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JP2532824B2 - 使い捨てブリ―フの製造装置 - Google Patents

使い捨てブリ―フの製造装置

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Publication number
JP2532824B2
JP2532824B2 JP7013159A JP1315995A JP2532824B2 JP 2532824 B2 JP2532824 B2 JP 2532824B2 JP 7013159 A JP7013159 A JP 7013159A JP 1315995 A JP1315995 A JP 1315995A JP 2532824 B2 JP2532824 B2 JP 2532824B2
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JP
Japan
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continuous
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elastic
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JP7013159A
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JPH07255777A (ja
Inventor
裕範 野村
泰治 島川
禎則 松良
広喜 山本
博文 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
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Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=11825400&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2532824(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Unicharm Corp filed Critical Unicharm Corp
Priority to JP7013159A priority Critical patent/JP2532824B2/ja
Publication of JPH07255777A publication Critical patent/JPH07255777A/ja
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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使い捨てブリーフの製
造装置に関し、さらに詳しくは、パンツ型オムツ、幼児
用トレーニングパンツの製造装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、この種のブリーフの製造
装置としては、特開昭57−77304号および特開昭
57−117602号の各公報に開示のものがある。こ
れらの技術は、弾性部材をブリーフのレッグホールに取
り付ける装置を開示している。
【0003】レッグホールの脚回りに対する所要の締め
付けをうるには、複数本の弾性部材を用いるのが好まし
い場合があるが、前記従来技術は、そうした場合におけ
る弾性部材の処理手段についてなんら教示していない。
【0004】また、前記従来技術のうちの特開昭57−
117602号公報は、レッグホール用の連続弾性部材
(ゴムひも)を保持して連続ウエブ上に配列する二つの
移動体を開示している。しかし、両移動体は、連続ウエ
ブの移送方向と直交する横方向に延在する一つの軌道で
ある支承装置に沿って移動する機構になっている。した
がって、各移動体にそれぞれ保持されながら所要の曲線
を描く各ゴムひもを、必要に応じて、例えば、着用者の
レッグ回りを連続的に囲んでシールするため、互いに接
触させまたは交差させて取り付けたブリーフを製造する
ことができない。
【0005】本発明の目的は、レッグホール用の弾性部
材としてそれぞれ複数本の弾性糸を高速かつ連続的に変
位湾曲させて移動ウエブに取り付け、ひいては、高速量
産することができる装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、両レッグホールの弾性部材を第1および第
2弾性部材から構成し、前記第1および第2弾性部材を
それぞれ中央部と両側部とを有するほぼU字状に湾曲さ
せ、前記第1および第2弾性部材の前記中央部をして前
記両レッグホールの間を横切らせ、前記第1弾性部材の
前記両側部を前記両レッグホールのほぼ前半分に沿っ
て、かつ、前記第2弾性部材の前記両側部を前記両レッ
グホールの残りのほぼ後半に沿ってそれぞれ位置させた
使い捨てブリーフのための製造装置であって、下記の各
手段を含むことを特徴とする。
【0007】a)互いに離間並列する複数の第1糸案内
保持部を有し、移動する連続ウエブのほぼ中央域の幅方
向のほぼ半分域上で前記移動方向と交差するように進退
動作し、前記第1糸案内保持部の各々に保持した伸長状
態の各弾性糸からなる第1連続弾性部材を前記連続ウエ
ブ上において前記移動方向と交差する方向へサインカー
ブ状曲線を描くように一定周期で変位湾曲させる第1ト
ラバース手段。
【0008】b)前記第1トラバース手段と並行に配置
してあって、互いに離間並列する複数の第2糸案内保持
部を有し、前記ほぼ中央域の残りのほぼ半分域上で前記
移動方向と交差するように進退動作し、前記第2糸案内
保持部の各々に保持した伸長状態の各弾性糸からなる第
1連続弾性部材を前記連続ウエブ上において前記移動方
向と交差する方向へ前記第1連続弾性部材のサインカー
ブ状曲線の変位湾曲と前記連続ウエブの幅方向に互いに
対向するサインカーブ状曲線を描くように一定周期で変
位湾曲させる第2トラバース手段。
【0009】c)前記第1および第2連続弾性部材を前
記変位湾曲状態で前記連続ウエブ上に接着剤を介し押圧
して固定する手段。
【0010】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を説明する
と、以下のとおりである。
【0011】図1は、本発明装置で製造する使い捨てブ
リーフの組み立て斜視図を示す。ブリーフ1は、ウエス
トホール2と、一対のレッグホール3と、これらの回り
に沿ってそれぞれ装着してあって伸縮ギャザーを作る弾
性部材4,5とを含んでいる。
【0012】図2は、前記ブリーフ1の分解斜視図を示
す。ブリーフ1は、縦横に伸縮可能な繊維不織布でそれ
ぞれ形成されたトップシート6およびバックシート7
と、これらの間に介在するマット状の吸収性コア8と、
前記弾性部材4,5とからなっている。トップシート6
およびバックシート7は、両側に凹欠部13a,13b
を有している。コア8も両側に凹欠部10を有し、いわ
ゆる砂時計型をなしている。コア8はフラッフパルプを
主材として形成されている。弾性部材4は、トップシー
ト6とバックシート7とのウエスト部分11,12の間
に後記接着剤を介してそれらの横方向へ伸縮可能に取り
付けられている。
【0013】弾性部材5は、第1および第2弾性部材5
A,5Bから構成されている。第1および第2弾性部材
5A,5Bは、それぞれ複数本の弾性糸から構成され、
中央部5aと両側部5bとを有する、上向きの、すなわ
ち、ウエストホール3へ向くほぼU字状に湾曲してい
る。第1および第2部弾性材5A,5Bは、それらの各
列において各弾性糸が互いに交差することなく互いに並
列離間している。第1および第2弾性部材5A,5B
は、中央部5aが互いに並列にパンツ1の股下域を横切
り、第1弾性5Aの両側部5bが両レッグホール3のほ
ぼ前半分に沿って、かつ、第2弾性部材5Bの両側部5
bが両レッグホール3のほぼ後半分に沿って位置し、そ
れら両側部5bだけがトップシート6とバックシート7
との間に固定されている。
【0014】図3は、前記ブリーフ1を製造する装置の
概略図を示す。前記バックシート7の素材である連続ウ
エブ27は、ガイドローラ100群と、該ウエブに対す
る幅方向緊張ローラ101とを介して、ローラ102
a,102b,102cからなる接着剤塗布部102へ
導かれる。塗布部102においては、図4(A)に示す
ように、ウエブ27の長さ方向へ所定間隔でその中央域
にホットメルト型接着剤を塗布されてウエブ27の幅方
向へやゝ長い楕円形状の接着域30aが設けられる。さ
らに、ウエブ27は、これらに対する幅方向緊張ローラ
103と、挟圧ローラ104とを介して、組み立てステ
ーション105における回転ドラム106へ導かれる。
一方、前記弾性部材5A,5Bの素材であってそれぞれ
3本の弾性糸からなる連続弾性部材25A,25Bは、
引張ローラ107で所要倍率に延伸されながら、トラバ
ース手段108,109へ導かれる。
【0015】図6および図7にはトラバース手段10
8,109の機構の概略斜視図および断面図を示す。ト
ラバース手段108,109は、挾圧ローラ104の近
傍にこれと平行に臨む支持筒110,111と、該両支
持筒に挿入されている摺動杆112,113と、該両摺
動杆のそれぞれの先端に固定されている支持片114,
115で垂設されている案内杆116,117とを含ん
でいる。摺動杆112,113はこれらの基端に連繋さ
れているカム機構(図示せず)で制御されている。案内
杆116,117は、下端の屈曲部118,119にそ
れぞれウエブ27の長さ方向軸線と直角に交差する横方
向へ離間並列する3本ずつの短管からなる糸案内保持部
118a,119aを有する。ウエブ27の長さ方向軸
線に対する糸案内保持部118a,119aの方向(角
度)は、ウエブ27に接着される弾性部材25A,25
Bの各弾性糸の離間並列を保つうえで重要であり、図示
のものは好ましい一例であり、その角度によってウエブ
27に対する各弾性糸の離間並列状態を変えることがで
きる。糸案内保持部118a,119aの各々には前記
弾性部材25A,25Bの各弾性糸が一本ずつ挿通され
る。糸案内保持部118a,119aの下端は、挟圧ロ
ーラ104の表面に近接して臨んでいる。摺動杆11
2,113は図7に示す案内杆116,117の実線位
置と鎖線位置との間の距離だけそれぞれ移動するように
前記カム機構で制御されている。この制御下における摺
動杆112,113の移動、すなわち案内杆116,1
17の移動で、糸案内保持部118a,119aに挿通
され、前記接着域30aを形成する接着剤の塗布幅より
も幅狭く弾性糸が配列してなる弾性部材25A,25B
が、図4(B)に示すように、前記接着域30a を設
けられて移動するウエブ27の該接着域のほぼ半周にそ
れぞれ沿うとともに隣接する該両接着域の間で交差しな
がらウエブ27幅方向に互いに対向するサインカーブ状
曲線、すなわち、湾曲する山部と山部または谷部と谷部
とが互いに対向する状態で該曲線を描くように、しか
も、弾性部材25A,25Bの各弾性糸が折り重なり合
ったり互いに交差しないように、配置されるようになっ
ている。
【0016】また、摺動杆112,113のウエブ27
を横切るストロークの距離または糸案内保持部118
a,119aのウエブ27を横切る移動量、それらの作
動始端と終端の位置、摺動杆112,113およびウエ
ブ27の速度の如何によって、ウエブ27における前記
弾性糸の互いの並列間隔が、たとえば、前記始端位置か
ら前記終端位置へ次第に大きくまたは互いに並列する後
記部分25aの間隔が大きくもしくは小さくなるように
設定される。
【0017】図8は、摺動杆112および案内杆116
の移動を制御して、前記弾性部材25Aが描くサインカ
ーブ状曲線の一部を変形するための機構の部分断面図、
図9は、その変形状態の平面図をそれぞれ示す。図6に
示す支持筒110の先端近傍における摺動杆112の長
さ方向に離間して規制片120,121が挿通して固定
され、規制片120,121の間の摺動杆部分と該規制
片120,121の間に架設されている摺動レール12
2とに案内杆116を支持する支持片114が摺動可能
に挿入して支持され、支持片114と規制片120との
間にコイルスプリング123が介装されている。所定位
置の不動部124からは支持片114の側面が衝接する
ストッパー125が設けられている。そうした機構が摺
動杆112に付設されていない場合には、摺動杆112
および案内杆116の移動で弾性部材25Aが円弧部分
25A’を有するサインカーブ状曲線を描くように配置
されるが、そうした機構が摺動杆112に付設されてい
る図8に示す場合には、案内杆116を支持する支持片
114がストッパー125に衝接することで、弾性部材
25Aのサインカーブ状曲線が直線部分25A”に変形
されるようになっている。直線部分25A”は支持片1
14がストッパー125に衝接することで、案内杆11
6が一時的に移動するのを停止されている位置を示す。
このような弾性部材25Aのサインカーブ状曲線をの変
形させるのは、図1に示すブリーフ1のレッグホール3
および着用者の前股部の形状に合せて着用性をよくする
ためになされている。
【0018】前述のように弾性部材25A,25Bが配
置されているウエブ27は挾圧ローラ104で挾圧され
て、該弾性部材が該ウエブに接着される。このとき、図
4(C)に示すように、接着域30aに位置していない
弾性部材25A,25B の部分25aが収縮してほぼ
直線状の形状をとる。
【0019】再び、図3において、前記トップシート6
の素材である連続ウエブ26は、ガイドローラ126
と、該ウエブに対する幅方向緊張ローラ127とを介し
て、ローラ128a,128b,128c,128dか
らなる接着剤塗布部128へ導かれる。塗布部128に
おいては、図4(D)に示すように、ウエブ26の長さ
方向へ所定間隔でその中央域にホットメルト型接着剤を
塗布されてその幅方向へやゝ長い楕円形状の接着域30
bが設けられる。この接着域30bの形状・大きさ・間
隔は前記接着域30aと実質的に同じである。同時に、
ウエブ26には、接着域30bの両側からウエブ26の
両側縁へ延びる直状の接着域31と、ウエブ26の両側
縁に沿ってその長さ方向へ連続する直状の接着域32と
が前記塗布部128でのホットメルト型接着剤の塗布で
設けられる。さらに、ウエブ26は、その幅方向緊張ロ
ーラ129を介して、回転ドラム106 とこれに対接
する挾圧ローラ130との間へ導かれる。
【0020】一方、前記弾性部材4の素材である連続弾
性部材24は、引張ローラ131で所要倍率に延伸され
ながら、図4(E)に示すように、ウエブ26の両側縁
の接着域32に沿って配置されるように導かれる。
【0021】再び、図3において、弱いサクション作用
を有する装置132の上面を移動する多孔性ベルトコン
ベア133で予め形成し互いに所定間隔を保たせられた
個々の前記コア8が組み立てステーション105へ導か
れる。コア8は、図2および図4(C)に鎖線で示すよ
うに、砂時計型に形成されていて、隣接両接着域30a
の間、すなわち、弾性部材25A,25Bで形成される
隣接両ループ部の間のウエブ27に配置される。また、
コア8が配置されたウエブ27には、前記接着域30
a,30bが合致するようにウエブ26が重ね合せられ
る。これによって、両接着域30a,30bで前記弾性
部材25A,25Bのループ部が挾み込まれるととも
に、両ウエブ26,27の両側縁で弾性部材24が挾み
込まれる。このように、ウエブ26,27の間にコア8
と弾性部材24,25A,25Bとが挾み込まれて回転
ドラム106と挟圧ローラ130との間で挾圧されなが
ら連続複合ウエブ28が形成されるとともに、ウエブ2
8内にコア8と弾性部材24,25A,25Bとが固定
される。
【0022】複合ウエブ28中のコア8は、受け台13
4 の上面を移動するベルトコンベア135と、押圧ロ
ーラ136とからなる型押部137で加圧され、ヒート
(またはソニック)シールローラ138へ導かれる。複
合ウエブ28は、図5(A)に示す隣接するコア8の間
の楕円状域21およびその両側から複合ウエブ28の各
側縁へ延びる直状部分22をヒートシールローラ138
であまり硬化させない程度にヒートシールされる。ただ
し、この工程は必ずしも必要ではない。
【0023】このように処理された複合ウエブ28はガ
イドローラ139を経てローラカッター140へ導かれ
て楕円状域21の斜線で示す中央部分21’を切除され
ることで、レッグホール用切欠23が形成される。中央
部分21’は接着域30a,30bおよびこれらに接着
した弾性部材25A,25Bで形成される環状域の内側
に位置するウエブ26,27の一部分である。
【0024】切欠23が形成された複合ウエブ28はガ
イドローラ141を経て折り畳み手段142へ導かれ
る。折り畳み手段142の構造は図示してないが、使い
捨てオムツや生理用ナプキンなどの製造装置において公
知の構造であってもよい。複合ウエブ28は、折り畳み
手段142で図5(A)に示す長さ方向中心線34に沿
って図5(B)に示すように二つに折り畳まれる。
【0025】二つに折り畳まれた複合ウエブ28は、ヒ
ート(またはソニック)シールローラ143へ導かれ、
図5(C)に示すように、ヒートシールローラ143で
隣接する個々のブリーフ1の両側の切断仮想線35の近
傍に沿って互いに離間対向する二条の帯状ヒートシール
域36を設けられることで、連続ブリーフ29に形成さ
れる。
【0026】連続ブリーフ29は、案内ローラ145を
経てローラカッター144へ導かれ、図5(C)に示す
ように、切断仮想線35に順次沿ってヒートシール域3
6において分断されることで個々のブリーフ1がえられ
る。えられた個々のブリーフ1の両側の帯状ヒートシー
ル域36は、ヒートシールされない部分よりも硬くなっ
ているが、ブリーフ1の両側に位置してない、換言する
と、その両外側縁を残して位置していることになるか
ら、硬い帯状ヒートシール36の外側縁が着用者の肌を
こすって痛めるようなことがない。こうした個々のブリ
ーフ1は、ベルトコンベア146で包装工程(図示せ
ず)へ移送される。
【0027】前記バックシート7の素材である前記連続
ウエブ27に液透過性ウエブを用い、少なくとも前記コ
ア8が該バックシートに占位する中央面域からの体液の
漏れを防止するため該中央面域を液不透過性になしたい
場合には、ウエブ27の中央面域にプラスチックフィル
ムなどの液不透過性ウエブ、好ましくは伸縮性ウエブ
を、前記弾性部材25A,25Bを配置する以前に、接
合すればよい。この場合、図3において、ウエブ27の
中央面域に圧接ローラ147と対接する塗布ローラ14
8でホットメルト型接着剤が散点状に塗布され、該中央
面域に液不透過性連続ウエブ40が接合される。したが
って、この場合における前記塗布部102による接着剤
塗布および弾性部材25A,25Bの配置はウエブ40
の一部分と前記ウエブ27の一部とになされることにな
る。前記ウエブ26,27には好ましくは縦横方向、少
なくとも横方向への伸縮性不織布が、前記コア8にはフ
ラッフパルプに超吸収性ポリマー粉末が混合されて成形
されたものが、前記弾性部材24,25A,25Bには
天然もしくは合成ゴムまたは熱処理で伸縮性を発現する
プラスチックが、それぞれ好適に用いられる。前記コア
8は製造されるブリーフの用途によっては該ブリーフに
用いられないこともある。
【0028】なお、前記レッグホール用切欠23を形成
するために前記複合ウエブ28の部分21’を切除する
工程は、図5(A)における工程にかえて図5(B)に
おける工程であってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明装置によれば、次の効果を奏す
る。 1)所望ブリーフの設計上、必要に応じて、トラバース
手段の糸案内保持部の連続ウエブを横切る方向・角度な
どを適宜設定することにより、完成ブリーフにおける弾
性糸の互いの並列間隔を、たとえば、該ブリーフの股下
中央部からその腰部位へ次第に大きくし、さらには、ト
ラバース手段の糸案内保持部の移動量を適宜設定するこ
とにより、該ブリーフにおけるほぼU字状をなす両弾性
部材の中央部を股下域において互いに近接、接触、交差
または離間させることができる。 2)各トラバース手段は連続弾性部材が連続ウエブ上で
サインカーブ状曲線を描くように進退動作させるもので
あるから、各トラバース手段の進退動作を制御する手
段、例えばカム機構のカム面はなだらかな曲線でよく、
しかも各トラバース手段の糸案内保持部は連続弾性部材
を配置すべき連続ウエブのほぼ中央域の幅方向の各半分
域で進退動作させるだけでよい。したがって、連続弾性
部材に対して、曲線から直線へまたは直線から曲線へ急
に変化したり、曲率半径の大きいものと小さいものとを
有するようになっていたりするなどのなだらかでない曲
線を描かせ、しかも連続弾性部材を配置すべき連続ウエ
ブのほぼ中央域の幅方向の全域にわったて糸案内保持部
を移動させるトラバース手段およびカム機構を有する装
置に比較して、カム機構の回転動作およびトラバース手
段の進退動作を円滑軽快にして高速化することができる
から、連続弾性部材を高速で連続ウエブ上に配置するこ
とができ、ひいては、ブリーフを高速で廉価量産するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置で製造すべき使い捨てブリーフの斜
視図。
【図2】前記ブリーフの分解斜視図。
【図3】前記ブリーフを製造するための装置の概略図。
【図4】(A)〜(E)によってブリーフの組み立て過
程を示す部分平面図。
【図5】(A)〜(C)によってブリーフの組み立て過
程を示す部分平面図。
【図6】前記装置中におけるトラバース手段の部分拡大
斜視図。
【図7】前記トラバース手段の部分断面図。
【図8】前記トラバース手段におけるトラバース変形機
構を示す断面図。
【図9】前記トラバース変形機構で変形させる弾性部材
の配置平面図。
【符号の説明】
1 ブリーフ 21’ 切除部分 23 切欠 24,25A,25B 連続弾性部材 26,27 連続ウエブ 28 連続複合ウエブ 29 連続ブリーフ 30a,30b 環状接着域 32 帯状接着域 36 ヒートシール域 108,109 トラバース手段 118a,119a 糸案内保持部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両レッグホールの弾性部材を第1および第
    2弾性部材から構成し、前記第1および第2弾性部材を
    それぞれ中央部と両側部とを有するほぼU字状に湾曲さ
    せ、前記第1および第2弾性部材の前記中央部をして前
    記両レッグホールの間を横切らせ、前記第1弾性部材の
    前記両側部を前記両レッグホールのほぼ前半分に沿っ
    て、かつ、前記第2弾性部材の前記両側部を前記両レッ
    グホールの残りのほぼ後半に沿ってそれぞれ位置させた
    使い捨てブリーフのための製造装置であって、 a)互いに離間並列する複数の第1糸案内保持部を有
    し、移動する連続ウエブのほぼ中央域の幅方向のほぼ半
    分域上で前記移動方向と交差するように進退動作し、前
    記第1糸案内保持部の各々に保持した伸長状態の各弾性
    糸からなる第1連続弾性部材を前記連続ウエブ上におい
    て前記移動方向と交差する方向へサインカーブ状曲線を
    描くように一定周期で変位湾曲させる第1トラバース手
    段と、 b)互いに離間並列する複数の第2糸案内保持部を有
    し、前記ほぼ中央域の残りのほぼ半分域上で前記移動方
    向と交差するように進退動作し、前記第2糸案内保持部
    の各々に保持した伸長状態の各弾性糸からなる第2連続
    弾性部材を前記連続ウエブ上において前記移動方向と交
    差する方向へ前記第1連続弾性部材のサインカーブ状曲
    線の変位湾曲と前記連続ウエブの幅方向に互いに対向す
    るサインカーブ状曲線を描くように一定周期で変位湾曲
    させる第2トラバース手段と、 c)前記第1および第2連続弾性部材を前記変位湾曲状
    態で前記連続ウエブ上に接着剤を介し押圧して固定する
    手段とを含む前記製造装置。
  2. 【請求項2】前記第1および第2トラバース手段を前記
    連続ウエブの移動方向に互いに離間並列して配置してあ
    る請求項1に記載の装置。
JP7013159A 1995-01-30 1995-01-30 使い捨てブリ―フの製造装置 Expired - Lifetime JP2532824B2 (ja)

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