
下はラムシリンダー13とパンチホルダ29とダイホル
ダ67とをモータ21の駆動により同期移動させること
により、ワークWのX軸方向へのパンチング加工が行わ
れる。
装置71とにより、所定のパンチホルダ29と対応する
ダイホルダ67とをそれぞれれパンチ用ガイド53とダ
イ用ガイド75内に誘導し、パンチ用ボールネジ65と
ダイ用ボールネシジ77を作動させ、それぞれのボール
ネジ65,67に設けられたショットピンホルダ61の
ショットピン63をパンチホルダ29とダイホルダ67
のショットピン穴に係合させ、ラムシリンダー13を所
定のパンチホルダ29上に移動設定する。この状態でラ
ムシリンダー13に流体を導入しパンチホルダ29の受
圧軸45をストライカー15で押圧し、パンチPとダイ
Dとの協働でパンチング加工が行われることになる。以
下はラムシリンダー13とパンチホルダ29とダイホル
ダ67とをモータ21の駆動により同期移動させること
により、ワークWのX軸方向へのパンチング加工が行わ
れる。
【0023】このようにして、例えばY軸方向の1列目
の加工が完了したとき、前記キャレッジベース85を移
動させて2列目をセットし、前記ラムシリンダー13と
パンチホルダ29とダイホルダ67とを同期して反対方
向に移動させながらパンチング加工が行われる。なお、
パンチホルダ29とダイホルダ67とは、パンチ用移送
装置23とダイ用移送装置71の停止後はフリー状態と
なり、前記ショットピンホルダ61の移動に従って従動
されることは言うまでもない。
の加工が完了したとき、前記キャレッジベース85を移
動させて2列目をセットし、前記ラムシリンダー13と
パンチホルダ29とダイホルダ67とを同期して反対方
向に移動させながらパンチング加工が行われる。なお、
パンチホルダ29とダイホルダ67とは、パンチ用移送
装置23とダイ用移送装置71の停止後はフリー状態と
なり、前記ショットピンホルダ61の移動に従って従動
されることは言うまでもない。
【0024】このようにして本実施例のパンチプレス1
は、ワークWをワークテーブル81上でY軸方向のみ移
動させればよいので、ワークWに傷の付くことは少な
く、また、ワークテーブル81もワークWの幅の2倍程
度の広さがあれば十分に対応できる。さらにパンチホル
ダ29とダイホルダ67とはチェーン31のフック39
に掛けるだけで、その交換等は簡単に行うことが可能と
なる。
は、ワークWをワークテーブル81上でY軸方向のみ移
動させればよいので、ワークWに傷の付くことは少な
く、また、ワークテーブル81もワークWの幅の2倍程
度の広さがあれば十分に対応できる。さらにパンチホル
ダ29とダイホルダ67とはチェーン31のフック39
に掛けるだけで、その交換等は簡単に行うことが可能と
なる。
【0025】なお、本考案は上述した実施例に限定され
るものではなく、適宜の変更を行うことによってその他
の態様でも実施し得るものである。
るものではなく、適宜の変更を行うことによってその他
の態様でも実施し得るものである。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は実用新案
登録請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、
ワークテーブルのスペースを少くするとともに、多数の
パンチやダイを設けることができ、且つその交換を容易
に行なうことができる。
登録請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、
ワークテーブルのスペースを少くするとともに、多数の
パンチやダイを設けることができ、且つその交換を容易
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るパンチプレスの一実施例の側面
図である。
図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】パンチホルダをチェーンに引っ掛ける要部斜視
図である。
図である。
1 パンチプレス 3 メインフレーム 9 ガイドレール 13 ラムシリンダー 23 パンチ用移送装置 29 パンチホルダ 53 パンチ用ガイド 67 ダイホルダ 71 ダイ用移送装置 77 ダイ用ガイド 81 ワークテーブル P パンチ D ダイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B30B 15/14 B30B 15/14 A
Claims (1)
- 【請求項1】 互に平行に設けられた2つの門型フレー
ムの間で、上段に複数個のパンチを装着したパンチホル
ダを配設し循環されるパンチ用移送装置を設け、下段に
前記パンチホルダと対応する同数個のダイを装着したダ
イホルダを配設し循環されるダイ用移送装置を設け、前
記パンチ用移送装置とダイ用移送装置とが対応した位置
で、その各々を位置決め誘導するパンチ用ガイドとダイ
用ガイドとを設け、前記パンチ用ガイド上に左右方向に
移動し位置決めされるラムを備えたラムシリンダーを設
け、前記門型フレームに対して交差方向で接近離反自在
に移動し位置決めされるワークテーブルを設けたことを
特徴とするパンチプレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2687991U JP2534548Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | パンチプレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2687991U JP2534548Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | パンチプレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04125019U JPH04125019U (ja) | 1992-11-13 |
JP2534548Y2 true JP2534548Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31911284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2687991U Expired - Lifetime JP2534548Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | パンチプレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534548Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6303763B2 (ja) * | 2014-04-23 | 2018-04-04 | 大日本印刷株式会社 | 穿孔装置 |
CN112677582B (zh) * | 2020-12-16 | 2023-08-08 | 济南宏晟板业有限公司 | 一种阻燃耐火复合岩棉板及其制作加工方法 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP2687991U patent/JP2534548Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04125019U (ja) | 1992-11-13 |
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